JPH1014018A - 制御盤内ケーブル支持装置 - Google Patents

制御盤内ケーブル支持装置

Info

Publication number
JPH1014018A
JPH1014018A JP8182680A JP18268096A JPH1014018A JP H1014018 A JPH1014018 A JP H1014018A JP 8182680 A JP8182680 A JP 8182680A JP 18268096 A JP18268096 A JP 18268096A JP H1014018 A JPH1014018 A JP H1014018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
control panel
panel frame
duct
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8182680A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Hanada
輝行 花田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP8182680A priority Critical patent/JPH1014018A/ja
Publication of JPH1014018A publication Critical patent/JPH1014018A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Patch Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御盤内に導入されるケーブルのダクトの占
有スペースを小さくし、制御盤内の有効利用を図る。 【解決手段】 制御盤ケース1内に設置されているパネ
ルフレームを、断面U字状に成形してケーブルダクト1
5と兼用させる。該パネルフレーム兼ケーブルダクト1
5の前面の開放部15aに長手方向に所要の間隔を隔て
てケーブル支え用嵌着金具16を着脱自在に取り付け
る。パネルフレーム兼ケーブルダクト15の直下部の底
板2に開口17を設ける。この開口17からケース1内
へ導入したケーブル10をケーブルダクト15内に沿わ
せて立上がらせ、任意の高さ位置よりケーブルダクト1
5内から引き出しケーブル支え用嵌着金具16に載せる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラント用各種制御
盤の盤内に導入されるケーブルをダクトに沿わせて配線
し支持させるようにする制御盤内ケーブル支持装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】プラント用各種制御盤は、箱型に形成さ
れた制御盤ケース内に設置されている各種機器に接続す
るためのケーブルが外部から導入され、各機器に接続さ
れて配線されている。
【0003】従来の制御盤は、図5及び図6に一例の概
略を示すこどく、底板2に、左右両側板3,4と背面板
5を設置して組み立て、その上に上面板6を設置し、更
に、前面に、前面扉7を開閉自在に取り付けてなる構成
のケース1の内部の上方位置に、図示しない各種機器が
設置してあり、ケース1内の下部位置にケーブルを支持
する専用のダクト8が設置されている。すなわち、上記
底板2に開口9を複数個設けると共に、該開口9に対応
させて複数個の樹脂製の上記専用ダクト8を底板2を貫
通させてケース1内に設置し、上記開口9を通して下方
からケース1内に導入される各種機器用のケーブル10
を専用のダクト8に沿わせて支持させた後、上方位置に
設置されている各種機器に接続するようにしてある。
又、上記専用のダクト8は、図6に示す如く、U字型に
屈曲形成し且つ両側部に開口窓12を形成したダクト本
体11の前面開口部に、蓋13を開閉自在に取り付けて
なる構成としてある。図5において14は前面扉7に付
けた取手である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
配線支持方式では、底板2を貫通させて複数個の専用ダ
クト8を制御盤ケース1内に設置し、開口9を通して導
入したケーブル10をダクト8に通し支持させて配線さ
せるようにしてあるので、制御盤ケース1内の下部位置
は、専用のダクト8やケーブル10によりスペースが占
拠されてしまい、有効利用できない、という問題があっ
た。
【0005】そこで、本発明は、制御盤内に専用ダクト
の設置を不要にしてスペースの有効利用が図れるように
した制御盤内ケーブル支持装置を提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、制御盤ケース内に該ケースの補強のため
設置されている垂直方向に延びるパネルフレームを、断
面U字形に成形して前面を開放させたケーブルダクトと
して兼用させ、且つ該パネルフレーム兼ケーブルダクト
の開放された前面側に、ケーブル支え用嵌着金具を、ケ
ーブルダクトの長手方向に所要の間隔を隔てて着脱自在
に取り付け、底板を通して導入したケーブルを上記パネ
ルフレーム兼ケーブルダクト内を通し前面よりケーブル
支え用嵌着金具に載せてケース内へ出して配線するよう
にした構成とする。
【0007】ケーブルはパネルフレーム兼ケーブルダク
トの部分に設けた開口から該ケーブルダクト内を立上が
るので、従来の専用のダクトが不要となり、ケース内に
スペースを確保できることになる。
【0008】又、パネルフレーム兼ケーブルダクトは前
面が開放していてケーブル支え用嵌着金具が着脱自在に
取り付けられるので、ケーブルダクト内からケース内へ
出すケーブルを支えることができ、任意の高さ位置から
ケース内へ引き出すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1乃至図3は本発明の制御盤内ケーブル
支持装置の実施の一形態を示すもので、図5に示した場
合と同様に左右の両側板3,4と背面板5を、方形状の
底板2上に立てて組み付けると共に、上面に方形状の上
面板6を載置して固定し、更に、前面に前面扉7を蝶番
等の取付具18にて側板3に開閉自在に取り付けた構成
としてあるケース1において、該ケース1を構成する左
右の両側板3,4と背面板5とのコーナ部及び両側板
3,4と前面扉7とのコーナ部にケース1の補強のため
に配設されるパネルフレームを、単なるL型ではなくU
字状の溝型に成形し且つ溝の深さを深くするよう幅寸法
を大きくしてなるパネルフレーム兼ケーブルダクト15
とし、且つ該パネルフレーム兼ケーブルダクト15の前
面開放部15aを左右方向に相対向させるようにして、
その前面開放部15aに、上下方向(長手方向)の所定
間隔で板ばね状のケーブル支え用嵌着金具16を着脱自
在に取り付け、任意のケーブル支え用嵌着金具16の間
より必要なケーブル10をケース1内に引き出して機器
に接続させるようにする。
【0011】なお、各パネルフレーム兼ケーブルダクト
15は、図3に一例として、両側部の前端側外面を長手
