JPH10141962A - 位置認識システム及び案内方法 - Google Patents
位置認識システム及び案内方法Info
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- JPH10141962A JPH10141962A JP8315621A JP31562196A JPH10141962A JP H10141962 A JPH10141962 A JP H10141962A JP 8315621 A JP8315621 A JP 8315621A JP 31562196 A JP31562196 A JP 31562196A JP H10141962 A JPH10141962 A JP H10141962A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 目標地点を迅速且つ的確に検出してユーザに
表示できるシステムを提供する。 【解決手段】 駐車場などの屋外空間やデパートあるい
は娯楽施設等の屋内空間などの所定位置にそれぞれ配置
されそれぞれの無線エリアを形成する複数の基地局(B
1〜BN)と、利用者が携帯する携帯端末101と、を
有する。複数の基地局は、少なくとも、それぞれの位置
データをそれぞれの無線エリアに送信することができ
る。携帯装置は、複数の基地局の配置データと復帰すべ
き基地局の目標位置データとを格納しておき、任意の基
地局から受信した当該基地局の位置データとメモリに格
納した配置データ及び目標位置データとに基づいて目標
位置に対応する基地局の方角及び距離を特定し、その方
角及び距離を所定形式で利用者に表示する。
表示できるシステムを提供する。 【解決手段】 駐車場などの屋外空間やデパートあるい
は娯楽施設等の屋内空間などの所定位置にそれぞれ配置
されそれぞれの無線エリアを形成する複数の基地局(B
1〜BN)と、利用者が携帯する携帯端末101と、を
有する。複数の基地局は、少なくとも、それぞれの位置
データをそれぞれの無線エリアに送信することができ
る。携帯装置は、複数の基地局の配置データと復帰すべ
き基地局の目標位置データとを格納しておき、任意の基
地局から受信した当該基地局の位置データとメモリに格
納した配置データ及び目標位置データとに基づいて目標
位置に対応する基地局の方角及び距離を特定し、その方
角及び距離を所定形式で利用者に表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は広い敷地あるいは空
間内でユーザに目的地点を指示すガイドシステムに係
り、例えば駐車場内に於ける車の駐車位置あるいはデパ
ート・娯楽施設などに於ける目的の店舗・娯楽施設の方
向及び距離を認識しユーザに表示する位置認識システム
及び案内方法に関する。
間内でユーザに目的地点を指示すガイドシステムに係
り、例えば駐車場内に於ける車の駐車位置あるいはデパ
ート・娯楽施設などに於ける目的の店舗・娯楽施設の方
向及び距離を認識しユーザに表示する位置認識システム
及び案内方法に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車車両の位置情報をユーザに知らせる
システムとしては、特開平6−97863号公報に開示
された駐車情報連絡装置がある。この従来のシステムで
は、路上にセッティングされたパーキングメータのよう
な固定用送受信装置を各駐車位置に予め設けておき、ユ
ーザは携帯用の送受信機を持ち歩く。固定用送受信装置
が発信する駐車車両の位置情報を携帯送受信機で受信す
ることにより、ユーザは駐車位置を自動的に確認するこ
とができる。
システムとしては、特開平6−97863号公報に開示
された駐車情報連絡装置がある。この従来のシステムで
は、路上にセッティングされたパーキングメータのよう
な固定用送受信装置を各駐車位置に予め設けておき、ユ
ーザは携帯用の送受信機を持ち歩く。固定用送受信装置
が発信する駐車車両の位置情報を携帯送受信機で受信す
ることにより、ユーザは駐車位置を自動的に確認するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、駐車施設内の多数の駐車位置に、そ
れぞれ1台の固定局が必要となり大規模な設備が必要に
なるという問題を有している。更に、携帯送受信機の表
示部には「スグモドレ」や駐車位置の目標などを示す簡
単なメッセージを表示するだけであるために、多数の車
両が駐車している広い駐車場で目標車両に到達すること
