JP4504869B2 - 加湿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水を気化させて空気調和を行なう加湿装置に関するものである。
従来、加湿装置としては、水を貯める貯水手段と、貯水手段の水を気化させる加湿手段とを備えた構成のものが用いられており、加湿手段の加湿方式としては、水を加熱して蒸発させる加熱方式や、空気中に水を霧状に放出して気化させる霧化式あるいは吸水した加湿フィルターに空気を通過させて気化させる気化方式などが知られている。
これら加湿装置においては、貯水手段や加湿手段に水が蒸発した後の不純物が残ったり、水垢が付着するため、きめこまかに清掃しないと不純物がこびりついて水の気化性能が低下したり、故障の原因となったり、また、衛生面での問題も生じていた。
上記問題を解決するものとして、特許文献1に示すように、水を貯めた加湿槽を加熱する加湿装置において、ヒータへの通電時間を積算する積算手段を備え、積算通電時間が所定値に達したとき、加湿装置の表示部に加湿槽の清掃を促す表示を行なうようにする加湿装置が記載されている。
また、特許文献2には、表示部に清掃時期をタイマー(加湿時間をカウントするもの)により算出して表示することで、ユーザに清掃時期を知らせる機能を備えた加湿装置が記載されている。
特開平10−141716号公報 特開平8−270990号公報
上述したように、従来技術では、清掃時期を知らせる手段を設けた加湿装置はすでに存在する。しかしながら、清掃を促す表示は、加湿槽に残存する水位に関係なく行なわれるために、装置本体から加湿槽を取り出す際や、加湿槽を持ち運ぶ際に加湿槽に多量の水が残存していると水がこぼれるおそれがあった。
そこで、本発明は、貯水手段や加湿手段から水がこぼれる心配がない状態で手入れ時期を報知することが可能な加湿装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る加湿装置は、貯水手段と、貯水手段の水を気化させる加湿手段と、加湿手段の稼動時間を累積的に計測する計測手段と、計測手段が計測する累積稼動時間に基づいて前記貯水手段及び/又は加湿手段の手入れを促す報知手段とを備え、前記計測手段が計測する累積稼動時間が所定時間に達したときに、さらに加湿手段を一定時間稼動させ、その後、報知手段を作動させることを特徴とする。
上記構成によれば、累積稼動時間が所定時間に達したときに、直ちに手入れ時期であることを報知するのではなく、一定時間加湿手段を稼動させることによって貯水手段に貯められた水位を減らした状態で貯水手段及び/又は加湿手段の手入れ時期を報知するため、装置本体から貯水手段や加湿手段を取り出す際に水がこぼれるのを抑制することが可能となる。
また、加湿装置として、貯水手段と、貯水手段の水を気化させる加湿手段と、加湿手段の稼動時間を累積的に計測する計測手段と、計測手段が計測する累積稼動時間に基づいて前記貯水手段及び/又は加湿手段の手入れを促す報知手段と、貯水手段の水位を検出する水位検出手段とを備えた構成とし、計測手段が計測する累積稼動時間が所定時間に達した後、水位検出手段が検出する貯水手段の水位が所定量にまで減少してから報知手段を作動させるようにすることも可能である。
上記構成によれば、貯水手段内に残存する水位を所定量まで確実に減少させた状態で手入れ時期を報知することが可能となるため、水がこぼれるのをより抑制することが可能となる。
また、上記構成の加湿装置において、計測手段が計測する累積稼動時間が所定時間に達した後、水位検出手段が検出する貯水手段の水位が所定レベル以下になってから、さらに加湿手段を一定時間稼動させた後、報知手段を作動させるようにすることも可能であり、この場合、貯水手段内の水がごくわずかになるまで減少させることができる。
本発明において、貯水手段としては、水を貯めるトレーを例示することができる。さらに、貯水手段としてトレーに水タンクを併用することも可能である。水タンクはトレーに水を供給するためのものであり、水を出し入れする開口を有している。この開口を下向きにしてトレー内に位置するように水タンクを設置することにより、水タンクから水が供給されてトレー内の水位が開口の位置に維持される。トレーには、水位検出手段を設けるのが好ましい。この水位検出手段は、水タンク内の水がなくなって、トレー内の水位が減少したときに、その水位の減少を検出して水タンクへの水の補給を促す表示をするようになっている。
