JPH10145879A - 発信規制音伝送装置 - Google Patents

発信規制音伝送装置

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JPH10145879A
JPH10145879A JP29698696A JP29698696A JPH10145879A JP H10145879 A JPH10145879 A JP H10145879A JP 29698696 A JP29698696 A JP 29698696A JP 29698696 A JP29698696 A JP 29698696A JP H10145879 A JPH10145879 A JP H10145879A
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JP
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channel
tone
transmission
exchange
subscriber terminal
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JP29698696A
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Inventor
Kazuhiro Yamaki
一裕 八巻
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 市内交換機と遠隔交換機とから成る通信シス
テムの発信規制音伝送装置に関し、遠隔交換機配下の加
入者端末に対して、発信規制音を提供することを課題と
する。 【解決手段】 市内交換機1の空きチャネル検出手段1
bが、複数の通話用チャネル2bのうちから空きチャネ
ルを検出する。トーン装置接続手段1cが、検出された
空きチャネルを市内交換機1のトーン装置1aに接続し
て、当該チャネルを発信規制音伝達用チャネルとして使
用するようにする。その後、遠隔交換機4に接続された
加入者端末(例えば3a)に対して呼接続処理が行われ
た際に、通話用チャネル2bが全て塞がっていて、空き
チャネルがない場合には、市内交換機1の第1の接続制
御手段1dが遠隔交換機4を制御して、発信規制音伝達
用チャネルを加入者端末3aに接続させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムの発
信規制音伝送装置に関し、特に、発信規制音を発生する
トーン装置を備えた市内交換機と、制御用チャネルおよ
び複数の通話用チャンネルから成る回線を介して市内交
換機に接続されるとともに、通話用チャネル数よりも多
い数の加入者端末を配下に接続可能な遠隔交換機とから
成る通信システムの発信規制音伝送装置に関する。
【0002】市街地から離れた数10件の集落等に対し
て、本格的な市内ディジタル交換機(LDS,Local Di
gital Switch) を設置することをせずに、最小限の交換
機能だけを備えた簡易な遠隔端局(RT,Remote Termi
nal)を設置し、足らない機能については市内ディジタル
交換機でカバーするようにした通信システムがある。こ
うした通信システムでは、市内ディジタル交換機と遠隔
端局とが複数のPCM回線で接続され、これらのPCM
回線に収容された複数のチャネルのうちで、1つのチャ
ネルが制御用チャネルに使用されて呼制御等の処理に供
され、残りのチャネルが通話用のチャネルに使用され
る。当然、通話用のチャネル数は、遠隔端局に接続され
る加入者端末の数よりも少ない。
【0003】
【従来の技術】図26は、市内ディジタル交換機と遠隔
端局とを備えた従来の通信システムの構成図である。す
なわち、市内ディジタル交換機LDSと遠隔端局RTと
が複数のPCM回線P1 〜Pn で接続される。市内ディ
ジタル交換機LDSは、ネットワークNW1、中央制御
装置PRC1、主記憶装置MM、トーン装置T100等
から構成される。遠隔端局RTには加入者電話S1〜S
nが接続され、遠隔端局RTは、ネットワークNW2、
中央制御装置PRC2、主記憶装置MM2等から構成さ
れる。PCM回線P1 〜Pn はそれぞれ複数のチャネル
を収容するが、PCM回線P1 〜Pn に収容される全チ
ャネルの内で、PCM回線P1 のチャネルCH0 を制御
用チャネルに割り当て、残りのチャネル全てを通話用チ
ャネルに割り当てる。市内ディジタル交換機LDSの主
記憶装置MMにはチャネル空塞表データM1が記憶され
ている。チャネル空塞表データM1は、全通話用チャネ
ルのうちで未使用の空きチャネルがどれであるかを示す
データである。
【0004】こうした構成において、オフフックからダ
イヤルトーンが発信者に届くまでのシーケンスを説明す
る。ダイヤルトーンは、着信番号の入力待ちを示す信号
音である。
【0005】まず、例えば加入者電話S1がオフフック
されたとする。これが、遠隔端局RTの中央制御装置P
RC2の指示により、制御用チャネルCH0 を介して市
内ディジタル交換機LDSへ通知される。市内ディジタ
ル交換機LDSの中央制御装置PRC1は、主記憶装置
MMのチャネル空塞表データM1を参照し、空きチャネ
ルを探す。例えばチャネルCH2 が空いているとする
と、このチャネルCH2にトーン装置T100をネット
ワークNW1を介して接続させる。トーン装置T100
からはダイヤルトーンがチャネルCH2 へ供給される。
【0006】一方、中央制御装置PRC1は、制御用チ
ャネルCH0 を介して遠隔端局RTへ、このチャネルC
2 の番号とメッセージ「チャネル接続要求」とを通知
