JPH10136047A - データ伝送システム - Google Patents

データ伝送システム

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Publication number
JPH10136047A
JPH10136047A JP8291810A JP29181096A JPH10136047A JP H10136047 A JPH10136047 A JP H10136047A JP 8291810 A JP8291810 A JP 8291810A JP 29181096 A JP29181096 A JP 29181096A JP H10136047 A JPH10136047 A JP H10136047A
Authority
JP
Japan
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transmission
bit allocation
setting
signal
modulation
Prior art date
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Pending
Application number
JP8291810A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kikuchi
孝之 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH10136047A publication Critical patent/JPH10136047A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側の伝送状態を送信側の伝送状態に容易
に合わせ、効率良く且つ正確にデータ伝送を行うことに
より、伝送性能を向上させたデータ伝送システムを提供
する。 【解決手段】 送信側は、伝送帯域設定手段で設定され
た伝送帯域及び搬送波中心周波数に基づいて、ディジタ
ル変調信号を受信側200に送信する。この送信信号
は、変調ビット割当設定手段で選択的に設定されたビッ
ト割当パターンに従ってディジタル変調されたものであ
る。受信側200は、受信信号を復調する際に、上記ビ
ット割当パターンと同じパターンを用いることにより、
上記送信側からの信号のみを受信して復調する。また、
受信側200は、受信信号から同期信号が検出されなか
った場合、伝送モード変更手段22により上記送信側の
伝送状態が変更されたものと認識し、復調する際の搬送
波中心周波数及び伝送帯域の設定を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル画像を
遠隔地に無線伝送する放送システム等に用いられるデー
タ伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディジタル画像を遠隔地に伝
送する代表的なデータ伝送システムとして、ディジタル
・サテライト・ニュース・ギャザリング(以下、ディジ
タルSNG:Satellite News Gatheringと言う)と呼ば
れるシステムがある。このディジタルSNGは、通信衛
生を利用したニュースサービスシステムであり、山間僻
地等どこからでも衛生を利用して、ニュースを家庭のテ
レビジョンに届けることができるシステムである。
【0003】ここで、ディジタルSNGのようなデータ
伝送システムでは、予め設定される画質モードに応じて
発生情報量を制御し、1本のトランスポンダに複数の搬
送波を立てることによって、複数局の同時運用を可能に
している。
【0004】すなわち、上記データ伝送システムは、図
5に示すような送信機400と、図6に示すような受信
機500とからなり、例えば、図7(a)に示すよう
に、1本のトランスポンダに各々が帯域幅Aの最大4本
の搬送波C_A,C_B,C_C,C_Dを立てて標準
画質の4番組を個別に伝送する伝送モードと、上記図7
(b)に示すように、1本のトランスポンダに帯域幅B
の搬送波C_Bと帯域幅Aの搬送波C_Dを立てて高品
位画質の1番組と標準画質の1番組を個別に伝送する伝
送モードとを設定できるようになされている。
【0005】そこで、例えば、送信機400と受信機5
00とからなる本システムが搬送波C_Aを用いた標準
画質番組の伝送を行い、他のシステムが搬送波C_Dを
用いた標準画質番組の伝送を常に行うものとして、本シ
ステムの動作を以下説明する。
【0006】先ず、送信側である送信機400の伝送モ
ード入力回路413と、受信側である受信機500の伝
送モード入力回路431とには、伝送モードが各々入力
