JPH1014867A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

Info

Publication number
JPH1014867A
JPH1014867A JP8173726A JP17372696A JPH1014867A JP H1014867 A JPH1014867 A JP H1014867A JP 8173726 A JP8173726 A JP 8173726A JP 17372696 A JP17372696 A JP 17372696A JP H1014867 A JPH1014867 A JP H1014867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
light guide
signal connector
connector
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8173726A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3902267B2 (ja
Inventor
Hidehiro Joko
英洋 上甲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP17372696A priority Critical patent/JP3902267B2/ja
Publication of JPH1014867A publication Critical patent/JPH1014867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3902267B2 publication Critical patent/JP3902267B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立などが容易で、かつ挿入部の外径を太く
しなくて済む内視鏡を提供すること。 【解決手段】 先端構成部20には撮像素子ユニット2
3の先端側が取り付けられ、可撓部18等の挿入部10
内に挿通される信号ケーブル28の後端には信号コネク
タ29が接続され、ユニバーサルコード12内を挿通さ
れる信号ケーブル32の前端の信号コネクタ受け33と
着脱自在に接続される。また、挿入部10内に挿通され
るライトガイド31もその後端のライトガイド口金31
aがユニバーサルコード12内を挿通されるライトガイ
ド35と対となる接続部材で接続される。挿入部10内
に挿通される信号ケーブル28等の内蔵物の後端に接続
される接続部材の方がユニバーサルコード12側を挿通
される内蔵物の前端の接続部材よりも挿入部10の長手
方向から見た投影面積が小さいものとすることにより、
挿入部10内への挿通作業などが容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はライトガイドなどの
内蔵物を一対の接続部材で着脱自在に接続した内視鏡に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡に固体撮像素子による撮像
手段を備え、前記撮像手段により光電変換して得られた
被写体の映像信号を電気信号処理してモニタに内視鏡画
像を表示し、体腔内の臓器や航空エンジン内を観察でき
る電子内視鏡が用いられるようになってきた。
【0003】一般に電子内視鏡は、図14に示すように
挿入部81の先端側に配設された対物光学系82の後方
にCCD等の固体撮像素子83と信号処理回路84とが
配設され、信号処理回路84に電気的に接続された信号
ケーブル85は、挿入部81、この挿入部81に連結さ
れた操作部86、および操作部86に連結された可撓性
を有する連結コード87内を挿通され、連結コード87
の操作部86とは反対側の端部に連結したコネクタ部8
8に設けられた接点部89に半田付け等で接続してい
る。
【0004】また、挿入部81の先端において照明光学
系91の後方に光伝達部材92が配設されており、前記
信号ケーブル85同様に連結コード87のコネクタ部8
8まで延び、固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な構成
では、挿入部81が損傷をきたした場合、コネクタ部8
8を分解して、信号ケーブル85の信号線と接点部89
のハンダを溶かしてはずし、また光伝達部材92をはず
して、連結コード87を操作部86から外す。
【0006】次に挿入部81を操作部86から外し、挿
入部81内の損傷部品を交換する。部品を交換した後、
組立を行うが、その工程は、挿入部81を操作部86に
組み付けた後、連結コード87内に内蔵物を挿通し、連
結コード87を操作部86に組み付ける。そして、信号
ケーブル85の信号線85を接点部89にハンダ付け
し、また光伝達部材82を組み付け、コネクタ部88を
組み立てる。
【0007】この様に、コネクタ部88の分解、組み立
て作業、および内蔵物の連結コード87内への挿脱作業
を行わなくてはならず、作業時間が多くかかるという問
題があった。
【0008】そこで、信号ケーブル85、及び光伝達部
材92を操作部86内で、一対の接続部材で接続し、挿
入部81に損傷をきたした場合の修理を行う際に、連結
コード87側の分解を行う必要のない構成にして組立性
を良くすることが考えられる。その場合にも、挿入部8
1内に挿入し易い挿通性の良く、かつ挿入部81が太く
なってしまうことを回避できるものが望まれる。
【0009】上記説明では内蔵物として信号線を有する
電子内視鏡の場合で説明したが、一般の光学式の内視鏡
の場合においても例えばライトガイドが折損等して修理
する場合には、同様に挿入部内を挿通し易く、かつ挿入
部を太くしなくて済むことが望まれる。
【0010】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、挿入部内に内蔵物を挿入する場合、組立などが容易
