JPH10151388A - じゅうたん用塗布装置 - Google Patents

じゅうたん用塗布装置

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JPH10151388A
JPH10151388A JP32591796A JP32591796A JPH10151388A JP H10151388 A JPH10151388 A JP H10151388A JP 32591796 A JP32591796 A JP 32591796A JP 32591796 A JP32591796 A JP 32591796A JP H10151388 A JPH10151388 A JP H10151388A
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carpet
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coating
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JP32591796A
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Takashi Yonehara
米原  隆
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RIKYU KK
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RIKYU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】じゅうたんの毛足部分の奥部にまで塗布剤を塗
布して、塗膜が形成でき、耐久性の有る塗布剤の塗布が
できる装置を提供する。 【解決手段】装置本体1を液タンク5と枠体2によって
形成し、この枠体2の内部に下面が開口したチャンバー
3を設け、このチャンバー3内の上部にノズル4を下方
に向けて設け、上記液タンク5に化学剤及び薬剤等の塗
布剤を貯留できる構成とし、この液タンク5と上記ノズ
ル4を液送パイプ6によって接続し、上記チャンバー3
下部の装置本体1の下面には、塗布剤を塗布されるじゅ
うたん8の毛足部分8aの長さと略等しい長さでかつ硬
質なブラシ部7aを有するブラシロール7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は帯電防止剤等の化
学剤、薬剤、その他の塗布剤をじゅうたんに塗布する塗
布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、じゅうたんの塗布装置として特公
平6−55290号に示すように、装置本体に振動駆動
体を支持固定し、この振動駆動体に振動板を設け、この
振動板の下面にクッション塗布部を設け、このクッショ
ン塗布部に振動板から振動を伝えて、当該クッション塗
布部に設けた液流孔を通して塗布剤を流出させる。この
様なクッション塗布部をじゅうたんの表面に圧接して塗
布剤を塗布していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の様
なじゅうたんの上面を上方から上記クッション塗布部を
圧接させると、じゅうたんの毛足部分が押圧されて乱雑
に寝てしまい、そのため塗布剤の塗布においても片寄っ
たものと成り、そのままの状態で塗膜も形成されてい
た。またじゅうたんの上面をクッション塗布部で押圧す
るので、じゅうたんの奥部にまで塗布剤が届きにくく、
じゅうたんの表面部分にしか塗膜が形成されなかった。
例えば帯電防止剤を塗布したとしても、じゅうたんの表
面だけの塗布では、形成された帯電防止剤の塗膜が他物
と接触した際の摩擦によりすぐ剥がれてしまい、帯電防
止剤の効果が長続きせず耐久性の点で問題があった。
【0004】この発明は、これらの点に鑑みてなされた
ものであり、じゅうたんの毛足部分の奥部にまで塗布剤
を片寄りなく塗布できて、じゅうたんの表面だけでなく
毛足部分の奥部においても塗膜が形成でき、その結果じ
ゅうたんに耐久性の有る塗布剤の塗布ができるじゅうた
ん用塗布装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】そしてその具体的構成は、装置本体を液タ
ンクと枠体によって形成し、この枠体の内部に下面が開
口したチャンバーを設け、このチャンバー内の上部にノ
ズルを下方に向けて設け、上記液タンクに化学剤及び薬
剤等の塗布剤を貯留できる構成とし、この液タンクと上
記ノズルを液送パイプによって接続し、上記チャンバー
下部の装置本体の下面には、塗布剤を塗布されるじゅう
