JPH0585242A - シート支持装置 - Google Patents

シート支持装置

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JPH0585242A
JPH0585242A JP3250903A JP25090391A JPH0585242A JP H0585242 A JPH0585242 A JP H0585242A JP 3250903 A JP3250903 A JP 3250903A JP 25090391 A JP25090391 A JP 25090391A JP H0585242 A JPH0585242 A JP H0585242A
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seat
hinge bracket
seat cushion
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bracket
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裕幸 吉田
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Nissan Motor Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 シートの起立状態への跳ね上げ時の高さと折
り畳み時の高さを低くする。 【構成】 車体側に固定されたベースヒンジブラケット
13と、回転可能な回転ヒンジブラケット15と、回転
ヒンジブラケット15の後部に前部が回転支持され着座
状態から起立状態へ回転可能なシートクッション7と、
シートクッション7の起立状態より前方への移動を規制
するストッパ部59と、回転ヒンジブラケット15に回
転支持されたレバー17と、レバーの回転に伴ってブラ
ケット固定状態とシート固定状態とへ移るラッチ機構7
5と、ベースヒンジブラケット13に設けられブラケッ
ト固定状態のラッチ機構75を係合させて回転ヒンジブ
ラケット15をベースヒンジブラケット13に固定する
第1係合部59と、シートクッションに設けられシート
固定状態のラッチ機構75に係合して起立状態にあるシ
ートクッションを回転ヒンジブラケット15に固定する
第2係合部81とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばワンボックス
車の後部座席等に適用される折り畳みシートのシート支
持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の折り畳みシートのシート支持装置
としては、例えば図9に示すようなものがある(類似構
造として、実開平2−96219号公報参照)。すなわ
ち、折り畳みシート121はシートクッション123お
よびシートバック125とからなり、シートクッション
123の前部には回転ブラケット127が固定され、こ
の回転ブラケット127が車体の後部フロア129に固
定されたベースヒンジブラケット131にヒンジピン1
33を介して回転可能に支持されているものである。
【0003】そして、シートバック125をシートクッ
ション123に対して(イ)のように起立させればシー
ト121に着座することができる。シートバック125
を(ロ)のようにシートクッション123へ倒伏させれ
ばシート121を後部フロア129上に折り畳むことが
できる。また、シート121を折り畳んだ状態で前方へ
回転させればベースヒンジブラケット131に対する回
転ブラケット127の回転によりシートクッション12
3およびシートバック125を(ハ)のように90°跳
ね上げ状態に起立させることができ、後部フロア129
の荷室スペースを拡大することができる。更に、シート
クッション123およびシートバック125を前方へ倒
せば、ベースヒンジブラケット131に対する回転ブラ
ケット127の回転によりシートクッション123及び
シートバック125は前方の(ニ)に倒伏し、180°
折り畳み状態となる。したがって、後部フロア129か
ら前部フロア135にかけてフラットなスペースを作り
出すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構造では、90°跳ね上げ時、180°折り畳み時のい
ずれの場合も同一のヒンジピン133を回転中心とする
ため、以下のような問題を招いていた。
【0005】すなわち、90°跳ね上げ時、即ち(ハ)
の起立状態では、シート121の最上端の高さが、ベー
スヒンジブラケット131の高さ、回転ブラケット12
7の長さ、及びシートクッション123の長さの略合計
となり、低くすることに限界があった。このため、運転
席からの後方視界を確保するには、運転席の高さもシー
ト121の90°跳ね上げ時の高さに対応させなければ