する。これらを受信した遠隔端局RTの中央制御装置P
RC2は、ネットワークNW2を介して、チャネルCH
2 と加入者電話S1とを接続する。
【0007】これにより、加入者電話S1にはダイヤル
トーンが聞こえることになる。図26に示す結線状態は
この場合を示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした従来
の通信システムにおいて、オフフック時に通話用の空き
チャネルが無い場合には、市内ディジタル交換機LDS
の中央制御装置PRC1は、制御用チャネルCH0 を介
して遠隔端局RTへ、全チャネルが塞がっている旨のメ
ッセージを通知する。このメッセージを受信した遠隔端
局RTの中央制御装置PRC2は、何ら動作を行わな
い。すなわち、加入者電話S1からは特に信号音が出力
されない。これは、全チャネルが塞がっているので、市
内ディジタル交換機LDSから遠隔端局RTへ、全チャ
ネルが塞がっている旨を示す発信規制音を送ろうとして
も送ることができないために発生する。
【0009】したがって、ユーザにとっては、オフフッ
クをしたものの、加入者電話S1からは何の信号音も聞
こえず、電話器が壊れているのか、あるいは全チャネル
が塞がっているのかの区別がつかない。つまり、ユーザ
に対するサービス性が低下してしまうという問題点があ
った。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、遠隔端局配下の加入者端末に対して、発信規
制音を提供できるようにした発信規制音伝送装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、発信規制音を発生す
るトーン装置1aを備えた市内交換機と、制御用チャネ
ル2aおよび複数の通話用チャネル2bから成る回線2
を介して市内交換機1に接続されるとともに、通話用チ
ャネル2bの数よりも多い数の加入者端末3a〜3cを
配下に接続可能な遠隔交換機4と、から成る通信システ
ムの発信規制音伝送装置が提供される。
【0012】この発信規制音伝送装置は、市内交換機1
に設けられ、複数の通話用チャネル2bのうちから空き
チャネルを検出する空きチャネル検出手段1bと、市内
交換機1に設けられ、空きチャネル検出手段1bで検出
された空きチャネルを市内交換機1のトーン装置1aに
接続して、発信規制音伝達用チャネルとして使用するよ
うにするトーン装置接続手段1cと、市内交換機1に設
けられ、遠隔交換機4に接続された加入者端末(例えば
3a)に対する呼接続処理において、複数の通話用チャ
ネル2bのうちに空きチャネルがない場合に、遠隔交換
機4において、発信規制音伝達用チャネルを加入者端末
3aに接続させる第1の接続制御手段1dとを備える。
【0013】以上のような構成において、まず、市内交
換機1の空きチャネル検出手段1bが、複数の通話用チ
ャネル2bのうちから空きチャネルを検出する。そし
て、トーン装置接続手段1cが、検出された空きチャネ
ルを市内交換機1のトーン装置1aに接続して、当該チ
ャネルを発信規制音伝達用チャネルとして使用するよう
にする。
【0014】一方、遠隔交換機4に接続された加入者端
末(例えば3a)に対して呼接続処理が行われたとす
る。この際に、複数の通話用チャネル2bが全て塞がっ
ていて、空きチャネルがない場合には、市内交換機1の
第1の接続制御手段1dが遠隔交換機4を制御して、発
信規制音伝達用チャネルを加入者端末3aに接続させる
ようにする。
【0015】これにより、オフフック時に通話用チャネ
ル2bが全て塞がっている場合に、オフフックした加入
者端末3aに、発信規制音伝達用チャネルを介してトー
ン装置1aから発信規制音が伝達されることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。まず、本発明の実施の形態の原
理構成を、図1を参照して説明する。本発明に係る発信
規制音伝送装置の実施の形態は、市内交換機1に設けら
れ、複数の通話用チャネル2bのうちから空きチャネル
を検出する空きチャネル検出手段1bと、市内交換機1
に設けられ、空きチャネル検出手段1bで検出された空
きチャネルを市内交換機1のトーン装置1aに接続し
て、発信規制音伝達用チャネルとして使用するようにす
るトーン装置接続手段1cと、市内交換機1に設けら
れ、遠隔交換機4に接続された加入者端末(例えば3
a)に対する呼接続処理において、複数の通話用チャネ
ル2bのうちに空きチャネルがない場合に、遠隔交換機
4において、発信規制音伝達用チャネルを加入者端末3
aに接続させる第1の接続制御手段1dとを備える。
【0017】以上のような構成において、まず、市内交
換機1の空きチャネル検出手段1bが、複数の通話用チ
ャネル2bのうちから空きチャネルを検出する。そし
て、トーン装置接続手段1cが、検出された空きチャネ
ルを市内交換機1のトーン装置1aに接続して、当該チ
ャネルを発信規制音伝達用チャネルとして使用するよう
にする。
【0018】一方、遠隔交換機4に接続された加入者端
末(例えば3a)に対して呼接続処理が行われたとす
る。この際に、複数の通話用チャネル2bが全て塞がっ
ていて、空きチャネルがない場合には、市内交換機1の
第1の接続制御手段1dが遠隔交換機4を制御して、発
信規制音伝達用チャネルを加入者端末3aに接続させる
ようにする。
【0019】これにより、オフフック時に通話用チャネ
ル2bが全て塞がっている場合に、オフフックした加入
者端末3aに、発信規制音伝達用チャネルを介してトー
ン装置1aから発信規制音が伝達されることになる。
【0020】つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明
