JPH1014774A - 全自動コーヒーメーカー - Google Patents

全自動コーヒーメーカー

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Publication number
JPH1014774A
JPH1014774A JP8193003A JP19300396A JPH1014774A JP H1014774 A JPH1014774 A JP H1014774A JP 8193003 A JP8193003 A JP 8193003A JP 19300396 A JP19300396 A JP 19300396A JP H1014774 A JPH1014774 A JP H1014774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beans
chaff
bean
coffee
roasting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8193003A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Kobayashi
正志 小林
Yoshio Sato
与志男 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainichi Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Dainichi Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainichi Kogyo Co Ltd filed Critical Dainichi Kogyo Co Ltd
Priority to JP8193003A priority Critical patent/JPH1014774A/ja
Publication of JPH1014774A publication Critical patent/JPH1014774A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細なチャフでも確実に分離・捕集できるよ
うにする。 【構成】 焙煎器20から焙煎豆を排出させる豆排出蓋
30にスリット36を形成すると共に、豆排出蓋30の
下方にチャフをチャフ受け80に導く案内通路74を有
する。そのため、焙煎時に豆から剥がれたチャフは、豆
排出蓋30上を通過する間にスリット36から自然落下
し、案内通路74を介してチャフ受け80に貯まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コーヒー生豆の焙煎
からコーヒーの抽出までを全自動で行うことのできるコ
ーヒーメーカーに関する。
【0002】
【従来の技術】コーヒーの生豆は、焙煎に伴ってチャフ
が剥がれていくが、このチャフはコーヒーの風味を悪く
するので、豆から分離する必要がある。そのため、例え
ば熱風を吹き付けて焙煎を行う機器においては、熱風と
共に還流してくるチャフを適宜のフィルタで捕集する、
また焙煎ヒータで焙煎器を高温に加熱する機器において
は、焙煎完了後に冷却ファンを作動させ、豆の冷却と同
時にチャフを焙煎器外に吹き飛ばして分離する構成等が
広く採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うなチャフの分離は、風圧を利用する形態であるため、
微細なチャフが機内に散乱したり、熱気と共に機外に排
出されてしまう等、掃除やメンテナンスに手間がかかる
ものであった。
【0004】この発明は係る課題に鑑みなされたもの
で、微細なチャフでも確実に分離・捕集でき、美味しい
コーヒーを得ることができる全自動コーヒーメーカーを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に本発明は、コーヒーの生豆を攪拌手段で攪拌させなが
ら焙煎する焙煎器と、焙煎豆を粉砕する粉砕器と、粉砕
されたコーヒー粉末からコーヒーを抽出する抽出部とを
備えた全自動コーヒーメーカーであって、焙煎器から焙
煎豆を排出させる豆排出蓋にスリットを形成すると共
に、豆排出蓋の下方にチャフをチャフ受けに導く案内経
路を設けた構成としたものである。
【0006】
【作用】上記構成とすれば、焙煎時に豆から剥がれたチ
ャフは、攪拌される豆に引きずられるように移動し、豆
排出蓋上を通過する間にスリットから自然落下し、案内
経路を介してチャフ受けに貯まることにより、機内外に
散乱することなく確実に分離・捕集されることとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1において、2はコーヒーの生豆を保管するジョ
ウゴ状の生豆保管部で、生豆投入蓋4、落下口6の他、
傾斜面に生豆の残量を検出する生豆検出センサ8が設け
られている。生豆保管部2の下方には、供給容器10と
触媒12を内設した連通ダクト14とが適当な距離を介
して並設され、これらはモータ16により軸18を中心
に一体に回転するように構成されている。供給容器10
は、一定量の生豆(例えば10人分として75g)を収容
する容量に形成され、初期状態では落下口6の真下に位
置している。
【0008】20は焙煎器で、熱気排出口22、焙煎ヒ
ータ24、先端が焙煎器20内に突出するように設けら
れた温度センサ26、ソレノイド体28で開閉される豆
排出蓋30、モータ32により回転する攪拌手段として
の発条体34を夫々備えている。熱気排出口22は、初
期状態において連通ダクト14と連通しており、豆排出
蓋30は図3に示すようにチャフを落下させるスリット
36が複数穿設されている。
【0009】38は搬送部で、モータ駆動される一対の
ベルト40、流下経路42、一時貯留室44等から構成
されている。一時貯留室44は網状をなす底部に冷却フ
ァン46を備えると共に、ソレノイド体48により開閉
されるシャッター50が設けられている。52は焙煎豆
を保管する焙煎豆保管部で、焙煎豆の残量を検出する焙
煎豆検出センサ54と開閉蓋56が設けられている。
【0010】58は臼式の粉砕器、60は抽出部、62
は加熱台64に載置されるデカンタ、66は水タンク、
68は給湯パイプである。加熱台64には給湯ヒータ7
0が設けられ、係る給湯ヒータ70と隣接するように給
湯パイプ68の一部が引き回しされている。
【0011】74は豆排出蓋30の鉛直下方に形成され
た案内経路で、その上部開口78はソレノイド体76に
より開閉されるようになっている。80はチャフ受けで
あり、案内経路74の下方で本体に着脱自在に設けられ
ている。なお、72は排出ダクトである。
【0012】次に上記構成における動作を説明する。生
