JPH0569542U - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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JPH0569542U
JPH0569542U JP1750392U JP1750392U JPH0569542U JP H0569542 U JPH0569542 U JP H0569542U JP 1750392 U JP1750392 U JP 1750392U JP 1750392 U JP1750392 U JP 1750392U JP H0569542 U JPH0569542 U JP H0569542U
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JP
Japan
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humidification
humidifier
amount
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heating
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正吉 伊東
敏幸 涌井
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MK Seiko Co Ltd
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MK Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電源を投入してから気化するまでの時間を、
加湿量の少ない加湿を行なう場合と強い加湿を行なう場
合とで違いが生じない、気化加湿量を所定段階に切替可
能にした加湿器。 【構成】 液体を貯溜する蒸発皿7と、該蒸発皿7を加
熱する加熱手段6a,6bを備えるとともに該加熱手段
6a,6bにより気化される加湿量を選択する手段を備
えた加湿器において、液体が気化するまでの温度または
時間を検出する手段21bを設け、加湿開始から前記検
出手段21bにて温度または時間が検出されるまでは、
前記加熱手段6a,6bを全通電し、その後前記選択手
段で選択した加湿量になるように加熱手段6a,6bへ
通電する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は液体を蒸発気化して室内等の加湿を行なう加湿器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、一定量の水を貯溜する蒸発皿を加熱し、水を蒸発気化して室内の加湿 を行なうタイプのものが知られている。従来、この種の加湿器における蒸発皿の 加熱手段には電気ヒータが用いられ、アルミダイカスト等で形成される蒸発皿を 加熱するものである。また、使用者が任意に気化量を選択できるように、複数の 電気ヒータを設け、弱い加湿を行なう場合は1つのヒータに通電し、強い加湿の 時は2つのヒータに通電するように通電状態を切替るものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このように気化量を選択できるようにした加湿器は、電源を投入し てから水が気化するまでの時間が、弱い加湿を行なう場合と強い加湿を行なう場 合とでおよそ2倍も違ってしまい、使用者が満足するものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような問題を解決するために本考案は、液体を貯溜する蒸発皿と、該蒸発 皿を加熱する加熱手段を備えるとともに該加熱手段により気化される加湿量を選 択する手段を備えた加湿器において、液体が気化するまでの温度または時間を検 出する手段を設け、加湿開始から前記検出手段にて温度または時間が検出される までは、前記加熱手段を全通電し、その後前記選択手段で選択した加湿量になる ように加熱手段へ通電するようにした加湿器を提供するものである。
【0005】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案の一実施例について説明する。図1は本考案を備え た加湿器の内部断面図である。1はケーシングで、上部に上板2を取り付けて加 湿器本体を形成し、内部は中板3により上下空間に区画されている。このように 区画された上下空間のうち上室部1aの一側方には、天部に開口孔を設けたフレ ーム4を載置し、蒸気室4aが形成され、他側方にはカートリッジ式の給水タン ク5を設けている。7は外周に加熱装置6を取り付けた蒸発皿で、蒸気室4aに 連通した底部開口にフランジを介して取り付けられている。蒸発皿7のフランジ にはバイメタル式サーモスイッチが取り付けられるとともに底部には給水ボス7 aが凸設されている。8は蒸発皿7と対向して垂設され、前記フレーム4の天部 開口孔に連通する案内筒で、天部を開口し、周面に複数の取入孔8aを穿設して いる。
【0006】 9は蒸発皿7の給水ボス7aに連結パイプ10を介して連通する貯水部で、給 水タンク5の給水キャップ11内に設けた弁体12を押し上げるリブ13と一定 水位を検出するフロートスイッチ14を備えている。よって貯水部9は、給水タ ンク5からの補給水を貯水し、連結パイプ10を通じて蒸発皿7に水を供給する ものである。また、貯水部9に設けたフロートスイッチ14により貯水部9及び 蒸発皿7には、常時一定水位の水が貯水されるものである。
【0007】 15は中板3により区画された上下空間のうち下室部1bに備えられるファン 装置で、モータ16により駆動し、送風路17を通じて蒸気室4aに連通してい る。18は送風路17と連通して蒸気室4aに立設される送風筒で、フレーム4 側に開口した吹き出し口18aより蒸気室4a内に送風している。こうして導入 された風は、蒸気室4a内を循環し、案内筒8の取入孔8aから取り込まれ、蒸 発皿7で発生した水蒸気を案内筒8に沿って上昇させ、案内筒8の上端に嵌着し た吹出ノズル19から室内に放出するものである。20はスイッチ部で、本体側 面に設けられ、本体の電源スイッチ20aと加湿の強弱を設定する加湿量選択ス イッチ20bを有している。
