JP2581100Y2 - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JP2581100Y2
JP2581100Y2 JP1992068694U JP6869492U JP2581100Y2 JP 2581100 Y2 JP2581100 Y2 JP 2581100Y2 JP 1992068694 U JP1992068694 U JP 1992068694U JP 6869492 U JP6869492 U JP 6869492U JP 2581100 Y2 JP2581100 Y2 JP 2581100Y2
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信寿 高尾
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば電気かみそり
のような小型の電気機器に係わり、特に機器ケースに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気かみそりのような小型の
電気機器のケースは、使用時の持ち易さや携帯性などか
ら、縦長の矩形状のケースが多く採用されている。また
このケースは長手方向に2分割され、一方のケースにか
みそり駆動用のモータや電源用の電池等をあらかじめ内
蔵した後、他方のケースを組み合わせることで、簡単に
組立てができる特徴がある。
【0003】ところで、このような機器ケースは、ケー
スの内面にはスイッチ接点などの部品が取りつけられ、
一方、ケースの表面には外装用の銘板や装飾用のメッキ
が施される場合が少なくない。しかしながら、ケースの
表面にメッキを施す場合、ケースの表面にのみメッキを
施すことは製造上難しい。従って、ケースの表面、内面
を問わずケース全面にメッキを施すことによって、ケー
スのメッキが容易に行われる。ところが、ケースの内面
にメッキが施されると、ケース内面の厚みにばらつきが
生じて、ケース内面に取りつけるスイッチ接点などの部
品の寸法管理が難しいばかりか、スイッチ接点の摺動具
合に支障を来したり、メッキによりスイッチ接点を短絡
してしまう心配があった。
【0004】このような問題を解決するために、2分割
された第1及び第2のインナーケースと、前記第1及び
第2の各インナーケースの外面に装着される第1及び第
2のアウターケースとより構成された二重構造の機器ケ
ースを採用し、アウターケースにのみメッキを施すこと
が考えられる。しかしながら、ケースを二重構造にする
と、インナーケースとアウターケースとの接合が難しく
隙間ができてしまったり、またアウターケースが外れて
しまうなど、構造上の不具合が残されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この考案は上記の問題
を解決するために、機器ケースを、2分割された第1及
び第2のインナーケースと、これら第1及び第2の各イ
ンナーケースの外面に装着される第1及び第2のアウタ
ーケースとより構成された二重構造にしても、簡単な構
造で、インナーケースとアウターケースとの接合が確実
にできて、隙間ができたり外れたりしない機器ケースを
提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、2分割され
た第1及び第2のインナーケース1,2と、前記第1及
び第2の各インナーケース1,2の外面に装着される第
1及び第2のアウターケース3,4とを具備し、前記第
1のインナーケースは孔部12を有し、第2のインナ
ーケースは前記第1のインナーケースの内面から前
記孔部12の一側縁に嵌合する爪13を有し、第1のア
ウターケースは前記第1のインナーケースの外面か
ら前記孔部12の他側縁に嵌合する爪14を有し、1つ
の孔部12の対向する側縁でもって、内面と外面との両
方向から各々異なる2つの爪13,14を係合させた
とを特徴とする。
【0007】またこの考案は、2分割された第1及び第
2のインナーケース1,2と、前記第1及び第2の各イ
ンナーケース1,2の外面に装着される第1及び第2の
アウターケース3,4とを具備し、インナーケース2は
ケースから垂直に立設する鍔部の中に形成された凹部2
0を有する
【0008】そして、アウターケース4はケース端部か
ら延長方向に突出する爪22を有して、凹部20と爪2
2とで両ケースの装着方向とは逆方向の外れを防止す
る。
【0009】
【作用】この考案によれば、第1のインナーケースの孔
部に、第2のインナーケースの爪が前記第1のインナー
ケースの内面から嵌合するとともに、第1のアウターケ
ースの爪が前記第1のインナーケースの外面から嵌合す
る。このように、1つの孔部によって2つのケースが固
定されるので、ケースの係合構造を簡略化することがで
きる。
