JP3166701B2 - 無線電話システムのダイヤルノイズ回避方法及び方式 - Google Patents

無線電話システムのダイヤルノイズ回避方法及び方式

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JP3166701B2 JP7347998A JP7347998A JP3166701B2 JP 3166701 B2 JP3166701 B2 JP 3166701B2 JP 7347998 A JP7347998 A JP 7347998A JP 7347998 A JP7347998 A JP 7347998A JP 3166701 B2 JP3166701 B2 JP 3166701B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線電話システム
に関し、特に、ダイヤルノイズ回避方法及び方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電話システムの構成の一例を図5
に示す。図5を参照すると、電話1、2は交換機40に
直接収容されている。
【0003】新たに電話線をひく場合、電話1、2と交
換機40の間に2W(2ワイヤ)メタリックケーブルを
布線することになるが、2Wメタリックケーブルはコス
トが非常に高い上、離島などの電話設置数の少ない地域
の場合、莫大なコストがかかってしまっていた。また、
島と島との間には海底ケーブルが利用されているが、破
損などで海底ケーブルを交換する場合や、新たに海底ケ
ーブルをひく場合、海底ケーブル設置は難しく、工数が
かかることや、天候に左右されてしまう、という問題が
あった。
【0004】この問題を解消するための一つの方式とし
て、図6に示すように、無線通信システムを電話1、2
と交換機40の間に、介在させることにより、2Wメタ
リックケーブルや海底ケーブルの設置期間を短くして、
コスト低減を図る方式が知られている。
【0005】この無線通信システムは、電話1、2を子
局10、20に収容し、それに対し、交換機40は基地
局30と接続させ、電話1、2と交換機40の間に存在
する子局10、20と基地局30間の通信を無線通信で
行うものである。また、基地局30は多数の子局を収容
する。
【0006】図6を参照して、この無線通信システムの
構成について説明する。
【0007】子局10、20は、2Wメタリックにより
接続された電話1、2を収容し、基地局30との間の通
信手段である無線の制御を行う無線制御部13、電話
1、2のオフフック(OFFHOOK)検出などの呼処
理を行う呼処理部12、電話1、2が送出したダイヤル
パルス信号の検出を行うダイヤルパルス検出部11、ア
ラーム(ALM)検出など子局10、20の制御を行う
制御部14を備えて構成される。
【0008】基地局30は、子局10、20との間の通
信手段である無線の制御を行う無線制御部31、2Wメ
タリック回線で接続されている交換機40とのループ
(LOOP)形成など呼処理を行う呼処理部32、ルー
プ形成後、電話1,2と交換機40間の通話信号である
音声チャネルの接続を行う音声チャネル切り替え部3
3、子局10、20より受信したダイヤルパルス出力要
求に対してダイヤルパルス信号再生を行うダイヤルパル
ス再生部34と、を備えて構成されている。
【0009】次に図6に示す無線通信システムにおい
て、電話1から電話2を呼び出そうとしたときの動作の
説明を行う。
【0010】なお、発信側である電話1はダイヤルパル
ス信号式電話とする。
【0011】電話1が発信すると、子局10は呼処理部
12にて、オフフック信号を検出し、基地局30に対
し、無線で発呼要求を出す。
【0012】発呼要求を受けた呼処理部32は、交換機
40に対して、発呼した加入者に対応するラインのルー
プの形成を行う。
【0013】交換機40は、ループを検出すると、発呼
した電話1に対し、ダイヤルトーン(DIAL TON
E)を送出する。
【0014】この時、上述のループ形成で制御部35か
らの指示に基づき、音声チャネル切り替え部33が、電
話1−交換機40間の前述下り方向と前述上り方向の音
声チャネルが接続し通話路が形成されたため、電話1に
対して、交換機40が送出したダイヤルトーンが聞こえ
る。
【0015】電話1は、ダイヤルトーン確認後、電話2
の電話番号をダイヤル操作を行う。ダイヤル操作を行う
と、電話1から2Wメタリック回線を通じて子局10へ
ダイヤルパルス信号が送出される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来、電話機のダイヤ
ルパルス信号の生成は、回線ループの断続で行ってい
る。この為、ダイヤルパルス信号送出の際に、ダイヤル
ノイズが発生し、発信した電話1に、ダイヤルパルス信
