JP2006210009A - 放電灯点灯装置、及びこれを含む照明器具 - Google Patents

放電灯点灯装置、及びこれを含む照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2006210009A
JP2006210009A JP2005017156A JP2005017156A JP2006210009A JP 2006210009 A JP2006210009 A JP 2006210009A JP 2005017156 A JP2005017156 A JP 2005017156A JP 2005017156 A JP2005017156 A JP 2005017156A JP 2006210009 A JP2006210009 A JP 2006210009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
lighting device
lighting
case
igniter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005017156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4635623B2 (ja
Inventor
Shojiro Kido
正二郎 木戸
Hideki Hamada
英毅 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2005017156A priority Critical patent/JP4635623B2/ja
Priority to US11/795,498 priority patent/US7708440B2/en
Priority to EP05807093A priority patent/EP1843087B1/en
Priority to PCT/JP2005/021219 priority patent/WO2006080131A1/ja
Publication of JP2006210009A publication Critical patent/JP2006210009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4635623B2 publication Critical patent/JP4635623B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】放電灯から発生するノイズのシールド効果を高め、低コスト化及び小型化を実現するとともに、イグナイタ部から放電灯までの伝達経路におけるパルス電圧の減衰を低減する。
【解決手段】ケース4は、側面40の開口40aに放電灯を挿入し、放電灯を装着するソケット5に対して、放電灯にパルス電圧を供給して放電灯を始動させるイグナイタ部6を、放電灯を制御する点灯回路部7より近くに位置するように、ソケット5、イグナイタ部6、及び点灯回路部7を収納している。また、ケース4は、導電材料である接続部41を介して、導電材料により箱状に形成されている灯具本体と電気的に接続している。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電灯の始動及び制御を行う放電灯点灯装置、及びこれを含む照明器具に関するものである。
従来、この種の放電灯点灯装置は、放電灯を装着するソケット(バルブソケット)と、上記放電灯にパルス電圧を供給して放電灯を始動させるイグナイタ部と、上記放電灯の点灯を制御する点灯回路部(インバータ安定点灯回路部)とを備え、照明器具に設けられているものである。特許文献1には、イグナイタ部と点灯回路部とを一体に構成している放電灯点灯装置が開示されている。また、特許文献2には、ソケットとイグナイタ部とを一体に構成している放電灯点灯装置が開示されている。
また、近年、HID放電灯を光源とし、前照灯(ヘッドランプ)又は補助灯(フォグランプ)として用いられている照明器具は、大型車から小型車及び軽自動車に広がっている。これにより、上記照明器具内の放電灯点灯装置は、より一層の小型化及び低コスト化が望まれている。
特開2001−338506号公報(第3,4頁及び第2図) 特開2002−367414号公報(第3,4頁及び第1図)
