JPH10150360A - ウィンドウクロック信号発生方法及びウィンドウクロック信号発生回路 - Google Patents

ウィンドウクロック信号発生方法及びウィンドウクロック信号発生回路

Info

Publication number
JPH10150360A
JPH10150360A JP9007033A JP703397A JPH10150360A JP H10150360 A JPH10150360 A JP H10150360A JP 9007033 A JP9007033 A JP 9007033A JP 703397 A JP703397 A JP 703397A JP H10150360 A JPH10150360 A JP H10150360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
clock signal
frequency
divided
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9007033A
Other languages
English (en)
Inventor
Danilo Pau
ダニーロ パウ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
STMicroelectronics SRL
Original Assignee
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
SGS Thomson Microelectronics SRL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SGS THOMSON MICROELECTRONICS, SGS Thomson Microelectronics SRL filed Critical SGS THOMSON MICROELECTRONICS
Publication of JPH10150360A publication Critical patent/JPH10150360A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/64Generators producing trains of pulses, i.e. finite sequences of pulses
    • H03K3/66Generators producing trains of pulses, i.e. finite sequences of pulses by interrupting the output of a generator
    • H03K3/70Generators producing trains of pulses, i.e. finite sequences of pulses by interrupting the output of a generator time intervals between all adjacent pulses of one train being equal
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/135Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals by the use of time reference signals, e.g. clock signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/156Arrangements in which a continuous pulse train is transformed into a train having a desired pattern
    • H03K5/1565Arrangements in which a continuous pulse train is transformed into a train having a desired pattern the output pulses having a constant duty cycle

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 ウィンドウクロック信号のアクティブフ
ェーズ中の信号周波数の2倍の周波数を有する主信号を
用いることなく、所望のウィンドウクロック信号を作成
し、及び供給する方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 主クロック信号から分周器を用いて、主
クロック信号の2の整数乗分の1の周波数を持つ2つの
分周信号を作成し、次にその分周信号の一方を位相シフ
トし、互いに主クロック信号の半周期分位相のずれた2