【0010】またこの考案によれば、前記凹部20と爪
22との係合によって、アウターケースのインナーケー
スへの装着方向とは逆方向の外れを防止する。このた
め、両ケースによって外れ防止構造を構成するすること
ができ、この構造のために余分な部材等を追加すること
もない。
【0011】また、インナーケースから垂直に立設され
ている鍔部が、前記爪22を被い隠すので、見映えを良
くする役割もする。さらに、鍔部は、アウターケースの
厚み方向に立設されることになるから、アウターケース
の厚みの分だけ鍔部を目立たなくすることができると共
に、インナーケースの一部である鍔部の先端を外部に露
出させることができて、デザイン上アクセントを付ける
ことができる。
【0012】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は電気かみそりの本体ケースを例に
した本考案の一実施例を示している。
【0013】図1は2分割された第1のインナーケース
1及び第2のインナーケース2と、2分割された第1の
アウターケース3及び第2のアウターケース4とを示し
ている。第1及び第2のアウターケース3,4は、それ
ぞれ第1及び第2のインナーケース1,2の外面から覆
うようにして装着されるものであり、装飾用としてあら
かじめメッキが施されている。またインナーケース1,
2の一方の内部には電気かみそり駆動用のモータや電源
用の二次電池等が配設されている。なお、5は二次電池
の充電または放電状態を示すLEDの透明カバーであ
る。
【0014】図2は第2のインナーケース2に対してス
ライド自在なスライドスイッチつまみ6の取りつけ構造
を示している。このスライドスイッチつまみ6は電気か
みそりの駆動用のスイッチであって、爪7を備え、第2
のインナーケース2の内面に備えられたスイッチ基板8
と係合し、つまみ6と基板8とが、第2のインナーケー
ス2を介して一体となってスライドする。また9はロッ
クつまみであり、爪10によってスイッチ基板8に係合
されるとともに、操作部11が前記スライドスイッチつ
まみ6から露出して外部から操作可能になっている。前
記スライドスイッチつまみ6は常時は前記ロックつまみ
9によってスライド動作がロックされているが、ロック
つまみ9の操作部11を押すとこのロックが解除されて
スライドスイッチつまみ6の操作が可能になる。
【0015】さて、前記第1のインナーケース1はその
側面に左右二対の孔部12を有している。一方、前記第
2のインナーケース2と第1のアウターケース3は、そ
れぞれ前記孔部12に嵌合する爪13,14を有してお
り、第2のインナーケース2の爪13は前記孔部12の
上縁に第1のインナーケース1の内面から嵌合すると共
に、第1のアウターケース3の爪14は前記孔部12の
下縁に第1のインナーケース1の表面から嵌合する。即
ち、前記孔部12の上縁及び下縁にそれぞれ第2のイン
ナーケース2の爪13及び第1のアウターケース3の爪
14が嵌合する。従って、各孔部12にそれぞれ2つの
爪13,14が嵌合するので、孔部の数を爪の数の半分
にすることができ、構造の簡略化が図れる。
【0016】次に、前記第1のインナーケース1はその
側面から突出した左右二対の凹部15を有しており、一
方、前記第1のアウターケース3は前記凹部15にそれ
ぞれ嵌合する爪16を有している。同様に、前記第2の
インナーケース2はその側面に略T字型の左右二対の爪
17を有しており、一方、前記第2のアウターケース4
は前記爪17にそれぞれ嵌合する凹部18(図2参照)
を有している。これらの凹部15と爪16、爪17と凹
部18はそれぞれ、前記第1及び第2のアウターケース
3,4の開きを防止するように第1及び第2のアウター
ケース3,4の短側面における内外方向に係止され、ケ
ースが外方向には開かないようになっている。
【0017】また、前記第2のインナーケース2はその
側面に左右二対の爪19及び表面に一対の凹部20を有
しており、一方、前記第2のアウターケース4は前記爪
19及び凹部20にそれぞれ嵌合する凹部21(図2参
照)及び爪22を有している。これらの爪19と凹部2
1、凹部20と爪22、及び前述の孔部12と爪14は
それぞれ、前記第1及び第2のアウターケース3,4の
外れを防止するように第1及び第2のアウターケース
3,4の装着方向に係止されて装着方向とは逆方向には
外れないようになっている。以上のように、第1及び第
2のアウターケース3,4の開きや外れを防止すること
で、第1及び第2のインナーケース1,2に確実に固定
される。
【0018】次に、前記スライドスイッチつまみ6は、
第2のインナーケース2上をスライドするようになって
おり、第1及び第2のアウターケース3,4はスライド
スイッチつまみ6がスライドする部分が切り欠かれてい
る。これによってスライドスイッチつまみ6と第1及び
