JPH10151806A - カラー画像記録方法、カラー画像記録装置、及びカラー画像記録制御方法 - Google Patents

カラー画像記録方法、カラー画像記録装置、及びカラー画像記録制御方法

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JPH10151806A
JPH10151806A JP8311064A JP31106496A JPH10151806A JP H10151806 A JPH10151806 A JP H10151806A JP 8311064 A JP8311064 A JP 8311064A JP 31106496 A JP31106496 A JP 31106496A JP H10151806 A JPH10151806 A JP H10151806A
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正治 奈良本
Masafumi Kobayashi
雅文 小林
Norio Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも3色の記録ドットを形成するよう
にしたカラー画像記録装置において、色相縞を抑制す
る。 【解決手段】 画像記録ドットを主走査方向、副走査方
向に選択的に連結させてカギ型ドットサイクルを形成
し、そのカギ型ドット形状を連続して連結させる印字制
御を印字領域全域で行い、ドット配列に擬似的な角度を
設け、少なくとも3色の記録ドットのうち1色以上をこ
の様に構成したドットパターンで記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも3色の
記録ドットを記録媒体上に形成するカラー画像記録方
法、カラー画像記録装置、及びカラー画像記録制御方法
に関し、詳細には色相縞を抑制する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】少なくとも3色の記録ドットを記録媒体
上に形成するようにしたカラー画像記録装置としては、
溶融型カラー熱転写記録装置がある。溶融型カラー熱転
写記録装置では、イエロー(以下Yという)、マゼンタ
(以下Mという)、シアン(以下Cという)の3色、も
しくはこの3色にブラック(以下Kという)を加えた4
色の熱溶融性インクをこの順序で長手方向に塗布したイ
ンクシートを用いる。そして、このインクシートと転写
用紙とを重ね、サーマルヘッドからインクシートに熱を
加えることによりインクを溶かし、転写用紙にY、M、
C、もしくはY、M、C、Kの順に転写させる。サーマ
ルヘッドは、記録媒体の搬送と直角方向(以下主走査方
向)にライン状に配置された多数の発熱素子を備えてお
り、この発熱素子に電流を印加する時間幅を制御するこ
とにより、転写用紙に転写される記録ドットの面積を制
御し、階調表現を行うことができる。
【0003】図11に従来の溶融型カラー熱転写記録装
置により転写用紙に形成された記録ドットの配列パター
ンの一例を示す。このパターンはY、M、C、Kの4色
を主走査方向、記録媒体搬送方向(以下副走査方向)共
に300dpi(ドットピッチ=84.7μm)で形成
したものである。さらに、各ラインの記録ドットを1列
おきに副走査方向にドットピッチの1/2(=42.3
μm)だけずらすことにより、サーマルヘッドの熱を拡
散させ、良好な記録ドットが形成できるようにしてい
る。この明細書では、このように各ラインの記録ドット
を1列おきに副走査方向にずらして配置することを1ド
ット千鳥印字と呼ぶ。
【0004】図12にこのような印字パターンを実現す
る際にサーマルヘッドの通電制御スイッチに印加するパ
ルスのタイミングの一例を示す。なお、この図では図1
1に示したような印字パターンを実現するためのタイミ
ングだけでなく階調レベルも併せて示す便宜上、最大階
調を63とした場合に1列目の階調を63として2列目
以降、徐々に低階調となるようにしたので、この電流に
より形成される記録ドットの面積が図11と対応するも
のではない。
【0005】図12に示すように、奇数列目、偶数列目
ともに、10msec毎に電流の印加を開始し、階調レ
ベルに応じた時間経過後に電流の印加を停止する。そし
て、奇数列目のラインにおいて電流の印加を開始するタ
イミングと偶数列目のラインにおいて電流の印加を開始
するタイミングとの間には、5.0msecの時間差を
設けてある。このタイミングは、2.5msec毎に生
成されるタイミングパルスに同期させることで決めてい
る。なお、このタイミングパルスは、転写用紙を搬送す
るためのステップモータを駆動するタイミングにも同期
している。また、ここで300dpi,10msec毎
に全ての列に共通に記載した垂直の破線は印字開始タイ
ミングから等間隔に引いた基準線である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11に示したよう
に、副走査方向の解像度が300dpiの場合には、記
録ドットは副走査方向に84.7μmの間隔で正確に配
列することが理想である。しかし、インクシート及び転
写用紙をモーターを使用してメカニカルに搬送している
限り、1枚1枚の転写用紙毎の全記録領域にわたって記
録ドットの位置を1μmのずれもなく配列することは、
現在のところきわめて困難である。したがって、正規の
位置から副走査方向にある程度(数μm〜数十μm)の
ずれが発生することは、実際上避けられない。しかも、
そのずれは一般的に副走査方向のある程度の幅(数mm
〜数十mm)をもって各色、各印字においてランダムに
発生する。図13はCがYとMに対して相対的にずれて
いる部分が存在する場合の記録ドットの配列パターンの
一例を示している。
【0007】このように記録ドットが相対的にずれた場
合には、Y、M、Cの各々について50%の階調で印字
を行っても、転写用紙上の色は均一な中間調グレーには
ならない。その理由は任意の色の記録ドットが他の色の
記録ドットに対して副走査方向に相対的にずれることに
より、見た目の色相が変化してしまい、結果として色相
縞(色モアレともいわれている)が発生するからであ
る。さらに、転写用紙上にインクが直接転写される場合
と他色のインクの上にインクがのる場合との転写性(エ
ネルギーに対する濃度)が異なることも色相縞の発生を
助長している。本発明はこのような実情に鑑みてなされ
たものであって、少なくとも3色の記録ドットを形成す
るようにしたカラー画像記録装置において、効果的に色
相縞を抑制することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカラー画像
記録方法及び装置は、少なくとも3色の記録ドットを記
録媒体上に形成するカラー画像記録方法及び装置であっ
て、記録ドットの形成にあたり、それぞれの画像パター
ン形成ドットは各々印字階調に合わせたドット径制御を
行いながら、主走査方向の1つの画像形成ドットに注目
