JPH10147174A - 車両用照明装置 - Google Patents

車両用照明装置

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JPH10147174A
JPH10147174A JP30794896A JP30794896A JPH10147174A JP H10147174 A JPH10147174 A JP H10147174A JP 30794896 A JP30794896 A JP 30794896A JP 30794896 A JP30794896 A JP 30794896A JP H10147174 A JPH10147174 A JP H10147174A
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JP
Japan
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lighting device
case
discharge lamp
lamp
pressure discharge
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JP30794896A
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Masaru Wazaki
賢 和崎
Riyouji Sunami
良二 砂見
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TDK Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0088Details of electrical connections
    • B60Q1/0094Arrangement of electronic circuits separated from the light source, e.g. mounting of housings for starter circuits for discharge lamps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0064Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with provision for maintenance, e.g. changing the light bulb
    • B60Q1/007Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with provision for maintenance, e.g. changing the light bulb via a removable cap

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高圧放電灯を用いてなる車両用照明装置におい
て、前記高圧放電灯の点灯装置に対する熱処理対策に工
夫をこらすとともに、その小型化に寄与する車両用照明
装置を提供することを課題とする。 【解決手段】高圧放電灯と,該高圧放電灯の点灯装置
と,前記高圧放電灯と前記点灯装置とを収容するランプ
ケースと,を備えてなる車両用照明装置であって,前記
点灯装置としての制圧用回路は専用ケースに収容されて
おり,前記専用ケースは樹脂ケース部と金属ケース部と
をはめ合わせた構成にされており,前記樹脂ケースは前
記高圧放電灯からの放射熱を遮断して、内部の前記点灯
装置を該放射熱から保護する位置に配置されている,こ
とを特徴とする車両用照明装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘッドランプのよう
な車両用照明装置に関するものであり、特に高圧放電灯
を用いてなる車両用照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用照明装置において
は、メタルハライドランプ等の高圧放電灯が、その明る
さや寿命の長さ等の利点のために使用されてきている。
ところで、このような高圧放電灯を点灯させるために所
定の点灯装置(制圧回路)が使用されているが、その寸
法が大きくて前記高圧放電灯のランプケース内に収納す
ることができず、別の場所を選んで設置せざるを得なか
った。
【0003】また、このような点灯装置をランプケース
内に収納しようとしても、使用されるランプケース自体
が大型化するとともに、その形状に変化を生じさせる場
合があり、このようなランプケースを用いた車両用照明
装置を搭載しようとするときには、対象の車両自体のデ
ザインにも悪影響が及び兼ねず、実用化は困難なもので
あった。
【0004】図4は、前記されたような従来の車両用照
明装置の構成についての概略的な断面例示図である。こ
の図4において、ランプケース1は高圧放電灯2のため
のものであり、背後に設けた蓋部1Aとともに前記高圧
