JP3358963B2 - 試験装置及び試験システム - Google Patents

試験装置及び試験システム

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JP3358963B2
JP3358963B2 JP02690997A JP2690997A JP3358963B2 JP 3358963 B2 JP3358963 B2 JP 3358963B2 JP 02690997 A JP02690997 A JP 02690997A JP 2690997 A JP2690997 A JP 2690997A JP 3358963 B2 JP3358963 B2 JP 3358963B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
における基地局装置およびネットワークの正常性を試験
する試験装置に関し、更に詳しくは、移動通信システム
の基地局装置に基地局制御装置を含むネットワークを介
して接続されたオペレーションセンタにおいて設定さ
れ、このオペレーションセンタからネットワークおよび
基地局装置を介して無線回線で送信される試験情報を受
信して、基地局装置およびネットワークを試験する試験
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の試験装置は、図13にお
いて符号23で示すように、アンテナ8が接続された携
帯電話部5および制御部6から構成されるとともに、制
御回線と引き込み線からなる伝送路11aを介して基地
局装置4に接続され、該基地局装置4から通話用回線、
制御回線および引き込み回線からなる伝送路12および
基地局制御装置3を含むネットワーク、および制御回線
と引き込み回線からなる伝送路11bを介してオペレー
ションセンタ21に接続され、この経路を介してオペレ
ーションセンタ21から試験情報を受信するようになっ
ている。
【0003】すなわち、従来の試験装置23は、オペレ
ーションセンタ21から伝送路11bの制御回線、基地
局制御装置3および伝送路12を含むネットワーク、基
地局装置4、伝送路11aの制御回線を介して試験情報
を受信し、この試験情報に基づいて試験装置23のアン
テナ8と基地局装置4のアンテナ7との間で発着信試験
などを行うとともに、またオペレーションセンタ21の
送受話部および非電話送受信部は、各伝送路11a,1
1b,12の引き込み線を介して試験装置23まで延出
し、これにより音声試験および非電話データ試験を行う
ようになっている。
【0004】なお、オペレーションセンタ21は、複数
の操作卓1、監視制御装置2、音声確認用端末・非電話
通信確認用端末10、およびLAN(ローカルエリアネ
ットワーク)22で構成されている。
【0005】操作卓1は基地局装置4および基地局制御
装置3などネットワークを試験する際に、オペレーショ
ンセンタ21の操作者が試験対象セルゾーン(CZ)の
指定、試験モードの指定などを行うのに使用する。監視
制御装置2は基地局制御装置3と操作卓1との間の信号
のやり取りを管理する装置である。基地局制御装置3は
基地局装置4を介して、一般携帯機の呼接続の処理など
を行う装置である。基地局装置4は一般携帯機とのエア
インタフェースの機能を具備しており、基地局制御装置
3に管理されて動作する。携帯電話部5は基地局装置4
とのエアインタフェースの機能を具備している。制御部
6は携帯電話部5の制御を行うとともに、オペレーショ
ンセンタ21との伝送路11aの制御回線の終端、携帯
電話部5の通話音声あるいは非電話データを伝送路11
aの引き込み回線へ多重する機能も具備する。
【0006】試験装置23は、上述したように基地局装
置4および基地局制御装置3を含むネットワークの試験
のために、オペレーションセンタ21から試験装置23
を遠隔制御するための制御回線および携帯電話部5の通
話音声または非電話データをオペレーションセンタ21
まで引き込むための引き込み線からなる伝送路11aが
必要であるが、該伝送路は基地局装置と交換局との間の
伝送路12の通話用回線を利用するものとISDN網を
使用するものがある。
【0007】試験装置23は、試験に使用していない場
合には、通常の携帯機/移動局の動作で待ち受け状態に
あり、試験実施時にオペレーションセンタ21から試験
モード、試験対象セルゾーンのとまり木チャネル(C
H)コードなどを上記伝送路12に収容される制御回線
を介して試験装置23に通知する。通知を受けた試験装
置23の携帯電話部5は、試験対象セルゾーンのとまり
木CHにて待ち受け状態へ移行する。その後、発信試験
の場合には、発信先の電話番号をオペレーションセンタ
21から試験装置23の携帯電話部5へ伝送路11aの
制御回線を介して通知し接続する。あるいは、着信試験
の場合には、指定された試験対象セルゾーンにて待ち受
け状態にて待機し、着信呼出の信号を受信した時点に着
信応答をネットワークへ送出することで接続する。接続
後は、通話あるいは非電話通信を上記伝送路に収容さ