ならず、設計の自由度が阻害される恐れがあった。
【0006】また、90°跳ね上げ時にシートクッショ
ン123及びシートバック125が前部フロア135側
へ突き出る状態となり、その下側に無駄なスペース13
7(ハッチングで示す)を形成する恐れがある。
【0007】さらに、シート121の180°折り畳み
時(ニ)の状態においても、回転ブラケット127を支
持するベースヒンジブラケット131の高さによって、
シート121の折り畳み高さを低くすることに限界があ
り、荷室スペースの拡大が困難であった。
【0008】一方、回転ブラケット127を省き、シー
トクッション123の前部をベースヒンジブラケット1
31に直接回転支持させれば90°跳ね上げ時の高さを
ある程度低くすることはできる。しかし、この場合は1
80°折り畳み時(ニ)の状態において、折り畳み高さ
がさらに高くなるという問題がある。
【0009】そこでこの発明は、起立状態への跳ね上げ
時の高さを低くすることができながら、前方へのより低
い折り畳み状態を可能とするシート支持装置の提供を目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は車体側に固定されたベースヒンジブラケ
ットと、前記ベースヒンジブラケットに前部が支持され
ベースヒンジブラケットに対する固定位置から前方へ回
転可能な回転ヒンジブラケットと、前記回転ヒンジブラ
ケットの後部に前部が回転支持され前記固定位置の回転
ヒンジブラケットに対し着座状態から起立状態へ回転可
能なシートクッションと、前記シートクッション及び回
転ヒンジブラケットの一方に設けられた突部及び他方に
設けられ前記突部に当接し前記シートクッションの前記
起立状態より前方への移動を規制するストッパ部と、前
記回転ヒンジブラケットに回転支持されたレバーと、前
記レバーの回転に伴ってブラケット固定状態とシート固
定状態とへ移るラッチ機構と、前記ベースヒンジブラケ
ットに設けられ前記ブラケット固定状態のラッチ機構を
係合させて前記回転ヒンジブラケットをベースヒンジブ
ラケットに固定する第1係合部と、前記シートクッショ
ンに設けられシート固定状態のラッチ機構に係合して起
立状態にあるシートクッションを回転ヒンジブラケット
に固定する第2係合部とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】起立状態へ跳ね上げる際にはシートクッション
を回転ヒンジブラケットに対して回転させれば良い。
【0012】回転ヒンジブラケットは、ブラケット固定
状態にあるラッチ機構がベースヒンジブラケットの第1
係合部に係合することによりベースヒンジブラケットに
対し固定され、シートクッションの前記跳ね上げをスム
ーズに行なわせることができる。
【0013】シートクッションの前記回転は突部がスト
ッパ部に当接することによって規制される。
【0014】シートを更に前方へ折り畳む時にはレバー
の回転操作によってラッチ機構をブラケット固定状態か
らシート固定状態とする。このラッチ機構が起立状態に
あるシートクッションの第2係合部に係合し、シートク
ッションが回転ヒンジブラケットに固定される。ついで
シートクッションを前方へ倒せば回転ヒンジブラケット
がその前部においてベースヒンジブラケットに対し回転
するため、シートを前方へ折り畳むことができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。
【0016】図1はこの発明の一実施例に係るシート支
持装置を適用した折り畳みシートの要部の側面図を示
す。
【0017】この実施例に係る折り畳みシートは、例え
ば図2で示すようにワンボックス車のリヤシート1であ
り、前部フロア3に対し一段高くなった後部フロア5に
支持されている。このリヤシート1はシートクッション
7とシートバック9とからなり、シートバック9はシー
トクッション7に対し回転可能に支持され、シートクッ
ション7上へ倒伏可能に構成されている。
【0018】前記シートクッション7は支持装置11を
介して後部フロア5に対し支持されている。
【0019】そして、図2のP部分の拡大側面図として
示したのが図1である。また図1のIII −III 線矢視断
面図として図3を示し、分解斜視図として図4を示し、
シートクッション7と支持装置11との結合関係を図5
に示している。
【0020】そこで、上記各図を参照すると図1,図
3,図4のように、前記支持装置11は、ベースヒンジ
ブラケット13と、回転ヒンジブラケット15と、レバ
ー17によって操作されるラッチ機構19とで構成され
ている。
【0021】前記ベースヒンジブラケット13は図4の
ように底壁21と左右側壁23とで断面U字状に成形さ
れている。左右側壁23の前部及び後部には、第1ヒン
ジ支持部25および第2ヒンジ支持部27が設けられ、
