JPH10139390A - 産業車輌の座席装置 - Google Patents

産業車輌の座席装置

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JPH10139390A
JPH10139390A JP29293796A JP29293796A JPH10139390A JP H10139390 A JPH10139390 A JP H10139390A JP 29293796 A JP29293796 A JP 29293796A JP 29293796 A JP29293796 A JP 29293796A JP H10139390 A JPH10139390 A JP H10139390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat frame
base
seat
side wall
industrial vehicle
Prior art date
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Application number
JP29293796A
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English (en)
Inventor
Nobuyasu Itou
暢康 伊藤
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの高さを低くする。 【解決手段】 ベース1の側壁1b,1cとシートフレ
ーム2の側壁2b,2cとを、前端部位において、総て
の側壁1b,1c,2b,2cに連続して支持軸4を貫
通させ、シーフレーム2を支持軸4を支点にして垂直回
動自在ならしめ、シートフレーム2をベース1側いっぱ
いまで回動した状態で、シートフレーム2のフレームプ
レート2aがベース1のベースプレート1a上に重なる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業車輌の座席装
置、詳しくは、跳ね上げ式シートを有した座席装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】産業車輌、例えばフォークリフトにあっ
ては、図6の(a)に例示するように座席Mがエンジン
フード21上に設けられているため、エンジンの点検、
整備に際してエンジンフード21を後方に開こうとして
も、図6の(b)に例示するように、座席(背もたれ部
分)Mがカウンタウエイト22に邪魔されるため充分に
開くことができない。この現象はカウンタウエイト上に
ガスボンベを搭載した機種や、カウンタウエイトそのも
のが高い機種ほど顕著である。そこで従来より、図7に
示すように、エンジンフード21に固定されたベース2
3とシートSが取り付けられているシートフレーム24
とを前端縁において蝶板25で連結し、シートSを前方
に回動させることによって、前記図6の(c)に示すよ
うに、カウンタウエイト22との干渉を回避する跳ね上
げ式シートを有した座席装置が実用化されている。そし
てそのような跳ね上げ式の座席装置では、ベース23と
シートフレーム24との相互間に、シートフレーム24
を前方上側に付勢するダンパ機構26を取り付けると共
に、シートフレーム24をベース23側(後方側)いっ
ぱいに回動させた場合、シートフレーム24をエンジン
フード21側に固定するロック部材27を設け、跳ね上
げ時と非跳ね上げ時とにおける各姿勢を維持させておく
ことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ベース22に対して蝶
板25で連結されたシートフレーム24は、ベース23
側いっぱいまで回動させた場合でも、図8に示すよう
に、シートフレーム24の下端面がベース23の上面か
ら蝶板25の厚みLに相当する分浮き上がってしまい、
跳ね上げ式の構造にすると、跳ね上げ式でない座席装置
に比べ、シートがそれだけ高くなり、後部にはスペーサ
28を設けなくてはならない。又、跳ね上げ式のシート
高さを基準に機台を設計すれば、跳ね上げ式でない座席
装置は、前後にスペーサなどを介在させてシートの高さ
を調整する必要がある。又、従来の座席装置では、ダン
パのストロークをシートフレームの回動範囲に合わせ、
それによって最大回動角度を規制しているので、機種に
