JPH10142911A - トナー補給容器 - Google Patents

トナー補給容器

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JPH10142911A
JPH10142911A JP29627796A JP29627796A JPH10142911A JP H10142911 A JPH10142911 A JP H10142911A JP 29627796 A JP29627796 A JP 29627796A JP 29627796 A JP29627796 A JP 29627796A JP H10142911 A JPH10142911 A JP H10142911A
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JP
Japan
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toner
resin
container
toners
toner supply
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JP29627796A
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Kimihiro Yoshino
公啓 吉野
Hiroshi Yamazaki
弘 山崎
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーに対する帯電性付与効果が少なく、電
荷の変動を与えることがなく、さらに、容器壁に付着し
て残留するトナーの量が少ないトナー補給容器の提供。 【解決手段】 トナーと樹脂からなる容器で構成された
トナー補給容器に於いて、該樹脂が脂肪族直鎖状ポリエ
ステル、脂肪族ポリエステルアミド、ポリ乳酸から選択
された樹脂又は多糖類を含有してなる樹脂であることを
特徴とするトナー補給容器により達成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーに対する帯
電性付与が少なく、容器壁に付着するトナー量が少ない
トナー補給容器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置に用いられるトナーの補給
容器にポリオレフィン系樹脂を用いたトナー補給容器は
公知である。しかしながらポリオレフィン系樹脂では絶
縁性が高いため、トナーの付着性が高く、補給時にトナ
ーが壁に残留する問題を有している。このため、芳香族
系ポリエステル等の材料を用いて、極性基を有する樹脂
を使用することでトナーの付着性を低減することも検討
されている。しかし、芳香族系ポリエステルでは、トナ
ーに対する帯電性の付与が大きいため、トナーの付着性
を低減することが困難である。
【0003】さらに、該芳香族ポリエステル系樹脂は摩
擦帯電性が高いことから、トナーへの帯電付与が発生
し、結果としてトナーの帯電性を変化させてしまうとい
う問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題に対
して、本発明の課題は、トナーに対する帯電性付与効果
が少なく、電荷の変動を与えることがなく、さらに、壁
に付着して残留するトナーの量が少ないトナー補給容器
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は下記
手段により達成される。
【0006】 トナーと樹脂からなる容器で構成され
たトナー補給容器に於いて、該樹脂が脂肪族直鎖状ポリ
エステル、脂肪族ポリエステルアミド、ポリ乳酸から選
択された樹脂であることを特徴とするトナー補給容器。
【0007】 トナーと樹脂からなる容器で構成され
たトナー補給容器に於いて、該樹脂が多糖類を含有して
なる樹脂から構成された樹脂であることを特徴とするト
ナー補給容器。
【0008】以下、本発明について具体的に説明する。
【0009】(容器構成材料)本発明では、容器を構成
する材料として、脂肪族系ポリエステル、ポリ乳酸から
えらばれた樹脂又は多糖類を含有する樹脂から構成され