放電灯2やその関連手段を収容し、ネジ5のような締定
手段で水密の状態に保持してある。3は点灯装置(制圧
回路またはバラスト)であり、車両搭載バッテリからの
入力を処理して、所要の高電圧を高圧放電灯2に印加す
るようにされる。3Aは所要のアングルであればよく、
例えば車両のシャーシの一部を用いることができ、前記
の点灯装置3が適当な固定手段で固定されている。そし
て、この点灯装置3の諸手段は2個のメタルケース3−
1及び3−2を例えば上下にはめ合わせた状態の空間に
収容されており、この点灯装置3とランプケース1と
は、例えば数十cm程度の長さの出力ケーブル4で連結
されている。また、8は入力ケーブルであり、車両に搭
載されたバッテリ(図示されない)に接続されている。
なお、ここで用いられるメタルケース3−1及び3−2
はアルミニウムや鉄のような金属材料で構成されてい
る。そして、金属材料として鉄材が用いられるときに
は、錆止め等の処理のためのペイント塗布操作を必要と
する。6はリフレクタであって例えば放物面を形成して
おり、高圧放電灯2からの投射光を遠方照射するもので
ある。出力コネクタ部7は、第1,第2出力コネクタ部
7−1,7−2により構成されており、第1出力コネク
タ部7−1の側は高圧放電灯2に接続され、第2出力コ
ネクタ部7−2の側は出力ケーブル4に接続されてい
る。なお、固定具Fはランプケース1に対してリフレク
タ6を固定させるものであり、ガラス面Gはランプケー
ス1の前部を保護するとともに、一種のレンズ作用をし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のこの種の車両用照明装置においては困難視されていた
ランプケース内での点灯装置の収納について、本発明に
よってこれを実現し、かつ大型化を防ぐとともに、実用
的な形状・寸法にした車両用照明装置を提供することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用照明
装置は上記の課題を解決すべくなされたものであり、下
記の特徴点を備えたものである。即ち、 (1)高圧放電灯と,該高圧放電灯の点灯装置と,前記
高圧放電灯と前記点灯装置とを収容するランプケース
と,を含んでなる車両用照明装置であって,前記点灯装
置としての構成回路は専用ケースに収容されており,前
記専用ケースは樹脂ケース部と金属ケース部とをはめ合
わせた構成にされており,前記樹脂ケースは前記高圧放
電灯からの放射熱を遮断して、内部の前記点灯装置を該
放射熱から保護する位置に配置されている,ことを特徴
とする車両用照明装置。
【0007】(2)前記金属ケースが前記ランプケース
の外周壁部を部分的に構成している,ことを特徴とする
(1)に記載の車両用照明装置。
【0008】(3)前記樹脂ケースはポリプロピレン樹
脂材でで形成されており,前記金属ケースはアルミニウ
ム材で形成されている,ことを特徴とする(1)または
(2)に記載の車両用照明装置。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る車両用照明装置にお
いて、まず図1に示されているように、入力ケーブル8
Aは車両用バッテリ(図示されない)に接続されてお
り、後続の点灯装置31に所定の電圧が加わるようにさ
れる。この点灯装置31は、樹脂ケース部31Aとメタ
ルケース部32Aとのはめ合いで形成されるケースに収
容されている。ここで、樹脂ケース部31Aとしては例
えばポリプロピレン樹脂が好適に選択・使用され、メタ
ルケース部32Aとしてはアルミニウム材が選択・使用
される。これらのケース部31A,32Aはネジ11に
より固定され、取付穴10においてネジ類によってラン
プケース(後述の図2を参照)の適所に固定される。そ
して、Oリング9を圧縮締付することにより水密性が保
持される。出力コネクタ部7は、第1,第2出力コネク
タ部7−1,7−2により構成されており、車両用照明
装置における高圧放電灯(後述の図2を参照)に接続さ
れている。
【0010】次の図2に示されているように、ランプケ
ース1は高圧放電灯2のためのものであり、背後に設け
た点灯装置31のための樹脂ケース部31Aとの空間に
前記高圧放電灯2やその関連手段を収容し、ネジ5のよ
うな締付手段で水密の状態を保持するように締め付けら
れている。ここで、入力ケーブル8Aは入力コネクタ部
8を介して車両用バッテリ(図示されない)に接続され
ており、後続の点灯装置31に所定の電圧が加わるよう
にされる。この点灯装置31は、樹脂ケース部31Aと
メタルケース部32Aとのはめ合いで形成されるケース
に収容されている。これらのケース部は所要の取付穴に
おいてネジ類5によって適所に固定されるとともに、O
リング9の圧縮締付けによりランプケース1との水密性
が保持されている。ここで、樹脂ケース部31Aは、メ
タルケース部32Aよりも高圧放電灯2の近傍側に配置
されている。そして、この場合の出力ケーブル4の長さ
は前記した従来例の場合に比して短くされており、例え