応じたストロークのダンパを使用しなくてはならず、効
率が悪く、コスト高を招いている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、跳ね上げ式で
あるないに拘わらず、シートフレームの高さを一定と
し、機種が異なっても同じストロークのダンパを流用可
能な産業車輌の座席装置であって、その構成は、機台に
固定されるベースと、シートが取り付けられるシートフ
レームとを、前記ベースの側壁とシートフレームの側壁
とが、少なくとも前端部が互いに平行配置されるよう組
み合わせ、その前端部において、前記シートフレームの
側壁とベースの側壁とを回動可能に連結し、シートフレ
ームをベースに対して垂直回動自在ならしめて組み付け
ると共に、シートフレームがベース側いっぱいまで回動
された状態でシートフレームを固定するロック機構と、
前記ベースとシートフレームとの相互間に、シートフレ
ームを前方上側に付勢する付勢機構とを、シートフレー
ムがベース側いっぱいまで回動されたときに前記側壁高
さ内に位置するように取り付けたことにある。そして前
記シートフレームの回動範囲を規制するストッパ機構を
設けたり、前記ベースを左右一対で構成し、前記ストッ
パ機構を左右のベース間に配置したり、前記ストッパ機
構を、付勢機構の動作範囲内においてシートフレームの
最大跳ね上げ角度を調整可能としたものとしたり、前記
ストッパ機構を、一端がシートフレームの側壁に回動可
能に連結され、他端がベースの側壁の長手方向に設けら
れた長穴内を摺動可能に連結されたストッパ部材を有し
たものとしたり、前記ロック機構を、シートフレームが
ベース側いっぱいまで回動された状態で前記シートフレ
ームの側壁と前記ベースの側壁の相対する位置にそれぞ
れ設けられた孔に嵌入するロックレバーとしたり、前記
シートフレームの最大跳ね上げ角度を、前記ストッパ部
材の前記両連結間隔を変更することにより調整可能とす
ることもできる。
【0005】
【作用】シートフレームをベース側いっぱいに回動させ
た場合、シートフレームの下端面をベース面に密着させ
ることができ、跳ね上げ式にしても座席の高さは変わら
ない。そして、ストッパ機構を設けることにより、跳ね
上げすぎを防止でき、付勢機構を側壁の間、即ちシート
の下に配置することで、邪魔な突起物がなく、美観にも
優れる。又、ストッパ機構を調整可能とすることで、シ
ートフレームの最大回動角度の範囲を満足するストロー
クの付勢機構一種類にて異なる機種にも対応でき、前記
ストッパ機構に、他端がベースの側壁の長手方向に設け
られた長穴を摺動可能に連結されたストッパ部材を有し
た構造を採用すれば、ベースの側壁が有効に活用され
る。更に、ロック機構をロックレバーで構成すれば、操
作性に優れ、シートの跳ね上げ角度が、ストッパ部材の
両連結間隔の変更により調整されるようにすれば、スト
ッパ部材のメリットを最大限に生かすことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る産業車輌の座席装置
を、フォークリフトに採用した一実施の態様について、
図面に基づき説明する。図1は、ベースに対してシート
フレームが組み付けられた平面図、図2は図1における
A−A線切断断面におけるシートフレームを跳ね上げた
状態の説明図であって、ベース1,1及びシートフレー
ム2,2はいずれも左右一対で構成され、先ず図1に示
す下方(前方に向かって右側)の組について説明する
と、ベース1は、前後に長い長方形の板状をしたベース
プレート1aの外側縁に、一定高さの側壁1bが全長に
亘って起立形成され、内側縁には前端部のみに側壁1c
が起立形成されていて、ウエルドボルト3,3によって
機台の適宜部位(エンジンフード)に固着可能となって
いる。シートフレーム2は、前記ベース1の側壁1b,
1c間より狭幅のフレームプレート2aの両サイドに、
前記ベース1の側壁1b,1cにそれぞれ相対した側壁
2b、2cが起立形成されていて、ベース1の側壁1
b,1cとシートフレーム2の側壁2b,2cとを平行
配置すると共に、フレームプレート2aの底面をベース
プレート1aの上面に密着させ、例えば総ての側壁1
b,1c,2b,2cに対し、前端部において左右に支
持軸4を貫通させることにより、シートフレーム2が前
記支持軸4を支点として垂直回動自在に組み付けられて
いる。尚、支持軸4は左右別々に設けられているが、1
本の支持軸4を左右まとめて貫通させても良いし、相対