つの信号とし、そして、その両信号の論理和をとること
でAND信号を作成する。更に、そのAND信号を2つ
に分け、互いに主クロック信号の半周期分だけ位相のず
れた2つの信号とし、その排他的論理和をとることで、
ウィンドウクロック信号が発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイミング(クロ
ック)信号を用いるデジタル装置における制御方法に関
し、特に、所定の周波数の信号が発生するアクティブフ
ェーズと信号が発生しないインアクティブフェーズとが
連続することを特徴とするクロック信号である特定の
「ウィンドウ」クロック信号を作成する方法および装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】パイプラインに直列に入力されるデータ
ブロックからの並列データを処理するために、いわゆる
シストリック法により並列に作動する同一のパイプライ
ンを複数用いる処理装置においては、アクティブフェー
ズとインアクティブフェーズとが交互にくり返され、ア
クティブフェーズがインアクティブフェーズと異なる期
間となるような、一般的にウィンドウクロックと定義さ
れている特定のタイミング信号乃至クロック信号を利用
するのが便利であり、また必要である。
【0003】それは、例えば、いわゆる動き推定器にお
いて必要となる。動き推定器とは、基準フレーム(R
F:reference frame)を使ってビデオ
フレーム(VF:video frame)内の動きの
推定値を計算するデジタルプロセッサーである。ビデオ
フレームを分割して形成した、例えば16×16画素の
数ブロックのそれぞれが、そのビデオフレーム(VF)
中の特定ブロックの位置により決定されるサーチ区域内
にある対応するブロックか、又は基準フレーム(RF)
と同等のブロックと比較される。例えば、サーチ区域の
サイズが46×46画素だとすると、動き推定器での比
較が必要となるビデオフレーム(VF)のブロック数は
31×31となる。動き推定器は、そのビデオフレーム
(VF)のブロックに、より類似するサーチ区域内のブ
ロックを捜し出して、サーチ区域でその位置を特定する
データを作成する。実際には、動き推定プロセッサー
は、多数のブロックを相互に比較する装置であり、従っ
て、並列に作動する多数の処理パイプライン(PE:p
rocessing pipelines eleme
nt)の利用が効果的となる。そして、それぞれのパイ
プラインの機能は、コントローラにより調整操作され
る。
【0004】図9は、動き推定プロセッサーの一例を概
略で表した機能図である。
【0005】図中のシストリックアレイ(PEの線形配
列部)は、並列に作動する同一の処理素子PEの線形配
列である。線形配列部を通過するデータは、コントロー
ラ(CONTROLLER)により制御される。各PE素子は、線
形配列部の他の全PE素子アレイと並列に作動し、各部
分の通信コントロールに従ってその時点におけるビデオ
ブロックが線形配列部に入力される。PE素子で計算さ
れたVFとRFのブロック間の差の絶対値は、歪値とし
て付随アキュムレータ(ACCUMULATOR)に記憶される。
次に、比較器(COMPARATOR)は、様々な値となる歪値の
データを連続して受け取り、検出された歪値データのう
ち最小のデータを保持(選択)する。
【0006】上記のコントローラの主要な機能は、線形
配列部を構成する複数の処理パイプライン(PE)の動
作を調整するため、アクティブフェーズ乃至周期と、イ
ンアクティブフェーズ乃至周期とを交互に持つウィンド
ウクロック信号を作成することである。
【0007】図2に、典型的なウィンドウクロック信号
の作成方法が示されている。
【0008】アクティブフェーズでのウィンドウクロッ
ク信号の周波数がfである場合、ウィンドウクロック信
号の作成は、その周波数の倍の周波数をもつクロック信
号(2f)から開始される。2fの周波数は、一般的な
デジタル分周器で1/2に分周されて周波数fの信号と
なり、また2のn乗倍(例えば16倍)に分周されて周
波数f/16の信号となる。周波数が2fの主信号から
分周された上記2種類の分数周波数のクロック信号は、
ANDゲートへ送られ、図2に示すような2つのクロッ
ク信号の論理積である特定のウィンドウクロック信号が
作成される。
【0009】なお、上記ANDゲートによる遅延は、よ
く知られているように、Dラッチ回路を用いて、それに
2f周波数の信号をサンプルクロック信号として入力す
ることにより解消できる。
【0010】しかしながら、上記の従来方法には、作成
するウィンドウクロック信号のアクティブフェーズで実
際に必要とされるクロック信号の2倍の周波数の2f周
波数信号が必要となるという不具合がある。例えば、典
型的な動き推定装置に使用する場合、アクティブフェー
ズ中では周波数72MHzのウィンドウクロック信号が
