JP2001008878A - 構造物洗浄用液体ディスペンサ及び物体洗浄方法 - Google Patents

構造物洗浄用液体ディスペンサ及び物体洗浄方法

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JP2001008878A
JP2001008878A JP2000163001A JP2000163001A JP2001008878A JP 2001008878 A JP2001008878 A JP 2001008878A JP 2000163001 A JP2000163001 A JP 2000163001A JP 2000163001 A JP2000163001 A JP 2000163001A JP 2001008878 A JP2001008878 A JP 2001008878A
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Thomas W Bruggeman
トーマス・ダブリュ・ブラッゲマン
Daniel J Bruggeman
ダニエル・ジェー・ブラッゲマン
Charles J Lever
チャールズ・ジェー・レヴァー
Stephen C Kohs
スティーヴン・シー・コーズ
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Diversified Dynamics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両或いはその他の構造体等の物体を洗浄す
る装置及び方法を改良することである。 【解決手段】 液体配給構成体は、内蔵型ポンプと、排
出ヘッドとを備えている。ポンプは液体貯溜部を有し、
排出ヘッドはアプリケータ構造体及び孔を有している。
該孔は液体貯溜部と流体連通している。排出ヘッドは、
ポンプによって液体貯溜部と外部の液体源との間に圧力
差が生じたとき、該孔を介して外部の液体源から液体を
選択的に取り入れて該液体を液体貯溜部に運搬するよう
に構成されている。また排出ヘッドは、液体貯溜部から
孔を介して液体が選択的に噴出されて、アプリケータ構
造体が該液体を分散するように構成されている。アプリ
ケータ構成体は、成型された可撓性部材を備え、該可撓
性部材の一部に孔が形成されていることが好ましい。該
構成体の組み立て及び使用方法も開示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体ディスペンサ
及び物体洗浄方法に関し、特に車両、窓、ボート、或い
は他の対象物等の構造物を洗浄するために洗浄溶液を配
給する装置及び洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等の物体の外部を清潔に保つことは
望ましいことである。車両は外部環境に含まれる塩分及
びその他の汚染物によって錆び付く。物体表面を洗浄す
るために様々な方法が採用されてきた。例えば、水を運
搬するホース、及び布巾或いはブラシが使用されてき
た。更に、長尺な柄に取り付けられたブラシが使用され
てきた。その他の構成及び方法も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、車両或いはそ
の他の構造物等の物体を洗浄する装置及び方法の改良が
望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の概念において、液
体貯溜部を含んでいる内蔵型ポンプと、アプリケータ構
造体及び孔を有する排出ヘッドと、を備えている液体配
給構成体が開示されている。該孔は液体貯溜部と流体連
通している。排出ヘッドは、ポンプによって液体貯溜部
と外部の液体源との間に圧力差が生じる際に、孔を介し
て外部の液体源から液体を選択的に取り入れて、該液体
を液体貯溜部に運搬するように構成されている。排出ヘ
ッドは、孔を介して液体を液体貯溜部から選択的に噴出
させて、アプリケータ構造体によって液体が分散するよ
うに構成されている。
【0005】好ましくは、アプリケータ構造体は、成型
された可撓性部材を備え、該可撓性部材の一部に孔があ
る。好適実施例において、アプリケータ構造体は、約5
in乃至10inの半径で湾曲している。
【0006】好適実施例において、アプリケータ構造体
は、可撓性部材の少なくとも一部をカバーしている選択
的に取り外し可能なミットを備えている。
【0007】好適実施例において、チューブ状部材とし
てのポンプと、該チューブ状部材にスライド可能に収容
されているプランジャと、チューブ状部材とプランジャ
との間に液体シールを提供するシール部材とが提供され
ている。
【0008】アプリケータ構造体は、互いにコンプライ
アンスが異なる複数の領域を含んでいることが好まし
い。好ましくは、このコンプライアンスの異なる領域を
備えることによって、洗浄されている表面にアプリケー
タ構造体を合わせることができる。
【0009】物体、例えば車両等の構造物を洗浄する方
法には、上記の構造体及び装置を用いることが好まし
い。一例として、洗浄溶液は多孔性ミットを介して吸い
