JPH10137897A - 鋳 型 - Google Patents

鋳 型

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Publication number
JPH10137897A
JPH10137897A JP32744896A JP32744896A JPH10137897A JP H10137897 A JPH10137897 A JP H10137897A JP 32744896 A JP32744896 A JP 32744896A JP 32744896 A JP32744896 A JP 32744896A JP H10137897 A JPH10137897 A JP H10137897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
core
skirting
baseboard
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP32744896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nozue
憲司 野末
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Takaoka Co Ltd
Original Assignee
Aisin Takaoka Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Takaoka Co Ltd filed Critical Aisin Takaoka Co Ltd
Priority to JP32744896A priority Critical patent/JPH10137897A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主型に対する中子の位置がずれず、鋳物の寸法
精度を大幅に向上できる鋳型を得る。 【解決手段】幅木部9、10、11、12を有する中子
1と幅木支持部16a、17a、18a、19aを有す
る上型2aと幅木支持部16b、17b、18b、19
bを有する下型2bとを組み合わせて鋳型3を形成す
る。幅木部9、10、12に上型2a及び下型2bの型
割面13a、13bに対して垂直に突出する円錐台状の
突出部14を設けると共に、幅木支持部17a、19
a、16b、17bに突出部14と嵌合する円錐台状の
係合孔21a、21bを設ける。突出部14を係合孔2
1a、21bに嵌入すると、中子1が上型2a及び下型
2bに対して固着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳型に関するもの
であり、特に主型に対する中子の位置決めを良好に行う
ことのできる鋳型に関する。
【0002】
【従来の技術】幅木部を有する中子と幅木支持部を有す
る主型とを、該幅木部と該幅木支持部とを介して組み合
わせてなる鋳型においては、中子の位置及び/又は倒れ
調整のため、幅木部と幅木支持部との間に所定の隙間
(通常0.2mm程度)が形成されている(例えば、特
開平4−220139号公報図7参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の鋳
型のように幅木部と幅木支持部との間に所定の隙間が形
成されると、鋳型の搬送時や鋳型への注湯時に中子が主
型に対して位置ずれを起こし、鋳物の寸法精度を低下さ
せるという問題点がある。そこで、本発明は、かかる問
題点を解消するためになされたものであり、中子が主型
に対して位置ずれを起こすことがなく、寸法精度が高い
鋳物を鋳造し得る鋳型を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の鋳型は、幅木部
を有する中子と幅木支持部を有する主型とを、該幅木部
と該幅木支持部とを介して組み合わせてなる鋳型におい
て、該主型の型割面に対して垂直に突出する円錐台状お
よび/または角錐台状の突出部を該幅木部に適宜設ける
と共に、該突出部と嵌合する円錐台状および/または角
錐台状の係合孔を該幅木支持部に設けたことを特徴とす
る。
【0005】中子と主型とを、幅木部と幅木支持部とを
介して組み合わせる際、該幅木部に設けた突出部を該幅
木支持部に設けた係合孔に嵌入すると、該中子が該主型
の所定位置に固着される。
【0006】
【発明の実施の形態】突出部は主型の型割面に対して幅
木部の片側にのみ設けてもよく両側に設けてもよい。ま
た、中子が複数の幅木部を有している場合、該突出部
は、該複数の幅木部の一部に設けてもよく、全部に設け
てもよい。突出部の寸法と係合孔の寸法との関係は、突
出部の外周寸法と係合孔の内周寸法とが同一の場合は、
突出部の長さは係合孔の深さと同じであっても係合孔の
深さより短くてもよく、突出部の外周寸法が係合孔の内
周寸法より若干大きい場合は、突出部の長さは係合孔の
深さより短く形成することが望ましい。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜2に基づいて
説明する。図1に示すように、中子1と、上型2aと下
型2bとからなる主型2とが組み合わされ、鋳型3が形
成されている。
【0008】図2に示すように、中子1は、鉤状に屈曲
した本体部4と本体部4から分岐した分岐部5、6とか
らなり、本体部4の両端部7、8および分岐部5、6の
先端には幅木部9、10、11、12が形成されてい
る。幅木部9、10、12には、上型2a及び下型2b
の型割面13a、13bに対して垂直方向(図1中上下
方向)に突出し、テーパ角度2゜の円錐面を有する円錐
台状の突出部14が設けられている。
【0009】上型2aには、製品キャビティ15を形成
する製品キャビティ形成部15aと中子1の幅木部9、
10、11、12を支持する幅木支持部16a、17
a、18a、19aとが形成され、幅木支持部17a、
