JPH0436879Y2 - - Google Patents

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JPH0436879Y2
JPH0436879Y2 JP1987128034U JP12803487U JPH0436879Y2 JP H0436879 Y2 JPH0436879 Y2 JP H0436879Y2 JP 1987128034 U JP1987128034 U JP 1987128034U JP 12803487 U JP12803487 U JP 12803487U JP H0436879 Y2 JPH0436879 Y2 JP H0436879Y2
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casing
soap bubble
container
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soap
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はシヤボン玉を作る回転体を備えたシ
ヤボン玉連続発生器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、シヤボン玉を作る回転体が軸を中心に回
転し、タンク内で液の薄膜を張る第1の位置と、
空気通路内の空間でシヤボン玉を作る第2の位置
との間を移動するように構成した特開昭57−
112892号公報及び実願昭55−27505号(実開昭56
−130797号)明細書に開示のシヤボン玉連続発生
器が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来のシヤボン玉連続発生器は、シヤボン
玉を作る回転体の下半部がタンク内収容のシヤボ
ン玉原液に浸漬し、該原液が回転体の回転によつ
て巻き上げられる構造になつているので、前記タ
ンクの深さが回転体直径の半分以下とされ、その
液収容量が回転体の大きさによつて制約される。
このため、シヤボン玉の連続発生によつてタン
ク内収容のシヤボン玉原液が直ぐに無くなつてし
まうので、その都度シヤボン玉原液を補給する必
要があるが、この液補給を従来の場合はタンク注
入口からの液注入或いは前記タンクの取外しによ
る液注入によつて行わなければならず、その操作
が非常に面倒であり、また注液時にシヤボン玉原
液を外に零したり手を汚したりするという問題も
ある。
更に、前記従来のシヤボン玉連続発生器は、前
記回転体の回転駆動装置及び送気装置の構造が複
雑であるので、製品コストが高くなるという問題
もあつた。
本考案は前記従来の問題を解消するために案出
されたもので、その目的は液溜部内のシヤボン玉
原液が無くなつた場合の液補給を、液零れや手を
汚すことなく容器胴部の押圧操作で容易且つ迅速
に行うことができる、使い易くて製品コストの安
いシヤボン玉連続発生器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するために、本考案のシヤボ
ン玉連続発生器は、大容量のシヤボン玉原液Wを
収容する手で押圧変形可能な合成樹脂製の容器1
と、この容器1内のシヤボン玉原液Wが容器胴部
の押圧によつて押上パイプ8を介して押し上げら
れる内方突出ノズル口9及び該ノズル口から押し
上げられたシヤボン玉原液Wを一定量貯留する液
溜部を有し前記容器1の上端口部4に液密性を保
持して嵌着される円形ケーシング5と、このケー
シング前端壁10の上部位置に設けられたシヤボ
ン玉膨らまし口11及び該シヤボン玉膨らまし口
と対向するケーシング後端壁12の上部位置に設
けられた送気口14と、この送気口14に接続さ
れる空気吹込口13と、外周リム端にクラウン歯
17を有し放射状アーム18間にケーシング液溜
部内のシヤボン玉原液W′を膜状に付着してシヤ
ボン玉膨らまし口11の位置まで運搬する複数の
窓穴19を設けた構成で前記ケーシング5内に該
ケーシング前端壁10と接近して回転するように
軸着された回転体15と、この回転体15のクラ
ウン歯17に噛合するピニオン21及び該ピニオ
ン軸22のケーシング外方へ突出する軸端部に取
付けられ前記ピニオン21を手動操作で回転させ
る手回ハンドル24とを具備する構成とした。
〔作用〕
前記構成のシヤボン玉連続発生器は、容器1内
のシヤボン玉原液Wをケーシング5内の液溜部に
押上げ貯留させた状態で使用するもので、手回ハ
