JPH10140125A - パネル用剛性補強材 - Google Patents

パネル用剛性補強材

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JPH10140125A
JPH10140125A JP31257296A JP31257296A JPH10140125A JP H10140125 A JPH10140125 A JP H10140125A JP 31257296 A JP31257296 A JP 31257296A JP 31257296 A JP31257296 A JP 31257296A JP H10140125 A JPH10140125 A JP H10140125A
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epoxy resin
reinforcing material
weight
epoxy
rigid reinforcing
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Tadashi Ashida
正 芦田
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵安定性及び硬化性に優れ、必要であれば
耐食性の懸念をさけるために電着塗装後にパネルに貼り
付け、中塗り、上塗りなどの比較的低い焼き付け温度で
も十分硬化して所定の性能を発揮することが可能なパネ
ル用剛性補強材を提供する。 【解決手段】 エポキシ樹脂混合物と、硬化剤と、カー
ボンブラックとを含有する1液加熱硬化エポキシ樹脂組
成物から成るシート材の片面に、表皮材としてのステン
レス又はアルミニウムの薄板を積層して成る剛性補強材
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体パネ
ルに用いられる剛性補強材に係り、更に詳細には、貯蔵
安定性が優れ、比較的低い温度で短時間に硬化すること
のできるエポキシ樹脂系のパネル用剛性補強材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の車体軽量化に伴い、車体パネルの
薄肉化が進みつつある中で、パネルの剛性不足を補うた
めに、剛性補強材と呼ばれる材料が多用されている。か
かる剛性補強材としては、エポキシ樹脂系シートの片面
に、表皮材としてのステンレスやアルミニウムの薄板を
積層したシート状のものが用いられている。このシート
状の剛性補強材は自動車に用いられている板厚の薄い鋼
板などの補強には優れた効果を発揮することが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな剛性補強材の使用部位としては、車体パネルのうち
でも地面に対して垂直な部位が多く、上述のエポキシ樹
脂系剛性補強材にあっては、塗装オーブンでエポキシ樹
脂が硬化する際に、剛性補強材を貼り付けた位置からず
れて硬化したり、脱落するという現象がしばしば起こ
る。また、この現象は、特に、パネル部品に剛性補強材
を貼り付け、未硬化の状態で海外へ移送する場合に顕著
に発生するという課題があった。なお、本発明者は、か
かる現象には剛性補強材の貯蔵安定性が関係しており、
剛性補強材を製造してから使用するまで長期に亘り保管
されたり、パネルに貼り付けたまま未硬化の状態で放置
されると、接着面のエポキシ樹脂層に水分が吸着し、未
硬化時のエポキシ樹脂の粘着力が低下することに起因す
ることを知見した。
【0004】一方、剛性補強材は、車体を溶接などで組
み立てる車体工程で貼り付けられるため、剛性補強材を
貼り付ける下地は未処理の鋼板であり、鋼板には剛性補
強材に対し高度な耐食性が要求されていた。これに対
し、電着塗装終了後に補強材を貼り付ければ耐食性に対
する懸念は消滅するが、中塗り、上塗りの塗装焼き付け
オーブンでは、一般に焼き付け温度が120〜160
℃、焼き付け時間が20分前後で、従来のエポキシ樹脂
系剛性補強材を十分に硬化させるには不十分な焼き付け
条件となっており、エポキシ樹脂の硬化不足により本来
の性能が安定して得られないという課題があった。
【0005】本発明は、上述のような課題や知見に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、貯蔵
安定性及び硬化性に優れ、必要であれば耐食性の懸念を
避けるために電着塗装後にパネルに貼り付け、中塗り、