は容易ではない。
来の技術によれば、駐車施設内の多数の駐車位置に、そ
れぞれ1台の固定局が必要となり大規模な設備が必要に
なるという問題を有している。更に、携帯送受信機の表
示部には「スグモドレ」や駐車位置の目標などを示す簡
単なメッセージを表示するだけであるために、多数の車
両が駐車している広い駐車場で目標車両に到達すること
は容易ではない。
【0004】本発明の目的は、目標地点を迅速且つ的確
に検出してユーザに表示できるシステムを提供すること
にある。
に検出してユーザに表示できるシステムを提供すること
にある。
【0005】本発明の他の目的は、駐車場やデパート・
娯楽施設などにおいて出発地点に容易に戻ることができ
るシステムを提供することにある。
娯楽施設などにおいて出発地点に容易に戻ることができ
るシステムを提供することにある。
【0006】本発明の更に他の目的は、多大な設備を必
要としない位置認識システムを提供することにある。
要としない位置認識システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるシステム
は、所定空間の所定位置にそれぞれ配置されそれぞれの
無線エリアを形成する複数の基地局と、利用者が携帯す
る携帯装置と、からなる。所定空間としては、例えば駐
車場などの屋外空間やデパートあるいは娯楽施設等の屋
内空間などである。
は、所定空間の所定位置にそれぞれ配置されそれぞれの
無線エリアを形成する複数の基地局と、利用者が携帯す
る携帯装置と、からなる。所定空間としては、例えば駐
車場などの屋外空間やデパートあるいは娯楽施設等の屋
内空間などである。
【0008】複数の基地局は、少なくとも、それぞれの
位置データをそれぞれの無線エリアに送信する送信手段
を有する。携帯装置は、任意の基地局から少なくとも位
置データを受信する受信手段と、複数の基地局の配置デ
ータと目標位置に対応する基地局の目標位置データとを
格納するメモリと、任意の基地局から受信した当該基地
局の位置データとメモリに格納した配置データ及び目標
位置データとに基づいて目標位置に対応する基地局の方
角及び距離を特定するデータ処理手段と、少なくとも方
角を利用者に通知する通知手段と、を有する。
位置データをそれぞれの無線エリアに送信する送信手段
を有する。携帯装置は、任意の基地局から少なくとも位
置データを受信する受信手段と、複数の基地局の配置デ
ータと目標位置に対応する基地局の目標位置データとを
格納するメモリと、任意の基地局から受信した当該基地
局の位置データとメモリに格納した配置データ及び目標
位置データとに基づいて目標位置に対応する基地局の方
角及び距離を特定するデータ処理手段と、少なくとも方
角を利用者に通知する通知手段と、を有する。
【0009】また、本発明による案内方法によれば、先
ず、後で復帰する予定の所望基地局の無線エリア内で所
望基地局から複数の基地局の配置データと当該所望基地
局の第1位置データとを受信してメモリに格納してお
く。続いて、利用者が移動した後で所望基地局に復帰し
たい場合には、最寄りの任意の基地局から受信した当該
基地局の第2位置データと前記メモリに格納しておいた
配置データ及び第1位置データとに基づいて所望基地局
の方角及び距離を識別し、その方角及び距離を予め定め
られた方位パターン内に表示する。
ず、後で復帰する予定の所望基地局の無線エリア内で所
望基地局から複数の基地局の配置データと当該所望基地
局の第1位置データとを受信してメモリに格納してお
く。続いて、利用者が移動した後で所望基地局に復帰し
たい場合には、最寄りの任意の基地局から受信した当該
基地局の第2位置データと前記メモリに格納しておいた
配置データ及び第1位置データとに基づいて所望基地局
の方角及び距離を識別し、その方角及び距離を予め定め
られた方位パターン内に表示する。
【0010】利用者は携帯装置に表示される方向へ移動
するだけでよい。利用者が移動することで次の最寄りの
基地局からの位置データによって表示される方角及び距
離が更新され、こうして最終的に利用者は目的の所望基
地局に到達することができる。
するだけでよい。利用者が移動することで次の最寄りの
基地局からの位置データによって表示される方角及び距
離が更新され、こうして最終的に利用者は目的の所望基
地局に到達することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるガイドシス
テムの一実施形態の概要を示す模式図である。ここでは