必要となり、その倍の周波数の144MHzの主クロッ
ク信号を供与する必要が生じる。このことは、使用され
ているハードウェア構成や部品に多大な負担を強いるた
め、明らかに重要な問題である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ウィンドウクロック信号のアクティブフェーズ中の
信号周波数(f)の倍の周波数(2f)を有する主信号
を用いることなく、所望のウィンドウクロック信号を作
成し、及び供給する方法及びその装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、最終的に得られるウィンドウクロック
信号のアクティブフェーズにおける周波数と同一の周波
数を有する主クロック信号から、ウィンドウクロック信
号を作成することとしている。
【0013】本発明のウィンドウクロック信号を作成方
法では、デジタル周波数分周器を用いて、主クロック信
号から少なくとも、主クロック信号の周波数を2のn乗
倍で割った第1の周波数をもつ第1分周信号と、主クロ
ック信号の周波数を2のm乗倍で割った第2の周波数を
もつ第2分周信号とを作成して、これに基づきウィンド
ウクロック信号のアクティブフェーズとインアクティブ
フェーズとの長さの比率を決定する。尚、ここでn、m
は共に整数であり、またmはnより大きいこととする。
【0014】また更に、主クロック信号を2つに分けた
信号のうち周波数が大きい方の信号である第1分周信号
を主信号の半周期の奇数倍だけ時間シフトさせたり、ま
た上記2つの分周信号を論理積(AND)ゲート入力部
に入力したりすることもできる。ANDゲートによる2
つの分周信号の論理積信号によりアクティブフェーズと
インアクティブフェーズとが決定され、クロック信号の
ウィンドウ部となる。
【0015】そのため、この方法でウィンドウクロック
信号を発生させれば、主クロック信号による完全な同期
が保証でき、回路内で組み合わせた論理ゲートによる遅
延が解消され、そしてそれと同時に主クロック信号の半
周期分だけ位相シフトした1組の再同期信号を作成する
ことができる。位相シフトされた1対の再同期信号を、
排他的論理和(XOR)ゲートの入力部に送って排他的
論理和をとればウィンドウクロック信号が発生する。こ
こで、入力された2つの分周クロック信号の第1信号が
主クロック信号の周波数の半分の周波数(n=1)であ
る場合には、そのアクティブフェーズにおける周波数
が、主クロック信号の周波数と同じであるようなウィン
ドウクロック信号が出力される。
【0016】また、XORゲートへの1対の入力信号の
再同期に着目すれば、XORゲートを適切に設計するこ
とにより、出発点となる主クロック信号の「2倍の」周
波数を必要とすることなく、満足できる特性をもつウィ
ンドウクロック出力信号が作成できる。
【0017】本発明のウィンドウクロック信号発生回路
の特徴は、主クロック信号の周波数の2の整数乗分の1
の周波数を持つ分周クロック信号を発生するための分周
器を備えることである。分周器は、それぞれタイミング
信号として主クロック信号を利用するような、少なくと
も1個のDラッチ段階を備え、好ましくはカスケード構
成とされた多数のDラッチ段階のアレイを備える。カス
ケード構成とされたDラッチ段階ヘ入力する入力信号
や、出力部からそれぞれ出る出力信号は、所定の適用要
件に合ったウィンドウクロック信号が作成できるよう
に、マルチプレクサーにより選択できる。
【0018】このようにして得られた位相シフトされた
第1分周クロック信号は、マルチプレクサーで選択され
て、ANDゲートの第1入力部へ送られる。その一方
で、ANDゲートの第2入力部には、同様の、主クロッ
ク信号周波数の2のn乗分の1の周波数をもつ第2分周
クロック信号が入力される。第2分周クロック信号の周
波数は、第1分周クロック信号の周波数と比較したとき
ある比率をとる。そして、ANDゲートの入力部に入力
された2つの分周クロック信号の周波数の比率により、
ANDゲートから出力されるウィンドウクロック信号の
アクティブフェーズとインアクティブフェーズとの幅に
対する、入力されたうちの高い周波数を有する分周クロ
ック信号の周期の所定比率が決定される。
【0019】さらにまた、上記回路は、主クロック信号
で同期され且つ互いに奇数倍ずつ異なる複数のDラッチ
段階を有する第2、第3の位相シフトを備えており、A
NDゲートからのウィンドウクロック信号が第2、第3
の位相シフトの入力部へ入力され、それぞれの出力部か
ら、主クロック信号で再同期処理され且つアクティブフ
ェーズにおいて主クロック信号の周波数の2のn乗分の
1の周波数をもつ1対のウィンドウクロック信号が出力
される。その結果、2つの再同期されたウィンドウクロ
ック信号は、ウィンドウ部を持ち且つ主クロック信号の
半周期分だけ位相シフトされた信号となる。上記の1組
の位相シフトされ且つ再同期された分周ウィンドウクロ