上塗りなどの比較的低い焼き付け温度でも十分硬化し
て、所望の性能を発揮することが可能なエポキシ樹脂系
のパネル用剛性補強材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成すべく鋭意研究した結果、特定のエポキシ樹脂系混
合物や硬化剤その他の材料を特定の配合で用いることに
より、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0007】即ち、本発明のパネル用剛性補強材は、1
液加熱硬化型エポキシ樹脂組成物から成るシート材の片
面に、アルミニウム又はステンレス製の薄板を積層して
成るパネル用補強材であって、上記1液加熱硬化型エポ
キシ樹脂組成物が、(1)液状エポキシ樹脂と固形エポ
キシ樹脂との重量比が1/9〜9/1のエポキシ樹脂混
合物100重量部と、(2)次の一般式
【化2】 (式中のR1、R2は炭素数1〜5のアルキル基、Xは炭
素数1〜5のアルキレン基を示す。)で表されるアミノ
化合物とエポキシ樹脂とをアミノ基1当量につきエポキ
シ基1〜2当量の割合で反応させて得られるエポキシ−
アミン付加物に対し、フェノール化合物を反応させて得
られる硬化剤15〜35重量部と、(3)カーボンブラ
ック1〜10重量部と、を含有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパネル用剛性補強
材について詳細に説明する。本発明のパネル用剛性補強
材は、所定のエポキシ樹脂混合物(1)と、硬化剤
(2)と、カーボンフラック(3)とを含有する1液加
熱硬化型エポキシ樹脂組成物から成るシート材と、アル
ミニウム又はステンレス製の薄板とを備える。ここで、
上記エポキシ樹脂混合物(1)は、1分子中に1個より
多くのエポキシ基を有するエポキシ樹脂から成り、粘着
性を有するシート材にする必要があることから、液状エ
ポキシ樹脂と固形エポキシ樹脂を混合している。混合比
は、粘着性を発現させるために、液状エポキシ樹脂と固
形エポキシ樹脂の重量比を1/9〜9/1の範囲で変動
させることが必要である。
【0009】ここで用いる液状又は固形エポキシ樹脂の
例としては、ビスフェノールAやビスフェノールFから
誘導される液状及び固形エポキシ樹脂や、ビスフェノー
ルA又はビスフェノールFにエチレンオキシド又はプロ
ピレンオキシドを2〜20モル付加した化合物から誘導
されるエポキシ樹脂など、通常、接着剤に用いられてい
るエポキシ樹脂を挙げることができる。
【0010】また、上記硬化剤(2)は、所定のアミノ
化合物とエポキシ樹脂とを反応させてエポキシ−アミン
付加物を得、更にこれにフェノール化合物を反応させて
得られる。ここで、硬化剤(2)の原料として使用する
一般式
【化3】 (式中のR1、R2は炭素数1〜5のアルキル基、Xは炭
素数1〜5のアルキレン基)で表されるアミノ化合物と
しては、例えば、ジメチルアミノプロピルアミン(DM
APA)、ジエチルアミノプロピルアミン(DEAP
A)、ジブチルアミノプロピルアミン(DBAPA)、
ジメチルアミノエチルアミン(DMAEA)などがあ
る。
【0011】更に、これらのアミノ化合物と反応させる
エポキシ樹脂としては、上述のエポキシ樹脂(1)で例
示したものに加え、例えば、ブチルグリシジルエーテ
ル、フェニルグリシジルエーテル、グリシジルメタクリ
レートなどのモノエポキシ化合物が使用できる。
【0012】これらエポキシ樹脂とアミノ化合物との反
応物であるエポキシ−アミン付加物は、アミノ基1当量
に対しエポキシ基1〜2当量の割合で反応させて得られ
る。アミノ基1当量に対しエポキシ基1当量未満では、
得られる剛性補強材の貯蔵安定性が不十分となり、2当
量を超えると、エポキシ−アミン付加物製造時にゲル化
し目的とするものが得られない。なお、エポキシ−アミ
ン付加物は、両者を上述の割合で混合して適当な有機溶
媒中60〜120℃の温度で数時間反応させて得ること
ができる。
【0013】次にこのエポキシ−アミン付加物にフェノ
ール化合物を反応させ、硬化材(2)を得るが、このフ
ェノール化合物としてはフェノール/ホルマリン樹脂、
クレゾール/ホルマリン樹脂などのフェノールノボラッ
ク樹脂、クレゾールノボラック樹脂などがあり、更にビ
スフェノールA、ビスフェノールFなどの多価フェノー
ル化合物などが挙げられる。これらエポキシ−アミン付
加物とフェノール化合物の反応は、エポキシ−アミン付
加物1重量部に対し、フェノール化合物を0.1〜0.
