JPH1133097A - 蒸散器 - Google Patents

蒸散器

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JPH1133097A
JPH1133097A JP9197034A JP19703497A JPH1133097A JP H1133097 A JPH1133097 A JP H1133097A JP 9197034 A JP9197034 A JP 9197034A JP 19703497 A JP19703497 A JP 19703497A JP H1133097 A JPH1133097 A JP H1133097A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な構造で定量安定性に優れ、しかも連続運
転と間欠運転のいずれにも適した構造の蒸散器を提供す
る。 【解決手段】蒸散器110は上部室112a及び下部室
112bに区画されたケーシング112を有する。上部
室112a内には、空気取込口118から蒸散口122
に至るガス流路120が形成される。下部室112b内
に薬剤の液体状原料134を貯蔵する原料容器132が
配設される。原料容器132には原料134を毛細管現
象により導出するための細管36が接続される。細管3
6の出口端部36aはガス流路120内に突出し、ここ
に、原料134をガス化するためのヒーター42が配設
される。ヒーター42は下部室112b内に配設された
電源44及び制御回路146によって駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は香味、芳香、或いは
殺虫成分等を含む薬剤の蒸気(ガス)を自動的に生成及
び供給するための蒸散器に関し、より具体的には、燃焼
によることなく、電気ヒーターで液体状原料を加熱して
薬剤のガスを生成する蒸散器に関する。
【0002】
【従来の技術】液体状原料から薬剤のミストやガスを自
動的に生成するための機器には、種々のタイプのものが
提案されている。特開平4−314448には、この種
の機器の1つの型式として、香り発生装置が開示され
る。この公報の装置においては、金属細管の内部で芳香
剤の液体状原料が加熱により気化膨張され、その圧力上
昇により、細管の端部から液滴が吐出される。また、細
管の端部において液滴に高周波振動が付与され、液滴は
微粒化されたミストとして放出される。
【0003】特公昭63−58583には、別の型式の
蒸散装置が開示される。この公報の装置においては、薬
剤の液体状原料が容器から毛細管を通して浸透拡散材上
に供給される。供給された原料は、浸透拡散材上におい
てヒーターにより加熱され、ガスとして放出される。
【0004】実開昭61−130234には、更に別の
型式の芳香装置が開示される。この公報の装置において
は、薬剤の液体状原料が毛細管現象により芯材を通して
容器から吸上げられる。吸上げられた原料は、芯材の外
端部において発熱体により加熱され、ガスとして放出さ
れる。
【0005】特開平3−282139には、更に別の型
式の香り発生装置が開示される。この公報の装置におい
ては、複数の容器から選択的された1つ容器から圧縮空
気により原料が送出される。送出された原料は、圧縮空
気により蒸発或いは昇華を促進され、圧縮空気に混合さ
れたガスとして放出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の型式の蒸散
器においては、液体状原料を容器から導出するための構
造が複雑であるか、或いは、液体状原料を必要な量だけ
必要な時に取出すのが困難であるか、のいずれかの問題
を抱えている。即ち、従来の蒸散器においては、簡易な
構造及び定量安定性の両面を十分満足するに至っていな
い。また、これらの蒸散器は、エネルギー効率や原料の
品質の維持を考慮すると、連続運転と間欠運転のいずれ
にも適した構造とは言い難い。
【0007】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、簡易な構造で定量安定性に優れ、しか
も連続運転と間欠運転のいずれにも適した構造の蒸散器
