JPH10147332A - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JPH10147332A
JPH10147332A JP30314596A JP30314596A JPH10147332A JP H10147332 A JPH10147332 A JP H10147332A JP 30314596 A JP30314596 A JP 30314596A JP 30314596 A JP30314596 A JP 30314596A JP H10147332 A JPH10147332 A JP H10147332A
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JP
Japan
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side wall
tongue piece
packaging box
tongue
vertical portion
Prior art date
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Application number
JP30314596A
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English (en)
Inventor
Kiwamu Umemura
究 梅村
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Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境保護の観点からみて好ましくない樹脂や
発泡スチロール等の成形部品を使用せず、しかも緩衝効
果を向上することができる包装箱を提供する。 【解決手段】 デジタルカメラ収納空間84を画成する
第1垂直部44、下水平部45、第2垂直部46を構成
し、第3下舌片24と第4下舌片25により第3垂直部
71b、第4垂直部80bを構成し、第3上舌片30、
第4上舌片31によって第3上水平部54、第4上水平
部58を構成する。第1垂直部44及び第2垂直部46
の裏面は第3下舌片30及び第4下舌片31の支持部に
よって支持されるため、製品緩衝効果の高い包装箱を提
供できる。緩衝部分は箱本体と一体化して形成されるた
め、低コストで環境に悪影響を与えない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業製品等の製品
を梱包する包装箱に係り、特に、高い信頼性をもって製
品を外部衝撃より保護するための包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カメラやゲーム機などの精密な
工業製品を梱包する場合、取扱中の事故、例えば、落下
等があっても、製品には大きな衝撃が加わらないよう
に、発泡スチロールでできた中箱によって製品を保持し
た上でこれを包装箱に梱包することが一般的に行われて
きた。しかしながら、この梱包形態は、製品外形に相補
した複雑な形状の中箱を必要とするため、製造コストが
高く、不必要となった中箱の廃棄処理など地球環境上に
おいても問題があった。
【0003】このような梱包形態に対して、最近では、
発泡スチロールの中箱に代わってトレイによって製品を
支持したり、包装箱と製品の間に段ボールでできた緩衝
部品を詰め込むような梱包形態も開発されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したトレイによる
梱包形態は、発泡スチロールを使用した従来の包装箱に
比較して、製造コストが安く、また生産性においても優
れていることが認められている。しかしながら、使用す
るトレイは強度確保の観点から樹脂材料によって形成さ
れているものが多く、地球環境の保護の観点からみて決
して好ましいものではない。
【0005】また、包装箱と製品の間に緩衝部品を詰め
込むような梱包形態は、緩衝部品が箱本体と別体構造で
あるために取り扱いが複雑であり、また部品自体も別の
ところで組立てなければならず、製造コストが上昇する
という問題を抱えている。本発明の目的は、梱包形態の
現状に鑑み、環境保護の観点からみて好ましくない樹脂
や発泡スチロール等の成形部品を使用せず、しかも緩衝
効果を向上することができる包装箱を提供することにあ
る。
【0006】本発明の他の目的は、緩衝部品を必要とせ
ず、組立が簡単で、製造コストが安い包装箱を提供する
