JPH10150280A - 電気機器のキャビネット構造 - Google Patents

電気機器のキャビネット構造

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JPH10150280A
JPH10150280A JP30942896A JP30942896A JPH10150280A JP H10150280 A JPH10150280 A JP H10150280A JP 30942896 A JP30942896 A JP 30942896A JP 30942896 A JP30942896 A JP 30942896A JP H10150280 A JPH10150280 A JP H10150280A
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JP
Japan
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case
upper case
mounting
lower case
front wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP30942896A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Hashimoto
橋本俊明
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Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アッパケースとロアケースとからなるキャビ
ネットであって、その双方ケースを組合せることにより
形成されるケース内の電気機器収納スペースを大きく確
保することができると共に、キャビネットの剛性を高
め、さらにはアッパケースに取付けた半透過光板の取付
維持を確保すること。 【解決手段】 取付部へ固定される取付枠部及び該取付
枠部で囲まれた内部に設けられた下段の電気機器取付面
及び該下段の電気機器取付面より上方へ隔設されている
上段の電気機器取付面を一体形成してなる樹脂製のロア
ケースと、該ロアケースに被着され、この被着によって
上記上段の電気機器取付面と重り合う正面壁を有するア
ッパケースとからなる電気機器のキャビネット構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器を収納す
るキャビネットであって、特にアッパケースとロアケー
スとからなるキャビネットであって、その双方ケースを
組合せることにより形成されるケース内の電気機器収納
スペースを大きく確保することができると共に、キャビ
ネットの剛性を高め、さらにはアッパケースに取付けた
半透過光板の取付維持を確保することができるように構
成した電気機器キャビネット構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気機器収納用キャビネットとし
て、例えば水洗トイレにおける節水を目的とするために
使用される洗浄擬似音発生装置としてのキャビネット構
造が知られている。このキャビネット構造は建物の壁面
に固定されるロアケースと、このロアケースの前面にお
いて開閉可能に取付けられるアッパケースとからなって
おり、これらのケースは金属板を素材としてプレス成形
された板金構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような板金構造で
あるケースにあっては、その内部を例えば2階建て構造
にして多数の電気機器を段設収納させるという2階建て
構造とすることが不可能であるために、必要とする多数
の電気部品を一個のケース内に収納することが困難であ
り、このためにケース内に多数部品を内装しようとする
ならば、自ずとそのケースの全体形状が大型化されてし
まうという不具合があった。
【0004】また上記の洗浄擬似音発生装置としてのキ
ャビネットのアッパケースには赤外線等の信号を透過せ
しめるための窓を設け、この窓には半透過型のスモーク
プレートを被着しているが、このスモークプレートを、
アッパケースに取付けるための手段としては、多数個の
取付ねじ又は取付金具等の多数部品を用いているため
に、コストが高くなることは勿論のこと、取付作業性が
悪いものであった。
【0005】本発明は、かかることに着目してなされた
もので、電気機器を収納するロアケースと、該ロアケー
スに被着されるアッパケースとを樹脂成形して、特に上
記ロアケースには、上下2段の電気機器取付面の一体形
成を可能となして、ロアケース内における電気機器の実
装数の増大を可能ならしめると共に、上記ロアケースと
アッパケースとを結合したとき、ロアケースに設けた上
段の電気機器取付面とアッパケース内面との重り合いで
キャビネットの剛性を高めることを第1の目的としてい
る。
【0006】また本発明では、ロアケースに対してアッ
パケースを被着することで、そのアッパケースに取付け
たスモークプレートに、そのロアケースとアッパケース
とによる挟持力を作用させて、そのスモークプレートの