ック信号は、XORゲートの入力部に送られて、その出
力部からは、アクティブフェーズにおいて主クロック信
号の周波数と同じ周波数の所望のウィンドウクロック信
号が送出される。
【0020】本発明のさらに別の特徴として、主クロッ
ク信号と比較したときに、アクティブフェーズとインア
クティブフェーズとの幅が異なるようなウィンドウクロ
ック信号、つまり「非対称」のウィンドウクロック信号
を作成できる。これは、分周器のそれぞれの出力部から
出力される複数の分周クロック信号のうちの1つ、又は
主クロック信号の半周期の整倍数だけ位相シフトされた
分周クロック信号と、その第1の分周クロック信号の半
周期よりも短くて、所望のウィンドウクロック信号のア
クティブフェーズの幅と同じ長さの半周期をもつ別の分
周クロック信号との論理積を算定することにより実行で
きる。このような方法で、所定のデューテイサイクルを
もつ非対称の分周クロック信号が作成できる。その非対
称の分周クロック信号を、第2の分周クロック信号の代
わりに更に主クロック信号に再同期させて論理積(AN
D)信号を作成し、更にそのAND信号を再同期処理し
て主クロック信号の半周期分だけ位相シフトさせて1対
の位相シフトされた再同期出力信号を作成し、その2つ
の出力信号を最終XORゲートの入力部にそれぞれ入力
して、所望の非対称ウィンドウクロック信号を作成する
こともできる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜8を参考にして、本発明に
係わるウィンドウクロック信号の作成方法及びその回路
の実施形態を説明する。本発明のその他の特徴や長所
は、付随図面を参照して行う実施形態に関する下記の説
明から、より明白となるであろう。
【0022】本発明の一実施形態が、図1に図示されて
いる。なお、この実施形態のウィンドウクロック信号
は、主クロック周波数CKと同一の周波数のアクティブ
フェーズを8回繰り返し、その後インアクティブフェー
ズを8回繰り返すものであるが、これは説明のための一
例にすぎない。
【0023】この方法においては、先ず主クロック信号
CKが複数の分周回路を備える分周器(クロック発生
器)1に入力されて、そこにおいてCK_2、CK_
4、CK_8、CK_16というクロック信号の周波数
の2の整数乗分の1倍の周波数を持つ分周クロック信号
が作成される。なお、ブロック部1は、希望する必要条
件に従った所望の数の分周信号を作成できるものでよ
い。
【0024】本実施形態においては、主クロック信号周
波数CKのそれぞれ1/2及び1/16の周波数をもつ
分周クロック信号CK_2及びCK_16が使用される
ものとする。
【0025】分周クロック信号CK_2は、第1位相シ
フト(D-Latch SHIFT )2へ送られ主クロック信号C
Kで同期処理されて、本実施形態ではCK_2_A信号
として出力される。CK_2_A信号は、入力信号CK
_2を主クロック信号CKの半周期分シフトしたもので
ある。
【0026】上記のCK_2_A信号およびCK_16
信号は、ANDゲート3の入力部に送られ、その2つの
入力信号の論理積であるCK_2_B信号が作成され
る。従って、CK_2_B信号は、図3〜図5の波形図
に示されているように、上記2つの入力信号のうち周波
数が低いほうのCK_2_A信号の半周期の数に関し
て、アクティブフェーズを決定し、換言すればウィンド
ウクロック信号となる。CK_2_B信号は、元のクロ
ック信号CKの周波数の半分の周波数を有するCK_2
_A分周信号の4サイクル乃至4周期分のアクティブフ
ェーズを有し、それに4周期分のインアクティブフェー
ズが続いている。
【0027】所望のウィンドウクロック信号の前段階の
信号である上記CK_2_B信号は、第2、第3の2つ
の位相シフト4、5の入力部にそれぞれ送られて、主ク
ロック周波数CKで同期処理される。図示のように、第
2の位相シフト4は、カスケード構成の2個のDラッチ
段階(×2D-Latch)から成り、第3の位相シフト5
は、1個のDラッチ段階(×1D-Latch)から成る。
【0028】対になった上記出力信号CK_2_B及び
CK_2_Cは、主クロック信号CKと完全に同期さ
れ、且つ主クロック信号CKの半周期分だけ互いに位相
がずれている(図5)。
【0029】上記主クロック信号CKの周期の半周期分
だけ位相がずれた再同期信号は、XORゲートの入力部
へ送られ、そして、図5に示したような主クロック信号
の8周期分のアクティブフェーズの後に8周期分のイン
アクティブフェーズが続いている所望のウィンドウクロ
ック信号がその出力部から出力される。
【0030】この回路の構成素子のうち非同期素子は、
XORゲートだけである。他の処理部では、2つの位相
シフトとしてのDラッチ段階4、5で同期処理が行われ
て、ANDゲートで発生した遅延を解消している。ま
た、XORゲートも遅延を最小限とするように設計され