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の視点は、
蒸散器において、蒸散すべき薬剤の液体状原料を貯蔵す
る原料容器と、前記原料容器に接続され、前記原料を前
記原料容器から導出するための細管と、前記細管の出口
端部に配設され、前記原料容器から導出された前記原料
を電気的に加熱することによりガス化するためのガス化
手段と、を具備することを特徴とする。
【0009】本発明の第2の視点は、第1の視点の蒸散
器において、前記細管が0.01mm〜3mm、好まし
くは0.05mm〜1mm、より好ましくは0.1mm
〜0.8mmの内径を有することを特徴とする。
【0010】本発明の第3の視点は、第1または第2の
視点の蒸散器において、前記ガス化手段が前記細管の一
部を形成することを特徴とする。本発明の第4の視点
は、第1または第2の視点の蒸散器において、前記ガス
化手段が前記細管の内部に配置されることを特徴とす
る。
【0011】本発明の第5の視点は、第1または第2の
視点の蒸散器において、前記ガス化手段が前記細管を覆
うように配置されることを特徴とする。本発明の第6の
視点は、第1乃至第5のいずれかの視点の蒸散器におい
て、前記細管が複数本配置され、各細管に前記ガス化手
段が配設されることを特徴とする。
【0012】本発明の第7の視点は、第6の視点の蒸散
器において、前記複数本の細管の間でそれらの長手方向
に沿って空気流路が形成されることを特徴とする。本発
明の第8の視点は、第1乃至第7のいずれかの視点の蒸
散器において、前記細管の前記出口端部に向けて送風す
るためのファンを具備することを特徴とする。
【0013】本発明の第9の視点は、第1乃至第8のい
ずれかの視点の蒸散器において、空気取込口と蒸散口と
を有すると共に、前記取込口と前記蒸散口との間にガス
流路を規定するケーシングを具備し、前記細管の前記出
口端部が前記ガス流路内に配設されることを特徴とす
る。
【0014】本発明に係る蒸散器においては、液体状原
料は、細管に保護された状態で供給され、しかも細管の
出口端部において先行する原料がガス化されると、次続
の原料は毛細管現象により自動的に細管の出口端部に供
給される。このため、本発明によれば、簡易な構造で定
量安定性に優れ、しかも連続運転と間欠運転のいずれに
も適した構造の蒸散器を提供することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
蒸散器を示す概略図であり、これはたばこの香味や煙を
楽しむための香味吸引用品として構成される。蒸散器即
ち香味吸引用品10は、プラスチック、金属、セラミッ
クス、木材等の材料から形成されるケーシング12を有
する。ケーシング12の内部は、隔壁13により上部室
12a及び下部室12bに区画される。後述するよう
に、上部室12aは使用者が吸引する香味のガス流を形
成するためのガス流路20として使用され、下部室12
bは原料容器32や電源44を収納するための収納空間
として使用される。
【0016】ケーシング12の上部室12aの一側部に
は、円筒形の開口を規定する吸口ホルダー14が配設さ
れる。ホルダー14には、使用者が香味を吸引するため
の吸引口22(蒸散器としてみると蒸散口)を有するマ
ウスピース16が着脱可能に挿入される。マウスピース
16は使用者が直接口に咥えるためのもので、プラスチ
ック、木材等の材料から形成される。なお、マウスピー
ス16に代え、ホルダー14にフィルターを挿入して使
用することもできる。
【0017】これに対して、上部室12aの他側部に
は、上部室12aの内部に空気を取込むための空気取込
口18が形成される。空気取込口18と吸引口22との
間で上部室12a内即ちケーシング12内にガス流路2
0が規定される。空気取込口18は予め決めた空気取込
み量に対応する開口面積を有するように設定することが
できる。また、空気取込口18の周囲で、ケーシング1
2に、複数の開口を有する調節リング(図示せず)を配
設することもできる。この場合、空気取込口18に対し
て調節リングの位置を調節することにより、ガス流路2
0内への空気流入量を調節することができる。
【0018】空気取込口18に近接して、ガス流路20
内には、絞り孔24aを中心に有する絞り板24が配設
