JPH10141329A - 取り付け具及びそれを用いた宅内機器の取り付け方法 - Google Patents
取り付け具及びそれを用いた宅内機器の取り付け方法Info
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- JPH10141329A JPH10141329A JP30173296A JP30173296A JPH10141329A JP H10141329 A JPH10141329 A JP H10141329A JP 30173296 A JP30173296 A JP 30173296A JP 30173296 A JP30173296 A JP 30173296A JP H10141329 A JPH10141329 A JP H10141329A
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Abstract
対応するには数種類の固定具を装置本体に添付しなけれ
ばならず、資材費の高騰をもたらしており、また、ユー
ザの立場から見た場合、未使用の固定具の維持・管理が
困難である。 【解決手段】 基板12上に床固定時及び増設時に使用
する複数個の引っ掛け爪部13が設けられている。取り
付け具11の一側縁部には断面L字形状の固定ネジ部1
4が設けられており、固定ネジ部14にはネジ穴14a
が穿設されている。固定ネジ部14に対向する側の側縁
部には突設部15が形成されており、突設部15中央に
は壁用穴15aが穿設されている。固定ネジ部14と突
設部15のいずれも形成されていない基板12の2つの
側縁部には対向して、折り曲げ形状の壁用引っ掛け部1
6が形成されている。壁用引っ掛け部16は収容溝16
aが形成されている。基板12には取り付け用の穴17
が4個所に穿設されている。
Description
を用いた宅内機器の取り付け方法に係り、特に床置き固
定と壁掛け固定及び増設固定の各種取り付けを実現する
取り付け具及びそれを用いた宅内機器の取り付け方法に
関する。
各例を示す。同図(A)は壁掛け設置の例で、宅内機器
である装置1の例えば背面に固定した壁用引っ掛け部2
を、壁面3に所望位置に固定されている壁掛け専用金具
4に係着した後、ネジ5で壁用引っ掛け部2と壁掛け専
用金具4の間を螺着固定する。
に示すように、床6の上に床固定専用金具7をネジ等で
固定後、装置1を床固定専用金具7に設けられている爪
にスライド係着させ、その後装置1の所定位置に設けた
ネジ部に、ネジ8により床固定専用金具7のネジ穴が穿
設されている係止部7aを介して螺着固定する。
付け方法では、設置環境の違いにより床設置時には床固
定専用金具7を、壁掛け設置時には壁掛け専用金具4
を、更に、増設時には増設専用固定具を準備している。
このため、従来の宅内機器の取り付け方法では、装置を
設置するのに必要な固定具が環境別の専用であるため
と、それらを収容する梱包箱が大きくなるため、メーカ
は客先が希望する設置環境に対応するには数種類の固定
具を装置本体に添付しなければならず、資材費の高騰を
もたらしている。
は、ユーザの立場から見た場合、不要な固定具を購入さ
せられると共に、移設(設置環境の変化)時までは未使
用の固定具が邪魔であり、維持・管理もできないのが実
状である。
単一の取り付け具により各種設置環境に対応し得る取り
付け具及びそれを用いた宅内機器の取り付け方法を提供
することを目的とする。
移動時における輸送効率を向上し得る取り付け具及びそ
れを用いた宅内機器の取り付け方法を提供することにあ
る。
め、本発明の取り付け具は、平板部分の少なくとも前後
各方向に1個所設けられた合計2個の引っ掛け爪部と、
平板部分の一側縁部に形成された断面L字形状で、ネジ
穴が穿設されている床固定用ネジ部と、床固定用ネジ部
に対向する側の平板部分の側縁部に形成され、中央に壁
用穴が穿設されている突設部と、床固定用ネジ部と突設
部のいずれも形成されていない平板部分の2つの側縁部
に対向して形成された、収容溝が設けられた折り曲げ形
状の壁用引っ掛け部と、平板部分に穿設された平板部分
取り付け用の複数個の穴とを有する構成としたものであ
る。
的を達成するため、床設置時は複数個の穴を用いて平板
部分を床面の所望位置に固定し、宅内機器である装置の
底面の引っ掛け爪部に対応した位置に設けた開口部を、
引っ掛け爪部に挿入後スライド係着させた後、床固定用
ネジ部のネジ穴を介して装置と螺着することにより床固
定し、壁かけ設置時は複数個の穴を用いて平板部分を壁
面の所望位置に固定し、宅内機器である装置の背面の所
望位置に設けた壁用突出部を壁用引っ掛け部の収容溝に
スライド係着させた後、突設部の壁用穴を介して壁用突
出部を有する装置をネジ止め固定し、増設時は複数個の
穴を用いて平板部分を既設装置の天面の所望位置に固定
し、増設装置の底面の引っ掛け爪部に対応した位置に設
けた開口部を引っ掛け爪部に挿入後スライド係着させた
