JPH10149184A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH10149184A
JPH10149184A JP8324692A JP32469296A JPH10149184A JP H10149184 A JPH10149184 A JP H10149184A JP 8324692 A JP8324692 A JP 8324692A JP 32469296 A JP32469296 A JP 32469296A JP H10149184 A JPH10149184 A JP H10149184A
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JP
Japan
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data
singing
song
karaoke apparatus
karaoke
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Application number
JP8324692A
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English (en)
Inventor
Michiko Enomoto
道子 榎本
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的に歌った場合よりも、歌手本人の歌唱
あるいはそれに近い、表情豊かな歌唱に対して高得点を
付けることができる採点機能を有するカラオケ装置を提
供すること。 【構成】 利用者が楽曲を歌う場合に、歌手本人の歌唱
に基づく歌唱データと利用者の歌声データとを比較して
(S12〜S17)、利用者の歌唱を評価する構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、採点機能を有する
カラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、採点機能を有するカラオケ装
置が知られている。採点機能付きのカラオケ装置は、例
えば曲の旋律と歌い手の歌声の音高とを比較し、その差
異に基づいて採点を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来の採点機能付カラオケ装置では歌手本人が自らレ
コードを出している持ち歌をカラオケで歌っても、必ず
しも良い点が出るとは限らなかった。即ち、歌手が歌を
歌う場合には、単に機械的に音を上下させるのではな
く、微妙に音高をずらしたり、リズムを変えたり、曲に
表情をつけるために様々なテクニックを駆使している。
このため、従来のように単に主旋律の音高のみに基づい
て採点を行うと、機械的に淡々と歌った利用者は高得点
を得、歌手本人や歌手に似せて表情豊かに歌った利用者
の得点は低くなるという問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、機械的に歌った場合よりも、歌
手本人の歌唱あるいはそれに近い、表情豊かな歌唱に対
して高得点を付けることができるカラオケ装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載のカラオケ装置は、曲データに基づ
き演奏曲を演奏する演奏手段と、利用者の音声を入力す
る音声入力手段と、前記利用者の歌唱に基づいて生成さ
れる歌唱データである歌声データを取得する歌声データ
取得手段と、前記演奏曲の歌手の歌唱に基づいて生成さ
れた前記歌手の歌唱データと、前記歌声データ取得手段
により取得された前記利用者の歌声データとを比較する
歌声データ比較手段と、を有することを特徴としてい
る。
【0006】請求項2に記載のカラオケ装置は、前記歌
声データ比較手段による比較結果を表示する表示装置を
更に有することを特徴としている。
【0007】請求項3に記載のカラオケ装置は、前記歌
声データ比較手段は前記曲の演奏中、所定の周期で前記
演奏データに対応して予め生成されている前記歌唱デー
タデータと、前記歌声データ取得手段により取得された
利用者の歌声データとを比較することを特徴としてい
る。
【0008】請求項4に記載のカラオケ装置は、ホスト
局と通信するための通信手段を有する端末装置であり、
前記歌唱データは前記ホスト局から通信により受信する
ことを特徴としている。
【0009】請求項5に記載のカラオケ装置は、前記歌
唱データが前記演奏局の演奏後に消去されることを特徴
としている。
【0010】請求項6に記載のカラオケ装置において
は、前記ホスト局は前記曲データを格納する記憶手段を
有し、前記歌唱データは前記曲データと対応づけられて