される。絞り板24の幾分下流側には、後述するよう
に、香味の液体状原料34を供給すると共にこれをガス
化するため、ガス化手段即ちヒーター42の付いた細管
36の上端部即ち出口端部36aが配設される。絞り板
24の絞り孔24aは、空気取込口18からの空気を、
細管36の出口端部36aに向かって流れるように規制
する役割を果たす。
【0019】細管36の出口端部36aと吸引口22と
の間には、ガス流路20の一部を構成する冷却室21が
形成される。冷却室21に対応して上部室12aの天井
には外気導入孔26が形成される。ヒーター42で加熱
された、香味を含むガスは冷却室21で外気と混合され
て冷却され、吸引口22に至る。外気導入孔26は予め
決めた外気導入量に対応する開口面積を有するように設
定することができる。また、図示の如く、外気導入孔2
6の周囲で、ケーシング12に、複数の開口を有する調
節シャッター28を配設することもできる。この場合、
外気導入孔26に対して調節シャッター28の位置を調
節することにより、冷却室21内への外気流入量を調節
することができる。
【0020】更に、冷却室21と吸引口22との間に
は、吸引口22を覆うようにガス流路20内にフィルタ
ー(図示せず)を配設することができる。フィルターを
配設することにより、適度な吸いやすさとなるように圧
力損失を調整することができる。フィルターは、セルロ
ースアセテート、パルプ等からなる通常のたばこフィル
ターの素材から形成することができる。
【0021】一方、ケーシング12の下部室12b内に
は原料容器32が収納固定される。原料容器32は、使
用者の複数パフ分の吐出量に対応する量の液体状原料3
4を貯蔵する。液体状原料34は少なくとも香味物質を
含む。例えば、メンソール、カフェイン等の香味のみを
喫味するための物品とする場合は、液体状原料34は香
味のみを発生させるための原料とすることができる。し
かしまた、液体状原料34は、香味に煙を加えるため、
加熱時にエアロゾルを生成する物質を含むことができ
る。エアロゾルを生成する物質としては、アルコール
類、糖類、水、或いはこれらの2種類以上の混合物を使
用することができる。ここで使用されるアルコール類
は、例えば、グリセンリン、プロピレングリコール、こ
れらの混合物である。
【0022】即ち、液体状原料34は、用途に応じて種
々の天然物からの抽出物質及び/またはそれらの構成成
分を含むことができる。例えば、本物品を疑似喫煙物品
とする場合は、たばこ抽出物成分やたばこ煙凝縮物成分
等のたばこ成分を液体状原料34に含有させることとな
る。
【0023】原料容器32内に、液体状原料34を供給
するための細管36の下部が挿入され、その下端部が原
料容器32の底部近傍まで延在する。細管36は、原料
容器32内に貯蔵された液体状原料34が毛細管現象に
より導出できるように、原料容器32よりも小さな内径
を有する。上述のような液体状原料34を考慮した場
合、細管36の内径は、0.01mm〜3mm、好まし
くは0.05mm〜1mm、より好ましくは0.1mm
〜0.8mmに設定される。
【0024】細管36の上端部は、ケーシング12の上
部室12a内に突出し、ここに液体状原料34をガス化
するためのヒーター42が配設される。ヒーター42は
細管36と同じ内径を有する管状体からなり、細管36
の出口端部36aはヒーター42自体により形成され
る。ヒーター42は、ケーシング12の下部室12b内
に着脱可能に配設された電源44から給電される。電源
44は望ましくは直流電源、例えば市販の乾電池、充電
池からなる。しかし、電源44は交流電源とすることも
できる。また、電源44はケーシング12の外側に取付
けるか、或いは、別に設けて配線でケーシング12に接
続するようにすることもできる。
【0025】ヒーター42と電源下44との間には、下
部室12b内に固定された制御回路46が介在する。制
御回路46には、ON/OFF用の手動スイッチ48
と、使用者の吸引動作を検出するためのセンサー52と
が接続される。
【0026】ON/OFF用の手動スイッチ48は、ケ
ーシング12の下部室12bの外側面に配設される。本
物品の不使用時には、スイッチ48を手動でオフ状態に
切替えることにより、ヒーター42を強制的に停止させ