上記構成の貯水手段を本発明に係る加湿装置に採用する場合には、計測手段が計測する累積稼動時間が所定時間に達する前は、従来通り、水位検出手段がトレーの水位が所定量まで減少したことを検出したときに水タンクが空である旨の表示を行なう。このとき、適宜加湿手段の稼動を停止することも可能である。
累積稼動時間が所定時間に達した後は、水位検出手段がトレーの水位が所定量まで減少したことを検出したときに、報知手段を作動させるようにすればよい。これにより、水タンクを用いた場合であっても、トレー内の水位を減少させた状態で手入れ時期を報知することが可能となる。
あるいは、累積稼動時間が所定時間に達した後は、水位検出手段がトレーの水位が所定量まで減少したことを検出したときに、水タンクが空である旨の表示ないし加湿手段の停止は行なわずに、その時点からさらに加湿手段を一定時間稼動させ、その後、報知手段を作動させるようにすることも可能であり、この場合にはトレー内の水がごくわずかになるまで減少させることができる。
本発明における加湿手段は、加湿方式に合せて種々選択することが可能である。たとえば、霧化方式の場合は加湿手段として超音波振動子を、加熱方式の場合は加湿手段として貯水手段内の水を加熱する加熱ヒータを用いることができる。また、気化方式の場合は、貯水手段の水を気化させる加湿フィルターと、加湿フィルターを通過する空気を送る送風手段とを用いることができる。
気化方式を採用する場合には、加湿フィルターを湿潤させる手段として、加湿フィルターの上方に設置して加湿フィルターに水を散水する散水手段と、貯水手段内の水を散水手段に送る送水手段とを用いることができ、これにより加湿フィルターを均一に効率よく湿潤させることが可能となる。
上記加湿手段を稼動させるには、霧化方式の場合は超音波振動子に通電し、加熱方式の場合には加熱ヒータに通電すればよい。また、気化方式の場合には、送風手段に通電すればよく、送水手段を備えている場合には送水手段にも通電する。
貯水手段及び/又は加湿手段の手入れとは、貯水手段や加湿手段を清掃したり、これらを新品に交換することを意味する。特に、加湿フィルターを用いる場合には、清掃を行なっても使用とともに徐々にフィルターが目詰まりを起こすため、所定時間使用するごとにフィルターの交換が必要とされる。
以上のように、本発明によれば、加湿手段の累積稼動時間が所定時間に達したときに、さらに加湿手段を一定時間稼動させてから、あるいは、水位検出手段が検出する貯水手段の水位が所定量にまで減少してから、貯水手段及び/又は加湿手段の手入れを促す報知手段を作動させるようにしたため、装置本体から貯水手段又は加湿手段を取り出したり、持ち運ぶ際に水がこぼれるおそれがなく、容易に手入れを行なうことができる。
以下、本発明に係る加湿装置の一実施形態を図面を参照して説明する。図1〜図3は本発明に係る加湿装置の実施形態を示す加湿装置本体の斜視図であり、図4は加湿装置の概略構成図である。本実施形態においては、加湿手段の加湿方式として加湿フィルター及び送風手段を用いた気化方式を採用している。以下、加湿装置の構造について説明する。
図1〜図4において、1は加湿装置本体であり、装置本体1の内部には貯水手段と、加湿手段とが収容されている。貯水手段は、水を貯めるトレー4と、トレー4に水を供給する水タンク2とから構成されており、加湿手段は、トレー4内の水を気化させる加湿フィルター20と、加湿フィルター20の上方に設置され、加湿フィルター20に水を散水する散水手段としての加湿ボックス13と、貯水手段内の水を散水手段に送る送水手段としてのポンプ12と、加湿フィルター20を通過する空気を送る送風手段としての送風機15とから構成されている。また、図1中、3はタンクを内側に装着したタンクカバー、5は本体を持ち運びする本体把手、6は吹出口、7はイオン吹出口、8は操作部である。
装置本体1は、箱形に形成され、その一面側に水タンク2およびトレー4を収容可能な収容部1aと、トレー4の背部側に一体化された加湿フィルター体装着部25を収容可能な収容凹部1bとが形成されている。収容部1aを形成する本体1の一側壁には、装着するタンク2内の水位を目視可能な視認窓1cが形成されている。
そして、図3に示すように、水供給系統である水タンク2、水受けトレー4、及び、水受けトレー4の装着部25に装着された加湿フィルター体11は本体1に着脱自在に装着される態様を採用しており、これにより水供給系統の手入れが容易に行えるようになっている。