ことにある。本発明の他の目的は、糊付け部分が1カ所
だけで後は折り曲げることにより組み立てることができ
る包装箱を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による包装箱は、
筒体を構成する複数の側壁部から延びる舌片によって箱
の蓋部と底部を成す包装箱であって、前記側壁部から延
びる前記舌片により、内部に製品を収納するための製品
収納空間を画成し、前記舌片に、前記空間を画成する前
記舌片の部分を支持する支持部を設けたことを特徴とす
る。
【0008】また、本発明による包装箱は、筒体を構成
する複数の側壁部から延びる舌片によって箱の蓋部と底
部を成す包装箱であって、前記側壁部から延びる前記舌
片により、内部に製品を収納するための製品収納空間
と、前記製品収納空間を前記複数の側壁部、前記蓋部及
び前記底部から離隔する離隔空間とを画成したことを特
徴とする。
【0009】また、本発明による包装箱は、筒体を形成
する4つの側壁部と、前記4つの側壁部の上端及び下端
から延出するフラップ状の舌片とを備え、組立状態にお
いて、箱本体の上面側が開口し、前記箱本体の内部に製
品を収納するための製品収納空間を画成する包装箱であ
って、前記4つの側壁部中の第1側壁部の上端に連設す
る第1上舌片を、箱組立時に前記箱本体の開口面に沿っ
て延びる第1上水平部と、前記上水平部から下方に折れ
て前記第1側壁部に対向する第1垂直部と、前記第1垂
直部から前記第1側壁部に対向する第2側壁部に向かっ
て折れる第1下水平部と、前記第1下水平部から上方に
折れて前記第2側壁部に対向する第2垂直部とで構成
し、前記第2側壁部の上端に連設する第2上舌片を、前
記箱本体の蓋部材とし、前記第1側壁部に隣接する第3
側壁部及び第4側壁部の各下端に連設する第3下舌片及
び第4下舌片の各々を、箱組立時に、前記第1上舌片の
前記下水平部を支持する第1支持部と、前記第1上舌片
の前記第1垂直部及び第2垂直部の裏面を支持する第2
支持部と、前記第3側壁部及び第4側壁部に対向する第
3垂直部及び第4垂直部とで構成し、前記第1側壁部に
隣接する前記第3側壁部及び第4側壁部の各上端に連設
する第3上舌片及び第4上舌片の各々を、箱組立時に、
前記箱本体の開口面に沿って延びる第3上水平部及び第
4上水平部とで構成し、前記第1側壁部及び第2側壁部
の下端に連設する第1下舌片及び第2下舌片を、前記箱
本体の底部材としたことを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、第1垂直部、第1下水
平部、第2垂直部、第3及び第4垂直部及び第3及び第
4上水平部によって、箱の外壁面から離隔空間を介した
位置で、製品収納のための空間を画成することができ
る。また、第1上舌片の下水平部が第3及び第4下舌片
の第1支持部によって支持され、第1上舌片の第1及び
第2垂直部の裏面が第3及び第4下舌片の第2支持部に
よって支持されるため、緩衝効果も向上させることがで
きる。
【0011】上述した包装箱において、前記第3上舌片
及び第4上舌片の第3上水平部及び第4上水平部は、前
記第3側壁部及び第4側壁部の各上端より箱本体の開口
面に沿って延びる上方舌片部分と、前記上方舌片部分よ
り下側に垂直部分を介して折り返されとる下方舌片部分
とを有することが好ましい。これにより、第3及び第4
上水平部が離隔空間を介した2重構造となり、より製品
上方からの衝撃に対する緩衝効果を高めることができ
る。
【0012】上述した包装箱において、前記第3下舌片
及び第4下舌片の前記第1支持部は、箱組立時に、前記
第3側壁部及び前記第4側壁部の各下端から連設して断
面への字状に屈曲されて、このへの字状断面の頂点で前
記第1上舌片の前記下水平部を支持することが好まし
い。これにより、第1上舌片の下水平部を安定した状態
で支持することができると共に箱本体の下からの衝撃に
対する緩衝効果を高めることができる。
【0013】上述した包装箱において、前記第3下舌片
及び第4下舌片の前記第2支持部は、前記第1垂直部の
裏面を支持する前支持部分と、前記第2垂直部の裏面を
支持する後支持部分とを有し、前記前支持部分と前記後
支持部分とは、断面くの字状に屈曲されて、このくの字
状断面の側縁で前記第1垂直部と前記第2垂直部の裏面
をそれぞれ支持するようにすることが望ましい。これに
より、第1及び第2垂直部の裏面を安定した状態で支持
することができ、第1及び第2垂直部の箱内でのガタツ
キを防止することができる。
【0014】上述した包装箱において、前記第3下舌片
及び第4下舌片の、前記前支持部分と前記後支持部分の