号を生成する度に、ぷつぷつというノイズが聞こえる。
【0017】図7は、図6の各部におけるダイヤルパル
ス信号波形の一例を示すものである。
【0018】20PPSのダイヤルパルス式電話で例え
ば、中間の長さである「5」をダイヤルした場合、図7
(a)に示しているように、ダイヤルパルス信号の波形
の長さaは約250msとなる。
【0019】このとき、上述のループ形成により、電話
1−交換機40間の通話路が形成されているため、電話
1のダイヤルパルス信号送出時、aの時間、ダイヤルノ
イズが発生する。
【0020】図5に示すように、ダイヤルパルス式電話
1が交換機40に直接収容されているシステム構成で
は、電話1が送出したaの時間は、昨今、通常電話にて
ミュートされるため、発信者にダイヤルノイズは伝わら
ない。
【0021】しかし、図6に示した無線システムのよう
に、基地局30でダイヤルパルス信号を再生する方式の
場合では、ダイヤルパルス検出部とダイヤルパルス再生
部が異なるため、ダイヤルパルス検出部11にて1ダイ
ヤルの終了を判定した後に、ダイヤルパルス再生部34
でダイヤルパルス再生する構成とされていることから、
図7(b)に示すように、ダイヤルパルス検出−再生ま
での処理時間の遅延bが発生してしまう。
【0022】つまり、ダイヤルノイズ保護回路を備えな
い場合、図7(b)で示すbの処理遅延後、ダイヤルパ
ルス再生部34が送出するb´の時間(図7(c)参
照)のダイヤルノイズが、交換機との間の回線ループ断
続によるノイズが音声信号として電話1へ伝わり、耳障
りなノイズとなって聞こえてしまうという問題があっ
た。
【0023】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、無線電話システムにおいて、
発信者に不快なノイズ発生となるダイヤルノイズ回避方
法及び方式を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ダイヤルパルス式の電話機を収容する子
局、該子局と無線接続する基地局、該基地局と有線接続
する交換機とを備えた無線電話システムにおいて、前記
基地局が、無音データを格納した無音データ格納部を含
み、発信電話機からのダイヤル操作によりダイヤルパル
ス信号を受けてダイヤル信号を前記基地局に送信する前
記子局よりダイヤルパルス信号の再生要求を受けた前記
基地局のダイヤルパルス再生部にてダイヤルパルス信号
を送出する際に、音声チャネル切り替え部に対し、交換
機−発信電話間で接続されている下り方向の音声チャ
ネルの接続ルートを、前記無音データ格納部−発信電話
間につなぎかえ、前記発信電話に無音データを送出
することで、ダイヤルノイズが防止するものである。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、ダイヤルパルス式電話機を含む
無線電話システムにおいて、ダイヤルパルス式電話機か
ら発呼をする場合、基地局(図1の30)からダイヤル
パルス信号を再生する際に、電話1−交換機(図1の4
0)間通話路の、交換機40−電話1向け音声チャネル
に、無音を送出させることで、ダイヤルノイズ保護専用
の回路を設けることなく、発呼者にとって不快なノイズ
を防ぐようにしたものである。
【0026】本発明の実施の形態においては、図1を参
照すると、電話機1、2は、2Wメタリック回線を介し
て子局10、20に収容され、子局10、20から無線
回線を介して基地局30に接続し、さらに基地局30と
2Wメタリック回線で接続される交換機40で構成され
ている。なお電話機1は、ダイヤルパルス式電話機とす
る。
【0027】子局10、20は、基地局30との間の通
信手段である無線の制御を行う無線制御部13と、電話
機1、2のオフフック(OFFHOOK)検出など呼処
理を行う呼処理部12と、電話機1、2が送出したダイ
ヤルパルス信号の検出を行うダイヤルパルス検出部11
と、ALM検出など子局10、20の制御を行う制御部
14と、を備えて構成される。
【0028】基地局30は、子局10、20との間の通
信手段である無線の制御を行う無線制御部31と、2W
メタリック回線で接続されている交換機40とのループ
(LOOP)形成など呼処理を行う呼処理部32と、ダ
イヤルパルス信号再生時に、交換機40−電話機1向け
音声チャネルに送出する無音データを格納している無音
データ格納部36と、その際、交換機40−電話機1向
け音声チャネルの接続ルートを無音データ格納部36に
切り替える音声チャネル切り替え部33と、を備えてい
る。
【0029】子局10よりダイヤルパルス信号の再生要
求を受けると、制御部35は、音声チャネル切り替え部
33に対し、交換機40−電話機1向け音声チャネルの
接続ルートを、無音データ格納部36につなげるよう指
示を出す。
