JPH10144917A - Misトランジスタの製造方法 - Google Patents
Misトランジスタの製造方法Info
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- JPH10144917A JPH10144917A JP29688096A JP29688096A JPH10144917A JP H10144917 A JPH10144917 A JP H10144917A JP 29688096 A JP29688096 A JP 29688096A JP 29688096 A JP29688096 A JP 29688096A JP H10144917 A JPH10144917 A JP H10144917A
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- silicide film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゲート長を短くしてもゲート抵抗の増大を抑
制することができるサリサイド構造を有するMISトラ
ンジスタの製造方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板1に、側壁膜7を有するゲ
ート電極5と、このゲート電極5の両側にソース、ドレ
イン8を形成し、ゲート電極5の上面にチタン膜を形成
する。そして、1回目の熱処理を施して、チタン膜をサ
リサイド反応させ、チタンシリサイド膜5aを形成し、
チタン膜のうち、未反応の部分を除去する。次に、チタ
ンシリサイド膜5aの上にシリコン酸化膜10を形成
し、2回目の熱処理を施して、シリコン酸化膜10の圧
縮応力に基づき、チタンシリサイド膜5aを低抵抗化す
る。シリコン酸化膜10によって圧縮応力がかけられる
ことにより、抵抗率の高いC49相の結晶粒形から抵抗
率の低いC54相の結晶粒形に相転移し易くなり、ゲー
ト電極5の低抵抗化が図れる。
制することができるサリサイド構造を有するMISトラ
ンジスタの製造方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板1に、側壁膜7を有するゲ
ート電極5と、このゲート電極5の両側にソース、ドレ
イン8を形成し、ゲート電極5の上面にチタン膜を形成
する。そして、1回目の熱処理を施して、チタン膜をサ
リサイド反応させ、チタンシリサイド膜5aを形成し、
チタン膜のうち、未反応の部分を除去する。次に、チタ
ンシリサイド膜5aの上にシリコン酸化膜10を形成
し、2回目の熱処理を施して、シリコン酸化膜10の圧
縮応力に基づき、チタンシリサイド膜5aを低抵抗化す
る。シリコン酸化膜10によって圧縮応力がかけられる
ことにより、抵抗率の高いC49相の結晶粒形から抵抗
率の低いC54相の結晶粒形に相転移し易くなり、ゲー
ト電極5の低抵抗化が図れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高融点金属シリサ
イド膜をゲート電極、ソース、ドレイン層の上面に形成
するいわゆるサリサイド構造を有するMISトランジス
タの製造方法に関し、例えば、MOSトランジスタ等に
適用して好適である。
イド膜をゲート電極、ソース、ドレイン層の上面に形成
するいわゆるサリサイド構造を有するMISトランジス
タの製造方法に関し、例えば、MOSトランジスタ等に
適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲート電極とソース、ドレインの
低抵抗化を図り、これらの上面に高融点金属シリサイド
膜を形成するサリサイドプロセスが知られている。具体
的には、基板表層部に形成された所定のウェル領域にゲ
ート電極、側壁膜、ソース、ドレイン層等を形成する。
そして、この上面に、スパッタリング法によりTi膜を
成膜し、さらに、この上面に、スパッタリング法により
TiN膜を成膜する。
低抵抗化を図り、これらの上面に高融点金属シリサイド
膜を形成するサリサイドプロセスが知られている。具体
的には、基板表層部に形成された所定のウェル領域にゲ
ート電極、側壁膜、ソース、ドレイン層等を形成する。
そして、この上面に、スパッタリング法によりTi膜を
成膜し、さらに、この上面に、スパッタリング法により
TiN膜を成膜する。
【0003】次に、Arガス雰囲気で1回目の短時間熱
処理を行い、シリサイド膜となるTiシリサイド膜を形
成する。そして、アンモニアと過酸化水素水でTiN膜
を除去し、さらに、塩酸と過酸化水素水の混合液で、未
反応のTi膜を除去し、シリサイド膜を残す。そして、