8重量部用いることが好ましい。0.1重量部未満では
剛性補強材の貯蔵安定性が不十分となる場合があり、
0.8重量部を超えると、エポキシ−アミン付加物製造
時にゲル化することがあり、好ましくない。なお、この
反応は、1〜5時間で80〜200℃の条件で行うのが
好ましい。
【0014】このようにして得られた硬化剤の軟化点
は、1液加熱硬化型エポキシ樹脂組成物を粘着性を有す
るシート材に加工する点から、60〜120℃の範囲に
あることが好ましい。得られた硬化剤はエポキシ樹脂混
合物(1)に対し15〜35重量部用いることができ
る。硬化剤量が15重量部未満であると硬化不足とな
り、他方35重量部を超えると未反応硬化剤が多くなり
性能が低下し、特に貯蔵後の性能低下が著しくなる。ま
た、硬化剤(2)は、酸無水物、ジシアンジアミド、メ
ラミン、ヒドラジド、イミダゾール類等、従来の潜在性
硬化剤と併用することも可能である。
【0015】次に、カーボンブラック(3)の使用目的
は樹脂層の補強効果にあり、エポキシ樹脂混合物(1)
100重量部に対し、1〜10重量部配合する。1重量
部未満では硬化時に樹脂層が流動しやすくなり、パネル
から補強材がずれる場合があり、10重量部を超えると
補強材の製造上、混練が困難となるとともに、樹脂層の
粘着性が失われパネルから補強材の脱落を招く場合があ
る。また、本発明の剛性補強材には必要に応じて他の添
加剤を使用してもよい。かかる添加剤の例としては、例
えばアルミナ、シリカ、炭酸カルシウム、タルク、硅酸
カルシウムなど、これらに類似するものがあげられる。
【0016】得られた硬化剤(2)を粉末状に粉砕した
後、カーボンブラック(3)とともにエポキシ樹脂混合
物(1)に配合して、粘着性を有する半固形状の1液加
熱硬化型エポキシ樹脂組成物とする。更にこれをシート
状に成形して、この片面に表皮材としてステンレス又は
アルミニウムの薄板をロールなどを用いて積層すること
により、本発明の剛性補強材を得ることができる。
【0017】ステンレス又はアルミニウムの薄板は、シ
ート材樹脂層に応力が加わった時に変形を抑える拘束層
の役割を果たし、樹脂層が薄くても高い補強効果を発揮
する。板厚は、特に制限されないが、剛性補強材の重量
及びコスト面から、一般に0.05〜0.5mm程度の
ものが好適に用いられる。ステンレス又はアルミニウム
を用いるのは剛性補強材の保管中及び使用中において、
錆の発生を防ぐためである。
【0018】また、シート材樹脂層の厚さは、特に制限
されないが、剛性補強効果と重量の関係から、一般には
0.5〜3.0mmであることが好ましい。0.5mm
より薄いと補強効果に劣り、3.0mmより厚いとその
自重のため脱落する可能性があるためである。
【0019】本発明の剛性補強材では、焼付硬化するま
でのパネルとの接着は、シート材樹脂層の粘着力で維持
することになるため、樹脂層に適度な粘着力をもたせる
必要がある。このために必要な添加剤、例えば、可塑剤
や、エポキシ樹脂の低粘度品などの反応性希釈剤など必
要に応じて用いることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により更に
詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。なお、以下の3種類の硬化剤を製造し、
実施例や比較例で用いた。
【0021】(硬化剤A)ビスフェノールA型エポキシ
樹脂「エピコート#828」100gに対しジエチルア
ミノプロピルアミン(DEAPA)59gを準備し、こ
のアミン化合物に上記エポキシ樹脂を徐々に加え、10
0℃で4時間反応させ、得られたエポキシ−アミン付加
物にフェノールノボラック樹脂(軟化点100℃)4
7.7gを150℃で2時間反応させ、硬化剤Aを得
た。
【0022】(硬化剤B)ジエチルアミノプロピルアミ
ン(DEAPA)66g、ビスフェノールAエポキシ樹
脂「エピコート#828」126g、フェニルグリシジ
ルエーテル8g、溶媒としてのトルエン70gを用いて
80℃で4時間反応させ、エポキシ−アミン付加物を得
た。溶剤除去後、これに硬化剤Aの製造に用いたのと同
じフェノールノボラック樹脂50gを150℃で2時間
反応させ、硬化剤Bを得た。
【0023】(硬化剤C)ビスフェノールA型エポキシ
樹脂「エピコート#828」100gに対しジメチルア
ミノプロピルアミン(DMAPA)49gを準備し、ト
ルエン/イソプロピルアルコール=1:1の溶媒100
g中において、90℃で4時間反応させ、得られたエポ
キシ−アミン付加物にフェノールノボラック樹脂(軟化
点100℃)80gを150で2時間反応させ、硬化剤
Cを得た。
【0024】また、各例で得られた剛性補強材は、以下