間の部分が、前記第1支持部と前記第3垂直部及び第4
垂直部とを構成するようにしてもよい。上述した包装箱
において、前記第1垂直部の裏面を支持する前記第3下
舌片及び第4下舌片の各支持部の幅寸法は、前記第1上
水平部の幅寸法に略等しく設定されることが好ましい。
これにより、第1垂直部は、第3及び第4下舌片の各支
持部を介して第1側壁部より支承されることとなり、緩
衝部分の強度を高めることができる。
【0015】上述した包装箱において、前記蓋部材に
は、前記第2上舌片を前記第1側壁部に係止するための
第1差込み片が形成され、前記第1側壁部の上端には前
記第1差込み片を係入するための第1スリットが形成さ
れ、前記第1側壁部の上端には鈎状に曲げられる第1フ
ックが形成され、前記第1差込み片には前記第1フック
を係入するための第1差込み孔が形成されていることが
望ましい。これにより、製品梱包後において第1差込み
片を第1スリットに係入することで、前記第2上舌片を
堅固に第1側壁部に係止することができ、箱本体の蓋を
安定化することができる。
【0016】上述した包装箱において、前記第1側壁部
の第1下舌片には、前記第1下舌片を前記第2側壁部に
係止するための第2差込み片が形成され、前記第2側壁
部の下端には前記第2差込み片を係入するための第2ス
リットが形成され、前記第2側壁部の下端には鈎状に曲
げられる第2フックが形成され、前記第2差込み片には
前記第2フックを係入するための第2差込み孔が形成さ
れていることが望ましい。これにより、第2差込み片を
第2スリットに係入することで、第1下舌片を第2側壁
部に係止することができ、箱本体の底を安定化すること
ができる。
【0017】上述した包装箱において、前記第3下舌片
及び第4下舌片には、前記製品収納用空間とは別の補助
空間を画成する切り欠きと、前記補助空間の側壁を成す
補助垂直部とが形成され、前記補助垂直部は、前記第2
下舌片に形成されたスリットに先端が差し込まれて固定
されていることが望ましい。これにより、製品とは別に
付属品等を一緒に収納できる。
【0018】上述した包装箱において、前記製品収納空
間を形成する前記舌片に、前記製品の突部との干渉を防
ぐための開口部が形成されていることが望ましい。この
場合、例えば、デジタルカメラのシャッターボタンな
ど、製品より突出する部分を係入させるため開口部を設
けることで、製品と第1垂直部または第2垂直部との局
部接触を回避することができ、製品保持性能を向上する
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態による包装箱
を図面に基づいて説明する。本実施形態の包装箱は、段
ボール等、比較的硬い1枚のシート材料から作ることが
でき、具体的には図1に示すような展開図のシート材を
折り曲げ、要所を接着剤などにより接合することにより
完成するものである。以下、デジタルカメラ本体と、そ
の付属品(マニュアル、電池など)を収納する包装箱を
例として、その構造を説明する。なお、本明細書におい
て、「山折り」は、紙面の上面側が凸になる折り曲げを
意味し、図中において破線で表し、「谷折り」は、紙面
の上面側が凹になる折り曲げを意味し、図中において一
点鎖線で表す。
【0020】図1に示す包装箱1の展開図において、箱
本体の側壁を構成するために、第1側壁部11、第2側
壁部12、第3側壁部13、第4側壁部14が設けられ
ている。これら第1乃至第4側壁部11、12、13、
14は、山折りされる折れ線15、16、17を介して
連設されている。図1において第2側壁部12の左方に
は、第2側壁部12と第3側壁部13とを連結するため
の糊代18が山折れ線19を介して連設されている。
【0021】第1側壁部11及び第2側壁部12の下方
には、重ね合わせることにより包装箱1の底部材を形成
するフラップ状の第1下舌片20及び第2下舌片21
が、それぞれ山折りされる折れ線22、23を介して連
設されている。また、第3側壁部13及び第4側壁部1
4の下方には、後述するデジタルカメラ収容空間を形成
する壁面(一部)を支持する支持部を構成する、フラッ
プ状の第3下舌片24及び第4下舌片25が、夫々山折
りされる折れ線26、27を介して連設されている。
【0022】第1乃至第4側壁部11、12、13、1
4の各上端には、フラップ状の第1上舌片28、第2上
舌片29、第3上舌片30、第4上舌片31が山折りの
折れ線32、33、34、35を介して夫々連設され
る。4枚の第1乃至第4上舌片28〜31の内、第2上
舌片29は本包装箱1の蓋部材となるものであり、第1
上舌片28、第3上舌片30及び第4上舌片31は、デ