込まれ、貯溜部は該洗浄溶液で満たされる。洗浄溶液
は、プランジャを貯溜部の中にスライドさせることによ
って、ミットを介して分散する。
【0010】本願の更なる概念において、排出ヘッドの
構成には、単体、即ち一体型の可撓性部材が含まれてお
り、該可撓性部材は第1及び第2領域を有している。可
撓性部材は、該可撓性部材を通過する孔を有しており、
第1領域が孔を形成することが好ましい。好ましくは、
第2領域は第1領域に外接し、可撓性部材の外周を形成
している。好適実施例において、第2領域は、第1領域
よりもコンプライアンスが大きい。上記の本願の概念及
び以下の詳細な説明は例にすぎず、本願はこの例に限定
されない。
【0011】本願明細書の一部を構成する添付の図面に
従って、本発明の原理を説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】A.動作概要 図7を参照すると、図7は本願開示全体の流れを概略的
に示した図である。液体配給構成体全体を参照数字30
で示す。液体配給構成体30は内蔵型ポンプ32及び排
出ヘッド34を備えている。”内蔵型”ポンプとは、外
付けの器具を備えていないポンプである。即ち、この内
蔵ポンプにはホースは接続されておらず、電動機等の電
源も接続されていない。
【0013】排出ヘッド34は、ポンプ32と流体連通
している。この流体連通を矢印36で示す。排出ヘッド
34は、該ヘッド34から液体が流入及び流出できるよ
うに少なくとも1つの孔38を備えている。
【0014】全体的には、ポンプ32は真空状態であ
り、ヘッド34の孔38を介して液体を流入させてポン
プ32内の貯溜部に該液体を蓄える。ポンプ32は、該
貯溜部に蓄えられた液体を排出ヘッド34及び孔38を
介して排出することができる。
【0015】液体が孔38を介して流出した後、乗用
車、トラック、ボート、家、窓のような物体の外表面等
の構造物に液体を分散させながらかけるためにアプリケ
ータ構造体40を使用する。好ましくは、ポンプ32
は、アプリケータ構造体40を操縦するための柄として
も作用できるような形状を有している。
【0016】図1において、液体配給構成体30を使用
した一実施例が概略で示されている。図1は、液体配給
構成体30の第1の実施例である液体ディスペンサ50
を示している。図1において、作業者52が液体ディス
ペンサ50を把持した状態が示されている。作業者52
は、物体を洗浄或いは清潔にするために液体ディスペン
サ50を使用している。図1に示された物体54は車両
であるが、本願は図1の例に限定されない。図1に示さ
れたバケツ等の容器56は、石鹸水等の洗浄溶液57を
保有している。その他の溶液57としては例えば液状ワ
ックス及びその他の処理剤が使用できることは理解でき
よう。大まかに言えば、作業者52は、排出ヘッド58
を容器56内の溶液57に浸して、ポンプ59を用いて
該ポンプ59内の貯溜部を洗浄溶液57で満たす。次い
で、作業者52はアプリケータ構造体61を車両54等
の構造物に押し当て、ポンプ59を用いて洗浄溶液57
を排出、即ち射出して、該溶液57を排出ヘッド58を
介して車両54(或いは洗浄可能な物体)にかける。貯
溜部の全体或いは少なくとも一部が空になると、作業者
52は貯溜部を再度満たして車両54等の物体の処理、
即ち洗浄作業を続行する。
【0017】以上に示した部品及びその部品からなるア
センブリを以下で詳細に述べる。 B.内蔵型ポンプ59 図2に注目すると、内蔵型ポンプ59が斜視図として示
されている。図示されているようにポンプ59を構成す
ると、該ポンプ59は、全体的に見て、チューブ状部材
60、プランジャ62、及びシール部材64を備えてい
る。
【0018】チューブ状部材60は、流体即ち液体貯溜
部68を中に形成したチューブ壁66を備えている。図
で示されるように構成されたチューブ状部材60は円形
断面を有する円筒体である。チューブ状部材60は、液
体貯溜部68及び排出ヘッド58と流体連通している液
体流動チャネル70を有しており、以下これに関して述
べる。
【0019】大まかに言えば、液体貯溜部68は、石鹸
水(或いはワックス等の液状処理剤)といった洗浄溶液
57等の液体を保有即ち含有しており、排出ヘッド58
を介して該液体が配給される。液体貯溜部68は、チュ
ーブ壁66内におけるプランジャ62の位置によって体
積が変化する。液体貯溜部68は、プランジャ62がチ
ューブ壁66内に完全に嵌められているとき体積が最小
又は体積がゼロとなり、図2及び図4に示されているよ
うに、プランジャ62がチューブ壁66に対して完全に
延びた位置まで後退したとき体積が最大となる。
【0020】液体貯溜部を洗浄溶液で満たした際に液体
ディスペンサ50の質量が全体で5lb以下、好ましくは
4lb以下となるように、液体貯溜部の最大体積は設定さ
れていることが好ましい。これにより、作業者52は容
易に操縦できる。液体貯溜部68は、車両54又は他の
物体の主要部を洗浄し終わる前に該貯溜部68を再度洗
浄溶液で満たすことがないように、十分な量の洗浄溶液
を保持できるだけの最大体積を有することが好ましい。
液体貯溜部の最大体積は約50オンス以下であるが、通