後、床固定用ネジ部のネジ穴を介して増設装置と既設装
置を螺着することを特徴とする。
掛け爪部を設け、壁掛け固定用としては、装置の左右両
側面に相対する位置に、収容溝を有する折り曲げ形状か
らなる壁用引っ掛け部を設け、更に、増設時には床固定
用の複数個の引っ掛け爪部を利用するようにしたため、
一つの取り付け具により各種設置環境(床固定、壁掛け
固定、増設固定)においての設置工事ができる。
て図面と共に説明する。
形態の外観斜視図を示す。平板部分12上に複数個の断
面逆さL字形状の引っ掛け爪部13が設けられている
(別部品を接合しても同様の効果がある)。この引っ掛
け爪部13は、被取り付け装置との位置関係において
は、少なくても前後各方向に1個所の合計2個所は必要
であるが、四隅すべてに設ける方が被取り付け装置と取
り付け具11の結合力が増し、外力による変形も少なく
することができる。
L字形状の固定ネジ部14が設けられており、固定ネジ
部14にはネジ穴14aが穿設されている。固定ネジ部
14に対向する側の側縁部には突設部15が形成されて
おり、突設部15中央には壁用穴15aが穿設されてい
る。更に、固定ネジ部14と突設部15のいずれも形成
されていない2つの側縁部には対向して、折り曲げ形状
の壁用引っ掛け部16が形成されている。壁用引っ掛け
部16は収容溝16aが形成されている。また、平板部
分12にはこの取り付け具11自身の固定用の穴17が
4個所に穿設されている。
法の第1の実施の形態の概略側面図を示す。この実施の
形態は床設置時の取り付け方法で、取り付け具11が床
面12上に取り付け固定されている。第1の実施の形態
の動作について説明する。取り付け具11は床面19に
ネジ等で固定されている。一方、宅内機器である装置2
0の底面には、上記の引っ掛け爪部13や固定ネジ部1
4に対応して開口部21a、21b、21c、21dな
どが穿設されている。
と相対する開口部21b、21dを引っ掛け爪部13に
スライド係着した後、装置20を取り付け具11の前面
に設けた、固定ネジ部14のネジ穴14aを介して装置
20のネジ穴22にネジ23で螺着する。
略側面図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一
符号を付してある。この実施の形態は壁掛け設置時の取
り付け方法で、装置25の背面の左右両端(中央部でも
よい)に板状を曲げた壁用突出部26が設けられてい
る。壁かけ設置時には、まず、取り付け具11を設置の
壁面27にネジ等で固定した後、取り付け具11に設け
た収容溝16aを有する壁用引っ掛け部16を、床固定
時と同様に、その壁用引っ掛け部16と相対する装置背
面の位置に設けた壁用突出部26にスライド係着させた
後、装置25を取り付け具11に設けた突設部15中央
の壁用穴15aにネジ28で螺着する。
略側面図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一
符号を付してある。この実施の形態は増設時の取り付け
方法で、取り付け具11は既設装置30の天面にネジ等
で固定されている。一方、宅内機器である増設装置31
の底面には、引っ掛け爪部13や固定ネジ部14に対応
して開口部31a、31b、31c、31dなどが穿設
されている。
13と相対する開口部31b、31dを引っ掛け爪部1
3にスライド係着した後、既設装置30を取り付け具1
1の前面に設けた、固定ネジ部14のネジ穴14aを介
して既設装置30のネジ穴32にネジ33で螺着する。
このように、増設固定時の場合は、床固定時と全く同様
の取り付け方法となり、設置面が増設の場合は既設装置
30の天面で、床固定時は床面に変わるのみの考え方で
既設装置30の天面に取り付け具11を固定し、増設装
置31を積み重ね固定する。
同じ取り付け具11の使用により、床固定、壁掛け固
定、増設固定のいずれもできるため、資材費の低減を図
ることができ、また、取り付け工事の効率を向上でき、
更にユーザの不要な部品の購入及び管理を不要にでき
る。
床固定用として複数個の引っ掛け爪部を設け、壁掛け固
定用としては、装置の左右両側面に相対する位置に、収
容溝を有する折り曲げ形状からなる壁用引っ掛け部を設
け、更に、増設時には床固定用の複数個の引っ掛け爪部
を利用することにより、一つの取り付け具により各種設
置環境(床固定、壁掛け固定、増設固定)においての設
置工事ができるため、メーカにとっては資材費の低減を
図ることができ、設置工事者の立場から見ると、必要部
品が少ないために工事の効率向上を実現でき、更にユー
ザにとっては不要な部品の購入をしなくてよく、移設を
考慮した現在不要な部品の管理を不要にできる。
い梱包箱も装置外形寸法に対し、過大にならないように
できるため、装置出荷等の移動時における輸送効率の向
上が図られる。
斜視図である。
実施の形態の概略側面図である。
実施の形態の概略側面図である。