2回目の短時間熱処理を行い、Tiシリサイド膜を低抵
抗化する。
処理を行い、シリサイド膜となるTiシリサイド膜を形
成する。そして、アンモニアと過酸化水素水でTiN膜
を除去し、さらに、塩酸と過酸化水素水の混合液で、未
反応のTi膜を除去し、シリサイド膜を残す。そして、
2回目の短時間熱処理を行い、Tiシリサイド膜を低抵
抗化する。
【0004】このサリサイドプロセスにおいて、Tiシ
リサイド膜が低抵抗化するのは、2回目の短時間熱処理
により、その結晶粒形を高抵抗率のC49相から低抵抗
率のC54相に結晶相転移するためである。
リサイド膜が低抵抗化するのは、2回目の短時間熱処理
により、その結晶粒形を高抵抗率のC49相から低抵抗
率のC54相に結晶相転移するためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゲート
長を短くするにつれ、特に、ゲート長が1μm以下にな
ると、C49相がC54相に結晶相転移が困難になり、
シリサイド膜の低抵抗化が十分ではないという問題があ
る。(参照文献:月刊Semiconductor W
orld 1995年12月号 p.156〜p.16
0 特集 0.25μm世代のメタライゼーション) つまり、一般に、C49相、C54相の結晶粒形はそれ
ぞれ0.1〜0.3μm、2〜3μmである。このた
め、ゲート長が短くなるにつれ、それよりも大きな粒形
のC54相へは相転移が困難になる。
長を短くするにつれ、特に、ゲート長が1μm以下にな
ると、C49相がC54相に結晶相転移が困難になり、
シリサイド膜の低抵抗化が十分ではないという問題があ
る。(参照文献:月刊Semiconductor W
orld 1995年12月号 p.156〜p.16
0 特集 0.25μm世代のメタライゼーション) つまり、一般に、C49相、C54相の結晶粒形はそれ
ぞれ0.1〜0.3μm、2〜3μmである。このた
め、ゲート長が短くなるにつれ、それよりも大きな粒形
のC54相へは相転移が困難になる。
【0006】さらに、ゲート長が0.1μm以下になる
と、Tiシリサイド膜における相転移がより困難にな
り、極端な場合にはTiシリサイド膜が粒状状態になる
凝集を起こす。その結果、ゲートに断線が発生し、ゲー
ト抵抗が急激に増大する場合がある。このようなゲート
シート抵抗の増大は、トランジスタの動作速度を遅くす
るという問題がある。
と、Tiシリサイド膜における相転移がより困難にな
り、極端な場合にはTiシリサイド膜が粒状状態になる
凝集を起こす。その結果、ゲートに断線が発生し、ゲー
ト抵抗が急激に増大する場合がある。このようなゲート
シート抵抗の増大は、トランジスタの動作速度を遅くす
るという問題がある。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みて、ゲート長を
短くしてもゲート抵抗の増大を抑制することができるサ
リサイド構造を有するMISトランジスタの製造方法を
提供することを目的とする。
短くしてもゲート抵抗の増大を抑制することができるサ
リサイド構造を有するMISトランジスタの製造方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、以下の技術的手段を採用する。請求項1に記載の発
明においては、基板(1)に、側壁膜(7)を有するゲ
ート電極(5)と、このゲート電極(5)の両側にソー
ス、ドレイン層(8)を形成し、ゲート電極(5)の上
面に高融点金属膜(9)を形成する。そして、1回目の
熱処理を施して、高融点金属膜(9)をサリサイド反応
させ、金属シリサイド膜(5a)を形成し、高融点金属
膜(9)のうち、未反応の部分を除去する。次に、金属
シリサイド膜(5a)の上に障壁膜(10)を形成し、
2回目の熱処理を施して、障壁膜(10)の圧縮応力に
基づき、金属シリサイド膜(5a)を低抵抗化すること
を特徴とする。
め、以下の技術的手段を採用する。請求項1に記載の発
明においては、基板(1)に、側壁膜(7)を有するゲ
ート電極(5)と、このゲート電極(5)の両側にソー
ス、ドレイン層(8)を形成し、ゲート電極(5)の上
面に高融点金属膜(9)を形成する。そして、1回目の
熱処理を施して、高融点金属膜(9)をサリサイド反応
させ、金属シリサイド膜(5a)を形成し、高融点金属
膜(9)のうち、未反応の部分を除去する。次に、金属
シリサイド膜(5a)の上に障壁膜(10)を形成し、
2回目の熱処理を施して、障壁膜(10)の圧縮応力に
基づき、金属シリサイド膜(5a)を低抵抗化すること
を特徴とする。
【0009】ところで、一般的に、シリサイド膜に圧縮
応力がかかっている方がそうでない場合よりも低抵抗化