する。図2は、本発明の発信規制音伝送装置を備えた通
信システムの構成図である。図中、市内ディジタル交換
機LDS(Local Digital Switch) と遠隔端局RT(Re
mote Terminal)とが複数のPCM回線P1 〜Pn で接続
される。PCM回線P 1 〜Pn はそれぞれ複数のチャネ
ルを収容するが、PCM回線P1 〜Pn に収容される全
チャネルの内で、PCM回線P1 のチャネルCH0 を制
御用チャネルに割り当て、残りのチャネル全てを通話用
チャネルに割り当てる。
【0021】市内ディジタル交換機LDSは、ネットワ
ークNW1、中央制御装置PRC1、主記憶装置MM、
トーン装置T100から構成される。ネットワークNW
1は市内ディジタル交換機LDS内のネットワークであ
り、指定されたチャネルを公衆回線と接続したり、トー
ン装置T100に接続したりするものである。中央制御
装置PRC1はチャネル接続等の集線処理を行う。トー
ン装置T100は、発信規制音発信部とダイヤルトーン
発信部とから構成され、指定されたチャネルに発信規制
音やダイヤルトーンを供給する音源である。
【0022】主記憶装置MMは、チャネル空塞表データ
M1、トーン用チャネル有無表示データM10、専用チ
ャネル番号データM11、専用チャネル接続状態データ
M12、RTトーン装置実装データM13、RTトーン
装置制御データM14、障害データM15を記憶する。
チャネル空塞表データM1は、全通話用チャネルのうち
で未使用の空きチャネルがどれであるかを示すデータで
ある。トーン用チャネル有無表示データM10は、市内
ディジタル交換機LDSから遠隔端局RTへ発信規制音
やダイヤルトーンを伝送するためのトーン用チャネルと
して、通信用チャネルの1つを提供するか否かを示すデ
ータであり、初期値は「トーン用チャネルの提供無し」
に設定される。専用チャネル番号データM11は、トー
ン用チャネルとして使用されるチャネルの番号が格納さ
れたデータであり、初期値は「無し」である。専用チャ
ネル接続状態データM12は、トーン用チャネルと市内
ディジタル交換機LDSのトーン装置T100とが接続
されているか否かを示すデータであり、初期値は「未接
続」に設定される。RTトーン装置実装データM13
は、遠隔端局RT内にトーン装置が実装されているか否
かを示すデータである。RTトーン装置制御データM1
4は、市内ディジタル交換機LDSが遠隔端局RT内の
トーン装置を動作制御するか否かを示すデータであり、
初期値は「制御なし」に設定される。障害データM15
は、遠隔端局RT内のトーン装置に障害が発生している
か否かを示すデータである。
【0023】また、市内ディジタル交換機LDSにはコ
ンソールC1が接続される。コンソールC1はオペレー
タによって操作され、コンソールC1から市内ディジタ
ル交換機LDSに各種コマンドが入力される。
【0024】遠隔端局RTには加入者電話S1〜Snが
接続され、遠隔端局RTは、ネットワークNW2、中央
制御装置PRC2、主記憶装置MM2から構成される。
加入者電話S1〜Snの数は、通常、PCM回線P1
n に収容された通話用チャネルの数よりも多い。ネッ
トワークNW2は、指定の加入者電話と通話用チャネル
とを接続する遠隔端局RT内のネットワークである。中
央制御装置PRC2はチャネル接続等の集線処理を行
う。主記憶装置MM2は、市内ディジタル交換機LDS
から送られるメッセージの解読のためのデータを記憶し
たり、メッセージの保持をしたりする。
【0025】さらに、遠隔端局RTには、発信規制音発
信部から成るトーン装置T200を実装することができ
るようになっている。実装されている場合もあるし、実
装されていない場合もある。本発明ではどちらの状態に
も対応し得る。
【0026】以上のように構成される通信システムの動
作を、図3〜図25を参照して説明する。まず、トーン
制御コマンドが市内ディジタル交換機LDSに投入され
た場合の動作を説明する。
【0027】図3〜図5は、トーン制御コマンドがコン
ソールC1を介して市内ディジタル交換機LDSに投入
された場合の動作を示すフローチャートである。以下、
図中のステップ番号に沿って説明する。
【0028】〔S1〕トーン制御コマンドがコンソール
C1から市内ディジタル交換機LDSに投入されると、
市内ディジタル交換機LDSの中央制御装置PRC1が
受け付け、図6に示すように、主記憶装置MMの中のト
ーン用チャネル有無表示データM10およびRTトーン
装置制御データM14を、それぞれ反転させる。
【0029】〔S2〕中央制御装置PRC1は、RTト
ーン装置実装データM13を参照して、遠隔端局RT内
にトーン装置が実装されているか否かを調べる。遠隔端
局RT内にトーン装置が実装されているならばステップ
S3へ進み、実装されていないならばステップS14へ
進む。
【0030】〔S3〕中央制御装置PRC1は、RTト
ーン装置制御データM14を参照して、市内ディジタル
交換機LDSが遠隔端局RT内のトーン装置T200を
動作制御するか否かを調べる。市内ディジタル交換機L
DSがトーン装置T200を動作制御するならばステッ
プS4へ進み、動作制御しないならばステップS13へ
進む。
【0031】〔S4〕RTトーン装置制御データM14
は、トーン制御コマンドの投入によって反転されている
ので、元に戻すべく、RTトーン装置制御データM14
に「トーン装置制御無し」を設定する。
【0032】〔S5〕中央制御装置PRC1は、障害デ
ータM15を参照して、遠隔端局RT内のトーン装置T
200に障害が発生しているか否かを調べる。トーン装
置T200に障害が発生していればステップS6へ進
み、発生していなければステップS12へ進む。