れ、オペレーションセンタ21まで引き込まれている伝
送路11aの引き込み回線を使用して行い、試験対象セ
ルゾーンにおける呼接続および通信回線の試験を行う。
試験終了後は通常の携帯機動作で待ち受け状態へ戻る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の試験装置においては、試験は伝送路11a,11b,
12に収容される制御回線、引き込み回線を使用して行
われるため、この制御回線および引き込み回線を基地局
装置4および基地局装置4と基地局制御装置3との間の
伝送路12に収納することが必要であるが、無線エリア
の小ゾーン化に伴い、基地局装置4も小型化、経済化が
進み、基地局装置4および伝送路12にこれらの制御回
線および引き込み回線を収納することが困難になってき
たという問題がある。
【0009】また、ISDN等の公衆網を介する場合
も、基地局設置箇所の建物などの制約により敷設が困難
であったり、基地局数の増大に伴う加入時の工事費また
は毎月の回線使用量のコストアップがネックとなってい
る。
【0010】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、基地局装置との間に制御回線
および引き込み回線を設けることなく、無線回線を介し
て試験情報の授受を行うことにより小型化、経済化を達
成しうる試験装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、オペレーションセンタに
おいて設定され、このオペレーションセンタから基地局
装置を介して無線回線で送信される試験情報を受信し
て、基地局装置およびネットワークを試験する移動通信
システムにおける試験装置であって、前記基地局装置か
ら無線回線を介して送信されてくる前記試験情報を受信
し、セルゾーンのとまり木チャネルで待ち受け状態に移
行するとともに、前記試験情報で指定される発着信試験
に対する前記基地局装置へのアクセスを行う携帯電話部
と、この携帯電話部で受信した前記試験情報で指定され
る発着信試験を実施するように前記携帯電話部を制御す
る制御部と、この制御部の制御により実施される発着信
試験において前記オペレーションセンタから下り回線を
介して送信されてくる音声を録音し、またはデータを記
憶し、再生して、前記オペレーションセンタに送信し、
当該オペレーションセンタに送信した音声の音質または
オペレーションセンタによるデータの照合結果が良好で
なく、前記オペレーションセンタから試験音声再生指令
または試験非電話データ送信指令が送出された場合に、
予め録音されている試験用音声または記憶されているデ
ータを再生して、上り回線を介して前記オペレーション
センタに送信する通信部、すなわち音声録音再生/非電
話通信部とを有することを要旨とする。
【0012】請求項1記載の本発明にあっては、オペレ
ーションセンタで設定された試験情報をネットワーク、
基地局装置を介して無線回線で試験装置に送信すると、
試験装置はこの試験情報を携帯電話部で受信し、試験情
報で指定される試験対象セルゾーンに対応するとまり木
CHで待ち受け状態に移行するとともに、制御部からの
制御により試験情報で指定される発着信試験に対する基
地局装置へのアクセスを携帯電話部を介して行い、発着
信試験を実施するとともに、オペレーションセンタから
送信されてくる音声またはデータを通信部で録音/記
憶、再生し、また予め録音/記憶されている試験用音声
またはデータを再生してオペレーションセンタに送信
し、これらを比較することにより無線回線の上下回線の
良否を試験する。
【0013】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記制御部が、着信試験における
着信呼び出しに自動的に応答する機能、発信試験におい
て前記携帯電話部をオフフックし、ダイヤル番号を送出
する機能を有することを要旨とする。
【0014】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記携帯電話部が、通常の携帯電
話機およびこの携帯電話機を取り付けるアダプタで構成
されることを要旨とする。これにより当該試験装置を携
帯電話機の無い状態で取扱うことが可能と成り、また携
帯電話機を交換することにより事業者毎に異なる通信方
式による影響を解消して通信試験を行うことができる。
又、請求項4記載の本発明は、オペレーションセンタに
おいて設定され、このオペレーションセンタから基地局
装置を介して無線回線で送信される試験情報を受信し
て、基地局装置およびネットワークを試験する試験装置
を有する試験システムであって、前記試験装置は、前記
基地局装置から無線回線を介して送信されてくる前記試
験情報を受信し、セルゾーンのとまり木チャネルで待ち
受け状態に移行するとともに、前記試験情報で指定され
る発着信試験に対する前記基地局装置へのアクセスを行
う携帯電話部と、この携帯電話部で受信した前記試験情
報で指定される発着信試験を実施するように前記携帯電
話部を制御する制御部と、この制御部の制御により実施
