JP2798214B2 - 小型電気機器のケース - Google Patents

小型電気機器のケース

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JP2798214B2 JP1066586A JP6658689A JP2798214B2 JP 2798214 B2 JP2798214 B2 JP 2798214B2 JP 1066586 A JP1066586 A JP 1066586A JP 6658689 A JP6658689 A JP 6658689A JP 2798214 B2 JP2798214 B2 JP 2798214B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気かみそりや電動式毛玉取り器などの小
型電気機器のケースに関する。
〔従来の技術〕
この種の機器ケースとしては、例えば実開昭50−1166
79号公報で示されるように、前後二つ割りのケースをそ
の上下において前後からネジ止め結合したものが多い。
〔発明が解決しようとする課題〕
前出の従来例によると、前後二つ割りケースの外表面
にネジ挿通孔が多く存在することになり、上側のネジ挿
通孔は機能部品(具体的には外刃ホルダー)で覆い隠さ
れるが、下側のネジ挿通孔はそのまま露出することにな
り、このため専用の化粧用底カバーを被せて外観を整え
るようにしている。
しかし、この底ケースはその材料自体がもつ弾性を利
用して前後二つ割りケースの下端に嵌め合わせるだけの
ものであるから、その加工誤差等によって前後二つ割り
ケースの合わせ目に間隙が生じやすくて外観を損ないや
すく、また底ケースがガタつきを生じたり、落下衝撃で
外れてしまうおそれもあった。
また、全体としてネジ止め箇所が多くて組付作業性が
低くなり、特に高級志向に伴ってケース外観上の装飾性
をも向上させるために各種化粧ケースを重ねて覆うケー
ス構造を採用する場合において、かかる問題が顕著に生
じる傾向があった。
本発明は、こうした問題を解消するためになされたも
のであって、上記のような、前後二つ割りケース内に機
器内蔵物を収納する機器ケースにおいて、その組付作業
性を高めながら確実強固な組付けを可能にすることを目
的とする。
また本発明は、ケース組立構造からの制約を受けるこ
となく、一機種の外観仕様を自由に、かつ多種類設定す
ることを容易にすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の小型電気機器の
ケースでは、例えば第1図に示すように、機器内蔵物を
収納する中ケース5と、中ケース5の外表面を覆う化粧
ケース34および底ケース10の三者を組み合わせてなる。
中ケース5は互いに突き合わされる前後ケース3・4
からなり、この前後ケース3・4はその上部がネジ28で
結合されるとともに、その下部外周に、下方に向かいす
ぼまり状のテーパ面が形成される。
化粧ケース34は前後ケース3・4の外面に被せる前後
化粧ケース6・7は前後ケース3・4に係止爪6a・7aを
介して係止連結される。
底ケース10は、前後ケース3・4の下すぼまり状下部
の形状に対応するように、その内周に内底に向かい小径
のテーパ面を有するカップ状に形成され、前後ケース3
・4の下すぼまり状下部にこれの下方より外嵌されて前
ケース3もしくは後ケース4のいずれかにこの下方より
ネジ30で締めつけられることにより、底ケース10のテー
パ状の内面で前後ケース3・4の下すぼまり状下部どう
しを抱き締めるとともに、底ケース10の上端縁を前後化
粧ケース6・7の両下端縁に密着状に突き合わせるよう
にしたものである。
〔作用〕
上記構造によると、機器内蔵物を組込んだ前ケース3
と後ケース4との上部をネジ28で結合した上で、これら
前後ケース3・4にそれぞれ前後化粧ケース6・7を被
せて係止連結し、これらの下方からカップ状の底ケース
10を装着して下方よりネジ30で締上げるという手順で組
み立てられる。
この際、前後ケース3・4の下すぼまり状の下部どう
しはこれに外嵌された底ケース10で締め上げられること
で前後に強力に締付けられ、またその締め上げにより底
ケース10の上端縁が前後化粧ケース6・7の両下端縁に