ておくことができる。手動スイッチ48は、電気接点を
有したマイクロリミットスイッチなどの一般的な小型の
押下式スイッチと同じ機構からなる。
【0027】使用者の吸引動作を検出するためのセンサ
ー52は、空気取込口18に隣接するように、ケーシン
グ12の上部室12a内に配設される。センサー52と
しては、抵抗変化、容量変化、圧電起電力等を検出する
一般的な感圧センサーや、気流を検出する揺動羽板型セ
ンサー等を用いることができる。
【0028】制御回路46は、ON/OFF用の手動ス
イッチ48からの信号により、或いはセンサー52から
の信号に基づいて使用者の吸引動作に合わせて、ヒータ
ー42を始動させ、液体状原料34をガス化する。制御
回路46における信号処理及び制御の態様は、例えば公
知のアナログ制御、二位置制御、或いはこれらの組合わ
せとすることができる。なお、本物品の使用時、即ちス
イッチ48をオン状態に切替えている間、ヒーター42
を加熱したままにすることもできる。
【0029】原料容器32には、液体状原料34の残量
を検出するための液量センサー54が配設される。セン
サー54は、液体状原料34の残量の変化による、原料
容器32の導電性の変化を検出する接触型のセンサーか
らなる。また、原料容器32内の液体状原料34の残量
が少ないことを使用者に知らせるため、ケーシング12
の下部室12bの外側面に、電気的表示手段、例えば、
発光ダイオードからなるランプ56が配設される。液量
センサー54及びランプ56は制御回路46を介して接
続され、制御回路46の制御下で操作される。
【0030】センサー54によって検出される液量は、
残量液面と細管36の出口端部36aに形成されるメニ
スカスとの高低差が、毛細管現象によって液体状原料3
4が吸上げられる高さを超えないように設定される。ま
た、センサー54の信号に基づいて、使用者に液体状原
料34の材料が少ないことを知らせるため、ランプ56
を点灯するだけでなく、吸引動作が開始できないように
電気的なロックをかけることもできる。なお、センサー
54は、液体状原料34の残量の変化を、例えば超音波
の反射率の変化として取出すような非接触型のセンサー
とすることもできる。
【0031】原料容器32には、液体状原料34を補給
するための注入ポート58が接続される。注入ポート5
8の端部はケーシング12の外側に露出し、ここから、
液体状原料を原料容器32を注入補給することができ
る。前述の如く、原料容器32は、使用者の複数パフ分
の吐出量に対応する量の液体状原料34を貯蔵する容量
を有する。しかし、原料を補給可能とすることにより、
原料容器32を交換せずに本香味吸引用品を更に継続的
に使用することが可能となる。
【0032】なお、液量センサー54に代え、原料容器
32内の残量を見るため、ケーシング12の側壁の、原
料容器32に対応する部分に、透明な覗き窓(図示せ
ず)を配設することができる。この場合、原料容器32
自体も透明或いは半透明の容器から形成する必要があ
る。これにより、覗き窓を通して原料容器32内の液体
状原料34の残量を監視し、原料の補給のタイミングを
知ることができる。また、原料容器32内の残量を監視
する機構として、プリズムを用いて残量を光学的に検出
する方式を用いることもできる。
【0033】次に、図1図示の香味吸引用品10の操作
態様を説明する。図1図示の香味吸引用品10を用いて
喫味する場合、使用者は、先ず、手動スイッチ48をオ
ンし、マウスピース16を咥えて吸引口22から吸引動
作を行なう。この動作により、センサー52から制御回
路46に吸引動作信号が送出され、従って、制御回路4
6の制御下に電源44からヒーター42への通電が行わ
れ、ヒーター42がONとなる。
【0034】この時、既に、細管36の出口端部36a
には毛細管現象により液体状原料34が送込まれてお
り、図2(a)図示の状態となっている。この状態にお
いて、ヒーター42がONされると、出口端部36a内
の液体状原料34は、図2(b)図示の如く、ヒーター
42の熱により瞬時にガス化され、ガス流路20内に供
給される。出口端部36a内の液体状原料34がヒータ
ー42によりガス化されると、図2(c)図示の如く、
新たな液体状原料34が原料容器32から毛細管現象に