方向に沿い削って僅かに薄肉として、背面板5及び前面
扉7の各内面との間に僅かな隙間Sが形成されるように
し、この隙間Sを利用してケーブル支え用嵌着金具16
をパネルフレーム兼ケーブルダクト15の前面に嵌着さ
せて取り付けるようにしてある構成を示しているが、こ
の構成に代えて、パネルフレーム兼ケーブルダクト15
の両側部の肉厚を一定にして、各パネルフレーム兼ケー
ブルダクト15を背面板5及び前面扉7の各内面より少
し離して設置することにより隙間を形成するようにする
ことができる。又、各パネルフレーム兼ケーブルダクト
15を左右方向に向き合うように形成してあるが、前後
方向に向き合うようにすることもできる。
【0012】本発明の制御盤内ケーブル支持装置は、上
記のように、制御盤ケース1の強度保持に必要なパネル
フレームをケーブルダクト15として兼用させるように
してあるので、ケース1の底板2のコーナ部にケーブル
導入用の開口17を設けることにより、外部よりケース
1内に導入したケーブル10をそのままパネルフレーム
兼ケーブルダクト15内に沿わせて立上がらせることが
でき、更に、該パネルフレーム兼ケーブルダクト15の
任意の高さより必要なケーブル10をケース1内に出し
て対応する機器に接続させることができる。これにより
従来必要とされていた専用のダクトが不要となり、該専
用ダクトのスペースを削減できると共に、ケース1内の
中央部にスペースを確保することができて下部位置まで
有効に使用することができることになる。
【0013】各パネルフレーム兼ケーブルダクト15の
前面のケーブル支え用嵌着金具16は、ケーブルダクト
15に対し任意の位置に取り付けて使用することができ
るので、ケーブルダクト15内から取り出すケーブル1
0の位置に合わせて取り付け位置を変更することによ
り、ケーブルダクト15から出されて機器に接続される
ケーブル10を、ケーブル支え用嵌着金具16で支持す
ることができる。
【0014】なお、パネルフレーム兼ケーブルダクト1
5の両側部の前端部を薄肉として背面板5又は前面扉7
との間に隙間Sを形成するようにしたが、図4に示す如
く、薄肉とした部分の外面に、凹部19を長手方向に設
けて、この凹部19にケーブル支え用嵌着金具16を嵌
着させて上下方向へスライドさせるようにしてもよいこ
と、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更
を加え得ることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の制御盤内ケー
ブル支持装置によれば、制御盤ケース内に補強のため設
置されている制御盤構成品であるパネルフレームを、断
面U字型に成形してケーブルダクトとし、該パネルフレ
ーム兼ケーブルダクトの開放側となる前面側に、ケーブ
ル支え用嵌着金具の両端部を着脱自在に嵌着させ、ケー
スの底板のコーナ部に設けた開口を通して導入したケー
ブルをパネルフレーム兼ケーブルダクト内を立上がらせ
るようにし、且つ任意の高さ位置より前方へケーブルを
引き出すと共にケーブル支え用嵌着金具に載せるように
した構成としてあるので、ケーブルをコーナ部のパネル
フレーム兼ケーブルダクト内を通して立上がらせること
ができて、従来の専用ダクトを省略でき、これに伴い専
用ダクトの占有スペースを削減でき、小スペースで制御
盤内の配線処理が可能となって、ケースの中央部のスペ
ースを有効に使用できることになり、又、制御盤内がす
っきりまとまる、という優れた効果を奏し得られ、又、
パネルフレーム兼ケーブルダクトは、前面が開放してい
て任意の位置からケーブルを制御盤内に出すことがで
き、そのケーブルを着脱自在で任意の位置に取り付けら
れたり、スライドさせられるケーブル支え用嵌着金具に
載せて支持させることができることから、ケーブルを整
然と配線できる、という優れた効果も奏し得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御盤内ケーブル支持装置を備えた制
御盤の斜視図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本発明におけるパネルフレーム兼ケーブルダク
トの一部を示す斜視図である。
【図4】本発明におけるパネルフレーム兼ケーブルダク
トの他の形態を示すもので、(イ)は斜視図、(ロ)は
B−B矢視図である。
【図5】従来の制御盤内ケーブル支持装置を備えた制御
盤の斜視図である。
【図6】従来のケーブル支持用の専用ダクトを示す概略
図である。
【符号の説明】
1 制御盤ケース 2 底板 10 ケーブル 15 パネルフレーム兼ケーブルダクト 15a 前面開放部 16 ケーブル支え用嵌着金具 17 開口 19 凹部 S 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御盤ケース内に該ケースの補強のため
    設置されている垂直方向に延びるパネルフレームを、断
    面U字形に成形して前面を開放させたケーブルダクトと
    して兼用させ、且つ該パネルフレーム兼ケーブルダクト
    の開放された前面側に、ケーブル支え用嵌着金具を、ケ
    ーブルダクトの長手方向に所要の間隔を隔てて着脱自在
    に取り付け、底板を通して導入したケーブルを上記パネ
    ルフレーム兼ケーブルダクト内を通し前面よりケーブル
    支え用嵌着金具に載せてケース内へ出して配線するよう
    にしたことを特徴とする制御盤内ケーブル支持装置。
  2. 【請求項2】 パネルフレーム兼ケーブルダクトの両側
    部の前端側外面に段差をつけて長手方向に沿い薄肉と
    し、該薄肉部の外面にケーブル支え用嵌着金具の両端部
    を嵌着させて取り付けるようにする請求項1記載の制御
    盤内ケーブル支持装置。
  3. 【請求項3】 パネルフレーム兼ケーブルダクトの両側
    部の前端側外面に段差をつけて長手方向に沿い薄肉と
    し、該薄肉部の外面に凹部を長手方向に設けて、該凹部
    にケーブル支え用嵌着金具の両端部を嵌着させてスライ
    ドさせるようにした請求項1記載の制御盤内ケーブル支
    持装置。
JP8182680A 1996-06-25 1996-06-25 制御盤内ケーブル支持装置 Pending JPH1014018A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8182680A JPH1014018A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 制御盤内ケーブル支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8182680A JPH1014018A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 制御盤内ケーブル支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1014018A true JPH1014018A (ja) 1998-01-16