しかしながら、上記従来の放電灯点灯装置は、一体に構成していない部品間をハーネスにより接続している。上記ハーネスは、ランプ電流の極性反転時に放電灯から発生するノイズを低減するために、メッシュ線等の非常に高価なノイズシールド線を用いなければならないという問題があった。特に、自動車の前方下面に配置される補助灯のように照明器具自体が非常に小型である場合、ソケット、イグナイタ部及び点灯回路部は全て灯具本体に収納されず、一部は灯具本体の外部に設けられている。これにより、上記ノイズシールド線を防水する必要があり、さらにコストが高くなるとともに大型になってしまうという問題もあった。また、従来の放電灯点灯装置は、イグナイタ部から放電灯に供給されるパルス電圧が、伝達経路上で減衰してしまうという問題もあった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、放電灯から発生するノイズのシールド効果を高めることができ、低コスト化及び小型化を実現することができるとともに、イグナイタ部から放電灯までの伝達経路におけるパルス電圧の減衰を低減することができる放電灯点灯装置、及びこれを含む照明器具を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、放電灯を装着するソケットと、前記放電灯にパルス電圧を供給して前記放電灯を始動させるイグナイタ部と、前記放電灯の点灯を制御する点灯回路部と、前記放電灯の周囲に設けられる反射板、及び前記反射板を収納する灯具本体のうち少なくとも一方と電気的に接続し、前記ソケットに対して前記イグナイタ部を前記点灯回路部より近くに位置するように、前記ソケット、前記イグナイタ部及び前記点灯回路部を収納するケースとを備えることを特徴とする。
この構成では、ケースを反射板又は灯具本体と同電位にして、放電灯から発生するノイズのシールド効果を高めることができるとともに、ソケット、イグナイタ部及び点灯回路部間をノイズシールド線で接続する必要がないので、低コスト化及び小型化を実現することができる。また、イグナイタ部から放電灯までの伝達経路におけるパルス電圧の減衰を低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記イグナイタ部は、接地電位を有する部分を前記ケースと電気的に接続するフィルタ部を備えることを特徴とする。この構成では、放電灯から発生するノイズをさらに低減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記点灯回路部が、前記ソケット側とは反対側に発熱部品を備えることを特徴とする。この構成では、発熱部品から発生する熱をケースに効果的に逃がして冷却することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記発熱部品が、前記灯具本体の外部に露出することを特徴とする。この構成では、発熱部品の放熱効果が高めることができるので、発熱部品の温度をさらに高くすることができ、安価な部品を使用することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記イグナイタ部が、前記パルス電圧を発生するために、他励トリガ回路方式の半導体スイッチ素子を備えることを特徴とする。この構成では、他励トリガ回路方式により、パルス電圧の上限値を制限することができるので、小型化を実現することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記点灯回路部及び前記イグナイタ部が、同一の基板に実装されることを特徴とする。この構成では、イグナイタ部及び点灯回路部を一体化することができるので、小型化を実現することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記イグナイタ部及び前記点灯回路部のうち少なくとも一方が、トランスと、前記トランスの巻線を内部に配線する基板とを備えることを特徴とする。この構成では、トランスの巻線を基板内に実装することができるので、小型化を実現することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか記載の放電灯点灯装置と、前記放電灯点灯装置により制御される放電灯と、前記放電灯の周囲に設けられる反射板と、前記反射板を内部に収納する灯具本体とを備えることを特徴とする。
この構成では、ケースを反射板又は灯具本体と同電位にして、放電灯から発生するノイズのシールド効果を高めることができるとともに、ソケット、イグナイタ部及び点灯回路部間をノイズシールド線で接続する必要がないので、低コスト化及び小型化を実現することができる。また、イグナイタ部から放電灯までの伝達経路におけるパルス電圧の減衰を低減することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記ケースが前記灯具本体に固定することを特徴とする。この構成では、ケースと灯具本体との間を防水するための部品を備える必要がないので、小型化を実現することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記ケースが前記反射板に固定し、環状に形成され前記灯具本体と外周縁で接合し前記反射板と内周縁で接合する可動自在の弾性体を備えることを特徴とする。この構成では、灯具本体の内部を防水することができるとともに、車両等に搭載したときに、反射板を可動させることにより光軸調整を行うことができる。