前記ホスト局が有する前記記憶手段に格納されているこ
とを特徴としている。
【0011】請求項7に記載のカラオケ装置において
は、前記歌唱データは、前記歌手が当該曲を歌ったとき
の声紋データに基づいて生成され、前記歌声データは前
記利用者の声紋に基づいて生成されることを特徴として
いる。
【0012】請求項8に記載のカラオケ装置において
は、前記比較手段による比較結果が点数により示される
ことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
であるカラオケ装置1とホストコンピュータ2とから構
成されるカラオケシステムのブロック図である。カラオ
ケ装置1は、各曲毎の歌手の歌唱データと、必要に応じ
てさらに曲データおよび画像データをホストコンピュー
タ2から取得するために使用するモデム19と、カラオ
ケ装置1において曲の予約などを行うための入力装置1
0と、カラオケ装置1の動作を制御するCPU(Centra
l Processing Unit:中央処理装置)13と、CPU1
3により実行されるプログラムを格納したプログラムR
OM14と、演奏手段としての音声再生装置18、アン
プ20およびスピーカ22と、利用者の歌声を入力し歌
声データとして取得する歌声データ取得手段であるマイ
クロフォン23と、演奏データ、字幕データおよび画像
データからなる曲データの記憶手段としての外部記憶装
置12と、映像再生装置24と、CRT(Cathod Ray T
ube:陰極線管)26とを有している。また、プログラ
ム実行の際の作業領域として用いられるRAM15もC
PU13に接続されている。なお、利用者が入力装置1
0を用いて入力したリクエスト曲の曲番号はRAM15
の曲番号メモリ15Mに格納される。さらに、詳しくは
後述するが、ホストコンピュータ2からダウンロードし
た歌唱データもRAM15に一時的に格納される。
【0014】モデム19は、通信事業者が提供している
公衆通信回線によりホストコンピュータ2に接続され
る。ホストコンピュータ2は、楽曲演奏に使用する曲デ
ータを多数記憶しているデータベース21を備えてい
る。曲データには、楽曲の演奏のためのデータである演
奏データ、CRT26に表示される歌詞字幕のデータで
ある字幕データがふくまれている。さらに、データベー
ス21には、本発明の特徴である、各曲の歌手本人の歌
唱情報である歌唱データが曲データに対応づけられた状
態で格納されている。
【0015】カラオケ演奏する曲を予約登録するための
入力装置10は、カラオケ装置1の本体に設けられたキ
ーパネルより構成される。入力装置10には曲番号を予
約番号として予約する曲番号キーが設けられており、利
用者が入力した曲番号がCPU13に入力される。な
お、入力装置10の各キーの入力は、所定の周期で割り
込みで処理によりモニタされており、利用者がキー操作
を行うと操作キーに応じた信号がCPU13に入力され
る。なお、入力装置10としてはリモートコントローラ
を用いることもできる。その場合には、リモートコント
ローラから送られてきた曲番号がCPU13に入力され
ることになる。また、CPU13には、外部記憶装置1
2が接続されている。外部記憶装置12は例えばHDD
(ハードディスクドライブ)により構成されており、曲
データとして、演奏データ12a、字幕データ12bお
よび画像データ12cを格納している。本実施の形態に
おいては、歌唱データはホストコンピュータ2のデータ
ベース21からダウンロードして用い、使用後は直ちに
消去するようにしている。歌唱データは、カラオケ演奏
で採点を行う際に利用者の歌声から抽出する音声データ
と比較するための参照データとして用いるものである。
【0016】利用者のリクエスト曲の曲データが外部記
憶装置12に格納されている場合には、CPU13は外
部記憶装置12に格納されている曲データを読み出し
て、後述のカラオケ演奏のための処理を行う。この場
合、CPU13はモデム19を介してホストコンピュー
タ2とデータ通信を行い、曲番号に対応した歌唱データ
をダウンロードし、RAM15に格納する。また、外部
記憶装置12にリクエスト曲の曲データが格納されてい
ない場合には、CPU13はホストコンピュータ2とデ
ータ通信を行い、ホストコンピュータ2のデータベース
21に蓄積されている曲データ(演奏データ12a、字
幕データ12b、画像データ12c)を上記の歌唱デー
タと共に受信し、外部記憶装置12に受信データを書き
込んだ上で、カラオケ演奏の処理を行う。
【0017】なお、本実施の形態においては、曲データ
と歌唱データを別データとして扱っている。従って従来
より用いられているカラオケデータを変更することなく
用い、歌唱データのみを新たに作成することにより本実
施例のカラオケ装置の構成を得ることができる。なお、