される発着信試験において前記オペレーションセンタか
ら下り回線を介して送信されてくる音声またはデータを
記憶、再生して、前記オペレーションセンタに送信し、
当該オペレーションセンタに送信した音声の音質または
オペレーションセンタによるデータの照合結果が良好で
なく、前記オペレーションセンタから試験音声再生指令
または試験非電話データ送信指令が送出された場合に、
予め記憶されている試験用音声またはデータを再生し
て、上り回線を介して前記オペレーションセンタに送信
する通信部とを有し、前記オペレーションセンタは、前
記通信部が前記オペレーションセンタから下り回線を介
して送信されてくる音声またはデータを記憶、再生し
て、オペレーションセンタに送信した音声の音質のチェ
ックまたはデータの照合を行い、当該音質またはデータ
の照合結果が良好でない場合には、前記試験音声再生指
令または試験非電話データ送信指令を送出し、当該試験
音声再生指令または試験非電話データ送信指令を送出し
た場合に、前記通信部が予め記憶されている試験用音声
またはデータを再生して、上り回線を介して前記オペレ
ーションセンタに送信した音声の音質のチェックまたは
データの照合を行い、当該音質またはデータの照合結果
が良好な場 合には、下り回線のみが不良であると推察
し、前記音質又はデータの照合結果が良好でない場合に
は、上り回線のみまたは上下回線共に不良であると推察
することを要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態に係る試験装
置を使用した試験システムの構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、試験装置25は、携帯電話部
5、制御部6、アンテナ8、音声録音再生部27および
非電話通信部29で構成される。また、この試験装置2
5はアンテナ8から無線回線31およびアンテナ7を介
して基地局装置4に接続され、更に基地局装置4から伝
送路12および基地局制御装置3を含むネットワーク、
伝送路9を介してオペレーションセンタ24に接続され
ている。
【0017】また、オペレーションセンタ24は、操作
卓1、監視制御装置2、音声確認/非電話通信確認用端
末13およびこれらを接続するLAN22から構成され
るとともに、オペレーションセンタ24と基地局制御装
置3との間には制御回線を含む伝送路9が接続されてい
る。また、基地局装置4と基地局制御装置3を含むネッ
トワークは一般公衆網で構成されている。
【0018】図2は、図1に示す試験装置25の詳細な
回路構成を示すブロック図である。同図に示すように、
携帯電話部5は、CPU51、無線部52、ベースバン
ド部53、およびフラッシュメモリ54から構成され、
一般携帯機/移動局と同様の機能に加えて、オペレーシ
ョンセンタ24からの試験情報の取得機能、すなわち後
述するように報知情報のオペレータ固有領域にセットさ
れた試験情報の取得機能、試験情報で指示される試験対
象セルゾーンに対応するとまり木チャネル(CH)の周
波数での強制的待ち受け機能などを有する。
【0019】制御部6は、CPU61、切替部62、お
よびフラッシュメモリ63から構成され、携帯電話部
5、音声録音再生部27および非電話通信部29の制御
を行う。携帯電話部5に対する制御機能として、制御部
6は着信試験時に携帯電話部5が呼び出し状態になった
のを検出し、オフフックの制御を行う機能、発信試験時
に携帯電話部5がビジートーン状態になったのを検出
し、オンフックの制御を行う機能、発信試験時に携帯電
話部5をオフフックし、ダイヤル番号を送出する機能を
有する。また、音声録音再生部27に対する制御機能と
して、制御部6は音声の録音または再生の制御機能を有
する。更に、非電話通信部29に対する制御機能とし
て、制御部6は非電話データの記録または送出の制御機
能を有する。
【0020】音声録音再生部27は、CPU71、A/
D変換部72およびメモリ73から構成され、オペレー
ションセンタ24の試験実施者からの音声の録音および
再生機能、および予め録音されている試験用音声の再生
機能を有する。オペレーションセンタ24の試験実施者
からの音声の録音および再生機能は、オペレーションセ
ンタ24の試験実施者からの音声を無線回線の下り方向
の回線を介して試験装置25の音声録音再生部27に録
音し、この録音した音声を再生することにより、下り無
線回線の音質評価を行うものである。また、予め録音さ
れている試験用音声の再生機能は、上述したように再生
した場合の音質が不良の場合、無線回線の上り方向の回
線が不良のためなのか、または無線回線の下り方向の回
線が不良のためなのかを判断できない場合に、音声録音
再生部27に予め録音されている試験用音声を再生し、
この再生した試験用音声を無線回線の上り方向の回線を
介してオペレーションセンタ24に送信することにより
無線回線の上り回線の良否を確認するものである。
【0021】非電話通信部29は、CPU81、非電話
アダプタ82、FAX通信部83、データ通信部84、