の方法で性能評価を行い、得られた結果を表1に示し
た。 1) 曲げ強さ 150mm×70mm×0.8mmの電着塗装鋼板にシ
ート状の剛性補強剤を貼り、3kgの重さのロールで3
回往復させ圧着した後、140℃で20分間焼き付け、
24時間放置した後、図1のような3点曲げ試験を行
い、2mm変位時の荷重を測定した。
【0025】2) 貯蔵安定性試験 剛性補強材の樹脂層に離型紙を貼り、50℃で95%R
Hの雰囲気に168時間放置した後、電着塗装鋼板に貼
り付け、140℃で20分間焼き付け、24時間室温に
放置した後、上述のような曲げ試験を行った。
【0026】(実施例1)エピコート#828(油化シ
ェルエポキシ(株))50重量部及びエピコート#10
01(油化シェルエポキシ(株))50重量部をニーダ
で混合してエポキシ樹脂混合物(1)を作製し、硬化剤
Aを25重量部、カーボンブラック3重量部を混合し、
0.5mmのアルミ板を樹脂層の一方に重ねて、2.5
mmの厚さのシート状剛性補強材を作製した。配合組成
を表1に示す。
【0027】この剛性補強材を上述の曲げ強さ試験に供
したところ、曲げ強さは180Nであった。また、同時
に作製した剛性補強材について、上述の貯蔵安定性試験
を行ったところ、曲げ強さは168Nであり、ほぼ初期
の性能を維持していた。
【0028】(実施例2〜8)表1に示す配合により、
実施例1と同様に剛性補強材を作製し、上述の性能評価
を行った。この結果を表1に示す。
【0029】(比較例1)硬化剤Aの使用量を10重量
部に減じた以外は実施例1と同様の操作を繰り返して剛
性補強材を作製し、性能評価を行った。その結果、曲げ
強さは124Nであった。また、貯蔵安定性試験では8
4Nとなり、初期に比べ大きく低下した。
【0030】(比較例2〜5)実施例と対比させ表1に
示すように硬化剤を変量したが、貯蔵安定性に優れた剛
性補強材は得られなかった。
【0031】(比較例6)従来から剛性補強材や接着剤
によく用いられている硬化剤(ジシアンジアミド)と促
進剤(N,N−ジアルキル尿素誘導体)の組み合わせで
剛性補強材を製造したが貯蔵安定性試験で粘着性が失わ
れ脱落した。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、特定のエポキシ樹脂系混合物や硬化剤その他の材料
を特定の配合で用いることとしたため、貯蔵安定性及び
硬化性に優れ、必要であれば耐食性の懸念を避けるため
に電着塗装後にパネルに貼り付け、中塗り、上塗りなど
の比較的低い焼き付け温度でも十分硬化して、所望の性
能を発揮することが可能なエポキシ樹脂系のパネル用剛
性補強材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】剛性補強材の性能評価に用いた曲げ強度試験機
を示す断面図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1液加熱硬化型エポキシ樹脂組成物から
    成るシート材の片面に、アルミニウム又はステンレス製
    の薄板を積層して成るパネル用補強材であって、 上記1液加熱硬化型エポキシ樹脂組成物が、(1)液状
    エポキシ樹脂と固形エポキシ樹脂との重量比が1/9〜
    9/1のエポキシ樹脂混合物100重量部と、(2)次
    の一般式 【化1】 (式中のR1、R2は炭素数1〜5のアルキル基、Xは炭
    素数1〜5のアルキレン基を示す。)で表されるアミノ
    化合物とエポキシ樹脂とをアミノ基1当量につきエポキ
    シ基1〜2当量の割合で反応させて得られるエポキシ−
    アミン付加物に対し、フェノール化合物を反応させて得
    られる硬化剤15〜35重量部と、(3)カーボンブラ
    ック1〜10重量部と、を含有することを特徴とするパ
    ネル用剛性補強材。
  2. 【請求項2】 上記薄板の厚さが0.05〜0.5mm
    であり、上記シート材の厚さが0.5〜3.0mmであ
    ることを特徴とする請求項1記載のパネル用剛性補強
    材。
  3. 【請求項3】 上記硬化材(2)が、上記エポキシ−ア
    ミン付加物1重量部に対し上記フェノール化合物を0.
    1〜0.8重量部の割合で反応させて得られることを特
    徴とする請求項1又は2記載のパネル用剛性補強材。
  4. 【請求項4】 上記硬化材(2)の軟化点が60〜12
    0℃であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    つの項に記載のパネル用剛性補強材。
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