JPH10140156A - 土舗装材用結合剤組成物、土舗装材、自然土舗装方法、及び土舗装構造体 - Google Patents

土舗装材用結合剤組成物、土舗装材、自然土舗装方法、及び土舗装構造体

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JPH10140156A
JPH10140156A JP5758597A JP5758597A JPH10140156A JP H10140156 A JPH10140156 A JP H10140156A JP 5758597 A JP5758597 A JP 5758597A JP 5758597 A JP5758597 A JP 5758597A JP H10140156 A JPH10140156 A JP H10140156A
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resin dispersion
earth
aqueous resin
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伸彦 若野
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浩司 福井
Masaki Yomo
正樹 四方
Masaichi Kaneko
正市 金子
Norio Nishimura
紀夫 西村
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CHIYUUGAI SHOKO KK
Nippon Road Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、耐水性、耐久性に優れ、可
使時間を長くとれる土舗装材用結合剤組成物、土舗装
材、自然土舗装方法、及び土舗装構造体にある。 【解決手段】 本発明は、分子末端にイソシアネート基
を含有する液状ウレタン樹脂(A)と水性樹脂分散物(B)と
からなることを特徴とする土舗装材用結合剤組成物、水
性樹脂分散物(B)と液状ウレタン樹脂(A)との固形
分での比率(B)/(A)が、1より小さい土舗装材用結合剤
組成物と土性材料(C)との混合物からなり、該混合物の
20℃における舗装可能な可使時間が30分以上12時
間以内で、舗装施工後24時間以内に歩行可能となるこ
とを特徴とする土舗装材、それを用いた土舗装構造体を
提供するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐久性、耐水性、
耐変色性、舗装可能な十分長い可使時間を取ることがで
きる土舗装材用結合材組成物、土舗装材、自然土舗装方
法、及び舗装構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】土を用いた舗装は古くから現在に至るま
で広く利用されている。天然に産する単一土を用いた舗
装から、透水性、保水性、弾力性等が要求される舗装の
場合には数種類の土、砂、砂利等を混合した混合土、化
学的な結合で補強された二和土(土と石灰の混合)、三
和土(土、石灰と砂利の混合)等の改良土が住居の庭、
競技・球技用の運動場、公園、或いは道路舗装用として
広く用いられている。このように身近で多く使われてい
る理由には土が簡単にしかも安く入手出来、舗装方法に
おいても新設、補修も簡単で且つ経済的に舗装できるで
きることが挙げられる。また土を用いた舗装は身体に優
しく、スポーツ競技場で特にその評価は高く、高分子舗
装材が多用されている現在に於いて土舗装が持つ特有の
自然感が受け入れられ、例えばアンツーカやクレー舗装
が行われている所以である。
【0003】しかし土舗装体は、凍害を受け易く、且つ
風雨に弱点を持っている。即ち、凍結すると舗装体が崩
壊し、雨が降るとぬかるみ、勾配があると土が流される
という欠点に加えて、乾燥して風が吹くと土埃を巻き上
げ土埃公害を与えるこが悩みとされている。
【0004】このような欠点のために、冬期や降雨時と
降雨直後は土舗装の庭、競技・球技用の運動場は前述の
理由で通常使用は制限されている。また、都会の建築物
密集地にある公園、運動場を土で舗装したものは、乾燥
して風が吹くと土埃が起ち折角の自然土舗装も嫌われる
結果となっている。