にでき、かつ挿入部の外径を太くしなくて済む内視鏡を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】細長の挿入部と、前記挿
入部の基端が連結される操作部と、一端が前記操作部に
連結され、他端にコネクタ部を設けた連結コードとを有
する内視鏡において、前記挿入部と前記操作部と、前記
連結コード内を挿通される内蔵物が、前記操作部近傍で
着脱自在に接続される一対の接続部材を有し、前記挿入
部側に配置される挿入部側内蔵物は前記一対の接続部材
のうち、挿入部の長手方向から見た投影面積が小さい方
を接続することで、組立時等の挿入部内部への内蔵物の
挿通性を向上させた。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態を
備えた電子内視鏡装置の全体構成を示し、図2は本発明
の第1の実施の形態の電子内視鏡の主要な内部構成を分
解して示し、図3は信号ケーブル及びライトガイド接続
部を示し、図4は信号ケーブルの接続部の具体的な構造
等を示し、図5は湾曲部を湾曲させた場合における信号
ケーブル及びライトガイド接続部の相対的な位置関係を
示す。
【0013】図1に示すように、電子内視鏡装置1は撮
像手段を備えた第1の実施の形態の電子内視鏡2と、こ
の電子内視鏡2に照明光を供給する光源装置3と、電子
内視鏡2に対応する信号処理を行うビデオプロセッサ4
と、このビデオプロセッサ4から出力される映像信号を
表示するモニタ5と、このビデオプロセッサ4に接続さ
れ映像信号を記録するVTRデッキ6、およびビデオデ
ィスク7と、映像信号を映像としてプリントアウトする
ビデオプリンタ8等から構成される。
【0014】前記電子内視鏡2は細長の挿入部10を有
し、この挿入部10の後端に太幅の操作部11が形成さ
れ、この操作部11からユニバーサルコード12が延出
されている。このユニバーサルコード12の末端に配設
されたコネクタ部13を光源装置3に接続することによ
り、ランプ14aの照明光がコンデンサレンズ14bで
集光されてライトガイドコネクタ15の入射端面に供給
される。
【0015】このコネクタ部13には、ビデオケーブル
16の一方の電気コネクタ17aが着脱自在で接続さ
れ、他方の電気コネクタ17bをビデオプロセッサ4に
接続することにより、電子内視鏡2の撮像手段で撮像し
た撮像信号を信号処理して所定の映像信号に変換し、モ
ニタ5等に出力する。
【0016】前記挿入部10は細長で可撓性を有する可
撓部18と、この可撓部18の先端に連設された湾曲自
在の湾曲部19と、湾曲部19の先端側に連設された硬
性の先端構成部20とから構成されている。操作部11
は挿入部10側に術者が把持する把持部11aが形成さ
れ、この把持部11aの後端側に図示しない湾曲操作を
行う湾曲ノブなどが設けられた操作部本体11bが形成
されている。また、把持部11aと可撓部18との接続
部には折れ止め部21が設けてある。
【0017】図2はこの電子内視鏡2を分解した主要部
の構成を示す。図2に示すように先端構成部20を形成
する先端構成部材22には、撮像素子ユニット23の先
端側、照明光学系ユニット24の先端側が配置されてい
る。撮像素子ユニット23は対物光学系25と対物光学
系25の後方に配設される固体撮像素子26と、固体撮
像素子26に接続される信号処理回路27と、内部に複
数の信号線を有し、先端がこの信号処理回路27に接続
される信号ケーブル28とからなる。この信号ケーブル
28により、ビデオプロセッサ4側からのドライブ信号
を伝送して固体撮像素子26に印加すると共に、光電変
換された信号(撮像信号)を読み出し、ビデオプロセッ
サ4側に伝送する働きをする。
【0018】この信号ケーブル28の後端には後述する
他方の信号ケーブル32と接続される一方の接続部材と
しての信号ケーブル接続コネクタ(以下、信号コネクタ
と略記)29が設けてある。
【0019】また、照明光学系ユニット24は照明光学
系30と、照明光学系30の後方に配置され、光伝達部
材としてのライトガイド31とからなり、このライトガ
イド31の後端にはライトガイド31を後述する他方の
ライトガイド35に接続する一方の接続部材となるライ
トガイド口金31aが設けてある。そして、ライトガイ
ド31等により光源装置3からの照明光を照明光学係3
0側に伝達する。
【0020】電子内視鏡2を組立時には、湾曲部19、
可撓部18の内部に信号コネクタ29側から信号線2
8、ライトガイド31を挿通し、先端構成部20、湾曲
部19、可撓部18を連結して、挿入部部組を構成して
いる。
【0021】一方、操作部11、ユニバーサルコード1
2の内部に配置される信号ケーブル32の操作部11側
の一端(前端)には信号ケーブル接続コネクタ受け(以
下、信号コネクタ受けと略記)33が接続され、この信
号コネクタ受け33は信号コネクタ29と着脱自在に電
気的に接続できるように、信号コネクタ29が接続され
る嵌合穴33aを有している。
【0022】一端が信号コネクタ受け33に接続された
信号ケーブル32の各信号線の他端は電気接点部34に
電気的に接続されている。つまり、信号ケーブル32は
ユニバーサルコード12の内部を挿通した状態でコネク
タ13の電気接点部34に電気的に接続されており、こ
の電気接点部34にビデオケーブル16に一端の電気コ
ネクタ17aが着脱自在で接続される。
【0023】また、このユニバーサルコード12内には
ライトガイド35が挿通され、操作部11内に配置され
る一端(前端)には、ライトガイド口金31aと着脱自
在で接続されるライトガイド口金受け36が設けられ、
コネクタ13に固定される他端にはライトガイドコネク
タ15が設けられている。そして操作部及びユニバーサ
ルコードの部組を構成している。このライトガイド口金
受け36には挿入部側のライトガイド31の後端に形成
したライトガイド口金31aを嵌合して接続する嵌合穴
36aが設けてある。
【0024】図2の信号コネクタ29を信号コネクタ受
け33に接続し、ライトガイド口金31aをライトガイ
ド接続部材36に接続した状態を図3で示している。ま
た、図4は信号コネクタ29と信号コネクタ受け33の
構造を示している。図4(A)は信号コネクタ29と信