【0033】〔S6〕中央制御装置PRC1は、専用チ
ャネル番号データM11を参照して、トーン用チャネル
として使用されるチャネルの番号(例えばα)を得る。 〔S7〕中央制御装置PRC1は、チャネルαとトーン
装置T100との接続を開放する。
【0034】〔S8〕中央制御装置PRC1は、専用チ
ャネル接続状態データM12に「未接続」を書き込む。 〔S9〕中央制御装置PRC1は、チャネル空塞表デー
タM1を読み出す。
【0035】〔S10〕中央制御装置PRC1は、チャ
ネル空塞表データM1の中のチャネルαを「空きチャネ
ル」に設定する。 〔S11〕中央制御装置PRC1は、トーン用チャネル
有無表示データM10に「トーン用チャネルの提供無
し」を書き込む。
【0036】ステップS4〜ステップS11の処理によ
り、市内ディジタル交換機LDSの主記憶装置MMの中
の各データは、図7(A)に示すようになる。 〔S12〕中央制御装置PRC1はトーン制御コマンド
による処理を終了する。
【0037】〔S13〕RTトーン装置制御データM1
4は、トーン制御コマンドの投入によって反転されてい
るので、元に戻すべく、RTトーン装置制御データM1
4に「トーン装置制御有り」を設定する。
【0038】ステップS13の処理により、市内ディジ
タル交換機LDSの主記憶装置MMの中の各データは、
図7(B)に示すようになる。 〔S14〕遠隔端局RT内にトーン装置が実装されてい
ないならば、中央制御装置PRC1は、トーン用チャネ
ル有無表示データM10を参照して、通信用チャネルの
1つをトーン用チャネルとして提供するように設定され
ているか否かを調べる。設定されていればステップS6
へ進み、設定されていなければステップS15へ進む。
【0039】〔S15〕この場合には、ステップS15
〜ステップS21においてトーン用チャネルを新たに設
定するようにする。すなわち先ず、中央制御装置PRC
1が、トーン用チャネル有無表示データM10に「トー
ン用チャネル提供有り」を書き込む。
【0040】〔S16〕中央制御装置PRC1がチャネ
ル空塞表データM1を読み出す。 〔S17〕チャネル空塞表データM1の中に空きチャネ
ルがあるか否かを調べる。空きチャネルがあればステッ
プS18へ進み、無ければ次の処理タイミングに再度、
ステップS16,S17を実行する。
【0041】〔S18〕中央制御装置PRC1は、チャ
ネル空塞表データM1に存在する空きチャネルのうちで
最若番を確保する。それを、例えばチャネルαとする。 〔S19〕中央制御装置PRC1は、チャネルαを専用
チャネル番号データM11に書き込む。
【0042】〔S20〕中央制御装置PRC1は、チャ
ネルαを、市内ディジタル交換機LDSのトーン装置T
100の発信規制音発信部にネットワークNW1を介し
て接続させる。
【0043】〔S21〕中央制御装置PRC1は、専用
チャネル接続状態データM12に「接続」を書き込む。
ステップS14〜ステップS21の処理により、市内デ
ィジタル交換機LDSの主記憶装置MMの中の各データ
は、図7(C)に示すようになる。
【0044】なお、ステップS14において、通信用チ
ャネルの1つをトーン用チャネルとして提供するように
設定されていると判別されれば、ステップS6〜ステッ
プS11へ進む。その結果、市内ディジタル交換機LD
Sの主記憶装置MMの中の各データは、図7(D)に示
すようになる。
【0045】つぎに、図3〜図5に示したようなトーン
制御コマンド投入後の処理が行われた後に、オフフック
が行われた場合に実行される処理を、図8〜図18を参
照して説明する。
【0046】図8〜図11は、オフフック時の処理手順
を示すフローチャートである。以下、図中のステップ番
号に沿って説明する。 〔S31〕例えば加入者電話S1がオフフックされたと
する。遠隔端局RTの中央制御装置PRC2が、加入者
電話S1のオフフックを制御用チャネルCH0を介して
市内ディジタル交換機LDSへ通知する。
【0047】〔S32〕市内ディジタル交換機LDSが
この通知を受信する。 〔S33〕市内ディジタル交換機LDSの中央制御装置
PRC1は、主記憶装置MM内のチャネル空塞表データ
M1を参照して、通話用チャネルのうちに空きチャネル
があるか否かを調べる。空きチャネルがあればステップ
S34へ進み、無ければステップS41へ進む。
【0048】〔S34〕例えばチャネルCH1 が空いて
いるとしたら、中央制御装置PRC1はチャネルCH1
を確保する。 〔S35〕中央制御装置PRC1は、チャネルCH
1 を、ネットワークNW1を介してトーン装置T100
のダイヤルトーン発信部に接続させる。
【0049】〔S36〕中央制御装置PRC1は、ステ
ップS34で確保したチャネルの番号(CH1 )および
メッセージ「チャネル接続要求」を、制御用チャネルC
0を介して遠隔端局RTへ通知する。
【0050】〔S37〕遠隔端局RTはチャネル番号お
よびメッセージを受信する。なお、本ステップS37に
は後述のステップS49,S51,S55,S59から
流れ込む処理もあり、その場合には、チャネル番号に代
わって接続ポイント番号を受信することもあり、またメ
ッセージだけを受信することもある。
【0051】〔S38〕メッセージの内容を調べ、「チ
ャネル接続要求」であればステップS39へ進み、「R
Tトーン装置接続要求」であればステップS57へ進
み、「CHオールビジィ」であればステップS53へ進
む。
【0052】〔S39〕ステップS36からの流れであ
る場合、遠隔端局RTの中央制御装置PRC2は、チャ
ネルCH1 をネットワークNW2を介して加入者電話S
1に接続させる。
【0053】これにより、加入者電話S1には、市内デ
ィジタル交換機LDSのトーン装置T100のダイヤル