た樹脂を使用することにより、トナーに対して摩擦帯電
性を与える影響が少なく、さらに、トナーの壁に対する
付着性を低減させることができるものである。この効果
としては明確では無いが、脂肪族系で構成された主鎖を
有し、さらに、カルボニル基、アミド基等の極性基を主
鎖中に有する材料であることから、樹脂として非極性で
あるポリオレフィン系樹脂とは異なり、帯電性の蓄積が
低減され、結果として本発明の効果が発生したものと推
定される。
【0010】このような脂肪族直鎖状ポリエステル、ポ
リ乳酸としては下記構造のものが挙げられる。
【0011】
【化1】
【0012】いずれの樹脂も成形性を考慮し、さらに、
耐久性を維持できる分子量として重量平均分子量で5千
〜100万、好ましくは1万〜50万を有することが好
ましい。分子量自体に関しては特に限定されるものでは
無いが、いわゆる成形した場合での硬度や耐久性を維持
できるだけの軟化点あるいは融点を有するものがよい。
この軟化点あるいは融点としては70℃以上を有するこ
とが好ましく、さらに好ましくは75〜250℃であ
る。軟化点が高すぎる場合には、成形を行うことが困難
になる。
【0013】多糖類を含有してなる樹脂を構成する多糖
類としては以下のものが挙げられる。
【0014】グルカン:澱粉、セルロース、グリコーゲ
ン、カロニン等 フルクタン:イヌリン、レバン等 マンナン:ゾウゲヤシマンナン等 キシラン ガラクツロナン:ペクチン酸等 マンヌロナン:アルギン酸等 N−アセチルグルコサミン重合体:キチン等 ジヘテログリカン:グアラン、コンニャクマンナン、コ
ンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸等 トリヘテログリカン:メスキットガム、ガッチガム等 テトラヘテログリカン:アラビアゴム、アサの実粘着物
等 さらに併用する樹脂としてはオレフィン系樹脂、ポリビ
ニルアルコール類などが挙げられる。含有量としては、
多糖類を重量で5〜50%、好ましくは10〜40%で
ある。この量よりも過小であると効果を発揮せず、過多
に存在させると容器自体の耐久性が低下するという問題
を発生する。
【0015】(トナーの構成)本発明に用いられるトナ
ーの構成としては、結着樹脂と着色剤と必要に応じて使
用されるその他の添加剤とを含有してなり、その平均粒
径は体積平均粒径で通常、1〜30μm、好ましくは5
〜20μmである。
【0016】トナー(着色粒子)を構成する結着樹脂と
しては特に限定されず、従来公知の種々の樹脂が用いら
れる。例えば、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチ
レン/アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられ
る。
【0017】トナー(着色粒子)を構成する着色剤とし
ては特に限定されず、従来公知の種々の材料が使用され
る。例えばカーボンブラック、ニグロシン染料、アニリ
ンブルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルト
ラマリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエ
ロー、メチレンブルークロライド、フタロシアニンブル
ー、マラカイトグリーンオクサレート、ローズベンガル
等が挙げられる。
【0018】その他の添加剤としては例えばサリチル酸
誘導体、アゾ系金属錯体等の荷電制御剤、低分子量ポリ
オレフィン、カルナウバワックス等の定着性改良剤等が
挙げられる。
【0019】また、磁性トナーを得る場合には着色粒子
に添加剤として磁性体粒子が含有される。磁性体粒子と
しては平均一次粒子径が0.1〜2.0μmのフェライ
ト、マグネタイト等の粒子が用いられる。磁性体粒子の
添加量は着色粒子中の20〜70重量%である。
【0020】また、流動性付与の観点から、無機微粒子
を着色粒子に添加してもよい。無機微粒子としてはシリ
カ、チタニア、アルミナ等の無機酸化物粒子が好まし
く、さらに、これら無機微粒子はシランカップリング剤
やチタンカップリング剤等によって疎水化処理されてい
ることが好ましい。