ば10〜15cm程度のものである。6はリフレクタで
あって例えば放物面を形成しており、高圧放電灯2から
の投射光を遠方照射するためのものである。出力コネク
タ部7は、第1,第2出力コネクタ部7−1,7−2に
より構成されており、第1出力コネクタ部7−1の側は
高圧放電灯2に接続され、第2出力コネクタ部7−2の
側は出力ケーブル4に接続されている。なお、固定具F
はランプケース1に対してリフレクタ6を固定させるも
のであり、ガラス面Gはランプケース1の前部を保護す
るとともに、一種のレンズ作用をしている。
【0011】更に図3に示されているように、上記点灯
装置31を構成するものは、例えば所定のノイズフィル
ター機能を果たす入力回路311であって、入力コネク
タ8,8側には、車両用バッテリE,切替スイッチSお
よびフューズFからなる電源部が接続されている。
【0012】例えば100KHz程度の駆動周波数で動
作するDC/DCコンバータ312であって、前記車両
用バッテリEからの電圧値をDC/DC変換するもので
ある。
【0013】インバータ313であって、前記DC/D
Cコンバータ312からの直流電圧値を例えば250H
zの低周波で処理するものである。
【0014】補助電源314であって、前記車両用バッ
テリEからの電圧を前記の入力回路311を介して受け
入れて、制御回路315の所要の動作に寄与する。
【0015】制御回路315であって、前記DC/DC
コンバータ312からの条件電圧(V),電流(I)値
を受け入れて、このDC/DCコンバータ312に所定
のPWM(パルス幅変調)制御を行い、また、後段のト
リガ回路316の駆動制御も実行するものである。
【0016】トリガ回路316であって、前記インバー
タ313の後段における(トリガ回路316に属する)
高圧コイル317をトリガ動作するものである。前記の
高圧コイル317を含むトリガ回路316においては、
インバータ313からの電圧が高圧コイル317に加わ
り、トリガ回路316による所定のトリガ処理を受け
て、所期の高電圧が出力端子7,7側に出力して、高圧
放電灯(ランプ)2が点灯する。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係る車両用照明
装置の要部を示す斜視図である。この図1において、入
力ケーブル8Aは車両用バッテリ(図示されない)に接
続されており、後続の点灯装置31に所定の電圧が加わ
るようにされる。
【0018】この点灯装置31は、樹脂ケース部31A
とメタルケース部32Aとのはめ合いで形成されるケー
スに収容されている。ここで、樹脂ケース部31Aとし
ては例えばポリプロピレン樹脂が好適に選択・使用され
るが、その理由は軽量のために車両への負担がそれだけ
軽減されるためであり、また、高圧放電灯2(図2を参
照)の発光に伴って発生する熱が点灯装置31側に浸透
することを遮断する機能を果たすためである。また、メ
タルケース部32Aとしてはアルミニウム材が選択・使
用されるが、その理由は金属としては軽量であり、これ
に加えて、鉄材等に比して錆発生の対処策のような手段
を施す必要がないためである。これらのケース部31
A,32Aはネジ11により固定され、取付穴10にお
いてネジ類によってランプケース1の適所に固定されて
おり、更にOリング9の圧縮締付けにより水密性が保持
されている。出力コネクタ部7は、第1,第2出力コネ
クタ部7−1,7−2により構成されており、車両用照
明装置における高圧放電灯2に接続されている。
【0019】図2は、本発明の実施例装置の構成を概略
的に示す断面図である。この図2において、リフレクタ
部6内のランプケース1は高圧放電灯2のためのもので
あり、背後に設けた点灯装置31のための樹脂ケース部
31Aとの間に前記高圧放電灯2やその関連手段を収容
し、ネジ5のような締付手段で水密の状態に保持してい
る。ここで、入力ケーブル8Aは、(第1,第2入力コ
ネクタ部8−1,8−2からなる)入力コネクタ部8を
介して、車両用バッテリ(図示されない)に接続されて
おり、後続の点灯装置31に所定の電圧が加わるように
される。この点灯装置31は、樹脂ケース部31Aとメ
タルケース部32Aとのはめ合いで形成されるケースに
収容されている。前述されたように、これらのケース部
は所要の取付穴においてネジ類5によって適所に固定さ
れるとともに、Oリング9の圧縮締付けにより水密性が
保持されている。ここで、樹脂ケース部31Aは、メタ
ルケース部32Aよりも高圧放電灯2の近傍側に配置さ
れている。そして、この場合の出力ケーブル4の長さは
前記した従来例の場合に比して短くされており、例えば
10〜15cm程度にされている。このために、従来例
の場合とは異なり、高圧放電灯2に印加される電圧が漂
遊容量のために低下することがなくなり、所望の高電圧
を前記高圧放電灯2に加えることができる。また、点灯
装置31を構成する諸手段からの熱は、メタルケース部
32Aを介して確実に外部に排出される。出力コネクタ
部7は、第1,第2出力コネクタ部7−1,7−2によ