常は約10乃至30オンス、例えば15乃至20オンス
(好ましくは約16乃至18オンス)であり、少なくと
も約5オンスである。
【0021】プランジャ62はチューブ状部材60にス
ライド可能に納められている。プランジャ62は、チュ
ーブ状部材60とスライド可能に連通しているチューブ
壁80を備えている。チューブ壁80はシール部材64
を保持するためのシート82(図3)を有している。チ
ューブ壁80は、図2乃至図4に示されるように構成す
ると、円形断面を有する円筒体となる。
【0022】図3を参照すると、チューブ壁80は更に
ストップショルダ84を備えている。ストップショルダ
84は、直径が互いに異なる第1の領域86と第2の領
域88との間にある。第1の領域86は第2の領域88
よりも直径が大きい。第1の領域86と第2の領域88
との間にあるストップショルダ84は、プランジャ62
がチューブ状部材60から完全に外れることを防止す
る。ストップショルダ84は、シール部材64に対して
プランジャ62が最も後退したときの位置を確定する。
【0023】シール部材64は、図4に示されるよう
に、プランジャ62とチューブ状部材60との間にシー
ル96を形成している。シール部材64は、チューブ壁
80のシート82に配置されている第1及び第2Oリン
グ97、98の形状となっている。
【0024】シール96は、排出ヘッド58を容器56
内の液体57に浸したときに、容器56等の外部の液体
源と液体貯溜部68との間に圧力差が生じるように、液
体シールであることが好ましい。
【0025】再び図1に注目すると、内蔵型ポンプ59
は、柄即ち延長部材99として作用されることが分か
る。特に、チューブ状部材60とプランジャ62とを組
み合わせることによって、使用者52は高さのある遠隔
領域での洗浄作業を行うことができる。換言すれば、チ
ューブ状部材60及びプランジャ62によって、車のル
ーフ或いは通常手の届かない所に排出ヘッド58を配置
させることが可能となる。
【0026】C.排出ヘッド58 液体ディスペンサ50は排出ヘッド58を備えるように
構成されていることが好ましい。排出ヘッド58は液体
を例えば吸い込むことによって取り込み、該液体を排出
するように動作することが好ましい。好ましくは、排出
ヘッド58は液体貯溜部68と流体連通する、つまり該
貯溜部68と連通するための通路を備えている。排出ヘ
ッド58は少なくとも1つの孔104(図8)を有する
ように構成されることが好ましい。或いは他の例とし
て、該孔は多数あってもよい。
【0027】好ましくは、排出ヘッド58はアプリケー
タ構造体61を備えている。アプリケータ構造体61
は、液体貯溜部68に蓄えられた液体57を分散させる
機能を有する。アプリケータ構造体61は、液体を分散
させるためのアプリケータ媒体110を備えている。
【0028】各種の実施例が考えられるが、好ましい例
としては、アプリケータ構造体61は可撓性部材112
(図5)から成り、該可撓性部材112の一部に孔10
4がある。該孔104は可撓性部材112の略幾何学的
中心にあることが好ましい。
【0029】可撓性部材112は、少なくとも可撓性の
第1領域114及び可撓性の第2領域116を備えてい
ることが好ましい。第1領域114及び第2領域116
は、単体即ち一体型構造の一部となっていることが好ま
しい。
【0030】第1領域114は構造的な強度を有してい
る。第1領域114は、排出ヘッド58の取り扱い及び
操縦を簡単にするために固くなっている。好適な構成体
の第1領域114は、第2領域116よりもコンプライ
アンスが小さい素材で構成されている。即ち、“コンプ
ライアンス”とは、単位力をかけたときに起こる第1領
域或いは第2領域の変位のことである。第1領域114
は第2領域116よりも“コンプライアンス”が小さい
場合、これは即ち第1領域114及び第2領域116の
それぞれに同じ単位力を加えた場合、第1領域114の
変位が第2領域116の変位よりも小さいことを示す。
【0031】第2領域116は洗浄される表面との接触
が増えるように作用する。この接触の増加は、アプリケ
ータ構造体61が可撓性を有することによって達成され
ることが好ましい。好ましい構成としては、第2領域1
16は第1領域114よりもコンプライアンスが大き
い。
【0032】第1領域114及び第2領域116は、液
体ディスペンサ50全体の取り扱い及び操縦が行い易く
なるように構成されていることが好ましい。各種の実施
例が考えられるが、図5及び図6の実施例において、第
2領域116は可撓性部材112の外周120を形成し
ている。第2領域116は、図5及び図6に示されるよ
うに構成すると、第1領域114に外接、或いは第1領
域114を包囲する。第1領域114は溝或いはチャネ
ル122を形成する。好適な構成としては、チャネル1
22はステム124等の構造物を収容するように作用
し、排出ヘッド58と液体貯溜部68との間で液体を運
ぶ。チャネル122は貯溜部68と排出ヘッド58との
間を流体連通させるために孔104を形成することが好
ましい。好ましくは、チャネル122は、第1領域11
4及び第2領域116の両者の幾何学的中心に位置して