請求項11に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記ケースが前記反射板に固定し、環状に形成され前記灯具本体と外周縁で接合し前記ケースと内周縁で接合する可動自在の弾性体を備えることを特徴とする。この構成では、灯具本体の内部を防水することができるとともに、車両等に搭載したときに、反射板を可動させることにより光軸調整を行うことができる。
請求項12に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記ケースを前記灯具本体に収納することを特徴とする。この構成では、小型化を実現することができる。
本発明によれば、放電灯から発生するノイズのシールド効果を高めることができ、低コスト化及び小型化を実現することができるとともに、イグナイタ部から放電灯までの伝達経路におけるパルス電圧の減衰を低減することができる。
(実施形態1)
先ず、実施形態1の基本的な構成について図1〜3を用いて説明する。実施形態1の照明器具は、図2に示すように、例えば前照灯又は補助灯として用いられる車載用照明器具等であり、放電灯1と、灯具2と、放電灯点灯装置3とを備えている。
放電灯1は、図1に示すように、例えば、片口金構造を有する自動車用のHIDランプ(HIDバルブ)等であり、口金部10と、発光部11と、発光部11を覆うガラス管12と、発光部11の一端と接続する中心電極13と、発光部11の他端と接続する外側電極14と、外側電極14を覆う保護管15とを備えている。なお、放電灯1は、防水タイプ(HB3、HB4等)、非防水タイプ(H3、H4等)の両方があり、用途、構造に応じて適宜選択することができる。
口金部10は、フランジ100を備えているとともに、一対の電極部(図示せず)を内部に備えている。フランジ100は、一端面100aにおいて、灯具2(図2参照)に固定している。なお、実施形態1では、フランジ100は、後述する反射板22(図2参照)に固定している。また、一対の電極部のうち、一方は中心電極13と接続し、他方は外側電極14と接続している。発光部11は、高電圧が印加されると光を放射する光源である。中心電極13及び外側電極14は、放電灯点灯装置3から電力が上記発光部11に供給されるために、ガラス管12の外部から発光部11の近傍に配置されている。
灯具2は、図2に示すように、灯具本体20と、シールパッキン21と、反射板22と、前面レンズ23と、前面レンズシール部24とを備えている。灯具本体20は、例えば金属等の導電材料により箱状に形成されているものであり、開口部200aを有する底部200と、底部200から延設されている側部201とを一体に備えている。上記灯具本体20は、放電灯1の発光部11及び反射板22を収納して外部環境から保護している。開口部200aには、放電灯1の口金部10が挿入している。シールパッキン21は、例えばゴム成形品、弾性樹脂等であり、灯具本体20の底部200と後述するケース4の左側面40との間に設けられ、灯具2の内部を略防水環境に維持している。
反射板22は、例えば金属等の導電材料により形成され、放電灯1の周辺に設けられるものであり、放電灯1から放射される光を予め決められた方向に導いている。前面レンズ23は、透明性を有する材料により形成されているものであり、上記反射板22により予め決められた方向に導かれた光を遮ることなく外部に放出している。前面レンズシール部24は、例えばホットメトル等の接着剤、ゴムパッキン等により形成され、灯具本体20と前面レンズ23との間に設けられているものであり、灯具2の内部を略防水環境に維持している。
放電灯点灯装置3は、図1に示すように、ケース4と、ソケット5と、イグナイタ部6と、点灯回路部7とを備え、灯具本体20の底部200(図2参照)に沿って設けられている。
ケース4は、例えば金属等の導電材料により箱状に形成されているものであり、ソケット5に対してイグナイタ部6を点灯回路部7より近くに位置するように、ソケット5、イグナイタ部6及び点灯回路部7を収納している。上記ケース4は、灯具本体20に直接固定している。固定方法しては、例えばねじ止めにより固定する方法、又はケース4を回転させてそれぞれの嵌合部(図示せず)を嵌合させて固定する方法等がある。また、ケース4は、左側面40に接続部41を備え、左側面40及び下面42にそれぞれ開口40a,42aを有している。上記接続部41は、図2に示すように、例えば金属等の導電材料により形成されているものであり、ケース4と灯具本体20とを電気的に接続している。
上記より、ランプ電流が極性反転時に放電灯1から発生するFM帯域、TV帯域のノイズを、高価なノイズシールド線を用いることなく低減することができる。