ており、このXORゲートに入力される信号の再同期性
に関係したウィンドウクロック出力信号の特性を保証す
る。
【0031】以上のような方法により、主クロック信号
として所望のウィンドウクロック信号の「2倍の」周波
数の信号を必要とすることなくウィンドウクロック信号
を作成する、という目的が達成されるのである。
【0032】もちろん、所定のマスク(例えば、図示の
CK_16信号)を利用して、所望の数の主クロック周
期であるアクティブフェーズを有するウィンドウクロッ
ク信号を作成することも可能である。
【0033】一般的に、この操作は下記のような非排他
手順にて達成できる。 a)所定のスケール因数(図示の例では16)を選択す
る。 b)第1の位相シフト(D-Latch SHIFT)で、2つの
分周クロック信号を、主クロック信号の半周期の何倍分
相互に位相シフトさせるかを選定する。
【0034】本発明の回路のフレキシブル性は、図2の
位相シフト2(D-Latch SHIFT)により与えることが
できる。CK_2入力信号をCK_2_A出力信号にシ
フトさせる際に、主クロック信号の半周期の何倍分だけ
シフトを行うか任意に決定できるようにするため、位相
シフト2には、その多様な作動モードがマルチプレクサ
ーMUXにて選択可能とされたカスケード構成のDラッ
チ段階のアレイが備わっている。
【0035】また、本発明の基本回路は、必要に応じ
て、主クロック信号サイクルにおいてアクティブフェー
ズとインアクティブフェーズとが異なる幅をもつような
非対称のウィンドウクロック信号を作成できるような変
更も可能である。
【0036】アクティブフェーズとインアクティブフェ
ーズとの比を1対1以外に変更可能であり、且つ主クロ
ック信号の半周期の何倍かの位相幅に位相を変更できる
能力をもつ、本発明による他の実施形態の回路が、図6
に図示されている。
【0037】図3の基本回路と異なり図6の回路は、基
本回路中にも含まれるANDゲート3に入力するための
第2入力信号を作成する追加ネットワークを備えてい
る。
【0038】上述の追加ネットワークは、単数又は複数
のDラッチをカスケード構成としクロック信号CKで同
期処理を行う第4の位相シフト7、又は主クロック信号
CKから分周された2の整数乗分の1の周波数を持つ分
周クロック信号CK 2、CK 4、CK 8…、のう
ちの1つの信号で同期処理を行い且つ主クロック信号又
は分周クロック信号の半周期の整数倍分だけ位相シフト
を行うDラッチ段階により構成される第4の位相シフト
7を含む。
【0039】つまり、位相シフト7の構造は、回路構成
を簡略化しつつ選択幅を増やせるよう、分周クロック信
号の数及びその他の要素に応じて最適化できる。この場
合、第1位相シフト2と同様に、所望のウィンドウクロ
ック信号を実現するために必要となる分周信号を選択し
て出力できるようにマルチプレクサーを設けるとよい。
【0040】更にまた、上記のネットワークには、2つ
の入力部をもつANDゲート8が備えられている。その
第1の入力部には、主クロック信号CKか又は他の分周
クロック信号CK_2、CK_4、CK_8かのいずれ
かの周期の半分の整数倍分だけ位相シフトがなされた、
第4の位相シフト7で分周信号から作成された信号が入
力される。また、ANDゲート8の他方の入力部には、
作成されるウィンドウクロック信号のアクティブフェー
ズの幅に等しい幅をその半周期とする第4分周信号CK
_16_Dが入力される。このCK 16_Dの半周期
幅は、ANDゲートの他方の入力部に供給される信号の
半周期幅よりも短い。
【0041】図6の回路の実施形態には、更に、AND
ゲート8の入力部に供給される信号を作成する際の選択
幅を広げるために、オプション的に利用される2つの入
力部を有するXORゲート9が備えられている。そして
このXORゲート9の入力部には、分周クロック信号、
高周波数信号か又は主クロック信号かの半周期分だけ互
いに位相シフトされた2つの分数周波数の分周クロック
信号が入力される。
【0042】結局、ANDゲート8からは、ウィンドウ
クロック信号のアクティブフェーズとインアクティブフ
ェーズとの比率を決める、所定のデューティーサイクル
をもつ非対称分周信号CK_16_Fが出力される。
【0043】また、上記の補助ネットワークには、Dラ
ッチ段階で構成され、主クロック信号CKで同期処理を
行う第5位相シフト10を設けることも可能である。そ
して、再同期された信号である非対称信号CK_16_
Eが、本発明の回路の基本構成におけるANDゲート3
の第2入力部へ送られるのである。図9と図10とに図
示されているのは、非対称のウィンドウクロック信号で
あって、そのアクティブフェーズは、主クロック信号の
4サイクル乃至4周期の幅と及び主クロック信号のそれ
と同一の周波数とを持ち、そのインアクティブフェーズ
