JP2014102192A - 白色干渉装置及び白色干渉装置の位置及び変位測定方法 - Google Patents

白色干渉装置及び白色干渉装置の位置及び変位測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】白色干渉装置及び白色干渉装置の位置・変位測定方法を提供する。
【解決手段】白色干渉装置101によれば、第1の測定光104を測定対象物156に照射し、それと同時に第2の測定光110を固定の基準ターゲット140に照射する。まず、測定対象物156の測定値と基準ターゲット140の測定値との差分を取り、外乱影響の誤差を除去する。次に、外乱影響の誤差を除去した測定値と較正用データを用いて比較参照する。すなわち、外乱影響の誤差を除去した測定値から、直動ステージ126の平均化したピッチング、ヨーイングの動作誤差データを除去し、真の測定データを取得する。
【選択図】図7

Description

本発明は、白色干渉法(低コヒーレンス干渉法)を用いて測定対象物の位置及び変位を非接触で測定する白色干渉装置及び白色干渉装置の位置及び変位測定方法に関する。
コヒーレントな光の干渉によって生じる干渉縞を検出する、干渉法を用いた干渉計が知られている。
前記干渉法とは、単一の波長をマイケルソン干渉計などの光学干渉計によって干渉させた際に、波長の整数倍に近付くに従って輝度が高くなり、その中間に近付くに従って輝度が低くなる特性を利用して、波長や位相差を、長さ測定に応用する技術である。
また、干渉法のうち白色干渉法(低コヒーレンス干渉法)は、コヒーレンス長(干渉縞を得ることのできる最大の光路差)の短い白色光源を用いる手法であり、測定対象物の微細な形状を非接触で測定できることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の白色干渉装置は、白色光源、光カプラ、参照光路長スキャナ部、センサ部、光検出器、及び処理装置等を備えている。
前記光カプラは、前記白色光源からの白色光を参照光と測定光に分割するハーフミラー又はビームスプリッターの役割をする。
前記参照光路長スキャナ部は、光カプラから光ファイバを介して入った参照光の進行方向を変える光学素子、光学素子から出た参照光の進行方向を反転する反射素子、光学素子を往復移動させる直動ステージ、及び光学素子の位置を取得する参照用スケールヘッドを備える。
前記センサ部は、光カプラから光ファイバを介して入った測定光を発散又は収束させる集光レンズ、及び参照光路長スキャナ部と同期して集光レンズを移動させ測定光のスポットサイズを調整するレンズ移動部を備える。
前記光検出器は、参照光路長スキャナ部から返った参照光とセンサ部から返った測定光の干渉縞を検出し、干渉信号を前記処理装置に出力する。
なお、白色干渉法では、光検出器において検出される干渉縞は、測定光と参照光の光路差がないとき、すなわち、各光路長がほぼ等しいときに見られ、各光路長が一致したとき干渉縞の振幅が最大となる。そのときの干渉縞のコントラスト最大位置が測定対象物の表面位置となる。また、干渉縞の最大振幅を示す参照光路長スキャナ部の直動ステージ上の光学素子の位置の決定精度が測定対象物の位置及び変位を測定する際の測定精度となる。
すなわち、特許文献1の白色干渉装置は、参照光の光路長を精度良く走査し白色干渉縞の位相情報を得ることによって、測定対象物の位置及び変位をナノメートル精度で測定可能である。
ところで、特許文献1等に開示された白色干渉装置において、測定対象物の位置及び変位を精度良く測定するためには、光学素子を往復移動させる直動ステージの精度(性能)が大きく影響する。つまり、白色干渉装置では、直動ステージの真直度の誤差、及び移動中における直動ステージのピッチング、ヨーイングの動作の誤差を取り除かなければ、測定対象物の位置及び変位を精度良く測定できない。
そこで、従来では、測定対象物を測定する前に、基準となる基準面(例えば、位置が既知のミラーやブロックゲージ)に測定光を照射して直動ステージを移動させ、その際に得られる基準データに基づいて前記誤差を取得している。その後、測定光を測定対象物に照射して直動ステージを移動させ、その際に得られる測定データと前記基準データとの差分を取ることにより、前記測定データから前記誤差を取り除くようにしている。
特開2012−83274号公報