【0008】 続いて、図2を用いて前記蒸発皿7周辺を詳細に説明する。前記したように蒸 発皿7の外周面には加熱装置6が取り付けられている。この加熱装置6は、同一 容量(ここでは200W)の2つの電気ヒータ6a及び6bを耐熱性,絶縁性に 優れるマイカ板6cで挾持したバンドヒータにより形成される。尚、ここではヒ ータを2つ用いたものであるが、ヒータの数を変えることにより強弱の段階を適 宜設定することが可能である。
【0009】 蒸発皿7には、底部の給水ボス7aに接続した連結パイプ10より水が補給さ れ一定水位に保水される。この水を加熱装置6により加熱するが、蒸発皿7はア ルミダイカストで形成されているため加熱することにより熱収縮を起こし、加熱 装置6が抜け落ちる恐れがある。そのため蒸発皿7の底部にブッシュナット22 を張出するように取り付けている。また、蒸発皿7を中板1aに取り付けるフラ ンジ7bには、バイメタルスイッチ21a,21bが左右に取り付けられている 。このうち、スイッチ21aは蒸発皿7の空炊きを防止するための安全装置であ り、異常高温(125℃)になると電気ヒータ6a,6bへの通電を断通するも のである。また、スイッチ21bは蒸発皿7内の水が気化する時の蒸発皿7の温 度(約90℃)を検出するものである。尚、スイッチ21a,21bは常閉スイ ッチであり、上記した各温度を検出すると開成して通電を断通するものである。
【0010】 図3は本考案の配線回路図である。この回路は、電源から電源スイッチ20a 及びバイメタルスイッチ21aを直列に接続し、ヒータ6a,6b及びファン装 置15を駆動するモータ16をそれぞれ並列に接続して形成されている。また、 ヒータ6bに通電する電路A−Bにはバイメタルスイッチ21b及び加湿量選択 スイッチ20bが並列に介挿されており、ヒータ6bはこの2つのスイッチによ り通電切り替えが行なわれる。
【0011】 このように構成する本考案の動作を説明する。本体の電源スイッチ20aをO Nすると、ヒータ6a,6bに通電し蒸発皿7を加熱するとともにモータ16に 通電しファン装置15を駆動して蒸気室4a内に送風する。蒸発皿7が加熱され 、水が気化する温度に達すると、バイメタルスイッチ21bが切れる。この時、 バイメタルスイッチ21bと並列に接続される加湿の強弱を選択するスイッチ2 0bがONされていない時は、ヒータ6bへの通電が遮断されヒータ6aのみで 加湿量の少ない加湿を行なう。一方スイッチ20bがONされている時は、ヒー タ6bへの通電が継続され2つのヒータにより加湿量の多い加湿を行なうもので ある。従って、バイメタルスイッチ21bが切れるまで(即ち、水が気化する温 度に達するまで)は、使用者が選択した加湿の強弱に係らず、2つのヒータ6a ,6bにより加熱し、その後選択スイッチ20bにより選択された好みの加湿量 が与えられる。よって、強い加湿を選択した場合は、弱い加湿を選択した場合も 、同一の時間で水を気化することができ、弱い加湿を選択したときの立上りの悪 さを解消することができる。
【0012】 尚、本考案は上記実施例に限られるものではなく、様々な実施態様が考えられ る。例えば、バイメタルスイッチ21bの代わりにリレーを用いて、所定時間は 2つのヒータに通電し、その後に強弱の選択内容に応じたヒータ通電を行なうよ うにしてもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案は構成され、液体を貯溜する蒸発皿と、該蒸発皿を加熱す る加熱手段を備えるとともに該加熱手段により気化される加湿量を選択する手段 を備えた加湿器において、液体が気化するまでの温度または時間を検出する手段 を設け、加湿開始から前記検出手段にて温度または時間が検出されるまでは、前 記加熱手段を全通電し、その後前記選択手段で選択した加湿量になるように加熱 手段へ通電するようにした加湿器であるので、加湿量の多い加湿を行なう場合も 、加湿量の少ない加湿を行なう場合も、この設定に関係なく電源を投入したとき から最大の加湿を行なうため、特に設定された加湿量が少なくても加湿の開始に 長時間を要するといった不都合がなく、常に一定時間で加湿が行なわれるもので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である加湿器の内部構成を示
す断面図である。
【図2】図1における加湿器の蒸発皿7付近を拡大した
説明図である。
【図3】図1における加湿器の配線図である。
【符号の説明】
6a,6b 加熱手段たる電気ヒータ 7 蒸発皿 20b 選択手段たる加湿量選択スイッチ 21b 検出手段たるバイメタルスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を貯溜する蒸発皿と、該蒸発皿を加
    熱する加熱手段を備えるとともに該加熱手段により気化
    される加湿量を選択する手段を備えた加湿器において、
    液体が気化するまでの温度または時間を検出する手段を
    設け、加湿開始から前記検出手段にて温度または時間が
    検出されるまでは、前記加熱手段を全通電し、その後前
    記選択手段で選択した加湿量になるように加熱手段へ通
    電するようにしたことを特徴とする加湿器。
JP1992017503U 1992-02-24 1992-02-24 加湿器 Expired - Fee Related JP2578600Y2 (ja)

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JP2578600Y2 JP2578600Y2 (ja) 1998-08-13

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JP2014185829A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Espec Corp 加湿装置、並びに、環境試験装置
JP2021032537A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 エスペック株式会社 加湿装置及び環境試験装置

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