より細管36の出口端部36aに送込まれる。このよう
にして、細管36の出口端部36aにおける液体状原料
34の供給とガス化とが繰返される。
【0035】ガス化された原料は、使用者の吸引動作に
伴い、空気取込口18から絞り孔24aを通過して細管
36の出口端部36aの近傍に導かれた主吸引空気と混
合され、吸引口22へと搬送される。必要であれば、吸
引中、調節シャッター28を調節することにより、外気
導入孔26からの導入空気量を変えることができる。こ
れにより、吸引口22に至る香味を含む空気の味を変
え、使用者の吸引感覚の好みに合わせた喫味を行なうこ
とが可能となる。
【0036】図3は本発明の別の実施の形態に係る蒸散
器を示す概略図であり、これもまたたばこの香味や煙を
楽しむための香味吸引用品として構成される。図3にお
いて図1と共通する部分には同一の符号を付してそれら
の詳細な説明を省略する。
【0037】この実施の形態の香味吸引用品は、先ず、
液体状原料34を貯蔵する原料容器62が小型で、ケー
シング12の外部から挿入口64に対して挿脱可能とな
っている点で、図1図示の実施の形態と異なる。挿入口
64は上部室12a及び下部室12bの間に上向きに傾
斜して形成され、その奥に原料容器62と接続される細
管36の端部が配置される。細管36は傾斜した状態で
ケーシング12の上部室12a内に固定され、その出口
端部36aのヒーター42は、絞り板24の絞り孔24
aの真中に位置するように配置される。原料容器62
は、その先端開口部に、細管36の下端部を挿入するよ
うに態様で、挿入口64に装着される。
【0038】原料容器62の内径は細管36の内径より
も大きく設定される。これにより、原料容器62内のメ
ニスカスと細管36内のメニスカスとの間に圧力差が生
じるため、液体状原料34が毛細管現象によって細管3
6の出口端部36aへと送出される。
【0039】更に、この実施の形態においては、原料容
器62と交換するためのスペアー用の原料容器66が複
数本、ケーシング12の下部室12b内に配設される。
スペアー用の原料容器66は、ケーシング12の下部に
設けられ且つ開閉扉の付いたた開口部(図示せず)を介
して取出すことができる。なお、原料容器62内の残量
を見るため、ケーシング12の側壁の、原料容器62に
対応する部分に、透明な覗き窓(図示せず)を配設する
ことができる。
【0040】図4は本発明の更に別の実施の形態に係る
蒸散器を示す概略図であり、これは芳香剤や殺虫剤等の
薬剤の蒸散器として構成される。蒸散器110は、プラ
スチック等の材料から形成されるケーシング112を有
する。ケーシング112の内部は、隔壁113により上
部室112a及び下部室112bに区画される。後述す
るように、上部室112aはガス流を形成するためのガ
ス流路120として使用され、下部室112bは原料容
器132や電源44を収納するための収納空間として使
用される。
【0041】ケーシング112の上部室112aの左側
部(図中)には、上部室112aの内部に空気を取込む
ため、複数の孔からなる空気取込口118が形成され
る。これに対して、上部室112aの右側部及びその近
傍の天井には、ガス化された薬剤を空気と共に放出する
ため、複数の孔からなる蒸散口122が形成される。空
気取込口118と蒸散口122との間で上部室112a
内即ちケーシング112内にガス流路120が規定され
る。
【0042】空気取込口118は予め決めた空気取込み
量に対応する開口面積を有するように設定することがで
きる。また、空気取込口118の周囲で、ケーシング1
12に、複数の開口を有する調節リング(図示せず)を
配設することもできる。この場合、空気取込口118に
対して調節リングの位置を調節することにより、ガス流
路120内への空気流入量を調節することができる。
【0043】上部室112a内即ちガス流路120の概
ね中央には、多数の分散孔124aを有する分散板12
4が配設される。分散板124で区画されたガス流路1
20の上流側の空間内には、モーター128で選択的に
駆動されるファン126が配設される。また、ガス流路
120の下流側の空間には薬剤の液体状原料134を供
給すると共にこれをガス化するため、ガス化手段即ちヒ
ーター42の付いた細管36の上端部即ち出口端部36