しかしながら、特許文献1の白色干渉装置では、基準データを取得後に測定データを取得する必要があるので、測定が二度手間になるという問題があった。また、基準データの取得時と測定データの取得時における測定環境(外乱影響:温度、気圧、湿度等)が変化した場合には、直動ステージやファイバの熱膨縮等によって参照光の光路長が変化するので、測定データから正確な前記誤差を取り除くことができないという問題もあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、測定が容易で測定精度の高い白色干渉装置及び白色干渉装置の位置及び変位測定方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、前記目的を達成するために、白色光源と、前記白色光源から照射される白色光を第1の参照光と第1の測定光に分割する第1の光カプラと、前記白色光源から照射される白色光を第2の参照光と第2の測定光に分割する第2の光カプラと、前記第1の光カプラから光ファイバを介して照射された第1の参照光の進行方向を反転して前記第1の光カプラに返す第1の反射素子、前記第2の光カプラから光ファイバを介して照射された第2の参照光の進行方向を反転して前記第2の光カプラに返す第2の反射素子、前記第1の反射素子及び前記第2の反射素子を往復移動させる直動ステージ、及び前記第1の反射素子及び前記第2の反射素子の位置を取得するスケールヘッドからなる参照光路長スキャナ部と、前記第1の光カプラから光ファイバを介して照射された前記第1の測定光を収束させて第1の測定対象物に照射するとともに前記第1の測定対象物で反射した光を受光する第1の集光レンズと、前記第2の光カプラから光ファイバを介して照射された前記第2の測定光を収束させて第2の測定対象物に照射するとともに前記第2の測定対象物で反射した光を受光する第2の集光レンズと、前記参照光路長スキャナ部から返った前記第1の参照光と前記第1の集光レンズから返った前記第1の測定光を干渉させ、干渉強度を電気信号である第1の干渉信号として出力する第1の光検出器と、前記参照光路長スキャナ部から返った前記第2の参照光と前記第2の集光レンズから返った前記第2の測定光を干渉させ、干渉強度を電気信号である第2の干渉信号として出力する第2の光検出器と、前記第1の干渉信号及び前記第2の干渉信号を同時に取得し、それらの前記干渉信号の最大振幅に対応する前記直動ステージの位置を読み取り、その位置を測定対象物の相対位置とする処理装置と、を備えることを特徴としている。
本発明の一態様の白色干渉装置は、白色光源から照射される白色光を第1の参照光と第1の測定光に分割する第1の光カプラと、白色光源から照射される白色光を第2の参照光と第2の測定光に分割する第2の光カプラとを備えた、いわゆる2軸形態の白色干渉装置である。そして、参照光路長スキャナ部においては、第1の反射素子と第2の反射素子を、各々独立した直動ステージに搭載するのではなく、1つの直動ステージに搭載したことを特徴としている。
2軸形態の白色干渉装置において、参照光路長スキャナ部の1台の直動ステージに第1の反射素子及び第2の反射素子を搭載することにより、直動ステージの真直度、ピッチング、及びヨーイング等の誤差を1台の直動ステージでのみ取得すればよいので、第1の反射素子及び第2の反射素子の光軸調整が容易になる。また、それぞれ性能の異なる直動ステージに第1の反射素子及び第2の反射素子を搭載したものと比較して、測定誤差が少なくなり測定結果のばらつきが少なくなるので、2点同時測定による測定精度が向上する。なお、3軸以上の形態の白色干渉装置も本発明の範疇に含まれる。この場合、第3の反射素子以降の反射素子も1つの直動ステージに搭載すればよい。
前記目的を達成するために、本発明の一態様の白色干渉装置を用い、第1の測定対象物の位置及び変位量と、第2の測定対象物の位置及び変位量とを同時に取得し、その差分を求めることにより2点又はそれ以上の多点同時計測可能なことを特徴とする白色干渉装置による位置及び変位測定方法を提供する。
本発明の一態様によれば、2軸形態の第1の測定光を第1の測定対象物に照射して第1の測定対象物の位置及び変位を測定するとともに、第2の測定光を、事前に位置が判明している、第2の測定対象物である基準ターゲット(例えばミラー)に照射して基準ターゲットの位置及び変位を同時に測定する。すなわち、本発明の一態様は、第1の測定対象物の位置及び変位と、第2の測定対象物である前記基準ターゲットの位置及び変位とを同時に取得し、その差分を求める。これにより、直動ステージのピッチング、ヨーイングの動作誤差の他、特に温度、気圧、湿度の変化による測定環境の誤差を取り除いた真の測定データを得ることができる。