ンドル24の回転操作で回転体15を一方向に回
転させると、ケーシング液溜部に貯留されている
シヤボン玉原液W′が回転体窓穴19に薄膜状に
張られた状態でシヤボン玉膨らまし口11の位置
へ回転搬送され、この液薄膜が送気口13からの
空気吹込み作用で膨らんでシヤボン玉Bとなり、
シヤボン玉膨らまし口11から前方へ連続的に噴
出させることができる。
而して、前記ケーシング5の液溜部は、従来の
貯液タンクと同様に小容量であり、シヤボン玉B
の連続発生によつてケーシング液溜部内のシヤボ
ン玉原液W′が直ぐに無くなる構造になつている
が、本考案の場合には前記ケーシング5に液溜部
内に突出する内方突出ノズル口9が設けられ、容
器1内のシヤボン玉原液Wが容器胴部の押圧によ
つて押上パイプ8を介してケーシング液溜部内に
押し上げられるように構成されているので、前記
液溜部内のシヤボン玉原液W′が少なくなつた場
合或いは完全に無くなつた場合の液補給を、容器
胴部の押圧操作によつて液零れや手を汚すことな
く容易且つ迅速に行うことができる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に従い具体的
に説明する。図中1は大容量のシヤボン玉原液W
を収容する手で押圧変形可能な合成樹脂製の容器
で、キヤツプ2が密嵌される原液注入口3と円形
ケーシング5が液密性を保持して嵌着される上端
口部4とを有する。
前記ケーシング5は半割り成形された合成樹脂
製の上ケーシング5aと下ケーシング5bを図示
の如く嵌合して構成されるもので、前記容器1の
上端口部4にOリング6でシールして嵌着される
嵌合口穴7と、容器1内のシヤボン玉原液Wが容
器胴部の押圧によつて押上パイプ8を介して押し
上げられる内方突出ノズル口9及び該ノズル口9
から押し上げられたシヤボン玉原液Wを一定量貯
留する液溜部(前記ノズル口9の開孔部より下方
に位置するケーシング下半部)を有し、このケー
シング5の縦断面が円弧状をなす前端壁10の上
部位置には、内孔周面に第3図に示すような凹凸
条11aを有する孔径10mm位のシヤボン玉膨らま
し口11が設けられ、また該シヤボン玉膨らまし
口11と対向するケーシング後端壁12の上部位
置には送気口14が設けられ、この送気口14に
蛇腹状の可撓部13aを有する空気吹込口13が
第1図の如く挿入接続されている。
15は前記ケーシング5内に該ケーシング前端
壁10と狭隙をもつた近接状態で回転するように
軸16で支持された回転体で、この回転体15は
外周リム端に形成したクラウン歯17を有し、5
本の放射状アーム18の間にケーシング液溜部内
のシヤボン玉原液W′を膜状に付着してシヤボン
玉膨らまし口11の位置まで運搬する5個の窓穴
19が設けられていると共に、この各窓穴19の
ケーシング前端壁10と対向する側の周囲部にシ
ヤボン玉原液の窓穴19内への膜張り作用を促進
させる多数のリブ状突起20が第1図及び第4図
の如く一体的に突設されている。
21は前記回転体15のクラウン歯17に噛合
するピニオン21で、このピニオン21と一体的
なピニオン軸22を前記ケーシング5の右側軸受
筒23に第2図の如く挿通させ、前記ケーシング
5の外方へ突出する軸端部に手回ハンドル24を
取付けて、このハンドル24の手動操作による前
記ピニオン21の回転で前記回転体15をケーシ
ング外部から回転させることができるように構成
している。
前記構成のシヤボン玉連続発生器は、容器1内
のシヤボン玉原液Wをケーシング5内の液溜部に
押上げ貯留させた状態で使用するもので、手回ハ
ンドル24の回転操作で回転体15を一方向に回
転させると、ケーシング液溜部に貯留されている
シヤボン玉原液W′が回転体窓穴19に薄膜状に
張られた状態でシヤボン玉膨らまし口11の位置
へ回転搬送され、この液薄膜が送気口13からの
空気吹込作用で膨らんでシヤボン玉Bとなり、シ
ヤボン玉膨らまし口11から前方へ連続的に噴出
させることができる。
〔考案の効果〕
本考案のシヤボン玉連続発生器は、実用新案登
録請求の範囲に記載の構成を要旨とするものであ
るから、以下のような効果を奏する。
即ち、前記ケーシング5の液溜部は従来の貯液
タンクと同様に小容量であり、シヤボン玉Bの連
続発生によつてケーシング液溜部内のシヤボン玉
原液W′が直ぐに無くなる構造になつているが、
本考案の場合には前記ケーシング5に液溜部内に
突出する内方突出ノズル口9が設けられ、容器1
内のシヤボン玉原液Wが容器胴部の押圧によつて
押上パイプ8を介してケーシング液溜部内に押し
上げられるように構成されているので、前記液溜