して説明すると、その画像形成ドットを副走査方向にL
回連続で形成し、L回目の画像ドット形成時に主走査方
向の隣接する左右何れかの方向のM個の画像形成ドット
を同時に形成し、更にM番目の画像形成ドットにおいて
副走査方向にN回連続で画像形成ドットを形成し、さら
にN回目の画像ドット形成時に主走査方向の隣接する左
右何れかの方向で該印字列と同じ方向の隣接するP個の
ドットを同時に形成する事を1サイクルとして画像パタ
ーンを形成し、画像形成を行う事を特徴とするものであ
る。
【0009】本発明は以上の様に形成された画像パター
ンによれば、画像パターンを構成する各印字ドットは各
々の階調データに適合したドット径を保ちながら、全体
的なドット配列には画像全体に対して一定の角度を有す
る事になる。この角度は前記画像記録ドット数値L,
M,N,Pの設定により適宜設定可能となるが、印字を
構成するY,M,CもしくはY,M,C,K各色におい
て各々L,M,N,P数値の組み合わせを変更する事
で、各色のドット配列角度は相対的に差が生じ、印刷に
おけるスクリーン角度を色毎に変える事と同じ効果が得
られ、色相縞が解消できる。
【0010】また、画像を構成する1色のドット配列の
み前記パターンとして、他の一色の記録ドットは通常の
千鳥印字の記録ドットに対して奇数ライン又は偶数ライ
ンのどちらか一方の記録ドットを他方の記録ドットに近
づけた位置に形成し、その他の色の記録ドットは前記一
色及び他の一色の記録ドットと異なるように形成するこ
とを特徴とするものである。ここで、通常の千鳥印字と
は各ラインの記録ドットを所定の規則をもって副走査方
向に所定の距離だけ周期的にずらし、なおかつ各ライン
の間隔、すなわち隣接するラインの間の各列毎の記録ド
ットの間隔を一定にしたものである。例えば図11に示
した1ドット千鳥印字の場合、各ラインの記録ドットを
1列おきに副走査方向にドットピッチの1/2(=4
2.3μm)だけずらし、なおかつ各ラインの間隔は8
4.7μmの一定値になっている。そして、本発明で意
味する通常の千鳥印字とは、図11のパターンを以下の
ように変形したパターン及びそれらを組み合わせたパタ
ーンを含む。まず、副走査方向にずらす距離をドットピ
ッチの1/2以外の値、例えば1/4にする。
【0011】本発明によれば、一色と他の一色及び通常
の千鳥印字を含むその他の色との間では、各色の記録ド
ットがランダムなずれを有しているので、色相縞の発生
が抑制される。また、本発明によれば、他の一色の記録
ドットは通常の千鳥印字の記録ドットに対して奇数ライ
ン又は偶数ラインのどちらか一方の記録ドットが他方の
記録ドットに近づいた位置に形成されるので、その他の
色の記録ドットと同じ形状で重なる可能性は殆どない。
つまり、相対的なずれにより元々重なっている部分が重
ならなくなり、その近傍の元々重なっていない部分が重
なるようになること、逆に元々重なっていない部分が重
なり、その近傍の元々重なっている部分が重ならなくな
ること、また元々小さい重なりが大きく重なっても、そ
の近傍の元々大きく重なっている部分が小さくなること
で、マクロ的(見た目)の色相変化が抑制される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1に本発明を適
用した溶融型カラー熱転写記録方法により転写用紙上に
形成された記録ドットのドット形状の一例を示す。この
形状はY,M,CもしくはY,M,C,Kの印字色のう
ちの何れか一色を、本発明の方法により印字全域を全て
同じ印字濃度(最大濃度の80%)で印字した場合の形
状で、画像記録ドットの数値L,M,N,Pにより決定
される形状の一例である。また、図2は図1のドット形
状が構成されるまでの印字濃度によるドット形状の変化
を示した図である。
【0013】図2により本発明のドット形状構成方法を
説明する。図2の形状はL=5、M=P=2、N=3
(もしくはL=3、M=P=2、N=5)とした時の1
サイクル分の隣接する2組のドット形状の変化を示して
おり、図2のサイクルを繰り返す事により図1の形状が
得られる。図2の格子縦ラインはサーマルヘッドの発熱
抵抗体の配列に起因し、実施例では300dpiのサー
マルヘッドを使用するため300dpi間隔のドット形
成位置を表している。また格子横ラインは記録媒体搬送
の分解能と同期させ300dpiを4分割した1200
dpi間隔の格子である。この1200dpi間隔の格
子をサブラインと呼ぶことにする。つまり画像構成にお
ける1画素(300dpi×300dpi)を副走査方
向に4分割してドットを配置するドット配置位置を表し
ている。更に図3は図2のドット配列を構成するための
制御パルス形状を表している。図3では波形の実線部分
が図2の形状と対応しており、図2(1)のドットa〜
rは図3のパルスa〜rにより形成される。また、図3
では隣接した1サイクル分の波形を示しているが、実際
には波形の繰り返しで図1の連続したドット形状が実現
される。いま、基本印字速度10msで4分割した時、
サーマルヘッドの熱印加とインク転写特性の関係から実
験的に次の特徴が得られている。
【0014】1.主走査方向で隣接するドットを同時に
形成すると、同時に形成されたインクはインク形状が大
きくなるにつれて互いに接触、さらには結合するが、印
加パルスのタイミングがずれて同時にエネルギが印加さ
れない時にはインク形状が大きくなっても隣接ドットは
接触しない。
【0015】2.副走査方向に連続にドットを形成する
と、ドット配置間隔が3サブライン以内であれば、イン
ク形状が大きくなるにつれて互いに接触、さらには結合
するが、それ以上間隔が開くとインク形状が大きくなっ
ても連続ドットは接触しない。
【0016】以上の特徴に基づいて図2のドット形状の
構成を説明する。図2(1)は階調数が0から63まで
変化する内の4階調目のドット配列で、副走査方向の各
ライン毎に時間順にドット形成方法を説明すると、まず
主走査方向の隣接する1列目と2列目に印字エネルギを
印加しそれぞれドットaとbを印字する。次に2サブラ
イン(600dpi)だけ記録媒体を搬送し更に隣接す
る3列目と4列目にエネルギを印加してドットjとkを
形成する。次に1サブライン(1200dpi)だけ記
録媒体を搬送した後、2列目にエネルギを印加してドッ
トcを形成する。以降同様にl、dとe、m、f、n、
g、oとp、h,q、i、rの順番でドットが形成され
る。もちろん、6列目以降もこのパターンと同様に形成
される。
【0017】図2(2)、図2(3)、図2(4)はそ
れぞれ20、40、60の印字階調での形成されたドッ
ト形状を示しているが、この様にドット形状が大きくな
るにつれて、前記特徴1および2を利用してドットのつ
ながりが制御される。つまりaとb、jとk、dとe、
oとpは主走査方向に隣接する同時にエネルギが印加さ
れるドットであるため、特徴1によりそれぞれ階調が大
きくなると結合する。また、bとcとd、eとfとgと
hとi、kとlとmとnとo、pとqとrはそれぞれ連