駐車場システムに適用した場合を示す。同図において、
広い駐車場の敷地にN個の基地局B1〜BNが格子状に所
定間隔でセッティングされ、各基地局の無線エリアAは
隣接する周囲の基地局の無線エリアとオーバーラップす
るように設定されている。各基地局の無線エリアAには
複数台の駐車スペースがカバーされる。本実施形態のエ
リア設計では、各基地局の無線エリアAに最大6台の車
両が駐車可能となっている。
テムの一実施形態の概要を示す模式図である。ここでは
駐車場システムに適用した場合を示す。同図において、
広い駐車場の敷地にN個の基地局B1〜BNが格子状に所
定間隔でセッティングされ、各基地局の無線エリアAは
隣接する周囲の基地局の無線エリアとオーバーラップす
るように設定されている。各基地局の無線エリアAには
複数台の駐車スペースがカバーされる。本実施形態のエ
リア設計では、各基地局の無線エリアAに最大6台の車
両が駐車可能となっている。
【0012】携帯端末101を所持する利用者102は
車両103を基地局BNの駐車スペースに駐車し、現
在、基地局B2の無線エリア内にいるものとする。この
時、本システムによれば、携帯端末101の表示部に
は、後述するように、現在の位置からの目的車両103
の方角及び距離が概略的に表示され、これを見ながら利
用者は目的車両103へ到達することができる。以下、
本システムの構成を詳細に説明する。
車両103を基地局BNの駐車スペースに駐車し、現
在、基地局B2の無線エリア内にいるものとする。この
時、本システムによれば、携帯端末101の表示部に
は、後述するように、現在の位置からの目的車両103
の方角及び距離が概略的に表示され、これを見ながら利
用者は目的車両103へ到達することができる。以下、
本システムの構成を詳細に説明する。
【0013】なお、利用者が東西南北の方角を知ること
ができるように、駐車場には東西南北の方向が分かる標
識あるいはマークが表示されているものとする。例え
ば、北を示す何らかの標識を設置するだけでもよい。
ができるように、駐車場には東西南北の方向が分かる標
識あるいはマークが表示されているものとする。例え
ば、北を示す何らかの標識を設置するだけでもよい。
【0014】図2は本実施形態における各基地局の内部
回路構成を示す概略的ブロック図である。基地局は、無
線通信を行うための回路、すなわちアンテナ201、無
線部202、及びモデム部203を有し、更に動作全体
を制御する制御部204と、駐車場全体の基地局配置を
示す地図データ及び当該基地局の位置を示す区画データ
を格納するメモリ205が設けられている。例えば、地
図データの各基地局はそれらと対応するように配置され
たXY座標の座標点で表され、区画データはその中の1
つの座標点として表現されうる。
回路構成を示す概略的ブロック図である。基地局は、無
線通信を行うための回路、すなわちアンテナ201、無
線部202、及びモデム部203を有し、更に動作全体
を制御する制御部204と、駐車場全体の基地局配置を
示す地図データ及び当該基地局の位置を示す区画データ
を格納するメモリ205が設けられている。例えば、地
図データの各基地局はそれらと対応するように配置され
たXY座標の座標点で表され、区画データはその中の1
つの座標点として表現されうる。
【0015】なお、基地局は地図データ及び区画データ
を所定周期で発信する送信機能だけを有するものであっ
てもよい。基地局が送信機能だけであるから、システム
構成が非常に簡略化される。他方、制御部204が後述
する携帯端末101からの要求信号の受信を検出する
と、それに応答して地図データ及び区画データをメモリ
205から読み出して無線送信するように動作させるこ
とも可能である。携帯端末101からの要求に応答して
送信機能が動作するのであるから、基地局での電力消費
を大幅に低減させることができる。
を所定周期で発信する送信機能だけを有するものであっ
てもよい。基地局が送信機能だけであるから、システム
構成が非常に簡略化される。他方、制御部204が後述
する携帯端末101からの要求信号の受信を検出する
と、それに応答して地図データ及び区画データをメモリ
205から読み出して無線送信するように動作させるこ
とも可能である。携帯端末101からの要求に応答して
送信機能が動作するのであるから、基地局での電力消費
を大幅に低減させることができる。
【0016】図3は本実施形態における携帯端末101
の内部回路構成を示す概略的ブロック図である。携帯端
末101は、基地局との無線通信を行うためのアンテ