【0005】このような凍害と風雨による土の欠点を解
消するために、表層がハードなアスファルトコンクリー
ト、或いは一般的なコンクリートで舗装したり、ソフト
な高分子物質により競技・球技用の運動場、公園を全天
候型に舗装する方法は既に知られているところである。
しかし、これらは、土舗装体と比較すると前者は固くて
身体になじみ難く、後者は逆に粘弾性面から観て自然感
にほど遠い特性を有している。
【0006】このような欠点を解消して自然土舗装に近
く、且つ耐久性のある土を用いた舗装がこれまでに種々
工夫され研究されている。既に、その一つの方法として
土に水性樹脂分散物を混合して転圧するか、土の上から
散布して土を自然固結に近い状態に固める舗装方法が開
発されている。しかし、この方法はエマルジョンを用い
るため固結舗装直後に雨が降ると硬化性が遅いのと耐水
性が乏しいために崩壊流失しやすく、特に低温の冬期に
おいては凍害が避けられず、その欠点は顕著になる。ま
た完全に固結した舗装体においても必ずしも耐水性が優
れているとはいい難いために耐久性が満足されていな
い。
【0007】また、上記水性樹脂分散物の耐水性を改良
して、適度な弾性を付与して自然土舗装に近い舗装方法
として液状ウレタン樹脂を用いる舗装が提案されている
が、未だ市場では本格採用に至っていない。その理由
は、液状ウレタン樹脂中に遊離のイソシアネート基を有
するため土中の水分とイソシアネートが反応して固化が
速く進むために、舗装工程中の混合、敷き均し、転圧等
に必要な時間(可使時間)を確保することができないこ
とにある。特に高温の夏期には水分とイソシアネートの
反応が一段と速くなり可使時間が極端に短くなって舗装
前に固結してしまう等の可使時間の調節が不可能なこと
が原因である。現状ではこの可使時間の改良手段が不可
能なために採用に至っていないのが実状である。
【0008】一般的な舗装において、舗装面積が小規模
の場合は舗装しようとする直近場所で材料を混合するこ
とができるが、大面積の場合や舗装箇所が付近に点在す
る場合には材料の混合基地を適当な場所に設けて、アス
ファルト舗装の場合と同様にそこから施工場所にトラッ
クで一般道路を経由して、運搬する方法が取られるた
め、混合されたものが運搬に要する十分な可使時間を有
していることが最も重要視される。
【0009】特開昭58−181903号公報、特開昭
62−1907号公報に土舗装に関する発明が記載され
ているが、いずれも水性樹脂分散物が結合剤の主体であ
り、ポリイソシアネート化合物が硬化剤として組み合わ
されている。よって、配合上の水性樹脂分散物/ウレタ
ンの固形分比においては1以上で水性樹脂分散物の方が
多くなっている。また前者の発明では、可使時間の確保
がが40分以内であり、この方法が適用できるものは舗
装面積が小規模で舗装しようとする直近場所での混合舗
装に限られ、アスファルト舗装の場合と同様に混合場所
から舗装場所に一般道路を経由して運搬する舗装方法は
可使時間が不足しとても使用できない。該発明の可使時
間が短い理由は、用いているポリイソシアネートが単量
体であり水分とイソシアネートの反応がより速いための
ものであると推察される。後者の発明は、可使時間も実
施例によると、前者より僅かに長い60分以内程度であ
って、前述の欠点を満足していない。その理由も同様で
ある。
【0010】一方、土舗装体が人に優しく周辺の環境に
マッチするには自然土色が維持されることが要求されて
いる。ウレタン系樹脂を土舗装体用の結合剤に使用する
場合の最大の問題は、変色し易いことにあり、この樹脂
を土粒子と混合して、所定場所に敷き均して次の工程の
転圧処理に移行するまでの極めて短い時間帯においてさ
えグレースケール値4以上に相当する顕著な変色を生じ
るものであった。そして、そのまま転圧して硬化させ
て、表面舗装とした場合には、変色域や変色斑が舗装面
の一面に発生する結果となり、本来この種の土舗装体に
おいて重視される「使用した土本来の色調や風合いの表
出」という要請には応えられないことになり、景観との
相応性も損なわれてしまうことが問題であった。
【0011】このウレタン系結合剤の変色は、その原因
は明らかでないが、日射の強い高湿度の環境条件下で特
に発生しやすいことが認められた。この現象は、無黄変
性の高級ウレタン樹脂塗料の分野で賞用されている脂肪
族ポリウレタンを使用した場合においてさえ見られる欠