aが配設される。ファン126により、空気取込口11
8からの空気が、分散板124の分散孔124aで分散
された状態で、細管36の出口端部36aに向けて強制
的に流される。
【0044】一方、ケーシング112の下部室112b
内には原料容器132が収納固定される。原料容器13
2は、芳香剤や殺虫剤等の薬剤の液体状原料134を貯
蔵する。
【0045】原料容器132内に、液体状原料134を
供給するための細管36の下部が挿入され、その下端部
が原料容器132の底部近傍まで延在する。細管36
は、原料容器132内に貯蔵された液体状原料134が
毛細管現象により導出できるように、原料容器132よ
りも小さな内径を有する。芳香剤や殺虫剤等の薬剤の液
体状原料134を考慮した場合、細管36の内径は、
0.01mm〜3mm、好ましくは0.05mm〜1m
m、より好ましくは0.1mm〜0.8mmに設定され
る。
【0046】細管36の上端部は、ケーシング112の
上部室112a内に突出し、ここに液体状原料134を
ガス化するためのヒーター42が配設される。ヒーター
42は細管36と同じ内径を有する管状体からなり、細
管36の出口端部36aはヒーター42自体により形成
される。
【0047】ファン126のモーター128及びヒータ
ー42に給電するため、下部室112b内に電源44が
着脱可能に配設される。電源44は望ましくは直流電
源、例えば市販の乾電池、充電池からなる。しかし、電
源44は交流電源とすることもできる。また、電源44
はケーシング112の外側に取付けるか、或いは、別に
設けて配線でケーシング112に接続するようにするこ
ともできる。
【0048】電源44との間には、下部室112b内に
固定された制御回路146を介して、ファン126のモ
ーター128及びヒーター42に接続される。制御回路
146にはまた、ON/OFF用の手動スイッチ48が
接続される。手動スイッチ48は、ケーシング112の
上部に配設される。制御回路146は、手動スイッチ4
8からの信号により、ヒーター42及びファン126を
始動させる。制御回路146における信号処理及び制御
の態様は、例えば公知のアナログ制御、二位置制御、或
いはこれらの組合わせとすることができる。本物品の不
使用時には、スイッチ48を手動でオフ状態に切替える
ことにより、ヒーター42及びファン126を強制的に
停止させておくことができる。
【0049】原料容器132には、液体状原料134の
残量を検出するための液量センサー54が配設される。
センサー54は、液体状原料134の残量の変化によ
る、原料容器132の導電性の変化を検出する接触型の
センサーからなる。また、原料容器132内の液体状原
料134の残量が少ないことを使用者に知らせるため、
ケーシング112の下部室112bの外側面に、電気的
表示手段、例えば、発光ダイオードからなるランプ56
が配設される。液量センサー54及びランプ56は制御
回路146を介して接続され、制御回路146の制御下
で操作される。なお、センサー54は、液体状原料13
4の残量の変化を、例えば超音波の反射率の変化として
取出すような非接触型のセンサーとすることもできる。
【0050】原料容器132には、液体状原料134を
補給するための注入ポート158が接続される。注入ポ
ート158の端部はケーシング112の外側に露出し、
ここから、液体状原料を原料容器132を注入補給する
ことができる。原料を補給可能とすることにより、原料
容器132を交換せずに本蒸散器を継続的に使用するこ
とが可能となる。
【0051】なお、液量センサー54に代え、原料容器
132内の残量を見るため、ケーシング112の側壁
の、原料容器132に対応する部分に、透明な覗き窓
(図示せず)を配設することができる。この場合、原料
容器132自体も透明或いは半透明の容器から形成する
必要がある。また、原料容器132内の残量を監視する
機構として、プリズムを用いて残量を光学的に検出する
方式を用いることもできる。
【0052】次に、図4図示の蒸散器110の操作態様
を説明する。手動スイッチ48をオンすると、制御回路
146の制御下に電源44からヒーター42及びモータ
ー126への通電が行われ、ヒーター42がONとなる
と共にファン126が回転を開始する。