される。すなわち、この場合、送信側と受信側には、搬
送波C_Aとその帯域幅Aの情報が伝送モードとして各
々設定される。
【0007】送信機400において、映像ディジタル変
換器(映像AD)402は、映像入力端子401からの
映像信号をディジタル化して映像圧縮回路403に供給
し、音声ディジタル変換器(音声AD)405は、音声
入力端子404からの音声信号をディジタル化して音声
圧縮回路406に供給する。
【0008】映像AD402は、映像ADからの映像デ
ータに、例えば、MPEG(MovingPicture Experts Gr
oup)方式を用いた圧縮処理を行って映像ストリームを
得る。このとき、映像AD402は、伝送モード入力回
路431に入力された伝送モードに基づいて、上記映像
データが標準画質に圧縮されるような圧縮処理を行う。
また、音声AD405も、音声ADからの音声データ
に、例えば、MPEG方式を用いた圧縮処理を行って音
声ストリームを得る。
【0009】映像AD402及び音声AD405で標準
画質に圧縮された映像ストリーム及び音声ストリーム
は、多重化回路407により多重化され、多重ストリー
ムとして同期信号付加回路408に供給される。
【0010】同期信号付加回路408は、送信側と受信
側間で予め定められている、多重ストリームで発生する
可能性の少ないビットパターンを同期信号として、多重
化回路407からの多重ストリームに周期的に挿入す
る。
【0011】誤り定性符号化回路409は、同期信号付
加回路408で同期信号が挿入された多重ストリームに
誤り訂正符号化処理を行って変調回路410に供給す
る。
【0012】変調回路410は、例えば、16QAM
(直交振幅変調:Quadrature Amplitude Modulation )
で構成されたものであり、この変調回路410には、伝
送モード入力回路413に入力された伝送モードによ
り、帯域幅Aになるような入力レートで、誤り訂正符号
化回路409からのデータストリームが供給されるよう
になされている。したがって、変調回路410は、上述
のような入力レートで供給されたデータストリームによ
って搬送波をディジタル変調して出力する。
【0013】周波数変換回路412は、伝送モード入力
回路413に入力された伝送モードに基づいて、変調回
路410から出力される被変調波を所定の周波数に変換
して高周波増幅回路414に供給する。
【0014】そして、高周波増幅回路414は、周波数
変換回路412からの信号を電力増幅して、送信アンテ
ナ415により送信する。
【0015】一方、受信機500においては、受信アン
テナ516で受信された信号が、高周波増幅回路517
で増幅されて周波数変換回路418に供給される。
【0016】周波数変換回路418は、伝送モード入力
回路431に入力された搬送波C_Aの周波数を中心と
して、被変調波を抽出して復調回路419に供給する。
【0017】復調回路419は、伝送モード入力回路4
31に入力された帯域幅Aに基づいて、選択的にバンド
パスフィルタを用いた帯域制限によるノイズ除去処理と
16QAMの復号処理、及びPLL(Phase Locked Loo
p )等によるクロック再生処理を行うことにより、周波
数変換回路418からの被変調波を復調する。
【0018】同期信号検出回路421は、復調回路41
9で復調して得られた多重ストリームから上述したよう
な所定の同期信号パターンを検出し、誤り訂正復号回路
423に供給する。
【0019】誤り訂正復号回路423は、同期信号検出
回路421で同期信号パターンが検出された多重ストリ
ームに誤り訂正復号処理を行って、分離回路424に供
給する。
【0020】分離回路424は、誤り訂正復号回路42
3からの多重ストリームを映像ストリームと音声ストリ
ームに分離し、映像ストリームを映像伸張回路425に
供給すると共に、音声ストリームを音声伸張回路428
に供給する。
【0021】映像伸張回路425は、伝送モード入力回
路431に入力された伝送モードに基づいて、分離回路
424からの映像ストリームに伸張処理を行い、映像ア
ナロク変換器(映像DA)426に供給する。また、音
声伸張回路428も、分離回路424からの音声ストリ
ームに伸張処理を行い、音声アナロク変換器(音声D
A)429に供給する
【0022】そして、映像DA426は、映像伸張回路
425からの映像データをアナログ化して映像出力端子
427を介して出力し、音声DA429は、音声伸張回
路428からの音声データをアナログ化して音声出力端
子430を介して出力する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のデータ伝送システムでは、搬送波C_Aと