し易いということが確認されている。このように、障壁
膜(10)を形成することによって、2回目の熱処理の
際に、この障壁膜(10)が金属シリサイド膜(5a)
を圧迫して圧縮応力が発生し、金属シリサイド膜(5
a)が低抵抗化し易くなる。
応力がかかっている方がそうでない場合よりも低抵抗化
し易いということが確認されている。このように、障壁
膜(10)を形成することによって、2回目の熱処理の
際に、この障壁膜(10)が金属シリサイド膜(5a)
を圧迫して圧縮応力が発生し、金属シリサイド膜(5
a)が低抵抗化し易くなる。
【0010】これにより、ゲート長を短くしてもゲート
シート抵抗の増大を抑制することができ、トランジスタ
の動作速度の遅延を防止することができる。具体的に
は、請求項2から4に示すように、高融点金属膜(9)
には、チタン、コバルト、ニッケルを適用でき、適用す
る材質によって、障壁膜(10)の材質も決定される。
例えば、請求項2に示されるように、高融点金属膜
(9)にチタンを適用した場合には、障壁膜(10)に
は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、チタン窒化膜等
が適用できる。
シート抵抗の増大を抑制することができ、トランジスタ
の動作速度の遅延を防止することができる。具体的に
は、請求項2から4に示すように、高融点金属膜(9)
には、チタン、コバルト、ニッケルを適用でき、適用す
る材質によって、障壁膜(10)の材質も決定される。
例えば、請求項2に示されるように、高融点金属膜
(9)にチタンを適用した場合には、障壁膜(10)に
は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、チタン窒化膜等
が適用できる。
【0011】そして、このように高融点金属膜(9)に
チタンを適用した場合には、障壁膜(10)によって圧
縮応力がかけられることにより、C49相の結晶粒形か
らC54相の結晶粒形に相転移し易くなる。これによ
り、請求項1と同様の効果が得られる。請求項5に記載
の発明においては、第1の金属シリサイド膜(5a)の
上に、さらに第2の金属シリサイド膜を形成し、2回目
の熱処理を施して、第1の金属シリサイド膜(5a)を
低抵抗化することを特徴とする。
チタンを適用した場合には、障壁膜(10)によって圧
縮応力がかけられることにより、C49相の結晶粒形か
らC54相の結晶粒形に相転移し易くなる。これによ
り、請求項1と同様の効果が得られる。請求項5に記載
の発明においては、第1の金属シリサイド膜(5a)の
上に、さらに第2の金属シリサイド膜を形成し、2回目
の熱処理を施して、第1の金属シリサイド膜(5a)を
低抵抗化することを特徴とする。
【0012】このように、第1の金属シリサイド膜(5
a)上に、第2の金属シリサイド膜(20)をさらに形
成することによって、結果的に、金属シリサイド(5
a)を結晶成長させることができ、低抵抗化が図りやす
くなる。これにより、ゲート長を短くしてもゲートシー
ト抵抗の増大を抑制することができ、トランジスタの動
作速度の遅延を防止することができる。
a)上に、第2の金属シリサイド膜(20)をさらに形
成することによって、結果的に、金属シリサイド(5
a)を結晶成長させることができ、低抵抗化が図りやす
くなる。これにより、ゲート長を短くしてもゲートシー
ト抵抗の増大を抑制することができ、トランジスタの動
作速度の遅延を防止することができる。
【0013】具体的には、請求項6に示すように、第1
の金属シリサイド膜(5a)には、コバルトシリサイド
膜、ニッケルシリサイド膜若しくはチタンシリサイド膜
を適用でき、第2の金属シリサイド膜には、コバルトシ
リサイド膜、ニッケルシリサイド膜、チタンシリサイド
膜若しくはタングステンシリサイド膜がてきようでき
る。
の金属シリサイド膜(5a)には、コバルトシリサイド
膜、ニッケルシリサイド膜若しくはチタンシリサイド膜
を適用でき、第2の金属シリサイド膜には、コバルトシ
リサイド膜、ニッケルシリサイド膜、チタンシリサイド
膜若しくはタングステンシリサイド膜がてきようでき
る。
【0014】そして、例えば、第1の金属シリサイド膜
(5a)にチタンシリサイド膜を適用し、第2の金属シ
リサイドとしてチタンシリサイド膜を適用する場合に
は、結晶成長したチタンシリサイド膜が、結果的に、C
54相よりも結晶粒が大きくなり、C49相の結晶粒形
からC54相の結晶粒形に相転移がし易くなる。これに
より請求項5と同様の効果が得られる。
(5a)にチタンシリサイド膜を適用し、第2の金属シ
リサイドとしてチタンシリサイド膜を適用する場合に
は、結晶成長したチタンシリサイド膜が、結果的に、C