続するドットで、間隔が3サブライン以内なので特徴2
によりよりそれぞれ階調が大きくなると結合する。しか
し、例えばcとj、fとmなどは同一画素内で隣接する
ドットであるが印字サブラインが異なるため図3に示す
ように、印加エネルギもずれているのでドットは結合し
ないで結果的に図の様な形状となる。この明細書ではこ
のような形状の印字をカギ型印字と呼ぶ。
【0018】図2では説明のため全てのドットを同じ階
調で形成しているが、実際の画像印字ではそれぞれのド
ットがそれぞれの画素に応じた階調で印字され、マクロ
的にドット配列に疑似的な角度を有したパターンで印字
が行われる。また、通常は1画素を1ドットで構成する
が、例えばドットbとc、fとgの様に連続ドットを結
合させるために1画素を2ドットで構成するドットが存
在する事が特徴的である。この場合、図2では同じ階調
ドットで表しているが、実際には対応画素濃度レベルの
半分の濃度で2ドット形成する方法や、ドット配置中央
に対する距離の重みづけによって濃度配分に重みづけを
する方法、更には1画素を配置するドット位置が各画素
毎に異なる事まで考慮し、全てのドットを理想的ドット
配置位置からの距離で重みづけして周辺画素との対比で
ドット印字階調を決定する方法が用いられる。
【0019】本実施例では以上のように構成されたドッ
ト形状によりYの印字を行っている。また、同様にM、
C、(K)も同様なドット形状にて印字パターンを構成
する。図4は本実施例におけるMとCのドット配列を示
した図で、図4(1)はL=3、M=P=−3、N=3
として構成したMパターンを、また図4(2)はL=
4、M=P=2、N=3として構成したCパターンであ
り、それぞれの数値は独立して制御する事が可能であ
る。
【0020】図5は以上の様に決定されたドット配列パ
ターンをもつY、M、C画像を重ねた時の状態を示して
いる。図5におけるY、M、Cインクはインクが重なる
部分と重ならない部分がランダムに配置されるため、メ
カ的な要因等で各色のドット配置位置がミクロ的にずれ
ても、その周辺でずれを補間するずれが生じるため、マ
クロ的には色モアレの発生を防止できる。
【0021】実施例ではY、M、C3色の場合を示した
が、Kインクが使用される場合には同様なドット形成パ
ターンを採用しても良いし、従来例のままのドット配列
でも問題ない。次に図6に基づいて別の実施例を説明す
る。図6の実施例におけるYインクのドット形状パター
ン自体は前記実施例と同じであるが、他の色のパターン
に別の方法を用いている。図6においてMとKは従来例
に示したパターンと同じ配列をもっている。つまり、M
とKのパターンは主走査方向、副走査方向の解像度がと
もに300dpiに設定して通常の1ドット千鳥印字を
行ったものである。
【0022】さらに、Cは通常の千鳥印字に対して奇数
ライン又は偶数ラインの記録ドットを形成するために発
熱素子に電流を印加するタイミングをずらすことによ
り、通常の千鳥印字の記録ドットに対して奇数ライン又
は偶数ラインのどちらか一方の記録ドットを他方の記録
ドットに近づけた位置に形成している。つまり、通常の
1ドット千鳥印字の場合には、例えば従来例に示したよ
うに奇数ラインの記録ドットと偶数ラインの記録ドット
の副走査方向の間隔は、どの2ラインの間でも各列毎に
見ると等間隔(300dpiの場合は84.7μm)で
あるのに対し、本発明では、電流が印加される時間間隔
が短くなった2ラインについては84.7μmより短く
なる。そして、電流が印加される時間間隔が短くなった
2ラインの記録ドットについては、Yパターンと同様に
低階調時には2ラインの記録ドットが分離しているが、
高階調になると2ラインの記録ドットが結合する。図6
は2ラインの記録ドットが結合した場合を示している。
このパターンはYパターン構成において、L=2、M=
1、N=0とした場合に相当するが、連続接続ドットは
2であるから、副走査方向の連続する2つの画素を一組
としてサブライン上の印字位置を決定する方法で実現で
きるため、1画素を2ドットで構成する画素が存在しな
い事がYと異なる部分である。この明細書では、奇数ラ
イン又は偶数ラインのどちらか一方の記録ドットを他方
の記録ドットに近づけた位置に形成することをカプセル
印字と呼ぶ。図6における3色グレーパターンはそれぞ
れ以上の様に構成されたY、M、Cインクを重ねたもの
で、インクが重なる部分と重ならない部分がランダムに
配置されるため、メカ的な要因等で各色のドット配置位
置がミクロ的にずれても、その周辺でずれを補間するず
れが生じるため、マクロ的には色モアレの発生を防止で
きる。
【0023】次に、前述したような記録ドットの配列パ
ターンを得るための手段について説明する。図7に本発
明に使用する溶融型カラー熱転写記録装置の要部の概略
構成を示す。サーマルヘッド1には多数(例えば、36
48個)の発熱抵抗体2が主走査方向に一列に配置され
ている。各発熱抵抗体は例えば主走査方向に68μm、
副走査方向に80μmのサイズを持っている。そして、
この発熱抵抗体2がプラテンローラ10と対向するよう
に配置される。また、サーマルヘッド1は図示しない駆
動機構によりインクシート3を押圧する位置(図7はこ
の位置を示す)と押圧しない位置との間をアップ/ダウ
ンするように構成されている。
【0024】プラテンローラ10と一対の紙送りローラ
11、12は、図示しないコントローラにより制御され
るステッピングモータ23によりライン毎に副走査方向
の正逆回転が可能であり、記録媒体である熱転写記録用
紙24を搬送する。プラテンローラ10の手前にはプラ
テンローラ10に給紙するための一対の給紙ローラ2
5、26及び、図示しない紙ガイドが配置されている。
また、紙送りローラ11、12の先には一対の排紙ロー
ラ13、14、及び図示しない排紙ガイドが配置されて
いる。給紙ローラ25、26、排紙ローラ13、14は
共に図示しないコントローラにより制御されるステッピ
ングモータ23により副走査方向に回転が可能であり、
熱転写記録用紙24を搬送する。
【0025】さらに、インクシート供給ローラ15及び
インクシート巻き取りローラ16が設けられている。イ
ンクシート巻き取りローラ16は、図示しないコントロ
ーラにより制御されるDCモータ22により回転可能で
ある。また、サーマルヘッド1のインクシート巻き取り
ローラ16側の端には、熱転写後のインクシート3と転
写用紙25とを安定に引き剥がすためのピールプレート
19が配置されている。さらに、インクシート3が巻き
取られることにより巻き取り側の径の大きさが変化して
もピール角度が変化しないようにするために、ピールプ
レート19とインクシート巻き取りローラ16との間に
インクシートガイドローラ21を配置している。そし
て、インクシートガイドローラ21の近くにはインクシ
ートセンサー20が配置されている。
【0026】インクシート3は、図8に示すようにPE
T(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等から構成