たん等の毛足部分の長さと略等しい長さでかつ硬質なブ
ラシ部を有するブラシロールを設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態例を図
について説明する。
【0007】図1乃至図4はこの発明の実施の形態例を
示し、装置本体1は縦断面山型でかつ中空の枠体2と後
述の液タンク5とによって形成され、この枠体2の内部
には下端が開放した縦長のチャンバー3を有し、このチ
ャンバー3内の上部にノズル4を下方に向けて設けてい
る。またこの枠体2に隣接して化学剤及び薬剤等の塗布
剤を貯留する液タンク5を設け、この液タンク5と上記
チャンバー3内の上部に設けたノズル4とを液送パイプ
6によって接続している。さらに上記縦断面山型の枠体
2の下面には、この装置本体1を移動する際に使用す
る、ローラー状のブラシロール7が前部と後部の2箇所
に軸支されている。
【0008】これらのブラシロール7の外周のブラシ部
7aは、硬質でかつ塗布剤を塗布するじゅうたん8の毛
足部分8aの長さと略等しい長さとなっている。さらに
これらのブラシロール7の内部には当該ブラシロール7
を回転させるモータが夫々内蔵されている(図示省
略)。
【0009】上記液タンク5の上面には塗布剤の注入口
9を設けており、この注入口9のすぐ近くにはギヤーポ
ンプ10を設けている。そして上記液タンク5内には、
このギヤーポンプ10に接続された吸引パイプ11を液
タンク5内の下部まで垂下させ、この吸引パイプ11の
下端にフィルター11aを被せた吸引口11bを設けて
いる。
【0010】またこの液タンク5の前面は上記縦断面山
型の枠体2の背面に上下二箇所でボルト12によって固
定されており、液タンク5の後面にはハンドル13を設
けている。このハンドル13は下端の軸支部13aによ
り回動自在で、その上部には装置本体1のスイッチ14
を有している。また液タンク5の下面には車輪5aが設
けられており、液タンク5に塗布剤が満杯に貯留されて
も、安定して支持できる。
【0011】次ぎにこの装置を使ってじゅうたん8に塗
布剤を塗布する手順を説明する。まずこの装置のスイッ
チ14をオンにすると、2つのブラシロール7に内蔵さ
れたモータが回転を始め、装置本体1が前進し始め、使
用者はハンドル13で方向の操作をするだけで良い。そ
れと同時に液タンク5の上面に設けられたギヤーポンプ
10が動きだし、液タンク5内の吸引口11bから液タ
ンク5内の塗布剤を汲み上げ、チャンバー3内上部に設
けられたノズル4まで移送する。そしてこのノズル4か
ら下方のじゅうたん8に向かって、塗布剤がミスト状の
小さな粒子15となって噴霧される。
【0012】この噴霧されたミスト状塗布剤の粒子15
は、引力も手伝ってじゅうたん8の表面に落下する。そ
して図4に示すように、このじゅうたん8の表面に落下
した塗布剤の粒子15を今度は、後部のブラシロール7
が回転してきて、当該ブラシロール7の密集した硬質の
ブラシ部7aがじゅうたん8の長い毛足部分8aの奥深
くまで入り込み塗膜15aを形成させる。この時ブラシ
ロール7のブラシ部7aとじゅうたん8の毛足部分8a
の長さを略等しくしているので、ブラシロール7の硬質
のブラシ部7aが突出して、じゅうたん8の地の部分に
接触する。さらに回転するブラシロール7に直接粒子1
5が付着して、じゅうたん8の毛足部分8aの奥部まで
到達し塗膜15aを形成する場合もある。
【0013】また後部のブラシロール7の回転によるブ
ラッシングに先立って、前部のブラシロール7が回転し
て上記ミスト状塗布剤が噴霧される前のじゅうたん8
を、丁度耕運機が畑を耕す様にブラッシングするので、
その後噴霧されて落下したミスト状塗布剤の粒子15は
じゅうたん8の表面だけでなく、じゅうたん8の毛足部
分8aの内部にまで入り込み易く、付着して塗膜15a
を形成し易いものである。
【0014】この様に装置本体1を移動させるだけで、
前後のブラシロール7によってチャンバー3内の上部の
ノズル4から噴霧されたミスト状の塗布剤の粒子15
が、じゅうたん8の毛足部分8aの内部奥深くにまで付
着して、これらの部分から表面に至るまで塗膜15aを
形成することができる。従って形成された塗布剤の塗膜
15aが他物と接触した際の摩擦によりすぐ剥がれると
いうことがなく、塗布剤の効果が長続きし耐久性の有る
塗布剤の塗布ができる。さらに上記の通りブラシロール
7によってじゅうたん8の奥深くまでブラッシングする
ことにより、空気を取り込むのでじゅうたんの乾燥が早
く別途乾燥させる必要がない。またブラシロール7のブ
ラシ部7aとじゅうたん8の毛足部分8aの長さを略等
しくしているので、ブラシロール7の硬質のブラシ部7
aが突出して、じゅうたん8の地肌部分を傷つけること