いる。
【0033】第1領域114及び第2領域116は各種
の形状を有することができる。図示された実施例におい
て、第1領域114は非円形、概ね楕円形状を有し、第
2領域116は楕円形状を有しており、非固体中心12
6を画成している。非固体中心126の内側の寸法は第
1領域114の最も外側の寸法よりも小さいことが好ま
しい。これにより、第1領域114と第2領域116と
は一部重複してオーバラップ部分123(図11)を形
成するので、第2領域116は第1領域114に外接す
る。他の実施例において、第1領域114及び第2領域
116は、例えば、(半円の端部同士を直線を介して接
合してできる)“競技場のトラック”の形状、長方形
状、円形状、或いは不規則な形状でもよい。
【0034】図2、図3及び図11から分かるように、
好ましくは、アプリケータ構造体61は平坦ではない。
換言すれば、好適な実施例において、第1領域114及
び第2領域116は単一平面上には完全に位置していな
い。更にアプリケータ構造体61は凸状或いは湾曲して
いることが好ましい。第1領域114及び第2領域11
6のコンプライアンスが互いに異なることに加え、アプ
リケータ構造体61が湾曲していることによって、液体
ディスペンサ50の利便性が図られ、取り扱い及び操縦
が容易になる。更に、アプリケータ構造体61の湾曲形
状は、媒体110と可撓性部材112との間に空間即ち
ポケットを形成するのに役立つ。これに関する更なる説
明を以下で行う。好適な構成としては、アプリケータ構
造体は半径R(図11)で湾曲している。半径Rは、約1
5in以下で少なくとも4in、通常は約5in乃至10in、
例えば約6in乃至9inである。
【0035】凸状或いは湾曲したアプリケータ構造体6
1は、平坦でない表面に合わせ易い。特に、湾曲形状の
アプリケータ構造体61は不規則な形状、外形、及び出
っ張りの洗浄を良好に行うことができる。平坦面を洗浄
する場合、アプリケータ構造体61は、低圧力(即ち1
0lb以下の力による圧力)で平坦になるような十分な撓
み性を有している。特に、第2領域116は、洗浄され
る表面に押し当てられる際に該表面に合わさって湾曲す
るように可撓性及びコンプライアンスを有している。好
適実施例において、アプリケータ構造体61は、6lb乃
至9lbの圧力を手でかけることによって平坦となる。例
えばミット130が乾燥しているときは約8.5lbの圧
力を手でかけることによって、該構造体61は平坦にな
る。ミット130が液体で飽和しているとき、アプリケ
ータ構造体61は、4lb乃至8lbの圧力、例えば約6.
5lbの圧力を手でかけることによって、平坦になる。
“平坦”とは、アプリケータ構造体61が直線的、平面
的、或いは平坦になるように曲率半径R(図11)をな
くすことを意味するが、(半径Rを大きくして、25in
以上とする場合も考えられるので)完全に平坦である必
要はない。
【0036】アプリケータ構造体61はその形状によっ
て利点を有しているが、該アプリケータ構造体61を各
種形状に形成することができ、どの形状においても同じ
利点を有することができることは理解できよう。しか
し、図示されているアプリケータ構造体61が好まし
い。図示された好適なアプリケータ構造体61の外観は
出願人にとって特徴的且つ魅力的である。
【0037】上記の如く、好適なアプリケータ構造体6
1は、所望の物体に向けて洗浄溶液57を分散させてか
ける分散媒体110を備えている。図面に示された好適
実施例において、媒体110は可撓性部材112の少な
くとも一部をカバーしている選択的に取り外し可能なミ
ット130を備えている。好適実施例において、ミット
130は第2領域116の外周120の周辺に配置され
ている。好ましくは、ミット130は、アプリケーショ
ン面132(図5)全体をカバーし、コネクタ面134
(図6)の一部のみをカバーしている。図2乃至図4に
注目する。図4から分かるように、ミット130はアプ
リケーション面132全体をカバーしている。反対に、
図2及び図3に示されるように、ミット130は外周1
20を包囲し、外周120の端部を包み込み、第2領域
116を概ねカバーし、第1領域114を露出させてい
る。これにより、ミット130の干渉を受けることな
く、ポンプ59と排出ヘッド58とが接続される。
【0038】好適な例として、ミット130は可撓性部
材112から選択的に取り外して交換することができ
る。これにより、ミット130が汚れたときの交換が可
能となる。若しくは、ミット130を可撓性部材112
から取り外して洗浄することができる。洗浄後、ミット
130を可撓性部材112の上に再度配置する。好まし
くは、ミット130は、該ミット130を可撓性部材1
12に固着させる構造を有している。この固着作業は、
ミット130の周140にある弾性体136によって達
成できる。該弾性体によって、ミット130を伸ばして
可撓性部材112の周辺に固着させることができる。若
しくは、ミット130は、該ミット130を可撓性部材
112に固着する綱或いはひもを備えている。
【0039】好適な例では、可撓性部材112に取り付