54相よりも結晶粒が大きくなり、C49相の結晶粒形
からC54相の結晶粒形に相転移がし易くなる。これに
より請求項5と同様の効果が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1実施形態)図1から図2は、本発明をMOSトラ
ンジスタに適用した場合の製造工程を示しており、以
下、図1、図2に基づき本実施形態における製造方法に
ついて説明する。
について説明する。 (第1実施形態)図1から図2は、本発明をMOSトラ
ンジスタに適用した場合の製造工程を示しており、以
下、図1、図2に基づき本実施形態における製造方法に
ついて説明する。
【0016】まず、図1(a)に示すLDD(Ligh
tly Doped Drain)構造を形成する。つ
まり、シリコン基板1表層部に形成されたPウェル層2
に、素子分離用のLOCOS膜3を形成する。そして、
ゲート酸化膜4を介して電気的に絶縁されたポリシリコ
ンからなるゲート電極5を形成する。そして、このゲー
ト電極5をマスクにしてイオン注入を行い、電界緩和層
6を形成する。
tly Doped Drain)構造を形成する。つ
まり、シリコン基板1表層部に形成されたPウェル層2
に、素子分離用のLOCOS膜3を形成する。そして、
ゲート酸化膜4を介して電気的に絶縁されたポリシリコ
ンからなるゲート電極5を形成する。そして、このゲー
ト電極5をマスクにしてイオン注入を行い、電界緩和層
6を形成する。
【0017】その後、上面全面にSiN膜を成膜し、異
方性エッチングを行い、ゲート電極5の側部に側壁膜7
を形成する。そして、ゲート電極5及び側壁膜7をマス
クにして、イオン注入を行った後、熱処理を施して、イ
オン注入された不純物を活性化させて、ソース、ドレイ
ン層8を形成する。これにより、図1(a)に示すLD
D構造が形成される。
方性エッチングを行い、ゲート電極5の側部に側壁膜7
を形成する。そして、ゲート電極5及び側壁膜7をマス
クにして、イオン注入を行った後、熱処理を施して、イ
オン注入された不純物を活性化させて、ソース、ドレイ
ン層8を形成する。これにより、図1(a)に示すLD
D構造が形成される。
【0018】次に、図1(b)に示すように、チタン膜
9を上面全面にスパッタリング法等で形成する。そし
て、窒素ガス雰囲気中で、ウェハを600℃程度で1回
目の短時間熱処理をする。これにより、シリコンが露出
しているゲート電極5、ソース、ドレイン層8の表層部
がサリサイド反応され、図1(c)に示すように、チタ
ンシリサイド膜5a、8aを形成する。また、このと
き、チタン膜9の表層部は、チタン窒化膜9aに変化し
ており、このチタン窒化膜9aやチタン膜9のうちの未
反応の部分9bを、図2(a)に示すように、アンモニ
アと過酸化水素水の水溶液でエッチング除去する。
9を上面全面にスパッタリング法等で形成する。そし
て、窒素ガス雰囲気中で、ウェハを600℃程度で1回
目の短時間熱処理をする。これにより、シリコンが露出
しているゲート電極5、ソース、ドレイン層8の表層部
がサリサイド反応され、図1(c)に示すように、チタ
ンシリサイド膜5a、8aを形成する。また、このと
き、チタン膜9の表層部は、チタン窒化膜9aに変化し
ており、このチタン窒化膜9aやチタン膜9のうちの未
反応の部分9bを、図2(a)に示すように、アンモニ
アと過酸化水素水の水溶液でエッチング除去する。
【0019】そして、図2(b)に示すように、ゲート
電極5の表層部におけるチタンシリサイド膜5aを含
む、チタンシリサイド膜5a、8aの表面上に、障壁膜
としてのシリコン酸化膜10をCVD法等で形成する。
この後、2回目の短時間熱処理を窒素ガス雰囲気で施し
て、チタンシリサイド膜5a、8aを低抵抗化する。こ
こで、一般的に、シリサイド膜がC49相の結晶粒形か
らC54相の結晶粒形へ相転移するに際し、シリサイド
膜に圧縮応力がかかっている方がそうでない場合よりも
相転移を起こし易いことが確認されている。
電極5の表層部におけるチタンシリサイド膜5aを含
む、チタンシリサイド膜5a、8aの表面上に、障壁膜
としてのシリコン酸化膜10をCVD法等で形成する。
この後、2回目の短時間熱処理を窒素ガス雰囲気で施し
て、チタンシリサイド膜5a、8aを低抵抗化する。こ
こで、一般的に、シリサイド膜がC49相の結晶粒形か
らC54相の結晶粒形へ相転移するに際し、シリサイド
膜に圧縮応力がかかっている方がそうでない場合よりも
相転移を起こし易いことが確認されている。
【0020】そして、2回目の短時間熱処理において、
チタンシリサイド膜5a、8aは、結晶粒形の小さなC
49相から、結晶粒形の大きなC54相へ相転移しよう