点となっている。従って、変色の問題は、各種ウレタン
系樹脂を土舗装体用の結合剤として使用する場合に解決
すべきものとして残されていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐水
性、耐久性、耐変色性に優れ、可使時間を長くとれる土
舗装材用結合材組成物、土舗装材、これによる舗装方法
及び土舗装構造体にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
に土舗装体の自然感を保持させて、且つ耐水性、耐久
性、耐変色性を満足させる土舗装方法について鋭意研究
の結果、遊離のイソシアネート基を有する液状のウレタ
ン樹脂と水性樹脂分散物からなる土舗装材用結合材によ
って、直射日光下での環境にあっても黄変しない安価で
且つアスファルト舗装の場合と同様に合材混合場所から
舗装場所に一般道路を経由して運搬可能な十分な可使時
間を確保できる結合材を見い出し本発明を完成するに至
った。
【0014】即ち、本発明は、分子末端にイソシアネー
ト基を含有する液状ウレタン樹脂(A)と水性樹脂分散物
(B)とからなることを特徴とする土舗装材用結合剤組成
物、好ましくは水性樹脂分散物(B)と液状ウレタン樹
脂(A)との固形分での比率(B)/(A)が、1より小さい
こと、液状ウレタン樹脂(A)の遊離イソシアネート基量
が、固形分当たり2〜20重量%で、かつ常温で液状の
ウレタンプレポリマーであること、好ましくは水性樹脂
分散物(B)が、ビニル系重合単量体を重合して得られる
水性樹脂分散物、或いはラバーラテックスの水性樹脂分
散物であること、無変色性であること、土舗装材用結合
剤と土性材料(C)との混合物からなり、該混合物の20
℃における舗装可能な可使時間が30分以上10時間以
内で、舗装施工後24時間以内に歩行可能となることを
特徴とする土舗装材、該土舗装材を基盤上に敷き均した
後、転圧をすること特徴とする自然土舗装方法、基盤上
に土舗装材を設けてなることを特徴とする土舗装構造体
を提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の分子末端にイソシアネー
ト基を含有する液状ウレタン樹脂(A)は、常温で液状
のものであり、好ましくは水酸基を2個以上有するポリ
オールとイソシアネート基を2個以上有するポリイソシ
アネートとをNCO/OH当量比で1.3以上で反応し
て得られるもので、遊離イソシアネート基を分子中に好
ましくは2〜20重量%含有するウレタンプレポリマー
樹脂である。液状ウレタン樹脂故に、ポリイソシアネー
トの単量体含有比率が低いウレタンプレポリマー組成物
であり、混合時の可使時間を大幅に延ばしているものと
考えられる
【0016】水酸基を2個以上有するポリオールとは、
公知慣用のエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,4ブタンジオール、3メチルペンタンジオール、
3,3ジメチロールヘプタン、トリメチロールプロパン
等の単鎖ポリオール類、これら単鎖ポリオール類とアル
キレンオキサイド類(例えばエチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキ
サイド等)を単独または併用で重合させたポリアルキレ
ンエーテルポリオール類
【0017】あるいはフタル酸、マレイン酸、アジピン
酸、ヘット酸、コハク酸、水添ダイマー酸等の二塩基酸
と前述の単鎖グリコール類とのエステル化反応によって
得られるポリエステルポリオール類、ポリオール類に付
加重合させたイプシロンカプロラクトンのポリオール、
ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ひまし油、ポ
リブタジエンポリオール、ポリオール型キシレンホルム
アルデヒド樹脂の単体または混合物のポリオール類が挙
げられる。これらは、好ましくは数平均分子量60〜1
6000のものである。
【0018】イソシアネート基を2個以上有するポリイ
ソシアネートとしては、例えば2,4/2,6=80/
20異性体比のトリレンジイソシアネート(80/20
TDIと略す)、65/35TDI、2,4−100T
DI、ジフェニルメタン4,4’−ジイソシアネート
(ピュアーまたはモノメリックMDI)、ポリメリック