およびハードディスクドライブユニット(HDD)85
から構成され、試験実施者側であるオペレーションセン
タ24の非電話端末とのコネクションを行い、非電話デ
ータの送受信を行う機能を有する。更に具体的には、非
電話通信部29は、試験実施者側オペレーションセンタ
24の非電話端末からの非電話データの受信、記録およ
び返信機能、予め記録されている非電話データを試験実
施者側オペレーションセンタ24の非電話端末へ送信す
る機能、携帯電話部5および制御部6のアプリケーショ
ンソフトを送信し、バージョンアップを実施する機能、
および音声録音再生部27の試験用音声の更新を実施す
る機能を有する。
【0022】次に、図3乃至図11に示すフローチャー
トを参照して、以上のように構成される試験装置25の
作用を説明する。
【0023】まず、図3に示すフローチャートを参照し
て、試験対象セルゾーンを指定する処理について説明す
る。
【0024】図3においては、まずオペレーションセン
タ24において操作卓1から試験対象セルゾーン番号、
発信・音声試験、発信・非電話試験、着信・音声試験、
着信・非電話試験などの試験モード、移動局番号および
その他のパラメータを含む試験情報が設定され(ステッ
プS310)、これらの試験情報が試験実行要求信号と
してオペレーションセンタ24の操作卓1から監視制御
装置2、伝送路9を介して基地局制御装置3に送信され
る。
【0025】基地局制御装置3は、オペレーションセン
タ24からの前記試験情報を受信すると、試験対象セル
ゾーン番号を対応するとまり木チャネル周波数コードに
変換し、試験モード、移動局番号等の試験情報を報知情
報内のオペレータ固有領域の試験情報エリアにセット
(ステップS320)、この報知情報を基地局装置4の
アンテナ7から無線回線31を介して試験装置25の携
帯電話部5に送信する。なお、試験装置25における試
験情報の受信確率を向上させるために、試験装置25が
受信可能なすべての基地局装置4のとまり木チャネルの
報知情報へ試験情報を設定する。そのために、オペレー
ションセンタ24の監視制御装置2から複数の基地局制
御装置3に試験情報を通知する必要がある。また、試験
装置25が受信可能な複数の基地局装置4からの報知情
報は他の試験装置も受信する可能性があるために報知情
報内の試験情報に自試験装置25に対するものであるか
を識別するための当該試験装置25の移動局番号も上述
したように設定されているものである。
【0026】また、上述したように、試験情報が設定さ
れる報知情報は、図12に示すようなフォーマットであ
って、標準規格;RCR−27(財団法人電波システム
開発センター)の「デジタル方式自動車電話システム」
により規定される領域に続いてオペレータ固有領域を有
し、このオペレータ固有領域内に、試験情報が設定され
る。この試験情報としては、試験情報内容として示すよ
うに試験対象試験機・移動局番号、試験対象セルゾーン
のとまり木チャネルコード、発信試験:音声/非電話
(FAX若しくはデータ)、着信試験:音声/非電話
(FAX若しくはデータ)などの試験モード、試験時移
動局識別情報、発信先電話番号指定IDコード等がそれ
ぞれ数バイト、設定される。なお、報知情報のオペレー
タ固有領域に設定される試験情報は一般携帯機/移動局
には影響を与えないようになっている。
【0027】試験装置25の携帯電話部5は、待ち受け
可能な任意の基地局のとまり木チャネルで待ち受け状態
にあり、基地局装置4から試験情報を含む報知情報が送
信されると、この報知情報を受信し、この報知情報の試
験情報内の移動局番号が自分のものであるか否かをチェ
ックする(ステップS330)。自分のものでない場合
には、破棄する(ステップS335)。試験装置25の
携帯電話部5は、受信した試験情報内の移動局番号が自
分のものである場合には、この試験情報内のとまり木チ
ャネルの周波数コードに対して待ち受け処理を実施する
(ステップS340)。何らかの原因により待ち受け不
可の場合には、不可理由を保持し(ステップS34
5)、その他の待ち受け可能なとまり木チャネルに移行
する(ステップS350)。
【0028】上述したようにして、試験装置25の携帯
電話部5は試験対象のセルゾーンのとまり木チャネルで
待ち受け状態になると、試験情報を携帯電話部5から制
御部6に送り、試験情報内の試験モードで設定された各
種試験、すなわち発信・音声試験、発信・非電話試験、
着信・音声試験、着信・非電話試験が実施される(ステ
ップS360)。
【0029】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、発信・音声試験について説明する。
【0030】上述したように、試験装置25の携帯電話
部5が待ち受け状態にある場合において、試験装置25
の制御部6は、基地局装置4から受信した試験情報内の
試験モードから発信・音声試験を識別すると、携帯電話
部5をオフフックし、試験情報内の前記発信先電話番号
指定情報に対応し、予め記憶されている電話番号のダイ
ヤル番号を送出する(ステップS410)。試験装置2