突き合わされてこれら上下端縁どうし間に隙間が生じる
ことがなくて外観を損なうことがなくなる。
また、前後化粧ケース6・7は、その外表面の模様、
色彩等の異なった各種のものを用意しておくことで、同
一機種で外観の異なった多種多様のものが得られる。
なお、底ケース取付け用のネジ30は該ケース10の下面
側に露出するが、外観上あまり目立たない底側であるた
め、外観的体裁上何ら支障を来すようなことはない。
〔発明の効果〕
本発明の小型電気機器のケースによれば、底ケース10
をネジ止めすることで中ケース5の下部および前後化粧
ケース6・7の下部を一挙に締め上げて密着結合するこ
とができ、各ケース接合部に間隙などの生じない確実強
力な組付けが行えるものでありながらその作業性を向上
することができる。
また、化粧ケース34で中ケース5の外面を覆うことに
よって、ネジ挿入孔が外表面側に露出せず、また模様、
色彩等の異なる各種外観を任意に選定できて商品価値を
高めることができるのみならず、中ケース5と化粧ケー
ス34の二重壁構造により内部の機器内蔵物から発生する
振動や騒音の防止に有効となる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面に基づき電気かみそりに適用
した場合について説明する。
第1図および第2図において、この電気かみそりは、
本体ケース1の上部に往復動型の内外刃22・23を有する
かみそりヘッド2を装備した構造となっている。
本体ケース1は、第6図の分解図でも示すように、互
いに突き合わされる前ケース3および後ケース4からな
る中ケース5と、その中ケース5の前後外面に被せる前
化粧ケース6および後化粧ケース7からなる化粧ケース
34と、これらケースの下部に装着されるカップ状の底ケ
ース10とからなる。前後化粧ケース6・7の左右両端間
にはサイドピース8・9が介装される。
中ケース5の内部には、モータ11をネジ止め支持した
モータ取付台12、回路基板13、充電式電池14、充電用プ
ラグケース15、上下スライド型のスイッチプレート16、
およびスイッチボタン17などが組込まれる。
モータ取付台12の上部には振動子18が組み付けられ、
この振動子18とモータ出力軸11a上の偏心カム19とがリ
ンク20で連結されて、モータ11の回転に伴って振動子18
が左右方向に一定ストロークで往復駆動する。そして、
この振動子18から立設した支軸18aに内刃ホルダー21を
介して内刃22が装着される。なお、第1図、第2図およ
び第4図に示すように、モータ取付台12の下面側にボス
35を一体に突設する一方、線バネ36の一端を前記ボス35
に固着するとともに、該バネ36の自由他端側を前記モー
タ出力軸11aに常に押圧接当させることにより、モータ1
1内の軸受とモータ出力軸11aとの間にクリアランスがあ
る場合も、そのクリアランスにより生じやすいモータ出
力軸11aのガタつき音の発生を防止できるようにしてい
る。
また、中ケース5の上部には外刃23を保持した外刃ホ
ルダー24が被され、この外刃ホルダー24は左右一対のロ
ック片25によって着脱操作可能である。そのロック片25
には、外刃ホルダー24に係脱自在に作用するロック爪25
aと、外刃23および外刃ホルダー24に着脱可能に被せる
外刃保護キャップ26に係脱自在に作用するロック爪25b
とを備えている。
なお、前記スイッチボタン17は右側のサイドピース9
に開口した長孔27から突出され、かつ、スイッチボタン
17の中央にはスイッチプレート16から連設したロック解
除片16aが突出されて、この解除片16aを押込み変位させ
ることによってスイッチプレート16の上方(スイッチON
方向)へのスライドが可能となる。
次に、上記本体ケース1の組付け構造について説明す
る。
第4図および第5図に示すように、互いに突き合わさ
れる前ケース3と後ケース4の上部はその後方より挿入
される左右一対のネジ28によって結合されるとともに、
後ケース4の左右から前方に突設した係止爪4aが前ケー
ス3に設けた係止孔3aに係合される。
第2図に示すように、前後化粧ケース6・7の上端中
央には前後ケース3・4の上部中央に設けた係止孔3b・