として、そのサイズを増大させようとする。しかし、チ
タンシリサイド膜5a、8aの上面に形成された障壁と
なるシリコン酸化膜10により、サイズの増大が抑え込
まれる。このため、シリコン酸化膜10による圧縮応力
がチタンシリサイド膜5a、8aに発生する。
チタンシリサイド膜5a、8aは、結晶粒形の小さなC
49相から、結晶粒形の大きなC54相へ相転移しよう
として、そのサイズを増大させようとする。しかし、チ
タンシリサイド膜5a、8aの上面に形成された障壁と
なるシリコン酸化膜10により、サイズの増大が抑え込
まれる。このため、シリコン酸化膜10による圧縮応力
がチタンシリサイド膜5a、8aに発生する。
【0021】この圧縮応力により、チタンシリサイド膜
5a、8aは、C49相の結晶粒形からC54相の結晶
粒形に相転移し易くなり、上述したような凝集によるゲ
ート電極5におけるチタンシリサイド膜5aの断線を引
き起こすこともなく、2回目の短時間熱処理によって前
記相転移が可能となる。これにより、ゲート長が0.1
μm以下になるような微細化が進んだMOSトランジス
タにおいても、ゲート電極5の表層部におけるチタンシ
リサイド膜5aがC49相からC54相へ相転移するこ
とができる。
5a、8aは、C49相の結晶粒形からC54相の結晶
粒形に相転移し易くなり、上述したような凝集によるゲ
ート電極5におけるチタンシリサイド膜5aの断線を引
き起こすこともなく、2回目の短時間熱処理によって前
記相転移が可能となる。これにより、ゲート長が0.1
μm以下になるような微細化が進んだMOSトランジス
タにおいても、ゲート電極5の表層部におけるチタンシ
リサイド膜5aがC49相からC54相へ相転移するこ
とができる。
【0022】従って、ゲート電極5の表層部におけるチ
タンシリサイド膜5aが、C49相からC54相に結晶
粒形を相転移しようとすることにより発生するゲートシ
ート抵抗の増大を防止することができる。このように、
ゲート電極5の表層部におけるチタンシリサイド膜5a
上に、障壁となるシリコン酸化膜10を形成することに
より、チタンシリサイド膜5aがC49相の結晶粒形か
らC54相の結晶粒形に相転移することを可能にできる
ため、ゲート長を短くしてもゲートシート抵抗の増大を
抑制することができ、トランジスタの動作速度の遅延を
防止することができる。
タンシリサイド膜5aが、C49相からC54相に結晶
粒形を相転移しようとすることにより発生するゲートシ
ート抵抗の増大を防止することができる。このように、
ゲート電極5の表層部におけるチタンシリサイド膜5a
上に、障壁となるシリコン酸化膜10を形成することに
より、チタンシリサイド膜5aがC49相の結晶粒形か
らC54相の結晶粒形に相転移することを可能にできる
ため、ゲート長を短くしてもゲートシート抵抗の増大を
抑制することができ、トランジスタの動作速度の遅延を
防止することができる。
【0023】なお、障壁膜は、障壁としての役割として
形成されるものであるため、2回目の短時間熱処理によ
って、チタンシリサイド膜5a、8aと反応して、チタ
ンシリサイド膜5a、8aの組成を変化させることがな
いものである必要がある。この後、層間絶縁膜や配線層
を順次形成することによりサリサイド構造を有する半導
体装置は完成する。
形成されるものであるため、2回目の短時間熱処理によ
って、チタンシリサイド膜5a、8aと反応して、チタ
ンシリサイド膜5a、8aの組成を変化させることがな
いものである必要がある。この後、層間絶縁膜や配線層
を順次形成することによりサリサイド構造を有する半導
体装置は完成する。
【0024】(第2実施形態)図3は、本発明をMOS
トランジスタに適用した場合の製造工程を示しており、
以下、図3に基づき本実施形態における製造方法につい
て説明する。なお、本実施形態におけるMOSトランジ
スタの製造工程上第1実施形態と同様の部分は省略す
る。
トランジスタに適用した場合の製造工程を示しており、
以下、図3に基づき本実施形態における製造方法につい
て説明する。なお、本実施形態におけるMOSトランジ
スタの製造工程上第1実施形態と同様の部分は省略す
る。
【0025】まず、第1実施形態と同様の工程により、
LDD構造を形成する。さらに、ゲート電極5の表層部
におけるチタンシリサイド膜(第1の金属シリサイド
膜)5aと、ソース、ドレイン層8の表層部におけるチ
タンシリサイド膜8aを形成する。そして、未反応のチ
タン膜等を、アンモニアと過酸化水素水の水溶液でエッ
チング除去して、図3(a)に示すようなサリサイド構
造を有するMOSトランジスタを形成する。
LDD構造を形成する。さらに、ゲート電極5の表層部