されるベース層3Aの上に顔料を含んだワックスを主原
料とした熱溶融性インクのインク層3Bが、Y、M、
C、Kの順に1画面毎に塗布されている。インクシート
3はインクシート巻き取りローラ16を回転させること
により、サーマルヘッド1と対向する部分の色をY、
M、C、Kの順に切り換えることができる。そして、各
色のインク層の近くには、インクシートセンサー20が
インク層の色を識別するための図示しないパターンが付
与されている。
【0027】図9はサーマルヘッド駆動制御部の構成を
示すブロック図である。サーマルヘッドの発熱抵抗体2
にはトランジスタ31で構成されたスイッチング素子と
サーマルヘッド用電源32とが直列接続されており、こ
のトランジスタ31がオン状態の時にサーマルヘッド用
電源32から発熱抵抗体2に通電される。
【0028】画像信号インターフェース部44は、図示
しないホストコンピュータからポストスクリプト等で記
述された画像データを受け取り、主走査方向×副走査方
向が300dpi×300dpiの解像度で最大364
8ドット×5400ドット、各ドットが6ビットの階調
を有する画像データをY、M、C、Kの面順次でフレー
ムメモリ43に送出する。
【0029】フレームメモリ43は格納した画像データ
を色毎に予め定められたライン数ずつ読み出して解像度
変換部42へ送る。解像度変換部42は、副走査方向の
解像度を画像データの色に応じて所定の解像度に変換す
る。実施例では、印字ドットの対応画素濃度レベルに応
じた印字ドットの分割と配置中央に対する距離の重みづ
けによって濃度配分に重みづけをする方法、更には1画
素を配置するドット位置が各画素毎に異なる事まで考慮
し、全てのドットを理想的ドット配置位置からの距離で
重みづけして周辺画素との対比でドット印字階調を決定
する処理を行う。
【0030】ディザ処理部41では64階調を有する画
像データに対して2×2のディザマトリックスを重ねる
ことにより、見かけ上各色256階調の画像データを得
る。マスク処理部40では印字するデータに応じて図1
0に示すマスクパターンのどれかを選択し、画像データ
にマスク処理を施す。ラインメモリ37は例えば4ライ
ン分の記憶が可能であり、1ラインのデータを用いる毎
に1ラインのデータを新たに格納する。つまり、解像度
変換部42で副走査方向のライン数を増加させ、その増
加したライン数のドットをマスク処理部40で選択する
ことにより、副走査方向のドット形成タイミングを設定
している。
【0031】ヒートデータ発生部38はラインメモリ3
7内のデータを参照し、各ドットの階調が1以上である
か1未満であるかを判断し、1以上であれば“1”のヒ
ートデータを1未満であれば“0”のヒートデータを発
生する。そして、1ラインの全ドットについてヒートデ
ータを発生し、シフトレジスタ34にシリアルに送る。
シフトレジスタ34に書き込まれた1ライン分のヒート
データは、ストローブパルス発生部36が発生するスト
ローブパルスの階調1の部分に同期してラッチ33にパ
ラレルに書き込まれる。アンド素子35はストローブパ
ルスの階調1の部分がハイレベルであり、かつラッチ3
3に保持されているヒートデータが“1”の期間にはト
ランジスタ31をオンにするので、この期間サーマルヘ
ッド用電源32から発熱抵抗体2に通電される。この処
理を階調1から63にわたって実行することにより、1
ラインの画像データの印字が終了する。
【0032】このようにして1ラインの画像データの印
字が終了した後、同様にして全ラインの印字を行うこと
により、1枚の画像の1色の印字が終了する。そして、
さらに面順次で4色の印字を行うことにより、1枚のカ
ラー画像の記録が終了する。以上説明したサーマルヘッ
ド駆動制御部は制御部39によりシーケンス制御され
る。
【0033】次に前述した溶融型カラー熱転写記録装置
の動作を説明する。図9において、図示しないホストコ
ンピュータは印字動作開始の指示を与える信号を熱転写
記録装置に送り、熱転写記録装置が印字動作を開始する
と共に図示しないホストコンピュータから送出した画像
データ信号は画像信号インターフェース部44を介して
フレームメモリ43に格納される。
【0034】ここでいうホストコンピュータから画像信
号インターフェース部44へ送られてくる画像データは
ディジタル信号であり、1色につき8ビット幅である
が、本発明の適用においてはこの限りではない。ホスト
コンピュータから熱転写記録装置に送られる画像信号は
RGB画像の場合もあるし、C、M、Y、K4色の画像
データからなるCMYK画像の場合もあるし、解像度が
300dpi以外の場合もあるので、画像信号インター
フェース部44では送られてきた画像がRGB画像の場
合はCMYK画像に変換し、解像度が300dpi以外
の場合は拡大縮小機能を用いて300dpiの画像に変
換してからフレームメモリ43に書き込む。つまり画像
信号インターフェース部44からフレームメモリ43に
書き込まれる画像データ信号はCMYKデータであり当
然ディジタル信号である。
【0035】図7においては、画像データの転送と並行
して給紙ローラ25,26が回転することにより図示し
ない給紙ガイドに配置された熱転写記録用紙24を装置
内に1枚引き込む。熱転写記録用紙24が紙送りローラ
11,12の位置まで搬送された時点で以降の搬送は紙
送りローラ11,12が主体となって行う。熱転写記録
用紙24の印字開始ラインより10ライン程度手前の部
分がサーマルヘッド1の発熱抵抗体2の下まで搬送され
たところで搬送は一旦停止する。次にインクシート巻き
取りローラ16が回転することによりインクシート3が
巻き取られる。インクシートセンサー20がインクシー
ト3上のYのインク層を検出した段階でインクシートの
巻き取りは一旦停止し、サーマルヘッド1がダウンし、
熱転写記録用紙24の印字開始ライン部とインクシート
3が発熱抵抗体2とプラテンローラ10の間に狭まれ、
コントローラからの印字開始指示を待つ。
【0036】図9において、印字する1画面分のYの画
像データのフレームメモリ43への格納が完了すると、
解像度変換部42はフレームメモリ43から1〜数ライ
ンずつ画像データを受けとり、1画素を1ないし2ドッ
トで印字するための解像度処理を施した後、ディザ処理
部41へ送る。ディザ処理部41では、6ビットの画像
データに対して2×2のディザマトリックスを用いて見
かけ上256階調を有する画像データとし、この画像デ
ータを受け取ったマスク処理部40では、印字するドッ
トのパターンに応じたマスクパターンを用いてマスク処
理を施した画像データをラインメモリ37に送る。実施
例のYの場合のマスクパターンを図10に示す。図10
のマトリクスの縦ラインは主走査方向のドットに対応
し、横方向は副走査方向の1画素を4分割しサブライン
化したものであるから印字を構成する6×6画素(主走
査方向×副走査方向)をドット配置パターン6×24に
変換してマスクし、ドット配置位置を規定する。図10
では1色の記録ドットを、主走査方向に隣り合う2つの