トーン発信部から送られたダイヤルトーンが送られる。
この時の通信システムの状態を図12に示す。
【0054】一方、ステップS33において、通話用チ
ャネルのうちに空きチャネルが無いと判別されたときに
はステップS41へ進む。 〔S41〕市内ディジタル交換機LDSの中央制御装置
PRC1は、RTトーン装置実装データM13を参照し
て、遠隔端局RT内にトーン装置が実装されているか否
かを調べる。実装されていればステップS42へ進み、
実装されていなければステップS44へ進む。
【0055】〔S42〕中央制御装置PRC1は、RT
トーン装置制御データM14を参照して、市内ディジタ
ル交換機LDSが遠隔端局RT内のトーン装置T200
を動作制御するか否かを調べる。動作制御するならばス
テップS43へ進み、動作制御しないならばステップS
59へ進む。
【0056】〔S43〕中央制御装置PRC1は、障害
データM15を参照して、遠隔端局RT内のトーン装置
T200に障害が発生しているか否かを調べる。障害が
発生していればステップS44へ進み、障害が発生して
いなければステップS55へ進む。
【0057】〔S44〕中央制御装置PRC1は、トー
ン用チャネル有無表示データM10を参照し、通信用チ
ャネルの1つをトーン用チャネルとして提供するか否か
を調べる。通信用チャネルの1つをトーン用チャネルと
して提供するならばステップS45へ進み、提供しない
ならばステップS51へ進む。
【0058】〔S45〕中央制御装置PRC1は、専用
チャネル接続状態データM12を読み出す。 〔S46〕中央制御装置PRC1は、専用チャネル接続
状態データM12を参照して、トーン用チャネルと市内
ディジタル交換機LDSのトーン装置T100とが接続
されているか否かを調べる。トーン用チャネルとトーン
装置T100とが接続されているならばステップS47
へ進み、接続されていないならばステップS51へ進
む。
【0059】〔S47〕中央制御装置PRC1は、専用
チャネル番号データM11を読み出す。 〔S48〕中央制御装置PRC1は、専用チャネル番号
データM11を参照して、トーン用チャネルとして使用
されるチャネルの番号(例えばα)を確保する。
【0060】〔S49〕中央制御装置PRC1は、ステ
ップS48で確保したチャネルの番号(α)およびメッ
セージ「チャネル接続要求」を、制御用チャネルCH0
を介して遠隔端局RTへ通知する。
【0061】この後、ステップS37〜ステップS39
を実行し、遠隔端局RTの中央制御装置PRC2は、チ
ャネルαをネットワークNW2を介して加入者電話S1
に接続させる。
【0062】これにより、加入者電話S1には、市内デ
ィジタル交換機LDSのトーン装置T100の発信規制
音発信部から送られた発信規制音が送られる。ステップ
S42,S43を経てステップS44〜ステップS49
およびステップS37〜ステップS39を実行した時の
通信システムの状態を図13に示す。
【0063】つぎに、ステップS46において、トーン
用チャネルとトーン装置T100とが接続されていない
と判別されたときにはステップS51へ進む。 〔S51〕中央制御装置PRC1は、メッセージ「CH
オールビジィ」を、制御用チャネルCH0 を介して遠隔
端局RTへ通知する。
【0064】この後、ステップS37およびステップS
38を実行してステップS53へ進む。 〔S53〕遠隔端局RTの中央制御装置PRC2は、加
入者電話S1をチャネルへ接続することが不可能であ
り、加入者電話S1から何の信号音も送出されない。
【0065】ステップS42,S43を経てステップS
44〜ステップS46、ステップS51およびステップ
S37,S38,S53を実行した時の通信システムの
状態を図14に示す。
【0066】つぎに、ステップS43において、遠隔端
局RT内のトーン装置T200に障害が発生していない
と判別されたときにはステップS55へ進む。 〔S55〕中央制御装置PRC1は、加入者電話S1の
接続ポイント番号およびメッセージ「RTトーン装置接
続要求」を、制御用チャネルCH0 を介して遠隔端局R
Tへ通知する。
【0067】この後、ステップS37およびステップS
38を実行してステップS57へ進む。 〔S57〕遠隔端局RTの中央制御装置PRC2は、接
続ポイント番号で示された加入者電話S1の遠隔端局内
の接続点と遠隔端局RT内のトーン装置T200とを接
続させる。
【0068】これにより、加入者電話S1には、遠隔端
局RT内のトーン装置T200が発生した発信規制音が
送られる。この時の通信システムの状態を図15に示
す。つぎに、ステップS42において、市内ディジタル
交換機LDSが遠隔端局RT内のトーン装置T200を
動作制御しないと判別されたときにはステップS59へ
進む。
【0069】〔S59〕中央制御装置PRC1は、メッ
セージ「CHオールビジィ」を、制御用チャネルCH0
を介して遠隔端局RTへ通知する。この後、ステップS
37およびステップS38を実行してステップS53へ
進む。したがって、加入者電話S1から何の信号音も送
出されない。
【0070】この時の通信システムの状態を図16に示
す。なお、ステップS41において、遠隔端局RT内に
トーン装置が実装されていないと判別され、その後、ス
テップS44〜S49,ステップS37〜S39が実行
された場合の通信システムの状態を図17に示す。
【0071】また、ステップS41において、遠隔端局
RT内にトーン装置が実装されていないと判別され、ま
た、ステップS46において、トーン用チャネルと市内
ディジタル交換機LDSのトーン装置T100とが接続
されていないと判別され、その後、ステップS51,ス
テップS37,S38,S53が実行された場合の通信