本発明の一態様は、前記目的を達成するために、本発明の一態様の白色干渉装置を用い、高精度ステージ上の較正用ターゲットを微動させながら、参照光路長スキャナ部の直動ステージを複数回移動させて較正用ターゲットの位置及びその変位を複数回測定し、参照光路長スキャナ部の直動ステージのピッチング、ヨーイング成分を抽出した第1のデータを作成する工程と、第1の測定対象物の位置及び変位と、第2の測定対象物の位置及び変位を同時に取得し、その差分を求めて外乱影響を取り除いた第2のデータを作成する工程と、前記第1のデータと前記第2のデータとの参照比較から第3のデータを取得する工程と、を備えたことを特徴とする白色干渉装置による位置及び変位測定方法を提供する。
本発明の一態様によれば、まず、高精度ステージ上の較正用ターゲットを微動させながら、参照光路長スキャナ部の直動ステージを複数回移動させて較正用ターゲットの位置及びその変位を複数回測定し、参照光路長スキャナ部の直動ステージのピッチング、ヨーイング成分を抽出した第1のデータを作成する。ここで、複数のデータを取り平均化することによって、直動ステージのピッチング、ヨーイングの誤差を平均化する。これによって、測定精度が向上する。前記第1のデータは参照光路長スキャナの位置の関数として、データ補正に用いられる。
次に、第1の測定対象物の位置及び変位と、第2の測定対象物(基準ターゲット)の位置及び変位とを同時に取得し、その差分を求めて外乱影響、つまり、温度、気圧、湿度の変化による測定環境の誤差を取り除いた第2のデータを作成する。
そして、第1のデータと第2のデータを比較参照することにより第3のデータを取得する。つまり、参照光路長スキャナ部の直動ステージの平均化したピッチング、ヨーイングの動作誤差、及び温度、気圧、湿度の変化による測定環境の誤差を取り除いた真の測定データを得ることができる。
本発明によれば、多点同時測定が容易で測定精度の高い白色干渉装置及び白色干渉装置の位置及び変位測定方法を提供できる。
白色干渉装置の基本的な構成を示した参考図 実施の形態の白色干渉装置の構成を示したブロック図 (A)は参照光走査ステージの位置に対する基準ターゲットの干渉縞の強度を示したグラフ、(B)は参照光走査ステージの位置に対する高精度ステージ(ピエゾステージ等)上の較正用ターゲットの干渉縞の強度を示したグラフ 較正用ターゲットを高精度ステージによって微動させながら変位を与え測定した測定値(A)と固定の基準ターゲットを測定した測定値(B)とを示したグラフ 較正用ターゲットの変位から環境の影響(温度、気圧、湿度の変化)の誤差を除去したグラフ 較正用ターゲットと基準ターゲットの変位を複数回測定し、その複数回の測定データを平均化処理した較正用データのグラフ 較正用データを利用して測定対象物の位置及び変位を測定する白色干渉装置を示したブロック図 処理装置による測定対象物の位置及び変位算出方法を示したブロック図 測定対象物の測定値(C)と基準ターゲットの測定値(D)とを示したグラフ (A)は環境の影響(温度、気圧、湿度の変化)の誤差を除去した測定値のグラフ、(B)は参照光路長スキャナ部の直動ステージの平均化したピッチング、ヨーイングの動作誤差データを示したグラフ、(C)は真の測定データを示したグラフ
以下、添付図面に従って本発明に係る白色干渉装置及び白色干渉装置の位置及び変位測定方法の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、後述する実施の形態の白色干渉装置を説明するための白色干渉装置10の基本的な構成を示した参考図である。
〔白色干渉装置10の基本的な構成〕
白色干渉装置10は干渉計部12、参照光路長スキャナ部14、センサ部16、及び処理装置18を備え、測定対象物の位置及び変位を測定する装置である。
干渉計部12は白色光源20、光カプラ22、及び光検出器24を備える。そして、光カプラ22、白色光源20、参照光路長スキャナ部14、センサ部16、及び光検出器24は、光ファイバ26を介して連結されている。干渉計部12は、白色光源20からの白色光20aを参照光と測定光に分割し、さらに参照光と測定光を干渉させる。
白色光源20は、白色光20aを照射する装置であり、高輝度で低コヒーレンス性であるSLD(Super Luminescence Diode:スーパールミネッセントダイオード)、パルス幅がフェムト秒レベルであるフェムト秒レーザー、及び波長走査型レーザー等を使用できる。白色光源20は、低コヒーレンス性を有し、例えば600nm〜800nm程度の波長範囲から選択される。
光カプラ22は、光ファイバ26を通過する光を分割する装置である。入射した白色光20aを参照光22bと測定光22cに分割し、参照光22bは参照光路長スキャナ部14に送り、測定光22cはセンサ部16に送る。
光カプラ22は、例えばハーフミラー、ビームスプリッター、又はそれと同等の機能を有する他の手段でもよい。すなわち、光カプラ22は、光ファイバ26を通過する光を2つ又はそれ以上の経路に、1:1若しくは他の比率に分割する機能を備える。
光検出器24は、参照光路長スキャナ部14から返る参照光22bと、センサ部16から返る測定光22cを光カプラ22において合成し、電気信号(アナログ)である干渉信号26aとして処理装置18に出力する。
光ファイバ26は、光の伝送路であり、機器間で光を送受する機能を備える。光ファイバ26は、透過率の高い石英ガラス製又はプラスチック製であり、外側よりも芯の屈折率を高くすることで光を芯にだけ伝搬させる。
参照光路長スキャナ部14は、光カプラ22から入射した参照光22bを反射して光カプラ22に戻す機能を備える。そして、干渉計部12から入射した参照光22bを反射させて干渉計部12に返す過程において、参照光22bの光路長を変化させる機能を備える。
参照光路長スキャナ部14は、光学素子28、直動ステージ30、スケールヘッド32、リニアスケール34、反射素子36、ファイバコネクタ38等からなり、光ファイバ26に接続され、干渉計部12から出た参照光22bがファイバコネクタ38から入射される。
参照光路長スキャナ部14内には、位置を示すリニアスケール34が配置され、直動ステージ30が往復移動可能に設置される。直動ステージ30に取り付けたスケールヘッド32でリニアスケール34上の目盛りを読み取ることによって、直動ステージ30の位置が取得される。
直動ステージ30には、光学素子28が光ファイバ26に接続されるファイバコネクタ38に対向して載置され、ファイバコネクタ38に隣接して反射素子36が光学素子28に対向するようにハウジング40に固定される。
光学素子28は、再帰性反射可能な直角プリズムミラー又はCCP(コーナーキューブ・プリズム)などが用いられ、直角に組み合わせた面に光を入射させ、数回の反射によって光を入射方向に反射する。
直動ステージ30は、参照光22bの進行方向と同方向又は逆方向にスライド可能な移動体である。直動ステージ30を移動させることで、参照光22bの光路長を変化させることができる。直動ステージ30の移動は、光検出器24からの干渉信号26a及びスケールヘッド32からのスケール信号26bに基づいて処理装置18が移動制御信号26dを生成し、直動ステージ30に出力することによって制御される。
スケールヘッド32は、直動ステージ30と共に移動しながらリニアスケール34上の位置情報を読み取る。なお、直動ステージ30が車輪やローラ等の回転体で移動する場合は、回転体の回転量から移動量を把握してもよい。スケールヘッド32が取得した直動ステージ30の位置は、スケールヘッド32がスケール信号26bとして出力し、処理装置18で信号処理される。
リニアスケール34は、直動ステージ30の可動範囲に目盛り等を付したものであり、直動ステージ30の移動量を取得することで、参照光22bの光路長を把握することができる。
反射素子36は、ミラーなどが用いられ、光の進行方向を反対方向に変更する。なお、反射素子36は終端であり、ファイバコネクタ38から反射素子36に至るまで、間に光学素子28を複数個用いて光を複数回往復させてもよい。これにより、参照光22bの光路長の変化量を長くすることができる。すなわち、センサ部16から測定対象物42までの距離が長い場合でも測定可能になる。
ファイバコネクタ38は、干渉計部12に接続する光ファイバ26の先端を保持し、光ファイバ26から出射された参照光22bを直動ステージ30の光学素子28に照射するようにケーシング44に固定される。
直動ステージ30を往復移動させると、参照光22bの光路長は光カプラ22からファイバコネクタ38と光学素子28を経て反射素子36に至るまでとなるので、参照光22bの光路長を直動ステージ30の移動量の2倍で変化させることができる。
反射素子36で反射された参照光22bは、そのまま同じ光路を逆戻りして光ファイバ26の先端を保持するファイバコネクタ38に到達し、光ファイバ26内を通って干渉計部12へ返る。
センサ部16は、ファイバコネクタ46、集光レンズ48、50、レンズ移動機構52等からなり、光カプラ22から延びる光ファイバ26を介して、集光レンズ48に向けて測定光22cを照射する。そして、光カプラ22から入射した測定光22cを測定対象物42で反射させて光カプラ22に戻す。
ファイバコネクタ46は、光ファイバ26の測定光22cの測定対象物42側の終端を保持する。光ファイバ26から出射された測定光22cは、集光レンズ48に至る。
集光レンズ48、50は、凸レンズ等を2枚又は複数枚用いて測定光22cを発散又は収束させることで、測定光22cの焦点距離を変化させて、測定対象物42に対する測定光22cのスポットサイズ(照射面積)の最適化に用いる。
レンズ移動機構52は、集光レンズ50を移動させて測定光22cの焦点を可変にする装置である。レンズ移動機構52の例としては、中空ボイスコイルモータや、小型ステージ、液体レンズを用いた手段などがある。
A/D変換器54は、アナログ信号である干渉信号26aをデジタル信号に変換する装置である。カウンター56は、スケールヘッド32から取得したスケール信号26bを数値に変換する装置である。カウンター値はスケール信号26bを数値に変換しただけであるので等価と見なされる。
処理装置18は、必要に応じて各部材の動作制御、取得データの演算処理を行うコンピュータ装置である。
動作制御としては、参照光路長スキャナ部14から取得したスケール信号26bに応じてレンズ移動機構52にレンズ移動制御信号26cを出力し、測定光22cのスポットサイズの最適化を行う。
処理装置18の演算処理としては、光検出器24からの干渉信号26aを基に、最大振幅を示す干渉縞58を決定する。最大振幅を示す干渉縞58は、直動ステージ30の移動量、すなわちスケール信号26bに対して干渉信号26aの強度を得ることで決定される。
また、処理装置18は、干渉信号26a、スケール信号26bを基に、レンズ移動機構52の集光レンズ50、48の位置、直動ステージ30の位置を制御する。これらの位置制御は同期して行う。
〔白色干渉装置10の基本動作〕
白色干渉法による測定方法は、白色光照射、センサ部移動・固定、参照光の光路長スキャン、測定光のスポットサイズ最適化、干渉縞の検出ステップ、変位量の計算の各ステップからなる。
白色光照射ステップは、白色光源20から白色光20aを照射し、光ファイバ26を介して光カプラ22に白色光20aを送る。光カプラ22で白色光20aを参照光22bと測定光22cに分割し、参照光22bを参照光路長スキャナ部14に、測定光22cをセンサ部16に送る。
センサ部移動・固定ステップは、センサ部16の先端部を測定対象物42に向けて固定する。
参照光の光路長スキャンステップは、直動ステージ30を直動ステージ30が移動可動な全範囲又は一部を移動させる。直動ステージ30の移動とともに干渉信号26aは、光検出器24から処理装置18に出力される。
測定光のスポットサイズ最適化ステップは、参照光の光路長スキャンステップに同期して、処理装置18でレンズ移動制御信号26cを生成し、レンズ移動機構52を駆動させ、集光レンズ50を移動させる。そして、測定光22cの測定対象物42におけるスポットサイズを最適化する。
参照光22bと測定光22cの光路長がほぼ一致したとき干渉縞58が得られることから、参照光路長スキャナ部14の直動ステージ30の移動と、センサ部16の集光レンズ50の移動は、測定位置のスポットサイズを最適化するように連動する。
干渉縞の検出ステップは、処理装置18が、干渉信号26aを基に、干渉縞58の最大振幅を示す直動ステージ30の位置を決定する。そのときの直動ステージ30の位置、即ちスケール信号26bが示す位置を測定対象物42の測定位置とする。
変位量の計算ステップは、処理装置18の演算部で、測定対象物42の変位量を求める。そして、測定対象物42の変位量を求めた後、画面等に結果を出力する。
このようにして、実施の形態の白色干渉装置10では、測定対象物42に非接触で、マイクロメートルオーダの高精度で測定対象物の位置を測定することが可能になる。
〔実施の形態の白色干渉装置100の基本構成〕
図2は、実施の形態の白色干渉装置100の構成を示したブロック図である。なお、図1に示した参考の白色干渉装置10と同一又は類似の部材については同一の符号を付しその説明は省略する。また、白色干渉装置100の測定原理は、白色干渉装置10と同一なので、その説明も省略する。
図2の白色干渉装置100は、白色光源20、白色光源20から照射される白色光を、第1の参照光102と第1の測定光104に分割する第1の光カプラ106、及び白色光源20から照射される白色光を、第2の参照光108と第2の測定光110に分割する第2の光カプラ112を備える。
また、白色干渉装置100は、第1の光カプラ106から光ファイバ114及びコリメータレンズ116を介して照射された第1の参照光102の進行方向を反転して第1の光カプラに返す第1の反射素子118、第2の光カプラ112から光ファイバ120及びコリメータレンズ122を介して照射された第2の参照光108の進行方向を反転して第2の光カプラ112に返す第2の反射素子124、第1の反射素子118及び第2の反射素子124を光軸方向に往復移動させる直動ステージ126、及び第1の反射素子118及び第2の反射素子124の位置を取得するスケールヘッド128からなる参照光走査ステージ(参照光路長スキャナ部)130を備える。
更に、白色干渉装置100は、第1の光カプラ106から光ファイバ132を介して照射された第1の測定光104を収束させて第1の測定対象物である較正用ターゲット(例えばミラー)134に照射するとともに較正用ターゲット134で反射した光(第1の測定光)を受光する第1の集光レンズ136を備える。
更にまた、白色干渉装置100は、第2の光カプラ112から光ファイバ138を介して照射された第2の測定光110を収束させて第2の測定対象物である基準ターゲット140に照射するとともに基準ターゲット140で反射した光(第2の測定光)を受光する第2の集光レンズ142を備える。
また、白色干渉装置100は、参照光走査ステージ130から返った第1の参照光102と第1の集光レンズ136から返った第1の測定光104を干渉させ、干渉強度を電気信号である第1の干渉信号として出力する第1の光検出器144を備える。
また、白色干渉装置100は、参照光走査ステージ130から返った第2の参照光108と第2の集光レンズ142から返った第2の測定光110を干渉させ、干渉強度を電気信号である第2の干渉信号として出力する第2の光検出器146を備える。
また、白色干渉装置100は、前記第1の干渉信号及び前記第2の干渉信号を取得し、測定対象物の変位量を取得する処理装置148を備えている。
なお、符号150は光サーキューレータであり、白色光源20からの白色光を第1の光カプラ106にのみ送出する機能を備えている。また、符号152も光サーキューレータであり、白色光源20からの白色光を第2の光カプラ112にのみ送出する機能を備えている。更に、符号154は、較正用ターゲット134を光軸方向に精度良く移動させる高精度ステージである。
〔白色干渉装置100の特徴〕
実施の形態の白色干渉装置100は、白色光源20から照射される白色光を第1の参照光102と第1の測定光104に分割する第1の光カプラ106と、白色光源20から照射される白色光を第2の参照光108と第2の測定光110に分割する第2の光カプラ112とを備えた、いわゆる2軸形態の白色干渉装置である。
そして、参照光走査ステージ130においては、第1の反射素子(図1の白色干渉装置10の光学素子28に相当)118と第2の反射素子124を、各々独立した直動ステージに搭載するのではなく、1つの直動ステージ126に搭載している。
2軸形態の白色干渉装置100において、1台の直動ステージ126に第1の反射素子118及び第2の反射素子124を搭載することにより、直動ステージ126の真直度、ピッチング、及びヨーイング等の誤差を1台の直動ステージ126でのみ取得すればよいので、第1の反射素子118及び第2の反射素子124の光軸調整が容易になる。
また、それぞれ性能の異なる直動ステージに第1の反射素子118及び第2の反射素子124を搭載したものと比較して、測定誤差が少なくなり測定結果のばらつきが少なくなるので、2点同時測定による測定精度が向上する。
更に、白色光は、1台の白色光源20から分岐させて、基準ターゲット140を測定・比較しながら使用するため、光源波長の温度依存性による測長誤差も除去できる。
なお、3軸以上の形態の白色干渉装置も本発明の範疇に含まれる。この場合、第3の反射素子以降の反射素子も1台の直動ステージ126に搭載すればよい。
白色干渉装置100を使用した位置及び変位測定方法は、較正用ターゲット134の変位量と、基準ターゲット140の変位量とを同時に取得し、その差分を処理装置148が求める。
すなわち、第1の測定光104を、較正用ターゲット134に照射して較正用ターゲット134の位置及び変位を測定するとともに、第2の測定光110を基準ターゲット140に照射して基準ターゲット140の位置及び変位を同時に測定し、その差分を求める。これにより、参照光用の直動ステージのピッチング、ヨーイングの動作誤差の他、特に温度、気圧、湿度の変化による測定環境の誤差を取り除いた真の測定データを得ることができる。
また、他の測定方法は、まず、直動ステージ126を複数回移動させて較正用ターゲット134の位置及び変位を複数回測定し、直動ステージ126のピッチング、ヨーイング成分を抽出した第1のデータを作成する。つまり、複数のデータを取ることによって、直動ステージ126のピッチング、ヨーイングの誤差を平均化する。これによって、測定精度が向上する。
次に、高精度ステージ154によって微動させながら較正用ターゲット134の変位量と、基準ターゲット140の変位量とを同時に取得し、その差分を求めて外乱影響、つまり、温度、気圧、湿度の変化による測定環境の誤差を取り除いた第2のデータを作成する。
そして、第1のデータと第2のデータとの参照比較から第3のデータを取得する。直動ステージ126の平均化したピッチング、ヨーイングの動作誤差、及び温度、気圧、湿度の変化による測定環境の誤差を取り除いた真の測定データを得ることができる。
以下、位置及び変位測定方法の一例を、図を用いて説明する。
〔較正用データの作成方法〕
図3(A)は、参照光走査ステージ130の位置に対する基準ターゲット140の干渉縞の強度(干渉波形)を示したグラフであり、図3(B)は、参照光走査ステージの位置に対する較正用ターゲット134の干渉縞の強度(干渉波形)を示したグラフであり、測定位置に差を持たせて得られたものである。
図4には、較正用ターゲット134を高精度ステージ154によって、一定時間微動させながら測定した変位測定値(A)と、固定の基準ターゲット140を測定した変位測定値(B)が示されている。ここで、基準ターゲットは固定されているため、この変位測定値(B)の変化量は環境の影響(温度、気圧、湿度の変化)に起因するものである。
双方の測定値(A)、(B)は、環境の影響等、時間的に変化する誤差を含んでいる。また、基準ターゲット140の測定値(B)の誤差は、環境の影響が主成分である。双方の測定は同時に行われるため、測定値(A)、(B)に含まれる環境の影響等の誤差は等しい。そこで、測定値(A)と測定値(B)との差分を取り、環境の影響の誤差を除去する。図5は、環境の影響の誤差を除去した後のグラフである。すなわち、このデータが実測値から環境の影響の誤差を除去するデータとなる。
図6は、較正用ターゲット134を複数回測定し、複数の測定データを平均化処理した較正用データである。図6には、直動ステージ126の平均化したピッチング、ヨーイングの動作誤差データが含まれている。
図7には、図6の較正用データを利用して測定対象物156の位置及び変位を測定する白色干渉装置101が示されている。
図7によれば、第1の測定光104を測定対象物156に照射し、それと同時に第2の測定光110を固定の基準ターゲット140に照射している。
図8は、処理装置148による測定対象物156の位置及び変位算出方法を示したブロック図である。
図8によれば、まず、測定対象物156の測定値と基準ターゲット140の測定値との差分を取り、環境の影響の誤差を除去する。図9は、測定対象物156の測定値(C)と基準ターゲット140の測定値(D)とが示されたグラフである。
図8に戻り、次に、環境の影響の誤差を除去した測定値と図6の較正用データを比較参照する。すなわち、図10(A)で示す環境の影響の誤差を除去した測定値から、図10(B)で示す直動ステージ126の平均化したピッチング、ヨーイングの動作誤差データ(較正用データ)を除去し、図10(C)で示す、補正された測定値を真の測定データとして取得する。なお、任意の測定値から位置及び変位(補償後)を逆算する方法として、較正用データを線形補間する方法を挙げることができる。