号コネクタ受け33の構造をそれぞれ平面図で示し、図
4(B)は信号コネクタ29と信号コネクタ受け33を
接続した状態の構造を断面図で示し、図4(C)は図4
(A)のA−A線断面で信号ケーブル28の構造を示
す。なお、図4(A)では樹脂38を透視した状態で示
している。
【0025】図4(A)に示すようにこの信号コネクタ
29は0.2〜0.3mm程度の厚さ、6mm程度の幅
W、10mm程度の長さLを有している電気的に絶縁性
で、柔軟性のあるフレキシブル基板29aを用いて構成
される。
【0026】なお、この場合、挿入部10の内径(よ
り、具体的には湾曲部19、可撓部18の外皮の内径)
は上記信号コネクタ29の厚み及び幅Wよりも大きく、
信号コネクタ29は挿入部10内に挿通できるサイズで
ある。勿論、ライトガイド口金31aも挿入部10内に
挿通できるサイズである。上記フレキシブル基板29a
の一方の面には信号ケーブル28の各信号線28aが半
田により接続されるライン形状の導電部29bが複数、
平行に設けられている。
【0027】また、半田による接続部は補強の為に、電
気絶縁性の樹脂38によりフレキシブル基板29aの基
端側部分と信号ケーブル28から引き出された信号線2
8aとはその外皮を含めて固着されている。
【0028】一方、信号コネクタ受け33の大きさは、
信号コネクタ29にくらべ、幅で4mm程度、厚さで2
〜3mm程度大きくなっている。この信号コネクタ受け
33は信号コネクタ29の幅Wと殆ど等しく、かつ信号
コネクタ29の厚さより若干大きいサイズの嵌合穴33
aが設けられた電気的に絶縁性を有する部材でその本体
33bが形成されている。
【0029】この本体33bには、嵌合穴33aに挿入
された信号コネクタ29における各導体部29bに接触
するようにリン青銅などの弾性を有するライン形状の導
体33cが平行に配置され、本体33bの後端から突出
する端部には信号ケーブル32の一端から引き出された
各信号線32aが半田で電気的に接続されている。ま
た、信号コネクタ29側の場合とと同様に、半田による
接続部は補強の為、電気絶縁性の樹脂38により、本体
33bの後端と信号ケーブル32から引き出された各信
号線32aの端部はその外皮を含めた部分までが固着さ
れている。
【0030】図4(B)に示すように本体33bに設け
られた導体33cは嵌合穴33aの内部で一部が露出
し、この嵌合穴33aに挿入されたフレキシブル基板2
9aの導体部29bと接触するように設けてある。ま
た、導体33cは露出する部分より後方側は本体33b
の孔内を挿通され、上述のようにその後端は信号線32
aと接続される。
【0031】図4(C)に示すように、信号ケーブル2
8は信号ケーブル28の絶縁外皮内に図示しないシール
ド線でシールドし、その内側にそれぞれ外皮で絶縁被覆
された複数の信号線28aを収納している。他方の信号
ケーブル32も同様の構造である。実際には信号線28
aは同軸構造の信号線もある。
【0032】本実施の形態では操作部11に前記挿入部
部組を連結し、かつ信号コネクタ29と信号コネクタ受
け33及びライトガイド口金31aとライトガイド口金
受け36とをそれぞれ接続することで電子内視鏡2の組
立が完了するような構造にしている。
【0033】図5は組立終了した電子内視鏡2における
操作部11内の信号ケーブル接続部及びライトガイド接
続部を湾曲部19を湾曲した状態で示し、その一部を拡
大図で示している。
【0034】操作部11内において、信号ケーブル28
と32は、信号コネクタ29、信号コネクタ受け33に
よって着脱自在に接続され、信号ケーブル接続部となっ
ている。また、操作部11内において、ライトガイド3
1と35は、ライトガイド口金31aをライトガイド口
金受け36によって、着脱自在に接続され、ライトガイ
ド接続部となっている。
【0035】本実施の形態では、図5の拡大図に示すよ
うにライトガイド口金受け36は信号コネクタ受け33
の長さに比較してより長い形状になっており、このライ
トガイド口金受け36の外周面に隣接して信号コネクタ
受け33が接するような具合に配置されている。つま
り、信号コネクタ受け33とライトガイド口金受け36
の相対的な配置位置は、略並列に配置されている。
【0036】この時、信号コネクタ受け33の硬質部長
さL1と、ライトガイド口金受け36の硬質部長さL2
の関係は、湾曲部19を図示しない湾曲機構により一方
の側(例えば左側)に湾曲させた場合と、他方の側(例
えば右側)に湾曲させた場合との信号コネクタ受け33
とライトガイド口金受け36の相対的な移動距離が最大
になった場合(図中D)でも、両方の硬質部が互いに当
接する長さとなるように例えばライトガイド口金受け3
6の硬質部長さL2等を適宜の値に設定している。
【0037】例えば挿入部10内で信号ケーブル28と
ライトガイド31とが左右に隣接するように配置され、
操作部11内でも信号コネクタ受け33とライトガイド
口金受け36とが左右に隣接して配置されている場合、
湾曲機構により湾曲部19を図5の実線で示すように左
側等に湾曲した場合には、ライトガイドコネクタ受け3
6側の移動量が信号コネクタ受け33よりも相対的に大
きく、図5の実線で示すようにライトガイド口金受け3
6の後方側で信号コネクタ受け36が接触する。
【0038】また、湾曲機構により湾曲部19を図5の
2点鎖線で示すように反対側に湾曲した場合には、信号
コネクタ受け33側の移動量がライトガイドコネクタ受
け36側の移動量より相対的に大きく、図5の拡大図の
2点鎖線で示すようにライトガイド口金受け36の前方
側で信号コネクタ受け36が接触する状態を維持するよ
うにしている。
【0039】なお、図示していないが、湾曲部19を湾
曲させないストレート状態では、ライトガイド口金受け
36の中央付近で信号コネクタ受け36が接触する状態
を維持するようにしている。
【0040】このような構造にすることによって挿入部
10を湾曲させた時、一方の硬質の接続部により他方の
内蔵物を損傷させることがない。また、小スペースで、
損傷を防止することができる(新たに仕切部材等で隔離