その帯域幅Aの情報のような伝送モードを送信側及び受
信側で独立して設定する必要があったため、以下のよう
な問題があった。
【0024】第1の問題点として、送信側で伝送モード
を途中で変更して伝送しようとした場合、受信側の使用
者(取り扱い者)は、送信側との連絡回線を使用して、
送信側の伝送モードの切換タイミングと合わせて伝送モ
ードの切換作業を行う必要があった。
【0025】また、第2の問題点としては、受信側で搬
送波情報を取り扱い者が入力せず、シーク機能を用いて
検出しようとした際、例えば、受信側に伝送される信号
が上記図7(a)に示したような信号であった場合、す
なわち1本のトランスポンダで複数の信号が受信側に伝
送されてきた場合、受信側は、設定された伝送モード、
すなわち搬送波の周波数と帯域幅の情報のみを用いて受
信信号のシーク(探索)を行っていたため、所定の信号
を受信することができなかった。具体的に言うと、例え
ば、本システムが搬送波C_Aを用いた標準画質番組の
伝送を行い、他のシステムが搬送波C_Dを用いた標準
画質番組の伝送を常に行う等、本システムと他のシステ
ムの伝送帯域幅が同じであった場合、システムはシーク
による搬送波検出の際に最初に検出された搬送波周波数
で安定するため、本システムの受信側において、他のシ
ステムからの信号が誤って受信すべき所定の信号として
受信され同期信号の検出が行われることにより、受信側
が誤動作する場合があった。これは、システム性能の低
下につながる。
【0026】これらの問題点の本質は、受信側におい
て、搬送波周波数及び帯域幅のみで受信信号のシークを
行っていることにある。
【0027】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、使用者の切換作業を必要とする
こと無く、送信側の伝送状態に合わせて受信側の伝送状
態を容易に切り換え、効率良く且つ正確にデータ伝送を
行うことにより、伝送性能を向上させたデータ伝送シス
テムを提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ディジタ
ル信号に同期信号を付加する同期信号付加手段と、所定
の伝送帯域内にて複数の伝送路を設定するための伝送帯
域を設定する伝送帯域設定手段と、上記複数の伝送路を
設定するための搬送波中心周波数を設定する搬送波中心
周波数設定手段と、上記同期信号付加手段から出力され
る同期信号付加データにより上記搬送波中心周波数設定
手段で設定された搬送波中心周波数に応じた搬送波をデ
ィジタル変調するディジタル変調手段と、上記ディジタ
ル変調手段から出力されるディジタル変調信号を伝送す
る伝送手段と、上記伝送手段により伝送された伝送信号
を復調するディジタル復調手段と、上記ディジタル復調
手段で復調された信号から上記同期信号を検出する同期
信号検出手段とを備えるデータ伝送システムであって、
上記ディジタル変調手段で上記同期信号付加データによ
り搬送波をディジタル変調する際に、同一の信号点配置
を有する複数のビット割当パターンを予め定義して記憶
する変調ビット割当記憶手段と、上記変調ビット割当記
憶手段に記憶された複数のビット割当パターンから所定
のビット割当パターンを選択的に設定する変調ビット割
当設定手段と、上記ディジタル復調手段で上記変調ビッ
ト割当記憶手段に記憶された複数のビット割当パターン
と同じパターンを記憶する復調ビット割当記憶手段と、
上記復調ビット割当記憶手段に記憶された複数のビット
割当パターンから所定のビット割当パターンを選択的に
設定する復調ビット割当設定手段と、上記同期信号検出
手段の検出結果に基づいて、上記ディジタル復調手段で
上記搬送波中心周波数設定手段及び上記伝送帯域設定手
段の設定を変更する伝送モード変更手段とを備えること
を特徴とする。第2の発明は、ディジタル信号に同期信
号を付加する同期信号付加手段と、所定の伝送帯域内に
て複数の伝送路を設定するための伝送帯域を設定する伝
送帯域設定手段と、上記複数の伝送路を設定するための
搬送波中心周波数を設定する搬送波中心周波数設定手段
と、上記同期信号付加手段から出力される同期信号付加
データにより上記搬送波中心周波数設定手段で設定され
た搬送波中心周波数に応じた搬送波をディジタル変調す
るディジタル変調手段と、上記ディジタル変調手段から
出力されるディジタル変調信号を伝送する伝送手段と、
上記伝送手段により伝送された伝送信号を復調するディ
ジタル復調手段と、上記ディジタル復調手段で復調され
た信号から上記同期信号を検出する同期信号検出手段と
を備えるデータ伝送システムであって、上記ディジタル
変調手段で上記同期信号付加データにより搬送波をディ
ジタル変調する際に、同一の信号点配置を用いて複数の