におけるチタンシリサイド膜(第1の金属シリサイド
膜)5aと、ソース、ドレイン層8の表層部におけるチ
タンシリサイド膜8aを形成する。そして、未反応のチ
タン膜等を、アンモニアと過酸化水素水の水溶液でエッ
チング除去して、図3(a)に示すようなサリサイド構
造を有するMOSトランジスタを形成する。
【0026】次に、図3(b)に示すように、ゲート電
極5の表層部におけるチタンシリサイド膜5aを含むチ
タンシリサイド膜5a、8aの表面上に、チタンシリサ
イド膜(第2の金属シリサイド膜)20をCVD法やス
パッタリング法等で形成する。これにより、チタンシリ
サイド膜5aを結晶成長させる。そして、2回目の短時
間熱処理を窒素ガス雰囲気で施して、チタンシリサイド
膜5a、8aを低抵抗化する。
極5の表層部におけるチタンシリサイド膜5aを含むチ
タンシリサイド膜5a、8aの表面上に、チタンシリサ
イド膜(第2の金属シリサイド膜)20をCVD法やス
パッタリング法等で形成する。これにより、チタンシリ
サイド膜5aを結晶成長させる。そして、2回目の短時
間熱処理を窒素ガス雰囲気で施して、チタンシリサイド
膜5a、8aを低抵抗化する。
【0027】ここで、本実施形態においては、ゲート電
極5の表層部におけるチタンシリサイド膜5aの表面
に、更にチタンシリサイド膜20を形成しているため、
チタンシリサイド膜5aが結晶成長する。これにより、
ゲート電極5上に形成されたチタンシリサイドがC54
相の結晶粒形よりも大きくなる。このため、2回目の短
時間熱処理にて、チタンシリサイド膜5aは、C49相
からC54相に結晶粒形を相転移することができる。
極5の表層部におけるチタンシリサイド膜5aの表面
に、更にチタンシリサイド膜20を形成しているため、
チタンシリサイド膜5aが結晶成長する。これにより、
ゲート電極5上に形成されたチタンシリサイドがC54
相の結晶粒形よりも大きくなる。このため、2回目の短
時間熱処理にて、チタンシリサイド膜5aは、C49相
からC54相に結晶粒形を相転移することができる。
【0028】従って、ゲート長が0.1μm以下になる
ような微細化が進んだMOSトランジスタにおいても、
ゲート電極5の表層部におけるチタンシリサイド膜5a
がC49相からC54相へ相転移することができる。こ
のように、チタンシリサイド膜5a上に、チタンシリサ
イド膜20をさらに形成して、チタンシリサイド膜5a
を結晶成長させることにより、チタンシリサイド膜5a
がC54相の結晶粒形よりも大きなり、ゲート長を短く
してもゲート抵抗の増大を抑制することができ、トラン
ジスタの動作速度の遅延を防止することができる。
ような微細化が進んだMOSトランジスタにおいても、
ゲート電極5の表層部におけるチタンシリサイド膜5a
がC49相からC54相へ相転移することができる。こ
のように、チタンシリサイド膜5a上に、チタンシリサ
イド膜20をさらに形成して、チタンシリサイド膜5a
を結晶成長させることにより、チタンシリサイド膜5a
がC54相の結晶粒形よりも大きなり、ゲート長を短く
してもゲート抵抗の増大を抑制することができ、トラン
ジスタの動作速度の遅延を防止することができる。
【0029】そして、この後、図3(c)に示すよう
に、側壁膜7やLOCOS膜3上の余剰のチタンシリサ
イド膜20をドライエッチング等で除去する。これによ
り、ゲート電極5とソース、ドレイン層8間の電気的な
絶縁が確保できる。なお、この後、層間絶縁膜や配線層
を順次形成することによりサリサイド構造を有する半導
体装置は完成する。
に、側壁膜7やLOCOS膜3上の余剰のチタンシリサ
イド膜20をドライエッチング等で除去する。これによ
り、ゲート電極5とソース、ドレイン層8間の電気的な
絶縁が確保できる。なお、この後、層間絶縁膜や配線層
を順次形成することによりサリサイド構造を有する半導
体装置は完成する。
【0030】本実施形態においては、ゲート電極5の表
層部におけるチタンシリサイド膜5a上にさらにチタン
シリサイド膜20を形成しているが、これは同種の金属
シリサイド膜を積層することによって、より相転移し易
くするためであり、異種の金属シリサイド膜、例えばコ
バルトシリサイド膜、ニッケルシリサイド膜若しくはタ
ングステンシリサイド膜にしてもよい。
層部におけるチタンシリサイド膜5a上にさらにチタン
シリサイド膜20を形成しているが、これは同種の金属
シリサイド膜を積層することによって、より相転移し易
くするためであり、異種の金属シリサイド膜、例えばコ
バルトシリサイド膜、ニッケルシリサイド膜若しくはタ
ングステンシリサイド膜にしてもよい。
【0031】(他の実施形態)第1実施形態において
は、障壁としてシリコン酸化膜10を形成しているが、