第1,第2ヒンジ支持孔29,30を備えている。ベー
スヒンジブラケット13の底壁21前部にはストッパ3
1が立設され、さらに底壁21の前部及び後部に第1,
第2取付穴33,35が設けられている。
【0022】このベースヒンジブラケット13は、図1
のように第1,第2取付穴33,35に貫通させたボル
ト37を後部フロア5のウェルドナット39に締結する
ことにより固定している。
【0023】そして、第1ヒンジ支持部25ではストッ
パ31を貫通する第1ヒンジピン41が第1ヒンジ支持
孔29に固定され、第2ヒンジ支持部27では第1係合
部となる係合ピン43が第2ヒンジ支持孔30に固定さ
れている。
【0024】前記回転ヒンジブラケット15は図4のよ
うに、上壁45、左右側壁47,49及び後壁51をも
って構成され、後壁51に凹部53を形成し、右側壁4
9の一部によってシート支持部55を形成している。こ
のシート支持部55にシート支持孔57を設け、このシ
ート支持孔57を中心とした曲率を有するガイド孔59
が右側壁49に設けられている。
【0025】また、左右側壁47,49の前部には第3
ヒンジ支持孔61が設けられ、中間部には第4ヒンジ支
持孔63が設けられ、更に後部には第5ヒンジ支持孔6
5が設けられている。更に第4ヒンジ支持孔63の後側
には、この第4ヒンジ支持孔63を中心とした曲率を有
するレバーガイド孔67が夫々設けられている。
【0026】そして、前記回転ヒンジブラケット15は
ベースヒンジブラケット13の側壁23間に挿入され、
第3ヒンジ支持孔61が第1ヒンジ支持ピン41に嵌合
する構成となっている。したがって、回転ヒンジブラケ
ット15はベースヒンジブラケット13に対してその前
部が支持され、ベースヒンジブラケット13に対する固
定位置(図1の位置)から第1ヒンジピン41を中心に
回転可能となっている。また、第4ヒンジ支持孔63に
は第2ヒンジピン69が回転自在に支持され、第5ヒン
ジ支持孔65には第3ヒンジ支持ピン71が固定されて
いる。更に、レバーガイド孔67には駆動ピン73がレ
バーガイド孔67に沿って移動自在に支持されている。
【0027】前記ラッチ機構19はラッチ体75を備え
ている。このラッチ体75は第1ラッチ部77、スライ
ド溝部79および第2ラッチ部81を備え、一体に成形
されている。また、ラッチ体75にはラッチ体取付部8
3が設けられ、ラッチ体支持孔85が形成されている。
更に、スプリング支持部87が設けられ、ビス89,8
9によってスプリング91が取付けられている。スプリ
ング91は板ばねで成形され、中間に凸部93を備え、
この凸部93がスライド溝部79内に突出している。そ
して、このラッチ体75はその幅が回転ヒンジブラケッ
ト15の内側に入り得る程度に形成され、ラッチ体取付
部83のラッチ体支持孔85が第3ヒンジピン71に支
持されることにより回転ヒンジブラケット15に回転支
持される構成となっている。この状態で駆動ピン73は
図1に示すようにラッチ体75のスライド溝部79に嵌
合する。
【0028】前記ラッチ体75は、前記レバー17によ
って回転駆動されるもので、レバー17は駆動部95と
操作部97とからなっている。駆動部95にはレバー取
付孔99および駆動ピン支持孔101が設けられてい
る。そして、レバー17は回転ヒンジブラケット15の
左側壁47外面に備えられ、レバー取付孔99は前記第
2ヒンジピン69に固定されている。また、駆動ピン支
持孔101には前記駆動ピン73が固定される。
【0029】さらに、前記回転ヒンジブラケット15内
には係合体103が設けられている。この係合体103
は係合部105と係合体取付部107を一体に成形した
もので、係合体取付部107には第1係合体取付孔10
9と、第2係合体取付孔111とが設けられている。そ
して、この係合体103は前記ラッチ体75の内側に入
り得る幅に成形され、第1係合体取付孔109が前記第
2ヒンジピン69に固定され、第2係合体取付孔111
が前記駆動ピン73に固定されている。
【0030】一方、前記シートクッション7は図5のよ
うに回転ヒンジブラケット15に回転自在に取付けられ
ているものである。すなわち、シートクッション7の前
部にはシート支持ピン113と突部及び第2係合部を兼
ねるガイドピン115とが突設され、シート支持ピン1
13は前記シート支持孔57に回転自在に支持され、ガ
イドピン115は前記ガイド孔59に嵌合する構成とな
っている。
【0031】そして、ガイド孔59はガイドピン115
の移動範囲を規制し、シートクッション7の回転ヒンジ
ブラケット15に対する起立状態より前方への移動を規
制するストッパ部を兼ねている。
【0032】なお、前記図2のように支持装置11はシ
ートクッション7の左側についてのものであるが、右側
については対称に構成した右側用の支持装置によって支
持する構成であっても良く、また、右側の支持装置につ
いては、レバー17、ラッチ機構19、係合体103を
