JPH10143030A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH10143030A
JPH10143030A JP8313008A JP31300896A JPH10143030A JP H10143030 A JPH10143030 A JP H10143030A JP 8313008 A JP8313008 A JP 8313008A JP 31300896 A JP31300896 A JP 31300896A JP H10143030 A JPH10143030 A JP H10143030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
holder
ozone filter
main body
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8313008A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyunji Inamochi
俊二 稲持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8313008A priority Critical patent/JPH10143030A/ja
Publication of JPH10143030A publication Critical patent/JPH10143030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置が待機状態にあるときも、粉塵
等が付着して寿命が短くならないように、オゾンフィル
タを排気流路外に退避させると、排気流路を通ってファ
ンの回転音が外部へ騒音となって漏れてしまう。 【解決手段】 ホルダ30で保持するオゾンフィルタ3
5を、排気流路A中の第1位置と排気流路A外の第2位
置とに移動自在に排気ダクト20内に設ける。ホルダ3
0には、オゾンフィルタ35を第2位置に移動したと
き、排気口22の一部を遮蔽する遮蔽板部30aを設け
る。そして、装置本体の待機時は、ファン25を、回転
数を記録動作時より下げて低速で回転し、ファン25の
回転音自体を小さくするとともに、オゾンフィルタ35
を第1位置から第2位置へ移動して遮蔽板部30aで排
気口22の一部を遮蔽し、そこからのファン25の回転
音の漏れを少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばレーザ
を用いた、複写機・プリンタ・ファクシミリやそれらの
複合機など、帯電・書込み・現像・転写・クリーニング
などを繰り返して用紙に画像を記録する電子写真方式の
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置の中には、
たとえば画像定着時に生ずる熱気や、帯電時に生ずるオ
ゾンの影響で画像品質が低下しないように、装置本体内
の空気を排気口を通して排出するファンを備えたものが
ある。また、空気とともにオゾンが外部に排出されない
ように、ファンと排気口との間にオゾンを除去するオゾ
ンフィルタを備えていた。
【0003】ところで、そのような画像形成装置では、
記録動作を終了して装置本体を待機状態にしたときも、
装置本体内に残った熱気で機内温度が上昇しないよう
に、しばらくファンを継続して回転させるようにしてい
る。また、装置本体の立ち上げ時間を短くすべく待機時
も装置本体を予熱状態とし、結果としてファンを常時回
転して通気を行うものもある。
【0004】ところが、装置本体を待機状態にした後
も、引き続きファンが回転状態にあると、それだけ装置
本体内から排出される粉塵等がオゾンフィルタに付着す
る時間が長くなり、そのためにオゾンフィルタが目詰ま
りを起こす時期が早まり、それだけ寿命が短くなってい
た。
【0005】そこで、従来の画像形成装置の中に、装置
本体を待機状態にしたときは、オゾンフィルタを排気流
路から外れた位置に退避させて粉塵等が付着しないよう
にしたものがある。
【0006】たとえば図5に示すように、装置本体を待
機状態にしたとき、ファンケース1上に取り付けたソレ
ノイド2を作動し、リンク3を介してオゾンフィルタ4
を同図(a)に示す第1位置から(b)に示す第2位置
へ移動させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、その
ようにオゾンフィルタ4を排気流路外の第2位置に退避
させると、却ってファン5の回転音が記録動作時より大
きくなって、排気流路を通って外部へ漏れてしまうとい
う課題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示すよう
に、装置本体10内の空気を排気流路を通して排出する
ファン25と、前記排気流路中に設けて排気中のオゾン