これに限らず、2回目の短時間熱処理によって、チタン
シリサイド膜5a、8aと反応しない膜であって、障壁
としての役割を果たすものであればどのような膜であっ
てもよく、例えば、シリコン窒化膜、チタン窒化膜、若
しくはこれらいずれかの組み合わせからなる積層膜であ
っても良い。また、これらの膜に、第2実施形態に示す
ようなチタンシリサイド膜20を併せて成膜してもよ
い。
は、障壁としてシリコン酸化膜10を形成しているが、
これに限らず、2回目の短時間熱処理によって、チタン
シリサイド膜5a、8aと反応しない膜であって、障壁
としての役割を果たすものであればどのような膜であっ
てもよく、例えば、シリコン窒化膜、チタン窒化膜、若
しくはこれらいずれかの組み合わせからなる積層膜であ
っても良い。また、これらの膜に、第2実施形態に示す
ようなチタンシリサイド膜20を併せて成膜してもよ
い。
【0032】また、第1、第2実施形態においては、チ
タンシリサイド膜5a、8aを適用したサリサイド構造
を有するMOSトランジスタを示したが、チタンシリサ
イド膜に代えて、コバルトシリサイド膜やニッケルシリ
サイド膜を適用してもよい。なお、これらの場合におい
ては、第2実施形態に示したような、ゲート電極表層部
におけるチタンシリサイド膜は、コバルトシリサイド膜
やニッケルシリサイド膜に代わるため、これらに対応す
るように、コバルトシリサイド膜上にはコバルトシリサ
イド膜を形成し、ニッケルシリサイド膜上にはニッケル
シリサイド膜を形成するようにすると好適である。
タンシリサイド膜5a、8aを適用したサリサイド構造
を有するMOSトランジスタを示したが、チタンシリサ
イド膜に代えて、コバルトシリサイド膜やニッケルシリ
サイド膜を適用してもよい。なお、これらの場合におい
ては、第2実施形態に示したような、ゲート電極表層部
におけるチタンシリサイド膜は、コバルトシリサイド膜
やニッケルシリサイド膜に代わるため、これらに対応す
るように、コバルトシリサイド膜上にはコバルトシリサ
イド膜を形成し、ニッケルシリサイド膜上にはニッケル
シリサイド膜を形成するようにすると好適である。
【0033】また、上述のように、チタンシリサイド膜
5a、8aに代えて、コバルトシリサイド膜を採用する
場合には、第1実施形態における障壁膜として、上述し
た他にコバルト窒化膜を適用できる。さらに、チタンシ
リサイド膜5a、8aに代えて、ニッケルシリサイド膜
を採用する場合には、第1実施形態における障壁膜とし
て、上述した他にニッケル窒化膜を適用できる。
5a、8aに代えて、コバルトシリサイド膜を採用する
場合には、第1実施形態における障壁膜として、上述し
た他にコバルト窒化膜を適用できる。さらに、チタンシ
リサイド膜5a、8aに代えて、ニッケルシリサイド膜
を採用する場合には、第1実施形態における障壁膜とし
て、上述した他にニッケル窒化膜を適用できる。
【図1】第1実施形態における、MOSトランジスタの
製造工程手順図である。
製造工程手順図である。
【図2】図1につづく、MOSトランジスタの製造工程
手順図である。
手順図である。
【図3】第2実施形態における、MOSトランジスタの
製造工程手順図である。
製造工程手順図である。
1…シリコン基板、2…ウェル層、4…ゲート酸化膜、
5…ゲート電極、5a…チタンシリサイド膜、6…電界
緩和層、7…側壁膜、8…ソース、ドレイン層、8a…
チタンシリサイド膜、9…チタン膜、9a…窒化チタ
ン、10…シリコン酸化膜、20…チタンシリサイド
膜。
5…ゲート電極、5a…チタンシリサイド膜、6…電界
緩和層、7…側壁膜、8…ソース、ドレイン層、8a…
チタンシリサイド膜、9…チタン膜、9a…窒化チタ
ン、10…シリコン酸化膜、20…チタンシリサイド
膜。
Claims (6)
- 【請求項1】 基板(1)に、側壁膜(7)を有するゲ
ート電極(5)と、このゲート電極(5)の両側にソー
ス、ドレイン層(8)を形成する工程と、 前記ゲート電極(5)の上面に高融点金属膜(9)を形
成する工程と、 1回目の熱処理を施して、前記高融点金属膜(9)をサ
リサイド反応させ、金属シリサイド膜(5a)を形成す
る工程と、 前記高融点金属膜(9)のうち、未反応の部分を除去す
る工程と、 前記金属シリサイド膜(5a)の上に障壁膜(10)を
形成する工程と、 2回目の熱処理を施して、前記障壁膜(10)による圧
縮応力に基づき、前記金属シリサイド膜(5a)を低抵
抗化する工程とを備えることを特徴とするMISトラン
ジスタの製造方法。 - 【請求項2】 前記高融点金属膜(9)は、チタンで形
成されており、 前記障壁膜(10)は、シリコン酸化膜、シリコン窒化
膜、チタン窒化膜のいずれかからなる単一の膜又は複数