【0030】音声チャネルの切り替えを受けた音声チャ
ネル切り替え部33は、交換機40−電話機1向け音声
チャネルの接続ルートを、交換機40−電話1接続か
ら、無音データ格納部36−電話機1ルートに切り替え
ることで、電話機1に無音パターンが出力される。
【0031】この後、ダイヤルパルス再生部34はダイ
ヤルパルス信号の生成を行う。
【0032】ダイヤルパルス信号の再生終了後、制御部
35は、電話機1に送出している無音を停止すべく、再
び、音声チャネル切り替え部33に元の接続ルートへ戻
すよう指示を出し、指示を受けた音声チャネル切り替え
部33が、交換機40−電話機1向け音声チャネルの接
続ルートを、無音データ格納部36−電話1ルートか
ら、交換機40−電話機1ルートに切り替えることによ
り、発呼者にとって不快なダイヤルノイズを防ぐことが
出来る。
【0033】このように、本発明の実施の形態によれ
ば、ダイヤルノイズ回避専用回路を設けることなくダイ
ヤルノイズを回避することが出来、コストの低減化を図
ることが出来る。
【0034】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく本発明の実施例について図面を参照して
以下に説明する。
【0035】図1は、本発明の一実施例の無線電話シス
テムの構成を示す図である。なお、本発明の実施例で
は、基地局30−子局10、20間の伝送媒体を無線通
信としたが、有線通信においても基地局でダイヤルパル
ス信号を再生する方式であれば、同様に適用が可能であ
ることは勿論である。
【0036】電話機1、2は2Wメタリック回線を介し
て子局10、20に収容され、子局10、20から無線
回線を介して基地局30に接続、さらに基地局30と2
Wメタリック回線で接続される交換機40で構成されて
いる。
【0037】なお、電話機1は、ダイヤルパルス式電話
機とする。
【0038】子局10、20は、基地局30との間の通
信手段である無線の制御を行う無線制御部13と、電話
機1、2のオフフック(OFFHOOK)検出など呼処
理を行う呼処理部12と、電話機1、2が送出したダイ
ヤルパルス信号の検出を行うダイヤルパルス検出部11
と、ALM検出など子局10,20の制御を行う制御部
14と、を備えて構成されている。
【0039】基地局30は、子局10、20との間の通
信手段である無線の制御を行う無線制御部31と、2W
メタリック回線で接続されている交換機40とのループ
(LOOP)形成など呼処理を行う呼処理部32と、子
局10、20より受信したダイヤルパルス出力要求に対
して、ダイヤルパルス信号の再生を行うダイヤルパルス
再生部34と、ループ形成後、(電話機1−交換機40
向け音声チャネル(「上り方向の音声チャネル」とい
う)と、交換機40−電話1向け音声チャネル(「下り
方向音声チャネル」という)の接続や切り替えを行う音
声チャネル切り替え部33と、ダイヤルパルス再生部3
4にて送出するダイヤルパルス信号再生時に発生するダ
イヤルノイズを発信電話1に伝達させない手段として、
電話機1−交換機40間通話路の上述下り方向音声チャ
ネルに無音データを出力するために、送出すべき無音デ
ータを格納している無音データ格納部36と、基地局3
0の制御や音声チャネル切り替え部33に指示を与える
制御部35と、を備えて構成されている。
【0040】本発明の一実施例の動作として、電話機1
から電話機2を呼び出そうとしたときの動作シーケンス
について、図2及び図3のシーケンス図を用いて説明す
る。なお発信側となる電話機1は、ダイヤルパルス信号
式電話機とする。
【0041】まず、電話機1が発信すると、子局10は
呼処理部12にて、オフフック(OFF HOOK)信
号を検出し、基地局30に対し無線で発呼要求を出す。
【0042】発呼要求を受けた呼処理部32は、交換機
40に対して発呼した加入者に対応するラインのループ
(LOOP)の形成を行う。
【0043】交換機40はループ(LOOP)を検出す
ると、発呼した電話機1に対して、ダイヤルトーン(D
IAL TONE)を送出する。
【0044】この時、上述のループ形成で制御部35か
らの指示に基づき、音声チャネル切り替え部33にて、
電話機1−交換機40間の下り方向と上り方向の音声チ
ャネルがつながり通話路が形成されたため、電話機1に
対して交換機40が送出したダイヤルトーン(DIAL
TONE)(DT音)が聞こえる。
【0045】電話機1は、ダイヤルトーン(DIAL
TONE)確認後、電話機2の電話番号をダイヤル操作
を行う。
【0046】このダイヤル操作を行うと、電話機1から
2Wメタリック回線を通じて子局10へダイヤルパルス
信号が送出される。
【0047】子局10は、受信したダイヤルパルス信号
をダイヤルパルス検出部11にてカウントし、一つのダ
イヤルの終了を判定したら、カウントしたダイヤルパル