5からダイヤル番号は携帯電話部5からアンテナ8を介
して基地局装置4に送信され、通常の発呼シーケンスが
行われ、試験装置25の携帯電話部5とオペレーション
センタ24とは通話状態に入る(ステップS420)。
ここで、発呼に失敗した場合には、図5に示す発呼失敗
シーケンスに進む。
【0031】試験装置25の携帯電話部5とオペレーシ
ョンセンタ24との間で通話状態に入ると、携帯電話部
5から制御部6に通話中通知が行われ、制御部6から待
ち受け移行結果が報告され(ステップS430)、録音
が開始されるとともに、任意に送受信可能なUSER−
INFO信号により指定されたとまり木チャネルコード
にて待ち受け状態に移行できたかの結果がオペレーショ
ンセンタ24に通知され、操作卓1に表示される(ステ
ップS440)。この通知結果により試験対象セルゾー
ンを使用して発信したものであるかをオペレーションセ
ンタ24の操作者は識別することができる。なお、結果
がNGの場合には、NG理由と発信を行ったセルゾーン
のとまり木チャネルコードが通知される。
【0032】待ち受け結果がOK後の通話モード試験で
は、オペレーションセンタ24の操作者が音声で送話
し、この音声が音声録音再生部27で録音される(ステ
ップS450)。それから、オペレーションセンタ24
の操作者の電話機のプッシュボタン操作によるUSER
−INFO信号(録音音声再生指令)より、上述したよ
うに音声録音再生部27に録音された音声が再生され
(ステップS455)、この再生された音声は音声録音
再生部27から制御部6、携帯電話部5、無線回線3
1、基地局装置4および一般公衆網を介してオペレーシ
ョンセンタ24に伝送され、音質が良好であるか否かが
チェックされる(ステップS460)。音質が良好な場
合には、終話シーケンスを行い(ステップS490)、
終話通知を行い、任意のとまり木チャネルでの待ち受け
状態に移行する(ステップS495)。
【0033】音質が良好でない場合には、オペレーショ
ンセンタ24からUSER−INFO信号(試験音声再
生指令)が送出され、音声録音再生部27に予め録音さ
れている音声が再生され(ステップS465)、この再
生音声がオペレーションセンタ24に送出される。オペ
レーションセンタ24はこの再生音声の音質が良好であ
るか否かをチェックし(ステップS470)、良好な場
合には、無線回線31の下り回線のみが不良であると推
察し(ステップS475)、上述した終話シーケンスに
進むが、音質が良好でない場合には、無線回線31の上
り回線のみまたは上下回線共に不良であると推察し(ス
テップS480)、終話シーケンスに進む。
【0034】次に、図5に示すフローチャートを参照し
て、図4のステップS420で発呼に失敗した場合の処
理について説明する。
【0035】図4に示した発信処理で試験装置25の携
帯電話部5からの発呼に失敗した場合には(ステップS
510)、その他の待ち受け可能なとまり木チャネルに
移行し(ステップS520)、制御部6に発呼失敗を通
知し、制御部6から再度ダイヤル番号を送出する。試験
装置25からのダイヤル番号は携帯電話部5からアンテ
ナ8を介して基地局装置4に送信され、通常の発呼シー
ケンスが行われ、試験装置25の携帯電話部5とオペレ
ーションセンタ24とは通話状態に入る(ステップS5
30)。通話状態に入ると、携帯電話部5から制御部6
に通話中通知が行われ、制御部6から待ち受け移行結果
および発呼失敗の報告が行われる(ステップS54
0)。それから、USER−INFO信号により待ち受
け移行、発呼結果がオペレーションセンタ24に通知さ
れ、操作卓1に表示される(ステップS550)。それ
から、終話シーケンスに進み(ステップS560)、終
話が通知され、試験装置25の携帯電話部5は任意のと
まり木チャネルで待ち受け状態に移行する(ステップS
570)。
【0036】次に、図6は、発信・非電話試験処理を示
すフローチャートである。この発信・非電話試験処理
は、図4に示した発信・音声試験処理において音声を非
電話データとし、通話を非電話通信にし、音質のチェッ
クをデータの照合にした点が異なるのみであって、基本
的処理は同じであるので、説明は省略する。
【0037】次に、図7を参照して、着信・音声試験に
ついて説明する。
【0038】図3で説明したように、試験装置25の携
帯電話部5が待ち受け状態にある場合において(ステッ
プS710)、オペレーションセンタ24の操作者は一
定時間経過後、試験装置25の携帯電話部5に着信を開
始する(ステップS715)。この着信処理では、着信
信号はオペレーションセンタ24から一般公衆網、基地
局制御装置3を含むネットワークを介して基地局装置4
に伝送され、更に基地局装置4から試験装置25の携帯
電話部5に伝送される。
【0039】携帯電話部5はこの着信信号を検出する
と、制御部6の制御により自動的にオフフックし、オペ
レーションセンタ24と試験装置25の携帯電話部5と
は通話状態に移行する(ステップS720)。なお、着
信信号の検出後に、正常に通信状態に移行できなかった