MDI、クルードMDI、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート(HDIと略す)、トランスーシクロヘキサ1,4
−ジイソシアネート(CHDIと略す)、イソホロンジ
イソシアネート(IPDIと略す)、m−キシレンジイ
ソシアネート(XDIと略す)、ナフタレンジイソシア
ネート(NDIと略す)、p−フェニレンジイソシアネ
ート(PPDIと略す)、4,4’−ジフェニルメタン
トリイソシアネート(デスモジュールRI、バイエル社
製品)等の単体若しくは混合物が使用できる。
【0019】また液状ウレタン樹脂(A)に必要に応じ
て、増量剤、減粘剤としてジオクチルフタレート(DO
Pと略す)、ジブチルフタレート(DBPと略す)、ジ
オクチルアジペート(DOAと略す)、塩素化パラフィ
ン、燐酸エステルのような一次可塑剤、或いは難燃性可
塑剤等或いはウレタン樹脂の一般的希釈剤として用いら
れるアセトン、酢酸エチル、キシレン、トルエン、高沸
点の溶剤類を単体或いは併用して混合することもでき
る。その粘度は、20℃において好ましくは50〜1
0,000CPSである。
【0020】本発明の液状ウレタン樹脂(A)は、土性
材料(C)100重量部に対し1〜10重量部、好ましく
は2〜5重量部添加される。土性材料(C)に対する添加
量が10重量部を越えると固結体がゴムの特性を呈して
自然感から離れた特性となり好ましくない。添加量が1
重量部より少ないと固結強度が劣弱となり、耐水性、耐
久性の実用上の性能が発揮されない。
【0021】本発明の水性樹脂分散物(B)は、好まし
くはビニル系重合単量体を重合して得られる水性樹脂分
散物或いはラバーラテックスの水性樹脂分散物である。
ビニル系重合単量体を重合して得られる水性樹脂分散物
とは、例えばアクリル樹脂エマルジョン、酢酸ビニルエ
マルジョン、エチレン/酢酸ビニル共重合樹脂エマルジ
ョン、アクリル酸エステル/スチレン共重合樹脂エマル
ジョン、ラバーラテックスとは、スチレン/ブタジエン
ラバーラテックス、アクリロニトリル/ブタジエンラバ
ーラテックス、ポリクロロプレンラバーラテックス等が
挙げられ、またこれらに保護コロイド、例えばポリビニ
ルアルコール、セルローズ、デンプン等を含有していて
も良い水性樹脂分散物でポリマー組成、乳化剤の種類、
樹脂分(%)には特に拘らない。しかしながら同時に使
用する液状ウレタン樹脂(A)に対して水性樹脂分散物
(B)の樹脂固形分当たり10〜100重量%、好ましく
は20〜90重量%の範囲で用いられる。
【0022】本発明に用いる土性材料(C)とは、岩石の
物理的及び化学的風化によってできた固体粒子が、沈積
したりあるいはよく固まらない状態で集積しているもの
をいい、有機物を含んでいる場合もあるものを云う。例
えば真砂土、荒木田土、ローム、山砂、天然川砂等であ
る。真砂土は花崗岩が風化してできた残積土であり、荒
木田土は東京荒川沿岸の荒木田原に産したことから呼ば
れるシルト質粘土で保水性の高い粘性土である。ローム
は火山灰質粘性土で全国に分布している。
【0023】これらの自然土を単一または混合して使用
することもでき、或いはこれらに砂、砂利を適当な比
率、好ましくは5〜20重量%を混合使用することもで
きる。これらの自然土中に含まれる水分は好ましくは5
〜15重量%位の範囲になるよう調湿して使用すること
ができる。
【0024】このように調整した結合剤組成物は、土性
材料(C)としての自然土と混合されるが、組成物中のイ
ソシアネート基は、その−NCO基が水性樹脂分散物
(B)中の水や自然土中の含有水と反応して、徐々に重
合化し硬化を始める。水性樹脂分散物中のオリゴマーも
ゲル化を始め、さらに水分の蒸発に伴って、硬化し、圧
縮強さ、耐水性能、耐摩耗性などの優れた土舗装構造体
が得られる。そして、本発明においては、イソシアネー
ト基の硬化途上や硬化後にあっても、水性樹脂分散物の
共存により、その機構は明らかでないが、ウレタン樹脂
特有の変色が見られなくなるのである。
【0025】さらに、水と反応したポリイソシアネート
は、尿素結合により重合化するが、その過程で少量なが
ら炭酸ガスが発生し、そのガスの一部は舗装硬化体の組
織内に気泡として残留して、舗装面に適度の柔らかさを
付与するのに役立つのである。
【0026】これらの評価は、舗装面にゴルフボールを