ス信号を、ダイヤル数値に変換して基地局30へ通知す
る。
【0048】本発明の一実施例では、子局10からダイ
ヤルパルス信号の再生要求を受けた基地局30にて、ダ
イヤルパルス信号を再生する際に、ダイヤルノイズが電
話機1に伝わらなくする。これを、図4を用いて説明す
る。
【0049】図4は、TSW(時分割スイッチ)の片方
向の通話路を無音データ送出に切り替えるための具体的
なシーケンスを示す図である。本発明では、この音声チ
ャネル切り替え部33として、公知の技術であるTSW
(時分割スイッチ)を使用する。
【0050】子局10よりダイヤルパルス信号の再生要
求を受けると、制御部35は、TSWに対し、下り方向
音声チャネルの接続を無音データ格納部36につなげる
よう指示を出す。
【0051】音声チャネルの切り替え指示を受けたTS
Wは、下り方向音声チャネルの接続ルートを交換機40
−電話機1ルートから無音データ格納部36−電話機1
ルート接続に切り替えることで、電話機1に対して無音
パターンが出力される。
【0052】ダイヤルパルス再生部34は、子局10よ
り受信したダイヤルパルス信号の再生を行う。
【0053】ダイヤルパルス信号の再生終了を判定した
制御部35は、無音を停止すべく、TSWに対し、元の
接続ルートへ戻すよう指示を出し、これを受けたTSW
は前述の下り方向音声チャネルの接続ルートを、交換機
40−電話機1ルートに切り換える。
【0054】基地局30は、子局10からダイヤルパル
ス信号の再生要求を受け取る度、前述の制御を行い、ダ
イヤルノイズの発生を回避させる。
【0055】そして、ダイヤルパルス信号を受けた交換
機40は、ダイヤルトーン(DIAL TONE)を停
止させ、接続相手先である電話機2が応答するまでの
間、発信者の電話機1に対し呼び出し状態を示すリング
バックトーン(RING BACK TONE)を送出
する。
【0056】接続相手である電話機2が応答(OFF
HOOK)すると、交換機30は、リングバンクトーン
(RING BACK TONE)を停止し、通話状態
となる。
【0057】本発明の一実施例においては、図4にて示
した如く、ダイヤルパルス再生部34にてダイヤルパル
ス信号送出する際に、制御部35が、音声チャネル切り
替え部33に対し、交換機40−電話機1間で接続され
ている前述下り方向の音声チャネルの接続ルートを、無
音データ格納部36−電話機1間につなぎかえ、電話機
1に無音を送出することで、発呼者にとって不快なダイ
ヤルノイズを防ぐことが可能である。
【0058】また、従来のシステム構成において、ダイ
ヤルノイズ保護専用の回路を設ける必要が無いため、コ
ストの低減化を図ることが出来る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基地局ダイヤルパルス再生部にてダイヤルパルス信号を
送出する際に、音声チャネル切り替え部に対し、交換機
−電話間で接続されている下り方向の音声チャネルの接
続ルートを、無音データ格納部−電話間につなぎかえ電
話に無音を送出することで、発呼者にとって不快なダイ
ヤルノイズを防ぐことができる、という効果を奏する。
【0060】また、本発明によれば、ダイヤルノイズ保
護専用の回路を設ける必要が無いため、コスト低減を図
ることがきるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図5】従来の構成を示す図である。
【図6】従来の無線電話システムの構成を示す図であ
る。
【図7】従来の無線電話システムの動作を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1、2 電話 10、20 子局 11 ダイヤルパルス検出部 12、32 呼処理部 13、31 無線制御部 14、35 制御部 30 基地局 33 音声チャネル切り替え部 34 ダイヤルパルス再生部 36 無音データ格納部 40 交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熱田 裕美 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−205029(JP,A) 特開 平3−3528(JP,A) 特開 昭59−100658(JP,A) 特開 平1−155723(JP,A) 特開 平2−128563(JP,A) 特開 平3−261263(JP,A) 特開 平5−91184(JP,A) 特開 平5−145646(JP,A) 特開 平9−284407(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04M 3/00 - 3/58

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤルパルス式の電話機を収容する子