場合には、試験装置25が予め記憶している電話番号へ
自動発信し、USER−INFO信号によりその旨がオ
ペレーションセンタ24の操作卓1に通知される。
【0040】上述したように、オペレーションセンタ2
4から試験装置25の携帯電話部5に着信し、試験装置
25の携帯電話部5とオペレーションセンタ24との間
で通話状態に入ると、携帯電話部5から制御部6に通話
中通知が行われ、制御部6から待ち受け移行結果が報告
され(ステップS725)、録音が開始されるととも
に、USER−INFO信号により待ち受け移行結果が
オペレーションセンタ24に通知され、操作卓1に表示
される(ステップS730)。この通知結果により試験
対象セルゾーンを使用して着信したものであるかをオペ
レーションセンタ24の操作者は識別することができ
る。
【0041】待ち受け結果がOK後の通話モード試験で
は、オペレーションセンタ24の操作者が音声で送話
し、音声録音再生部27で録音される(ステップS73
5)。それから、オペレーションセンタ24の操作者の
電話機のプッシュボタン操作によりUSER−INFO
信号(録音音声再生指令)より上述したように音声録音
再生部27に録音された音声が再生され(ステップS7
40)、この再生された音声は音声録音再生部27から
制御部6、携帯電話部5、基地局装置4を介してオペレ
ーションセンタ24に伝送され、音質が良好であるか否
かがチェックされる(ステップS745)。音質が良好
な場合には、終話シーケンスを行い(ステップS77
0)、終話通知を行い、任意のとまり木チャネルでの待
ち受け状態に移行する(ステップS775)。
【0042】音質が良好でない場合には、オペレーショ
ンセンタ24からUSER−INFO信号(試験音声再
生指令)が送出され、音声録音再生部27に予め録音さ
れている音声が再生され(ステップS750)、この再
生音声がオペレーションセンタ24に送出される。オペ
レーションセンタ24はこの再生音声の音質が良好であ
るか否かをチェックし(ステップS755)、良好な場
合には、無線回線31の下り回線のみが不良であると推
察し(ステップS760)、上述した終話シーケンスに
進むが、音質が良好でない場合には、無線回線31の上
り回線のみまたは上下回線共に不良であると推察し(ス
テップS765)、終話シーケンスに進む。
【0043】次に、図8は、図7の着信処理のステップ
S720で着呼に失敗した場合の処理フローチャートを
示している。この着呼失敗処理は、図5に示した発呼時
の失敗処理と同じであるので、その説明は省略する。
【0044】図9は、着信・非電話試験処理を示すフロ
ーチャートである。この着信・非電話試験処理は、図7
に示した着信・音声試験処理において音声を非電話デー
タとし、通話を非電話通信にし、音質のチェックをデー
タの照合にした点が異なるのみであって、基本的処理は
同じであるので、説明は省略する。
【0045】次に、図10に示すフローチャートを参照
して、別の試験対象セルゾーン指定シーケンスについて
説明する。なお、この処理はオペレーションセンタ24
の操作卓1からの試験情報に試験対象セルゾーン番号に
対応するとまり木チャネル周波数コードを設定する点が
図3に示した試験対象セルゾーン指定シーケンスと異な
っているものである。
【0046】すなわち、図10においては、まずオペレ
ーションセンタ24において操作卓1から試験対象セル
ゾーン番号に対応するとまり木チャネル周波数コード、
試験モード、その他のパラメータを含む試験情報が設定
し(ステップS1010)、音声確認/非電話通信確認
用端末13に試験実行の通知を行う。音声確認/非電話
通信確認用端末13は、基地局制御装置3を含むネット
ワーク、基地局装置4、無線回線31を介して試験対象
の試験装置25の携帯電話部5に着信を行い(ステップ
S1120)。
【0047】オペレーションセンタ24から試験装置2
5の携帯電話部5に着信が行われると、携帯電話部5は
制御部6に着呼通知を行い、制御部6により携帯電話部
5をオフフック制御し、これにより試験装置25の携帯
電話部5とオペレーションセンタ24は通話状態に移行
する(ステップS1030)。オペレーションセンタ2
4はUSER−INFO信号により試験情報を試験装置
25に通知し、終話処理に進み(ステップS104
0)、終話通知が携帯電話部5から制御部6に行われ
る。制御部6は携帯電話部5にとまり木チャネルの周波
数を通知する。
【0048】携帯電話部5は通知されたとまり木チャネ
ルの周波数コードに対して待ち受け処理を実施する(ス
テップS1050)。何らかの原因により待ち受け不可
の場合には、不可理由を保持し(ステップS107
0)、その他の待ち受け可能なとまり木チャネルに移行
する(ステップS1060)。試験装置25の携帯電話
部5は試験対象のセルゾーンのとまり木チャネルで待ち
受け状態になると、試験情報内の試験モードで設定され
た各種試験、すなわち発信・音声試験、発信・非電話試
験、着信・音声試験、着信・非電話試験が図4乃至図9
に示すように実施される(ステップS1080)。