は主クロック信号の12サイクルに対応する幅をもつも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウィンドウクロック信号発生回路の一
実施形態を示すブロック図。
【図2】本実施形態で用いる位相シフト(Dラッチ)内
部構成を示すブロック図。
【図3】主クロック信号から分周された複数の分周信号
のそれぞれの波形を示す波形図である。
【図4】図1の回路でのウィンドウクロック信号作成過
程を説明するための波形図。
【図5】図1の回路でのウィンドウクロック信号作成過
程を説明するための波形図。
【図6】本発明のウィンドウクロック発生回路の別の実
施形態を示すブロック図である。
【図7】図6の回路でのウィンドウクロック信号作成過
程を説明するための波形図。
【図8】図6の回路でのウィンドウクロック信号作成過
程を説明するための波形図。
【図9】並列に同一の処理を行うためにモジュールの動
作を同期させるウィンドウクロック信号を用いる動き推
定プロセッサーのブロック図。
【図10】ウィンドウクロック信号を供給する従来方法
を説明するための波形図図。
【符号の説明】
1 分周器 2 第1位相シフト 3 ANDゲート 4 第2位相シフト 5 第3位相シフト 6 XORゲート 7 第4位相シフト 8 ANDゲート 9 XORゲート 10 第5位相シフト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主クロック信号からウィンドウクロック
    信号を発生させる方法であって、 m、nがともに整数でありmがnより大きい場合に、デ
    ジタル分周処理により主クロック信号から、主クロック
    信号であるCKの周波数の2のn乗分の1倍の第1周波
    数をもつ第1分周信号及び主クロック信号CKの周波数
    の2のm乗分の1倍の第2周波数をもつ第2分周信号と
    を作成する段階と、 前記第1分周信号及び第2分周信号を論理積してAND
    信号を作成する段階と、 前記AND信号を2つに分けそれぞれを再同期処理し、
    その際に一方の再同期信号が他方の再同期信号よりも、
    主クロック信号の半周期分だけ位相シフトされているよ
    うにして2つの再同期信号を作成する段階と、 前記2つの再同期信号の排他的論理和をとる段階と、 を含むウィンドウクロック信号発生方法。
  2. 【請求項2】 nは1であり、そして発生するウィンド
    ウクロック信号は、そのアクティブフェーズにおける周
    波数が主クロック信号の周波数と同じとなる請求項1記
    載のウィンドウクロック信号発生方法。
  3. 【請求項3】 第2分周信号から、主クロック信号又は
    分周クロック信号の半周期の整数倍分位相シフトされた
    第3分周信号及びウィンドウクロック信号のアクティブ
    フェーズと同じ半周期幅を持ち且つ第2分周信号の半周
    期幅よりも小さい半周期幅をもつ第4分周信号を作成
    し、そして、第3分周信号及び第4分周信号の論理積を
    とりデュティーサイクルをもつ非対称信号を作成する段
    階と、前記非対称信号を主クロック信号で再同期して、
    非対称再同期信号を作成する段階と、 そして、前記非対称再同期信号及び第1分周信号及を論
    理積してAND信号を作成する段階と、を含み、 最終的に発生するウィンドウクロック信号のアクティブ
    フェーズとインアクティブフェーズとの長さが同一とな
    らない請求項1記載のウィンドウクロック信号発生方
    法。
  4. 【請求項4】 主クロック信号を入力され、その周波数
    を2の整数乗分の1倍とした周波数を持つ2以上の選択
    可能信号を作成するデジタル分周器と、 そのデジタル分周器から出力された選択可能信号のうち
    の1つの信号である第1分周信号と第1分周信号より小
    さな周波数をもつ選択可能信号である第2分周信号とを
    入力され、ウィンドウクロック信号を出力するANDゲ
    ートと、 そのANDゲートから出力された信号を再同期する再同
    期手段と、を有するウィンドウクロック信号発生回路で
    あって、 第1分周信号を入力され、主クロック信号CKの半周期
    の整数倍分だけ第1分周信号の位相をシフトしてAND
    ゲートの第1入力部出力する第1位相シフトと、 ANDゲート出力部に接続され、ANDゲートから入力
    された信号を主クロック信号で同期処理する、偶数のD
    ラッチ段階で構成される第2位相シフトと、 ANDゲート出力部に接続され、ANDゲートから入力
    された信号を主クロック信号で同期処理する、奇数のD
    ラッチ段階で構成される第3位相シフトと、 前記第2の位相シフトと第3位相シフトとから出力され
    た信号の排他的論理和をとりウィンドウクロック信号を
    出力するXORゲートとを含むことを特徴とするウィン
    ドウクロック信号作成回路。
  5. 【請求項5】 第1位相シフトは、主クロック信号で第