システムの状態を図18に示す。
【0072】つぎに、遠隔端局RTにトーン装置T20
0が実装されている場合において、トーン装置T200
に障害が発生した場合に実行される処理を、図19〜図
21を参照して説明する。
【0073】図19は、遠隔端局RTのトーン装置T2
00に障害が発生したときに実行される処理手順を示す
フローチャートである。以下、図中のステップ番号に沿
って説明する。
【0074】〔S61〕まず、図20が、遠隔端局RT
のトーン装置T200から加入者電話S1に発信規制音
が送られている場合の通信システムの状態を示してい
る。このときにトーン装置T200に障害が発生する
と、遠隔端局RTの中央制御装置PRC2がこの障害を
認識して、制御用チャネルCHO を介して市内ディジタ
ル交換機LDSへ通知する。
【0075】〔S62〕市内ディジタル交換機LDSの
中央制御装置PRC1がこの障害通知を受信する。 〔S63〕中央制御装置PRC1は、障害データM15
に、遠隔端局RT内のトーン装置T200に障害が発生
していることを書き込む。
【0076】〔S64〕以下のステップでトーン用チャ
ネルを設定する。まず、中央制御装置PRC1が、トー
ン用チャネル有無表示データM10に「トーン用チャネ
ルの提供有り」を書き込む。
【0077】〔S65〕中央制御装置PRC1がチャネ
ル空塞表データM1を読み出す。 〔S66〕チャネル空塞表データM1の中に空きチャネ
ルがあるか否かを調べる。空きチャネルがあればステッ
プS67へ進み、無ければ次の処理タイミングに再度、
ステップS65,S66を実行する。
【0078】〔S67〕中央制御装置PRC1は、チャ
ネル空塞表データM1に存在する空きチャネルのうちで
最若番を確保する。それを、例えばチャネルαとする。 〔S68〕中央制御装置PRC1は、チャネルαを専用
チャネル番号データM11に書き込む。
【0079】〔S69〕中央制御装置PRC1は、チャ
ネルαに、市内ディジタル交換機LDSのトーン装置T
100の発信規制音発信部をネットワークNW1を介し
て接続させる。
【0080】〔S70〕中央制御装置PRC1は、専用
チャネル接続状態データM12に「接続」を書き込む。
以上のステップS61〜S70が実行された場合の通信
システムの状態を図21に示す。
【0081】つぎに、障害の発生していた遠隔端局RT
内のトーン装置T200が復旧した場合に実行される処
理を説明する。図22は、障害の発生していたトーン装
置T200が復旧した場合に実行される処理の手順を示
すフローチャートである。以下、図中のステップ番号に
沿って説明する。
【0082】〔S71〕図21に示す通信システムの状
態において、障害の発生していたトーン装置T200が
復旧すると、遠隔端局RTの中央制御装置PRC2がこ
の障害復旧を認識して、制御用チャネルCHO を介して
市内ディジタル交換機LDSへ通知する。
【0083】〔S72〕市内ディジタル交換機LDSの
中央制御装置PRC1がこの障害復旧通知を受信する。 〔S73〕中央制御装置PRC1は、障害データM15
に、遠隔端局RT内のトーン装置T200が正常である
ことを書き込む。
【0084】〔S74〕図21に示す通信システムの状
態から分かる通り、トーン用チャネル有無表示データM
10に「トーン用チャネルの提供有り」が書き込まれて
いるので、中央制御装置PRC1は専用チャネル番号デ
ータM11を読み出し、トーン用チャネルαを認識す
る。
【0085】〔S75〕中央制御装置PRC1は、チャ
ネルαと市内ディジタル交換機LDSのトーン装置T1
00との接続を開放する。 〔S76〕中央制御装置PRC1は、専用チャネル接続
状態データM12に「未接続」を書き込む。
【0086】〔S77〕中央制御装置PRC1はチャネ
ル空塞表データM1を読み出す。 〔S78〕中央制御装置PRC1は、チャネル空塞表デ
ータM1のチャネルαに「空き」を設定する。
【0087】〔S79〕中央制御装置PRC1は、トー
ン用チャネル有無表示データM10に、「トーン用チャ
ネルの提供無し」を書き込む。以上のステップS71〜
S79の実行により、通信システムの状態は図15に示
す状態になる。
【0088】つぎに、トーン用チャネルが設定されてい
るPCM回線に障害が発生した場合に実行される処理を
説明する。図23は、トーン用チャネルが設定されてい
るPCM回線に障害が発生した場合の処理手順を示すフ
ローチャートである。以下、図中のステップ番号に沿っ
て説明する。
【0089】〔S81〕例えば、図17に示す通信シス
テムの状態において、トーン用チャネルが設定されてい
るPCM回線P1 に障害が発生したとする。市内ディジ
タル交換機LDSの中央制御装置PRC1がこの障害を
検出する。
【0090】〔S82〕中央制御装置PRC1は、チャ
ネル空塞表データM1の中で、PCM回線P1 に含まれ
る全てのチャネルを「塞がり」に設定する。 〔S83〕中央制御装置PRC1がチャネル空塞表デー
タM1を読み出す。
【0091】〔S84〕チャネル空塞表データM1の中
に未使用の空きチャネルがあるか否かを調べる。空きチ
ャネルがあればステップS85へ進み、無ければ次の処
理タイミングに再度、ステップS83,S84を実行す
る。
【0092】〔S85〕中央制御装置PRC1は、チャ
ネル空塞表データM1に存在する空きチャネルのうちで
最若番を確保する。それを、例えばチャネルβとする。 〔S86〕中央制御装置PRC1は、チャネルβを専用
チャネル番号データM11に書き込む。
【0093】〔S87〕中央制御装置PRC1は、チャ
ネルβを、市内ディジタル交換機LDSのトーン装置T
100の発信規制音発信部にネットワークNW1を介し
て接続させる。