ソケット5は、例えばバヨネット締結構造により、開口40aに挿入されている放電灯1の口金部10に嵌合して放電灯1を装着している。上記ソケット5は、口金部10の一対の電極部(図示せず)と電気的に接続する一対の出力端子50,51を備え、後述するパルス電圧をイグナイタ部6から放電灯1に出力する電気的経路となっている。
イグナイタ部(放電灯始動装置)6は、コンデンサ60、コンデンサ60に並列接続している放電ギャップ(スイッチ要素)61及びパルストランス62を含む複数の電子部品を備え、放電灯1にパルス電圧を供給して放電灯1の点灯を始動させている。なお、上記複数の電子部品は、例えば、はんだ接続、ろう付け溶接、導電性接着剤等により、例えばプリント基板、樹脂基板等の基板63上に実装されている。上記イグナイタ部6は、放電灯1が装着されない限り導通しないので、放電灯1が装着されていないときに高電圧が発生することを防止する安全機能を有している。
パルストランス62の二次巻線は、高いパルス電圧を発生し、ソケット5の近くに配置している。これにより、途中の伝達経路が短いので、パルス電圧を発生したときに二次的に発生するコロナ電圧を防止するための絶縁距離等の確保を最小限にすることができる。
また、イグナイタ部6は、図3に示すように、フィルタ部64を入力側(点灯回路部7側)に備えている。フィルタ部64は、点灯回路部7側から順に、コンデンサ640と、インダクタ(フィルタチョーク)641と、コンデンサ642と、2つのコンデンサ(フィルタコンデンサ)643,644とを備え、コンデンサ643とコンデンサ644との間の接地電位を有する部分とケース4(図1参照)とを電気的に接続している。これにより、イグナイタ部6は、電磁シールド構造となり、ランプ電流が極性反転時に放電灯1から発生するFM帯域、TV帯域のノイズを、高価なノイズシールド線を用いることなく低減することができる。なお、上記コンデンサ640,642,643,644及びインダクタ(フィルタチョーク)641は、例えば、はんだ接続、ろう付け溶接、導電性接着剤等により、基板63(図1参照)上に実装されている。
点灯回路部7は、図3に示すように、直流電源(図示せず)側から順に、入力カプラ76(電源供給口)と、入力フィルタ部7aと、DC/DCコンバータ部7bと、インバータ部75と、制御部8とを備え、放電灯1の点灯を安定に制御している。なお、上記直流電源は、例えば12Vの直流電圧を供給するものである。
入力カプラ76は、図1に示すように、ケース4の下面42の開口42aに装着し、直流電源(図示せず)から供給される直流電圧を複数の電子部品に出力している。入力フィルタ部77aは、図3に示すように、入力電解コンデンサ72,73を含んでいる。DC/DCコンバータ部7bは、MOSFET70と、メイントランス74とを備え、上記直流電源から供給される直流電圧を放電灯1の安定点灯に適する電圧に変換している。インバータ部75は、矩形波フルブリッジモジュールであり、上記DC/DCコンバータ部7bから入力される電圧を略矩形波状の交流電圧に変換している。また、インバータ部75は、イグナイタ部6と接続している。
点灯回路部7をケース4に収納するにあたって、図1に示すように、MOSFET70、ダイオード71等の発熱部品は、ソケット5とは反対側(図1の右側)に灯具本体20の外部に露出するように設けられている。また、入力電解コンデンサ72,73、メイントランス74及びインバータ部75は、ソケット5側(図1の左側)に設けられている。なお、上記複数の電子部品は、例えば、はんだ接続、ろう付け溶接、導電性接着剤等により、基板77上に実装されている。また、インバータ部75は、例えば、はんだ接続、ろう付け溶接、導電性接着剤等により、基板63上に実装されている。
制御部8は、図3に示すように、電源電圧監視部80と、HF駆動回路部81と、VLA検出部82と、ILA検出部83と、演算部84と、LF駆動回路部85とを備えている。電源電圧監視部80は、直流電源(図示せず)から供給される直流電圧を検出している。VLA検出部82は、DC/DCコンバータ部から出力される電圧の電圧値を検出している。ILA検出部83は、DC/DCコンバータ部から出力される電流の電流値を検出している。演算部84は、上記VLA検出部82及びILA検出部83が検出した電圧値及び電流値を入力し、予め決められた電力値になるように、HF駆動回路部81に信号を出力する。HF駆動回路部81は、上記信号に基づいてMOSFET70のデューティ、周波数を制御するためのスイッチ信号を生成し、上記スイッチ信号をMOSFET70に出力している。また、LF駆動回路部85は、放電灯1の点灯状態に応じて、インバータ部の周波数を調整している。