列において同じサブラインに印字して第一の記録ドット
群を周期的に形成し、該第一の記録ドット群を形成する
1つの記録ドットに対して同じ列で、少なくとも1サブ
ライン離れた位置に形成される第一の近傍ドットを形成
し、主走査方向に隣り合う2つの列において前記第一の
近傍ドットと同じサブラインに第二の記録ドット群を周
期的に形成し、かつ該第二の記録ドット群を形成する1
つの記録ドットに対して同じ列に、前記第一の記録ドッ
ト群と同じサブラインに印字される第二の近傍ドットを
形成し、前記第一の記録ドット群と前記第一の近傍ドッ
トから構成される第一のカギ型ドットと、前記第二の記
録ドット群と前記第二の近傍ドットから構成される第二
のカギ型ドットとの間の列において、前記第一の記録ド
ット群と前記第一の近傍ドットの間のサブラインに記録
ドットを形成する事で、隣接するカギ型ドットパターン
同士が接続しない様にドットを配置したもので、このマ
スクパターンの変更によりカギ型パターンの制御を行う
事が可能となる。
【0037】ヒートデータ発生部38はラインメモリ3
7に格納されている1ラインのすべての画素について階
調毎に2値化してシフトレジスタ34へ転送する。ヒー
トデータ発生部38の具体的な処理としては、ラインメ
モリ37に格納されている画像データの階調レベルに対
して、まず階調1以上の画素部分を“1”、それ以外は
“0”としてシフトレジスタ34へ転送する。
【0038】シフトレジスタ34は発熱抵抗体2と同数
(例3648)のドット分あり、シフトレジスタ34へ
の転送が完了した段階でヒートデータはラッチ33にパ
ラレルにラッチされる。そして、ラッチされた時点でヒ
ートデータ発生部38はYの1ライン目に関して階調2
以上の画素部分を“1”して同様にシフトレジスタ34
への転送を開始する。この時点で印字準備は完了したの
で紙送りローラ11,12及びプラテンローラ10は熱
転写記録用紙24の搬送を開始すると共に、インクシー
ト巻き取りローラ16はインクシート3の巻き取りを開
始し、これらの開始に同期してストローブパルス発生部
36ストローブ信号をYの最終ラインまで繰り返し発生
する。
【0039】階調1に対するストローブパルスが1の
間、ラッチ33の出力(階調1におけるヒートデータ)
が1である発熱抵抗体2のトランジスタ31のベースが
ハイレベルとなり、発熱抵抗体2が通電し熱を発するこ
とでインクを熱転写記録用紙24に転写する。階調1に
おけるストローブ信号が終了するまでに、ヒートデータ
発生部38においてはYの1ライン目の階調データに対
して階調2以上の画素部分を“1”としたヒートデータ
をシフトレジスタ34へ転送し、階調1のストローブ信
号が終了した時点でラッチする。そして、ラッチが終了
すると共にストローブパルス発生部36は階調2に対応
する時間だけストローブパルスを発生し、その間ラッチ
33の出力(階調2におけるヒートデータ)が1である
発熱抵抗体2のトランジスタ31のベースが階調1の場
合に引き続きハイレベルとなり発熱抵抗体2が通電し続
けて熱を発することでインクをさらに熱転写記録用紙2
4に転写する。
【0040】以下これらの動作がラインメモリ37に格
納されているYの1ライン目に相当するデータに対して
階調3,4,5,・・・,61,62,63の順番で繰
り返し実行される。このようにしてYの1ライン目の印
字が終了するとフレームメモリ43から次のラインの印
字に必要な変換前のデータが読み出され、解像度変換部
42、ディザ処理部41、及びマスク処理部40を経て
ラインメモリ37に2ライン目のデータが格納される。
ヒートデータ発生部38はラインメモリ37内のYの2
ライン目の階調データを読み出し、2ライン目すべての
画素において1ライン目と同じように階調毎に2値化し
てシフトレジスタ34へシリアルデータとして転送す
る。Yの2ライン目における階調1のヒートデータがラ
ッチされ、Yの1ライン目の印字開始から時間にして
2.5msec、熱転写記録用紙24の搬送距離が2
1.2μm搬送されるとYの2ライン目の階調1のスト
ローブパルスにより発熱抵抗体2は通電し、インクを転
写する。以後、1ライン目と同様に階調レベルが2,
3,4,5,・・・,61,62,63の順番で繰り返
し実行される。
【0041】このようにしてYの最終ラインの印字が完
了し、熱転写記録用紙24の最終ライン部がピールされ
るとサーマルヘッド1はアップの状態になると共にイン
クシート巻き取りローラ16は回転を停止する。次に紙
送りローラ11,12及びプラテンローラ10が逆回転
する事により熱転写記録用紙24は印字開始ラインより
10ライン程度手前の部分が発熱抵抗体2とプラテンロ
ーラ10に狭まれた記録部まで戻される。また、同時に
インクシート巻き取りローラ16が回転することにより
インクシートセンサー20がインクシート3上のMのイ
ンク層を検出するまでインクシート3が送られる。
【0042】そして、Mのインク層が検出された時点で
インクシート巻き取りは一旦停止し、サーマルヘッド1
は図7に示す位置にダウンし、図示しないコントローラ
からのMの画像データの印字開始指令を待つ。Mの画像
データの印字のシーケンスは基本的にはこれまで説明し
たYの画像データと同じで、先の実施例では図10のマ
スクパターンが異なるのみであり、Yと同様にMの最終
ラインの印字が完了し、熱転写記録用紙24の最終ライ
ン部がピールされるとサーマルヘッド1はアップの状態
になると共にインクシート巻き取りローラ16は回転を
停止する。次に紙送りローラ11,12及びプラテンロ
ーラ10が逆回転する事により熱転写記録用紙24は印
字開始ラインより10ライン程度手前の部分が発熱抵抗
体2とプラテンローラ10に狭まれた記録部まで戻され
る。また、同時にインクシート巻き取りローラ16が回
転することによりインクシートセンサー20がインクシ
ート3上のCのインク層を検出するまでインクシート3
が送られる。
【0043】またそれ以降のC、Kの印字においても基
本的に同じ動作が繰り返され、サーマルヘッド1はアッ
プの状態になると共にインクシート巻き取りローラ16
は回転を停止する。次に排紙ローラ13,14と紙送り
ローラ11,12が回転することにより、転写用紙25
は装置外に排出され、1枚のカラー画像の記録が終了す
る。
【0044】更に第2の実施例ではMとKは通常の1ド
ット千鳥印字であるから、副走査方向に300dpiで
記録する。したがって、M印字では解像度変換部42は
300dpiから600dpiに変換する処理を行い、
マスク処理部40は従来の千鳥マスクパターンを用い
る。時間にして5msec、熱転写記録用紙24の搬送
距離にして42.3μm毎にMの画像データを1ライン
ずつ印字し、2ライン毎の画像データにより図6に示し
たような300dpiの1ラインの記録ドットを形成す
る。前述したように、この記録ドットは通常の1ドット
千鳥印字である。この300dpiの通常の1ドット千
鳥印字を最終ラインまで実行し、最終ライン部がピール