また、タンク収容部側を前側とすると、装置本体1の背面側には、図2に示すように、送風機15により室内空気を吸い込む吸込口17が形成され、この吸込口17に空気用フィルター9が取り付けられている。また、装置本体1の上面には吸込口17から吸込んだ空気を吹出す吹出口6、7が形成されている。この吹出口6,7は、加湿フィルター20を通って水分を含んだ空気を吹出す加湿空気用の吹出口6と、マイナスイオンおよびプラスイオンを含んだ空気を吹出すイオン吹出口7であり、これらが本体上面に並んで配置されている。そして、装置本体1内には、吸込口17から吹出口6,7に至る空気の経路が形成されている。
図4は、前述のごとく、本発明に係る加湿装置の概略構成図であり、装置本体1内の空気の送風経路と水の供給経路を示している。空気の送風経路には、吸込口17から吸込んだ空気を加熱する加熱体16と、送風手段としての送風機15と、さらに下流側の吹出口6に至る経路に配置された加湿フィルター体11とが設けられ、また、送風機15からの空気の一部がイオン吹出口7に至る経路には、プラスイオンとマイナスイオンとを発生するイオン発生装置14が設けられている。
上記送風経路のおいては、送風機15により装置本体1の吸込口17より吸い込んだ空気は加熱体16で加温されて送風機15から加湿フィルター20(図3参照)に送られ、加湿フィルター20に吸込まれている水分を乾燥した空気又は加温した空気で離脱させて、水分を含んだ空気として吹出口6より放出される。また、送風機15を出た空気の一部はイオン発生装置14に送られ、イオン発生装置14で発生したプラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気となって、イオン吹出口7より吹出される。
また、加湿フィルター20に水を供給する水の供給経路においては、装置本体1から取り外し自在な水タンク2の水がタンク2の給水口2bを介してトレー4に貯められ、トレー4の底面に設けられたポンプ12でトレー4内の水を加湿ボックス13に送り、加湿ボックス13に複数に設けられている図示しない散水穴から加湿フィルター体11の加湿フィルター20の上方部に散水され、加湿フィルター20の素材に吸水され、また、空気に含まれずに残った水は、加湿フィルター20の下方部のトレー4に戻されるようになっている。
加熱体16は、正特性のセラミックヒータなどで構成され、送風機15の上流側に配設されている。加熱体16は極力使用せずに加湿の立ち上がりを早めたいときや加湿を多量に発生するときに駆動するように制御される。
水タンク2は、図3に示すように、その上面と前面を覆うタンクカバー3の内側に配設され、タンクカバー3の凹部形状の把手部3aに手先を挿入してタンク2を持ち運びできるようになっている。このタンク2は、直方体状の箱型のタンク本体2aと、その給水口2bに螺子締めされたタンクキャップ23とを備えている。
水タンク2は、その給水口2bのタンクキャップ23を取り外して給水口2bから水タンク本体2a内に給水することにより、トレー4に溜める水を貯えることができるようになっている。
装置本体1への水タンク2の装着は、タンクキャップ23をトレー4の受け部4aに挿入し、また、タンクカバー3の係止爪(図示せず)を本体1の係止穴(図示せず)に上方から挿入することで行われ、これにより、タンクカバー3の内側のタンク2が本体1に装着されるようになっている。
タンクキャップ23は、頂部に開口を有しており、キャップ内部には開口を塞ぐ方向にスプリングによって付勢された弁が取り付けられている。このため、トレー4の受け部4aで水タンク2の弁を押さない限り、水タンク2内は図示しない弁機構によって密閉状態が保持され、水タンク2から水が漏れることがない。
水タンク2がトレー4に取り付けられると、弁がトレー4の受け部4aに押されて後退しタンクキャップ23の開口が開いて水タンク2内の水が落差によりトレー4内に供給される。これにより、トレー4内の水位がタンクキャップ23の先端位置で一定に保持される。トレー4は、装置本体1に対して着脱自在に取り付けられ、水の供給系統における手入れを容易に行えるようになっている。
また、トレー4の内部には、水の量が低減して所定水位以下に達したことを検知する水位検出手段21(図4参照)が設けられ、この水位検出手段21で所定水位以下になったことを検出すると、表示部28に報知するようになっている。水位検出手段21は、水位を検出できるものであれば特に制限なく使用することができる。本実施形態においては水位検出手段21として具体的にフロートスイッチを使用しているが、このほかにも光センサなどの位置センサを例示することができる。また、重量センサを用いてトレー4内の水量からその水位を検出するようにしてもよい。