することにより損傷を防止する手段を構成するよりも小
スペースで実現できる)。なお、信号コネクタ受け33
及びライトガイド口金受け36の両硬質部は小さい摩擦
が作用するのみで、互いにスムーズに摺動するようにし
ている。
【0041】なお、各接続部材を、それぞれ挿通可能で
各内蔵物を隔離できる孔を有する隔離部材で分離するこ
とも考えられるが、スペースが多くとられ、操作部11
が大きくなってしなう。また、隔離部材の部品コストが
余分にかかってしまう。これに対し、図5の構成はスペ
ースも小さくて済み、隔離部材のような余分なコストも
かからないようにしている。
【0042】また、一方の接続部材によって他方の内蔵
物に損傷を与えないように一対の接続部材の長さを長く
する場合、挿入部側に配設される内蔵物の操作部側端部
における接続部材の長さを長くすることも考えられる
が、硬質部が長くなり、内視鏡組み立て時の挿入部内へ
の挿通性が悪くなる。これに対し、図5の構成は挿入部
内への挿通性が良い。
【0043】本実施の形態では図2或いは図4から分か
るように、挿入部10、操作部11、連結コードとして
のユニバーサルコード12内を挿通される内蔵物として
の信号ケーブル28、32及びライトガイド31、35
は操作部11内でそれぞれ一対の接続部材(具体的には
信号コネクタ29,信号コネクタ受け33及びライトガ
イド口金31a,ライトガイド口金受け36)で着脱自
在に接続可能とし、かつ挿入部10側の内蔵物の接続部
材(具体的には信号コネクタ29及びライトガイド口金
31a)の方が挿入部10の長手方向から見た投影面積
がユニバーサルコード12側の内蔵物の接続部材(具体
的には信号コネクタ受け33及びライトガイド口金受け
36)より小さいものに接続して、挿入部10内に挿通
する作業を容易に行うことができるようにしていること
が特徴となっている。また、挿入部10側の内蔵物の接
続部材は、挿入部10内を挿通自在のサイズとなってい
る。
【0044】なお、ライトガイド31、35の場合の接
続部材は回転対称な形状であるので、半径方向のサイズ
で述べることができる。つまり、挿入部10側に挿通さ
れるライトガイド31の接続部材としてのライトガイド
口金31aの方がユニバーサルコード12側に配置され
るライトガイド35の接続部材としてのライトガイド口
金受け36よりも半径方向のサイズが小さいものが接続
することにより、挿入部10内への挿通を容易にしてい
る。
【0045】次に本実施の形態の主要部の作用を以下に
説明する。電子内視鏡2を組み立て時、まず、先端構成
部20に設けた孔(図示しない)に、撮像素子ユニット
23、照明光学系ユニット24の先端側を嵌挿し、固定
する。次に可撓部18、湾曲部19の管空内に信号コネ
クタ29及びライトガイド口金31a側から挿入する。
その時、信号コネクタ29は信号コネクタ受け36より
(挿入部10の長手方向から見た投影面積)が小さいた
め、可撓部18等の内径を余分に太くすることなく可撓
部18等の挿入部10内への挿通することが容易にでき
る。
【0046】また、挿入部10側に挿通されるライトガ
イド31の後端のライトガイド口金31aも他方のライ
トガイド口金受け36よりもその外径が小さいので、挿
入部10内を挿通する作業を簡単に行うことができる。
そして、操作部11で操作部及びユニバーサルコードの
部組側と接続する。
【0047】組み立てた電子内視鏡2を繰り返し使用す
ることにより、仮に挿入部10内の信号ケーブル28が
断線等して修理が必要な場合、挿入部部組側のみを分解
することにより挿入部10側の信号ケーブル28のみを
新しい信号ケーブル28に交換したり、断線した信号線
28aを修理するなどして、上記のように再び挿入部部
組を組立て、操作部11で操作部及びユニバーサルコー
ドの部組側と接続する作業を行う。
【0048】このように本実施の形態によれば、内蔵物
が断線などして修理が必要な場合にも、挿入部10側な
ど損傷した部分のみの修理で済む場合が多い。このた
め、接続部材で着脱自在にしない場合よりもはるかに修
理が容易となる。特に修理のための組立性が良い。
【0049】この場合、挿入部10は屈曲した体腔内に
繰り返し挿入されたり、湾曲が繰り返し行われるため、
ユニバーサルコード12側に挿通された内蔵物よりも損
傷する可能性が高い。このため、本実施の形態のよう
に、挿入部10側での内蔵物の挿通などの作業がユニバ
ーサルコード側での作業よりも行い易いことが有効とな
る。
【0050】また、単に着脱自在の接続部材で接続した
場合よりも、挿入部10側に内蔵される内蔵物に接続し
た接続部材の(挿入部10の長手方向から見た投影面積
という)サイズを他方の接続部材より小さくしたので、
挿入部10の径を太くしないで、内蔵物の挿通作業が容
易である。
【0051】つまり、本実施の形態は以下の効果を有す
る。挿入部10の外径を太くする必要がない。また、挿
入部10内への内蔵物の挿入が容易にできる。
【0052】なお、上記説明では信号コネクタ29は挿
入部10内に挿通できるサイズであると説明したが、フ
レキシブル基板29aを丸めて挿入部10内に挿通でき
るものであれば、必ずしも挿入部10の内径よりも大き
い幅などを有するものでも良い。
【0053】本実施の形態ではユニバーサルコード12
内に挿通される信号ケーブル32のコネクタ部13側の
端部を電気接点部34に接続する場合、半田による接続
としたが、操作部11内での接続と同様に信号コネクタ
と信号コネクタ受けにより接続してもよい。
【0054】この時、ユニバーサルコード12内への挿
通が容易となるように、信号ケーブル32のコネクタ部
13側端部には信号コネクタ29と同様(にユニバーサ
ルコード12の長手方向から見た投影面積がより小さい
よう)な部材を接続し、電気接点部34として信号コネ
クタ受け33とすると良い。
【0055】本実施のでは挿入部10内に挿通された内
蔵物として光伝達部材(より具体的にはライトガイド3
1)と、信号ケーブル28に限って述べたが、その他の
内蔵物、例えば体腔内の汚物を吸引するため等に使用さ
れる吸引管路等を含めてもよい。このとき、吸引管路関