【0021】(容器の構成)本発明に用いられるトナー
補給容器の実施の形態を図面により以下に説明する。
【0022】図1は本発明に係るトナー補給容器の実施
の形態を示す斜視図、図2は該トナー補給容器の縦断面
図である。図1(a)は、トナー補給容器の全体斜視
図、図1(b)は、前記トナー補給容器の分解斜視図で
ある。
【0023】容器本体(ボトル)1は中空成形方法によ
り形成し(ブロー成形加工)、口金部材2は射出成形方
法により形成し、この個別に形成された容器本体1の底
部に、口金部材2を挿入し接着固定したものである。な
お、前記容器本体1と口金部材2とを一体成型してもよ
い。容器本体1及び口金部材2の材料として、本発明の
樹脂を用いた。
【0024】前記容器本体1の天部開口1Aは、キャッ
プ部材3により閉蓋される。前記天部開口1Aは、トナ
ーの製造充填工程で、該天部開口1Aから容器本体1内
に注入された後、キャップ部材3により閉蓋、密封され
る。該キャップ部材3も高密度ポリエチレン樹脂(HD
PE)等を用いた。
【0025】前記容器本体1の底部開口1Bに接続する
前記口金部材2の開口部2Aの周縁の外表面は封止面2
Bになっていて、可撓性シール部材4により密封されて
いる。トナー補給時には、前記口金部材2が図示しない
トナー補給装置に装着され、後述のスライド蓋(可動
蓋)5の移動により可撓性シール部材4を前記封止面2
Bから剥離して、前記開口部2Aを開放して、容器本体
1内に収容されたトナーをトナー補給装置のホッパ内に
放出する。前記可撓性シール部材4は、ポリエチレン
(PE)とポリエチレンテレフタレート(PET)とか
ら成るラミネートフィルムで、ポリエチレン側の面が前
記封止面2Bにヒートシールされる。
【0026】図3、図4は、前記トナー補給容器の底部
開口1Bを開閉可能にする開閉部材の実施の形態を示
し、図3は該トナー補給容器の底部開口1Bを閉じた状
態の縦断面図、図4は該トナー補給容器の他の縦断面図
及び正面図である。図5は該トナー補給容器の底部開口
1Bを開いた状態の斜視図である。
【0027】前記口金部材2の底部は、内側がトナー補
給用の開口部2Aであり、外側が図示しないトナー補給
装置との連結部2Cを形成している。前記口金部材2の
底部には、封止面2B、レール部2Dが形成されてい
る。
【0028】前記可撓性シール部材4の長手方向の一方
の端部は口金部材2の封止面2Bの端部に固着され、該
可撓性シール部材4の他方の端部は前記口金部材2の他
の面に固着されている。前記可撓性シール部材4の両端
部は上述のように口金部材2に固着され、前記レール部
2Dに摺動可能なスライド蓋5の周囲を摺動方向に巻回
するように設けられている。前記スライド蓋5は、トナ
ー補給前には、開口部2Aをを封止する可撓性シール部
材4を保護して遮蔽する。封止面2Bに剥離可能に接着
された可撓性シール部材4は、封止面2Bの内側のトナ
ー補給用の開口部2Aを封止している。トナー補給時に
は、前記トナー補給容器のレール部2Dに摺動するスラ
イド蓋5の移動により、可撓性シール部材4が封止面2
Bの一方の端部から次第に剥離され、開口部2Aを開放
してゆく。
【0029】図6は前記容器本体1と口金部材2の底面
図である。
【0030】前記口金部材2の封止面2Bの平面形状
は、内周及び外周がそれぞれ栗の実形をなす曲線から成
るほぼ等間隔のリング状の突起面である。前記封止面2
Bに接着された可撓性シール部材4は、前記栗の実形の
尖突部2Fから封止面2Bを剥離を開始し、該尖突部2
Fに対向する方向(図示の矢印方向)に剥離する。
【0031】前記封止面2Bの尖突部2Fは、半径約1
0mmの曲線形状をなし、かつ該尖突部2Fに接続する
両側の曲線部分の接線T1,T2がなす角度θは、10
0°〜170°が好ましい。このように、尖突部2Fの
曲線形状と接線角度θを設定することにより、、前記封
止面2Bに接着された可撓性シール部材4を図示の矢印
方向に引き剥がしたとき、可撓性シール部材4の中央部
での応力集中が緩和され、可撓性シール部材4の損傷が
防止される。
【0032】図7は、前記容器本体1の底部開口1B近
傍と前記口金部材2とを示す分解断面図、図8は、図7
におけるA部の拡大断面図である。