ビット割当パターンを定義し、上記複数のビット割当パ
ターンのうち所定のビット割当パターンを設定する変調
ビット割当設定手段と、上記ディジタル復調手段で上記
変調ビット割当設定手段で設定された上記所定のビット
割当パターンと同じパターンを設定する復調ビット割当
設定手段と、上記同期信号検出手段の検出結果に基づい
て、上記ディジタル復調手段で上記搬送波中心周波数設
定手段及び上記伝送帯域設定手段の設定を変更する伝送
モード変更手段とを備えることを特徴とする。第3の発
明は、ディジタル映像信号を圧縮する映像信号圧縮手段
と、上記映像信号圧縮手段から出力される圧縮映像信号
に同期信号を付加する同期信号付加手段と、所定の伝送
帯域内にて複数の伝送路を設定するための伝送帯域を設
定する伝送帯域設定手段と、上記複数の伝送路を設定す
るための搬送波中心周波数を設定する搬送波中心周波数
設定手段と、上記同期信号付加手段から出力される同期
信号付加データにより上記搬送波中心周波数設定手段で
設定された搬送波中心周波数に応じた搬送波をディジタ
ル変調するディジタル変調手段と、上記ディジタル変調
手段から出力されるディジタル変調信号を伝送する伝送
手段と、上記伝送手段により伝送された伝送信号を復調
するディジタル復調手段と、上記ディジタル復調手段で
復調された信号から上記同期信号を検出する同期信号検
出手段と、上記同期信号検出手段から出力される圧縮映
像信号を元のディジタル映像信号に復元するディジタル
映像信号復元手段とを備えるデータ伝送システムであっ
て、上記伝送帯域設定手段で設定された伝送帯域に応じ
て上記映像信号圧縮手段における圧縮率を決定する圧縮
率決定手段と、上記ディジタル変調手段で上記同期信号
付加データにより搬送波をディジタル変調する際に、同
一の信号点配置を有する複数のビット割当パターンを予
め定義して記憶する変調ビット割当記憶手段と、上記変
調ビット割当記憶手段に記憶された複数のビット割当パ
ターンから所定のビット割当パターンを選択的に設定す
る変調ビット割当設定手段と、上記ディジタル復調手段
で上記変調ビット割当記憶手段に記憶された複数のビッ
ト割当パターンと同じパターンを記憶する復調ビット割
当記憶手段と、上記復調ビット割当記憶手段に記憶され
た複数のビット割当パターンから所定のビット割当パタ
ーンを選択的に設定する復調ビット割当設定手段と、上
記同期信号検出手段の検出結果に基づいて、上記ディジ
タル復調手段で上記搬送波中心周波数設定手段及び上記
伝送帯域設定手段の設定を変更すると共に、上記ディジ
タル映像信号復元手段の伸張率を変更する伝送モード変
更手段とを備えることを特徴とする。第4の発明は、上
記第1又は第3の発明において、上記変調ビット割当記
憶手段は、各々の符号間距離が等しいビット割当パター
ンのみ記憶することを特徴とする。第5の発明は、上記
第1〜第3の何れかの発明において、上記ディジタル変
調手段は、直交変調を行い、上記ディジタル復調手段
は、上記直交変調に対応した復調を行うことを特徴とす
る。第6の発明は、所定の伝送帯域内で設定された伝送
帯域及び搬送波中心周波数に基づいて、同期信号が付加
されたデータによって搬送波をディジタル変調して送信
する送信手段と、上記送信手段からの信号を受信して復
調し、上記同期信号を検出する受信手段とを備え、上記
送信手段と受信手段間のデータ伝送を複数の伝送路で行
うデータ伝送システムであって、上記送信手段は、上記
伝送帯域及び搬送波中心周波数を設定する伝送モード設
定手段と、上記ディジタル変調を行う際の信号配置を同
一の信号配置を有する複数のビット割当パターンで予め
定義して各ビット割当パターンを記憶する変調ビット割
当記憶手段と、上記変調ビット割当記憶手段に記憶され
た複数のビット割当パターンのうち所定のビット割当パ
ターンを選択する変調ビット割当設定手段とを備え、上
記伝送モード設定手段による伝送帯域及び搬送波中心周
波数の設定及び上記変調ビット割当設定手段で選択され
たビット割当パターンに基づいて上記ディジタル変調を
行って送信し、上記受信手段は、上記変調ビット割当記
憶手段に記憶された複数のビット割当パターンと同じビ
ット割当パターンを記憶する復調ビット割当記憶手段
と、上記復調ビット割当記憶手段に記憶された複数のビ
ット割当パターンのうち所定のビット割当パターンを選
択する復調ビット割当設定手段と、上記同期信号の検出
結果に基づいた伝送帯域及び搬送波中心周波数を設定す
る伝送モード変更手段とを備え、上記伝送モード変更手
段による伝送帯域及び搬送波中心周波数の設定及び上記
復調ビット割当設定手段で選択されたビット割当パター
ンに基づいて上記送信手段からの信号を受信して復調す
ることを特徴とする。第7の発明は、上記第6の発明に