けた後、アプリケーション面132上において、少なく
とも第1領域114の表面とミット130との間で一定
の間隔を、通常は第2領域116とミット130との間
で間隔をとる。この間隔をとることにより、ミット13
0と可撓性部材112との間で容積即ちエアポケット1
45(図8)が形成される。エアポケット145によっ
てパッシブポンプ(passive pump)が形成される。即
ち、アプリケータ構造体61を洗浄するべき表面に押圧
すると、ミット130は孔104を形成する箇所に押圧
され、エアポケット145は閉じる。アプリケータ構造
体61と洗浄するべき表面との間における圧力が抜かれ
たとき、ミット130と可撓性部材132との間のエア
ポケット145の圧力は低下して、液体貯溜部68から
エアポケット145の中に液体が引き込まれる。このよ
うにして、チューブ状部材60内にてプランジャ62を
押すことなく、液体は、液体貯溜部68から孔104及
びミット130を流れて分散する。しかし、特に汚れた
箇所においては、プランジャ62をチューブ状部材60
の中に押し込んで液体貯溜部68からミット130を介
して大きな液圧を提供することは理解できよう。
【0040】ミット130は概ね自浄可能である。洗浄
溶液57はミット130によって分散し、長期間にわた
ってミット130を清潔に保つ。しかし、最終的には、
ミット130を可撓性部材112から取り外して新しい
ミット130と交換するか或いは洗浄して可撓性部材1
12に再度取り付けることが必要である。
【0041】好ましい構成としては、排出ヘッド58
は、ポンプ59に対して傾斜している。排出ヘッド58
とポンプ59との間に角度をつけることは、液体ディス
ペンサ全体の取り扱い及び操縦に役立つ。図10に注目
すれば、排出ヘッド58とポンプ59との間の角度α
は、約70゜以下であり少なくとも約5゜、通常は約1
0゜乃至50゜、例えば約15゜乃至25゜(図示され
た実施例においては約18゜乃至20゜)である。
【0042】D.コネクタアセンブリ150 図3に注目する。コネクタアセンブリ150は、排出ヘ
ッド58とポンプ59との接続を行う。特に好適であり
且つ有効なコネクタアセンブリを図3に示す。
【0043】図3は、液体ディスペンサ50の分解斜視
図である。図示されたコネクタアセンブリ150は、チ
ューブ状部材60内の液体流動チャネル70と孔104
との間に流体導管であるステム124を備えている。好
ましくは、ステム124はチューブ状部材152であ
り、チャネル154が該チューブ状部材152の長さ分
だけ延びている。
【0044】好適なコネクタアセンブリ150は、ねじ
切りナット158及びエンドキャップ構造体160を備
えている。エンドキャップ構造体160は、ポンプ59
のチューブ状部材60の端部に固着されたカップ162
を備えている。カップ162は、好ましくは円形断面
で、概ね円筒形状である。サイドブランチ166を備え
た概ね円筒形の延長部164は、カップ162と一体化
している。サイドブランチ166は、プラグ部材168
に差し込まれている。或いは、プラグ部材168は差込
型ではなく、ホース或いは導管と流体連通するような接
続型でもよい。
【0045】延長部164の端部にはねじ切りネック1
70がある。ネック170は、チューブ状部材152を
収容するように構成されている。大まかに言えば、エン
ドキャップ構造体160は、液体貯溜部68からステム
124のチャネル154に液体を運搬する中空チャネル
を有している。
【0046】好ましくは、コネクタアセンブリ150
は、ポンプ59に対して排出ヘッド58が回転しないよ
うな構造を備えている。好適な実施例において、チュー
ブ状部材152は、該チューブ状部材152の壁180
から突出或いは延びている複数の突出部176、178
を備えている。突出部176、178は、ネック170
の凹部182、184(図9)で止まる。動作可能に組
み立てた際、凹部182、184内に取り付けられた突
出部176、178は、ポンプ59に対する排出ヘッド
58の回転を防止する。
【0047】図6を参照すると、チューブ状部材152
は、突出フランジ188を備えている。ステム124が
エンドキャップ構造体160と排出ヘッド58との間で
適宜に固定されたとき、フランジ188はナット158
内の停止表面によってロック或いは固定される。このよ
うにして、ねじ切りナット158がネック170のねじ
切り部190と係合すると、ステム124はエンドキャ
ップ構造体160に係止される。即ち、フランジ188
は、ステム124がナット158からスライドして抜け
ることを防止する。
【0048】図5及び図6に注目する。ステム124
は、溝即ちチャネル122とスライド可能に係合する。
即ち、ステム124は、チャネル122内でスライドす
る挿入端部192を有している。好適な実施例におい
て、フランジは、スロット146(図8)とスライド可
能に係合するステム124から半径方向に突出してい
る。この構造によって、可撓性部材112がコネクタア
センブリ150に対して回転することはない。ステム1
24のチャネル154によって、液体が液体貯溜部68
からミット130と可撓性部材112との間に流れて、
