JPH1013703A - 垂直位相調整回路 - Google Patents

垂直位相調整回路

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JPH1013703A
JPH1013703A JP8165746A JP16574696A JPH1013703A JP H1013703 A JPH1013703 A JP H1013703A JP 8165746 A JP8165746 A JP 8165746A JP 16574696 A JP16574696 A JP 16574696A JP H1013703 A JPH1013703 A JP H1013703A
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JP
Japan
Prior art keywords
vertical
signal
synchronizing signal
vertical synchronizing
scanning
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8165746A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yoshida
彰 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH1013703A publication Critical patent/JPH1013703A/ja
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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィールドダブルスキャン信号のようなフィ
ールド毎に垂直同期信号の間隔が異なるような信号の垂
直同期信号を正しく走査ができるように遅延すること。 【解決手段】 入力端子15から入力されるフィールド
ダブルスキャン信号の垂直同期信号VDは、モノマルチ
バイブレータ11〜14によりほぼ2垂直周期期間遅延
されて疑似垂直同期信号VDとなり、これが出力端子1
6から出力され、この疑似垂直同期信号VDに基づいて
垂直偏向電圧が発生されて上記したフィールドダブルス
キャン信号の走査が行われる。これにより、疑似垂直同
期信号VDの長短の繰り返し周期が前記フィールドダブ
ルスキャン信号の映像(絵柄)の周期に対して一致する
ようになるため、フィールドダブルスキャン信号のよう
なフィールド毎に垂直同期信号の間隔が異なるような信
号の映像の走査線が重なるようなことがなくなり、正し
い走査が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチスキャンディ
スプレイ装置等の垂直信号を遅延してその位相を調整す
ることにより映像の表示位置を調整する垂直位相調整回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】複数種類のコンピュータ信号を受像す
る、所謂マルチスキャンディスプレイ装置には、画面上
での映像の表示位置を調整できる機能が不可欠であり、
その上、より多くの種類のコンピュー夕信号に対応する
ためには、上記した映像の表示位置の可変範囲を広くと
る必要がある。以下、映像の表示位置の調整は垂直同期
信号の位相を調整することにより行うことができるた
め、このような画面上での映像の表示位置を調整できる
回路を、以降、垂直位相調整回路と称する。
【0003】図3は垂直位相調整回路の従来構成例を示
したブロック図で、モノマルチバイブレータ1、2の2
回路を直列に接続した構成を有している。モノマルチバ
イブレータ1は入力端子3から入力された図4(A)で
示すような垂直同期信号VDを遅延し、更にこの遅延し
た垂直同期信号VDをモノマルチバイブレータ2で更に
遅延し、出力端子4からは約1垂直周期期間遅延させた
図4(B)で示すような疑似垂直同期信号VDを出力
し、この1垂直周期期間遅延した疑似垂直同期信号VD
で図4(C)に示すような垂直偏向電圧を作成する構成
としたものである。
【0004】モノマルチバイブレータ2には可変抵抗V
Rが設けられており、この可変抵抗VRの抵抗値を変化
させて、遅延量を変えることで、出力する疑似垂直同期
信号VDの遅延時間を図4(B)の5で示す範囲で微調
整することを可能にしている。ここで、垂直同期信号V
Dの遅延を行うのにモノマルチバイブレータ1、2を2
回路直列接続にして用いている理由は、1回路では1垂
直周期以上の遅延を行うことができないためで、直列接
続した2回路のモノマルチバイブレータを用いることに
より、図4(B)に示すように疑似垂直同期信号VD
被遅延信号である垂直同期信号VDの前後の位置に発生
することが可能となると共に、その可変範囲を広くする
ことができる。この疑似垂直同期信号VDを用いて図4