ジタルカメラ収納空間を画成するものである。
【0023】第2上舌片29の上方には、差込み片36
が山折りされる折れ線37を介して連設され、ここには
差込み孔38が形成される。一方、第1側壁部11と第
1上舌片29との間の折れ線32上には、差込み片36
を係入するためのスリット39が形成され、また第1側
壁部11と第1上舌片28の一部に切れ目を入れて、谷
折りされる折れ線40をヒンジとし、かつ山折りされる
折れ線41で鈎状に曲げられるフック42が形成され
る。前述したように差込み片36は、第2上舌片29で
包装箱1を閉じた時に、スリット39に差し込まれるべ
きものであって、フック42はその後、第2上舌片29
の差込み孔38に差し込まれるものである。更に、フッ
ク42の曲げ部には、蓋開放時のフック外しの補助手段
として、使用者の指にかかり易くするための切込み(グ
リップ)42aが形成される。
【0024】第1上舌片28は、第1側壁部11から図
1で上方に、第1上水平部43、第1垂直部44、第1
下水平部45、第2垂直部46を備え、これらは山折り
される折れ線32、47と谷折りされる折れ線48、4
9を介して連設されている。この内、第1垂直部44、
第1下水平部45及び第2垂直部46は箱組立時、デジ
タルカメラ収容空間を画成するものである。第1上水平
部43は箱組立時、箱本体の開口面に沿って延び、第1
垂直部44を第1側壁部11より離間させるためのもの
である。また、第2垂直部46には、デジタルカメラ本
体より突出するシャッターボタン(図示せず)を挿入す
るための開口部50が形成されている。
【0025】一方、第3上舌片30は、第3側壁部13
の上方に、上方舌片部分51、垂直部51a及び下方舌
片部分52を備えており、これらは、共に山折りされる
折れ線34、53b、53aを介して連設されている。
箱組立時、下方舌片部分52は垂直部51aを介して上
方舌片部分51の下側に向かって折り返され、離隔空間
を持った2重構造の第3上水平部54を構成する。な
お、上方舌片部分51の高さ寸法(折れ線34・53b
間距離)は、第1側壁部11の幅寸法(折れ線16・1
7間距離)の略半分に設定されている。
【0026】この構造は、第4上舌片31についても同
様であり、第4側壁部14の上方には、上方舌片部分5
5、垂直部55a及び下方舌片部分56が設けられてお
り、これらは、山折りされる折れ線35、57b、57
aを介して連設されている。箱組立時、下方舌片部分5
6は垂直部55aを介して上方舌片部分55の下側に向
かって折り返され、離隔空間を持った2重構造の第4上
水平部58を構成する。また、上方舌片部分55の高さ
寸法(折れ線35・57b間距離)も上方舌片部分51
と同様に、第1側壁部11の幅寸法(折れ線16・17
間距離)の略半分に設定されている。
【0027】これにより、箱組立時においては、折り返
された第3上水平部54の先端と、第4上水平部58の
先端が箱開口部分のほぼ中央で当接することとなり、こ
れら両上水平部54、58によってデジタルカメラ収納
空間の上壁を形成することになる。図1において、第1
下舌片21の下方には、差込み片59が山折りされる折
れ線60を介して連設され、ここには差込み孔61が形
成される。一方、第2側壁部12と第2下舌片21との
間の折れ線23上には、前出の差込み片59を係入する
ためのスリット62が形成され、また、第2側壁部12
と第2下舌片21の一部に切れ目を入れて、谷折りされ
る折れ線63をヒンジとし、かつ山折りされる折れ線6
4で鈎状に曲げられるフック65が形成される。差込み
片59は、第1下舌片20で包装箱1の底を閉じた時
に、スリット62に差し込まれるべきものであって、フ
ック65はその後、第1上舌片20の差込み孔61に差
し込まれるものである。
【0028】第3側壁部13の下端に連設する第3下舌
片24には、第1上舌片11の第1垂直部44を支持す
るための前支持部分66と、第2垂直部46を支持する
ための後支持部分67とが切り込まれており、これらは
組立時、その高さ方向の半分の位置に形成された山折り
折れ線68により「く」の字状に折り込まれるようにな
っている。
【0029】また、これら支持部分66、67の間に
は、折れ線69、70を介して2つの舌片71a、71
bが切り込まれている。これらは組立時、折れ線69は
山折り、折れ線70は谷折りされ、一方の舌片71aは
「へ」の字状となって製品収納空間を形成する第1上舌
片28の第1下水平部45を支持する第1支持部とな
り、他方の舌片71bは製品収納空間の第3垂直部とな
る。