する各側壁の組ごとに支持軸を貫通させ、計四本の支持
軸を使用しても良い。そして前記シートフレーム2のフ
レームプレート2aには、ウエルドボルト5,5によ
り、長手方向に沿ってシートをスライド可能に取り付け
るレール6が固着されている。尚、前記シートフレーム
2のフレームプレート2aには、ベース1をエンジンフ
ードに固着するために使用されるウエルドボルト3と当
接する部分が繰り抜かれ、又、ベース1のベースプレー
ト1aにも、レール6をシートフレーム2のフレームプ
レート2aに固着しているウエルドボルト5と当接する
部位が繰り抜かれていて、ウエルドボルト3,5の突出
部分がいずれもフレームプレート2aやベースプレート
1aと干渉しないよう配慮されている。
【0007】図1の上方(前方に向かって左側)の組
は、基本的構造が下方の組と左右(前方に向かって)対
称構造となっているので、相違する部分について説明
し、共通する部材は前記右側の組と同じ符号を使用し
て、詳しい説明は省略する。図1の上方に配置されてい
るベース1の内側縁には、後端から前方に向けて例えば
全長の約2/3の長さに亘って側壁1dが追加形成さ
れ、その側壁1dには、前後に連続した長穴7が形成さ
れている。又シートフレーム2の側壁2cは、前記ベー
ス1に起立形成された側壁1dと左右方向にオーバーラ
ップしない範囲内で後方に向けて延長されたものとなっ
ている。
【0008】前記ベース1の側壁1d後端部とシートフ
レーム2における側壁2cの延長部との相互間には、前
記下方の組とで挟まれた空間内にあたる内側の部位に、
付勢機構であるエアダンパ8の前端部と後端部とがそれ
ぞれピン8a,8bを介していずれも垂直回動自在、且
つシートフレーム2がベース側いっぱいまで回動された
ときに前記側壁1d,2cの高さ内に位置するように枢
着されており、又前記エアダンパ8の前端部をシートフ
レーム2における側壁2cの延長部に枢着しているピン
8aには、ストッパ機構を構成するストッパ部材として
のストッパプレート9の前端が垂直回動自在に枢着さ
れ、そのストッパプレート9の後端に取り付けられてい
るローラ10が、前記側壁1dに形成されている長穴7
内に、その長穴7内を移動自在に遊嵌されている。前記
エアダンパ8は、シートフレーム2を所定の回動範囲以
上動作させるに充分なストロークを有し、一方ストッパ
プレート9は、シートフレーム2を所定角度回動させた
ときに、ローラ10が長穴7の前端に到達し、シートフ
レーム2がそれ以上回動しないよう規制することができ
る長さに調整されている。尚、実施例ではローラ10を
設けているがこれに限定されず、長穴内を摺動可能な他
の構造、例えば単にピンを設けただけであっても良い。
【0009】又、ベース1とシートフレーム2との相互
間には、図3に例示するように、側壁1bの外側面に固
着されたL型片11の水平板部11aに、内側に係止突
起12aを有したロックレバー12を水平回動自在に枢
着し、シートフレーム2をベース1側いっぱいに回動さ
せた状態で、ベース1の側壁1bとシートフレーム2の
側壁2bとに、それぞれ前記係止突起12aに対応する
位置に透孔13と係止孔14とを形成し、コイルスプリ
ング15の引っ張り力によりロックアーム12を内側に
付勢して前記透孔13と係止孔14とへ連続して係止突
起12aを押し入れるべく構成したロック機構が設けら
れている。尚、前記係止突起12aは、先端上面にテー
パ面16が設けられており、後述するが、跳ね上げたシ
ートSをベース側に戻すときにシートフレーム2がこの
テーパー面16に当接することで、ロックレバー12を
押し戻した後、自動的にそのロックレバー12を係止孔
14に嵌入できるようになっている。そしてフォークリ
フトへは、そのシートフレーム2に固着されているレー
ル6にシートSの底面に設けられているスライドレール
17を組み付けることによって座席を完成させた後、搭
載される。
【0010】このように形成された座席は、通常、エア
ダンパ8を縮小させながらシートSをベース1側いっぱ
いまで回動し、係止突起12aを係止孔14に押し込ん
でロックしておく。エンジンフードを開くなど、シート
Sを跳ね上げる必要性が生じたときは、コイルスプリン
グ15の力に抗してロックレバー12を外方に回動し、
係止突起12aを係止孔14から外す。
【0011】ロックが解除されれば、シートSはシート
フレーム2と共にエアダンパ8の力によって自動的に跳