【0049】次に、図11に示すフローチャートを参照
して、試験対象セルゾーンを指定しない場合の処理につ
いて説明する。
【0050】オペレーションセンタ24において操作卓
1から試験モードおよびその他のパラメータを含み、試
験対象セルゾーン番号を含まない試験情報を設定し(ス
テップS1110)、音声確認/非電話通信確認用端末
13に試験実行の通知を行う。音声確認/非電話通信確
認用端末13は、基地局制御装置3を含むネットワー
ク、基地局装置4、無線回線31を介して試験対象の試
験装置25の携帯電話部5に着信を行い(ステップS1
120)。携帯電話部5は着信を検出すると、着呼を制
御部6に通知し、制御部6によりオフフック制御を行
い、これにより試験装置25の携帯電話部5とオペレー
ションセンタ24とは通話状態に入る(ステップS11
30)。
【0051】オペレーションセンタ24は試験装置25
の携帯電話部5と通話中にUSER−INFO信号によ
り試験情報を試験装置25の携帯電話部5に通知し、こ
の試験情報は携帯電話部5から制御部6に通知される。
それから、終話処理に入り(ステップS1140)、終
話後、携帯電話部5は任意のセルゾーンのとまり木チャ
ネルで待ち受け状態になる(ステップS1150)。携
帯電話部5は待ち受け結果を制御部6に通知し、制御部
6はこの待ち受け結果を保持する(ステップS116
0)。それから、試験装置25は試験情報内の試験モー
ドで設定された各種試験、すなわち発信・音声試験、発
信・非電話試験、着信・音声試験、着信・非電話試験を
図4乃至図9に示すように実施する(ステップS117
0)。
【0052】上記実施形態においては、前記携帯電話部
5は、試験装置25として専用のものを使用している
が、本発明はこれに限定されるものでなく、代わりに通
常の携帯電話機およびこの携帯電話機を取り付けるアダ
プタで構成することもできるものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オペレーションセンタで設定された試験情報をネットワ
ーク、基地局装置を介して無線回線で試験装置に送信す
ると、試験装置はこの試験情報を携帯電話部で受信し、
試験情報で指定される試験対象セルゾーンに対応すると
まり木チャネルで待ち受け状態に移行するとともに、制
御部からの制御により試験情報で指定される発着信試験
に対する基地局装置へのアクセスを携帯電話部を介して
行い、発着信試験を実施するとともに、オペレーション
センタから送信されてくる音声またはデータを音声録音
再生/非電話通信部で録音再生し、また予め録音されて
いる試験用音声またはデータを再生してオペレーション
センタに送信し、無線回線の上下回線の良否を試験する
ので、従来のように試験装置と基地局装置および基地局
制御装置を含むネットワークとの間に制御回線および引
き込み回線を必要とせず、基地局装置の小型化、経済化
のみならず、試験装置の小型化、経済化も図ることがで
きる。
【0054】従って、試験装置は電源供給の点のみをク
リアできれば、如何なる場所にも設置することができ
る。
【0055】また、従来の試験装置は制御回線、引き込
み回線を介して基地局装置に接続されていたため、基地
局装置と同一場所に設置され、エリア的な試験には使用
できなかったが、本試験装置は基地局装置と無線回線を
介して接続されているため、複数のエリアにオーバーラ
ップするような任意の場合に設置することができ、エリ
アの不具合に関する試験も行うことができる。更に、1
台の試験装置で複数の基地局装置の試験を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る試験装置を使用した
試験システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す試験装置の詳細な回路構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1,2に示す試験装置の試験対象セルゾーン
指定処理を示すフローチャートである。
【図4】図1,2に示す試験装置の発信・音声試験を示
すフローチャートである。
【図5】図4の発信・音声試験において発呼処理に失敗
した場合の処理を示すフローチャートである。
【図6】図1,2に示す試験装置の発信・非電話試験を
示すフローチャートである。
【図7】図1,2に示す試験装置の着信・音声試験を示
すフローチャートである。
【図8】図7に示す着信・音声試験において着呼処理に
失敗した場合の処理を示すフローチャートである。
【図9】図1,2に示す試験装置の着信・非電話試験を
示すフローチャートである。
【図10】図1,2に示す試験装置の別の試験対象セル
ゾーン指定処理を示すフローチャートである。
【図11】図1,2に示す試験装置の試験対象セルゾー
ンを指定しない場合の処理を示すフローチャートであ
る。
【図12】図1,2に示す試験装置において試験情報が
設定される報知情報のフォーマットを示す図である。