【0094】〔S88〕中央制御装置PRC1は、専用
チャネル接続状態データM12に「接続」を書き込む。
以上のステップS81〜S88が実行された場合の通信
システムの状態を図24に示す。
【0095】なお、図23の処理では、トーン用チャネ
ルが設定されているPCM回線全体に障害が発生した場
合を示しているが、トーン用チャネルだけに障害が発生
した場合でも、これに準じた処理が可能である。
【0096】つぎに、障害の発生していたPCM回線P
1 が復旧した場合に実行される処理を説明する。図25
は、障害の発生していたPCM回線P1 が復旧した場合
に実行される処理の手順を示すフローチャートである。
以下、図中のステップ番号に沿って説明する。
【0097】〔S91〕図24に示す通信システムの状
態において、障害の発生していたPCM回線P1 が復旧
すると、市内ディジタル交換機LDSの中央制御装置P
RC1がこの障害復旧を認識する。
【0098】〔S92〕中央制御装置PRC1は、チャ
ネル空塞表データM1に存在するPCM回線P1 の全チ
ャネルに「空き」を設定する。以上のステップS91〜
S92が実行された場合の通信システムの状態は図17
に示すようになる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、市内交
換機の空きチャネル検出手段が、複数の通話用チャネル
のうちから空きチャネルを検出する。そして、トーン装
置接続手段が、検出された空きチャネルを市内交換機の
トーン装置に接続して、当該チャネルを発信規制音伝達
用チャネルとして使用するようにする。一方、遠隔交換
機に接続された加入者端末に対して呼接続処理が行われ
た際に、通話用チャネルが全て塞がっていて、空きチャ
ネルがない場合には、市内交換機の第1の接続制御手段
が遠隔交換機を制御して、発信規制音伝達用チャネルを
当該加入者端末に接続させるようにする。
【0100】これにより、オフフック時に通話用チャネ
ルが全て塞がっている場合に、オフフックした加入者端
末に、発信規制音伝達用チャネルを介してトーン装置か
ら発信規制音が伝達されることになる。また、遠隔交換
機に、発信規制音を発生するトーン装置を設けておき、
オフフック時に通話用チャネルが全て塞がっている場合
に、加入者端末に当該トーン装置を接続するようにして
もよい。この場合には、発信規制音伝達用チャネルが不
要であるので、通話用チャネルのトラフィックを犠牲に
しないで済む。なお、市内交換機から発信規制音伝達用
チャネルを介して発信規制音を供給するようにした装置
では、遠隔交換機にトーン装置を設けないで済むので、
遠隔交換機の低コスト化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の発信規制音伝送装置を備えた通信シス
テムの構成図である。
【図3】トーン制御コマンドが市内ディジタル交換機L
DSに投入された場合の動作を示すフローチャートの第
1部分図である。
【図4】トーン制御コマンドが市内ディジタル交換機L
DSに投入された場合の動作を示すフローチャートの第
2部分図である。
【図5】トーン制御コマンドが市内ディジタル交換機L
DSに投入された場合の動作を示すフローチャートの第
3部分図である。
【図6】トーン制御コマンドの投入による、トーン用チ
ャネル有無表示データM10およびRTトーン装置制御
データM14の反転を示す図である。
【図7】通信システムの4つの状態に伴う主記憶装置M
Mの中の各データの変化を示す図である。
【図8】オフフック時の処理手順を示すフローチャート
の第1部分図である。
【図9】オフフック時の処理手順を示すフローチャート
の第2部分図である。
【図10】オフフック時の処理手順を示すフローチャー
トの第3部分図である。
【図11】オフフック時の処理手順を示すフローチャー
トの第4部分図である。
【図12】オフフック時の通信システムの第1の状態を
示す図である。
【図13】オフフック時の通信システムの第2の状態を
示す図である。
【図14】オフフック時の通信システムの第3の状態を
示す図である。
【図15】オフフック時の通信システムの第4の状態を
示す図である。
【図16】オフフック時の通信システムの第5の状態を
示す図である。
【図17】オフフック時の通信システムの第6の状態を
示す図である。
【図18】オフフック時の通信システムの第7の状態を
示す図である。
【図19】遠隔端局RTのトーン装置に障害が発生した
ときに実行される処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図20】トーン装置の障害時の通信システムの第1の
状態を示す図である。
【図21】トーン装置の障害時の通信システムの第2の
状態を示す図である。
【図22】障害の発生していたトーン装置が復旧した場
合に実行される処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図23】トーン用チャネルが設定されているPCM回
線に障害が発生した場合の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図24】PCM回線の障害時の通信システムの状態を
示す図である。
【図25】障害の発生していたPCM回線が復旧した場
合に実行される処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図26】市内ディジタル交換機と遠隔端局とを備えた
従来の通信システムの構成図である。
【符号の説明】