以上、実施形態1によれば、ケース4を灯具本体20と同電位にして、放電灯1から発生するノイズのシールド効果を高めることができるとともに、ソケット5、イグナイタ部6及び点灯回路部7間をノイズシールド線で接続する必要がないので、低コスト化及び小型化を実現することができる。また、イグナイタ部6から放電灯1までの伝達経路におけるパルス電圧の減衰を低減することができる。また、放電灯1からの発熱を点灯回路部7に伝えにくくすることができるとともに、発熱部品から発生する熱をケース4に効果的に逃がして冷却することができる。さらに、点灯回路部7の発熱部品をソケット5とは反対側(図1の右側)に設け、発熱部品の放熱効果を高めることができるので、発熱部品の温度をさらに高くすることができ、安価な部品を使用することができる。ケース4を灯具本体20に直接固定することにより、ケース4と灯具本体20との間を防水するための部品を備える必要がないので、小型化を実現することができる。
なお、実施形態1の変形例として、接続部は、ケースと反射板とを電気的に接続するものであってもよい。このような構成にしても、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
また、実施形態1の他の変形例として、イグナイタ部が、パルス電圧を発生するために、放電ギャップに代わって、例えばサイリスタ等の他励トリガ回路方式の半導体スイッチ素子を備えてもよい。このような構成にしても、実施形態1と同様の効果を得ることができるとともに、他励トリガ回路方式により、パルス電圧の上限値を制限することができるので、小型化を実現することができる。
(実施形態2)
実施形態2の照明器具は、図4に示すように、放電灯1と、灯具2と、放電灯点灯装置3とを実施形態1の照明器具(図2参照)と同様に備えているが、実施形態1の照明器具にはない以下に記載の特徴部分がある。
実施形態2の照明器具は、環状に形成され、可動自在とする弾性体9を備えている。上記弾性体9は、底部200と外周縁で接合し、反射板22と内周縁で接合している。また、実施形態2のケース4は、反射板22に固定している。固定方法しては、例えばねじ止めにより固定する方法、又はケース4を回転させてそれぞれの嵌合部(図示せず)を嵌合させて固定する方法等がある。なお、実施形態2の照明器具は、上記以外の点において、実施形態1の照明器具(図1参照)と同様である。
以上、実施形態2によれば、実施形態1と同様の効果を得ることができるとともに、灯具本体20の内部を防水することができるとともに、車両等に搭載したときに、反射板22を可動させることにより光軸調整を行うことができる。また、反射板を可動させることにより、ハイビームとロービームとを切り替えることができる。
(実施形態3)
実施形態3の照明器具は、図5に示すように、放電灯1と、灯具2と、放電灯点灯装置3とを実施形態1の照明器具(図2参照)と同様に備えているが、実施形態1の照明器具にはない以下に記載の特徴部分がある。
実施形態3の照明器具は、環状に形成され、可動自在とする弾性体9aを備えている。上記弾性体9aは、底部200と外周縁で接合し、ケース4と内周縁で接合している。また、実施形態3のケース4は、反射板22に固定している。固定方法しては、例えばねじ止めにより固定する方法、又はケース4を回転させてそれぞれの嵌合部(図示せず)を嵌合させて固定する方法等がある。なお、実施形態3の照明器具は、上記以外の点において、実施形態1の照明器具(図1参照)と同様である。
以上、実施形態3によれば、実施形態1と同様の効果を得ることができるとともに、灯具本体20の内部を防水することができるとともに、車両等に搭載したときに、反射板22を可動させることにより光軸調整を行うことができる。また、反射板を可動させることにより、ハイビームとロービームとを切り替えることができる。
(実施形態4)
実施形態4の放電灯点灯装置3は、図6に示すように、ケース4と、ソケット5と、イグナイタ部6と、点灯回路部7とを実施形態1の放電灯点灯装置3(図1参照)と同様に備えているが、実施形態1の放電灯点灯装置3にはない以下に記載の特徴部分がある。
実施形態4の放電灯点灯装置3は、点灯回路部7及びイグナイタ部6が、同一の基板66に実装されている。パルストランス62は、基板66に挿入するように配置されている。なお、実施形態4の放電灯点灯装置3は、上記以外の点において、実施形態1の放電灯点灯装置3(図1参照)と同様である。
以上、実施形態4によれば、実施形態1と同様の効果を得ることができるとともに、イグナイタ部6及び点灯回路部7を一体化することができるので、小型化を実現することができる。
なお、実施形態4の変形例として、図7〜9に示すような放電灯点灯装置を用いてもよい。図7では、パルストランス62は、ソケット5と位置をずらして配置されている。図8では、パルストランス62は、基板66cに挿入するとともに、ソケット5との位置をずらして配置されている。図9では、出力端子50,51の位置が異なるものである。これらのような構成にしても、実施形態4と同様の効果を得ることができる。
(実施形態5)