【0053】この時、既に、細管36の出口端部36a
には毛細管現象により液体状原料134が送込まれてい
る。そして、ヒーター42がONされると、図2(a)
〜(c)を参照して説明したような態様で、細管36の
出口端部36aにおける液体状原料134の供給とガス
化とが連続的に行われる。
【0054】図2(a)〜(c)は、ヒーター42の長
さ分の原料132を全てガス化させる態様を示す。しか
し、これに代え、図5(a)、(b)図示の如く、細管
36の出口端部36aにおける原料134のメニスカス
を常に維持した状態で原料134をガス化させることが
できる。これはヒーター42の発熱量を調整することに
より行なうことができる。
【0055】ガス化された原料は、ファン126により
空気取込口118から強制的に送風され且つ分散孔12
4aを通過して細管36の出口端部36aの近傍に導か
れた空気と混合される。空気とガス化された薬剤との混
合ガスは、ファン126の強制送風により促され、蒸散
口122から外部に放出される。
【0056】図4図示の蒸散器110において、液体状
原料134として芳香液を使用して実験を行なった。実
験において、気化放出時間を1秒間、次の放出までのイ
ンターバルを60分間とし、1mgのペパーミント芳香
液を室内に気化放出させた。このタイミングでは、ペパ
ーミントの香りが適時室内に補充されてさわやかな気分
で過ごすことができた。また、毎分0.01mgでレモ
ングラス芳香液を連続的に室内に気化放出させたとこ
ろ、レモン様の心地よい香りが常にほのかに漂い、快適
に過ごすことができた。
【0057】図6乃至図8は、液体状原料34、134
を供給及びガス化するための機構の変更例を夫々示す斜
視図である。図6図示の構造では、リング状のヒーター
72が細管36の出口端部36aを覆うように配置され
る。図7図示の構造では、棒状のヒーター74が細管3
6の出口端部36a内に挿入されて配置される。図8図
示の構造では、板状のヒーター76が細管36の出口端
部36a内に挿入されて配置される。これらいずれの構
造を用いても、図1或いは図4図示の実施の形態を参照
して述べたような作用を得ることができる。
【0058】図9乃至図11は、液体状原料34、13
4を供給及びガス化するための機構の更に異なる変更例
を夫々示す図である。図9図示の構造では、3本の細管
36が原料容器32(或いは容器132)に接続され、
細管36の出口端部36aにヒーターフレーム82が取
付けられる。ヒーターフレーム82は、3つの出口端部
36aに対応して、図2図示のような細管36の出口端
部36aを形成するヒーター42、或いは図6図示のよ
うな細管36の出口端部36aを覆うリング状のヒータ
ー72を有する。更に、ヒーターフレーム82には、細
管36の間に位置し且つ細管36の長手方向に沿うよう
に、空気流路孔84が形成される。
【0059】図9図示の構造を、図1図示の蒸散器(香
味吸引用品)等に適用した場合、空気取込口18からの
空気流の一部が、ヒーターフレーム82の熱の作用によ
り、空気流路孔84内に下方から流れ込み、ガス化され
た原料と共に上方に流れる。このため、空気流は、水平
と垂直の2方向の流れ成分を有することとなり、空気と
薬剤ガスとの混合を十分に行うことが可能となる。
【0060】図10図示の構造では、3本の細管36が
原料容器32に接続されると共に図7図示の棒状のヒー
ター74が各細管36の出口端部36a内に挿入され
る。図11図示の構造では、3本の細管36が原料容器
32に接続され、細管36の出口端部36aにヒーター
フレーム92が取付けられる。ヒーターフレーム92
は、3つの出口端部36aに対応して、図8図示の板状
のヒーター76を有する。更に、ヒーターフレーム92
には、細管36の間に位置し且つ細管36の長手方向に
沿うように、空気流路孔94が形成される。この構造に
おいても、図9図示の構造を参照して述べたように、空
気と薬剤ガスとの混合を十分に行うことが可能となる。
【0061】なお、上記実施の形態では、細管36によ
る毛細管現象を利用して液体状原料を送っているが、細
管36に接続したポンプ等により液体状原料を送るよう
にしてもよい。
【0062】以上、内容の理解を容易にするため、本発
明の各部分の特徴を幾つかの実施の形態や変更例にとし