第2のアウターケース3,4とが、ほぼ面一とすること
ができる。ここで、スライドスイッチつまみ6の両側部
はそれぞれ二対の突起23を有しており、一方、第1及
び第2のアウターケース3,4はこの突起23がそれぞ
れ嵌合する凹部24を有している。これによって、スラ
イドスイッチつまみ6の開きを防止することができる。
その結果、スライドスイッチつまみ6は、第1及び第2
のアウターケース3,4とほぼ面一な状態を維持したま
まスライド動作が可能となる。なお、スライドスイッチ
つまみ6がスライド移動可能なように、前記凹部24は
スライド方向に長く形成されている。
【0019】なお、本実施例における電気かみそりは、
モータの負荷の状態を検知することが可能であり、この
負荷の状態を使用者に報知する発音体が内蔵されてい
る。そしてこの発音体の報知音がケース内にこもらずに
ケースの外部によく聞こえるように、前記第2のインナ
ーケース2の下端に連通孔25が設けられている。この
連通孔25は、前記第2のアウターケース4によってカ
バーされているので、外観を損なうことなく、発音体の
報知音が外部へ聞こえやすくなっている。
【0020】
【考案の効果】この考案によれば、第1のインナーケー
スの孔部に、第2のインナーケースの爪が前記第1のイ
ンナーケースの内面から嵌合するとともに、第1のアウ
ターケースの爪が前記第1のインナーケースの外面から
嵌合する。このように、1つの孔部によって2つのケー
スが固定されるので、ケースの係合構造を簡略化するこ
とができる。
【0021】またこの考案によれば、前記凹部20と爪
22との係合によって、アウターケースのインナーケー
スへの装着方向とは逆方向の外れを防止する。このた
め、両ケースによって外れ防止構造を構成するすること
ができ、この構造のために余分な部材等を追加すること
もない。
【0022】また、インナーケースから垂直に立設され
ている鍔部が、前記爪22を被い隠すので、見映えを良
くする役割もする。さらに、鍔部は、アウターケースの
厚み方向に立設されることになるから、アウターケース
の厚みの分だけ鍔部を目立たなくすることができると共
に、インナーケースの一部である鍔部の先端を外部に露
出させることができて、デザイン上アクセントを付ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電気かみそり機器ケー
スの分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す電気かみそり聞きケー
スの要部分解斜視図である。
【符号の説明】 1 第1のインナーケ
ース 2 第2のインナーケ
ース 3 第1のアウターケ
ース 4 第2のアウターケ
ース 5 透明カバー 6 スライドスイッチ
つまみ 7,10,13,14,16,17,19,22 爪 8 スイッチ基板 9 ロックつまみ 11 操作部 12 孔部 15,18,20,21,24 凹部 23 突起 25 連通孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2分割された第1及び第2のインナーケ
    ース1,2と、前記第1及び第2の各インナーケース
    1,2の外面に装着される第1及び第2のアウターケー
    3,4とを具備し、前記第1のインナーケースは孔
    12を有し、第2のインナーケースは前記第1のイ
    ンナーケースの内面から前記孔部12の一側縁に嵌合
    する爪13を有し、第1のアウターケースは前記第1
    のインナーケースの外面から前記孔部12の他側縁
    嵌合する爪14を有し、1つの孔部12の対向する側縁
    でもって、内面と外面との両方向から各々異なる2つの
    爪13,14を係合させたことを特徴とする電気機器。
  2. 【請求項2】2分割された第1及び第2のインナーケー
    1,2と、前記第1及び第2の各インナーケース1,
    の外面に装着される第1及び第2のアウターケース
    3,4とを具備し、インナーケース2はケースから垂直
    に立設する鍔部の中に形成された凹部20を有すると共
    に、アウターケース4はケース端部から延長方向に突出
    する爪22を有して、凹部20と爪22とで両ケースの
    装着方向とは逆方向の外れを防止したことを特徴とする
    電気機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2798214B2 (ja) * 1989-03-17 1998-09-17 九州日立マクセル株式会社 小型電気機器のケース
JP2511520Y2 (ja) * 1990-08-27 1996-09-25 三洋電機株式会社 電気かみそり

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