JPH0633298Y2 - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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JPH0633298Y2
JPH0633298Y2 JP1987031621U JP3162187U JPH0633298Y2 JP H0633298 Y2 JPH0633298 Y2 JP H0633298Y2 JP 1987031621 U JP1987031621 U JP 1987031621U JP 3162187 U JP3162187 U JP 3162187U JP H0633298 Y2 JPH0633298 Y2 JP H0633298Y2
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JP
Japan
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water
fragrance
cylinder
tank
nozzle
Prior art date
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Application number
JP1987031621U
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JPS63139432U (ja
Inventor
和明 松田
三郎 溝口
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は芳香剤で臭いを出す加湿器に関する。加湿の形
態としては超音波式,蒸発式等各種形態のものに適用で
きる。又、加湿器単体でなくても暖房機に組み込まれた
加湿器にも適用できる。
〈従来技術〉 例えば超音波加湿器において、芳香剤により臭いを出す
ものとしては、空気吸込口に設けられるフィルターと一
体に芳香剤を含有するフィルターを設け、本体内部に吸
入される空気自体に臭いをつけて、この臭い付き空気を
霧化水分と共に吐出するようにしたものが知られてい
る。
加湿器に限らず、通過空気に芳香剤で臭いをつけること
はよく行われているところであるが、連続的に芳香させ
るものでは最初臭いに慣れていないこともあって臭いを
感じることができるが、時間が経つにつれて芳香剤の性
能が劣化すると共に臭いに慣れてきて臭いを感じなくな
ってくる。
〈問題点を解決するための手段〉 内部に貯留される水に、間欠的に芳香剤を所定量供給す
る手段を設ける。
〈作用〉 間欠のレベルを長めにとれば、芳香剤を含有する貯留水
が加湿用水として排出されてから再度芳香剤が供給され
ることになり、間欠的に芳香させることになる。
間欠のレベルを短かめにとれば、順次水が補給されても
貯留水中に所定量以上の芳香剤が含有されることにな
り、芳香性が薄れない。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に従って説明する。
第1図は本考案実施例の断面図である。この第1図にお
いて、1は本体、2はこの本体1に着脱自在に装着され
るカートリッジタンクである。この本体1には、タンク
2からの水を貯留する水槽3が設けられており、この水
槽3の底面には超音波振動子4が配置されている。この
水槽3の上部側は、上記超音波振動子4による霧化が行
われる霧化室5を形成する。この水槽3には、空気流入
筒6が立設される。この空気流入筒6は、水槽3と区画
されている下部空間7と上記霧化室5とを連通してい
る。この下部空間7には送風機8が配置されており、こ
の送風が下部空間7より霧化室5に強制的に供給される
ようになっている。
上記霧化室5には、霧化筒9が垂設されている。この霧
化筒9は、本体1の一部を形成し、水槽3に分割自在に
連結される上部ケース1aに一体成型されるものであっ
て、霧化室5内と外部とを連通する。10は霧化筒9上端
に形成される段部9aに嵌合された噴出ノズルであって、
このノズル10は下面に開放する容器状を成し、天面側に
噴出口11を形成している。この噴出ノズル10内にはノズ
ル10天面より滴下する水を受ける集水器12が設けられて
いる。この集水器12はいわゆる漏斗状に形成されている
ものであって、天面より垂設された支柱13を以って支持
されている。14はこの集水器12に対向してノズル10天面
に垂設されたリブであって、天面からの水滴を集水器12
に確実に滴下するように導くものである。15はこの集水
器12下方の出口に対向して開口部分を配置した筒であ
る。この筒15は有底状であって、中央部分より上方側が
支柱16により回転自在に支持されている。従って、この
筒15は支持点より底部側に重心があることになる。17は
この筒15,支柱16を支持するための支持皿である。この
支持皿17は上面側に開放する皿状を成し、周縁には霧化
筒9下部より上昇する水分を通過させる孔17aが形成さ
れている。この支持皿17は単体で形成されても、又ノズ
ル10側に支持(一体化)されるようにしても良いが、一
体化する場合ノズル10と支持皿17とは分離可能にしてお
く必要がある。一体化する場合、ノズル10が段部9aを以
って霧化筒9に支持されているため特に支持皿17に支持
手段を設けなくても良いが、支持皿17をノズル10とは別
体として形成した場合は上記段部9aに支持皿17を支持す
ることになる。18はこの支持皿17に固定された容器であ
る。この容器18はいわゆるスポイドの形態を成すもので
あって、内部には液体状の芳香剤19が収納されており、
上部にはこの芳香剤19を押し出すための蛇腹状のポンプ
部18aが形成されている。このポンプ部18aは上記筒15の
下端に当接する位置に配置されており、下端の出口は支
持皿17を貫通して霧化筒9内に位置している。
上記本体1には、タンク2を支持する受け座19が形成さ
れている。
上記タンク2は密閉状を成し、下部には給水口部20を設
けている。
上記加湿器の作用について説明する。
給水されたタンク2は、本体1に装着される。この際、
タンク2外部空気がタンク2に供給される。この空気の
流入分により、タンク2内の水は水槽3に供給される。