しても操作部近傍で着脱自在に接続されている。
【0056】(第2の実施の形態)図6は第2の実施の
形態における信号ケーブルの接続部と、信号コネクタを
示す。つまり、図6(A)は信号ケーブルの接続部の断
面構造を示し、図6(B)は信号コネクタの(信号コネ
クタ受け側から見た)端面の形状を示す。
【0057】本実施の形態では信号ケーブル28の後端
には図6(A)に示す信号コネクタ41に接続されてい
る。また、信号ケーブル32の先端には信号コネクタ受
け42に接続され、この信号コネクタ受け42の嵌合穴
42aに信号コネクタ41が着脱自在で接続されるよう
にしている。
【0058】信号コネクタ41は、図6(B)にも示す
ようにフレキシブル基板41aの両面に導体部41bが
形成され、信号ケーブル28の各信号線28aとそれぞ
れ半田で接続されている。
【0059】また、信号ケーブル28とフレキシブル基
板41aとの半田による接続部はその補強の為に、電気
絶縁性の樹脂38によりフレキシブル基板41aの基端
側部分と信号ケーブル28から引き出された信号線28
aとは信号線28aの外皮を含めて固着されている。
【0060】一方、信号コネクタ受け42を形成する本
体42bは嵌合穴42aの上下の内壁内側に導体部41
bと導通するようにリン青銅などの弾性を有するライン
形状の導体42cが平行に配置され、本体42bの後端
から突出する端部には信号ケーブル32の一端から引き
出された各信号線32aが半田で電気的に接続されてい
る。
【0061】又、信号コネクタ41側の場合と同様に、
半田による接続部付近はその補強の為、本体42bの後
端と信号ケーブル32が引き出された信号線32aの端
部はその外皮を含めた部分までが電気絶縁性の樹脂38
により、固着されている。
【0062】その他の構成は第1の実施の形態と同様の
構成である。また、その作用も同様である。本実施の形
態は図6(B)に示すようにフレキシブル基板41aの
両面に導体部41bを形成して、それぞれ各信号線28
aと接続しているので、信号コネクタ41の幅のサイズ
を第1の実施の形態の場合の半分にできる。また、信号
コネクタ受け42側も同様である。このため、挿入部内
への挿通の作業が第1の実施の形態の場合よりもさらに
容易にできる。その他は第1の実施の形態と同様の効果
を有する。
【0063】(第2の実施の形態の変形例)図7は第2
の実施の形態の変形例における信号コネクタ43及び信
号コネクタ受け44部分を示す。第2の実施の形態では
信号ケーブル28の各信号線28aはフレキシブル基板
41aの両面の導体部41bに接続して、信号コネクタ
41の幅を小さくしたが、本変形例では信号コネクタ4
3を形成する2枚のフレキシブル基板43aの各片面に
設けた導体部43bに接続する構成にした。
【0064】また、信号コネクタ受け44はこの信号コ
ネクタ受け44を形成する本体44aには前記2枚のフ
レキシブル基板43aが嵌合して挿入できる2つの嵌合
穴44bが設けられ、かつ各嵌合穴44bの内部にはフ
レキシブル基板43aの各片面に設けた導体部43bに
接続する導体(図示略)が設けられ、本体44bの後端
から突出する導体に信号ケーブル32の各信号線32a
がそれぞれ接続されるようにしている。
【0065】その他の構成は第2の実施の形態と同様で
ある。本実施の形態の作用も第2の実施の形態と殆ど同
様である。また、その効果も第2の実施の形態と同様で
ある。なお、2枚のフレキシブル基板43aの各面にそ
れぞれ導体部43bを設けるようにしてさらに幅などを
小さくしても良い。
【0066】(第3の実施の形態)図8ないし図10は
本発明の第3の実施の形態に係り、図8は第3の実施の
形態における信号コネクタ51及び信号コネクタ受け5
2部分をそれぞれ示し、図9は信号コネクタ51及び信
号コネクタ受け52の接続状態を示し、図10(A)及
び図10(B)は信号コネクタ51及び信号コネクタ受
け52それぞれの端面の形状を示す。
【0067】図8に示すように信号ケーブル28の後端
は略円筒形状の信号コネクタ51に接続される。図10
(A)に示すようにこの信号コネクタ51は略円筒形状
の接続基板51aを有し、この接続基板51aの外周面
にはその長手方向にライン状の導体部51bが複数設け
てある。
【0068】そして、図8或いは図9に示すように各導
体部51bには信号ケーブル28の各信号線28aが半
田等で接続され、さらに半田による接続部は補強の為
に、電気絶縁性の樹脂38により信号線28aの外皮を
含めて接続基板51aの基端付近まで固着されている。
【0069】この接続基板51aの大きさは、信号ケー
ブル28の外径が2mm程度に対し、3〜4mm程度の
径となっている。
【0070】一方、信号ケーブル32の前端には略円筒
形状の信号コネクタ受け52が設けられ、この信号コネ
クタ受け52は信号コネクタ51が着脱自在に挿入され
る円柱形状の穴52aを有する本体52bを有する。
【0071】この本体52bには、図10(B)にも示
すように信号コネクタ51の導体部51bと電気的に接
触するように複数の導体52cが穴52aの内周面に一
部が露出するように設けられており、各導体52cは、
本体52bの後端で信号ケーブル32の各信号線32a
とそれぞれ半田で接続される。
【0072】また、半田による接続部は補強の為に、電
気絶縁性の樹脂38により信号線32aの外皮を含めて
本体52bの基端が固着されている。その他の構成は第
1の実施の形態と同様である。また、作用も第1の実施
の形態とほぼ同様である。
【0073】本実施の形態は第1の実施の形態のよう
に、信号線28a等が接続される導体部29b等を並列
するように設けた場合よりも、幅をおさえられること
で、挿入部10の内径が第1の実施の形態よりも小さい
場合にも適用できる。または、挿入部10内への挿入が
第1の実施の形態よりも容易となる効果がある。
【0074】(第4の実施の形態)図11は本発明の第
4の実施の形態における操作部11内の信号ケーブル接
続部及びライトガイド接続部を示す。本実施の形態では
例えば第1の実施の形態における信号コネクタ受け33
において、ライトガイド口金受け36と接する側に硬質