実施形態5の放電灯点灯装置3は、図10に示すように、ケース4と、ソケット5と、イグナイタ部6と、点灯回路部7とを実施形態1の放電灯点灯装置3(図1参照)と同様に備えているが、実施形態1の放電灯点灯装置3にはない以下に記載の特徴部分がある。
実施形態5の放電灯点灯装置3において、点灯回路部7は、メイントランス74の一次巻線740及び二次巻線741を内部に配線している基板78を備えている。なお、実施形態5の放電灯点灯装置3は、上記以外の点において、実施形態1の放電灯点灯装置3(図1参照)と同様である。
以上、実施形態5によれば、実施形態1と同様の効果を得ることができるとともに、メイントランス74の一次巻線740及び二次巻線741を基板78内に配線することができるので、小型化を実現することができる。
なお、実施形態5の変形例として、図11に示すように、パルストランス62の一次巻線620、二次巻線621、及びメイントランス74の一次巻線740及び二次巻線741を基板78a内に配線してもよい。このような構成にしても、実施形態5と同様の効果を得ることができる。
(実施形態6)
実施形態6の照明器具は、図12に示すように、放電灯1と、灯具2と、放電灯点灯装置3とを実施形態1の照明器具(図2参照)と同様に備えているが、実施形態1の照明器具にはない以下に記載の特徴部分がある。
実施形態6の照明器具は、放電灯点灯装置3を灯具本体20の内部に収納している。上記灯具本体20の内部は、非防水構造である。なお、実施形態6の照明器具は、上記以外の点において、実施形態1の照明器具(図1参照)と同様である。
以上、実施形態6によれば、実施形態1と同様の効果を得ることができるとともに、小型化を実現することができる。また、灯具本体20の内部を防水構造にする必要がなく、非防水構造でよい。
なお、実施形態6の変形例として、図13に示すように、接続部41によりケース4と反射板22とを電気的に接続したものであってもよい。このような構成にしても、実施形態6と同様の効果を得ることができる。
本発明による実施形態1の放電灯点灯装置及び放電灯の断面図である。 同上の照明器具の断面図である。 同上の放電灯点灯装置の回路図である。 本発明による実施形態2の照明器具の断面図である。 本発明による実施形態3の照明器具の断面図である。 本発明による実施形態4の放電灯点灯装置及び放電灯の断面図である。 同上の他の放電灯点灯装置及び放電灯における断面図である。 同上の他の放電灯点灯装置及び放電灯における断面図である。 同上の他の放電灯点灯装置及び放電灯であって、(a)は側面からの断面図、(b)は正面からの断面図である。 本発明による実施形態5の放電灯点灯装置及び放電灯の断面図である。 同上の他の放電灯点灯装置及び放電灯における断面図である。 本発明による実施形態6の照明器具の断面図である。 同上の他の照明器具における断面図である。
符号の説明
1 放電灯
4 ケース
40 左側面
40a 開口
41 接続部
5 ソケット
6 イグナイタ部
7 点灯回路部

Claims (12)

  1. 放電灯を装着するソケットと、
    前記放電灯にパルス電圧を供給して前記放電灯を始動させるイグナイタ部と、
    前記放電灯の点灯を制御する点灯回路部と、
    前記放電灯の周囲に設けられる反射板、及び前記反射板を収納する灯具本体のうち少なくとも一方と電気的に接続し、前記ソケットに対して前記イグナイタ部を前記点灯回路部より近くに位置するように、前記ソケット、前記イグナイタ部及び前記点灯回路部を収納するケースと
    を備えることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記イグナイタ部は、接地電位を有する部分を前記ケースと電気的に接続するフィルタ部を備えることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記点灯回路部が、前記ソケット側とは反対側に発熱部品を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の放電灯点灯装置。
  4. 前記発熱部品が、前記灯具本体の外部に露出することを特徴とする請求項3記載の放電灯点灯装置。
  5. 前記イグナイタ部が、前記パルス電圧を発生するために、他励トリガ回路方式の半導体スイッチ素子を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の放電灯点灯装置。
  6. 前記点灯回路部及び前記イグナイタ部が、同一の基板に実装されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の放電灯点灯装置。
  7. 前記イグナイタ部及び前記点灯回路部のうち少なくとも一方が、
    トランスと、
    前記トランスの巻線を内部に配線する基板と