【0033】前記容器本体1の底部開口1Bを形成する
筒部の外周上には、リング状の溝部1Cが形成されてい
る。一方、前記口金部材2の筒部の内周上には、リング
状の突起条部2Eが形成されている。該突起条部2Eに
対向する内面側には、リング状の突起壁部2Gが突出し
ている。前記容器本体1の底部の筒部を、前記口金部材
2の突起条部2Eと突起壁部2Gとの間の空間に押し込
み、溝部1Cと突起条部2Eとを圧着嵌合させる強制嵌
着にすることにより、本発明の樹脂から成る前記容器本
体1と口金部材2とは、弾性的にきつく嵌着係止され一
体化される。更に、この嵌着係止部の周囲に、ホットメ
ルト系接着剤6によりシールし、固着することにより、
この嵌着係止部におけるトナーの漏出と、外気の進入を
防止する。
【0034】前記容器本体1の底部開口1Bとリング状
の溝部1Cとが形成されている筒部と、前記口金部材2
の突起条部2Eと突起壁部2Gとが形成されている筒部
とは、何れも図6に示すように栗の実形の曲線形状をな
し、円形に近い形状であるから、ブロー成型の精度が高
く、前記両筒部の嵌着が確実であり、空隙を生じない特
徴がある。
【0035】前記可撓性シール部材4を接着する封止面
2Bの端部には、切り欠き部2Hがリング状に穿設され
ている。該切り欠き部2Hの形状は、C面取り、凹状R
面取り、凸状R面取り等で形成される。前記封止面2B
に可撓性シール部材4を圧着してヒートシールすること
により、可撓性シール部材4の接着層が熱融着して、封
止面2Bに接着するとともに、該封止面2Bの周囲の切
り欠き部2Hにも熱融着して、可撓性シール部材4は封
止面2Bを確実に接着する。このようにして、封止面2
Bの幅を狭く設定しても、切り欠き部2Hを設けること
により、可撓性シール部材4は封止面2Bを確実に接着
することができる。
【0036】前記突起壁部2Gの基部の内側には、傾斜
面部2Jがリング状に形成されている。この傾斜面部2
Jは、トナー補給容器に振動や衝撃等の外力が加えら
れ、トナー補給容器の内部に収容されたトナーが、前記
封止面2Bと可撓性シール部材4との接着部付近を直撃
することを防止する。これにより、封止面2Bと可撓性
シール部材4の補給前の剥離が予防される。
【0037】図9は、トナー補給容器の底部近傍の縦断
面図である。
【0038】図は、前記容器本体1に口金部材2を嵌着
し、可撓性シール部材4をヒートシールにより熱接着し
て密封し、更にスライド蓋5を装着した状態を示す。可
撓性シール部材4の両端は前記口金部材2の一端により
固定されていて、その中間部は前記スライド蓋5の周囲
をループ状に周回して保持されている。スライド蓋5は
口金部材のレール部2Dに摺接し移動可能に支持されて
いる。
【0039】図10(a)は、スライド蓋5を移動させ
て可撓性シール部材4を封止面2Bから剥離する過程を
示すトナー補給容器の底部の縦断面図、図10(b)は
該トナー補給容器の底面図である。可撓性シール部材4
がスライド蓋5の移動により矢示方向(図示右方向)に
移動することにより、可撓性シール部材4は封止面2B
の尖突部2Fから次第に剥離されて、容器本体1の底部
開口1B及び口金部材2の開口部2Aを開放してゆく。
【0040】図11(a)は、スライド蓋5を更に移動
させて可撓性シール部材4を封止面2Bから剥離して、
容器本体1の底部開口1B及び口金部材2の開口部2A
を全開した状態を示すトナー補給容器の底部の縦断面
図、図11(b)は該トナー補給容器の底面図である。
この全開状態において、容器本体1内のトナーの全量が
排出され、図示しないトナー補給装置内に投入される。
【0041】図12は、本発明のトナー補給容器の他の
実施の形態を示す底面図である。前述の図6に示した口
金部材2の封止面2Bは、全面が曲線で形成されたルー
プ状を成すものであるが、図12に示す口金部材2の封
止面2Kは、尖突部2Lが小さい半径の曲線形状をな
し、かつ該尖突部2Lに接続する両側の直線部分M1、
M2がなす角度θは、100°〜170°に設定し、封
止面2Kの全体が各コーナーにR面を有する五角形状を
なす。
【0042】
【実施例】
実施例1 (トナーの製造)スチレン−アクリル樹脂100部に着