【0030】また、第3下舌片24には更に、デジタル
カメラ付属品収納用補助空間を形成するための凹部(切
り欠き)72が後支持部分67の隣に設けられ、ここに
は、山折り折れ線73を介して補助空間の側壁を成す補
助垂直部74が形成されている。組立時、補助垂直部7
4の先端74aが第2下舌片21のスリット74bに立
てられて堅固に固定される。
【0031】なお、第1上舌片11の第1垂直部44を
支持する前支持部分66の幅寸法は、その支持形態を堅
固にする上で、第1側壁部11と第1垂直部44の間隙
幅、即ち第1上水平部43の幅寸法(折れ線32、47
間距離)に略等しく設定されることが好ましい。上述し
た構造は、第4側壁部14の下端に連設する第4下舌片
25においても同様であって、そこには第1上舌片11
の第1垂直部44を支持するための前支持部分75と、
第2垂直部46を支持するための後支持部分76とが切
り込まれており、これらはその高さ方向の半分の位置に
形成された山折り折れ線77により「く」の字状に折り
込まれるようになっている。
【0032】また、これら支持部分75、76の間に
は、折れ線78、79を介して2つの舌片80a、80
bが切り込まれている。これらは組立時、折れ線78は
山折り、折れ線79は谷折りされ、一方の舌片80aは
「へ」の字状となって製品収納空間を形成する第1上舌
片28の第1下水平部45を支持する第1支持部とな
り、他方の舌片80bは製品収納空間の第4垂直部とな
る。
【0033】また、第4下舌片25には更に、デジタル
カメラ付属品収納用補助空間を形成するための凹部81
が後支持部分76の隣に設けられ、ここには、山折り折
れ線82を介して補助空間の側壁を成す補助垂直部83
が形成されている。組立時、補助垂直部83の先端83
aが第2下舌片21のスリット83bに立てられ堅固に
固定される。
【0034】なお、第1上舌片11の第1垂直部44を
支持する前支持部分75の幅寸法もまた、その支持形態
を堅固にする上で、第1側壁部11と第1垂直部44の
間隙幅に略等しく設定されることが好ましい。次に、図
1及び図2乃至図4を参照して本実施形態による包装箱
の組立て工程を説明する。
【0035】まず、組立てに先立って糊代18と第3側
壁部13が接着された後、折れ線15、16、17、1
9に沿って側壁が山折りされ、側壁部11〜14からな
る矩形横断面の包装箱本体が形成される(図2(a)
(b)参照)。次に、第3下舌片24と第4下舌片25
が折れ線26、27に沿って山折りされると共に、それ
ぞれの前支持部分66、75と、後支持部分67、76
とが折れ線68、77を境に「く」の字状に折り込ま
れ、舌片71a、71b、80a、80bが折れ線6
9、78で山折り、70、79で谷折りされる(図2
(c)参照)。また、これと同時に各下舌片24、25
の補助垂直部74、83も山折りされ、第2側壁部12
に隣接して補助空間を形成する。
【0036】次に、図3(a)に示すように、第2下舌
片21と第1下舌片20とが重ね合わされ、差込み片5
9とフック65によって一体化される。このようにし
て、包装箱1の底部が形成された後は、底部を下にして
箱を立て(図3(b)参照)、第2下舌片24の補助垂
直部74の先端74aを箱底部にあるスリット74bに
立て、舌片71aを折り曲げへの字状とし、舌片71b
を折り曲げ第3垂直部とし、同様に、第4下舌片25の
補助垂直部83の先端83aを箱底部にあるスリット8
3bに立て、舌片80aを折り曲げへの字状とし、舌片
80bを折り曲げ第4垂直部とする(図9参照)。
【0037】続いて、折れ線32、47、48、49を
境に第1上舌片28の各部分を山折り・谷折りし、底面
に略平行な第1上水平部43、第1側壁部11に対向す
る第1垂直部44、底面に平行な第1下水平部45、第
2側壁部12に対向する第2垂直部46を形成する。な
お、この折り込みの際、第1垂直部44と第2垂直部4
6の裏面、即ち各側壁部11、12との対向面には、先
に折り込まれた第3下舌片24と第4下舌片25の前支
持部分66、75と後支持部分67、76とが支持する
ようにし、下水平部45を舌片71a、80aの折れ部
分が支持するようにする。第1垂直部44と第2垂直部
46の間の空間の側方は、第3垂直部71bと第4垂直
部80bによって閉じられる(図3(c)、図9参
照)。
【0038】以上のようにして、包装箱1の内部に、第
1垂直部44、第2垂直部46、第3垂直部71b、第
4垂直部80b及び第1下水平部45からなるデジタル
カメラ収納用空間84と、補助垂直部74、83及び第
2側壁部12からなる付属品収納用空間85が形成され