を除去するオゾンフィルタ35と、そのオゾンフィルタ
35を保持するホルダ30と、そのホルダ30を移動す
るソレノイド34などの駆動手段と、前記装置本体10
を待機状態にしたとき、その駆動手段を働かせて前記ホ
ルダ30を移動し、前記オゾンフィルタ35を前記排気
流路中の第1位置から前記排気流路外の第2位置に移動
するとともに、該ホルダ30で前記排気流路を狭める一
方、前記ファン25の回転数を第1回転状態より第2回
転状態に下げるCPU40のような駆動制御手段と、を
備えることを特徴とする。
【0009】そして、装置本体10を待機状態にしたと
き、駆動手段を働かせてホルダ30を移動し、オゾンフ
ィルタ35を排気流路中の第1位置から排気流路外の第
2位置に移動するとともに、ホルダ30で排気流路を狭
める一方、ファン25の回転数を第1回転状態より第2
回転状態に下げる。
【0010】請求項2に記載の発明は、たとえば以下の
図示実施の形態に示すように、請求項1に記載の画像形
成装置において、前記装置本体10を待機状態にしたと
きから一定時間tが経過したとき前記駆動手段を働かせ
て前記ホルダ30を移動し、前記オゾンフィルタ35を
前記第1位置に戻すとともに、前記駆動制御手段でファ
ン25の回転を停止してなる、ことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、たとえば以下の
実施の形態に示すように、請求項1または2に記載の画
像形成装置において、前記排気流路を流れる空気の流速
が、その排気流路を拡げたときと狭めたときとでほぼ等
しくなるように、前記ファン25の前記第1回転状態の
回転数に対して前記第2回転状態の回転数を設定してな
る、ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図4は、請求項1に
記載の発明の一実施の形態であるレーザプリンタを、正
面側から見て示す概略構成図である。
【0013】図中符号10は、装置本体である。装置本
体10には、給紙カセット11を着脱自在に取り付け
る。そして、記録動作時に、その給紙カセット11から
用紙Pを感光体12の下方に向けて搬送するとともに、
その感光体12を回転する。しかして、感光体12の矢
示方向の回転にともない、その表面を帯電装置13で一
様に帯電し、次いで、レーザ書込み装置14でレーザ光
を照射して書き込みを行い、感光体12上に静電潜像を
形成する。それから、現像装置15位置を通過するとき
トナーを付着して潜像を可視像化する。そして、この可
視像を、感光体12の下方に搬送されてきた用紙Pに転
写装置16で転写する。転写後の用紙は定着装置17へ
と搬送し、そこで熱と圧力を加えてその用紙P上の転写
画像を定着し、排紙スタック部18上へと排出する。他
方、画像転写後の感光体12は、その表面をクリーニン
グ装置19でクリーニングして再使用に備える。
【0014】ところで、上述した装置本体10は、上述
した定着装置17などを、対向して設ける前後の両側板
間で支持する。そして、そのうちの後側板で、図1中符
号20で示す筒状の排気ダクトを支持する。排気ダクト
20は、その内部に排気流路Aを形成し、後側の空気出
口を、後外装カバー21に設ける排気口22と連通して
設ける。一方、前側の空気取入口を、図示しないが、上
述した定着装置17に向けてあけてなる。
【0015】そして、この排気ダクト20内に、ファン
25を設けるとともに、その排気口22側にホルダ30
で保持したオゾンフィルタ35を設けてなる。なお、排
気ダクト20には、排気口22側の後筒部20aの下側
に、ホルダ収納部20bを設けてなる。
【0016】ホルダ30は、図2に示すように、四角い
枠状につくり、その上枠部を一側に延ばして幅広に形成
し、そこに遮蔽板部30aを設けてなる。また、左右枠
部30b・30bの下端に、それぞれ外向きに支軸31
・32を設けてなる。そして、図1に示す排気ダクト2
0の両側壁に、支軸31・32を中心としてホルダ30
を回転自在に取り付けてなる。
【0017】さらに、ホルダ30には、支軸31の先端
にアーム33を固定し、そのアーム33の先端に、排気
ダクト20の外側でソレノイド34を連結する一方、そ
のソレノイド34と反対側に設ける付勢ばね36の一端
を連結してなる。付勢ばね36は、その他端を、たとえ
ば上記後側板に掛け止め、また、その後側板に適宜取付
部材を介してソレノイド34を組み付けてなる。そし
て、ファン25のファンモータ(図示省略)と、このソ
レノイド34をCPU(駆動制御手段)40に接続して
なる。
【0018】しかして、図示プリンタでは、記録動作時
に、前記ファンモータを駆動してファン25を一定の回
転数で回転するとともに、ソレノイド34をオンしてホ
ルダ30を付勢ばね36に抗して回動する。そして、オ
ゾンフィルタ35を立てて排気流路A中の第1位置に移
動し、その位置でホルダ30を保持する。