    局、該子局と無線接続する基地局、該基地局と有線接続
    する交換機とを備えた無線電話システムにおいて、 前記基地局が、無音データを格納した無音データ格納部
    を含み、前記ダイヤルパルス式の電話機のうちの発信電話機から
    のダイヤル操作によるダイヤルパルス信号を受けて前記
    基地局にダイヤル信号を送信する前記子局より、ダイヤ
    ルパルス信号の再生要求を受けた 前記基地局では、前記
    基地局のダイヤルパルス再生部にてダイヤルパルス信号
    生成して前記交換機に送出する際、前記基地局の音声
    チャネル切り替え部前記交換機−前記発信電話
    で接続されている下り方向の音声チャネルの接続ルート
    を、前記無音データ格納部−前記発信電話機間につなぎ
    かえ、前記発信電話機に無音データを送出することで
    前記発信電話機にダイヤルノイズが伝わることを防止す
    る、ことを特徴とする無線電話システムのダイヤルノイ
    ズ回避方法。
  2. 【請求項2】ダイヤルパルス式の電話機を収容する子
    局、該子局と無線接続する基地局、該基地局と有線接続
    する交換機とを備えた無線電話システムにおいて、 前記基地局は、ダイヤルパルス信号再生して前記交換
    機に送出する時に、前記交換機−発信電話機向け下り方
    音声チャネルに送出するための無音データを格納して
    いる無音データ格納部を備え、前記ダイヤルパルス式の電話機のうちの発信電話機から
    のダイヤル操作によるダイヤルパルス信号を受けてダイ
    ヤル信号を前記基地局に送信する前記 子局よりダイヤ
    ルパルス信号の再生要求を受けると、前記基地局の制御
    部は、音声チャネル切り替え部に、前記交換機−前記発
    電話機向け下り方向音声チャネルの接続ルートを前記
    無音データ格納部につなげるよう指示を出し、 音声チャネルの切り替え指示を受けた前記音声チャネル
    切り替え部は、交換機−発信電話機向け音声チャネルの
    接続ルートを、前記交換機−前記発信電話機接続から、
    前記無音データ格納部−前記発信電話機ルートに切り
    替えることで、前記発信側電話機に対して無音パターン
    が出力され、 前記基地局のダイヤルパルス再生部はダイヤルパルス信
    生成して前記交換機に送出し、ダイヤルパルス信号
    の再生終了後、前発信側電話機に送出している無音を
    停止すべく、前記制御部は、再び、前記音声チャネル切
    り替え部に元の接続ルートへ戻すよう指示を出し、 この指示を受けた前記音声チャネル切り替え部が、前記
    無音データ格納部−前記発信側電話機ルートから、前記
    交換機−前記発信側電話機ルートに切り替える、ことを
    特徴とするダイヤルノイズ回避方式。
  3. 【請求項3】ダイヤルパルス式の電話機を収容する子
    局、該子局と無線接続する基地局、該基地局と有線接続
    する交換機とを備えた無線電話システムにおいて、 前記基地局は、子局との間の通信手段である無線の制御
    を行う無線制御部と、 前記交換機とのループ形成など呼処理を行う呼処理部
    と、前記 子局より受信したダイヤルパルス再生要求に対し
    て、ダイヤルパルス信号の再生を行うダイヤルパルス再
    生部と ダイヤルパルス信号再生時に、交換機−発信電話機向け
    音声チャネルに送出するための無音データを格納してい
    る無音データ格納部と、 ダイヤルパルス信号再生時に、交換機−発信電話機向け
    音声チャネルの接続ルートを無音データ格納部に切り替
    える音声チャネル切り替え部と、 制御部と、を備え、前記ダイヤルパルス式の電話機のうちの発信電話機から
    のダイヤル操作によるダイヤルパルス信号を受けてダイ
    ヤル信号を前記基地局に送信する前記子局より、ダイヤ
    ルパルス信号の再生要求を受けた前記基地局の 前記ダイ
    ヤルパルス再生部にてダイヤルパルス信号を前記交換
    機に送出する際、前記基地局の前記音声チャネル切り替
    え部は、前記交換機−前記発信電話間で接続されてい
    る下り方向の音声チャネルの接続ルートを、前記無音デ
    ータ格納部−前記発信電話機間につなぎかえ、ダイヤル
    パルス式の前記発信電話機に無音データを送出すること
    、前記発信電話機にダイヤルノイズが伝わることを防
    止する、ことを特徴とする無線電話システム。
  4. 【請求項4】前記音声チャネル切り替え部が、時分割ス
    イッチよりなる、ことを特徴とする請求項3記載の無線
    電話システム。
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