省略したものによって支持する構成とすることもでき
る。また、レバー17等を左右一方の支持装置にのみ設
ける場合には、実施例とは逆に右側の支持装置にレバー
等を設ける構成にすることもできる。
【0033】次に作用を説明する。
【0034】まず、支持装置11の機能を主に説明す
る。
【0035】図6はシートクッション7を起立状態、即
ち、90°跳ね上げ状態とし、レバー17によってラッ
チ機構19の操作を行った状態を示している。また、図
7はベースヒンジブラケット13に対して回転ヒンジブ
ラケット15を回転させ、シートクッション7を180
°折り畳み状態とする時の支持装置11の動作を示して
いる。そして、この支持装置11は図1の状態から図
6,図7の状態へと動作するものである。
【0036】まず、図1の状態において、シートクッシ
ョン7は着座状態にあり、レバー17は操作前の状態に
あり、ラッチ機構19はブラケット固定状態にある。す
なわち、レバー17の図1の操作前の状態においては、
駆動ピン73がラッチ体75のスライド溝部79の奥側
に位置しており、この状態は駆動ピン73がスプリング
91の凸部93から奥側へ外れることによって位置決め
られている。そしてラッチ体75の第1ラッチ部77が
係合ピン43に係合することにより、回転ヒンジブラケ
ット15はベースヒンジブラケット13に対して固定さ
れることになる。
【0037】次に、シートクッション7及びシートバッ
ク9を起立状態、即ち90°跳ね上げ位置とするには、
シートクッション7をシート支持ピン113を中心に回
転させ、起立状態とすればよい。この時、シートクッシ
ョン7の回転はガイドピン115がガイド孔59の端部
に図6のように当接することにより規制される。
【0038】次に、ベースヒンジブラケット13に対す
る回転ヒンジブラケット15の固定を解除し、シートク
ッション7を回転ヒンジブラケット15に固定するに
は、レバー17を図1の状態から図6の状態へ、第2ヒ
ンジピン69を中心に回転させる。この時のレバー17
の回転は駆動ピン73がレバーガイド孔67の端部に当
接することにより規制される。この回転によって駆動ピ
ン73がラッチ体75のスライド溝部79を移動し、ラ
ッチ体75を第3ヒンジピン71を中心に回転させ、第
1ラッチ部77を係合ピン43から外すと共に第2ラッ
チ部81をシートクッション7のガイドピン115に係
合させる。これによって回転ヒンジブラケット15は第
1ヒンジピン41を中心に回転自在となり、またシート
クッション7のガイドピン115はラッチ体75の第2
ラッチ部81とガイド孔59の端部とに挟まれることに
なり、シートクッション7が回転ヒンジブラケット15
に固定されることになる。前記駆動ピン73がスライド
溝部79を移動する時には、スプリング91の凸部93
を乗り越える動作を行なうため、ある程度の節度感を持
って操作することが出来ると共に、レバー17の操作後
の位置決めを行うことができる。更に係合体103もレ
バー17の操作と一体となって第2ヒンジピン69を中
心に回転し、係合部105が図6のようにほぼ水平状態
となる。
【0039】次に、シートクッション7を180°折り
畳み状態とするには、図6の状態においてそのままシー
トクッション7を前方へ倒せば良い。これによってシー
トクッション7及び回転ヒンジブラケット15は一体と
なって第1ヒンジピン41を中心に回転し、図7の状態
となる。この時、ベースヒンジブラケット13のストッ
パ31に係合体103の係合部105が当接し、回転ヒ
ンジブラケット15の一定以上の前方回転が規制される
ことになる。
【0040】また、図7の180°折り畳み状態から図
1の着座状態へ戻すには、上記とぼほ逆の動作によって
容易に行うことができる。
【0041】次に、シート全体の動きとして、図8によ
り説明する。
【0042】上記支持装置11の機能により、この実施
例のリヤシート1は通常使用時の(a)、起立状態とし
ての90°跳ね上げ時の(c)、前方への180°折り
畳み時の(d)の各状態にすることができる。
【0043】まず、通常使用時の(a)では、シートバ
ック9がシートクッション7に対して引き起されてお
り、通常のリヤシート1として着座することができる。
【0044】90°跳ね上げ時の(c)の状態とするに
は、まず(b)のようにシートバック9をシートクッシ
ョン7上に倒伏させ、ついでシート支持ピン113を中
心に回転させ、(c)の状態に起立させればよい。
【0045】180°折り畳み状態の(d)とするに
は、レバー17によるラッチ体75の操作によってベー
スヒンジブラケット13に対する回転ヒンジブラケット
15の固定を解除すると共にシートクッション7を回転
ヒンジブラケット15に固定する。この状態でシートク
ッション7およびシートバック9を前方へ倒せば回転ヒ
ンジブラケット15が第1ヒンジピン41を中心にして