ね上げられ、定位置でストッパ機構により停止し、その
姿勢のまま維持される。尚、跳ね上げを自動にせず、手
で軽く持ち上げると跳ね上げられるようにダンパを調整
しても良い。跳ね上げを解除するには、シートSをベー
ス1側に回動させると、シートフレーム2の下部が係止
突起12aのテーパ面16に当接してロックレバー12
をコイルスプリング15の付勢力に抗して押し戻した
後、シートフレーム2が前方いっぱいまで回動されたと
ころで、係止突起12aが係止孔14に滑り込んでロッ
クされる。
【0012】シートをベース側いっぱいに回動させた非
跳ね上げ状態においては、図4に示すように、シートフ
レーム2のフレームプレート2aがベース1のベースプ
レート1a上面に密着する上、前記エアダンパ8、スト
ッパプレート9、ベース1及びシートフレーム2は、レ
ール6及びスライドレール17が有する高さ内にオーバ
ーラップしてほぼ収まっているので、跳ね上げ式でない
シートでも最小限必要なレール機構以上の高さをほとん
ど必要とせず、シートの高さを極限にまで下げることが
できる。従って、跳ね上げ式とそうでないシートとを共
に同じ高さに統一できる。又、前記エアダンパとストッ
パプレートとは側壁で挟まれた空間内に配置されている
ので、外部から隠れ、美観を損なうことはない。更に、
エアダンパのストロークには余裕があるので、ダンパを
交換することなくストッパプレートの長さを変えて最大
跳ね上げ角度の増減も自由である。
【0013】前記実施の態様例では、ベースプレート上
にシートプレートが重なる構造となっているが、ベース
プレートに対してシートフレームの下端面が重ならない
構造、例えば左右一対のベース間にシートフレームを配
置すれば、シートフレームの下端とベースの底面とを同
じ高さにできるので、シート高を更に低くできる。又、
ストッパ機構は、例えば図5の(a)のようにストッパ
プレート9に複数のピン挿通孔18,18・・設け、そ
のうちに1つを選択してピン8aを挿通させたり、図5
の(b)に例示するように、ストッパ機構をボルト19
とナット20とで構成し、ネジ送りによって長さ調整を
可能とすれば、シートの跳ね上角度の上限を簡単に変更
できる。そしてストッパ機構は、ワイヤを利用した構造
としたり、ロック機構に、前記図7に例示した従来と同
様の構造を採用することもできる。但し、採用したロッ
ク機構によってシート高さが高くならないように、ロッ
ク機構は、左右プレート間の隙間に設けることが望まし
く、勿論、この空間に設けられる他の如何なるロック機
構の採用も可能である。更に、ストッパプレート9を省
略し、跳ね上げ角度の設定は従来と同様にダンパの交換
により行うようにしても良いが、その場合、シート高さ
の統一は可能であるものの、跳ね上げ角度の調整時にお
ける作業性やコストの改善は期待できない。又本実施の
態様では付勢機構としてエアダンパを用いているが、シ
ートを跳ね上げる際に跳ね上げ力をアシストできれば、
オイルダンパのような他のタイプのダンパや、バネなど
といったダンパ以外の他の如何なる付勢機構を用いても
良い。更には、付勢機構やストッパ機構をシートの側方
に配置することもでき、その場合外観は見劣りはする
が、機能的には問題はない。そしてベース、シートフレ
ームの形態も、本発明の前記目的及び効果が達成できる
範囲内で適宜変更される。更に、本発明の座席装置は、
フォークリフト以外の産業車輌にも適用可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、シートの高さを、低い
跳ね上げ式でないシートと統一できる。又付勢機構やス
トッパ機構を側壁間に配置すれば、それらが側壁に隠れ
て外から見えず体裁がよい。更に、ストッパ機構を、例
えばストッパ部材の両連結間隔の変更により調整可能に
するなど、跳ね上げ角度を自由に設定できるようにした
り、ベースの側壁を有効に利用したストッパ機構や、ロ
ックレバーで構成したロック機構の採用によって、機能
性や操作性を高めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る座席装置の構造を示した平面図
である。
【図2】 A−A線断面におけるシートの跳ね上げ状態
を示した説明図である。
【図3】 ロック機構の説明図である。
【図4】 B−B線端面の説明図である。
【図5】 (a),(b)はストッパ機構の変更例を示
す説明図である。
【図6】 (a),(b),(c)はエンジンフードを