ミット130によって分散する。
【0049】E.動作例 使用者52は、作業の際、プランジャ62をチューブ状
部材60の端部75に少なくとも一部或いは完全に押し
込む。次いで、使用者52は排出ヘッド58を洗浄溶液
57等の液体に浸す。使用者52は、液体貯溜部68と
液体源との間に圧力差が生じるようにプランジャ62を
端部75から離れる方向に移動させる。プランジャ62
が排出ヘッド58から離れる方向に引かれると、液体は
ミット130に吸い込まれる。そして、液体はチャネル
122内に流れ込む。そこから、液体は液体貯溜部68
に流れ込む。液体は、ステム124内のチャネル154
及びエンドキャップ構造体160内の開口チャネルを通
過することによって、チャネル122から液体貯溜部6
8に流れ込む。
【0050】次いで、洗浄溶液57等の液体は、ミット
130を介して分散する。この分散工程はプランジャ6
2を貯溜部68内で排出ヘッド58に向かってスライド
させることによって行うことができる。この工程には、
ポンプ59を保持して車両54等の洗浄表面にミット1
30を押圧する工程が含まれている。ミット130を洗
浄すべき表面に押圧すると、該ミット130は孔104
を形成する箇所に押圧されてエアポケット145を閉じ
る。アプリケータ構造体61と洗浄表面との間の圧力が
抜けると、ポケット145の容積は増加して圧力は減少
する。この圧力の低下によって、液体が液体貯溜部68
からポケット145内に引き込まれるので、パッシブポ
ンプとしての作用が提供される。
【0051】液体は貯溜部68から吸い出される。貯溜
部68における洗浄溶液57の少なくとも一部がなくな
った後、貯溜部68を再度満たす。この工程は、ミット
130及び排出ヘッド58を洗浄溶液57に再度浸すこ
とによって、達成される。使用者は、プランジャ62を
排出ヘッド58から離れる方向に引いて、液体貯溜部6
8の容積を大きくする。これによって、洗浄溶液57
は、ミット130、孔104を介して貯溜部68内に吸
い込まれる。
【0052】車両54(或いは洗浄表面を有する他の
物)が使用者の望み通りに洗浄されるまで以上の工程を
繰り返して行う。使用期間後はミット130を交換する
ことが好ましい。ミット130は使用期間を過ぎると汚
れる。特に汚れた構造物を洗浄した場合、ミット130
は比較的早く汚れる。使用者52は、ミット130を把
持し、可撓性部材112から該ミット130を取り外
す。この取り外し作業は、ミット130を緩めるか或い
はミット130を伸ばして可撓性部材112の外周12
0から外すことによって行うことができる。古くて汚れ
たミットは廃棄してもよい。若しくは、古いミット13
0を洗浄する。そして、洗浄したミット或いは交換した
ミット130を可撓性部材112に再度固着する。この
固着作業は、ミット130を伸ばして外周120に嵌め
ることによって行うことができる。若しくは、ミット1
30を外周120に嵌めてアプリケーション面132を
カバーして、ミット130を可撓性部材112に固着さ
せる。ミット130を可撓性部材112に固着する作業
は、例えば、ひも或いは他の綱で絞めることによって行
うことができる。
【0053】F.素材及び寸法の例 特定の実施例に対する寸法及び素材の例を以下で述べ
る。無論、その他の各種素材及び寸法も有効である。
可撓性部材112の第1領域114はプラスチック
で構成されていることが好ましい。有効なプラスチック
としてはポリプロピレンである。例えばポリプロピレン
は、製造番号3622のFINAより商業上入手可能であ
る。この素材の硬度は、約64ショアD(Shore D)、
92ロックウェルR(Rockwell R)である。該素材は、
引っ張り強さが約5100psi(35MPa)、伸びが約8
%、テンシルモジュラス(tensile modulus)が約25
0000psi(1730MPa)、曲げ弾性率が約2300
00psi(1585MPa)、華氏73度のアイゾット衝撃
において切り欠きのある状態で0.4ft lb/in(21.
0 J/m)、切り欠きのない状態で18.0ft lb/in(9
55 J/m)であり、華氏230度で66psi(摂氏11
0度で4.84(kg/cm2))においてヒートデフレクシ
ョン(heat deflection)がある。
【0054】好ましくは、第2領域116は、第1領域
114よりもコンプライアンスが大きい素材で構成され
る。第2領域116は、第1領域114よりも撓み性の
ある素材で構成される。例えば、第2領域116はゴム
或いは熱可塑性ゴムで構成してもよい。有用な素材とし
ては、オハイオ州のアドバンスト・エラストマー・シス
テムズ・オブ・アクロン(Advanced Elastomer Systems
of Akron)より入手可能なサントプレン(Santopren
e)(登録商標)熱可塑性ゴム121−73W175等
の熱可塑性素材である。この素材の硬度は、85ショア
A(Shore A)以下、通常65乃至80(65及び80
を含む)ショアA、例えば70乃至75ショアAであ
り、一例として、73ショアAである。また該素材は、
比重が0.97、引っ張り強さが約1200psi(8.