たならば、図4(a)に示すように、デジタルカメラD
と付属品(電池、マニュアルなど)Mを夫々の空間8
4、85に収納し、その後、第3上舌片30の舌片部分
52を垂直部51aを介して舌片部分51に向けて折り
返し、同様に第4上舌片31の舌片部分56を垂直部5
5aを介して舌片部分55に向けて折り返し、図4
(b)に示すように箱本体の開口部を閉じる。
【0039】そして、最後に第2上舌片29を折れ線3
3に沿って山折りし、差込み片36を第1側壁部11の
スリット39に差込んだ後、フック42を差込み孔38
に差込み、図5に示すような包装箱1が完成される。図
6、図7、図8は、このようにして完成された包装箱1
を図5矢印A、B、C方向から見た箱内部の断面を示し
ている。図7からも明らかなように、デジタルカメラD
は包装箱1内部において、第1垂直部44、第2垂直部
46、第3垂直部71b及び第4垂直部80bにより四
方から離隔空間を介して保護され、上方は図6に示すよ
うに第3上水平部54と第4上水平部58によって離隔
空間を介して保護され、さらに下方は第1下水平部45
により離隔空間を介して保護されている。
【0040】このように、本実施形態によれば、デジタ
ルカメラ収納空間84を画成する6つの面が包装箱1の
外壁面から離隔され、離隔空間により緩衝スペースが確
保されている。また、第1垂直部44及び第2垂直部4
6は、「く」の字状に折り込まれた前支持部分66、7
5と後支持部分67、76とによって裏面支持されてい
るため、これらもまた緩衝材として作用し、緩衝効果を
更に向上させることができる。
【0041】更に、本実施形態の包装箱1によれば、内
部の緩衝材部分と外側の化粧箱部分とが一体化されてい
るため、別部品で緩衝させた従来のものに比較して安価
に製作することができ、組立て工程においても効率良く
組立てることができる。また、デジタルカメラDと接触
する部分が全て面で構成され、付属品Mが接触する部分
がほとんど面で構成されているため、製品に傷が付きに
くく品質保持性能が高い。
【0042】更に、全てが段ボール等のシート材料で形
成可能なため、不要となった後でもリサイクルが可能で
あり、環境にも悪影響を与えない等のメリットがある。
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能であ
る。例えば、上記実施形態では、デジタルカメラを梱包
する包装箱として説明したが、他の種々の工業製品を梱
包する包装箱であってもよい。
【0043】また、上記実施形態では、デジタルカメラ
収納用空間84の他に付属品収納用空間85を形成し、
その中にデジタルカメラの電池、マニュアルの付属品を
収納したが、コードやMD等の他の種類の付属品を収納
してもよい。また、付属品がない製品の場合には何も収
納しなくともよい。なお、付属品収納用空間85内に付
属品を収納しなくとも、箱体の強度や緩衝性に影響する
ことなく、箱体として十分な強度を有する。
【0044】また、上記実施形態の側壁部や舌片等の具
体的形状は寸法はあくまで例示であってこれに限定され
るものではない。例えば、上記実施形態では、第2下舌
片21は第1下舌片20とほぼ同じ長さを有し、組立時
には第1下舌片20と重ね合わされて2枚で底板を構成
したが、第2下舌片21は、スリット62、フック65
からなる第1下舌片20の係止機構に必要な長さと、ス
リット74b、83bからなる補助垂直部74、83の
係止機構に必要な長さだけあればよい。
【0045】また、上記実施形態では、箱組立時に、第
3上舌片30と第4上舌片31を、第3上水平部54の
先端と第4上水平部58の先端が箱開口部分のほぼ中央
で当接するように形成したが、当接部分が箱開口部分の
中央ではなく、一方に片寄った位置になるようにしても
よい。また、上記実施形態における第3下舌片24、第
4下舌片25の舌片71a、71b、80a、80b
は、組立時、図9に示すように、製品収納空間を支持す
ると共に第3垂直部、第4垂直部を形成したが、図1
0、図11に示すような他の形状としてもよい。図1
0、図11を用い、第4下舌片25を例として変形実施
形態を説明するが、第3下舌片24も同様である。
【0046】図10に示す変形実施形態は、第4下舌片
25の舌片80bを長くして、折れ線80cを介して小
舌片80dを形成する(図10(a))。組立時、小舌
片80dを山折りし、側壁に当たるようにする。第4垂
直部80bが小舌片80dによる緩衝効果が更に高めら
れる。図11に示す変形実施形態は、第4下舌片25の
舌片80bの先端に差込み片80eを形成し、舌片80