水槽3内水位が一定水位に到達すると、水によりタンク
2の下端開口が閉成されてタンク2内への空気の流入は
なくなる。と同時に水槽3への給水が停止して水位の上
昇もなくなる。
このようにして水槽3に水が供給された状態で超音波振
動子4を駆動すると、周知の如く水柱が形成され水が霧
化する。この霧化水は送風機8からの送風により、送入
された空気流と共に霧化筒9内を上昇する。上昇した水
分は支持皿17の孔17aを通してノズル10内に流入し、集
水器12とノズル10との間の隙間を通ってノズル10の噴出
口11から室内に噴霧される。
この場合、霧化水分はノズル10天面にも付着することに
なるが、付着した水分は水滴となりリブ14から滴下する
ことになる。滴下した水は集水器12により回収されて順
次上記筒体15に供給されることになる。筒体15内には次
第に水が貯留されることになり、筒体15内の貯留量が一
定量以上のなったところでいわゆる「ししおどし」の要
領で筒体15が開口側を下にするように前方へ例れ内部の
水を下方へ流出させる。水が筒体15より流出すると、筒
体15の重心が後方にあるため、又開口側を上にするよう
に回転する。この筒体15が元の位置に回転する時筒体15
の底部側が上記容器18のポンプ部18aに衝撃を加える。
この衝撃によりポンプ部18aが下方に押され、その分の
芳香剤19が霧化室5に貯留された水に滴下されることに
なる。この芳香剤入りの貯留水は同様にして霧化水分と
なってノズル10より噴出されることになり、この芳香剤
を含有する霧化水分でもって加湿されることになる。芳
香剤19の滴下は筒15が容器18のポンプ18aに衝撃を与え
る度に間欠的に行われ、加湿動作が行われている期間こ
の間欠的な芳香剤の供給が自動的に行われることにな
る。
さて間欠のレベルは筒体15の容量により決定される。筒
体15の容量を比較的大きくして1回芳香剤19が供給され
てから次回供給されるまでの間に、芳香剤19を含有する
貯留水が霧化して排出される程度のレベルに間欠供給の
レベルを設定しておけば、芳香も間欠的に行われること
になる。このようにすれば、臭いがなくなったころに再
度臭いが発生するので、使用者が臭いに慣れることな
く、間欠的に芳香を感じることができる。
又、間欠レベルを上述の場合より早めれば、貯留水には
常時所定量以上の芳香剤が含有されることになり、常時
芳香性が薄れない効果がある。
次に間欠的に供給する他例について第2図を用いて説明
する。第1図の場合は筒体15の衝撃力によりスポイド状
の容器18を押して芳香剤19を滴下したが、第2図の場合
は図に示すように、支持皿17に固型の芳香剤21が収納さ
れる容器22が設けられている。この容器22は底部に開口
23を有し、筒体15から吐出される水が流入する位置に設
けられている。
従って、筒体15に所定量以上水が貯留し回動すると、貯
留されていた水が筒体15が注がれることなる。注がれた
水は固型の芳香剤21を所定量溶解して滴下し芳香剤21を
含有する水が霧化室5底部に貯留されることになる。こ
の筒体15から容器22への注水は上述の例と同様に間欠的
に行われることになる。
以上のように、何の動力も用いることなく、いわゆる
「ししおどし」の要領で間欠的に芳香剤を供給する手段
について説明したが、その他電気的な駆動を用いるも
の、熱による変形(バイメタル,形状記憶合金の類)を
用いるもの等を用いて間欠的に供給することも可能であ
る。
〈効果〉 本願考案は、上記のように供給手段にて内部に貯留され
加湿水として使用される水に、使用者が臭いに慣れるこ
とがない間隔で芳香を感じさせるべく間欠的に所定量の
芳香剤を供給するので、使用者が芳香剤の臭いに慣れる
ことがなく常に使用時の臭覚に芳香剤にて刺激を与えて
芳香を感じさせることができ、芳香剤の芳香を最大限に
常に発揮させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、 第2図は他例の断面図。 15:筒、18:容器、19:芳香剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に貯留され加湿水として使用される水
    に、使用者が臭いに慣れることがない間隔で芳香を感じ
    させるべく間欠的に所定量の芳香剤を供給する供給手段
    を設けてなることを特徴とする加湿器。
JP1987031621U 1987-03-03 1987-03-03 加湿器 Expired - Lifetime JPH0633298Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987031621U JPH0633298Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03 加湿器

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JP1987031621U JPH0633298Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03 加湿器

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Publication Number Publication Date
JPS63139432U JPS63139432U (ja) 1988-09-13
JPH0633298Y2 true JPH0633298Y2 (ja) 1994-08-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180047393A (ko) * 2016-10-31 2018-05-10 주식회사 엘지생활건강 아로마 디퓨저
KR20220052513A (ko) * 2020-10-21 2022-04-28 (주)락커룸코퍼레이션 아로마 디퓨저 기능을 구비하는 가습기

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JPS61203241U (ja) * 1985-06-11 1986-12-20

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