3MPa)、伸びが440%、100%モジュラス(100%
modulus)が520psi(3.6MPa)である。
【0055】ステム124は、硬質プラスチック或いは
ナイロンで構成されることが好ましい。有用な素材とし
ては製造番号N1000ELのエムテック・エンジニア
ード・レジンズ(Emtec Engineered Resins)より入手
可能なアンフィルドナイロン6/6(nylon 6/6, unfil
led)である。ナット158もまたポリプロピレン等の
非金属素材で構成されることが好ましい。該素材で有用
なものは、製造番号PP5410A1のスパーテック・
ポリコム(Spartech Polycom)より商業上入手可能であ
る。コネクタアセンブリ150の各素材は、錆び付きを
防止するために非金属で構成されることが好ましい。
【0056】ミット130は多孔性素材で構成されるこ
とが好ましい。ミット130は綿或いはポリエステルの
毛羽のある布でもよい。或いは、ミット130は発泡体
でもよい。ミット130は、複数の長尺なストランドを
備えているモップ等のような液体を容易且つ効果的に吸
収し分散させる素材であればよい。
【0057】ポンプ59はプラスチックで構成されるこ
とが好ましい。一実施例において、プランジャの長さ
は、少なくとも10in、通常15in乃至30in、例えば
22in乃至26in、約3ft 以下であることが好まし
い。チューブ状部材60の長さは、約35in 以下で少
なくとも約10in、通常約15in乃至30in、例えば約
22in乃至26inであることが好ましい。チューブ状部
材60の直径は、約3in以下で少なくとも約0.5in、
通常1in乃至2in、例えば約1.2in乃至1.8inであ
る。
【0058】好適なアプリケータ構造体61の最も外側
の寸法(大きい方の寸法)は、約15in以下で少なくと
も約5inであり、通常約6in乃至12in、例えば約8in
乃至10inである。好ましくは、アプリケーション面1
32の表面積(外周120で画成される面積)は、約1
00in2 以下で少なくとも約10in2であり、通常約2
0in2 乃至70in2、例えば約30in2 乃至50in2
ある。小さい方の寸法は、約10in以下で少なくとも約
0.5in、通常2in乃至8in、例えば約3in乃至6inで
あることが好ましい。深さD(図11)は、約5in以下
で少なくとも約0.25in、通常約0.5in乃至3in、
例えば約1in乃至2inであることが好ましい。好ましい
構成としては、第2領域116の周の幅W(図6)は、
5in以下で少なくとも約0.25in、通常0.5in乃至
4in、例えば1in乃至3inである。
【0059】液体配給構成体30は、各種の形状及び形
態で実現できることは理解できよう。図面に示された実
施例が好ましい。図面に示された実施例には、外見上の
特徴及び魅力がある。液体配給構成体30は、本願と出
願日が同じで、同時係属出願である米国特許出願番号2
9/105,744の“配給及び洗浄装置”で更に図示
されている。本願では、該同時係属出願を参照して本書
に含めることにする。
【0060】上記明細書、例及びデータを用いて、本発
明の製造及び使用を述べている。開示されている原理に
従って本発明の実施例が数多く得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願開示に従った液体配給構成体の一
使用例を概略的に示した図である。
【図2】図1に示された一部が破断された液体配給構成
体の拡大斜視図である。
【図3】図2に示された液体配給構成体の分解斜視図で
ある。
【図4】図2に示された液体配給構成体の平面図であ
る。
【図5】図2に示された液体配給構成体の排出ヘッドの
拡大平面図である。
【図6】図5に示された排出ヘッドの拡大底面図であ
る。
【図7】図2の液体ディスペンサの動作原理の流れを概
略的に示した図である。
【図8】図3の8−8線による排出ヘッドの断面斜視図
である。
【図9】図3の9−9線によるエンドキャップ構造体の
端部を示す図である。
【図10】排出ヘッドをカバーするミットを備えていな
い状態での図2の液体配給構成体の具体例の側面図であ
る。
【図11】図6の11ー11線による排出ヘッドの縮小
断面図である。
【符号の説明】
30 液体配給構成体 32 内蔵型ポンプ 34 排出ヘッド 38 孔構成体 61 アプリケータ構造体 68 液体貯溜部 112 可撓性部材 132 アプリケーション面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60S 1/66 B60S 1/66 3/04 3/04 (72)発明者 ダニエル・ジェー・ブラッゲマン アメリカ合衆国 55410 ミネソタ、ミネ アポリス、クロンウェル・ドライブ 2324 (72)発明者 チャールズ・ジェー・レヴァー アメリカ合衆国 55304 ミネソタ、アン ドーヴァ、ワンハンドレッドエイティス・ アヴェニュ・ノース・ウエスト 2150 (72)発明者 スティーヴン・シー・コーズ アメリカ合衆国 55025 ミネソタ、フォ レスト・レイク、ノース・ショアー・トレ イル 8839

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵型ポンプ(32)と排出ヘッド(34)とを
    備えている液体配給構成体(30)であって、前記内蔵型ポ
    ンプは液体貯溜部(68)を有しており、 前記排出ヘッドはアプリケータ構造体(61)と孔構成体(3
    8)とを備えており、前記孔構成体は前記液体貯溜部と流