されるとサーマルヘッド1はアップの状態になると共に
インクシート巻き取りローラ16は回転を停止する。次
に紙送りローラ11,12及びプラテンローラ10が逆
回転することにより熱転写記録用紙24は印字開始ライ
ンより10ライン程度手前の部分が発熱抵抗体2とプラ
テンローラ10に狭まれた記録部まで戻される。また、
同時にインクシート巻き取りローラ16が回転すること
によりインクシートセンサー20がインクシート3上の
Cのインク層を検出するまでインクシート3が送られ
る。
【0045】そして、Cのインク層が検出された時点で
インクシート3の巻き取りは一旦停止し、サーマルヘッ
ド1は図7に示す位置にダウンし、図示しないコントロ
ーラからのCの画像データの印字開始指令を待つ。Cの
画像データの印字のシーケンスも基本的にはこれまで説
明したY及びMの画像データと同じであるがマスク処理
部では、図示しないマスクパターンにて1×2画素(主
走査方向×副走査方向)を1×8のドット配列パターン
に置き換える制御が行われる。またそれ以降のKの印字
はMと同じ動作が繰り返され、サーマルヘッド1はアッ
プの状態になると共にインクシート巻き取りローラ16
は回転を停止する。次に排紙ローラ13,14と紙送り
ローラ11,12が回転することにより、転写用紙25
は装置外に排出され、1枚のカラー画像の記録が終了す
る。
【0046】以上述べた実施例においては、Y、M、
C、(K)の印字パターンがカギ型の例、及び、Yの印
字がカギ型、M、(K)の印字が通常の千鳥印字、Cの
印字がカプセル印字の例であったが、本発明はこれに限
定されない。すなわち、印字の色と印字パターンの組み
合わせは上記の例に限定されない。例えば、カギ型の印
字パターンがMであってもよい。さらに、少なくともど
れか1色がカギ型パターンで印字され、他の色の少なく
とも1色が異なるカギ型パターンか、または異なる別の
パターンで印字されれば本発明の効果を得ることができ
る。
【0047】さらに、上記の説明では、インクシートの
色の配列順序をY、M、C、(K)としたが、本発明は
これに限定されない。本発明は種々の色配列パターンを
持つインクシートを用いるカラー画像記録装置において
適用可能である。また、前記実施の形態は溶融型カラー
熱転写プリンタに関するものであったが、本発明は昇華
型カラー熱転写プリンタ、TA(サーモオートクロー
ム)プリンタ、カラーレーザープリンタ、及びカラーイ
ンクジェットプリンタにも適用できる。さらに、前記実
施の形態はラインプリンタに関するものであったが、本
発明はシリアルプリンタにも適用できる。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、少なくとも3色の記録ドットを形成するようにし
たカラー画像記録装置において、効果的に色相縞を抑制
することができる。本発明の効果は、特に記録ドットの
面積により階調表現を行う際に顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカラー画像記録方法により形
成された画像記録ドットの配列パターンの一例を示す図
である。
【図2】本発明を適用したカラー画像記録方法により形
成された画像記録ドットの配列パターンの階調レベルの
変化に対する画像記録ドットの形状の変化の一例を示す
図である。
【図3】画像記録ドットを形成する際にトランジスタに
印加するパルスの一例を示す図である。
【図4】本発明を適用したカラー画像記録方法により形
成されたM、Cの2色の画像記録ドットについて、その
配列パターンの一例を示す図である。
【図5】本発明を適用したカラー画像記録方法により形
成された画像記録ドットの配列パターンにおいてY、
M、Cの3色のインクを重ねたパターン一例を示す図で
ある。
【図6】本発明を適用したカラー画像記録方法により形
成された記録ドットの配列パターンの他の一例を示す図
である。
【図7】本発明の溶融型カラー熱転写記録装置の要部の
概略構成を示す図である。
【図8】インクシートの構成を示す図である。
【図9】本発明の溶融型カラー熱転写記録装置のサーマ
ルヘッド駆動制御部の構成を示すブロック図である。
【図10】図9のマスク処理部で用いるマスクパターン
を示す図である。
【図11】従来の溶融型カラー熱転写記録装置により転
写用紙に形成された記録ドットの配列パターンの一例を
示す図である。
【図12】千鳥印字を実現する際にサーマルヘッドの通
電制御スイッチに印加するパルスのタイミングの一例を
示す図である。
【図13】CがYとMに対して相対的にずれている部分
が存在する場合の記録ドットの配列パターンの一例を示
す図である。
【符号の説明】 1 サーマルヘッド 2 発熱抵抗体 3 インクシート 10 プラテンローラ 11,12 紙送りローラ 15 インクシート供給ローラ 16 インクシート巻き取りローラ 20 インクシートセンサ 31 トランジスタ 32 サーマルヘッド用電源 36 ストローブパルス発生部 38 ヒートデータ発生部 44 画像信号インターフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 雅文 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコー電子機器株式会社内 (72)発明者 高橋 典雄 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコー電子機器株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3色の記録ドットを記録媒体
    上に形成するカラー画像記録方法であって、 少なくとも1色の画像を形成するドット形成パターン
    は、1つの画像記録ドットに関して記録媒体の搬送方向
    に画像記録ドットをL回連続で形成し、L回目の画像ド
    ット形成時に記録媒体の搬送方向と直角方向の隣接する
    左右何れかの方向にM個の画像記録ドットを同時に形成
    し、更にM番目の画像記録ドットにおいて記録媒体の搬
    送方向にN回連続で画像記録ドットを形成し、さらにN
    回目の画像記録ドット形成時に記録媒体の搬送方向と直
    角方向の隣接する左右何れかの方向のうち前記M個の画
    像記録ドットを形成した方向と同じ方向の隣接するP個
    の画像記録ドットを同時に形成する事を1サイクルとし
    て画像記録ドットを形成しカギ型の画像記録ドット群と
    し、このカギ型の画像記録ドット群サイクルを繰り返し
    て階段状画像記録ドット列を形成し、さらにこの階段状
    画像記録ドット列を、記録媒体の搬送方向と直角方向お
    よび記録媒体の搬送方向にずらしながら印字領域全体に
    画像記録ドットを形成することによって、画像を形成す
    る事を特徴とするカラー画像記録方法。
  2. 【請求項2】 前記記録ドットは発熱素子が発生する熱
    により、インクシート上の熱溶融性インクを前記記録媒