豆投入蓋4を開けて生豆を生豆保管部2に供給すると、
生豆検出センサ8が豆有りを検出すると共に、供給容器
10に生豆が流入する。係る状態で運転開始操作を行う
とモータ16が始動し、供給容器10が回動するので、
生豆は一定量にすり切りされる。
【0013】供給容器10が熱気排出口22まで移動す
るとモータ16が停止し、図2の如く生豆が焙煎器20
内に自然落下する。生豆の供給が完了するとモータ16
は逆回転し、供給容器10と連通ダクト14を初期状態
に復帰させる。即ち、供給容器10は落下口6の真下に
位置して再び生豆を受け入れ、一方連通ダクト14は熱
気排出口22と排出ダクト72を連通させることで焙煎
準備を完了する。
【0014】焙煎器20に生豆が供給されると焙煎ヒー
タ24が発熱し、モータ32への給電によって発条体3
4も回転するため、攪拌と昇温により生豆は徐々に焙煎
される。焙煎器20は所定温度まで昇温した後、温度セ
ンサ26の検出温度に基づく焙煎ヒータ24への給電制
御により200〜250℃に維持され、焙煎を継続す
る。
【0015】焙煎に伴って発生する熱気・油煙は、熱気
排出口22から順次流出していくが、触媒12が臭気成
分を酸化分解するため、臭気の発生が有効に防止され
る。又焙煎時に豆から剥離するチャフは、発条体34に
より攪拌される豆に引きずられて回転移動し、豆排出蓋
30上を通過する間にスリット36から自然落下し、上
部開口78から案内経路74に入り、チャフ受け80に
貯められる。このように本例機器は、豆に風圧をかけて
いないのでチャフの舞い上がりがなく、チャフの全部を
チャフ受け80に確実に分離・捕集できることとなる。
【0016】所定の焙煎時間(例えば10分)が経過す
ると、焙煎ヒータ24への給電が停止すると共に、上部
開口78が閉塞する。又さらに豆排出蓋30も開口する
ため、焙煎豆は流下経路42を滑り落ちて一時貯留室4
4に貯まる。この豆排出動作に相前後して冷却ファン4
6が始動する。よって、高温の焙煎豆は速やかに冷却さ
れることにより、コーヒーの風味が悪くなることが防止
される。
【0017】暫くして冷却が完了すると、ベルト40が
動作すると共に、シャッター50が開けられる。よっ
て、一時貯留室44から流出する焙煎豆はベルト40に
挟まれて上方へ搬送され、順次焙煎豆保管部52に供給
される。焙煎豆保管部52に焙煎豆がある程度貯まる
と、焙煎豆検出センサ54は豆有りを検出することとな
る。
【0018】所定時間後に搬送動作が停止すると、豆有
りが検出されていることに基づいて粉砕器58が始動す
る。粉砕器58は、使用者が設定したカップ数(例えば
5人分)に対応する時間動作して、所定量のコーヒー粉
末を抽出部60に供給する。
【0019】粉砕の完了と相前後して給湯ヒータ70に
給電される。これにより隣接する給湯パイプ82内の水
が昇温し、気泡・蒸気が発生して体積が大きくなると、
抽出部60に湯が吐出し始める。係る給湯は水タンク6
6が空になるまで継続し、コーヒーを抽出する。抽出に
あたって、コーヒー粉末にはチャフが殆ど混入していな
いので、風味の良い美味しいコーヒーが得られる。そし
て、デカンタ62に抽出されたコーヒーは、給湯ヒータ
70の通電を制御することにより、飲用時まで保温され
る。
【0020】なお、前記した一実施例において、案内経
路74の構造等はこれに限定するものでなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で適宜の変更をなし得ることは言
うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上に述べた通り本発明の全自動コーヒ
ーメーカーは、焙煎器から焙煎豆を排出させる豆排出蓋
にスリットを形成すると共に、豆排出蓋の下方にチャフ
をチャフ受けに導く案内経路を設けてある。よって、焙
煎時に豆から剥がれたチャフは、攪拌される豆に引きず
られるように移動する途中でスリットから自然落下し、
案内経路を介してチャフ受けに貯まるので、微細なチャ
フも確実に分離・捕集されて機内外に散乱することがな
く、掃除やメンテナンスの手間を大幅に低減でき、使い
勝手が向上するといった顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全自動コーヒーメーカーを説
明する構成図である。
【図2】焙煎器への生豆の供給を説明する図である。
【図3】豆排出蓋の構成を説明する図である。
【符号の説明】
2 生豆保管部 10 供給容器 20 焙煎器 22 熱気排出口 58 粉砕器 60 抽出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーヒーの生豆を攪拌手段で攪拌させなが
    ら焙煎する焙煎器と、焙煎豆を粉砕する粉砕器と、粉砕
    されたコーヒー粉末からコーヒーを抽出する抽出部とを
    備えた全自動コーヒーメーカーであって、焙煎器から焙
    煎豆を排出させる豆排出蓋にスリットを形成すると共
    に、豆排出蓋の下方にチャフをチャフ受けに導く案内経
    路を設けたことを特徴とする全自動コーヒーメーカー。
JP8193003A 1996-07-02 1996-07-02 全自動コーヒーメーカー Pending JPH1014774A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8193003A JPH1014774A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 全自動コーヒーメーカー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8193003A JPH1014774A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 全自動コーヒーメーカー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1014774A true JPH1014774A (ja) 1998-01-20

Family

ID=16300599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8193003A Pending JPH1014774A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 全自動コーヒーメーカー

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JP (1) JPH1014774A (ja)

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