aの根本の折れ線79に沿って差込み孔80fを形成す
る(図11(a))。組立時、差込み片80eを差込み
孔80fに挿入することにより第4垂直部80bを強固
に固定することができる。
【0047】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、第1垂直
部、第1下水平部、第2垂直部、第3及び第4垂直部及
び第3及び第4上水平部によって、箱の外壁面から離れ
た位置で、製品収納のための空間を画成することがで
き、また、第1及び第2垂直部の裏面は第3及び第4下
舌片の支持部によって支持されるため、製品緩衝効果の
高い包装箱を提供できる。また、その緩衝部分は箱本体
と一体化して形成されるため、樹脂や発泡スチロール等
の緩衝部品を必要とせず、環境保護の観点からも好まし
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による包装箱の展開図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態による包装箱の組立手順を
示す図(その1)である。
【図3】本発明の一実施形態による包装箱の組立手順を
示す図(その2)である。
【図4】本発明の一実施形態による包装箱の組立手順を
示す図(その3)である。
【図5】本発明の一実施形態による包装箱の完成状態を
示す外観斜視図である。
【図6】図5の矢印A方向から見た包装箱の断面図であ
る。
【図7】図5の矢印B方向から見た包装箱の断面図であ
る。
【図8】図5の矢印C方向から見た包装箱の断面図であ
る。
【図9】本発明の一実施形態による包装箱の第4下舌片
の組立状態を示す図である。
【図10】包装箱の第4下舌片の変形実施形態の組立状
態を示す図である。
【図11】包装箱の第4下舌片の他の変形実施形態の組
立状態を示す図である。
【符号の説明】
1…包装箱 11…第1側壁部 12…第2側壁部 13…第3側壁部 14…第4側壁部 43…第1上水平部 44…第1垂直部 45…第1下水平部 46…第2垂直部 54…第3上水平部 58…第4上水平部 66、75…前支持部分 67、76…後支持部分 71…第3垂直部 74、83…補助垂直部 80…第4垂直部 84…デジタルカメラ収納用空間 85…付属品収納用空間 D…デジタルカメラ M…付属品

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体を構成する複数の側壁部から延びる
    舌片によって箱の蓋部と底部を成す包装箱であって、 前記側壁部から延びる前記舌片により、内部に製品を収
    納するための製品収納空間を画成し、 前記舌片に、前記製品収納空間を画成する前記舌片の部
    分を支持する支持部を設けたことを特徴とする包装箱。
  2. 【請求項2】 筒体を構成する複数の側壁部から延びる
    舌片によって箱の蓋部と底部を成す包装箱であって、 前記側壁部から延びる前記舌片により、内部に製品を収
    納するための製品収納空間と、前記製品収納空間を前記
    複数の側壁部、前記蓋部及び前記底部から離隔する離隔
    空間とを画成したことを特徴とする包装箱。
  3. 【請求項3】 筒体を形成する4つの側壁部と、前記4
    つの側壁部の上端及び下端から延出するフラップ状の舌
    片とを備え、組立状態において、箱本体の上面側が開口
    し、前記箱本体の内部に製品を収納するための製品収納
    空間を画成する包装箱であって、 前記4つの側壁部中の第1側壁部の上端に連設する第1
    上舌片を、箱組立時に前記箱本体の開口面に沿って延び
    る第1上水平部と、前記上水平部から下方に折れて前記
    第1側壁部に対向する第1垂直部と、前記第1垂直部か
    ら前記第1側壁部に対向する第2側壁部に向かって折れ
    る第1下水平部と、前記第1下水平部から上方に折れて
    前記第2側壁部に対向する第2垂直部とで構成し、 前記第2側壁部の上端に連設する第2上舌片を、前記箱
    本体の蓋部材とし、 前記第1側壁部に隣接する第3側壁部及び第4側壁部の
    各下端に連設する第3下舌片及び第4下舌片の各々を、
    箱組立時に、前記第1上舌片の前記下水平部を支持する
    第1支持部と、前記第1上舌片の前記第1垂直部及び第
    2垂直部の裏面を支持する第2支持部と、前記第3側壁
    部及び第4側壁部に対向する第3垂直部及び第4垂直部
    とで構成し、 前記第1側壁部に隣接する前記第3側壁部及び第4側壁
    部の各上端に連設する第3上舌片及び第4上舌片の各々