実施の形態の概略側面図である。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 平板部分の少なくとも前後各方向に1個
所設けられた合計2個の引っ掛け爪部と、 前記平板部分の一側縁部に形成された断面L字形状で、
ネジ穴が穿設されている床固定用ネジ部と、 前記床固定用ネジ部に対向する側の前記平板部分の側縁
部に形成され、中央に壁用穴が穿設されている突設部
と、 前記床固定用ネジ部と突設部のいずれも形成されていな
い前記平板部分の2つの側縁部に対向して形成された、
収容溝が設けられた折り曲げ形状の壁用引っ掛け部と、 前記平板部分に穿設された平板部分取り付け用の複数個
の穴とを有することを特徴とする取り付け具。 - 【請求項2】 前記引っ掛け爪部は、前記平板部分の四
隅にそれぞれ1個所ずつ設けられた、全部で4個からな
ることを特徴とする請求項1記載の取り付け具。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の取り付け具を用
い、床設置時は前記複数個の穴を用いて前記平板部分を
床面の所望位置に固定し、宅内機器である装置の底面の
前記引っ掛け爪部に対応した位置に設けた開口部を、前
記引っ掛け爪部に挿入後スライド係着させた後、前記床
固定用ネジ部のネジ穴を介して前記装置と螺着すること
により床固定し、壁かけ設置時は前記複数個の穴を用い
て前記平板部分を壁面の所望位置に固定し、宅内機器で
ある装置の背面の所望位置に設けた壁用突出部を前記壁
用引っ掛け部の前記収容溝にスライド係着させた後、前
記突設部の壁用穴を介して前記壁用突出部を有する装置
をネジ止め固定し、増設時は前記複数個の穴を用いて前
記平板部分を既設装置の天面の所望位置に固定し、増設
装置の底面の前記引っ掛け爪部に対応した位置に設けた
開口部を前記引っ掛け爪部に挿入後スライド係着させた
後、前記床固定用ネジ部のネジ穴を介して前記増設装置
と既設装置を螺着することを特徴とする宅内機器の取り
付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30173296A JP2943735B2 (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 取り付け具及びそれを用いた宅内機器の取り付け方法 |
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Publications (2)
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---|---|
JPH10141329A true JPH10141329A (ja) | 1998-05-26 |
JP2943735B2 JP2943735B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=17900500
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP30173296A Expired - Fee Related JP2943735B2 (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 取り付け具及びそれを用いた宅内機器の取り付け方法 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009127732A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Oki Joho Systems:Kk | 係止構造 |
JP2009544530A (ja) * | 2006-07-25 | 2009-12-17 | ゼフィロス インコーポレイテッド | 構造補強材 |
KR100992500B1 (ko) | 2008-09-23 | 2010-11-05 | 알트론 주식회사 | 통신 장비 지지 장치 |
CN102705314A (zh) * | 2012-06-29 | 2012-10-03 | 苏州柏德纳科技有限公司 | 机械安装板 |
KR101428927B1 (ko) * | 2012-06-13 | 2014-08-08 | 린나이코리아 주식회사 | 연결구 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001339172A (ja) | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電話交換機等における電子機器筐体の壁掛け装置 |
-
1996
- 1996-11-13 JP JP30173296A patent/JP2943735B2/ja not_active Expired - Fee Related
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