1mの高さから落下させて反発係数(跳ね返り高さ)を
測定することによって行うことができ、土に近い舗装程
反発係数が低く、コンクリートやゴム体は反発係数が高
い傾向となる。
【0027】本発明の土舗装材は、繊維を混合しても良
い。繊維は固結舗装体のひび割れ発生や舗装端部の欠落
を防止するのに有用で、有機短繊維、天然繊維として、
例えば紙、パルプ、羊毛、絹、木綿、麻、セルロース等
や人造繊維のナイロン、ポリエステル、ポリプロピレ
ン、ウレタン、アクリル、ビニロン等の繊維で、好まし
くは繊維長が3〜50mmで繊維の太さは特に限定され
ない短繊維を補強のために土性材料(C)100重量部に
対して、好ましくは0.005〜0.05重量部程度単
体または併用して使用することができる。
【0028】本発明では、液状ウレタン樹脂(A)、水
性樹脂分散物(B)を上述の配合範囲になるよう土性材
料(C)と混合して土舗装材として土舗装構造体の施工に
供される。この土舗装材は、(A)〜(C)を混合してから舗
装可能な可使時間が20℃で30分以上12時間以内、
好ましくは60分以上10時間以内の性質を有するもの
で、舗装上を歩行可能になる時間が舗装後24時間以
内、好ましくは18時間以内の性質を有するものであ
る。
【0029】又、土舗装構造体の土舗装材固結物は、J
ISR5201での圧縮強度が4Kg/cm2より大きいもの
であることが好ましい。これより小さいと舗装構造体の
端部に人が乗ると崩壊しやすくなり好ましくない。
【0030】また、本発明の土舗装材を用いる舗装方法
としては、基盤上に樹脂が浸透しやすいように土性材料
(C)を敷き均した上から、液状ウレタン樹脂(A)と水
性樹脂分散物(B)の混合物を散布する簡易な方法でも
良い。
【0031】本発明の土性材料(C)との混合方法は、モ
ルタルミキサー、パークミル等の一般舗装の混合に用い
られる混合機を用いて混合し、一定の厚さに敷き均した
後、アスファルト舗装等に用いられる一般的な転圧ロー
ラにて、1回以上転圧舗装をすることができる。
【0032】本発明の舗装をしようとする基盤とは、砕
石転圧層、アスファルトコンクリート層、コンクリー
ト、モルタルコンクリート等特に問わない。例えば、
土、コンクリート、モルタルなどこれらに類する建築、
土木等に一般的に用いられている下地、または金属、木
材等の下地も挙げられる。またこれら基盤には、既に塗
布されたウレタン塗膜材、エポキシ塗膜材、重合性塗膜
材が形成されている場合を含むものであり、また合成高
分子系の敷物、例えばPVC製のタイル、シートまたは
ゴム製のタイル、シート或いはこれらに類似するタイ
ル、シート状材が接着剤で基盤に貼られている既存のも
のも基盤に含むものである。基盤上に舗装する自然土舗
装層の厚さは、特に拘らないが1〜100mm、好ましく
は15mm以上100mm以下が好ましい、より好ましく
は20〜80mmである。
【0033】本発明の土舗装材を用いた土舗装構造体
は、屋内・屋外競技・球技用の運動場、公園、ジョギン
グコースの歩経路或いは自転車道路、屋上舗装、道路舗
装用として、身体に優しく自然感を活かせる用途に広く
用いることができる。
【0034】
【作用】結合剤の無変色機構は、必ずしも明らかでない
が、結合剤を自然土粒と混合して土舗装に長期使用した
場合の舗装面の変色を防止して舗装面に自然土本来の色
調を保持させるのである。
【0035】
【実施例】以下本発明を実施例及び比較例により説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。また、
例中の「部」、「%」は断りのない限り重量部を表す。 [分子末端にイソシアネート基を含有する液状ウレタン
樹脂(A)の調製]
【0036】(製造例1)温度計、攪拌機、不活性ガス
導入口を備えた2リットルの四つ口フラスコにハイプロ
ックスTG−3000(大日本インキ化学工業株式会社
製:ポリプロピレンエーテルトリオール、水酸基価5
6.1)660部、ハイプロックスDP−2000(大
日本インキ化学工業株式会社製:ポリプロピレンエーテ
ルグリコール、水酸基価56.1)540、1、3ブチ
レングリコール27部、ジオクチルフタレート176
部、80/20TDIを355部を仕込み80℃で5時
間反応を行い液状ウレタン樹脂(Aー1)を得た。