り構成されており、高圧放電灯2に接続されている。こ
れらの出力コネクタ部7−1,7−2は簡単に外すこと
が可能であり、例えば高圧放電灯2の交換等も容易に行
うことができる。ここで、前記メタルケース部32Aが
ランプケース1の外周壁部を部分的に構成していること
から、ネジ5のような締付手段を外すだけで、前記出力
コネクタ部7−1,7−2を簡単に露出させることが可
能であり、前記のような高圧放電灯2の交換が容易にな
る。
【0020】図3は、上記装置における点灯装置31の
回路配置の例示図である。この図3において、入力回路
311は例えば所定のノイズフィルター機能を果たすも
のであり、車両用バッテリE,切替スイッチSおよびフ
ューズFからなる電源部が入力コネクタ8,8側に接続
されている。
【0021】DC/DCコンバータ312は、例えば1
00KHz程度の駆動周波数で動作させることにより、
前記車両用バッテリEからの電圧値を直流的に変換する
ものである。即ち、後述の制御回路315から制御信号
を受けてPWM(パルス幅変調)制御を行い、その出力
を後段のインバータ回路313を経て高圧放電灯2に供
給することにより所期の電力制御を行う。なお、このD
C/DCコンバータ312の駆動周波数は高周波である
ことが好ましいが、高圧放電灯(ランプ)2の音響共鳴
との関係があることから、この高圧放電灯2とのマッチ
ングを考慮に入れて、前記の例のような100KHz程
度の駆動周波数が選択・使用される。
【0022】インバータ313は、前記DC/DCコン
バータ312からの直流電圧値を例えば250Hzの低
周波で処理するものである。
【0023】補助電源314は、後述される制御回路3
15のためのものであり、前記車両用バッテリEからの
電圧を前記の入力回路311を介して受け入れ、制御回
路315の所要の動作に寄与する。ここでの制御回路3
15は適当なマイクロコンピュータで構成することが可
能であり、この制御回路315に種々の機能達成を任せ
ることにより、結果的に点灯装置31の回路構成が簡素
化される。
【0024】制御回路315は、後述されるトリガ回路
316のためのものであり、所定のマイクロコンピュー
タで構成することができる。そして、前記DC/DCコ
ンバータ312からの条件電圧(V),電流(I)値を
受け入れて、前述のようにDC/DCコンバータ312
に所定のPWM(パルス幅変調)制御を行う。また、後
段のトリガ回路316の駆動制御も実行する。
【0025】トリガ回路316は、前記インバータ31
3の後段における高圧コイル317をトリガ動作するも
のである。このトリガ回路316としては、1個の変成
器(ここでは、前記の高圧コイル317)で昇圧させる
1段昇圧式のものが示されている。前記の高圧コイル3
17を含むトリガ回路316においては、インバータ3
13からの電圧が高圧コイル317の一次側に加わり、
トリガ回路316による所定のトリガ処理を受けて、所
期の高電圧が出力端子7,7側に出力して、高圧放電灯
(ランプ)2が点灯する。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明されたように、本発明に
係る車両用照明装置によれば、[1]高圧放電灯の背部
に点灯装置を配置して一つのランプケースに収容されて
おり;[2]前記点灯装置としての制圧用回路は専用ケ
ースに収容されるとともに、この専用ケースは樹脂ケー
ス部と金属ケース部とをはめ合わせた構成にされている
ために、前記樹脂ケースが高圧放電灯からの放射熱を遮
断して、内部の前記点灯装置を該放射熱から保護する機
能を果たすことができる。また、高圧放電灯と点灯装置
とを結ぶ接続ケーブル(出力ケーブル)が従来のものに
比して著しく短くなるとともに、車両の外に露出するこ
とがなくなるために、その操作性および安全性が格段に
向上する。
【0027】また、[3]前記金属ケースが前記ランプ
ケースの外周壁部を部分的に構成しているために、高圧
放電灯の交換等が容易になされる。
【0028】さらに、[4]前記樹脂ケースはポリプロ
ピレン樹脂材で形成されており、軽量であるために車両
への負担がそれだけ軽減され、また、高圧放電灯の発光
に伴って発生する熱が点灯装置側に浸透することを遮断
する機能を果たすことができる。また、[5]前記金属
ケースはアルミニウム材で形成されており、軽量である
ことに加えて、鉄材等に比して錆発生の対処策のような
手段を施す必要がなくなる。
【0029】そして、本発明によれば、上記のような効
果が奏せられるのに加えて、高圧放電灯の背部に点灯装
置を配置するだけで装置全体の大きさが半減して著しい
小型化が実現し、従来のこの種の装置に比して、車両に
対する搭載上の利便性が遙かに向上する。また、本発明
を車両用ヘッドランプに適用するときには、前照灯部と
点灯装置部とが一体化した構成にされているために、車
両の組立時に前記両者をつなぐ高圧出力ケーブルの配線
処理に考慮を払う必要がなくなり、車両の組立が著しく
簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係る車両用照明装