【図13】従来の試験装置を使用した試験システムの構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 操作卓 2 監視制御装置 3 基地局制御装置 4 基地局装置 5 携帯電話部 6 制御部 7,8 アンテナ 9 伝送路 13 音声確認/非電話通信確認用端末 27 音声録音再生部 29 非電話通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレーションセンタにおいて設定さ
    れ、このオペレーションセンタから基地局装置を介して
    無線回線で送信される試験情報を受信して、基地局装置
    およびネットワークを試験する移動通信システムにおけ
    る試験装置であって、 前記基地局装置から無線回線を介して送信されてくる前
    記試験情報を受信し、セルゾーンのとまり木チャネルで
    待ち受け状態に移行するとともに、前記試験情報で指定
    される発着信試験に対する前記基地局装置へのアクセス
    を行う携帯電話部と、 この携帯電話部で受信した前記試験情報で指定される発
    着信試験を実施するように前記携帯電話部を制御する制
    御部と、 この制御部の制御により実施される発着信試験において
    前記オペレーションセンタから下り回線を介して送信さ
    れてくる音声またはデータを記憶、再生して、前記オペ
    レーションセンタに送信し、該オペレーションセンタに
    送信した音声の音質またはオペレーションセンタによる
    データの照合結果が良好でなく、前記オペレーションセ
    ンタから試験音声再生指令または試験非電話データ送信
    指令が送出された場合に、予め記憶されている試験用音
    声またはデータを再生して、上り回線を介して前記オペ
    レーションセンタに送信する通信部とを有することを特
    徴とする試験装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、着信試験における着信呼
    び出しに自動的に応答する機能、発信試験において前記
    携帯電話部をオフフックし、ダイヤル番号を送出する機
    能を有することを特徴とする請求項1記載の試験装置。
  3. 【請求項3】 前記携帯電話部は、通常の携帯電話機お
    よび該携帯電話機を取り付けるアダプタで構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の試験装置。
  4. 【請求項4】 オペレーションセンタにおいて設定さ
    れ、このオペレーションセンタから基地局装置を介して
    無線回線で送信される試験情報を受信して、基地局装置
    およびネットワークを試験する試験装置を有する試験シ
    ステムであって、 前記試験装置は、 前記基地局装置から無線回線を介して送信されてくる前
    記試験情報を受信し、セルゾーンのとまり木チャネルで
    待ち受け状態に移行するとともに、前記試験情報で指定
    される発着信試験に対する前記基地局装置へのアクセス
    を行う携帯電話部と、 この携帯電話部で受信した前記試験情報で指定される発
    着信試験を実施するように前記携帯電話部を制御する制
    御部と、 この制御部の制御により実施される発着信試験において
    前記オペレーションセンタから下り回線を介して送信さ
    れてくる音声またはデータを記憶、再生して、前記オペ
    レーションセンタに送信し、該オペレーションセンタに
    送信した音声の音質またはオペレーションセンタによる
    データの照合結果が良好でなく、前記オペレーションセ
    ンタから試験音声再生指令または試験非電話データ送信
    指令が送出された場合に、予め記憶されている試験用音
    声またはデータを再生して、上り回線を介して前記オペ
    レーションセンタに送信する通信部とを有し、 前記オペレーションセンタは、 前記通信部が前記オペレーションセンタから下り回線を
    介して送信されてくる音声またはデータを記憶、再生し
    て、オペレーションセンタに送信した音声の音質のチェ
    ックまたはデータの照合を行い、該音質またはデータの
    照合結果が良好でない場合には、前記試験音声再生指令
    または試験非電話データ送信指令を送出し、 該試験音声再生指令または試験非電話データ送信指令を
    送出した場合に、前記通信部が予め記憶されている試験
    用音声またはデータを再生して、上り回線を介して前記
    オペレーションセンタに送信した音声の音質のチェック
    またはデータの照合を行い、該音質またはデータの照合
    結果が良好な場合には、下り回線のみが不良であると推
    察し、前記音質又はデータの照合結果が良好でない場合
    には、上り回線のみまたは上下回線共に不良であると推
    察することを特徴とする試験システム。
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