もなく、またブラシロール7の回転に支障を来すという
こともない。
【0015】なおこの実施の形態例では、被塗布物とし
てじゅうたん8を採用しているが、被塗布面がじゅうた
ん8のように繊維質のものであれば同様の効果が得ら
れ、被塗布物としてはじゅうたん8に限定されるもので
はない。ブラシロール7を装置本体1の前後に二箇所設
けているが、ブラシロール7を設ける数量は限定される
ものではない。またブラシロール7にモータを内蔵した
が、別途装置本体1の適宜の箇所に駆動体を設けても良
い。装置本体1のチャンバー3を形成する枠体2の形状
を縦断面山型としたが、これは発明の必須要件ではな
い。またチャンバー3を装置本体1の前部に設け、液タ
ンク5を装置本体1の後部に設けているが、これらの設
ける位置はこれに限定されるものではない。
【0016】さらに図5に示すように装置本体1の左右
の両側及び後方に、装置本体1を支持し、その先端に車
輪を有する、伸縮自在な装置本体支持具16を設けるこ
ともできる。これらの装置本体支持具16の脚部16a
の長さを夫々変えることにより装置本体1の高さを変
え、これによりブラシロール7のブラシ部7aがじゅう
たん8の毛足部分8aに入り込む長さを調整することが
できる。またブラシロール7の回転と同時に適宜の手段
により当該ブラシロール7を振動させながら塗布剤の塗
布を行なう場合もある。さらに塗布される塗布剤として
は導電剤、帯電防止剤又はよごれ防止剤等の化学剤、ま
た殺菌剤、防かび剤等の薬剤などがある。
【0017】
【発明の効果】この発明は、じゅうたんの表面に付着し
たミストの粒子が、硬質なブラシロールのブラシ部によ
ってブラッシングされるので、じゅうたんの毛足部分の
奥深くにまで効率良く付着して、これらの部分からじゅ
うたんの表面に至るまで塗膜を形成することができる。
従って形成された塗膜が他物と接触した際の摩擦により
すぐ剥がれるということがなく、塗布剤の効果が長続き
し耐久性の有る塗布剤の塗布ができる。さらに上記の通
りブラシロールによってじゅうたんの毛足部分の奥深く
までブラッシングすることにより、空気を取り込むので
じゅうたんの乾燥が早く別途乾燥させる必要がない。ま
たブラシロールのブラシ部とじゅうたんの毛足部分の長
さを略等しくしているので、ブラシロールのブラシ部が
突出して、じゅうたんの地の部分を傷つけることもな
く、さらにブラシロールの回転に支障を来すということ
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例において、塗布剤をミ
スト状にして噴霧している状態の縦断面側面図である。
【図2】この発明の実施の形態例の側面図である。
【図3】この発明の実施の形態例の正面図である。
【図4】この発明の実施の形態例が、じゅうたんの上を
ブラシロールが回転することによって、噴霧されたミス
ト状塗布剤がブラッシングされている様子を示した拡大
側面図である。
【図5】この発明の他の実施の形態例の側面図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 枠体 3 チャンバー 4 ノズル 5 液タンク 6 液送パイプ 7 ブラシロール 7a ブラシ部 8 じゅうたん 8a 毛足部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体を液タンクと枠体によって形成
    し、この枠体の内部に下面が開口したチャンバーを設
    け、このチャンバー内の上部にノズルを下方に向けて設
    け、上記液タンクに化学剤及び薬剤等の塗布剤を貯留で
    きる構成とし、この液タンクと上記ノズルを液送パイプ
    によって接続し、上記チャンバー下部の装置本体の下面
    には、塗布剤を塗布されるじゅうたんの毛足部分の長さ
    と略等しい長さでかつ硬質なブラシ部を有するブラシロ
    ールを設けたことを特徴とする、じゅうたん用塗布装
    置。
JP8325917A 1996-11-22 1996-11-22 じゅうたん用塗布装置 Expired - Lifetime JP3064244B2 (ja)

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JP8325917A JP3064244B2 (ja) 1996-11-22 1996-11-22 じゅうたん用塗布装置

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JPH10151388A true JPH10151388A (ja) 1998-06-09
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