    を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の放電灯点灯装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか記載の放電灯点灯装置と、
    前記放電灯点灯装置により制御される放電灯と、
    前記放電灯の周囲に設けられる反射板と、
    前記反射板を内部に収納する灯具本体と
    を備えることを特徴とする照明器具。
  9. 前記ケースが前記灯具本体に固定することを特徴とする請求項8記載の照明器具。
  10. 前記ケースが前記反射板に固定し、
    環状に形成され前記灯具本体と外周縁で接合し前記反射板と内周縁で接合する可動自在の弾性体を備える
    ことを特徴とする請求項8記載の照明器具。
  11. 前記ケースが前記反射板に固定し、
    環状に形成され前記灯具本体と外周縁で接合し前記ケースと内周縁で接合する可動自在の弾性体を備える
    ことを特徴とする請求項8記載の照明器具。
  12. 前記ケースを前記灯具本体に収納することを特徴とする請求項8記載の照明器具。
JP2005017156A 2005-01-25 2005-01-25 放電灯点灯装置、及びこれを含む照明器具 Expired - Fee Related JP4635623B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005017156A JP4635623B2 (ja) 2005-01-25 2005-01-25 放電灯点灯装置、及びこれを含む照明器具
US11/795,498 US7708440B2 (en) 2005-01-25 2005-11-18 Electric ballast and a lighting system
EP05807093A EP1843087B1 (en) 2005-01-25 2005-11-18 Electronic ballast and illuminating device
PCT/JP2005/021219 WO2006080131A1 (ja) 2005-01-25 2005-11-18 電子バラスト及び照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005017156A JP4635623B2 (ja) 2005-01-25 2005-01-25 放電灯点灯装置、及びこれを含む照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006210009A true JP2006210009A (ja) 2006-08-10
JP4635623B2 JP4635623B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=36966625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005017156A Expired - Fee Related JP4635623B2 (ja) 2005-01-25 2005-01-25 放電灯点灯装置、及びこれを含む照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4635623B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009054571A (ja) * 2007-06-12 2009-03-12 General Electric Co <Ge> 高輝度放電ランプ用の一体型の安定化及び点灯ランプユニット
JP2011141987A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Denso Corp 放電灯ユニット
JP2011171154A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Denso Corp 回路収納ユニット、および放電灯ユニット
KR200455463Y1 (ko) 2009-08-21 2011-09-07 (주)맥스럭 분리형 점화장치 조립체를 구비한 hid램프
KR20110110136A (ko) * 2008-11-28 2011-10-06 오스람 아게 집적 가스 방전 램프
CN102563491A (zh) * 2010-12-28 2012-07-11 株式会社小糸制作所 放电灯点灯装置
KR101267365B1 (ko) 2010-07-29 2013-05-27 가부시키가이샤 덴소 방전등 점등 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003051212A (ja) * 2001-05-29 2003-02-21 Denso Corp 車両用前照灯