アッパケースへの取付強度を維持せしめることを第2の
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記第1の
目的を達成するために、本発明の請求項1では、取付部
へ固定される取付枠部及び該取付枠部で囲まれた内部に
設けられた下段の電気機器取付面及び該下段の電気機器
取付面より上方へ隔設されている上段の電気機器取付面
を一体形成してなる樹脂製のロアケースと、該ロアケー
スに被着され、この被着によって上記上段の電気機器取
付面と重り合う正面壁を有するアッパケースとからなる
電気機器のキャビネット構造であることを特徴としてい
る。
【0008】また本発明では、上記第2の目的を達成す
るために、上記の請求項1に加えて、ロアケースの上段
電気機器取付面とアッパケースの正面壁のそれぞれに透
孔窓を設け、上記の上段電気機器取付面と、正面壁とに
よって、上記透孔窓を塞ぐようにして位置される半透過
光板を挟持する電気機器キャビネット構造であることを
特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す洗浄擬
似音発生装置のキャビネットの実施形態に基いて詳細に
説明する。
【0010】1は樹脂で形成されているロアケースであ
って、このロアケース1の形状は、方形周囲を囲む取付
壁面2、及び該取付壁面の四隅部に形成されている固定
物への取付孔3、並に上記取付壁面2に対して起立形成
されている起立壁4とからなる取付枠部5と、該取付枠
部5の内側に形成されて、上記の取付壁面2と平行に内
方向へ延設されている下段の電気機器取付面6と、上記
起立壁4の内側に形成されており、かつ上記下段の電気
機器取付面6に対して上方に隔設されている上段の電気
機器取付面7とからなっている。なおこの上段の電気機
器取付面7には赤外線センサ8から赤外線を透過させる
透孔9及びスピーカ10の取付孔11等が穿設されてい
る。
【0011】12はロアケース1に被着される樹脂製の
アッパケースであって、このアッパケースには、上記透
孔9及び取付孔11に対応する窓13及び放音孔14を
形成する正面壁15を有している。16はロアケース1
にアッパケース12を係止させるための錠を示す。また
上記正面壁15の内側には、上記窓13を閉塞するよう
にして位置される半透過光板17が両面粘着テープ18
を介して接着されるものである。なお19は電子回路等
を実装してなる回路基板を示し、この回路基板19は、
取付ねじ20により上記の下段の電気機器取付面6に取
付けられるものである。
【0012】以上が本実施形態であるが、次にその作用
について述べると、樹脂製のロアケース1には、下段の
電気機器取付面6と、上段の電気機器取付面7が上下に
段設されている。そしてその下段の電気機器取付面6に
は、取付ねじ20によって回路基板19を取付け、また
上段の電気機器取付面7には、赤外線センサ8及びスピ
ーカ10を取付ける。
【0013】また樹脂製のアッパケース12の窓部13
には、両面粘着テープ18を介して赤外光を透過する半
透過光板17を接着する。
【0014】そこでそのロアケース1を、四隅部に設け
られている取付孔3を用いて該ロアケース1を例えばト
イレ等の建物壁面に固定した後、そのロアケース1の起
立壁4の外側面にアッパケース12の四周壁の内面が接
合するようにして、アッパケース12をロアケース1に
被着し、次いで錠16で施錠することにより、アッパケ
ース12の取付けが完了する。
【0015】このようにしてロアケース1にアッパケー
ス12が被着されたとき、そのアッパケース12の正面
壁15内面は、そのアッパケース12に接着されている
半透過光板17を介して、上段の電気機器取付面7に圧
接されるように形状設定がなされている。従ってアッパ
ケース12の正面壁15とロアケース1の上段の電気機
器取付面7とは、半透過光板17を介して重り合ってい
るので、その半透過光板17は、例え両面粘着テープ1
8による粘着力が弱められたとしても、またその半透過
光板17がアッパケース12の外側から押えられたとし
ても、アッパケース12から半透過光板17が離脱され
るようなことがなく、半透過光板17の取付信頼性が高
いものであると共に、上記半透過光板17は両面粘着テ
ープ18による粘着力で位置決めすることができるの
で、従来の取付ねじ、取付金具等を用いる必要がなく、
このために半透過光板17の取付作業性及び取付経済性
が大幅に向上される。
【0016】またアッパケース12の正面壁15は半透
過光板17を介してロアケース1の上段の電気機器取付
面7に重り合っていることから、そのアッパケース12
の正面壁15は、半透過光板17及び上段の電気機器取
付面と相俟つてそのアッパケース12における正面壁1
5の剛性が高められ、そのためアッパケース12の正面
壁15が外部より押圧されたとしても、その押圧力に十
分耐えることができ、キャビネットの耐久性が向上す
る。
【0017】またロアケース1の内部においては、下段
の電気機器取付面6及び上段の電気機器取付面7が設け
られていて、それらの取付面を用いて電気機器を上下に