1 市内交換機 1a トーン装置 1b 空きチャネル検出手段 1c トーン装置接続手段 1d 第1の接続制御手段 2 回線 2a 制御用チャネル 2b 複数の通話用チャンネル 3a〜3c 加入者端末 4 遠隔交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 19/02 H04M 19/02 H04Q 3/60 H04Q 3/60

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信規制音を発生するトーン装置を備え
    た市内交換機と、制御用チャネルおよび複数の通話用チ
    ャネルから成る回線を介して前記市内交換機に接続され
    るとともに、前記通話用チャネル数よりも多い数の加入
    者端末を配下に接続可能な遠隔交換機とから成る通信シ
    ステムの発信規制音伝送装置において、 前記市内交換機に設けられ、前記複数の通話用チャネル
    のうちから空きチャネルを検出する空きチャネル検出手
    段と、 前記市内交換機に設けられ、前記空きチャネル検出手段
    で検出された空きチャネルを前記市内交換機のトーン装
    置に接続して、発信規制音伝達用チャネルとして使用す
    るようにするトーン装置接続手段と、 前記市内交換機に設けられ、前記遠隔交換機に接続され
    た加入者端末に対する呼接続処理において、前記複数の
    通話用チャネルのうちに空きチャネルがない場合に、前
    記遠隔交換機において、前記発信規制音伝達用チャネル
    を前記加入者端末に接続させる第1の接続制御手段と、 を有することを特徴とする発信規制音伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記遠隔交換機に設けられ、発信規制音
    を発生するトーン装置と、 前記市内交換機に設けられ、前記遠隔交換機に接続され
    た加入者端末に対する呼接続処理において、前記複数の
    通話用チャネルのうちに空きチャネルがない場合に、前
    記遠隔交換機において、当該遠隔交換機に設けられたト
    ーン装置を前記加入者端末に接続させる第2の接続制御
    手段と、 を更に有することを特徴とする請求項1記載の発信規制
    音伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記遠隔交換機に任意に設けられ、発信
    規制音を発生するトーン装置と、 前記市内交換機に設けられ、前記遠隔交換機に接続され
    た加入者端末に対する呼接続処理において、前記複数の
    通話用チャネルのうちに空きチャネルがない場合に、前
    記遠隔交換機において、当該遠隔交換機にトーン装置が
    設けられているならば、当該トーン装置を前記加入者端
    末に接続させ、一方、前記遠隔交換機にトーン装置が設
    けられていないならば、前記発信規制音伝達用チャネル
    を前記加入者端末に接続させる第3の接続制御手段と、 を更に有することを特徴とする請求項1記載の発信規制
    音伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記トーン装置接続手段は、前記発信規
    制音伝達用チャネルまたは当該発信規制音伝達用チャネ
    ルを収容する回線に障害があるときに、前記空きチャネ
    ル検出手段により新たに検出された空きチャネルを、前
    記発信規制音伝達用チャネルに代わって前記市内交換機
    のトーン装置に接続して、発信規制音伝達用チャネルと
    して使用するようにすることを特徴とする請求項1記載
    の発信規制音伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記トーン装置接続手段は、前記空きチ
    ャネル検出手段による空きチャネルの検出において、空
    きチャネルが検出されない場合、前記空きチャネル検出
    手段に空きチャネルの検出を繰り返し行わせることを特
    徴とする請求項1記載の発信規制音伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記遠隔交換機に設けられ、発信規制音
    を発生するトーン装置と、 前記市内交換機に設けられ、前記遠隔交換機に接続され
    た加入者端末に対する呼接続処理において、前記複数の
    通話用チャネルのうちに空きチャネルがない場合に、前
    記遠隔交換機において、当該遠隔交換機に設けられたト
    ーン装置が正常であれば、前記遠隔交換機に設けられた
    トーン装置を前記加入者端末に接続させ、一方、前記遠
    隔交換機に設けられたトーン装置に障害が発生していれ
    ば、前記発信規制音伝達用チャネルを前記加入者端末に
    接続させる第4の接続制御手段と、 を更に有することを特徴とする請求項1記載の発信規制
    音伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記市内交換機に設けられ、前記第4の
    接続制御手段により前記発信規制音伝達用チャネルが前
    記加入者端末に接続されていた場合において、前記遠隔
    交換機に設けられたトーン装置に発生していた障害が無
    くなったときには、当該障害の無くなったトーン装置を
    前記加入者端末に接続させる第5の接続制御手段を更に
    有することを特徴とする請求項6記載の発信規制音伝送
    装置。
JP29698696A 1996-11-11 1996-11-11 発信規制音伝送装置 Withdrawn JPH10145879A (ja)

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