【0037】得られた性状は外観:淡黄色液体、遊離N
CO%:5.3、粘度:5000CPS(20℃)であ
った。
【0038】(製造例2)(製造例例1)と同様な2リ
ットルの四つ口フラスコにハイプロックスDP−150
0(大日本インキ化学工業株式会社製:ポリプロピレン
エーテルグリコール、水酸基価74.8)500部、N
ISSOーPB G−2000(日本曹達製:ポリブタ
ジエングリコール、分子量2000)250部、1、3
ブチレングリコール9部、80/20TDIを207部
を仕込み80℃で5時間反応を行い液状ウレタン樹脂
(Aー2)を得た。
【0039】得られた性状は外観:淡黄色液体、遊離N
CO%:5.2、粘度:9000CPS(20℃)であ
った。
【0040】(製造例3)(製造例1)と同様な2リッ
トルの四つ口フラスコにハイプロックスTG−3000
(大日本インキ化学工業株式会社製:ポリプロピレンエ
ーテルトリオール、水酸基価56.1)240部、ハイ
プロックスDP−2000(水酸基価56.1)400
部、ミリオネートMRー200(日本ポリウレタン製:
粗製ジフェニルメタンジイソシアネート)810部を仕
込み80℃で5時間反応を行い液状ウレタン樹脂(Aー
3)を得た。
【0041】得られた性状は外観:褐色液体、遊離NC
O%:15.2、粘度:7600CPS(20℃)であ
った。
【0042】(製造比較例1)ミリオネートMRー20
0(日本ポリウレタン製の粗製ジフェニルメタンジイソ
シアネート)を比較用に用いた。
【0043】性状は外観:褐色液体、固形分:100
%、遊離NCO%:31.0、粘度:200CPS(2
0℃)であった。
【0044】[用いた土、水性樹脂分散物(B)] <土> 真砂土 :5メッシュの篩いを通過させた含水
量10〜12%のもの 荒木田土 :5メッシュの篩いを通過させた含
水量10〜12%のもの
【0045】<水性樹脂分散物(B)> 水性樹脂分散物(B−1):エバデイックEV−15
(大日本インキ化学工業株式会社製、エチレン/酢酸ビ
ニル共重合タイプ、樹脂分55%) 水性樹脂分散物(B−2):ボンコート5495(大日
本インキ化学工業株式会社製、アクリル/スチレン共重
合タイプ、樹脂分55%)
【0046】(実施例1〜8、比較例1〜4) [舗装可使時間と固結強度測定用試験体の調製]1リッ
トルのプラスチック製ビーカーに表1の配合により、土
と液状ウレタン樹脂(A)、水性樹脂分散物(B)を加
えてスパチュラにて均一になるよう混合し、舗装可使時
間を計るために一定時間が経過した後、固結物の圧縮強
度と曲げ強度測定用金属製型枠40×40×160mm
3本に混合物を充填し、固結比重1.8±0.1になる
ように突き固めたものを試験体として作成した。
【0047】結果を表2に示した。
【0048】<評価試験方法> [圧縮・曲弾性率]上記試験体調製方法により作製した
固結体40×40×160mmを用い「セメントの物理
試験方法」JISR5201に規定する試験方法により
n=3の試験を行い平均値で示した。
【0049】[固結物の常態及び耐水性試験] 常態物性 :上記試験体調製方法により作製した固結体
を20℃、湿度65%の室内にて7日間養生したもの 耐水性 :上記試験体調製方法により作製した固結体
を20℃、湿度65%の室内にて7日間養生した後、2
0℃の水中に7日間浸漬して取り出し、更に20℃、湿
度65%の室内に24時間放置したもの試験値は常態値
に対する次式の保持率で示した。
【0050】
【0051】[ゴルフボールの反発係数]厚さ50×3
00×300mmのコンクリート歩道板上に土とそれぞ
れ適量の液状ウレタン樹脂(A)、水性樹脂分散物
(B)を加えて混合したものを厚さ50mmで固結比重
1.8±0.1になるように突き固めたものを20℃、
湿度65%の室内に7日間養生したものを試験体とし
て、1mの高さからゴルフボールを落下させて、その跳
ね返り高さを次式で計算して反発係数を測定した。
【0052】
【0053】
【表1】舗装体の配合例
【0054】
【表2】混合10分後に固結強度測定用試料を調製した
舗装体の強度
【0055】
【表3】混合1、5時間後に固結強度測定用試料を調製
した舗装体の強度
【0056】
【表4】混合10、15時間後に固結強度測定用試料を
調製した舗装体の強度
【0057】(比較例5)ウレタン系液状樹脂{三洋化