の壁状部材61を一体的に設けたものである。
【0075】一方、本実施の形態ではライトガイド口金
受け36′は第1の実施の形態よりも硬質部の長さが短
いものを用いている。本実施の形態では壁状部材61を
設け、この壁状部材61の長さは、第1の実施のと同様
に、湾曲部19を湾曲させた場合、信号コネクタ受け3
3とライトガイド口金受け36′との相対的な移動距離
が最大になった場合(図11の実線と2点鎖線で示す最
大距離D)でも、それぞれの硬質部或いは硬質部と壁状
部材61同士が接する長さとなるように設定している。
その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
【0076】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
よりもライトガイド口金受け36′の長さを短くでき、
両接続部材が隣接する側に損傷を防止する部材を設けて
いるので、接続部材全体の大きさをよりコンパクトにで
きる。その他は第1の実施の形態と同様の効果を有す
る。
【0077】なお、壁状部材61は信号コネクタ受け3
3に一体的に設けたのもに限定されるものでなく、着脱
自在或いは接着剤などで信号コネクタ受け33に固着し
て設けるようにしても良い。また、信号コネクタ受け3
3側に設けないで、ライトガイド口金受け36′側に、
かつ信号コネクタ受け33に対向する側に設けるように
しても良い。
【0078】(第5の実施の形態)図12は本発明の第
5の実施の形態における操作部11内の信号ケーブル接
続部及びライトガイド接続部を斜視図で示す。
【0079】本実施の形態では例えば第1の実施の形態
における信号コネクタ受け33の壁面に、例えばT字形
状の突起部71を設け、第1の実施の形態におけるライ
トガイド口金受け36の形状を例えば箱型のライトガイ
ド口金受け72にしてその壁面に、前記T字形状の突起
部71が嵌合するように収納するT字溝73をその長手
方向に設けた構造にしたものである。
【0080】そして、図13に示すようにT字状の突起
部71をT字溝73に嵌合させることにより、両接続部
材が隣接する状態を維持するようにしている。例えばT
字溝73の長さは、少なくとも信号コネクタ受け33と
ライトガイド口金受け72との相対的な移動距離以上の
長さとなるように設定している。その他の構成は第1の
実施の形態と同様である。
【0081】本実施の形態によれば両接続部材がねじれ
るように移動することを規制しているので、両接続部材
がそれぞれ接続された内蔵物(具体的には信号ケーブル
及びライトガイド)がねじれて移動することによる耐久
性の低下を防止できるると共に、ねじれて移動すること
により一方の接続部材の硬質部が隣接する内蔵物を損傷
させることを防止できる(第4の実施の形態の場合に
は、ねじれて移動すると、壁状部材61がその機能を果
たさない可能性がある)。つまり、本実施の形態は、内
蔵物がねじれることがなく、内蔵物の耐性を向上でき
る。
【0082】なお、図12の係合手段を逆にしても良
い。つまり、信号コネクタ受け33側にT字溝73、ラ
イトガイド口金受け72側にT字状の突起部71を設け
るようにしても良い。また、T字状の突起部及び溝に限
定されるものでない。
【0083】なお、上述の各実施の形態等では挿入部側
の内蔵物と連結コード側の内蔵物とは操作部内で一対の
接続部材で接続されると説明したが、操作部付近で接続
するものも本発明に属する。
【0084】なお、挿入部10側の信号ケーブル28の
先端にも信号コネクタを設け、信号処理回路27或いは
(信号処理回路27を設けない場合には)固体撮像素子
の信号コネクタ受けと着脱自在に接続できる構造にして
も良い。このような構造にすると、挿入部10内の信号
ケーブル28が断線などした場合にもその両端が信号コ
ネクタを有するので、両端の信号コネクタごと新しい信
号ケーブル28に交換することにより、半田付け等の作
業を必要としないで、簡単かつ短時間に修理することが
できる。
【0085】[付記] 1.細長の挿入部と、前記挿入部の基端が連結される操
作部と、一端が前記操作部に連結され、他端にコネクタ
部を設けた連結コードとを有する内視鏡において、前記
挿入部と前記操作部と、前記連結コード内を挿通される
内蔵物が、前記操作部近傍で着脱自在に接続される一対
の接続部材を有し、前記挿入部側に配置される挿入部側
内蔵物は前記一対の接続部材のうち、挿入部の長手方向
から見た投影面積が小さいものが接続されていることを
特徴とする内視鏡。
【0086】2.前記挿入部の先端に撮像素子を備え、
前記内蔵物は前記撮像素子からの信号を伝える信号線で
ある付記1記載の内視鏡。 3.前記挿入部の先端に照明用光学系を備え、前記内蔵
物は前記照明用光学系へ照明光を伝達する光伝達部材で
ある付記1記載の内視鏡。 4.前記挿入部長手方向から見た投影面積の小さい方の
接続部材は前記挿入部に挿通自在の寸法である付記1記
載の内視鏡。
【0087】(付記1〜4の効果)内蔵物を挿入部内へ
容易に挿入できる。挿入部を細くできる。
【0088】5.細長挿入部と、前記挿入部の基端で連
結された操作部と、一端が前記操作部に連結され、他端
がコネクタ部に連結された連結コードとからなり、前記
挿入部の先端側に撮像素子と照明用光学素子とを備え、
前記撮像素子からの信号を伝達する信号線の途中に設け
られ、着脱自在に接続する対となる第1の接続部材と、
前記照明用光学素子に接続され、照明光を伝達する光伝
達部材の途中に着脱自在に接続する対となる第2の接続
部材とを有する電子内視鏡において、それぞれ対となる
第1の接続部材と第2の接続部材は、ほぼ並列に配置さ
れ、前記挿入部が屈曲された場合に対応して前記第1の
接続部材と第2の接続部材の相対位置が変化しても、前
記第1の接続部材と第2の接続部材が隣合う長さに設定
したことを特徴とする電子内視鏡。
【0089】6.前記第1の接続部材と第2の接続部材
のうち、挿入部の長手方向から見た投影面積が大きい方
の接続部材は、対となる前記第1の接続部材と第2の接
続部材が相対的に移動しても前記第1の接続部材と第2