次に、上記加湿装置の動作を説明すると、まず、水タンク2をトレー4にセットする。そして、図5に示す操作部8の運転スイッチ24を『入』にし、加湿スイッチ25を押して自動運転モードを選択すると、加湿自動運転がスタートする。加湿スイッチ25を押していくと、『60』→『50』→『40』→『のどうるおい』→『おやすみ』→『連続』→『60』の加湿運転モードが順送りに切り換り、選択された加湿運転モードで加湿運転される。加湿スイッチ25がON状態にされると加湿運転され、イオン発生装置14も自動的に併用運転をする。
図6は、本発明に係る加湿装置の制御ブロック図である。加湿装置は、マイクロコンピュータから構成される制御部26を備えており、その入力側には運転スイッチ24及び水位検出手段21が設けられ、出力側には送風機15、ポンプ12及び報知手段27、表示部28が設けられている。報知手段27は、動作時にランプが点灯し、貯水手段及び/又は加湿手段の手入れ時期を報知するようになっている。
また、制御部26は、計測手段29を備えている。計測手段29は、加湿手段の稼動時間を累積的に計測するものであり、具体的には、運転スイッチ24の『入』の信号が制御部26に入力されると、制御部26は加湿手段を構成する送風機15、ポンプ12を稼動させ、これにより加湿運転が開始され、それとともに計測手段29の時間計測が開始される。時間の計測は、運転スイッチ24の『切』信号が制御部26に入力された時点で停止し、次に運転スイッチ24の『入』信号が制御部26に入力されると、前回計測を停止した時点から時間の計測が再開され、計測時間が累積されていく。
図7は、加湿運転時における制御部26の実行プログラムのフローチャートである。先ず、運転スイッチ24の『入』の信号が制御部26に入力されると、前述のごとく、制御部26は加湿手段を構成する送風機15、ポンプ12を稼動させ、これにより加湿運転が開始され、それとともにS1(ステップ1)に移行して計測手段29の時間計測が開始される。なお、本実施形態においては貯水手段及び加湿手段ともに手入れが必要になるまでの時間が同じであるとして計測手段29に一つの所定時間をインプットした場合について説明する。
S1で計測手段29の計測が開始された後はS2に移行し、制御部26は計測手段29における累積稼動時間が所定時間に達したかどうかを判断し、所定時間に達していない場合はS7に移行して、報知手段27としてのお手入れランプは消灯した状態で通常の制御を行なう。すなわち、累積稼動時間が所定時間に達していない間に、水タンク2内の水がなくなり、水位検出手段21で水位が所定レベル以下になったことを検出した場合、制御部26は、操作部8の表示部28において水タンク2が空である旨の表示(例えば、ランプ点灯)を行なうとともに、送風機15、ポンプ12の稼動を停止して加湿運転を自動的に停止させる。そして、水タンク2に水が補給されると、制御部26は再び加湿運転を再開する。
一方、S2において、制御部26が累積稼動時間が所定時間に達したと判断した場合には、S3に移行してトレー4内の水が十分に残っているかどうかを判断する。すなわち、制御部26は、水位検出手段21がトレー4内の水位が所定レベル以上であると判断したときは、S3からS7、S1へと移行し、通常の加湿運転を継続して行なう。
制御部26が、水位検出手段21がトレー4内の水位が所定レベル以下であることを検出したときは、S3からS4に移行して、表示部28において水タンク2が空である旨の表示は行なわずに、加湿運転を続けながら、その時点からの加湿運転時間の計測を開始する。
S4で加湿運転時間の計測が開始された後はS5に移行し、制御部26は計測開始からの積算時間が一定時間に達したかどうかを判断し、一定時間に達していない場合はS7、S1へと移行し、加湿運転を継続して行なう。積算時間が一定時間に達したときはS5からS6に移行して、報知手段27であるお手入れランプを点灯させて、加湿フィルター20の手入れ時期である旨の報知を行なうとともに、加湿運転を終了する。なお、本実施形態では報知手段27としてランプを用いたが、これに限定されず、例えば、アラームを発するようにしてもよい。