19aには、上型2aの型割面13aに対して垂直方向
上向き(図1中上向き)に円錐台状の係合孔21aが設
けられている。下型2bには、製品キャビティ15を形
成する製品キャビティ形成部15bと中子1の幅木部
9、10、11、12を支持する幅木支持部16b、1
7b、18b、19bとが形成され、幅木支持部16
b、17bには、下型2bの型割面13bに対して垂直
方向下向き(図1中下向き)に円錐台状の係合孔21b
が設けられている。係合孔21a、21bの内周寸法は
中子1の突出部14の外周寸法より僅かに小さく形成さ
れ、係合孔21a、21bの深さDは突出部14の長さ
Lより深く形成されている。
【0010】中子1と主型2とを以下の手順で組み合わ
せる。中子1の幅木部9、10、11、12を下型2b
の中子支持部16b、17b、18b、19bに載置
し、下型2bに中子1を取り付ける。この際、幅木部
9、10に設けた突出部14を中子支持部16b、17
bに設けた係合孔21bに嵌入する。次いで、中子1の
幅木部9、10、11、12に上型2aの中子支持部1
6a、17a、18a、19aを載置し、中子1に上型
2aを取り付ける。この際、幅木部10、12に設けた
突出部14を幅木支持部17a、19aに設けた係合孔
21aに嵌入する。幅木部9、10、11、12の突出
部14を上型2a及び下型2bの係合孔21a、21b
に嵌入する際、係合孔21a、21bの内周寸法が突出
部14の外周寸法より僅かに小さく形成されているた
め、突出部14が係合孔21a、21bを押し広げて嵌
合する。この時、係合孔21a、21bの深さDが突出
部14の長さLより深いため、突出部14を係合孔21
a、21bに嵌挿した際のこぼれ砂を係合孔21a、2
1b内に収容できる。
【0011】以上の如く幅木部9、10、12の突出部
14を幅木支持部17a、19a、16b、17bの係
合孔21a、21bに嵌入することにより中子1が主型
2に確実に固着され、型合せ時や鋳型3への注湯時に中
子1が主型2に対してずれることがない。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、主型の型割面に対して
垂直に突出する円錐台状および/または角錐台状の突出
部を幅木部に適宜設けると共に、該突出部と嵌合する円
錐台状および/または角錐台状の係合孔を幅木支持部に
設けたので、中子と該主型とを組み合わせる際、該突出
部を該係合穴に嵌入するため該中子が該主型の所定位置
に固着され、鋳物の寸法精度を大幅に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の鋳型の断面図である。
【図2】上記鋳型の下型の型割面を示す図である。
【符号の説明】
1 中子 2 主型 2a 上型 2b 下型 3 鋳型 9、10、11、12 幅木部 13a 型割面 13b 型割面 14 突出部 16a、17a、18a、19a 幅木支持部 16b、17b、18b、19b 幅木支持部 20a 係合孔 21b 係合孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幅木部を有する中子と幅木支持部を有する
    主型とを、該幅木部と該幅木支持部とを介して組み合わ
    せてなる鋳型において、 該主型の型割面に対して垂直に突出する円錐台状および
    /または角錐台状の突出部を該幅木部に適宜設けると共
    に、該突出部と嵌合する円錐台状および/または角錐台
    状の係合孔を該幅木支持部に設けたことを特徴とする鋳
    型。
JP32744896A 1996-10-31 1996-10-31 鋳 型 Pending JPH10137897A (ja)

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JP32744896A JPH10137897A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 鋳 型

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JP32744896A JPH10137897A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 鋳 型

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JPH10137897A true JPH10137897A (ja) 1998-05-26

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ID=18199283

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JP32744896A Pending JPH10137897A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 鋳 型

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100488512B1 (ko) * 2002-05-09 2005-05-11 에스티케이제약 주식회사 달맞이꽃 종자유를 주성분으로 하는 건강보조식품 및 그 조성물
JP2008000771A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Daihatsu Motor Co Ltd 鋳造製シリンダヘッドにおけるポート用中子の構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100488512B1 (ko) * 2002-05-09 2005-05-11 에스티케이제약 주식회사 달맞이꽃 종자유를 주성분으로 하는 건강보조식품 및 그 조성물
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