成工業(株)製「サンプレンBD−04B」}100部
にキシロール、メチルエチルケトン、酢酸エチル、フタ
ル酸ジブチルをそれぞれ別個に50部を添加して攪拌
し、4種類の均一な溶液に調製した。これらの各4部を
真砂土(奈良県柳生産、含水率10.0%)100部に
加えて、よく混練して土性配合物を作り、これをスレー
ト板上に厚さ50mm程度に敷き均して、秋季直射日光
下へ静置し、時間の経過に従って表面の色調の変化を観
察した。この結果、すべての配合物が、5〜15分の経
過で表面が濃褐色系の色調に変化し(グレースケール4
〜5相当)、配合直後の色調とは大きく異なっていた。
変色した表層部を除去すると、内部は混練直後の色調を
維持していたが、そのまま直射日光下へ静置しておく
と、再び著しく変色した。
【0058】(実施例9)3種類のウレタン樹脂液{
三洋化成工業(株)製「サンプレンBD−04B」、
大日本インキ化学工業(株)製「パンデックスTP−1
233」、住友バイエルウレタン(株)製「スミジュ
ール」}各100部に対して、キシロール、酢酸エチ
ル、フタル酸ジオクチルをそれぞれ20部づつ加えて攪
拌し、合計9種類の粘稠な樹脂液を調製した。
【0059】これらの樹脂液に対して、(イ)SBRラ
テックス{中外商工(株)製:「ワンコートミック
ス」}、(ロ)エチレン酢酸ビニルエマルジョン
{(株)クラレ製:「パンフレックスOM4000
C」}、(ハ)アクリル酸エステルエマルジョン{コニ
シ(株)製「ボンドCAT202」}を、固形分濃度比
(水性樹脂分散物/ウレタン系樹脂)0/10〜20/
10の範囲で段階的に増加させた混合物を作り、これを
真砂土(奈良県柳生産、含水率10.8%)100部に
対してそれぞれ、2、3、7及び10部の各割合で添加
して、よく混練し、スレート板上に厚み2.0mmにな
るように敷き均して試験用舗装体とした。
【0060】この舗装体を、直射日光下で静置して時間
の経過に伴う表面の色調の変化を観察した。その結果、
水性樹脂分散物/ウレタン系樹脂の混合比0/10の場
合が変色に至るまでの時間が5分程度で最も短く、変色
の程度もグレースケール値4.5で最も大きかった。水
性樹脂分散物/ウレタン系樹脂の混合比が大きくなるに
つれて、変色に至るまでの時間が長くなり、変色の程度
も小さくなった。この傾向は、使用した水性樹脂分散
物、ウレタン系樹脂の種類と組み合わせ、使用した真砂
土に対する添加量に殆ど影響されなかった。
【0061】さらに水性樹脂分散物が混合比10/10
を過ぎると変色防止の効果こそ発揮するけれども、これ
を締め固めて舗装層とした場合における耐久性(固結強
度)が低下することになる。従って、防変色性と耐久性
との両方の特性を勘案して結合剤組成物とする必要があ
り、このためには、水性樹脂分散物/ウレタン系樹脂の
混合比を3/10〜10/10とするのが最適であると
結論することができる。
【0062】(実施例10)ウレタン樹脂{大日本イン
キ化学工業(株)製「パンデックスTP−123
3」}、100部に対して、フタル酸ジブチル30部を
加えて攪拌して樹脂液に調製した。この樹脂液100部
に予め水で希釈した水性樹脂分散物としてエチレン酢酸
ビニルエマルジョン{(株)クラレ製:「パンフレック
スOM4000C」固形分35%}をそれぞれ、50
部(水性樹脂分散物/ウレタン系樹脂の混合比2/1
0)、70部(同混合比3/10)、100部(同
混合比5/10)、150部(同混合比7/10)、
200部(同混合比9/10)、250部(同混合
比11/10)、300部(同混合比14/10)、
350部(同混合比16/10)の割合で添加して、
攪拌して8種類の混合液に調節した。
【0063】これらの混合液4部を真砂土(奈良県柳生
産、含水率13.1%)100部に混合して機械混練
し、予め転圧しておいた砕石路盤上に厚さ80mm程度
に敷き均して、約1時間後にローラー転圧して土舗装面
とした。
【0064】この作業は、気温25℃の直射日光下で実
施したものであるが、混練土の敷き均しのあとの段階は
もとより、当該期間における表面への降雨降雪にも拘ら
ず、土舗装として充分に機能していた。他方の舗装面
は経時的な変色が大きく、硬めの仕上がりで舗装面には
不向きであり、〜の舗装面は変色こそ見られないも
のの、舗装体としては強度不足の状態で、水性樹脂分散
物(B)の過多のため降雨水によって随所に浸食を受けて