置の要部を示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明の実施例装置の構成を概略的に
示す断面図である。
【図3】図3は、上記実施例装置における点灯装置31
の回路配置の例示図である。
【図4】図4は、従来の車両用照明装置の構成について
の概略的な断面例示図である。
【符号の説明】
1:ランプケース 1A:蓋部 2:放電灯 F:固定部 G:ガラス部 3:点灯装置(従来例) 3−1:メタルケース部(従来例) 3−2:メタルケース部(従来例) 3A:アングル部 4:出力ケーブル 5:ネジ部 6:リフレクタ部 7:出力コネクタ部 7−1:第1出力コネクタ部 7−2:第2出力コネクタ部 8:入力コネクタ部 8−1:第1入力コネクタ部 8−2:第2入力コネクタ部 8A:入力ケーブル 31:点灯装置(実施例) 31A:樹脂ケース部(実施例) 32A:メタルケース部(実施例) 9:Oリング 10:取付穴 11:ネジ 311:入力回路 312:DC/DCコンバータ 313:インバータ 314:補助電源 315:制御回路(マイクロコンピュータ) 316:トリガ回路 317:高圧コイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】(3)前記樹脂ケースはポリプロピレン樹
脂材で形成されており,前記金属ケースはアルミニウム
材で形成されている,ことを特徴とする(1)または
(2)に記載の車両用照明装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】図2は、本発明の実施例装置の構成を概略
的に示す断面図である。この図2において、リフレクタ
部6のランプケース1は高圧放電灯2のためのものであ
り、背後に設けた点灯装置31のための樹脂ケース部3
1Aとの間に前記高圧放電灯2やその関連手段を収容
し、ネジ5のような締付手段で水密の状態に保持してい
る。ここで、入力ケーブル8Aは、(第1,第2入力コ
ネクタ部8−1,8−2からなる)入力コネクタ部8を
介して、車両用バッテリ(図示されない)に接続されて
おり、後続の点灯装置31に所定の電圧が加わるように
される。この点灯装置31は、樹脂ケース部31Aとメ
タルケース部32Aとのはめ合いで形成されるケースに
収容されている。前述されたように、これらのケース部
は所要の取付穴においてネジ類5によって適所に固定さ
れるとともに、Oリング9の圧縮締付けにより水密性が
保持されている。ここで、樹脂ケース部31Aは、メタ
ルケース部32Aよりも高圧放電灯2の近傍側に配置さ
れている。そして、この場合の出力ケーブル4の長さは
前記した従来例の場合に比して短くされており、例えば
10〜15cm程度にされている。このために、従来例
の場合とは異なり、高圧放電灯2に印加される電圧が漂
遊容量のために低下することがなくなり、所望の高電圧
を前記高圧放電灯2に加えることができる。また、点灯
装置31を構成する諸手段からの熱は、メタルケース部
32Aを介して確実に外部に排出される。出力コネクタ
部7は、第1,第2出力コネクタ部7−1,7−2によ
り構成されており、高圧放電灯2に接続されている。こ
れらの出力コネクタ部7−1,7−2は簡単に外すこと
が可能であり、例えば高圧放電灯2の交換等も容易に行
うことができる。ここで、前記メタルケース部32Aが
ランプケース1の外周壁部を部分的に構成していること
から、ネジ5のような締付手段を外すだけで、前記出力
コネクタ部7−1,7−2を簡単に露出させることが可
能であり、前記のような高圧放電灯2の交換が容易にな
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧放電灯と,該高圧放電灯の点灯装置
    と,前記高圧放電灯と前記点灯装置とを収容するランプ
    ケースと,を備えてなる車両用照明装置であって,前記
    点灯装置としての構成回路は専用ケースに収容されてお
    り,前記専用ケースは樹脂ケース部と金属ケース部とを
    はめ合わせた構成にされており,前記樹脂ケースは前記
    高圧放電灯からの放射熱を遮断して、内部の前記点灯装
    置を該放射熱から保護する位置に配置されている,こと
    を特徴とする車両用照明装置。
  2. 【請求項2】前記金属ケースが前記ランプケースの外周
    壁部を部分的に構成している,ことを特徴とする請求項
    1に記載の車両用照明装置。
  3. 【請求項3】前記樹脂ケースはポリプロピレン樹脂材で
    形成されており,前記金属ケースはアルミニウム材で形
    成されている,ことを特徴とする請求項1または2に記
    載の車両用照明装置。
JP30794896A 1996-11-19 1996-11-19 車両用照明装置 Pending JPH10147174A (ja)

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