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003051212A (ja) * 2001-05-29 2003-02-21 Denso Corp 車両用前照灯

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009054571A (ja) * 2007-06-12 2009-03-12 General Electric Co <Ge> 高輝度放電ランプ用の一体型の安定化及び点灯ランプユニット
KR20110110136A (ko) * 2008-11-28 2011-10-06 오스람 아게 집적 가스 방전 램프
KR101667280B1 (ko) * 2008-11-28 2016-10-18 오스람 게엠베하 통합된 가스 방전 램프
KR200455463Y1 (ko) 2009-08-21 2011-09-07 (주)맥스럭 분리형 점화장치 조립체를 구비한 hid램프
JP2011141987A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Denso Corp 放電灯ユニット
US8547016B2 (en) 2010-01-06 2013-10-01 Denso Corporation Electric discharge lamp unit
JP2011171154A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Denso Corp 回路収納ユニット、および放電灯ユニット
KR101267365B1 (ko) 2010-07-29 2013-05-27 가부시키가이샤 덴소 방전등 점등 장치
CN102563491A (zh) * 2010-12-28 2012-07-11 株式会社小糸制作所 放电灯点灯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4635623B2 (ja) 2011-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4635623B2 (ja) 放電灯点灯装置、及びこれを含む照明器具
KR100623140B1 (ko) 고압 방전램프를 갖는 조명 장치
US7708440B2 (en) Electric ballast and a lighting system
JP5779329B2 (ja) 車両用灯具
JP5059479B2 (ja) 車輌用前照灯
JP2011171277A (ja) 車両用灯具の半導体型光源の光源ユニット、車両用灯具
US20080304279A1 (en) Discharge lamp lighting unit
US6550935B1 (en) Illumination device having an inverter and an igniter disposed in a lamp body
JP5608038B2 (ja) フィルタ回路およびそれを用いた照明装置
JP2010219019A (ja) バックカバー及びバックカバーの組立方法
JPH1074404A (ja) 高圧放電灯装置
JP2004342325A (ja) 放電灯点灯装置
US8393771B2 (en) Vehicle headlamp
JP5047843B2 (ja) 航空機用外部照明灯
CN100526710C (zh) 电子镇流器和照明系统
JP5635881B2 (ja) 車載用前照灯点灯装置
JP2003051212A (ja) 車両用前照灯
JP5567940B2 (ja) 電源装置及びそれを用いた照明点灯装置並びに器具
JP4654989B2 (ja) 点灯装置
JP2014032812A (ja) 点灯装置
WO2015040805A1 (ja) 点灯装置及び点灯装置を備えた灯具
JP2761132B2 (ja) 自動車用ヘッドランプ
US9431204B2 (en) Light source with gas discharge lamp
JP3968987B2 (ja) 放電灯点灯装置及び照明装置
JP4590673B2 (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100921

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101026

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4635623

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees