JPH10141716A - 加湿器とその制御装置 - Google Patents

加湿器とその制御装置

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JPH10141716A
JPH10141716A JP29624596A JP29624596A JPH10141716A JP H10141716 A JPH10141716 A JP H10141716A JP 29624596 A JP29624596 A JP 29624596A JP 29624596 A JP29624596 A JP 29624596A JP H10141716 A JPH10141716 A JP H10141716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating tank
heater
humidifier
main body
cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP29624596A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sugawara
孝 菅原
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Publication of JPH10141716A publication Critical patent/JPH10141716A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加湿器に、その加熱槽の清掃時期を報知する
報知手段を設けることにより、加熱槽の清掃忘れを防止
し、蒸発性能の維持を図る。 【解決手段】 給水タンク4、蒸気と空気の混合手段6
等を収容する本体1内のベース9上に取り出し可能な加
熱槽2を配置し、その加熱槽2の下方にヒータ3を配設
し、ベース9の一側下部に加熱槽2を取り出した時に動
作するスイッチ8を設けた構成とし、ヒータ3への通電
時間が所定値に達したら表示部に加熱槽2の清掃を促す
表示を行い、加熱槽2が取り出されたら、それまで積算
されていたヒータ3への通電時間の積算値を初期化する
とともに、清掃を促す表示を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室内に蒸気を噴出さ
せる加湿器に係わり、詳しくは、加熱槽の清掃が容易に
行えると共に、その清掃時期を分かり易くした加湿器と
その制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加湿器は例えば図4に示すよう
に、本体21内のベース22にヒーター23を備える加熱槽24
と、これに導水管25を介して給水する容器26を備え、本
体21内適所に設けた送風機27からの風と加熱槽24からの
蒸気とを混合する混合手段28を加熱槽24の上部に設け、
また、容器26の上部に給水タンク29を配置し、開口部30
を備える蓋体31で本体21の上部開口面を覆うと共に、開
口部30に混合手段28の上部に設けた吹出口32を臨ませた
構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の加湿器は水が蒸発した後に残る不純物が加熱槽
24に残り、まめに掃除をしないと、その不純物がこびり
ついてしまい、また、加熱槽の取り外しがきでない構造
であるため掃除が容易ではなかった。しかも、従来の加
湿器には清掃時期を知らせる手段がなく、掃除するかし
ないかは使用者の判断に任されているため、うっかり、
掃除をしないで使い続けると蒸発性能の低下や故障の原
因にもなるという問題があった。したがって、本発明に
おいては、清掃作業が容易に行え、かつ、清掃時期を知
らせる手段を設けた加湿器とその制御装置を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、上面を開口し、内部
のベースに凹部を設けた本体と、前記凹部内に配設され
るヒータと、導水部を有し前記ヒータの上方に配置され
る加熱槽と、前記導水部の上部に配置される給水タンク
と、前記加熱槽の上部に配置され、本体内適所に設けら
れた送風機からの風と前記加熱槽からの蒸気を混合さ
せ、上部の吹出口から噴出させるようにした混合手段
と、前記吹出口を臨ませる開口部を有し本体の上部開口
面に被せられる蓋体とにより加湿器を構成し、前記加熱
槽を取り出せるようにした。
【0005】また、前記本体内の適所に、前記加熱槽の
取り出しを検知する検知手段(スイッチ)を設けると共
に、前記ヒータへの通電時間を積算する積算手段を具
え、前記ヒータへの通電および送風機の運転を制御する
制御部を設け、前記ヒータへの通電時間の積算値が所定
値に達した時、前記加湿器の表示部に、前記加熱槽の清
掃を促す表示を行うようにした。
【0006】また、前記加熱槽の取り出しを検知した
時、前記ヒータの通電時間の積算値を初期化するように
した。また、前記加熱槽の取り出しを検知した時、前記
加熱槽の清掃を促す表示を解除するようにした。また、
前記本体内のベースに前記加熱槽の導水部を収容する溝
を設けた構成とした。また、前記ヒータおよび加熱槽を
収容する前記ベースの凹部に遮熱板を設けた構成とし
た。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明においては、蒸気を発生さ
せる加熱槽を取り出し可能にしているので、その加熱槽
の清掃が容易に行えると共に、制御装置においてはヒー
タへの通電時間の積算値が所定値に達すると表示部に加
熱槽の清掃を促す表示を行うので使用者は清掃時期にな
ったことを知ることができ、清掃のために本体から加熱
槽を取り出すと清掃を促す表示が解除され、かつ、ヒー
タへの通電時間の積算値が初期化される構成であるから
清掃時期を繰り返し知ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。図1は加湿器の概略構成を示したもので、
1は本体、2は蒸気を発生させる加熱槽、3は加熱槽2
を加熱するヒータ、4は給水タンク、5は蒸気の噴出を
加勢する送風機、6は送風機5からの風と加熱槽2から
の蒸気を混合させ、上部の吹出口7から室内へ噴出させ
るようにした混合手段、8は加熱槽2の取り出しを検知
する検知手段として本体1内のベース9の一側下部に固
定されたスイッチ、10は混合手段6の吹出口7を臨ませ
る開口部10aを具え本体1の上部開口面に被せられた蓋
体である。
【0009】ベース9にはヒータ3と加熱槽2を収容す
る略円筒状の凹部9aと、図2に示すように加熱槽2に一
体に設けられた樋状の導水部2aを収容する溝9bと、スイ
ッチ8のボタンを通すための孔9cが形成されている。ま
た、凹部9a内には遮熱板10が設けられている。給水タン
ク4と、混合手段6と、加熱槽2は何れも本体1からの
取り出しが可能になっている。なお、混合手段6は本体
1(加湿器)を万一転倒させた場合でも加熱槽2内の水
または熱湯が外部へ流出しないように設けられた開口11
aと送風口11bとを有する蒸発筒11、同蒸発筒11の上面
を閉塞して内部を蒸発室12とする吹出口7を具える上蓋
13、上記蒸発筒11の外周を覆って蒸発筒11との間を送風
路14とする外筒15とで構成されている。
【0010】また、この加湿器には図3に示すように、
ヒーター3への通電時間を積算する積算部16、スイッチ
8を介して蒸発器2の有無を検知すると共に、ヒーター
3への通電および送風機5を制御する制御部17、運転状
態等を表示する表示部18等が有り、ヒーター3への通電
が始まると積算部16では通電時間を積算し、その積算値
が例えば50時間に達すると制御部17は表示部18に設け
られたランプを点滅させるなどして加熱槽2の清掃を促
すようになっている。使用者がこの表示に気付き、本体
1より蓋体10を外し、給水タンク4、混合手段6、そし
て加熱槽2を取り出すとベース9の下部一側に配置され
ているスイッチ8が動作し、それまで積算されていたヒ
ータ3の通電時間の積算値が初期化されると共に、加熱
槽2の清掃を促していた表示が解除されるようになって
いる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したような加湿器であるなら
ば、その加熱手段への通電時間が所定値に達すると清掃
時期になったことを知らせるようになっているので加熱
槽の汚れに気付かずに運転するようなことがなく、清掃
を適時に行うことができるので衛生的であるとともに、
蒸発性能の低下や故障が防止されることになる。また、
加熱槽が取り出し可能に構成されているので清掃が楽に
行え、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す加湿器の断面図であ
る。
【図2】本発明の蒸発器の上面図である。
【図3】本発明に係わる制御系統図である。
【図4】従来例を示す加湿器の断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 加熱槽 2a 導水部 3 ヒータ 4 給水タンク 5 送風機 6 混合手段 7 吹出口 8 スイッチ 9 ベース 9a 凹部 9b 溝 10 遮熱板 16 積算部 17 制御部 18 表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開口し、内部のベースに凹部を設
    けた本体と、前記凹部内に配設されるヒータと、導水部
    を有し前記ヒータの上方に配置される加熱槽と、前記導
    水部の上部に配置される給水タンクと、前記加熱槽の上
    部に配置され、本体内適所に設けられた送風機からの風
    と前記加熱槽からの蒸気を混合させ、上部の吹出口から
    噴出させるようにした混合手段と、前記吹出口を臨ませ
    る開口部を有し本体の上部開口面に被せられる蓋体とか
    らなり、前記加熱槽を取り出し可能にしてなることを特
    徴とする加湿器。
  2. 【請求項2】 前記本体内の適所に、前記加熱槽の取り
    出しを検知する検知手段を設けると共に、前記ヒータへ
    の通電時間を積算する積算手段を具え、前記ヒータへの
    通電および送風機の運転を制御する制御部を設け、前記
    ヒータへの通電時間の積算値が所定値に達した時、前記
    加湿器の表示部に、前記加熱槽の清掃を促す表示を行う
    ようにしてなることを特徴とする請求項1記載の加湿器
    の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段にスイッチを用いてなる請
    求項2記載の加湿器の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱槽の取り出しを検知した時、前
    記ヒータの通電時間の積算値を初期化するようにしてな
    る請求項2記載の加湿器の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱槽の取り出しを検知した時、前
    記加熱槽の清掃を促す表示を解除するようにしてなる請
    求項2記載の加湿器の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記本体内のベースに前記加熱槽の導水
    部を収容する溝を設けてなる請求項1記載の加湿器。
  7. 【請求項7】 前記ヒータおよび加熱槽を収容する前記
    ベースの凹部に遮熱板を設けてなる請求項1記載の加湿
    器。
JP29624596A 1996-11-08 1996-11-08 加湿器とその制御装置 Pending JPH10141716A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000227238A (ja) * 1999-02-02 2000-08-15 Sharp Corp 加湿器
JP2006317086A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Sharp Corp 加湿装置
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CN110160190A (zh) * 2018-02-16 2019-08-23 夏普株式会社 加湿器

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