部内のシヤボン玉原液W′が少なくなつた場合或
いは完全に無くなつた場合の液補給を、容器胴部
の押圧操作によつて液零れや手を汚すことなく容
易且つ迅速に行うことができる。
しかも、本考案のシヤボン玉連続発生器は、前
記回転体15の回転駆動装置が回転体クラウン歯
17に噛合するピニオン21と、該ピニオン軸2
2のケーシング外方へ突出する軸端部に取付けら
れ前記ピニオン21を手動操作で回転させる手回
ハンドル24とから構成され、またシヤボン玉を
膨らませる送気装置がケーシング送気口14に接
続される空気吹込口13で形成されているので、
前記回転体15の回転駆動装置及び送気装置の構
造が従来のものより簡素化され、使い易くて製品
コストの安いシヤボン玉連続発生器を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるシヤボン玉連
続発生器を示した要部切欠側面図、第2図は第1
図の−線に沿う矢視断面図、第3図は第1図
を左側から見た正面図、第4図は本考案のシヤボ
ン玉連続発生器に組込まれる回転体の一部拡大図
である。 1……容器、W,W′……シヤボン玉原液、4
……容器上端口部、5……円形ケーシング、8…
…押上パイプ、9……内方突出ノズル口、10…
…ケーシング前端壁、11……シヤボン玉膨らま
し口、12……ケーシング後端壁、13……空気
吹込口、14……送気口、15……回転体、17
……クラウン歯、18……放射状アーム、19…
…窓穴、21……ピニオン、22……ピニオン
軸、24……手回ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大容量のシヤボン玉原液Wを収容する手で押圧
    変形可能な合成樹脂製の容器1と、この容器1内
    のシヤボン玉原液Wが容器胴部の押圧によつて押
    上パイプ8を介して押し上げられる内方突出ノズ
    ル口9及び該ノズル口から押し上げられたシヤボ
    ン玉原液Wを一定量貯留する液溜部を有し前記容
    器1の上端口部4に液密性を保持して嵌着される
    円形ケーシング5と、このケーシング前端壁10
    の上部位置に設けられたシヤボン玉膨らまし口1
    1及び該シヤボン玉膨らまし口と対向するケーシ
    ング後端壁12の上部位置に設けられた送気口1
    4と、この送気口14に接続される空気吹込口1
    3と、外周リム端にクラウン歯17を有し放射状
    アーム18間にケーシング液溜部内のシヤボン玉
    原液W′を膜状に付着してシヤボン玉膨らまし口
    11の位置まで運搬する複数の窓穴19を設けた
    構成で前記ケーシング5内に該ケーシング前端壁
    10と接近して回転するように軸着された回転体
    15と、この回転体15のクラウン歯17に噛合
    するピニオン21及び該ピニオン軸22のケーシ
    ング外方へ突出する軸端部に取付けられ前記ピニ
    オン21を手動操作で回転させる手回ハンドル2
    4とを具備してなるシヤボン玉連続発生器。
JP1987128034U 1987-08-25 1987-08-25 Expired JPH0436879Y2 (ja)

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JPS6434098U JPS6434098U (ja) 1989-03-02
JPH0436879Y2 true JPH0436879Y2 (ja) 1992-08-31

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5049034A (ja) * 1973-08-16 1975-05-01
JPS57112892A (en) * 1980-12-30 1982-07-14 Bart Philip Tool for manufacturing soap bubble and its manufacture

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JPS56130797U (ja) * 1980-03-03 1981-10-03

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JPS6434098U (ja) 1989-03-02

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