の接続部材が隣合うような長さに設定されている付記5
記載の電子内視鏡。 7.それぞれ対となる第1の接続部材と第2の接続部材
の何れか一方が、互いに対向する面のみ長くして、前記
第1の接続部材と第2の接続部材の相対位置が変化して
も、前記第1の接続部材と第2の接続部材が隣合う長さ
に設定したことを特徴とする付記5記載の電子内視鏡。
【0090】(付記5〜7の課題)仮に信号ケーブル及
び光伝達部材を操作部内等で一対の接続部材で接続した
場合、内視鏡の先端部を湾曲させた時や、挿入部を観察
対象物内に挿入させた場合等、操作部近傍に配置された
信号ケーブル及び光伝達部材の各接続部材が移動するた
め、一方の接続部材によって、他方の内蔵物を損傷させ
る可能性が考えられる。
【0091】(付記5〜7の目的)接続部材が移動して
も一方の接続部材によって他方の内蔵物に損傷を与えな
いこと。この目的を達成するために、付記5〜7の構成
にした。 (付記5の効果)一方の接続部により他方の内蔵物を損
傷させることを防止できる。 (付記6、7の効果)付記5の効果の他に、組立性を向
上できる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、細
長の挿入部と、前記挿入部の基端が連結される操作部
と、一端が前記操作部に連結され、他端にコネクタ部を
設けた連結コードとを有する内視鏡において、前記挿入
部と前記操作部と、前記連結コード内を挿通される内蔵
物が、前記操作部近傍で着脱自在に接続される一対の接
続部材を有し、前記挿入部側に配置される挿入部側内蔵
物は前記一対の接続部材のうち、挿入部の長手方向から
見た投影面積が小さい方を接続するようにしているの
で、挿入部の径を太くしなくても組立時等の挿入部内部
への内蔵物の挿通が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた電子内視鏡
装置の全体構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の電子内視鏡の主要
な内部構成を示す分解図。
【図3】信号ケーブル及びライトガイド接続部を示す斜
視図。
【図4】信号ケーブルの接続部の具体的な構造等を示す
図。
【図5】湾曲部を湾曲させた場合における信号ケーブル
及びライトガイド接続部の相対的な位置関係を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態における信号ケーブ
ル接続部及び信号コネクタの端面形状を示す図。
【図7】第2の実施の形態の変形例における信号ケーブ
ル接続部を示す斜視図。
【図8】本発明の第3の実施の形態における信号コネク
タ及び信号コネクタ受けとを示す斜視図。
【図9】図8の信号コネクタ及び信号コネクタ受けを接
続した状態の断面図。
【図10】図8の信号コネクタ及び信号コネクタ受けの
端面形状を示す図。
【図11】本発明の第4の実施の形態における信号ケー
ブル及びライトガイド接続部の相対的な位置関係を示す
図。
【図12】本発明の第4の実施の形態における信号ケー
ブル及びライトガイド接続部を示す斜視図。
【図13】図12の両接続部を係合させる係合機構部分
を示す拡大図。
【図14】従来例の内視鏡を示す図。
【符号の説明】
1…電子内視鏡装置 2…電子内視鏡 3…光源装置 4…ビデオプロセッサ 5…モニタ 10…挿入部 11…操作部 12…ユニバーサルコード 13…コネクタ部 18…可撓部 19…湾曲部 20…先端構成部 22…先端構成部材 23…撮像素子ユニット 24…照明光学系ユニット 26…固体撮像素子 28,32…信号ケーブル 29…信号コネクタ 29a…フレキシブル基板 31,35…ライトガイド 31a…ライトガイド口金 33…信号コネクタ受け 33a,36a…嵌合穴 36…ライトガイド口金受け

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長の挿入部と、前記挿入部の基端が連
    結される操作部と、一端が前記操作部に連結され、他端
    にコネクタ部を設けた連結コードとを有する内視鏡にお
    いて、 前記挿入部と前記操作部と、前記連結コード内を挿通さ
    れる内蔵物が、前記操作部近傍で着脱自在に接続される
    一対の接続部材を有し、前記挿入部側に配置される挿入
    部側内蔵物は前記一対の接続部材のうち、挿入部の長手
    方向から見た投影面積が小さいものが接続されているこ
    とを特徴とする内視鏡。
JP17372696A 1996-07-03 1996-07-03 内視鏡 Expired - Fee Related JP3902267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17372696A JP3902267B2 (ja) 1996-07-03 1996-07-03 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17372696A JP3902267B2 (ja) 1996-07-03 1996-07-03 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1014867A true JPH1014867A (ja) 1998-01-20
JP3902267B2 JP3902267B2 (ja) 2007-04-04

Family

ID=15966012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17372696A Expired - Fee Related JP3902267B2 (ja) 1996-07-03 1996-07-03 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3902267B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002034912A (ja) * 2000-07-25 2002-02-05 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用光源装置、内視鏡用接続ケーブル及び内視鏡装置