回転し、(d)の状態とすることができる。
【0046】こうして、90°跳ね上げ時の(c)の時
は、第1ヒンジピン41よりも後方のシート支持ピン1
13を中心にシートクッション7が回転し、しかもシー
ト支持ピン113とシートクッション7との間にアーム
状のものが存在しないので、90°跳ね上げ時の高さが
低くなり、かつ後部フロア5上に位置し、前部フロア3
側へは余り突出することがない。この状態を図9に一点
鎖線で書込み、従来の(ハ)と比較すると、寸法A,B
が改善される。すなわち、寸法Aによってシートクッシ
ョン7およびシートバック9が前部フロア3側へ突出す
ることがなく、従来の(ハ)のようにシートクッション
7およびシートバック9の下側に無駄スペースが存在し
なくなる。また、寸法Bによってシートクッション7お
よびシートバック9の最上端の高さが低くなり、後方視
界を容易に確保することができる。
【0047】更に、図8の2点鎖線のように、回転ヒン
ジブラケット15が後部フロア5に近接した第1ヒンジ
ピン41を中心に回転するため、180°折り畳み時の
(d)の状態においてシートクッション7およびシート
バック9を前部フロア3側へより低くすることができ
る。この点、従来の図9ではシートクッション123が
後部フロア129に対し高さを有するヒンジピン133
を中心に回転するため、180°折り畳み時の(ニ)の
状態において、シートクッション7およびシートバック
9を低くすることには限界がある。
【0048】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではない。例えば、ガイドピン115を回転ヒンジ
ブラケット15側にガイド孔59をシートクッション7
側に設けることもできる。第2係合部は、ガイドピン以
外に特別に設けることもできる。ラッチ機構は、レバー
に直接設ける構造とし、このラッチ機構をガイドピンや
係合ピン等に噛み合わせる構造にすることもできる。
【0049】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の構
成によれば、起立状態への跳ね上げ時と前方への折り畳
み時とで各々回転中心を異ならせたため、跳ね上げ時の
高さを低くすることができ、後方視界を容易に確保する
ことができる。また、跳ね上げ時に前方への突出を抑制
することができ、無駄なスペースを無くすことが可能と
なる。さらに、折り畳み状態をより低くすることが出
来、車室内スペースを有効に確保することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る要部拡大側面図であ
る。
【図2】リヤシートの斜視図である。
【図3】図1のIII -III線矢視断面図である。
【図4】分解斜視図である。
【図5】シートクッションの結合関係を示す斜視図であ
る。
【図6】作用説明図である。
【図7】作用説明図である。
【図8】作用説明図である。
【図9】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 リヤシート(折り畳みシート) 7 シートクッション 9 シートバック 11 支持装置 13 ベースヒンジブラケット 15 回転ヒンジブラケット 17 レバー 19 ラッチ機構 43 係合ピン(第1係合部) 59 ガイド孔(ストッパ部) 115 ガイドピン(第2係合部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定されたベースヒンジブラケ
    ットと、前記ベースヒンジブラケットに前部が支持され
    ベースヒンジブラケットに対する固定位置から前方へ回
    転可能な回転ヒンジブラケットと、前記回転ヒンジブラ
    ケットの後部に前部が回転支持され前記固定位置の回転
    ヒンジブラケットに対し着座状態から起立状態へ回転可
    能なシートクッションと、前記シートクッション及び回
    転ヒンジブラケットの何れか一方に設けられた突部及び
    他方に設けられ前記突部に当接し前記シートクッション
    の前記起立状態より前方への移動を規制するストッパ部
    と、前記回転ヒンジブラケットに回転支持されたレバー
    と、前記レバーの回転に伴ってブラケット固定状態とシ
    ート固定状態とへ移るラッチ機構と、前記ベースヒンジ
    ブラケットに設けられ前記ブラケット固定状態のラッチ
    機構を係合させて前記回転ヒンジブラケットをベースヒ
    ンジブラケットに固定する第1係合部と、前記シートク
    ッションに設けられシート固定状態のラッチ機構に係合
    して起立状態にあるシートクッションを回転ヒンジブラ
    ケットに固定する第2係合部とを備えたことを特徴とす
    るシート支持装置。
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