    を、箱組立時に、前記箱本体の開口面に沿って延びる第
    3上水平部及び第4上水平部とで構成し、 前記第1側壁部及び第2側壁部の下端に連設する第1下
    舌片及び第2下舌片を、前記箱本体の底部材としたこと
    を特徴とする包装箱。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の包装箱において、 前記第3上舌片及び第4上舌片の第3上水平部及び第4
    上水平部は、前記第3側壁部及び第4側壁部の各上端よ
    り箱本体の開口面に沿って延びる上方舌片部分と、前記
    上方舌片部分より下側に垂直部分を介して折り返される
    下方舌片部分とを有することを特徴とする包装箱。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の包装箱において、 前記第3下舌片及び第4下舌片の前記第1支持部は、箱
    組立時に、前記第3側壁部及び前記第4側壁部の各下端
    から連設して断面への字状に屈曲されて、このへの字状
    断面の頂点で前記第1上舌片の前記下水平部を支持する
    ことを特徴とする包装箱。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の包装箱において、 前記第3下舌片及び第4下舌片の前記第2支持部は、前
    記第1垂直部の裏面を支持する前支持部分と、前記第2
    垂直部の裏面を支持する後支持部分とを有し、 前記前支持部分と前記後支持部分とは、断面くの字状に
    屈曲されて、このくの字状断面の側縁で前記第1垂直部
    と前記第2垂直部の裏面をそれぞれ支持することを特徴
    とする包装箱。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の包装箱において、 前記第3下舌片及び第4下舌片の、前記前支持部分と前
    記後支持部分の間の部分が、前記第1支持部と前記第3
    垂直部及び第4垂直部とを構成することを特徴とする包
    装箱。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載の包装箱において、 前記第1垂直部の裏面を支持する前記第3下舌片及び第
    4下舌片の前記前支持部分の幅寸法は、前記第1上水平
    部の幅寸法に略等しいことを特徴とする包装箱。
  9. 【請求項9】 請求項6又は7記載の包装箱において、 前記蓋部材には、前記第2上舌片を前記第1側壁部に係
    止するための第1差込み片が形成され、前記第1側壁部
    の上端には前記第1差込み片を係入するための第1スリ
    ットが形成され、前記第1側壁部の上端には鈎状に曲げ
    られる第1フックが形成され、前記第1差込み片には前
    記第1フックを係入するための第1差込み孔が形成され
    ていることを特徴とする包装箱。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の包装箱において、 前記第1側壁部の第1下舌片には、前記第1下舌片を前
    記第2側壁部に係止するための第2差込み片が形成さ
    れ、前記第2側壁部の下端には前記第2差込み片を係入
    するための第2スリットが形成され、前記第2側壁部の
    下端には鈎状に曲げられる第2フックが形成され、前記
    第2差込み片には前記第2フックを係入するための第2
    差込み孔が形成されていることを特徴とする包装箱。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の包装箱において、 前記第3下舌片及び第4下舌片には、前記製品収納用空
    間とは別の補助空間を画成する切り欠きと、前記補助空
    間の側壁を成す補助垂直部とが形成され、 前記補助垂直部は、前記第2下舌片に形成されたスリッ
    トに先端が差し込まれて固定されていることを特徴とす
    る包装箱。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか1項に記
    載の包装箱において、 前記製品収納空間を形成する前記舌片に、前記製品の突
    部との干渉を防ぐための開口部が形成されていることを
    特徴とする包装箱。
JP30314596A 1996-11-14 1996-11-14 包装箱 Withdrawn JPH10147332A (ja)

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