    1分周信号を同期処理するカスケード構成のDラッチア
    レイと、そのカスケードアレイの出力を選択するための
    マルチプレクサーと、からなる請求項4記載のウィンド
    ウクロック信号発生回路。
  6. 【請求項6】 第2位相シフトは、主クロック信号で同
    期処理を行う単一のDラッチ段階で構成され、第3位相
    シフトは、それぞれが主クロック信号で同期される2個
    のカスケード構成のDラッチで構成される請求項4記載
    のウィンドウクロック信号作成回路。
  7. 【請求項7】 ANDゲートの入力部に供給される第2
    分周信号を処理するための追加ネットワークが備えられ
    ており、 そして、その追加ネットワークは、 主クロック信号及び分周信号を入力するための複数の入
    力部を備え、主クロック信号又は分周信号の半周期の整
    数倍分だけ入力信号をシフトして、そのシフトされた少
    なくとも1つの信号を選択出力する1以上の出力部を備
    えた第4位相シフトと、 前記第4位相シフトから1対の信号を入力され、その論
    理積をとる第2ANDゲートゲートと、 その第2ANDゲートから出力された信号を、主クロッ
    ク信号と同期させ第2分周信号を第1ANDゲートへ出
    力する第5位相シフトと、 からなるものである請求項4記載のウィンドウクロック
    信号作成回路。
  8. 【請求項8】 第4位相シフトから2つの信号を入力さ
    れ、その2つの信号の排他的論理和を計算して第2AN
    Dゲートへと出力する請求項7記載のウィンドウクロッ
    ク信号発生回路。
JP9007033A 1996-01-19 1997-01-17 ウィンドウクロック信号発生方法及びウィンドウクロック信号発生回路 Pending JPH10150360A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP96830018A EP0785624B1 (en) 1996-01-19 1996-01-19 Windowed clock generation
IT96830018:6 1996-01-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10150360A true JPH10150360A (ja) 1998-06-02

Family

ID=8225789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9007033A Pending JPH10150360A (ja) 1996-01-19 1997-01-17 ウィンドウクロック信号発生方法及びウィンドウクロック信号発生回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5995578A (ja)
EP (1) EP0785624B1 (ja)
JP (1) JPH10150360A (ja)
DE (1) DE69614821T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018526940A (ja) * 2015-09-15 2018-09-13 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 高速プログラマブルクロック分周器

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6510473B1 (en) * 1999-08-19 2003-01-21 Micron Technology, Inc. Apparatus and method for automatically selecting an appropriate signal from a plurality of signals, based on the configuration of a peripheral installed within a computing device
US6617904B1 (en) 1999-11-09 2003-09-09 Koninklijke Philips Electronics N.V. Electronic circuit with clock generating circuit
DE10200898B4 (de) * 2002-01-11 2004-12-09 Infineon Technologies Ag Integrierte Schaltung und Verfahren zum Betrieb einer integrierten Schaltung
FR3115149B1 (fr) 2020-10-09 2024-02-23 St Microelectronics Grenoble 2 Dispositif de mémorisation