(C)に示すような垂直偏向電圧が出力されて、マルチ
スキャンディスプレイの走査を行って映像が表示され
る。
【0005】一方、近年のコンピュータ信号は水平及び
垂直の偏向周波数を高周波化して表示映像の高画質化を
行う傾向がある。この高画質化の傾向は現行のテレビジ
ョン放送を受像する場合も例外ではなく、テレビジョン
信号を送信されてきたそのままの偏向周波数で受像する
のではなく、一般にアップコンバータ等と呼ばれている
デジタル回路で信号処理を行って偏向周波数を高周波化
した上で受像することがある。
【0006】図5はフィールドダブルスキャンと呼ばれ
ている走査方式で出力を行うためのアップコンバ一タの
従来例である。このアップコンバ一タはNTSC信号
(fh=15.75KHz fv=60H)を水平、垂
直共に倍の偏向周波数(fh=31.5KHz、fv=
120Hz) に変換して出力する。
【0007】ところで、従来よりNTSC信号の場合は
飛び越し走査を行っており、1フレームは2枚の映像
(絵柄)で構成されている。アップコンバータはこの2
枚の映像を4枚の映像に変換して出力する。4枚の映像
の走査の仕方は、まず、図6に示したT1期間に図6の
イの映像(絵柄)を走査し、T2期間に再度イの映像を
T1期間で表示した映像と重なるように走査する。T
3、T4期間にはロの映像(絵柄)をT1、T2期間に
表示したイの映像の間に入るように図7に示す如く走査
を行い、これによって1フレーム全体の走査が完了す
る。但し、図7のイは上記した映像イの走査線を、ロは
上記した映像ロの走査線を示している。
【0008】このような走査を行うために垂直同期信号
の間隔は偶数フィールドと奇数フィールドとで走査線の
本数にして0.5本分だけ長さに違いを持たせている。
一例としてT1、T3は水平周期の正数倍の262本、
T2、T4はT1、T3に0.5本を加えた値の26
2.5本のように、間隔の短いフィールドと間隔の長い
フィールドとの繰り返しで垂直同期信号が構成されてい
る。
【0009】ところで、図3に示した従来の垂直位相調
整回路に上記したフィールドダブルスキャン信号の垂直
同期信号VDを入力すると、垂直疑似同期信号VDは垂
直同期信号VDを約1垂直周期遅延させて発生させてい
る関係上、図8(A)で示すような映像の周期に対し
て、図8(B)で示した疑似同期信号の長短の繰り返し
周期が半サイクルずれてしまい、この結果ロの走査線が
イの走査線の間に入るべきところが、T2、T3の期間
に重なって表示されてしまい、正しい走査にならないと
いう不具合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の垂直位相調整回
路にフィールドダブルスキャン信号を入力すると、垂直
の疑似垂直同期信号VDは垂直同期信号VDを約1垂直
周期遅延させて発生させている関係上、図8に示すよう
に映像(絵柄)の周期に対して疑似垂直同期信号VD
長短の繰り返し周期が半サイクルずれてしまい、この結
果映像ロの走査線が映像イの走査線の間に入るべきとこ
ろが、T2、T3の期間に重なって表示されてしまっ
て、正しい走査にならないという不具合があった。
【0011】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、フィールドダブルスキャン信
号のようなフィールド毎に垂直同期信号の間隔が異なる
ような信号の垂直同期信号でも正しく走査できるように
遅延することができる垂直位相調整回路を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、垂直
同期信号の位相を変化させて陰極線管の画面に表示する
映像の位置を変化させる垂直位相調整回路において、位
相変化対象である垂直同期信号を2垂直周期期間遅延さ
せる遅延回路を具備した構成を備えている。
【0013】請求項2の発明は、垂直同期信号の位相を
変化させて陰極線管の画面に表示する映像の位置を変化
させる垂直位相調整回路において、位相変化対象である
垂直同期信号を1.5垂直周期期間から2.5垂直周期
期間の範囲の中のいずれかの期間遅延させる遅延回路を
具備した構成を備えている。
【0014】請求項3の発明は、遅延回路は4個のモノ
マルチバイブレータを直列接続して成る構成を備えてい
る。
【0015】請求項4の発明は、前記4個のモノマルチ
バイブレータの少なくとも1個に遅延量を変化させる可
変抵抗を設けた構成を備えている。
【0016】請求項5の発明は、垂直同期信号はフィー
ルドダブルスキャン信号の垂直同期信号である構成を備
えている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の垂直位相調整回路
の一実施の形態を示したブロック図である。11、1
2、13、14は垂直同期信号を遅延するのモノマルチ
バイブレータ、15は垂直同期信号VDを入力する入力
端子、16は疑似垂直同期信号VDを出力する出力端子
である。
【0018】次に本実施の形態の動作について説明す