色剤としてカーボンブラック8部とさらに低分子量ポリ
プロピレン6部を加え、乾式混合した後に溶融混練、粉
砕分級した後に、外添剤として数平均一次粒子径が12
nmの疎水性シリカ0.7部を加えて体積平均粒径が
8.4μmのトナーを得た。
【0043】(トナー補給容器[カートリッジ]の作
成)補給容器としては前記図1〜図12で説明した容器
を用い、図に示す本体容器1の作成に使用する樹脂の種
類及び添加剤を表1のように変えて8種類の補給容器を
作成した。
【0044】
【表1】
【0045】尚、表1においてMIはメルトインデック
スである。
【0046】測定条件はJIS K 7210記載の方
法を用いた。
【0047】ポリプロピレン:230℃/2.16kg ポリエチレン :190℃/2.16kg (スライド蓋の構成)スライド蓋は図3〜5に示す構成
を有し、構成する樹脂としてはポリプロピレンである。
【0048】上記で成形して形成されたトナーカートリ
ッジにトナーを充填した。このトナーをカートリッジ中
に470g充填した。なお、上記カートリッジに於い
て、射出成形品では下部をヒートシールにて塞ぎ、さら
にキャップとしてポリプロピレンで成形されたものを熔
着した。また、中空成形品では、キャップにはポリエチ
レンで構成されたものを使用し嵌着し、下部はヒートシ
ールで塞いだ。
【0049】このトナーを充填したカートリッジを低温
低湿環境(10℃/20%RH)に24時間静置し、つ
いで25回振とうを行いトナーを流動化させ、その後に
開口部から排出させてトナーの残留率を測定した。残留
率は補給容器中に残留したトナーの量の充填されたトナ
ー全量に対する重量比で示したものである。
【0050】結果を表2に示した。
【0051】
【表2】
【0052】表2の結果に示す様に、本発明の構成を有
するトナー補給容器では、低温低湿の様な静電気的な付
着性の高い環境下でもトナーの残留が少なく、良好な補
給性を示すことができることがわかる。
【0053】
【発明の効果】本発明により、トナーに対する帯電性付
与効果が少なく、電荷の変動を与えることがなく、さら
に、容器壁に付着して残留するトナーの量が少ないトナ
ー補給容器を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトナー補給容器の斜視図。
【図2】上記トナー補給容器の縦断面図。
【図3】上記トナー補給容器の底部開口を閉じた状態の
縦断面図。
【図4】上記トナー補給容器の他の縦断面図及び正面
図。
【図5】上記トナー補給容器の底部開口を開いた状態の
斜視図。
【図6】容器本体と口金部材の底面図。
【図7】容器本体の底部開口近傍と口金部材とを示す分
解断面図。
【図8】図7におけるA部の拡大断面図。
【図9】トナー補給容器の底部近傍の縦断面図。
【図10】スライド蓋を移動させて可撓性シール部材を
封止面から剥離する過程を示すトナー補給容器の底部の
縦断面図及び該トナー補給容器の底面図。
【図11】容器本体の底部開口及び口金部材の開口部を
全開した状態を示すトナー補給容器の底部の縦断面図及
び該トナー補給容器の底面図。
【図12】本発明のトナー補給容器の他の実施の形態を
示す底面図。
【符号の説明】
1 容器本体 1B 底部開口(補給口) 1C リング状溝部 2 口金部材 2A 開口部 2B,2K 封止面 2E リング状の突起条部 2F,2L 尖突部 2G 突起壁部 2H 切り欠き部 2J 傾斜面部 3 キャップ部材 4 可撓性シール部材(封止部材) 5 スライド蓋(可動蓋) 6 接着剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーと樹脂からなる容器で構成された
    トナー補給容器に於いて、該樹脂が脂肪族直鎖状ポリエ
    ステル、ポリ乳酸から選択された樹脂であることを特徴
    とするトナー補給容器。
  2. 【請求項2】 トナーと樹脂からなる容器で構成された
    トナー補給容器に於いて、該樹脂が多糖類を含有してな
    る樹脂から構成された樹脂であることを特徴とするトナ
    ー補給容器。
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