の積層膜であることを特徴とする請求項1に記載のMI
Sトランジスタの製造方法。 - 【請求項3】 前記高融点金属膜(9)は、ニッケルで
形成されており、 前記障壁膜(10)は、シリコン酸化膜、シリコン窒化
膜、ニッケル窒化膜のいずれかからなる単一の膜又は複
数の積層膜であることを特徴とする請求項1に記載のM
ISトランジスタの製造方法。 - 【請求項4】 前記高融点金属膜(9)は、コバルトで
形成されており、 前記障壁膜(10)は、シリコン酸化膜、シリコン窒化
膜、コバルト窒化膜のいずれかからなる単一の膜又は複
数の積層膜であることを特徴とする請求項1に記載のM
ISトランジスタの製造方法。 - 【請求項5】 基板(1)に、側壁膜(7)を有するゲ
ート電極(5)と、 このゲート電極(5)の両側にソース、ドレイン層
(8)を形成する工程と、 前記ゲート電極(5)の上面に高融点金属膜(9)を形
成する工程と、 1回目の熱処理を施して、前記高融点金属膜(9)をサ
リサイド反応させ、第1の金属シリサイド膜(5a)を
形成する工程と、 前記高融点金属膜(9)のうち、未反応の部分を除去す
る工程と、 前記第1の金属シリサイド膜(5a)の上に、さらに第
2の金属シリサイド膜を形成て、前記第1の金属シリサ
イド膜(5)を結晶成長する工程と、 2回目の熱処理を施して、前記第1の金属シリサイド膜
(5a)を低抵抗化する工程とを備えることを特徴とす
るMISトランジスタの製造方法。 - 【請求項6】 前記第1の金属シリサイド膜(5a)
は、コバルトシリサイド膜、ニッケルシリサイド膜、チ
タンシリサイド膜のうちのいずれか1つであり、 前記第2の金属シリサイド膜はコバルトシリサイド膜、
ニッケルシリサイド膜、チタンシリサイド膜、タングス
テンシリサイド膜のうちのいずれか1つであることを特
徴とする請求項5に記載のMISトランジスタの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29688096A JPH10144917A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | Misトランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29688096A JPH10144917A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | Misトランジスタの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10144917A true JPH10144917A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17839367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29688096A Pending JPH10144917A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | Misトランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10144917A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002176010A (ja) * | 2000-09-22 | 2002-06-21 | Samsung Electronics Co Ltd | 半導体装置及びそのメタルシリサイド層形成方法 |
KR100505626B1 (ko) * | 1999-02-11 | 2005-08-04 | 삼성전자주식회사 | 반도체소자의 금속 실리사이드막 형성방법 |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP29688096A patent/JPH10144917A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100505626B1 (ko) * | 1999-02-11 | 2005-08-04 | 삼성전자주식회사 | 반도체소자의 금속 실리사이드막 형성방법 |
JP2002176010A (ja) * | 2000-09-22 | 2002-06-21 | Samsung Electronics Co Ltd | 半導体装置及びそのメタルシリサイド層形成方法 |
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