10…白色干渉装置、12…干渉計部、14…参照光路長スキャナ部、16…センサ部、18…処理装置、20…白色光源、22…光カプラ、24…光検出器、26…光ファイバ、28…光学素子、30…直動ステージ、32…スケールヘッド、34…リニアスケール、36…反射素子、38…ファイバコネクタ、40…ハウジング、42…測定対象物、44…ケーシング、46…ファイバコネクタ、48、50…集光レンズ、52…レンズ移動機構、54…A/D変換器、56…カウンター、58…干渉縞、100…白色干渉装置、102…第1の参照光、104…第1の測定光、106…第1の光カプラ、108…第2の参照光、110…第2の測定光、112…第2の光カプラ、114…光ファイバ、116…コリメータレンズ、118…第1の反射素子、120…光ファイバ、122…コリメータレンズ、124…第2の反射素子、126…直動ステージ、128…スケールヘッド、130…参照光走査ステージ、132…光ファイバ、134…較正用ターゲット、136…第1の集光レンズ、138…光ファイバ、140…基準ターゲット、142…第2の集光レンズ、144…第1の光検出器、146…第2の光検出器、148…処理装置、150、152…光サーキューレータ、154…高精度ステージ

Claims (3)

  1. 白色光源と、
    前記白色光源から照射される白色光を第1の参照光と第1の測定光に分割する第1の光カプラと、
    前記白色光源から照射される白色光を第2の参照光と第2の測定光に分割する第2の光カプラと、
    前記第1の光カプラから光ファイバを介して照射された第1の参照光の進行方向を反転して前記第1の光カプラに返す第1の反射素子、前記第2の光カプラから光ファイバを介して照射された第2の参照光の進行方向を反転して前記第2の光カプラに返す第2の反射素子、前記第1の反射素子及び前記第2の反射素子を往復移動させる直動ステージ、及び前記第1の反射素子及び前記第2の反射素子の位置を取得するスケールヘッドからなる参照光路長スキャナ部と、
    前記第1の光カプラから光ファイバを介して照射された前記第1の測定光を収束させて第1の測定対象物に照射するとともに前記第1の測定対象物で反射した光を受光する第1の集光レンズと、
    前記第2の光カプラから光ファイバを介して照射された前記第2の測定光を収束させて第2の測定対象物に照射するとともに前記第2の測定対象物で反射した光を受光する第2の集光レンズと、
    前記参照光路長スキャナ部から返った前記第1の参照光と前記第1の集光レンズから返った前記第1の測定光を干渉させ、干渉強度を電気信号である第1の干渉信号として出力する第1の光検出器と、
    前記参照光路長スキャナ部から返った前記第2の参照光と前記第2の集光レンズから返った前記第2の測定光を干渉させ、干渉強度を電気信号である第2の干渉信号として出力する第2の光検出器と、
    前記第1の干渉信号及び前記第2の干渉信号を同時に取得し、それらの前記干渉信号の最大振幅に対応する前記直動ステージの位置を読み取り、その位置を測定対象物の相対位置とする処理装置と、
    を備えることを特徴とする白色干渉装置。
  2. 請求項1に記載の白色干渉装置を用い、第1の測定対象物の位置及び変位量と、第2の測定対象物の位置及び変位量とを同時に取得し、その差分を求めることにより2点又はそれ以上の多点同時計測可能なことを特徴とする白色干渉装置による位置及び変位測定方法。
  3. 請求項1に記載の白色干渉装置を用い、
    高精度ステージ上の較正用ターゲットを微動させながら、参照光路長スキャナ部の直動ステージを複数回移動させて較正用ターゲットの位置及びその変位を複数回測定し、参照光路長スキャナ部の直動ステージのピッチング、ヨーイング成分を抽出した第1のデータを作成する工程と、
    第1の測定対象物の位置及び変位と、第2の測定対象物の位置及び変位を同時に取得し、その差分を求めて外乱影響を取り除いた第2のデータを作成する工程と、
    前記第1のデータと前記第2のデータとの参照比較から第3のデータを取得する工程と、
    を備えたことを特徴とする白色干渉装置による位置及び変位測定方法。
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