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3822857C1 (en) * 1987-04-06 1989-10-19 Ant Nachrichtentechnik Gmbh, 7150 Backnang, De Method and circuit arrangement for producing a phase-shifted clock signal
DE3841431A1 (de) * 1988-12-06 1990-06-07 Krone Ag Schaltungsanordnung fuer eine digital einstellbare frequenzerzeugung
US5029191A (en) * 1990-01-29 1991-07-02 Allied-Signal Inc. Binary counter with resolution doubling
US5812832A (en) * 1993-01-29 1998-09-22 Advanced Micro Devices, Inc. Digital clock waveform generator and method for generating a clock signal
US5598514A (en) * 1993-08-09 1997-01-28 C-Cube Microsystems Structure and method for a multistandard video encoder/decoder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018526940A (ja) * 2015-09-15 2018-09-13 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 高速プログラマブルクロック分周器

Also Published As

Publication number Publication date
DE69614821T2 (de) 2002-01-17
DE69614821D1 (de) 2001-10-04
EP0785624B1 (en) 2001-08-29
EP0785624A1 (en) 1997-07-23
US5995578A (en) 1999-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2944607B2 (ja) ディジタルpll回路とクロックの生成方法
US5126691A (en) Variable clock delay circuit
US5719515A (en) Digital delay line
JPH08321753A (ja) 遅延クロック生成回路
GB2259620A (en) Odd-number frequency divider with square wave output
JPH0715322A (ja) クロック整合回路を有する集積回路と発振器により生成されたクロック出力信号と基準クロック信号とを整合する方法
JP3674244B2 (ja) 電子装置
JPH0519892A (ja) 可変クロツク分周回路
JP2002050960A (ja) デジタル位相制御方法及びデジタル位相制御回路並びに遅延ロックループ
US20150381191A1 (en) Variable delay component ring oscillator with phase shifting select switch
JPH10150360A (ja) ウィンドウクロック信号発生方法及びウィンドウクロック信号発生回路
JP2003519854A (ja) グリッチを生じさせないでクロック信号を選択する方法および装置
JPS63211919A (ja) クロツク発生回路
US6956922B2 (en) Generating non-integer clock division
JPH10240375A (ja) クロック無瞬断切替装置
US20060071717A1 (en) Prescaler for a phase-locked loop circuit
JP3109550B2 (ja) 位相同期発振器
JP2000148281A (ja) クロック選択回路
JP3145016B2 (ja) セレクタ回路及びセレクタ装置
JP2737607B2 (ja) クロック切替回路
KR100194580B1 (ko) 지연소자를 갖춘 분수비 분주방법 및 회로
JPH11195969A (ja) クロックジェネレータ
JP2878313B2 (ja) ビデオ信号ディジタイズ用クロック発生回路
JP2001094405A (ja) 周波数切換回路
JPH0611133B2 (ja) フレ−ム位相制御回路