報知手段27の作動を解除するためには、別途解除スイッチを設けるようにしてもよいが、装着部25から加湿フィルター体11を取り外した際に動作する位置に解除スイッチを設ければ手入れをより確実に促すことが可能となる。なお、解除スイッチを動作させることにより計測手段に記憶されていた累積稼動時間はリセットされ、次に運転スイッチ24の『入』信号が入力されたときには、再度、初期値から計測を行なう。
図7では、貯水手段及び加湿手段ともに所定時間が同じであるとした場合について説明したが、加湿フィルター20、トレー4、水タンク2、ポンプ12及び加湿ボックス13等の部材の手入れ時期が異なる場合には、計測手段29に部材ごとに所定時間を入力し、それぞれ独立して累積稼動時間を計測するように設定すればよい。
すなわち、複数の所定時間を設定した場合に、どれか一つでも所定時間に達したときには、上述したプログラムの通り、累積稼動時間が所定時間に達したと判断して、以降のプログラムを実行する。報知手段71によって報知する際には、手入れすべき部材を明示する。解除スイッチによって報知手段の動作を解除する際には手入れ対象になっていた部材の累積稼動時間のみをリセットし、他の部材の累積稼動時間はそのまま維持する。
その後、運転スイッチ24の『入』信号が制御部26に入力されると、維持された累積稼動時間から計測を開始し、次にどれか一つが所定時間に達したときには上記プロセスを繰り返して実行すればよい。
本発明に係る加湿装置の実施形態を示す本体タンク側の斜視図 図1の本体タンク側と反対側の斜視図 図1の本体の分解斜視図 図1の概略構成図 図1の操作部の概略図 本発明に係る加湿装置の制御ブロック図 本発明に係る加湿装置の実行プログラムのフローチャート
符号の説明
1 装置本体
1a 収容部
1b 収容凹部
1c 視認窓
2 水タンク
2a タンク本体
2b 給水口
3 タンクカバー
4 トレー
5 本体把手
6 吹出口
7 イオン吹出口
8 操作部
9 空気用フィルター
11 加湿フィルター体
12 ポンプ(送水手段)
13 加湿ボックス(散水手段)
14 イオン発生装置
15 送風機
16 加熱体(セラミックヒータ)
17 吸込口
20 加湿フィルター
21 水位検出手段
23 タンクキャップ
24 運転スイッチ
25 加湿スイッチ
26 制御部
27 報知手段
28 表示部
29 計測手段

Claims (5)

  1. 貯水手段と、該貯水手段の水を気化させる加湿手段と、該加湿手段の稼動時間を累積的に計測する計測手段と、該計測手段が計測する累積稼動時間に基づいて前記貯水手段及び/又は加湿手段の手入れを促す報知手段とを備え、前記計測手段が計測する累積稼動時間が所定時間に達したときに、さらに加湿手段を一定時間稼動させ、その後、前記報知手段を作動させることを特徴とする加湿装置。
  2. 貯水手段と、該貯水手段の水を気化させる加湿手段と、該加湿手段の稼動時間を累積的に計測する計測手段と、該計測手段が計測する累積稼動時間に基づいて前記貯水手段及び/又は加湿手段の手入れを促す報知手段と、前記貯水手段の水位を検出する水位検出手段とを備え、前記計測手段が計測する累積稼動時間が所定時間に達した後、前記水位検出手段が検出する貯水手段の水位が所定量にまで減少してから前記報知手段を作動させることを特徴とする加湿装置。
  3. 貯水手段と、該貯水手段の水を気化させる加湿手段と、該加湿手段の稼動時間を累積的に計測する計測手段と、該計測手段が計測する累積稼動時間に基づいて前記貯水手段及び/又は加湿手段の手入れを促す報知手段と、前記貯水手段の水位を検出する水位検出手段とを備え、前記計測手段が計測する累積稼動時間が所定時間に達した後、前記水位検出手段が検出する貯水手段の水位が所定レベル以下になってから、さらに加湿手段を一定時間稼動させた後、前記報知手段を作動させることを特徴とする請求項2記載の加湿装置。
  4. 前記貯水手段が、水を貯めるトレーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の加湿装置。
  5. 前記加湿手段が、貯水手段の水を気化させる加湿フィルターと、該加湿フィルターを通過する空気を送る送風手段とを備え、該送風手段を稼動させることにより加湿フィルターから水を気化させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の加湿装置。

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