いた。
【0065】
【発明の効果】本発明は、分子末端にイソシアネート基
を含有する液状ウレタン樹脂(A)と水性樹脂分散物(B)、
土性材料(C)の混合物からなる舗装材で、可使時間を長
く取ることが出来、できた舗装体も耐水性、耐久性に優
れることから、競技・球技用の運動場、公園、ジョギン
グコースの歩経路或いは簡易道路舗装用として、身体に
優しく自然感を活かせる用途に広く用いることができ
る。
【0066】本発明の土舗装材用結合剤は、必要な可使
時間の確保を自然土中に含有する水分とエマルジョン中
の水分子が液状ウレタン樹脂(A)のイソシアネート基と
の反応において、水性樹脂分散物(B)がイソシアネート
基を包み込んで保護すると推測され、そのためにイソシ
アネート基と水の反応が遅延されることと、液状ウレタ
ン樹脂(A)がポリイソシアネートの単量体含有比率が低
いウレタンプレポリマー組成物であることが可使時間を
大幅に延ばしているものと考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 浩司 兵庫県神戸市北区山田町小部字大平6−12 (72)発明者 四方 正樹 大阪府泉大津市豊中1−12−13 (72)発明者 金子 正市 大阪府堺市高尾1丁346−8 (72)発明者 西村 紀夫 大阪府高石市東羽衣2−13−43

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子末端にイソシアネート基を含有する
    液状ウレタン樹脂(A)と水性樹脂分散物(B)とからなるこ
    とを特徴とする土舗装材用結合剤組成物。
  2. 【請求項2】 水性樹脂分散物(B)と液状ウレタン樹
    脂(A)との固形分での比率(B)/(A)が、1より小さい
    ことを特徴とする請求項1記載の土舗装材用結合剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 液状ウレタン樹脂(A)の遊離イソシアネ
    ート基量が、固形分当たり2〜20重量%で、かつ常温
    で液状のウレタンプレポリマーであることを特徴とする
    請求項1の土舗装材用結合材組成物。
  4. 【請求項4】 水性樹脂分散物(B)が、ビニル系重合単
    量体を重合して得られる水性樹脂分散物、或いはラバー
    ラテックスの水性樹脂分散物であることを特徴とする請
    求項1の土舗装材用結合剤組成物。
  5. 【請求項5】 無変色性であることを特徴とする請求項
    1記載の土舗装材用結合剤組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の土舗装
    材用結合剤組成物と土性材料(C)との混合物からなり、
    該混合物の20℃における舗装可能な可使時間が30分
    以上12時間以内で、舗装施工後24時間以内に歩行可
    能となることを特徴とする土舗装材。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の土舗装材を基盤上に敷き
    均した後、転圧をすること特徴とする自然土舗装方法。
  8. 【請求項8】 基盤上に請求項6記載の土舗装材を設け
    てなることを特徴とする土舗装構造体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100406896B1 (ko) * 2001-08-08 2003-11-21 김상길 고분자화합물을 이용한 수용성 바인더 및 그 제조방법
JP2005154735A (ja) * 2003-11-07 2005-06-16 Matsuda Giken Kogyo Kk 土壌用固化剤、土壌舗装材料及び土壌舗装方法
JP2008038513A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Emulsion Technology Co Ltd 舗装用組成物及び舗装体の施工方法
KR101218598B1 (ko) 2012-10-24 2013-01-04 주식회사 휴트리 친환경 자전거도로용 포장재 조성물 및 그 시공방법

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