    体連通しており、 (i)前記アプリケータ構造体はアプリケーション面(13
    2)を有する可撓性部材(112)から成り、 (A)前記アプリケーション面は少なくとも10in2(6
    5cm2)の表面積を有しており、 (B)前記可撓性部材は、前記孔構成体を前記可撓性部
    材の一部に有しながら成型構造体を備え、 (ii)前記排出ヘッドは、前記ポンプによって前記液体
    貯溜部と外部の液体源との間に圧力差が生じるときに前
    記孔構成体を介して前記外部の液体源から液体を選択的
    に取り入れ、前記液体を前記液体貯溜部に運搬するよう
    に構成されており、 (iii)前記排出ヘッドは、前記孔構成体を介して前記
    液体貯溜部から液体を選択的に噴出させて、前記アプリ
    ケータ構造体によって前記液体が分散するように構成さ
    れていることを特徴とする液体配給構成体。
  2. 【請求項2】前記可撓性部材は、少なくとも第1及び第
    2領域(114,116)を備え、前記第2領域は前記第1領域
    よりもコンプライアンスが大きいことを特徴とする請求
    項1に記載の液体配給構成体。
  3. 【請求項3】(a)前記第2領域は、前記可撓性部材の
    外周(120)を形成し、 (i)前記第2領域は前記第1領域に外接し、 (ii)前記第1領域は前記孔構成体を形成し、前記孔構
    成体は前記可撓性部材のほぼ中心にあり、(b)前記第
    2領域は、85ショアA以下の硬度を有し、(c)前記
    排出ヘッドは、前記ポンプに対してほぼ10゜乃至50
    ゜の角度で配置されている、ことを特徴とする請求項2
    に記載の液体配給構成体。
  4. 【請求項4】(a)更に前記アプリケータ構造体は、前
    記可撓性部材の少なくとも一部をカバーしている選択的
    に取り外し可能なミット(130)を備え、 (b)前記ミットは前記孔構成体をカバーするように配
    置され、 前記ミットは、前記孔構成体から離隔している内面を備
    え、前記孔構成体と前記内面との間には容積(145)が形
    成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の液体配給構成体。
  5. 【請求項5】前記ポンプは、 (i)前記液体貯溜部を形成し、液体流動チャネル(70)
    を有する第1チューブ状部材(60)と、 (ii)前記第1チューブ状部材にスライド可能に収容さ
    れているプランジャ(62)と、 (iii)前記第1チューブ状部材と前記プランジャとの
    間に液体シールを提供するように構成されているシール
    部材(64)と、から成り、 前記液体流動チャネルは前記排出ヘッドの前記孔構成体
    と流体連通していることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載の液体配給構成体。
  6. 【請求項6】更に前記液体配給構成体は、 前記液体貯溜部と前記排出ヘッドの前記孔構成体との間
    を流体連通させるチューブ(152)を備え、 前記チューブは、前記ポンプに対して前記排出ヘッドが
    回転しないようにするために少なくとも単体の突出部(1
    76,178)を有していることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の液体配給構成体。
  7. 【請求項7】(a)前記アプリケータ構造体は15in
    (38.1cm)以下の半径で湾曲しており、(b)前記
    可撓性部材は非円形状であり、(c)前記第2領域の周
    の幅はほぼ0.5乃至4in(1.3乃至10.2cm)で
    あることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載
    の液体配給構成体。
  8. 【請求項8】物体を洗浄する方法であって、 (a)多孔性ミットによってカバーされている可撓性部
    材を備える排出ヘッドを介して洗浄溶液を吸い込み、前
    記洗浄溶液で貯溜部を満たすステップと、 (b)プランジャを前記貯溜部内にスライドさせること
    によって、前記ミットを介して前記洗浄溶液を配給する
    ステップと、から成る方法。
  9. 【請求項9】前記方法は、更に (a)前記貯溜部を保持して前記多孔性ミットを前記物
    体に押し当てるステップと、 (b)前記貯溜部における前記洗浄部の少なくとも一部
    がなくなった後、前記排出ヘッドを前記洗浄溶液に浸
    し、前記プランジャを引いて前記貯溜部の容積を大きく
    し、前記ミットを介して前記洗浄溶液を前記貯溜部に吸
    い込むことによって前記貯溜部を前記洗浄溶液で再度満
    たすステップと、を含んでいることを特徴とする請求項
    8に記載の方法。
  10. 【請求項10】多孔性ミットによってカバーされている
    可撓性部材を備える排出ヘッドを介して洗浄溶液を吸い
    込む前記ステップは、前記可撓性部材を有する前記排出
    ヘッドを使用するステップを含み、 (i)前記可撓性部材は、少なくとも第1及び第2領域
    から成り、前記第2領域は前記第1領域よりもコンプラ
    イアンスが大きく、前記第2領域は85ショアA以下の
    硬度を有し、 (ii)前記可撓性部材は、15in(38.1cm)以下の
    半径で湾曲している、ことを特徴とする請求項8及び9
    のいずれかに記載の方法。
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