    体に転写して形成するものである請求項1に記載のカラ
    ー画像記録方法。
  3. 【請求項3】 前記記録ドット形成パターンにおける画
    像記録ドットの数値L,M,N,Pはそれぞれ2以上の
    整数である請求項1または2に記載のカラー画像記録方
    法。
  4. 【請求項4】 前記カラー画像記録方法において、記録
    媒体搬送方向と直角方向の印字記録の印字記録の1ライ
    ンを記録媒体搬送方向に所定の数に分割し、サブライン
    とし、記録媒体搬送方向の1画素形成ピッチ中に形成さ
    れる画像記録ドットが1ドットまたは2ドットで1画素
    を形成する請求項1、2、3いずれか記載のカラー画像
    記録方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも3色の記録ドットを記録媒体
    上に形成するカラー画像記録方法であって、 各画像形成色それぞれにおいて、画像を形成するドット
    形成パターンは、1つの画像記録ドットに関して、記録
    媒体の搬送方向に画像記録ドットをL回連続で形成し、
    L回目の画像記録ドット形成時に記録媒体の搬送方向と
    直角方向の隣接する左右何れかの方向にM個の画像記録
    ドットを同時に形成し、更にM番目の画像記録ドットに
    おいて記録媒体の搬送方向にN回連続で画像記録ドット
    を形成し、さらにN回目の画像記録ドット形成時に記録
    媒体の搬送方向と直角方向の隣接する左右何れかの方向
    のうち前記M個の画像記録ドットを形成した方向と同じ
    方向の隣接するP個の画像記録ドットを同時に形成する
    事を1サイクルとして画像記録ドットを形成しカギ型の
    画像記録ドット群とし、このカギ型の画像記録ドット群
    サイクルを繰り返して階段状画像記録ドット列を形成
    し、さらにこの階段状画像記録ドット列を、記録媒体の
    搬送方向と直角方向および記録媒体の搬送方向にずらし
    ながら印字領域全体に画像記録ドットを形成することに
    よって、1色の画像を形成し、さらに他の色についても
    同じ方式で画像記録ドットを形成する事で画像形成を行
    う事を特徴とするカラー画像形成方法。
  6. 【請求項6】 前記記録ドットは発熱素子が発生する熱
    により、インクシート上の熱溶融性インクを前記記録媒
    体に転写して形成するものである請求項5に記載のカラ
    ー画像記録方法。
  7. 【請求項7】 前記記録ドット形成パターンにおける画
    像記録ドットの数値L,M,N,Pはそれぞれ2以上の
    整数である請求項5または6に記載のカラー画像記録方
    法。
  8. 【請求項8】 前記カラー画像記録方法において、記録
    媒体搬送方向と直角方向の印字記録の1ラインを記録媒
    体搬送方向に所定の数に分割し、サブラインとし、記録
    媒体搬送方向の1画素形成ピッチ中に形成される画像記
    録ドットが1ドットまたは2ドットで1画素を形成する
    請求項5、6、7いずれか記載のカラー画像記録方法。
  9. 【請求項9】 前記画像記録ドット形成パターンにおけ
    る画像記録ドットの数値L,M,Nの組み合わせが色毎
    に異なる請求項5から8のいずれかに記載のカラー画像
    記録方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも3色の記録ドットを記録媒
    体上に形成するカラー画像記録方法であって、 一色の画像を形成するドット形成パターンは、1つの画
    像記録ドットに関して、記録媒体の搬送方向に画像記録
    ドットをL回連続で形成し、L回目の画像ドット形成時
    に記録媒体の搬送方向と直角方向の隣接する左右何れか
    の方向にM個の画像記録ドットを同時に形成し、更にM
    番目の画像記録ドットにおいて記録媒体の搬送方向にN
    回連続で画像記録ドットを形成し、さらにN回目の画像
    記録ドット形成時に記録媒体の搬送方向と直角方向の隣
    接する左右何れかの方向のうち前記M個の画像記録ドッ
    トを形成した方向と同じ方向の隣接するP個のドットを
    同時に形成する事を1サイクルとして画像記録ドットを
    形成しカギ型の画像記録ドット群とし、このカギ型の画
    像記録ドット群サイクルを繰り返して階段状画像記録ド
    ット列を形成し、さらにこの階段状画像記録ドット列
    を、記録媒体の搬送方向と直角方向および記録媒体の搬
    送方向にずらしながら印字領域全体に画像記録ドットを
    形成することによって画像形成を行ない、他の一色の記
    録ドットは通常の千鳥印字の記録ドットに対して、記録
    媒体の搬送方向の奇数ライン又は偶数ラインのどちらか
    一方の画像記録ドットを他方の画像記録ドットに近づけ
    た位置に形成し、その他の色の記録ドットは前記一色及
    び他の一色の記録ドットと異なるように形成することを
    特徴とするカラー画像記録方法。
  11. 【請求項11】 前記記録ドットは発熱素子が発生する
    熱により、インクシート上の熱溶融性インクを前記記録
    媒体に転写して形成するものである請求項10に記載の
    カラー画像記録方法。
  12. 【請求項12】 前記記録ドット形成パターンにおける
    画像記録ドットの数値L,M,N,Pはそれぞれ2以上
    の整数である請求項10、11いずれかに記載のカラー
    画像記録方法。
  13. 【請求項13】 前記カラー画像記録方法において、記
    録媒体搬送方向と直角方向の印字記録の1ラインを記録
    媒体搬送方向に所定の数に分割し、サブラインとし、記
    録媒体搬送方向の1画素形成ピッチ中に形成される画像
    記録ドットが1ドットまたは2ドットで1画素を形成す
    る請求項10、11、12いずれか記載のカラー画像記
    録方法。
  14. 【請求項14】 前記画像記録方法において、前記記録
    ドット形成パターンにおける画像記録ドットの数値が、
    L=5、M=P=2、N=3である事を特徴とする請求
    項10から13のいずれか記載のカラー画像記録方法。
  15. 【請求項15】 1ラインを記録媒体搬送方向に所定の
    数に分割しサブラインとなし、少なくとも3色の記録ド
    ットを記録媒体上に形成するカラー画像記録方法におい
    て、 1色の記録ドットは、記録媒体搬送方向と直角方向に隣
    り合う少なくとも2つの列において同じサブラインに印
    字して第一の記録ドット群を周期的に形成し、該第一の
    記録ドット群を形成する1つの記録ドットに対して記録
    媒体搬送方向と直角方向の同じ列で、少なくとも1サブ
    ライン離れた位置に形成される第一の近傍ドットを形成
    し、記録媒体搬送方向と直角方向に隣り合う少なくとも