開いた場合の問題点解決策を示した説明図である。
【図7】 従来例の説明図である。
【図8】 シートフレームの浮き上がりを示した説明図
である。
【符号の説明】
1・・ベース、1a・・ベースプレート、1b,1c,
1d・・側壁、2・・シートフレーム、2a・・フレー
ムプレート、2b,2c・・側壁、3・・ウエルドボル
ト、4・・支持軸、5・・ウエルドボルト、6・・レー
ル、7・・長穴、8・・エアダンパ、8a,8b・・ピ
ン、9・・ストッパプレート、10・・ローラ、11・
・L型片、11a・・水平板部、12・・ロックレバ
ー、12a・・係止突起、13・・透孔、14・・係止
孔、15・・コイルスプリング、16・・逆止爪、17
・・スライドレール、18・・ピン挿通孔、19・・ボ
ルト、20・・ナット、S・・シート。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台に固定されるベースと、シートが取
    り付けられるシートフレームとを、前記ベースの側壁と
    シートフレームの側壁とが、少なくとも前端部が互いに
    平行配置されるよう組み合わせ、その前端部において、
    前記シートフレームの側壁とベースの側壁とを回動可能
    に連結し、シートフレームをベースに対して垂直回動自
    在ならしめて組み付けると共に、シートフレームがベー
    ス側いっぱいまで回動された状態でシートフレームを固
    定するロック機構と、前記ベースとシートフレームとの
    相互間に、シートフレームを前方上側に付勢する付勢機
    構とを、シートフレームがベース側いっぱいまで回動さ
    れたときに前記側壁高さ内に位置するように取り付けた
    産業車輌の座席装置。
  2. 【請求項2】 前記シートフレームの回動範囲を規制す
    るストッパ機構を設けた請求項1に記載した産業車輌の
    座席装置。
  3. 【請求項3】 前記ベースが左右一対で構成され、付勢
    機構が、前記左右のベース間に配置されている請求項1
    又は2に記載した産業車輌の座席装置。
  4. 【請求項4】 前記ストッパ機構が、付勢機構の動作範
    囲内においてシートフレームの最大跳ね上げ角度を調整
    可能としたものである請求項1乃至3のいずれかに記載
    した産業車輌の座席装置。
  5. 【請求項5】 前記ストッパ機構は、一端がシートフレ
    ームの側壁に回動可能に連結され、他端がベースの側壁
    の長手方向に設けられた長穴内を摺動可能に連結された
    ストッパ部材を有している請求項1乃至4のいずれかに
    記載した産業車輌の座席装置。
  6. 【請求項6】 前記ロック機構は、シートフレームがベ
    ース側いっぱいまで回動された状態で前記シートフレー
    ムの側壁と前記ベースの側壁の相対する位置にそれぞれ
    設けられた孔に嵌入するロックレバーである請求項1乃
    至5のいずれかに記載した産業車輌の座席装置。
  7. 【請求項7】 前記シートフレームの最大跳ね上げ角度
    は、前記ストッパ部材の前記両連結間隔を変更すること
    により調整される請求項5又は6に記載した産業車輌の
    座席装置。
JP29293796A 1996-11-05 1996-11-05 産業車輌の座席装置 Pending JPH10139390A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2832105A1 (fr) 2001-11-09 2003-05-16 Faurecia Sieges Automobile Siege de vehicule comprenant un dispositif d'assistance et vehicule equipe d'un tel siege

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2832105A1 (fr) 2001-11-09 2003-05-16 Faurecia Sieges Automobile Siege de vehicule comprenant un dispositif d'assistance et vehicule equipe d'un tel siege

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