ナ、無線部301及びモデム302を有し、更に、携帯
端末の動作全体を制御すると共に、後述する目標車両の
方角及び距離を算出するためのプロセッサ303を有す
る。更に、プロセッサ303は最寄りの基地局からの無
線信号を受信するために受信信号の電界レベルを常にモ
ニタしている。
の内部回路構成を示す概略的ブロック図である。携帯端
末101は、基地局との無線通信を行うためのアンテ
ナ、無線部301及びモデム302を有し、更に、携帯
端末の動作全体を制御すると共に、後述する目標車両の
方角及び距離を算出するためのプロセッサ303を有す
る。更に、プロセッサ303は最寄りの基地局からの無
線信号を受信するために受信信号の電界レベルを常にモ
ニタしている。
【0017】メモリ304は、基地局から受信した地図
データ及び区画データその他必要なデータを格納するた
めのRAMである。プロセッサ303によって算出され
た目標車両の方角及び距離は、表示制御部305によっ
てLCD等の表示部306に所定形式で表示される。な
お、本実施形態では、構成を簡略化するために携帯端末
101には受信機能のみが設けられている。もちろん、
基地局に要求信号を送信し、その基地局から地図データ
及び区画データを受信できるように送信及び受信の両機
能を設けることも簡単である。
データ及び区画データその他必要なデータを格納するた
めのRAMである。プロセッサ303によって算出され
た目標車両の方角及び距離は、表示制御部305によっ
てLCD等の表示部306に所定形式で表示される。な
お、本実施形態では、構成を簡略化するために携帯端末
101には受信機能のみが設けられている。もちろん、
基地局に要求信号を送信し、その基地局から地図データ
及び区画データを受信できるように送信及び受信の両機
能を設けることも簡単である。
【0018】また、携帯端末101の表面にはセレクト
キー308やその他必要なキーが設けられ、キー操作信
号は利用者の指令としてキー入力制御部307を介して
プロセッサ303へ与えられる。本実施形態では、利用
者がセレクトキー308を操作することで目標車両の位
置登録と目標位置の呼出が行われる。より詳しくは、目
標位置においてセレクトキー308を操作することで、
そこの基地局から地図データ及びその基地局の区画デー
タを取り込んでメモリ304に格納する。
キー308やその他必要なキーが設けられ、キー操作信
号は利用者の指令としてキー入力制御部307を介して
プロセッサ303へ与えられる。本実施形態では、利用
者がセレクトキー308を操作することで目標車両の位
置登録と目標位置の呼出が行われる。より詳しくは、目
標位置においてセレクトキー308を操作することで、
そこの基地局から地図データ及びその基地局の区画デー
タを取り込んでメモリ304に格納する。
【0019】同様の操作をすることで、地図データの他
に複数の基地局から区画データを取り込んでメモリ30
4に格納することができる。そして、任意の基地局の無
線エリア内でセレクトキー308を操作してその基地局
から区画データを取り込み、更にスクロールキー等で所
望の目標位置を選択すれば、メモリ304に格納されて
いる地図データと該当する目標位置の区画データとが読
み出され、目標位置の方角及び距離が算出されて表示部
306に表示される。
に複数の基地局から区画データを取り込んでメモリ30
4に格納することができる。そして、任意の基地局の無
線エリア内でセレクトキー308を操作してその基地局
から区画データを取り込み、更にスクロールキー等で所
望の目標位置を選択すれば、メモリ304に格納されて
いる地図データと該当する目標位置の区画データとが読
み出され、目標位置の方角及び距離が算出されて表示部
306に表示される。
【0020】更に、携帯端末101には、バッテリ(図
示せず)を含むバッテリ部309が設けられ、各回路へ
電力を供給している。携帯端末101はバッテリ駆動で
あるから、使用しないときには電源を切断することが望
ましい。従って、例えばセレクトキー308を操作して
位置登録あるいは位置呼出を行う場合のみ無線部301
及びモデム302へ電源を供給するように制御してもよ
い。
示せず)を含むバッテリ部309が設けられ、各回路へ
電力を供給している。携帯端末101はバッテリ駆動で
あるから、使用しないときには電源を切断することが望
ましい。従って、例えばセレクトキー308を操作して
位置登録あるいは位置呼出を行う場合のみ無線部301
及びモデム302へ電源を供給するように制御してもよ
い。
【0021】図4は本実施形態による携帯端末の表示例
を示す平面図である。この携帯端末101の表面には、
液晶表示部306、セレクトキー308、その他キーが
設けられ、液晶表示部306の上には距離表示の凡例が
印刷されている。
を示す平面図である。この携帯端末101の表面には、
液晶表示部306、セレクトキー308、その他キーが
設けられ、液晶表示部306の上には距離表示の凡例が
印刷されている。
【0022】本実施形態における携帯端末101では、
現在位置からの目標位置の方角は東西南北を示した方位
図に点滅する点として表示され、目標位置までの距離は
点滅する点の数で表示される。この例では、1個が「近
く」、2個が「少し遠い」、そして3個が「遠い」、と
いう3区分で距離が表示される。
現在位置からの目標位置の方角は東西南北を示した方位
図に点滅する点として表示され、目標位置までの距離は
点滅する点の数で表示される。この例では、1個が「近
く」、2個が「少し遠い」、そして3個が「遠い」、と
いう3区分で距離が表示される。
【0023】更に、本実施形態における携帯端末101
では、上述したように複数の目標位置(例えば駐車位置
など)が登録可能であり、更に複数の目標場所を予め地
図データに登録しておくこともできる。例えば、図4に
は、駐車場、レストルーム、本屋等の目標場所が地図デ
ータに記録されており、セレクトキー308によって選
択するようになっている。ある基地局の近傍でレストル
ームを選択すれば、予め登録されたレストルームの区画
データからその方角及び距離が表示される。
では、上述したように複数の目標位置(例えば駐車位置
など)が登録可能であり、更に複数の目標場所を予め地
図データに登録しておくこともできる。例えば、図4に
は、駐車場、レストルーム、本屋等の目標場所が地図デ
ータに記録されており、セレクトキー308によって選
択するようになっている。ある基地局の近傍でレストル
ームを選択すれば、予め登録されたレストルームの区画
データからその方角及び距離が表示される。
【0024】図5は本実施形態における各基地局の無線
エリア構成の一例を示す図である。この例では、各無線
エリアの半径が基地局間隔にほぼ等しく設定され、1つ
の無線エリアが車両4〜5台のスペースをカバーしてい
る。このように無線エリアを設計すれば、利用者が駐車
場内のどの位置にいても最寄りの基地局からのデータを
受信することができる。もちろん、基地局の設置個数も
考慮に入れて、受信不可能なエリアが存在しないように
個別に無線エリアの設計を行えばよい。
エリア構成の一例を示す図である。この例では、各無線
エリアの半径が基地局間隔にほぼ等しく設定され、1つ
の無線エリアが車両4〜5台のスペースをカバーしてい
る。このように無線エリアを設計すれば、利用者が駐車
場内のどの位置にいても最寄りの基地局からのデータを
受信することができる。もちろん、基地局の設置個数も
考慮に入れて、受信不可能なエリアが存在しないように
個別に無線エリアの設計を行えばよい。
【0025】図6(A)は本実施形態における位置登録
動作を示す模式図、(B)は同じく方角及び距離算出動
作を示す模式図である。図1に示す駐車場の場合を考え
ると、先ず、図6(A)において、利用者は車両を基地
局BNの駐車スペースに駐車する。各基地局は、所定周
期で駐車場の地図データと当該基地局の区画データとを
無線エリア内に送信している。この無線エリア内で利用
者が携帯端末101のセレクトキー308を押すと、携
帯端末101の無線部301及びモデム302を通して
基地局BNからの地図データ及び区画データが入力す
る。これらのデータをプロセッサ303はメモリ304
に格納し位置登録を終了する。なお、既に述べたよう
に、携帯端末101が要求信号を基地局BNへ発信し、
それに応じて基地局BNが地図データ及び区画データを
送信するシステムであっても同様である。
動作を示す模式図、(B)は同じく方角及び距離算出動
作を示す模式図である。図1に示す駐車場の場合を考え
ると、先ず、図6(A)において、利用者は車両を基地
局BNの駐車スペースに駐車する。各基地局は、所定周
期で駐車場の地図データと当該基地局の区画データとを
無線エリア内に送信している。この無線エリア内で利用
者が携帯端末101のセレクトキー308を押すと、携
帯端末101の無線部301及びモデム302を通して
基地局BNからの地図データ及び区画データが入力す
る。これらのデータをプロセッサ303はメモリ304
に格納し位置登録を終了する。なお、既に述べたよう
に、携帯端末101が要求信号を基地局BNへ発信し、
それに応じて基地局BNが地図データ及び区画データを
送信するシステムであっても同様である。
【0026】続いて、図6(B)に示すように、利用者
が基地局B2の無線エリア内でセレクトキー308を押
すと、プロセッサ303は最寄りの基地局B2の送信デ
ータのうち基地局B2の位置を示す区画データのみを取
り込み、位置登録により格納された基地局BNの区画デ
ータと比較して駐車場内での方角と距離を算出する。こ
うして算出された方角と距離は、図4に示す方位図40
1における点滅する点の方向と個数でそれぞれ表示され
る。以上の動作を繰り返すことにより、移動しながらで
も随時距離・方角の認識を行うことができる。
が基地局B2の無線エリア内でセレクトキー308を押
すと、プロセッサ303は最寄りの基地局B2の送信デ
ータのうち基地局B2の位置を示す区画データのみを取
り込み、位置登録により格納された基地局BNの区画デ
ータと比較して駐車場内での方角と距離を算出する。こ
うして算出された方角と距離は、図4に示す方位図40
1における点滅する点の方向と個数でそれぞれ表示され
る。以上の動作を繰り返すことにより、移動しながらで
も随時距離・方角の認識を行うことができる。
【0027】また、目的地点が出発地点でなくデパート
・娯楽施設の店舗、遊戯施設であれば、基地局の発信し
ている地図データより、目的地の位置データを呼び出
し、現在位置・目的地位置データより現在位置、目的地
の距離・方角を算出し、表示部306の方位図401に
表示を行う。
・娯楽施設の店舗、遊戯施設であれば、基地局の発信し
ている地図データより、目的地の位置データを呼び出
し、現在位置・目的地位置データより現在位置、目的地
の距離・方角を算出し、表示部306の方位図401に
表示を行う。
【0028】なお、上記実施形態では、目的位置の方角
及び距離を視覚的に表示したが、音声合成器を設けて音
声により利用者に通知してもよい。
及び距離を視覚的に表示したが、音声合成器を設けて音
声により利用者に通知してもよい。
【図1】本発明によるガイドシステムの一実施形態の概
要を示す模式図である。
要を示す模式図である。
【図2】本実施形態における各基地局の内部回路構成を
示す概略的ブロック図である。
示す概略的ブロック図である。
【図3】本実施形態における携帯端末101の内部回路
構成を示す概略的ブロック図である。
構成を示す概略的ブロック図である。
【図4】本実施形態による携帯端末の表示例を示す平面
図である。
図である。
【図5】本実施形態における各基地局の無線エリア構成
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図6】(A)は本実施形態における位置登録動作を示
す模式図、(B)は同じく方角及び距離算出動作を示す
模式図である。
す模式図、(B)は同じく方角及び距離算出動作を示す
模式図である。
101 携帯端末 102 利用者 103 目標車両 201 アンテナ 202 無線部 203 モデム部 204 制御部 205 情報データテーブル記憶部 301 無線部 302 モデム 303 プロセッサ 304 地図及び区画データメモリ 305 表示制御部 306 表示部 307 キー入力制御部 308 セレクトキー 309 バッテリ部 401 方位図 A 無線エリア B1〜BN 基地局
Claims (10)
- 【請求項1】 所定空間の所定位置にそれぞれ配置され
それぞれの無線エリアを形成する複数の基地局と、利用
者が携帯する携帯装置と、からなり、前記利用者を前記
所定空間の任意の位置から目標位置へ到達させるための
システムにおいて、 前記複数の基地局の各々は、少なくとも、それぞれの位
置データをそれぞれの無線エリアに送信する送信手段か
らなり、 前記携帯装置は、 任意の基地局から少なくとも前記位置データを受信する
受信手段と、 前記複数の基地局の配置データと前記目標位置に対応す
る基地局の目標位置データとを格納するメモリと、 任意の基地局から受信した当該基地局の位置データと前
記メモリに格納した前記配置データ及び前記目標位置デ
ータとに基づいて、前記目標位置に対応する基地局の方
角及び距離を特定するデータ処理手段と、 少なくとも前記方角を前記利用者に通知する通知手段
と、 からなる、 ことを特徴とする位置認識システム。 - 【請求項2】 前記携帯装置の通知手段は、前記方角を
視覚的に表示する表示手段からなることを特徴とする請
求項1記載の位置認識システム。 - 【請求項3】 前記表示手段は、方位パターンを表示す
ると共に、前記方位パターン内に前記方角を示す所定マ
ークを表示し、 前記所定空間には前記方位パターンを方向付ける指示標
識が設置されている、ことを特徴とする請求項2記載の
位置認識システム。 - 【請求項4】 前記携帯装置の表示手段は、更に、前記
距離を視覚的に表示することを特徴とする請求項2記載
の位置認識システム。 - 【請求項5】 前記表示手段は、方位パターンを表示す
ると共に、前記方位パターン内に前記方角を示す第1マ
ークと前記距離を示す第2マークを表示し、 前記所定空間には前記方位パターンを方向付ける指示標
識が設置されている、 ことを特徴とする請求項4記載の位置認識システム。 - 【請求項6】 前記方角は前記方位パターン内の対応す
る方向に点滅マークを表示することで表され、前記距離
は前記点滅マークの個数によって表される、ことを特徴
とする請求項5記載の位置認識システム。 - 【請求項7】 前記複数の基地局の各々は、通信手段と
しては前記送信手段のみからなることを特徴とする請求
項1記載の位置認識システム。 - 【請求項8】 前記携帯装置は、更に、前記配置データ
及び位置データを最寄り基地局に対して要求するための
要求送信手段を有し、 前記複数の基地局の各々は更に要求受信手段を有し、前
記要求受信手段によって受信された前記携帯装置からの
データ要求に応答して前記送信手段は前記配置データ及
び前記位置データを前記携帯装置へ送信することを特徴
とする請求項1記載の位置認識システム。 - 【請求項9】 所定空間の所定位置にそれぞれ配置され
それぞれの無線エリアを形成する複数の基地局と、利用
者が携帯する携帯装置と、からなり、前記利用者を前記
所定空間の任意の基地局から所望基地局へ到達させるた
めの案内方法において、 前記携帯装置は、 前記所望基地局の無線エリア内で、前記所望基地局から
前記複数の基地局の配置データと当該所望基地局の第1
位置データとを受信してメモリに格納し、 任意の基地局から受信した当該基地局の第2位置データ
と前記メモリに格納した前記配置データ及び前記第1位
置データとに基づいて、前記所望基地局の方角及び距離
を識別し、 前記方角及び前記距離を予め定められた方位パターン内
に表示する、 ことを特徴とする案内方法。 - 【請求項10】 前記方角は前記方位パターン内の対応
する方向に点滅マークを表示することで表され、前記距
離は前記点滅マークの個数によって表される、ことを特
徴とする請求項9記載の案内方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8315621A JPH10141962A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 位置認識システム及び案内方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8315621A JPH10141962A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 位置認識システム及び案内方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10141962A true JPH10141962A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=18067575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8315621A Pending JPH10141962A (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 位置認識システム及び案内方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10141962A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-11-12 JP JP8315621A patent/JPH10141962A/ja active Pending
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---|---|---|---|
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