る。入力端子15には図2(A)に示すようなフィール
ドダブルスキャン信号の垂直同期信号VDが入力され
る。これにより、モノマルチバイブレータ11は入力さ
れた垂直同期信号VDを遅延して、モノマルチバイブレ
ータ12に出力する。以下同様で、最後にモノマルチバ
イブレータ13を介してモノマルチバイブレータ14は
前段で遅延された垂直同期信号を更に遅延して、垂直同
期信号VDからほぼ2垂直周期期間遅延した図2(B)
に示すような疑似垂直同期信号VDを作成し、これを出
力端子16から出力する。このモノマルチバイブレータ
14には可変抵抗VRが取り付けられており、この可変
抵抗VRの抵抗値を調整することで、疑似垂直同期信号
VDの生起タイミングの微調整をすることができる。
【0019】その後、垂直出力回路(図示せず)は出力
端子16から出力された疑似垂直同期信号VDに基づい
て垂直走査電圧を作成し、この垂直走査電圧により図示
されないブラウン管などのディスプレイを駆動して、上
記したフィールドダブルスキャン信号の映像(絵柄)部
分を走査して画面上に表示する。
【0020】本実施の形態によれば、フィールドダブル
スキャン信号の垂直同期信号VDをほぼ2垂直周期期間
遅延することにより、図2(B)に示すように疑似垂直
同期信号VDの長短の繰り返し周期が図2(A)に示し
たように映像(絵柄)の周期に対して一致するようにす
ることができるため、図2(A)で示したロの映像の走
査線がイの映像の走査線の間に入り、正しい走査を行う
ことができる。
【0021】尚、上記したようにロの映像の走査線がイ
の映像の走査線の間に入れば正しい走査ができること
と、しかも、走査線の間にはある程度の幅があるため、
モノマルチバイブレータ11〜14で垂直同期信号VD
を遅延する時間は1.5〜2.5垂直周期期間の範囲で
あれば、上記したように、ロの映像の走査線がイの映像
の走査線の間に入るため、この場合も、正しい走査を行
うことができる。
【0022】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の垂直位相調整
回路によれば、フィールドダブルスキャン信号のように
フィールド毎に垂直同期信号の間隔が異なるような信号
の垂直同期信号でも正しい走査を行うことができるよう
に遅延することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の垂直位相調整回路の一実施の形態を示
したブロック図。
【図2】図1に示した4個のモノマルチバイブレータに
よるフィールドダブルスキャン信号の垂直同期信号の遅
延動作を説明する波形図。
【図3】従来の垂直位相調整回路の構成例を示したブロ
ック図。
【図4】図3に示した2個のモノマルチバイブレータに
よる垂直同期信号の遅延動作例を示した波形図。
【図5】従来のアップコンバータの一例を示したブロッ
ク図。
【図6】フィールドダブルスキャン信号の波形例を示し
た図。
【図7】フィールドダブルスキャン信号の走査画面例を
示した図。
【図8】図3に示したモノマルチバイブレータによるフ
ィールドダブルスキャン信号の遅延動作を説明する波形
図。
【符号の説明】
11〜14 モノマルチバイブレータ 15 入力端子 16 出力端子 VR 可変抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直同期信号の位相を変化させて陰極線
    管の画面に表示する映像の位置を変化させる垂直位相調
    整回路において、 位相変化対象である垂直同期信号を2垂直周期期間遅延
    させる遅延回路を具備したことを特徴とする垂直位相調
    整回路。
  2. 【請求項2】 垂直同期信号の位相を変化させて陰極線
    管の画面に表示する映像の位置を変化させる垂直位相調
    整回路において、 位相変化対象である垂直同期信号を1.5垂直周期期間
    から2.5垂直周期期間の範囲の中のいずれかの期間遅
    延させる遅延回路を具備したことを特徴とする垂直位相
    調整回路。
  3. 【請求項3】 遅延回路は4個のモノマルチバイブレー
    タを直列接続して成ることを特徴とする請求項1又は2
    記載の垂直位相調整回路。
  4. 【請求項4】 前記4個のモノマルチバイブレータの少
    なくとも1個に遅延量を変化させる可変抵抗を設けたこ
    とを特徴とする請求項3記載の垂直位相調整回路。
  5. 【請求項5】 垂直同期信号はフィールドダブルスキャ
    ン信号の垂直同期信号であることを特徴とする請求項1
    乃至4いずれか1記載の垂直位相調整回路。
JP8165746A 1996-06-26 1996-06-26 垂直位相調整回路 Withdrawn JPH1013703A (ja)

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Effective date: 20030902