    2つの列において前記第一の近傍ドットと同じサブライ
    ンに第二の記録ドット群を周期的に形成し、かつ該第二
    の記録ドット群を形成する1つの記録ドットに対して記
    録媒体搬送方向と直角方向の列が同じ列に、前記第一の
    記録ドット群と同じサブラインに印字される第二の近傍
    ドットを形成し、前記第一の記録ドット群と前記第一の
    近傍ドットから構成される第一の変形ドットと、前記第
    二の記録ドット群と前記第二の近傍ドットから構成され
    る第二の変形ドットとの間の列において、前記第一の記
    録ドット群と前記第一の近傍ドットの間のサブラインに
    記録ドットを形成し、他の一色の記録ドットは記録媒体
    搬送方向と直角方向の同じ列において、記録媒体搬送方
    向の奇数ラインと偶数ライン、または偶数ラインと奇数
    ラインの記録ドットを互いに1サブライン離れた位置に
    形成して第三の記録ドット群となし、かつ、記録媒体搬
    送方向と直角方向に隣り合う列においては、該第三の記
    録ドット群が形成される位置が異なるように形成され、
    その他の色の記録ドットは、前記1色および他の1色と
    は異なる規則によって形成される事を特徴とするカラー
    画像記録方法。
  16. 【請求項16】 前記記録ドットは発熱素子が発生する
    熱により、インクシート上の熱溶融性インクを前記記録
    媒体に転写して形成するものである、請求項15記載の
    カラー画像記録方法。
  17. 【請求項17】 少なくとも3色の記録ドットを記録媒
    体上に形成するカラー画像記録装置であって、 記録素子と、記録媒体の搬送手段と、画像データに応じ
    て前記記録素子にエネルギーを印加する制御手段とを備
    え、該制御手段は、各画像形成色それぞれにおいて、画
    像を形成するドット形成パターンが、1つの画像記録ド
    ットに関して、記録媒体の搬送方向に画像記録ドットを
    L回連続で形成し、L回目の画像記録ドット形成時に記
    録媒体の搬送方向と直角方向の隣接する左右何れかの方
    向にM個の画像記録ドットを同時に形成し、更にM番目
    の画像記録ドットにおいて記録媒体の搬送方向にN回連
    続で画像記録ドットを形成し、さらにN回目の画像記録
    ドット形成時に記録媒体の搬送と直角方向の隣接する左
    右何れかの方向のうち前記M個の画像記録ドットを形成
    した方向と同じ方向の隣接するP個のドットを同時に形
    成する事を1サイクルとして画像記録ドットを形成しカ
    ギ型の画像記録ドット群とし、このカギ型の画像記録ド
    ット群サイクルを繰り返して階段状画像記録ドット列を
    形成し、さらにこの階段状画像記録ドット列を、記録媒
    体の搬送方向と直角方向および記録媒体の搬送方向にず
    らしながら印字領域全体に画像記録ドットを形成するよ
    うに印字記録の制御を行う事を特徴とするカラー画像記
    録装置。
  18. 【請求項18】 前記記録素子は発熱素子により構成さ
    れており、前記記録ドットは該発熱素子が発生する熱に
    より、インクシート上の熱溶融性インクを前記記録媒体
    に転写して形成するものである請求項17に記載のカラ
    ー画像記録装置。
  19. 【請求項19】 少なくとも3色の記録ドットを記録媒
    体上に形成するカラー画像記録装置であって、 記録素子と、記録媒体の搬送手段と、画像データに応じ
    て前記記録素子にエネルギーを印加する制御手段とを備
    え、該制御手段は、一色の画像を形成するドット形成パ
    ターンが、1つの画像記録ドットに関して、記録媒体の
    搬送方向に画像記録ドットをL回連続で形成し、L回目
    の画像ドット形成時に記録媒体の搬送方向と直角方向の
    隣接する左右何れかの方向にM個の画像記録ドットを同
    時に形成し、更にM番目の画像記録ドットにおいて記録
    媒体の搬送方向にN回連続で画像記録ドットを形成し、
    さらにN回目の画像記録ドット形成時に記録媒体の搬送
    方向と直角方向の隣接する左右何れかの方向のうち前記
    M個の画像記録ドットを形成した方向と同じ方向の隣接
    するP個の画像記録ドットを同時に形成する事を1サイ
    クルとしてカギ型の画像記録ドット群とし、このカギ型
    の画像記録ドット群サイクルを繰り返して階段状画像記
    録ドット列を形成し、さらにこの階段状画像記録ドット
    列を、記録媒体の搬送方向と直角方向および記録媒体の
    搬送方向にずらしながら印字領域全体に画像形成を行な
    い、他の一色の画像記録ドットは通常の千鳥印字の画像
    記録ドットに対して、記録媒体の搬送方向の奇数ライン
    又は偶数ラインのどちらか一方の記録ドットを他方の記
    録ドットに近づけた位置に形成し、その他の色の記録ド
    ットは前記一色及び他の一色の画像記録ドットと異なる
    ように形成するように制御するを特徴とするカラー画像
    記録装置。
  20. 【請求項20】 前記記録素子は発熱素子により構成さ
    れており、前記記録ドットは該発熱素子が発生する熱に
    より、インクシート上の熱溶融性インクを前記記録媒体
    に転写して形成するものである請求項19に記載のカラ
    ー画像記録装置。
  21. 【請求項21】 少なくとも3色の記録ドットを記録媒
    体上に形成して溶融型カラー熱転写記録を行う際に、前
    記記録媒体が一定距離搬送される時間内に発熱素子に通
    電する回数を通常の千鳥印字を行う際とは異なる所定の
    回数とし、かつ、それぞれのドット形成間隔も一定では
    ない様にする事により、記録媒体搬送方向、および、記
    録媒体搬送方向と直角方向に記録ドットを結合または略
    結合し、任意形状の記録ドットを形成するように制御す
    ることを特徴とするカラー画像記録制御方法。
  22. 【請求項22】 前記カラー画像制御方法において記録
    媒体の搬送と直角方向の1つの画像形成ドットを記録媒
    体の搬送方向に5回連続で形成し、5回目の画像ドット
    形成時に記録媒体の搬送と直角方向の隣接する左右何れ
    かの方向の2個の画像を同時に形成し、更に2番目の画
    像形成ドットにおいて記録媒体の搬送方向に3回連続で
    画像を形成し、さらに3回目の画像ドット形成時に記録
    媒体の搬送と直角方向の隣接する左右何れかの方向で該
    印字列と同じ方向の隣接する2個のドットを同時に形成
    する事を1サイクルとして印字階調が一定値以上でカギ
    型に連続した画像形成を行う事を特徴とする請求項21
    記載のカラー画像記録制御方法。
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