カラオケの曲データが歌唱データを含む形式とすること
ももちろん可能である。
【0018】また、本実施の形態のカラオケ装置1にお
いては、カラオケ装置1側には常時歌唱データを蓄積せ
ず、採点機能を利用して演奏する場合のみホストコンピ
ュータ2からデータ通信によりダウンロードして外部記
憶装置12に一時的に格納するようにし、カラオケ演奏
が終了すると歌唱データを消去するようにしている。こ
のように歌唱データを外部記憶装置12に蓄積しないよ
うにすれば、例えば歌唱データが歌手本人の声の特徴を
含むようなフォーマットのデータの場合、その歌唱デー
タが外部記憶装置12から他の機器にコピーされること
を防ぐことができる。
【0019】さらに、CPU13には、外部記憶装置1
2から読み出した演奏データ12aを再生するための音
声再生装置18が接続されている。演奏データ12aは
MIDI(Musical Instrument Digital Interface)デ
ータで、音声再生装置18に内蔵された音源を利用し
て、曲を再生する。この音声再生装置18には、音声再
生装置18から出力された演奏曲の音声信号を増幅する
ためのアンプ20が接続されており、アンプ20に接続
されたスピーカ22から演奏を音として出力するように
なっている。
【0020】マイク23は、利用者の歌声を取得する歌
声データ取得手段であり、入力された歌声に対応した電
気信号を所定のタイミングでサンプリングし、歌唱デー
タと比較可能な数値データに変換するA/D変換装置1
6が接続されており、さらに、A/D変換装置16はC
PU13に接続されている。また、マイク23へ入力さ
れた利用者の歌声に対応した電気信号はアンプ20にも
転送される。アンプ20は、音声再生装置18から出力
されたカラオケ演奏の信号と、マイク23から入力され
た信号とを合成し、増幅してスピーカ22を鳴動させ
る。
【0021】CPU13に接続された映像再生装置24
は、外部記憶装置12から読み出された画像データ12
cおよび字幕データ12bに基づいてCRT26に画像
を表示させる。映像再生装置24は、内部にVCD(ビ
デオコンパクトディスク)などの記録媒体を格納してお
り、画像データ12cに基づき、カラオケ演奏時の背景
画となる画像として、記録媒体に記録されている画像を
再生する。また、字幕データ12bに基づいて字幕表示
のための画像信号を生成する。そして、背景画像および
字幕表示のための画像を合成し、CRT26に出力する
ことにより、音声再生装置18により再生されアンプ2
0で増幅され、スピーカ22から出力されるカラオケ演
奏と当時にCRT26に背景画像および字幕が表示され
る。
【0022】以上のように構成されたカラオケ装置1の
動作について、フローチャートを参照して説明する。図
2は曲予約処理を示すフローチャートである。曲予約処
理は、利用者が入力装置10により曲番号を入力すると
割り込み処理として実行される。図2において、まずS
1で、入力装置10から曲番号が入力されると、CPU
13は、RAM15上にある曲番号メモリ15Mに空き
領域があるか否かをチェックする(S2)。曲番号メモ
リ15Mに空き領域があれば(S2:YES)、入力さ
れた曲番号を曲番号メモリに格納し、曲予約処理を終了
する(S3)。一方、曲番号メモリ15Mに空き領域が
なければ(S2:NO)、S4で曲の受け付けを拒否し
て処理を終了する。
【0023】図3は、カラオケ演奏処理の流れを示すフ
ローチャートである。CPU13は、まずS10におい
て曲番号メモリ15Mに演奏曲の曲番号が格納されてい
るか否かをチェックする。曲番号メモリ15Mに曲番号
が記憶されている場合には(S10:YES)、S11
において曲番号メモリ15Mに記憶された曲番号の先頭
のものを読み出す。S12で採点点数を算出する対象と
なる曲番号に対応する歌唱データをホストコンピュータ
とのデータ通信により取得し、取得した歌唱データをR
AM15上に格納する(S12)。次に、曲番号に対応
する曲データを外部記憶装置12から読み出し、S12
において取得した歌唱データをRAM15上から読み出
しす(S13、S14)。
【0024】S15で、曲データ中の演奏データを音声
再生装置18に転送し、また曲データ中の字幕データお
よび画像データを映像再生装置24に転送して、カラオ
ケ演奏を開始する。
【0025】カラオケ演奏中は利用者が利用しているマ
イク23からアンプ20に音声信号が送られ、アンプ2
0において、音声再生装置18から出力されるカラオケ
演奏の音声信号と合成されて、スピーカ22から出力さ
れる。この時、マイク23から入力される音声信号はA
/D変換装置16にも入力される。A/D変換装置16
ではマイク23から入力される、利用者の歌声に対応し
た電気信号(アナログ信号)を所定の周期でサンプリン