段設することができるので、キャビネットの平面形状を
大きくすることなく、多数の電気機器を内装することが
でき、これによってコンパクトなキャビネットを提供す
ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、ロアケース1と
アッパケース12の被着結合時において、そのロアケー
ス1に設けられている上段の電気機器取付面7とアッパ
ケース12の正面壁15とが半透過光板17を介して重
り合うために、その正面壁15の外方からの押力に対す
る剛性が高められ、耐久性に優れたキャビネットが提供
できる。
【0019】またアッパケースの正面壁15の裏面で接
着されている半透過光板17は、その正面壁15と上段
の電気機器取付面との間で挟持されることから、その半
透過光板の取付安定性に優れ、例えその半透過光板17
に外押力が作用してもその半透過光板17がアッパケー
ス12内で離脱することはなく、取付安定性に優れてい
る。
【0020】またその半透過光板のアッパケース12へ
の位置決め(取付け)は、粘着テープによる接着力で十
分であることから、その半透過光板の取付けに際し従来
使用していた取付ねじ、取付金具等を用いる必要がな
く、このために、半透過光板17の取付作業性及び取付
経済性が大幅に改善される。
【0021】またロア1内では、上段及び下段の電気機
器取付面を用いて、それぞれの電気機器を上下に段設す
ることができるので、キャビネットを大幅に大型化する
ことなく、多数の電気機器を内装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなる実施形態であるキャビネットの
分解状態を示した斜視図。
【図2】本発明よりなる実施形態であるキャビネットの
組立状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…ロアケース 2…取付壁面 3…取付孔 4…起立壁 5…取付枠部 6…下段の電気機
器取付面 7…上段の電気機器取付面 8…赤外線センサ 9…透孔 10…スピーカ 11…取付孔 12…アッパケー
ス 13…窓 14…放音孔 15…正面壁 16…錠 17…半透過光板 18…両面粘着テ
ープ 19…回路基板 20…取付ねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部へ固定される取付枠部(5)及び
    該取付枠部(5)で囲まれた内部に設けられた下段の電
    気機器取付面(6)及び該下段の電気機器取付面(6)
    より上方へ隔設されている上段の電気機器取付面(7)
    を一体形成してなる樹脂製のロアケース(1)と、該ロ
    アケース(1)に被着され、この被着によって上記上段
    の電気機器取付面(7)と重り合う正面壁(15)を有
    するアッパケース(12)とからなることを特徴とする
    電気機器のキャビネット構造。
  2. 【請求項2】 取付部へ固定される取付枠部(5)及び
    該取付枠部(5)で囲まれた内部に設けられた下段の電
    気機器取付面(6)及び該下段の電気機器取付面(6)
    より上方へ隔設されている上段の電気機器取付面(7)
    を一体形成してなる樹脂製のロアケース(1)と、該ロ
    アケース(1)に被着され、この被着によって上記上段
    の電気機器取付面(7)と重り合う正面壁(15)を有
    するアッパケース(12)と、上記ロアケース(1)に
    設けた上段の電気機器取付面(6)及び上記アッパケー
    ス(2)の正面壁(15)のそれぞれに透孔(9)及び
    窓(13)を設け、上記上段の電気機器取付面(6)
    と、正面壁(15)とによって、上記窓(13)を塞ぐ
    ようにして位置される半透過光板(17)を挟持するこ
    とを特徴とする電気機器キャビネット構造。
JP30942896A 1996-11-20 1996-11-20 電気機器のキャビネット構造 Pending JPH10150280A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10509443B2 (en) 2015-09-18 2019-12-17 Toray Industries, Inc. Housing
US10571963B2 (en) 2015-09-18 2020-02-25 Toray Industries, Inc. Housing
EP3737216A1 (en) 2015-09-18 2020-11-11 Toray Industries, Inc. Electronic device housing

Cited By (4)

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US10908651B2 (en) 2015-09-18 2021-02-02 Toray Industries, Inc. Electronic device housing

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