【0019】しかして、ファン25の回転により、装置
本体10の吸気口(図示省略)から外気を取り入れる一
方、排気流路Aを通して排気口22から排出する空気の
流れをつくり、その流れに沿って装置本体10内の通気
を行う。そのとき、この空気の流れに従って装置本体1
0内の熱気を排気口22から外部に排出するとともに、
上述した帯電や転写の際に生じたオゾンを、この空気の
流れに従って排気ダクト20内に導いてオゾンフィルタ
35で除去する。
【0020】さて、その後、記録動作を終了し、装置本
体10を待機状態にしたとき、図示プリンタでは、ファ
ン25を一定時間t、たとえば約10分程度そのまま継
続して回転し、装置本体10内に残った熱気を排出す
る。そして、そのようにファン25を一定時間t回転す
ることにより、図3から判るとおり、装置本体10を待
機状態とした後も、機内温度が規格上限値を超えないよ
うにする。
【0021】また、そのように装置本体10を待機状態
にするときは、ファン25の回転数を第1回転状態より
第2回転状態に下げて記録動作時より低速でファン25
を回転するとともに、ソレノイド34をオフし、付勢ば
ね36の付勢力によりホルダ30を図1中時計方向に回
動する。そして、オゾンフィルタ35を排気流路A外の
第2位置に移動し、ホルダ30をホルダ収納部20b内
に倒して保持する。これにより、装置本体10内から空
気と一緒に排出される粉塵等が、これ以上オゾンフィル
タ35に付着しないようにする。なお、この実施の形態
では、ソレノイド34をオンしてオゾンフィルタ35を
第1位置に移動する一方、付勢ばね36で第2位置に移
動したが、その反対に構成してもよい。
【0022】さらに、そのようにオゾンフィルタ35を
第2位置で保持したとき、ホルダ30は、その遮蔽板部
30aで排気口22の一部を遮蔽する。そして、ファン
25の回転数を下げたことと、排気口22の一部を遮蔽
板部30aで遮蔽したことで、装置本体10の待機時
に、排気流路Aを通って排気口22から外部へ漏れるフ
ァン25の回転音を低く抑える。
【0023】しかして、図示プリンタでは、請求項2に
記載の発明のように、装置本体10を待機状態にしたと
きから一定時間tが経過したとき、ソレノイド34をオ
ンしてホルダ30を回動し、オゾンフィルタ35を第1
位置に戻すとともに、ファン25の回転を停止する。
【0024】なお、画像形成装置が待機時もファンを常
時回転して通気を行う機種の場合には、装置本体を待機
状態にしてから、のちに記録動作を開始するまでの間、
オゾンフィルタを排気流路外の第2位置とすることが望
ましい。
【0025】ところで、請求項3に記載の発明では、た
とえば上述した図示実施の形態において、排気流路Aを
流れる空気の流速が、その排気流路Aを拡げたときと狭
めたときとでほぼ等しくなるように、ファン25の第1
回転状態の回転数に対して第2回転状態の回転数を設定
してなる、ことを特徴とする。
【0026】そして、装置本体10の待機時において
も、オゾンフィルタ35が第1位置にあるときの本来の
排気効果を低下させない範囲で、ファン25の回転音の
漏れ防止効果を発揮できるようにする。
【0027】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載の発明によ
れば、装置本体を待機状態としたとき、ファンの回転数
を第1回転状態より第2回転状態に下げることにより、
ファンの回転音自体を小さくすることができ、しかも、
オゾンフィルタを排気流路中の第1位置から排気流路外
の第2位置に移動したとき、ホルダで排気流路を狭める
ことから、装置本体の待機時におけるファンの回転音の
外部への漏れを少なくすることができる。
【0028】請求項2に記載の発明によれば、装置本体
を待機状態にしたときから一定時間が経過したときは、
ファンの回転を停止するとともに、オゾンフィルタを第
1位置に戻すことにより、無駄に電力を消費することを
防止することができる。
【0029】請求項3に記載の発明によれば、排気流路
を流れる空気の流速が、その排気流路を拡げたときと狭
めたときとでほぼ等しくなるように、ファンの第1回転
状態の回転数に対して第2回転状態の回転数を設定する
ことから、装置本体の待機時においても、オゾンフィル
タが第1位置にあるときの本来の排気効果を低下させな
い範囲で、ファンの回転音の漏れ防止効果を発揮させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態であるレーザプリンタ
において、その装置本体の排気部の概略構成図である。
【図2】その排気部に備えるオゾンフィルタを保持した
ホルダの斜視図である。
【図3】時間の経過とともに変わる装置本体の状態と、
その機内温度との関係を示す説明図である。
【図4】上述したレーザプリンタの内部機構の全体概略
構成図である。
【図5】従来の画像形成装置において、(a)はオゾン