4bに係合する係止爪6a・7aが突設されるとともに、第6
図に示すように前後化粧ケース6・7の左右端近くには
前後ケース3・4の左右外側面の係止孔3c・4cに係合す
る係合突起6b・7bが上下一対ずつ設けられている。
第1図に示すように、サイドピース8・9は、その上
下端にそれぞれ設けた係止爪8a・8b・9a・9bを介して前
後ケース3・4の左右両側に沿って係止連結される。ま
た、このサイドピース8・9は、第5図に示すように、
前後ケース3・4の接合部に形成した鍔部3d・4dを抱き
込み係合することにより、前後ケース3・4の前後方向
への分離を阻止している。
第1図ないし第3図に示すように、底ケース10は、中
ケース5の下すぼまり状に形成された下部の外面形状に
対応するカップ形状に形成されて、後ケース4の下部に
備えたボス29にその下方より1本のネジ30で締付けられ
る。その締付けにより、前後ケース3・4の下すぼまり
状の両下部が底ケース10のテーパー状の内面で前後に抱
き締められて強力に接合されるとともに、底ケース10の
上端縁が前後化粧ケース6・7の各下端縁に密着状に突
き合わされる。なお、その突き合わせと同時に、底ケー
ス10の上端縁に設けた凹部10a・10bが前後化粧ケース6
・7の各下端縁に設けた突片6c・7cに係入する係合手段
でもって前後化粧ケース6・7の下部における前後方向
への拡がりを阻止するようにすることがより好ましい。
その他図中、31は商標などを表示したバッジで、前化
粧ケース6の前面中央の凹部に嵌め込まれている。第1
図中、32は底ケース10の右側端に嵌込み装着するランプ
カバーで、回路基板13に備えたチャージ表示ランプ33が
そのカバー32の内部に挿入される。
〔別実施例〕
上記実施例では、前後化粧ケース6・7が前後ケース
3・4に対し係止爪6a・7aを係止孔3b・4bに係合するこ
とにより、前後ケース3・4の上部のみに係止連結する
ものとしてあるが、その下部においても同様に係止連結
するようにしてもよい。
また上記実施例では、前後化粧ケース6・7の左右端
間にサイドピース8・9を介装しているが、これに代え
て、サイドピース8・9を省略し、前後化粧ケース6・
7の左右端どうしを直接突き合わせるようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示しており、 第1図は電気かみそりの縦断正面図、 第2図はその縦断側面図、 第3図は一部を切欠いた側面図、 第4図はかみそりヘッド部の横断平面図、 第5図は本体ケースの横断平面図、 第6図は本体ケースの分解斜視図、 第7図は全体の正面図、 第8図は全体の外観斜視図である。 3……前ケース、 4……後ケース、 5……中ケース、 6……前化粧ケース、 7……後化粧ケース、 10……底ケース、 34……化粧ケース。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その上部どうしがネジ28で結合されて互い
    に突き合わされる前ケース3および後ケース4からなる
    中ケース5と、 上記前ケース3および後ケース4の外面を覆った前化粧
    ケース6および後化粧ケース7からなる化粧ケース34
    と、 上記前後ケース3・4の下部にこれの下方より外嵌され
    て前ケース3もしくは後ケース4のいずれかにこれの下
    方よりネジ30で締めつけられるカップ状の底ケース10と
    からなり、 前後化粧ケース6・7の各上端側は前後ケース3・4に
    係止爪6a・7aを介して係合されており、 前後ケース3・4の下部外周には、下方に向かいすぼま
    り状のテーパ面が形成されており、 底ケース10の内周には、その内底に向かい小径のテーパ
    面が形成されており、 上記底ケース10がネジ30で締めつけられることにより底
    ケース10の内周のテーパ面で前後ケース3・4の下すぼ
    まり状下部どうしを前後に抱き締めるとともに、底ケー
    ス10の上端縁を前後化粧ケース6・7の両下端縁に突き
    合わせてなることを特徴とする小型電気機器のケース。
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