て分けて説明したが、これらの特徴は、目的に応じて適
宜組合わせることが可能である。即ち、本発明は、その
思想の範囲において、図示の実施の形態以外の種々態様
で実施することが可能である。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、簡易な構造で定量安定
性に優れ、しかも連続運転と間欠運転のいずれにも適し
た構造の蒸散器を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る蒸散器を示す概略
図。
【図2】図1図示の蒸散器の動作を示す図。
【図3】本発明の別の実施の形態に係る蒸散器を示す概
略図。
【図4】本発明の更に別の実施の形態に係る蒸散器を示
す概略図。
【図5】図4図示の蒸散器の動作の変更例を示す図。
【図6】原料を供給及びガス化するための機構の変更例
を示す斜視図。
【図7】原料を供給及びガス化するための機構の別の変
更例を示す斜視図。
【図8】原料を供給及びガス化するための機構の更に別
の変更例を示す斜視図。
【図9】原料を供給及びガス化するための機構の更に別
の変更例を示す斜視図。
【図10】原料を供給及びガス化するための機構の更に
別の変更例を示す斜視図。
【図11】原料を供給及びガス化するための機構の更に
別の変更例を示す斜視図。
【符号の説明】
10、110…蒸散器 12、112…ケーシング 16…マウスピース 18、118…空気取込口 20、120…ガス流路 22、122…蒸散口 24…絞り板 26…外気導入孔 32、132…原料容器 34、134…液体状原料 36…細管 42…ヒーター 44…電源 46、146…制御回路 48…スイッチ 52…吸引センサー 54…液量センサー 56…ランプ 62…原料容器 64…挿入口 66…スペアー用原料容器 72、74、76…ヒーター 82、92…ヒーターフレーム 84、94…空気流路孔 124…分散板 126…ファン 128…モーター

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸散すべき薬剤の液体状原料を貯蔵する原
    料容器と、 前記原料容器に接続され、前記原料を前記原料容器から
    導出するための細管と、 前記細管の出口端部に配設され、前記原料容器から導出
    された前記原料を電気的に加熱することによりガス化す
    るためのガス化手段と、を具備することを特徴とする蒸
    散器。
  2. 【請求項2】前記細管が0.01mm〜3mmの内径を
    有することを特徴とする請求項1に記載の蒸散器。
  3. 【請求項3】前記ガス化手段が前記細管の一部を形成す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の蒸散器。
  4. 【請求項4】前記ガス化手段が前記細管の内部に配置さ
    れることを特徴とする請求項1または2に記載の蒸散
    器。
  5. 【請求項5】前記ガス化手段が前記細管を覆うように配
    置されることを特徴とする請求項1または2に記載の蒸
    散器。
  6. 【請求項6】前記細管が複数本配置され、各細管に前記
    ガス化手段が配設されることを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれかに記載の蒸散器。
  7. 【請求項7】前記複数本の細管の間でそれらの長手方向
    に沿って空気流路が形成されることを特徴とする請求項
    6に記載の蒸散器。
  8. 【請求項8】前記細管の前記出口端部に向けて送風する
    ためのファンを具備することを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれかに記載の蒸散器。
  9. 【請求項9】空気取込口と蒸散口とを有すると共に、前
    記取込口と前記蒸散口との間にガス流路を規定するケー
    シングを具備し、前記細管の前記出口端部が前記ガス流
    路内に配設されることを特徴とする請求項1乃至8のい
    ずれかに記載の蒸散器。
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