フィルタが排気流路中にある状態を示し、(b)はオゾ
ンフィルタが排気流路外にある状態を示す状態説明図で
ある。
【符号の説明】
10 装置本体 25 ファン 30 ホルダ 34 ソレノイド(駆動手段) 35 オゾンフィルタ 36 付勢ばね(駆動手段) 40 CPU(駆動制御手段) t 待機時のファンの回転時間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内の空気を排気流路を通して排
    出するファンと、 前記排気流路中に設けて排気中のオゾンを除去するオゾ
    ンフィルタと、 そのオゾンフィルタを保持するホルダと、 そのホルダを移動する駆動手段と、 前記装置本体を待機状態にしたとき、その駆動手段を働
    かせて前記ホルダを移動し、前記オゾンフィルタを前記
    排気流路中の第1位置から前記排気流路外の第2位置に
    移動するとともに、該ホルダで前記排気流路を狭める一
    方、前記ファンの回転数を第1回転状態より第2回転状
    態に下げる駆動制御手段と、 を備える、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体を待機状態にしたときから
    一定時間が経過したとき前記駆動手段を働かせて前記ホ
    ルダを移動し、前記オゾンフィルタを前記第1位置に戻
    すとともに、前記駆動制御手段でファンの回転を停止し
    てなる、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記排気流路を流れる空気の流速が、そ
    の排気流路を拡げたときと狭めたときとでほぼ等しくな
    るように、前記ファンの前記第1回転状態の回転数に対
    して前記第2回転状態の回転数を設定してなる、請求項
    1または2に記載の画像形成装置。
JP8313008A 1996-11-08 1996-11-08 画像形成装置 Pending JPH10143030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8313008A JPH10143030A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8313008A JPH10143030A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10143030A true JPH10143030A (ja) 1998-05-29

Family

ID=18036127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8313008A Pending JPH10143030A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10143030A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8824915B2 (en) Image forming apparatus with fan control
JP2004191477A (ja) 画像形成装置、およびプリントヘッド
JPH10143030A (ja) 画像形成装置
JPH08185110A (ja) 画像形成機の換気装置
JP3099334B2 (ja) 画像形成装置
JPH0682234B2 (ja) 画像形成装置
JPS63132271A (ja) 静電記録装置
JPH07306619A (ja) 電子複写機のクリーニング装置
JP4051914B2 (ja) 画像形成装置
JPH11184352A (ja) プロセスカートリッジ
JPH02298968A (ja) 画像形成装置
JPH10123889A (ja) 画像形成装置
JP3418364B2 (ja) 作像ユニット,及び画像形成装置
JPH0772774A (ja) クリーナレス画像形成装置
JP2744372B2 (ja) 電子写真式記録装置
JPS6150170A (ja) 画像形成装置
JP3226364B2 (ja) 感光体クリーニング装置
JP2005181805A (ja) 画像形成装置
JP3244088B2 (ja) 画像形成装置
JPH0486837A (ja) 電子写真装置
JPH0216514B2 (ja)
JPH09127835A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP4283597B2 (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2616485B2 (ja) プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを着脱可能な画像形成装置
JPH089734Y2 (ja) 感光体ユニット