JP2006116131A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Olympus Corp 内視鏡装置
WO2006075744A1 (ja) * 2005-01-17 2006-07-20 Olympus Corporation 内視鏡の電気コネクタ、内視鏡、及び電気コネクタの組み付け方法
US7271899B2 (en) 2002-09-03 2007-09-18 Qinetiq Limited Millimetre-wave detection device for discriminating between different materials
JP2011524794A (ja) * 2008-06-18 2011-09-08 ボルケーノ・コーポレイション 先端装着超音波変換器組立体を含むカテーテルに制御盤を相互接続する軸方向複数ワイヤーバレルコネクター

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002034912A (ja) * 2000-07-25 2002-02-05 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用光源装置、内視鏡用接続ケーブル及び内視鏡装置
US7271899B2 (en) 2002-09-03 2007-09-18 Qinetiq Limited Millimetre-wave detection device for discriminating between different materials
JP2006116131A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Olympus Corp 内視鏡装置
JP4709528B2 (ja) * 2004-10-22 2011-06-22 オリンパス株式会社 内視鏡装置
WO2006075744A1 (ja) * 2005-01-17 2006-07-20 Olympus Corporation 内視鏡の電気コネクタ、内視鏡、及び電気コネクタの組み付け方法
KR100918538B1 (ko) 2005-01-17 2009-09-21 올림푸스 가부시키가이샤 내시경의 전기 커넥터, 내시경 및 전기 커넥터의 조립 방법
US8075477B2 (en) 2005-01-17 2011-12-13 Olympus Corporation Electric connector for endoscope, endoscope, and method for assembling electric connector
EP2407084A1 (en) * 2005-01-17 2012-01-18 Olympus Corporation Electric connector for endoscope, endoscope, and method for assembling electric connector
JP2011524794A (ja) * 2008-06-18 2011-09-08 ボルケーノ・コーポレイション 先端装着超音波変換器組立体を含むカテーテルに制御盤を相互接続する軸方向複数ワイヤーバレルコネクター

Also Published As

Publication number Publication date
JP3902267B2 (ja) 2007-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1859726B1 (en) Endoscope, endoscope system, and switching circuit member for endoscope
CN106886089B (zh) 内窥镜
US6494739B1 (en) Miniature connector with improved strain relief for an imager assembly
JP2006174431A (ja) 画像ピックアップモジュールおよび画像ピックアップモジュールの組み立て方法
JPH012622A (ja) 電子内視鏡
US11957305B2 (en) Endoscope distal end structure and endoscope
JP2000056238A (ja) 内視鏡装置
JP2000232957A (ja) 内視鏡装置
US10624528B2 (en) Connector
JP5350954B2 (ja) 実装構造体および集合ケーブル
JPH1014867A (ja) 内視鏡
JPH1014868A (ja) 撮像装置
CN107115088B (zh) 内窥镜
JPH10314113A (ja) 電子内視鏡の電気コネクタ
JPH105175A (ja) 電子内視鏡
JP3548467B2 (ja) 撮像装置
JP6321917B2 (ja) 撮像装置および電子内視鏡
JP2006288614A (ja) 電子内視鏡
JPH11252418A (ja) 撮像装置
JP3730731B2 (ja) 内視鏡
JPH08131400A (ja) 内視鏡装置
JP3717694B2 (ja) 内視鏡画像撮像装置
JP2000107124A (ja) 内視鏡
JP2843367B2 (ja) 内視鏡
JP3938772B2 (ja) 超音波内視鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060502

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061228

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140112

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees