JPH10141926A - 形状測定方法および装置 - Google Patents

形状測定方法および装置

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JPH10141926A
JPH10141926A JP8301476A JP30147696A JPH10141926A JP H10141926 A JPH10141926 A JP H10141926A JP 8301476 A JP8301476 A JP 8301476A JP 30147696 A JP30147696 A JP 30147696A JP H10141926 A JPH10141926 A JP H10141926A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 干渉計を用いて観察物体の形状測定をする場
合でも、観察物体の形状を精度良く推定できる形状測定
方法を提供する。 【解決手段】 観察物体の形状情報を持つ光と参照光と
を干渉させることにより、観察物体の形状に依存する干
渉像を生成して観察物体の形状を推定するにあたり、干
渉像によって観察される位相特異点と観察物体の基準点
との相対位置を検出し、その相対位置に基づいて観察物
体の形状を演算して推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、微小物体の形状
を測定、検査する形状測定方法、およびかかる方法を実
施する形状測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】干渉計を用いて物体の形状を測定、検査
する形状測定装置は、例えば、D.Malacara, "Optical S
hop Testing", John Wiley and Sons, New York (1978)
に示されているように、従来種々提案されている。特
に、フリンジスキャンを用いた位相計測は、使用波長の
1/100以下の精度で表面凹凸を検出することが可能
なことから、物体の微細表面形状の測定に広く用いられ
ている。
【0003】ところで、物体表面に段差がある場合、そ
の回折光には、段差の近傍に位相の飛び(特異点)が発
生することが、例えば、C.Bouwhius,et.al., "Principl
es of Optical Disc Systems", Intern.Trens in Opti
c, Acad.Press (1991) に示されている。この大きさ無
限小の特異点は、段差に限らず、物体の光学物性的不連
続点(異なる二つの物質の境界または段差位置等)のご
く近傍に発生することが多い。したがって、特異点の位
置を高い精度で測定することにより、その発生原因とな
っている光学物性的不連続点を高い精度で測定すること
ができる。
【0004】さらに、位相計測によれば、従来の解像限
界と言われていたレーリーの限界よりも細かいものも観
察できるということが、V.P.Tychinsky, "Computerized
Phase Microscope for Investigation of Submicron S
tructure", Optics Communications, Vol.74 (1989), p
p.37-40 に示されている。現在、ICパターンや磁気ヘ
ッドのヘッドギャップがますます細かくなり、従来の光
学顕微鏡ではそれらの測定検査が困難なものになってき
ているが、位相計測がその問題解決の鍵になる可能性を
示唆している。
【0005】図3は、従来の形状測定装置の構成を示す
ものである。この形状測定装置は、トワイマン・グリー
ンタイプの干渉計を用いたもので、レーザ光源1から平
行光となって射出されたコヒーレントな照明光は、ビー
ムエキスパンダ2により適当な径に広げられたのち、ハ
ーフミラーよりなる干渉装置3により、観察物体4へ向
かう観察光路5と、参照物体6へ向かう参照光路7とに
分割される。観察物体4および参照物体6で反射された
光は、観察光路5および参照光路7を引き返し、干渉装
置3で合成されて干渉する。この合成された光は、対物
レンズ8を通ることにより、観察物体4と参照物体6と
の合成像が、所定の結像位置に配置されたCCDよりな
る撮像装置9上に形成され、その像がコントローラ10
を経て画像表示装置11に表示される。
【0006】ここで、撮像装置9の撮像面上に投影され
る合成像には、干渉装置3から観察物体4で反射されて
再び干渉装置3まで戻る観察光路5の光路長と、干渉装
置3から参照物体6で反射されて再び干渉装置3まで戻
る参照光路7の光路長のと局所的な差に応じた干渉縞が
発生している。したがって、コントローラ10により位
相変調器12を駆動して、参照物体6を光軸方向に移動
させ、これにより光路長差を少しずつ変化させて、干渉
縞を移動させながら複数の干渉画像を撮像装置9によっ
て取り込めば、それらの干渉画像に基づいて観察物体表
面近辺の位相分布を算出することができる。なお、フリ
ンジスキャンなどの複数の干渉画像より位相分布を算出
する方法は、例えば、Catherine Creath, "PHASE-MEASU
REMENT INTERFEROMETRY TECHNIQUES", Progress in Opt
ics XXVI, Amsterdam 1988, pp.350-393、および特開平
5−232384号公報に詳しく説明されている。
【0007】しかし、位相特異点を用いた観察物体の形
状測定には、以下の問題がある。すなわち、従来は位相
特異点の横位置のみを測定して、観察物体表面の光学物
性的不連続点を求めるようにしているため、例えば、観
察物体の表面に溝状構造体が存在した場合には、その溝
状構造体の幅は測定できても、その深さは測定すること
ができない。
【0008】さらに、本発明者による観察物体表面近傍
における詳細かつ入念な電場解析によれば、特異点は必
ずしも観察物体表面上に現れるのではなく、観察物体の
形状に敏感に反応して出現する高さ位置を変化させるこ
と、そして、特異点が観察物体表面から離れた位置に出
現する場合は、その特異点の横位置が必ずしも観察物体
の光学物性的不連続点の横位置に一致するものではない
ことが判明した。このことを図4〜図7を用いて説明す
る。
【0009】図4は、本発明者が電場解析に用いた観察
物体(回折格子)のモデルを示すものである。このモデ
ルは、酸化シリコン(SiO2 )基板15上に、2μm
の周期で、幅1.5μm(w)、間隔(溝幅)0.5μ
m(w)、厚さtの窒化シリコン(Si34 )膜16
を形成したものである。SiO2 基板15およびSi 3
4 膜16の屈折率nは、それぞれn=1.5およびn
=2とした。この観察物体に、上方から波長λ=0.6
33μmの平面波を垂直に入射させる。
【0010】図5(a)および(b)は、図4に示した
観察物体のSi34 膜16の厚さtをt=0.2μm
として、真上からNA=0.9の対物レンズで見たとき
に、観察物体表面近傍にできる見かけの電場の位相分布
の等高線を、P偏光の場合(図5(a))とS偏光の場
合(図5(b))とに分けて示したものである。ここ
で、P偏光とは、観察物体表面の格子に平行(紙面に垂
直)な電場成分であり、S偏光とは、P偏光に垂直(紙
面に平行)な電場成分である。
【0011】図5において、位相特異点は、位相分布の
等高線が集中している箇所として示されており、観察物
体表面の隣接するSi34 膜16の間にできた溝の段
差の近傍に出現している。しかし、位相特異点は、必ず
しも観察物体表面と一致しておらず、観察物体表面から
hの高さ位置に出現し、しかもP偏光とS偏光とで高さ
hが異なっている。さらに、位相特異点の横位置(間
隔)sも、図5(b)に示されているように、観察物体
表面の段差の間隔と必ずしも一致するものではない。
【0012】図6(a)および(b)は、上記観察物体
のSi34 膜16の厚さtを変えて、Si34 膜1
6の上面から見たときの、二つの位相特異点の出現する
高さh、およびその二つの位相特異点の間隔sの関係
を、P偏光の場合(図6(a))とS偏光の場合(図6
(b))とに分けて示したものである。また、図7
(a)および(b)は、上記観察物体のSi34 膜1
6の溝幅(間隔)wを変えて、同様に、Si34 膜1
6の上面から見たときの、二つの位相特異点の出現する
高さh、およびその二つの位相特異点の間隔sの関係
を、P偏光の場合(図7(a))とS偏光の場合(図7
(b))とに分けて示したものである。
【0013】図6および図7から明らかなように、位相
特異点の出現する観察物体表面からの高さh、および位
相特異点の間隔sとも、Si34 膜16の厚さt、お
よび間隔wによって敏感に値を変える。特に、位相特異
点の間隔sは、観察物体のSi34 膜16の間隔wと
必ずしも一致するものではないことがわかる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、位相
分布と観察物体の形状との相関が正しく把握されていな
ければ、位相分布の測定から観察物体の形状を正しく特
定することはできないことになる。しかしながら、従来
の干渉計を用いた形状測定装置にあっては、計測された
位相分布をそのまま出力するようにしているため、観察
物体の正しい形状を与えていたとは限らない。例えば、
位相特異点を用いた光学物性的不連続点の検出において
は、検出された位相特異点の横位置は、光学物性的不連
続点の横位置と必ずしも一致しないため、例えば溝状構
造物の幅測定に関しては、実際の値と異なる測定値を与
えることになる。さらに、従来の形状測定装置にあって
は、位相特異点の横位置のみを検出するようにしている
ため、例えば観察物体表面上にある溝状構造物の幅は測
定できても、その深さは測定できない。
【0015】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、その第1の目的は、干渉計を用
いて観察物体の形状測定をする場合でも、観察物体の形
状を精度良く推定できる形状測定方法を提供しようとす
るものである。
【0016】さらに、この発明の第2の目的は、上記の
形状測定方法を簡単な構成で実施でき、観察物体の形状
を精度良く推定できるようにした形状測定装置を提供し
ようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、この発明は、観察物体の形状情報を持つ光と参
照光とを干渉させることにより、前記観察物体の形状に
依存する干渉像を生成して前記観察物体の形状を推定す
るにあたり、前記干渉像によって観察される位相特異点
と前記観察物体の基準点との相対位置を検出し、その相
対位置に基づいて前記観察物体の形状を演算して推定す
ることを特徴とするものである。
【0018】このように、この発明に係る形状測定方法
においては、干渉像によって観察される位相特異点と観
察物体の基準点との相対位置を検出し、その相対位置に
基づいて観察物体の形状を演算して推定するようにして
いるので、上記の相対位置と観察物体の形状との相関
を、あらかじめ理論的あるいは経験的に求めておけば、
検出した相対位置をその相関に照らし合わせて演算する
ことにより、観察物体の形状を精度良く推定することが
可能となる。
【0019】この発明の好適一実施形態においては、直
交する二つの偏光成分を用いて干渉像を形成するのが、
異なった偏光成分毎の位相特異点の位置を検出できるの
で、観察物体の形状をより正確に推定する点で好まし
い。
【0020】この発明の好適一実施形態においては、複
数の波長の光を用いるのが、観察物体の基準点を容易に
検出すると共に、波長毎の位相特異点の位置を検出して
観察物体の形状をより正確に推定する点で好ましい。
【0021】この発明の好適一実施形態では、所定の形
状パラメータを用いて観察物体の形状を推定するのが、
演算を容易にする点で好ましい。すなわち、所定の形状
パラメータと、位相特異点および観察物体の基準点の相
対位置との関数を、予想される形状パラメータの範囲内
で計算あるいは経験より求めておけば、検出した位相特
異点と基準点との相対位置から形状パラメータを代数的
に容易に算出することができ、観察物体の形状をより正
確に推定することが可能となる。
【0022】この発明の好適一実施形態では、形状パラ
メータは観察物体上の構造物の幅、高さ、および屈折率
の少なくとも一つを含むようにする。ここで、構造物の
幅を含む場合には、例えば、ICや磁気ディスクの検査
における線幅を容易に測定することが可能となり、構造
物の高さを含む場合には、例えば、IC等のリードパタ
ーンの高さを容易に測定することが可能となり、構造物
の屈折率を含む場合には、例えば、シリコン基板にドー
ピングされた不純物のドーピング量を同定することが可
能となる。
【0023】さらに、上記第2の目的を達成するため、
この発明の形状測定装置は、光源と、この光源から発し
た照明光を観察物体および参照物体にそれぞれ導く照明
手段と、前記観察物体および前記参照物体をそれぞれ透
過あるいは反射した光を干渉させる干渉手段と、この干
渉手段により生成される干渉像を結像させる結像手段
と、この結像手段の焦点合わせを行う焦点調節手段と、
前記観察物体の基準点の位置を検出する観察物体位置検
出手段と、前記干渉像によって観察される位相特異点の
位置を検出する特異点位置検出手段と、前記観察物体位
置検出手段で検出した前記基準点の位置と前記特異点位
置検出手段で検出した前記位相特異点の位置との相対位
置に基づいて前記観察物体の形状を算出する演算手段
と、を有することを特徴とするものである。
【0024】このように、この発明に係る形状測定装置
においては、光源から発せられた照明光により、照明手
段、干渉手段および結像手段によって干渉像を形成し、
焦点調節手段により焦点位置を調節しながら特異点位置
検出手段により位相特異点の位置を検出し、観察物体位
置検出手段により観察物体の基準点の位置を検出して、
これら位相特異点および基準点の相対位置に基づいて、
演算手段により観察物体の形状を算出するようにしたの
で、演算手段において、あらかじめ求められた位相特異
点および基準点の相対位置と観察物体の形状との相関を
用いることにより、観察物体の形状を精度良く推定する
ことが可能となる。
【0025】この発明の好適一実施形態では、結像手段
の光路中に偏光変調手段を配置するのが、直交する二つ
の偏光成分の位相特異点の位置を検出して、観察物体の
形状をより正確に推定する点で好ましい。
【0026】この発明の好適一実施形態では、光源を、
複数の波長の光を発するよう構成するのが、観察物体の
基準点を容易に検出すると共に、波長毎の位相特異点の
位置を検出して観察物体の形状をより正確に推定する点
で好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】この発明に係る形状測定方法につ
いて、再び図4、図6および図7を用いて説明する。測
定対象の観察物体が、図4に示すように、SiO2 基板
15上に、2μmの間隔で、幅1.5μm(w)、膜厚
tのSi34 膜16を、間隔0.5μm(w)で形成
したもので、その厚さtのみが不定であるとする。この
ような観察物体に対して、観察物体の上方から、波長λ
=0.633μmの平面波を、観察物体表面に垂直に入
射し、観察物体より反射した光を、真上からNA=0.
9の対物レンズで結像させて位相分布を測定した場合、
SiO2 基板15上で、膜厚tの隣接するSi34
16で挟まれた、幅0.5μm(w)、深さtの溝の両
側の段差に対応する二つの位相特異点の、Si34
16の上面からの高さh、およびその二つの位相特異点
の間隔sが、図6に示すように、溝の深さtにより変化
することが、計算で求まっているものとする。
【0028】したがって、図6の関係を用いれば、S偏
光におけるhとsとを測定することにより、観察物体表
面の溝の高さtを求めることができる。特に、t=0.
15μm〜0.17μmにおいては、S偏光におけるh
がtに対して敏感に変化しているので、S偏光における
hの測定値だけでもtを高い精度で求めることが可能で
ある。同様に、t=0.135μm〜0.15μm、お
よびt=0.18μm〜0.25μmの場合でも、P偏
光におけるhの測定値だけでtを高い精度で求めること
が可能である。
【0029】さらに、溝の深さtだけでなく、溝の幅w
も不定である場合には、種々の溝の幅におけるhとsと
の相関を、図7に示すようにあらかじめ求めておくこと
により、測定対象の観察物体のhとsとを測定すること
により、観察物体表面のSi 34 膜16の幅wを求め
ることができる。このように、予想し得る様々なtとw
に対するhとsとの関係を計算(シミュレーション)あ
るいは経験で求めておけば、hとsとの実測値と、図6
および図7に例示したような計算あるいは経験で求めら
れたtおよびwに対するhとsとのマッチングにより、
測定対象の観察物体のtとwとを推定することが可能と
なる。
【0030】なお、使用する光の波長が異なると、相対
的にSi34 膜16の間隔wおよび膜厚tが異なる場
合と相似となり、図6および図7に示すtおよびwに対
するhとsとの関係が全く別のものになるので、使用す
る光の波長毎のtおよびwに対するhとsとの関係をあ
らかじめ求めておけばよい。また、このように、複数の
波長毎のtおよびwに対するhとsとの関係を求めてお
けば、複数の波長におけるhとsとの実測値を用いて観
察物体の形状を推定することにより、より正確な推定が
可能となる。
【0031】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は、この発明を実施する形状測定装
置の一実施例を示すものである。この形状測定装置は、
高精度な平面ミラーよりなる参照ミラー21と、レーザ
光源22と、レーザ光源22から射出される直線偏光を
円偏光の照明光に変換する1/4波長板23と、この照
明光の径を広げるビームエキスパンダ24と、白色光源
25と、白色光源25およびレーザ光源22からの照明
光を合成するダクロイックミラー26と、合成された照
明光を観察物体27に導く観察光路と参照ミラー21に
導く参照光路とに分割すると共に、観察物体27および
参照ミラー21でそれぞれ反射される光を再び合成して
干渉させるハーフミラー28と、観察物体27および参
照ミラー21をそれぞれ拡大投影するために、ハーフミ
ラー28と観察物体27との間およびハーフミラー28
と参照ミラー21との間にそれぞれ配置され、それぞれ
の後側焦点位置が互いに共役関係にある観察対物レンズ
29および参照対物レンズ30と、ダイクロイックミラ
ー26とハーフミラー28との間の光路中に挿脱可能
で、光路中に挿入された状態では後側焦点位置が観察対
物レンズ29および参照対物レンズ30の瞳位置にほぼ
一致するように配置したケーラーレンズ31と、ハーフ
ミラー28によって形成される観察物体27と参照ミラ
ー21との干渉像を結像する結像レンズ32と、この結
像レンズ32の結像面に受光面を配置した、例えばCC
Dよりなる撮像素子33と、ハーフミラー28と撮像素
子33との間に挿脱可能で、かつ回転可能に配置した偏
光変調手段としてのアナライザ34と、観察物体27を
保持すると共に、該観察物体27を観察対物レンズ29
に対して焦点調節するための、例えばピエゾ素子を有す
る焦点調節装置35と、参照ミラー21を保持すると共
に、参照光路のリタデーションを調節する、例えばピエ
ゾ素子を有するリタデーション調節装置36と、撮像素
子33、焦点調節装置35およびリタデーション調節装
置36に電気的に接続したコントローラ37と、このコ
ントローラ37に電気的に接続した演算装置38とを有
する。
【0032】次に、図1に示す形状測定装置の動作を、
図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。先
ず、ステップ51および52で、観察物体27を焦点調
節装置35上にセットすると共に、アナライザ34を選
択的に回動させて位相特異点を検出する際の偏光(P偏
光またはS偏光)を選択する。その後、ステップ53に
おいて、観察対物レンズ29の焦点位置が、観察物体2
7の段差表面近傍に位置するように、観察物体27を移
動させて焦点調節を行う。
【0033】この焦点調節においては、アナライザ34
を光路から退去させ、例えば、ケーラーレンズ31を光
路に挿入して、白色光源25を点灯させ、その照明光
(白色光)をダイクロイックミラー26、ケーラーレン
ズ31およびハーフミラー28を経て観察対物レンズ2
9の瞳位置に集光させるようにし、これにより照明光を
観察物体27に平行光で入射させて、該観察物体27を
広い範囲で照明する。なお、この場合、照明光は、参照
対物レンズ30の瞳位置にも集光して参照ミラー21に
も導かれるようになるが、この参照光路の照明光は、例
えばシャッタ(図示せず)等により遮断して、ハーフミ
ラー28に反射光が戻らないようにしておく。
【0034】このようにして、白色光源25からの照明
光で観察物体27を照明して、その像を観察対物レンズ
29、ハーフミラー28、結像レンズ32およびアナラ
イザ34を経て撮像素子33の受光面に形成し、この撮
像素子33の出力をコントローラ37を経て図示しない
画像表示装置に供給して明視野像を表示させ、この明視
野像を観察しながら、焦点調節装置35を手動で駆動し
て、観察対物レンズ29の焦点位置が、観察物体27の
段差表面近傍に位置するように焦点調節する。なお、こ
の焦点調節は、撮像素子33の出力をコントローラ37
を経て演算装置38に供給し、ここで焦点調節のための
所要の演算を行い、その演算結果に基づいて、コントロ
ーラ37により焦点調節装置35を駆動して自動的に行
うようにすることもできる。
【0035】その後、白色光源25を消灯すると共に、
アナライザ34を光路中に挿入し、ケーラーレンズ31
を光路から退去させて、レーザ光源22からレーザ光を
射出させる。このレーザ光は、1/4波長板23で円偏
光に変換した後、ビームエキスパンダ24で光束径の大
きい平行光束に変換してダイクロイックミラー26で反
射させ、さらにハーフミラー28で二分割して、それぞ
れ観察対物レンズ29および参照対物レンズ30を経て
観察物体27および参照ミラー21の表面に集光させ
て、観察したい微小な領域を照明する。これら観察物体
27および参照ミラー21で反射された照明光は、それ
ぞれ観察対物レンズ29および参照対物レンズ30を経
てハーフミラー28で合成し、これにより形成される干
渉像を結像レンズ32を経てアナライザ34を通すこと
により、あらかじめ選択した偏光成分のコヒーレントな
干渉像を撮像素子33の受光面上に形成する。
【0036】次に、ステップ54において、コントロー
ラ37により、リタデーション調節装置36を駆動して
フリンジスキャンを行い、その各位置での撮像素子33
の出力(干渉像)をステップ55において演算装置38
に取り込む。その後、ステップ56において、演算装置
38に取り込んだフリンジスキャンの各位置での干渉像
に基づいて、該演算装置38において位相パターンを算
出した後、ステップ57において、算出した位相パター
ンに特異点があるか否かを判定する。
【0037】ここで、位相特異点が検出された場合に
は、次に、ステップ58において、そのときの焦点調節
装置35における位置情報t1をコントローラ37を経
て演算装置38に取り込む。これに対し、ステップ57
で位相特異点が検出されない場合には、ステップ59に
おいて、コントローラ37により焦点調節装置35を駆
動して観察物体27を観察対物レンズ29の光軸方向に
微小移動させて、上記のステップ54に戻り、位相特異
点が検出されるまで繰り返す。なお、複数の異なる波長
の光を用いての位相特異点の位置検出に際しては、波長
毎の位相特異点の合焦位置を演算装置38に取り込む。
その後、ステップ60においてその位相特異点の間隔s
を演算装置38で算出して保存する。
【0038】次に、ステップ61において、レーザ光源
22をオフ、またはレーザ光を図示しないシャッタ等に
より遮断すると共に、白色光源25を点灯させて光源を
切り換え、ステップ62において、ステップ53で説明
したと同様にして、観察対物レンズ29の焦点位置が観
察物体27の段差表面近傍に位置するように焦点調節す
る。その後、白色光源25からの照明光により、上述し
たレーザ光の場合と同様にして、観察物体27および参
照ミラー21を照明し、それぞれの反射光をハーフミラ
ー28で合成して、撮像素子33の受光面上にインコヒ
ーレントな干渉像を形成する。なお、アナライザ34
は、光路から退去させたままとする。
【0039】この撮像素子33の出力は、ステップ63
において演算装置38に取り込む。その後、ステップ6
4において、取り込んだ撮像素子33の出力(インコヒ
ーレントな干渉像)に基づいて、演算装置38において
干渉縞コントラストを算出する。ここで、撮像素子33
の受光面上に形成されるインコヒーレントな干渉像は、
観察光路と参照光路との光路長が一致したときのみ最大
の干渉縞コントラストを与えるので、次に、ステップ6
5で算出した干渉縞コントラストが最大か否かを判定
し、最大でない場合には、ステップ66で、コントロー
ラ37により焦点調節装置35を駆動して観察物体27
を観察対物レンズ29の光軸方向に微小移動させて、上
記のステップ63に戻り、最大の干渉縞コントラストが
得られるまで繰り返す。
【0040】このようにして、最大の干渉縞コントラス
トが得られるように、焦点調節装置35の駆動を制御す
ることにより、観察対物レンズ29を観察物体27の段
差表面に精度良く合焦させることができる。上記のステ
ップ65において、最大の干渉縞コントラストが得られ
たら、次に、ステップ67において、そのときの焦点調
節装置35における位置情報t2をコントローラ37を
経て演算装置38に取り込む。
【0041】以上のようにして、位相特異点の位置情報
t1および観察物体表面の位置情報t2が得られたら、
ステップ68において、演算装置38でそれらの差を演
算して位相特異点の相対位置hを求める。その後、ステ
ップ69において、上記のステップ60で算出した位相
特異点の間隔sおよびステップ68で算出した位相特異
点の相対位置hに基づいて、演算装置38で、あらかじ
め理論的あるいは経験的に求まっているそれらの情報
と、観察物体の不定な形状パラメータ、この場合は、段
差の深さtおよび段差の間隔wとの関係を用いて演算し
て、それらの形状パラメータの値tおよびwを推定し
て、例えば図示しない画像表示装置に表示する。
【0042】この実施例によれば、位相特異点の間隔s
に加え、位相特異点と観察物体27との相対位置hが検
出できるので、例えば、観察物体27の表面上の溝構造
物の幅を、従来の形状測定装置におけるよりも精度良く
推定できるとともに、従来の形状測定装置では検出不可
能であった溝構造物の深さも精度良く推定することがで
きる。
【0043】また、アナライザ34を回転させることに
より、P偏光成分またはS偏光成分の干渉像を選択する
ことができるので、それぞれの偏光成分による位相特異
点の位置を検出することにより、観察物体27の形状を
より正確に推定することができる。
【0044】さらに、ケーラーレンズ31を光路に対し
て挿脱可能に設けたので、これを光路に挿入することに
より、照明光を観察対物レンズ29の瞳位置に集光し
て、観察物体27を広い範囲で観察することができる。
したがって、図2に示したステップ53および62での
焦点調節を容易に行うことが可能となる。
【0045】なお、この発明は、上述した実施例にのみ
限定されるものではなく、幾多の変更または変形が可能
である。例えば、観察物体の基準位置については、その
位置が検出し易いものを設定すれば良く、例えば、観察
物体の表面にある程度広い平面が存在する場合には、そ
の平面を基準位置として、その高さを干渉計を用いて測
定したり、あるいは、観察物体の一部にマーカを付し、
そのマーカを基準位置として設定することもできる。
【0046】また、観察物体の基準位置は、白色光を用
いた干渉に限らず、複数の波長を発するレーザ光源を用
いたヘテロダイン検出法により検出するようにすること
もできるし、原子間力顕微鏡等のように、プローブを用
いて直接検出するようにすることもできる。
【0047】付記項 1.請求項1記載の形状測定方法において、前記干渉像
を、直交する二つの偏光成分を用いて形成することを特
徴とする形状測定方法。 2.請求項1または付記項1記載の形状測定方法におい
て、複数の波長の光を用いることを特徴とする形状測定
方法。 3.請求項1、付記項1または2記載の形状測定方法に
おいて、前記観察物体の形状を、所定の形状パラメータ
を用いて推定することを特徴とする形状測定方法。 4.付記項3記載の形状測定方法において、前記パラメ
ータは、前記観察物体上の構造物の幅、高さ、および屈
折率の少なくとも一つを含むことを特徴とする形状測定
方法。 5.請求項2記載の形状測定装置において、前記結像手
段の光路中に配置した偏光変調手段を有することを特徴
とする形状測定装置。 6.請求項2または付記項5記載の形状測定装置におい
て、前記光源を、複数の波長の光を発するよう構成した
ことを特徴とする形状測定装置。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る形状測定
方法によれば、干渉像によって観察される位相特異点と
観察物体の基準点との相対位置を検出し、その相対位置
に基づいて観察物体の形状を演算して推定するようにし
たので、観察物体の形状を精度良く推定することができ
ると共に、従来の位相特異点の横位置のみの検出による
形状測定方法では不可能であった観察物体表面上におけ
る段差測定などの形状測定が可能となる。
【0049】また、この発明に係る形状測定装置によれ
ば、公知の干渉計に、焦点調節手段、特異点位置検出手
段、観察物体位置検出手段および演算手段を付加し、焦
点調節手段により焦点位置を調節しながら特異点位置検
出手段により位相特異点の位置を検出し、観察物体位置
検出手段により観察物体の基準点の位置を検出して、こ
れら位相特異点および基準点の相対位置に基づいて、演
算手段により観察物体の形状を算出するようにしたの
で、簡単な構成で、観察物体の形状を精度良く推定する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る形状測定方法を実施する形状測
定装置の一実施例を示す図である。
【図2】図1の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図3】従来の形状測定装置の構成を示す図である。
【図4】本発明者が電場解析に用いた観察物体のモデル
を示す図である。
【図5】図4に示した観察物体の表面近傍にできる見か
けの電場のP偏光成分とS偏光成分との位相分布を示す
図である。
【図6】図4に示す観察物体において、Si34 膜の
厚さtを変えたときの、P偏光およびS偏光における二
つの位相特異点の出現する高さh、およびその二つの位
相特異点の間隔sの関係を示す図である。
【図7】同じく、Si34 膜の溝幅wを変えたとき
の、P偏光およびS偏光における二つの位相特異点の出
現する高さh、およびその二つの位相特異点の間隔sの
関係を示す図である。
【符号の説明】
21 参照ミラー 22 レーザ光源 23 1/4波長板 24 ビームエキスパンダ 25 白色光源 26 ダクロイックミラー 27 観察物体 28 ハーフミラー 29 観察対物レンズ 30 参照対物レンズ 31 ケーラーレンズ 32 結像レンズ 33 撮像素子 34 アナライザ 35 焦点調節装置 36 リタデーション調節装置 37 コントローラ 38 演算装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察物体の形状情報を持つ光と参照光と
    を干渉させることにより、前記観察物体の形状に依存す
    る干渉像を生成して前記観察物体の形状を推定するにあ
    たり、 前記干渉像によって観察される位相特異点と前記観察物
    体の基準点との相対位置を検出し、その相対位置に基づ
    いて前記観察物体の形状を演算して推定することを特徴
    とする形状測定方法。
  2. 【請求項2】 光源と、 この光源から発した照明光を観察物体および参照物体に
    それぞれ導く照明手段と、 前記観察物体および前記参照物体をそれぞれ透過あるい
    は反射した光を干渉させる干渉手段と、 この干渉手段により生成される干渉像を結像させる結像
    手段と、 この結像手段の焦点合わせを行う焦点調節手段と、 前記観察物体の基準点の位置を検出する観察物体位置検
    出手段と、 前記干渉像によって観察される位相特異点の位置を検出
    する特異点位置検出手段と、 前記観察物体位置検出手段で検出した前記基準点の位置
    と前記特異点位置検出手段で検出した前記位相特異点の
    位置との相対位置に基づいて前記観察物体の形状を算出
    する演算手段と、 を有することを特徴とする形状測定装置。
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