Family

ID=16122563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8182680A Pending JPH1014018A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 制御盤内ケーブル支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1014018A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001258109A (ja) * 2000-02-17 2001-09-21 Rittal Rudolf Loh Gmbh & Co Kg フレーム構造を備えた配電盤キャビネットのためのケーブル通路
JP2007159338A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Mitsubishi Electric Corp 配電盤
KR101518822B1 (ko) * 2014-10-21 2015-05-11 대한기전 주식회사 덕트형 부재가 적용된 내진 배전반

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001258109A (ja) * 2000-02-17 2001-09-21 Rittal Rudolf Loh Gmbh & Co Kg フレーム構造を備えた配電盤キャビネットのためのケーブル通路
JP2007159338A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Mitsubishi Electric Corp 配電盤
JP4628940B2 (ja) * 2005-12-08 2011-02-09 三菱電機株式会社 配電盤
KR101518822B1 (ko) * 2014-10-21 2015-05-11 대한기전 주식회사 덕트형 부재가 적용된 내진 배전반

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4642418A (en) Utility module for walls and the like
US7276659B2 (en) Enclosure having a closure member
US5479747A (en) Conduit connecting mechanism for a screen panel
US3386606A (en) Junction box
JPH06288034A (ja) パネルの構造
JPH1014018A (ja) 制御盤内ケーブル支持装置
JPH0321143Y2 (ja)
JP2003214013A (ja) 引き戸ユニット及び引き戸の構築方法
US6142591A (en) Switch cabinet
JP5629175B2 (ja) 分離可能なポストを備えたキャビネットラック
JPH0126131Y2 (ja)
JP2665709B2 (ja) 外壁用断熱材の支持方法
JP2004039820A (ja) 機器収納ボックス
JPH05122810A (ja) シヤフト盤
JP2003124657A (ja) ケーブル収納ユニット
JP4020794B2 (ja) 簡易型インナーコンセント
JP2750031B2 (ja) フロアパネル用床コンセント装置
JPH0334112Y2 (ja)
JP3096632B2 (ja) システムキッチン用キャビネット
JPH0521479U (ja) 電子装置筐体
JP3141276U (ja) 電気機器収納箱
JP2001177925A (ja) 配電盤
JPH0691326B2 (ja) 電子機器用筐体構造
JPH07227015A (ja) キュービクル式高圧受電設備
JPH0527857Y2 (ja)