JP3367071B2 - 電気機器収納用箱体 - Google Patents

電気機器収納用箱体

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JP3367071B2
JP3367071B2 JP21970495A JP21970495A JP3367071B2 JP 3367071 B2 JP3367071 B2 JP 3367071B2 JP 21970495 A JP21970495 A JP 21970495A JP 21970495 A JP21970495 A JP 21970495A JP 3367071 B2 JP3367071 B2 JP 3367071B2
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競 高木
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河村電器産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、壁面等に床面と天
井面の間の寸法に略等しい箱体本体を埋め込んで用いる
各種電気機器を収納する電気機器収納用箱体の改善に関
する。 【0002】 【従来の技術】従来、壁面等に床面と天井面の間の寸法
に略等しい箱体本体を埋め込んで用いる各種電気機器を
収納する電気機器収納用箱体は、図4に示すように、箱
体本体21A,21Bを上下に2つ並べて配置し、これ
らを壁面に埋め込み、箱体本体21A,21Bに内機
(図示せず)を取付け、内機を配線被覆板(図示せず)
で被覆し、これに枠22A,22Bを取付け、枠22
A,22Bに扉体23A,23Bを取付けていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の電気機器収納用箱体は、箱体本体21A,21Bを上
下に2つ並べて配置するために、組立や配線に大変手間
が掛かると共に、美観が損われ、また部品点数が多いた
めに部品管理が煩雑になり、その結果製造コストが上昇
してしまうという欠点があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記従来の電気機器収納
用箱体の問題点に鑑み、本発明の目的は、組立や配線が
容易で、部品点数が削減できると共に、美観的に優れる
電気機器収納用箱体を提供するもので、壁面等に床面と
天井面の間の寸法に略等しい箱体本体を埋め込んで用い
る各種電気機器を収納する電気機器収納用箱体におい
て、少なくとも前記床面と天井面の間の寸法に略等しく
互いに平行に配置される複数の螺孔を有するレールと、
夫々のレールに連設される側板と、該側板の壁面表面側
の前端部に連設される折返片と、前記側板の前端部に取
付けられる表面パネルと、該表面パネルを支持すると共
に前記レールの複数の螺孔に固定される支柱とで構成す
ることである。 【0005】 【発明の実施の形態】レールには側板及び折返片が一体
形成されており、床面と天井面の寸法に合わせて切断
し、壁面等に埋め込む。レールの複数の螺孔に支柱を螺
子で固定し、この上に表面パネルを載置固定する。 【0006】 【実施例】図1〜図3は本発明に係る電気機器収納用箱
体の一実施例である。以下これらの図面に基づき本発明
を説明する。 【0007】電気機器収納用箱体1は、床面と天井面の
間の寸法に略等しく互いに平行に配置される複数の螺孔
2aを有するレール2,2と、夫々のレール2に連設さ
れる側板3と、この側板3の壁面表面側の前端部に連設
される折返片4と、側板3の前端部に取付けられる表面
パネル5と、この表面パネル5を支持すると共にレール
2に固定される支柱6とで構成される。 【0008】レール2には側板3及び折返片4が一体形
成されており、床面と天井面の寸法に合わせて切断し、
壁面等に埋め込む。レール2の複数の螺孔2aに支柱6
を螺子で固定し、この上に表面パネル5を載置固定す
る。 【0009】尚、レール2の複数の螺孔2aに螺着する
ものは前述の支柱6に限定されるものではなく、分電盤
の内機、インターホンパネル、スイッチパネル、コンセ
ントパネル、フリースペース木板等何でも良く、機器を
集合的に取付けることができるものである。 【0010】 【発明の効果】以上のように本発明の電気機器収納用箱
体は、壁面等に床面と天井面の間の寸法に略等しい箱体
本体を埋め込んで用いる各種電気機器を収納する電気機
器収納用箱体において、少なくとも前記床面と天井面の
間の寸法に略等しく互いに平行に配置される複数の螺孔
を有するレールと、夫々のレールに連設される側板と、
該側板の壁面表面側の前端部に連設される折返片と、前
記側板の前端部に取付けられる表面パネルと、該表面パ
ネルを支持すると共に前記レールの複数の螺孔に固定さ
れる支柱とで構成することによって、組立や配線が容易
で、部品点数を削減することができ、その結果製造コス
トが削減できるという効果がある。また、床面から天井
面までの壁面のスペースを有効利用して、機器を集合的
に取付けることができるので、美観的にも優れるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る電気機器収納用箱体の一実施例の
分解説明図である。 【図2】本発明に係る電気機器収納用箱体の一実施例の
説明図である。 【図3】本発明に係る電気機器収納用箱体の一実施例の
要部断面図である。 【図4】従来の電気機器収納用箱体の説明図である。 【符号の説明】 1・・・電気機器収納用箱体、2・・・レール、2a・
・・螺孔、3・・・側板、4・・・折返片、5・・・表
面パネル、6・・・支柱。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 壁面等に床面と天井面の間の寸法に略等
    しい箱体本体を埋め込んで用いる各種電気機器を収納す
    る電気機器収納用箱体において、少なくとも前記床面と
    天井面の間の寸法に略等しく互いに平行に配置される複
    数の螺孔を有するレールと、夫々のレールに連設される
    側板と、該側板の壁面表面側の前端部に連設される折返
    片と、前記側板の前端部に取付けられる表面パネルと、
    該表面パネルを支持すると共に前記レールの複数の螺孔
    に固定される支柱とで構成することを特徴とする電気機
    器収納用箱体。
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