グし、歌唱データと比較できるデータ(デジタルデー
タ)に変換する(S16)。次に、CPU13は、S1
6にてA/D変換装置16により変換・生成されたデー
タとS14で読み出した歌唱データとを比較し、そのデ
ータの高低の差分をRAM15に書き込む(S17)。
【0026】なお、歌唱データは上限と下限とにより規
定される、幅を持ったデータであり、利用者の歌声デー
タを歌唱データと比較する場合には、歌声データがどの
くらい歌唱データの上限より大きいか、あるいは歌声デ
ータがどのくらい歌唱データの下限より小さいかを求
め、RAM15に書き込むようになっている。
【0027】S18で、CPU13はカラオケ演奏が終
了したかどうかを判定し、カラオケ演奏が終了すると
(S18:YES)、歌唱データをRAM15から削除
(S19)し、カラオケ演奏中にRAM15に書き込ん
だ歌唱データと歌声データとの差分値を総計し、総計に
基づいて採点点数を計算し、映像再生装置24を駆動し
てCRT26に採点結果を所定時間表示する(S2
0)。そして、RAM15上の曲番号メモリ15Mをシ
フトして上記の処理により演奏された曲の曲番号を削除
して、1曲分のカラオケ演奏処理を終了する(S2
1)。もしもカラオケ装置1の動作を終了するなら(す
なわち電源オフの操作がおこなわれているなら)S22
でYESと判定され、図3の処理を終了する。また、引
き続きカラオケ演奏が行われるのであれば(カラオケ装
置1の電源オフの操作がされていなければ)、S22で
NOと判定され、処理はS10に戻る。
【0028】上記のように動作するカラオケ装置では、
当該曲を歌う歌手本人の歌唱に基づく歌唱データを採点
機能の採点基準データとしているため、採点機能付きの
カラオケ装置で、歌手本人が自らレコード等で出してい
る持ち歌を歌った場合に最も良い点が出、また、利用者
の歌い方が歌手の歌唱方法に近いほど良い点が出るカラ
オケ装置を提供することができる。
【0029】また、本実施の形態においては、利用直前
に(カラオケ演奏の直前に)ホストコンピュータから歌
唱データを受信し、利用後(当該曲の演奏直後に)すぐ
に歌唱データを削除しているため、例えば、歌唱データ
に歌手本人の声の再生を可能にするようなデータが含ま
れていても、カラオケ装置内にそのデータを残さないた
め、セキュリティーを保持することができ、また歌唱デ
ータを格納する外部記憶装置12の記憶容量を圧迫する
ことがないため、上記のような特殊な機能を有している
にもかかわらずデータ格納の観点からは効率的なカラオ
ケ装置を提供することができる。
【0030】上記実施の形態においては、歌唱データと
して、各曲の歌手本人がその曲を歌ったときの音高、音
価(音の長さ)、音量などに基づいて生成されたデータ
を利用している。しかし歌唱データは実施の形態で示し
たデータに限るわけではなく、歌手本人の歌い方の特徴
を示すデータであれば種々のデータを活用することが可
能である。一例としては、声紋データがある。声紋は声
の周波数スペクトルを表すものであるが、歌手本人がそ
の曲を歌ったときの声紋を利用して、音高に対応する歌
唱データを生成することも可能であるし、また、周波数
スペクトルの推移に基づいて曲の中の張りのある部分や
ビブラートの変化など様々な要素を抽出し歌唱データに
組み込むことも可能である。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載のカラオケ装置によれ
ば、演奏曲の歌手の歌唱に基づいて生成された歌唱デー
タと、利用者の歌声データとを比較する歌声データ比較
手段とを有するため、機械的に旋律通り歌うよりも、当
該曲の歌手の歌唱に近い、表情豊かな歌唱の方を高く評
価するカラオケ装置を提供することができる。
【0032】請求項2に記載のカラオケ装置によれば、
前記歌声データ比較手段による比較結果を表示する表示
装置を有するため、比較結果を容易に知ることができ
る。なお、表示手段ではなく音声によって知らせること
も、表示・音声の両方を組み合わせることも可能であ
る。
【0033】請求項3に記載のカラオケ装置によれば、
所定の周期で歌声データをサンプリングして歌唱データ
と比較するため、曲全体として利用者の歌唱が当該曲を
歌っている歌手の歌唱に近いかどうかを判定することが
できる。
【0034】請求項4に記載のカラオケ装置によれば、
前記カラオケ装置はホスト局と通信するための通信手段
を介してホスト局から通信により歌唱データ受信する。
このため、歌唱データを格納するための記憶領域を余分
に持つことなく、歌唱データと歌声データとを比較する
機能をカラオケ装置に増設することができる。
【0035】請求項5に記載のカラオケ装置によれば、
前記歌唱データは前記演奏局の演奏後に消去される。従
って、歌唱データをカラオケ装置から他の機器にコピー
されることが無く、セキュリティが保たれる。
【0036】請求項6に記載のカラオケ装置によれば、
前記ホスト局は前記曲データを格納する記憶手段を有
し、前記歌唱データは前記曲データと対応づけられて前
記ホスト局が有する前記記憶手段に格納されている。こ
のため、単に歌唱データを曲データとは別に準備し、ホ
スト局が有するデータベースに追加するだけで、優れた
機能をカラオケ装置に付加することが可能になる。
【0037】請求項7に記載のカラオケ装置によれば、
声紋データを利用して歌手と利用者の歌唱を比較するた
め、様々な観点での比較機能をカラオケ装置に設けるこ
とが可能となる。
【0038】請求項8に記載のカラオケ装置によれば、
前記比較手段による比較結果は点数により示される。従
って、どのくらい利用者の歌唱が歌手の歌唱に近いかを
直感的に利用者に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるカラオケ装置および
ホストコンピュータからなるカラオケシステムの構成を
示すブロック図である。
【図2】図1に示すカラオケ装置のCPUが予約曲を受
け付ける際に実行する曲予約処理のフローチャートであ
る。
【図3】図1に示すカラオケ装置のCPUがカラオケ曲
を演奏する際に実行するカラオケ演奏処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 カラオケ装置 2 ホストコンピュータ 21 データベース 12 外部記憶装置 13 CPU 14 プログラムROM 15 RAM 16 A/D変換装置 18 音声再生装置 19 モデム 20 アンプ 22 スピーカ 23 マイク 24 映像再生装置 26 CRT

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲データに基づき演奏曲を演奏する演奏
    手段と、 利用者の音声を入力する音声入力手段と、 前記利用者の歌唱に基づいて生成される歌唱データであ
    る歌声データを取得する歌声データ取得手段と、 前記演奏曲の歌手の歌唱に基づいて生成された前記歌手
    の歌唱データと、前記歌声データ取得手段により取得さ
    れた前記利用者の歌声データとを比較する歌声データ比
    較手段と、を有することを特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 前記歌声データ比較手段による比較結果
    を表示する表示装置を更に有することを特徴とする請求
    項1に記載のカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 前記歌声データ比較手段は前記曲の演奏
    中、所定の周期で前記演奏データに対応して予め生成さ
    れている前記歌唱データと、前記歌声データ取得手段に
    より取得された利用者の歌声データとを比較することを
    特徴とする請求項1または2に記載のカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 前記カラオケ装置はホスト局と通信する
    ための通信手段を有する端末装置であり、前記歌唱デー
    タは前記ホスト局から通信により受信することを特徴と
    する請求項1に記載のカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 前記歌唱データは前記演奏局の演奏後に
    消去されることを特徴とする請求項4に記載のカラオケ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ホスト局は前記曲データを格納する
    記憶手段を有し、前記歌唱データは前記曲データと対応
    づけられて前記ホスト局が有する前記記憶手段に格納さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載のカラオケ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記歌唱データは、前記歌手が当該曲を
    歌ったときの声紋データに基づいて生成され、前記歌声
    データは前記利用者の声紋に基づいて生成されることを
    特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のカ
    ラオケ装置。
  8. 【請求項8】 前記比較手段による比較結果は点数によ
    り示されることを特徴とする請求項1から請求項7のい
    ずれかに記載のカラオケ装置。
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