おいて、上記変調ビット割当記憶手段は、各々の符号間
距離が等しいビット割当パターンのみ記憶することを特
徴とする。第8の発明は、所定の伝送帯域内で設定され
た伝送帯域及び搬送波中心周波数に基づいて、同期信号
が付加されたデータによって搬送波をディジタル変調し
て送信する送信手段と、上記送信手段からの信号を受信
して復調し、上記同期信号を検出する受信手段とを備
え、上記送信手段と受信手段間のデータ伝送を複数の伝
送路で行うデータ伝送システムであって、上記送信手段
は、上記伝送帯域及び搬送波中心周波数を設定する伝送
モード設定手段と、上記ディジタル変調を行う際の信号
配置を予め定義した同一の信号配置を有する複数のビッ
ト割当パターンのうち所定のビット割当パターンを設定
する変調ビット割当設定手段とを備え、上記伝送モード
設定手段による伝送帯域及び搬送波中心周波数の設定及
び上記変調ビット割当設定手段で設定されたビット割当
パターンに基づいて上記ディジタル変調を行って送信
し、上記受信手段は、上記変調ビット割当設定手段で設
定されたビット割当パターンと同じビット割当パターン
を設定する復調ビット割当設定手段と、上記同期信号の
検出結果に基づいた伝送帯域及び搬送波中心周波数を設
定する伝送モード変更手段とを備え、上記伝送モード変
更手段による伝送帯域及び搬送波中心周波数の設定及び
上記復調ビット割当設定手段で設定されたビット割当パ
ターンに基づいて上記送信手段からの信号を受信して復
調することを特徴とする。第9の発明は、上記第6又は
第8の発明において、上記送信手段は、上記伝送モード
設定手段による伝送帯域及び搬送波中心周波数の設定に
基づいた圧縮率で圧縮したデータから上記同期信号が付
加されたデータを生成し、上記受信手段は、上記復調が
行われ上記同期信号が検出された信号を、上記伝送モー
ド変更手段による伝送帯域及び搬送波中心周波数の設定
に基づいた伸張率で伸張することを特徴とする。第10
の発明は、上記第6又は第8の発明において、上記送信
手段は、上記ディジタル変調を直交変調方式で行い、上
記受信手段は、上記直交変調方式に対応した上記復調を
行うことを特徴とする。
【0029】
【作用】第1の発明によれば、伝送帯域設定手段で設定
された伝送帯域、及び搬送波中心周波数設定手段で設定
された搬送波中心周波数に基づいて、ディジタル変調信
号が伝送手段により伝送される。また、このとき伝送さ
れるディジタル変調信号は、変調ビット割当設定手段で
選択的に設定された所定のビット割当パターン、例え
ば、本システム特有のビット割当パターンに従ってディ
ジタル変調されたものである。そして、上記伝送手段か
ら伝送されたディジタル変調信号をディジタル復調手段
で復調する際には、復調ビット割当設定手段で選択的に
設定されたビット割当パターンに従って復調される。こ
の復調ビット割当設定手段において、上記変調ビット割
当設定手段で選択的に設定されたビット割当パターンと
同じビット割当パターンを選択的に設定することによ
り、上記ディジタル復調手段では、上記伝送手段から伝
送されてきたディジタル変調信号のみが復調され、その
復調された信号から同期検出手段で同期信号が検出され
る。このとき、上記同期検出手段で同期信号が検出され
なかった場合、伝送モード変更手段は、上記搬送波中心
周波数設定手段及び上記伝送帯域設定手段での設定が変
更されたものと認識し、すなわち送信側で伝送状態が変
更されたものと認識し、上記ディジタル復調手段で上記
搬送波中心周波数設定手段及び上記伝送帯域設定手段の
設定を変更する。これにより、上記搬送波中心周波数設
定手段及び上記伝送帯域設定手段の設定が変更され、こ
の変更設定された搬送波中心周波数及び伝送帯域に基づ
いて、上記ディジタル復調手段は、上記伝送手段から伝
送されてきたディジタル変調信号を復調する。第2の発
明によれば、伝送帯域設定手段で設定された伝送帯域、
及び搬送波中心周波数設定手段で設定された搬送波中心
周波数に基づいて、ディジタル変調信号が伝送手段によ
り伝送される。また、このとき伝送されるディジタル変
調信号は、変調ビット割当設定手段で固定して設定され
た所定のビット割当パターン、例えば、本システム特有
のビット割当パターンに従ってディジタル変調されたも
のである。そして、上記伝送手段から伝送されたディジ
タル変調信号をディジタル復調手段で復調する際には、
復調ビット割当設定手段で設定されたビット割当パター
ンに従って復調される。この復調ビット割当設定手段に
おいて、上記変調ビット割当設定手段で選択的に設定さ
れたビット割当パターンと同じビット割当パターンを固
定して設定するようになされているため、上記ディジタ
ル復調手段では、上記伝送手段から伝送されてきたディ
ジタル変調信号のみが復調される。同期信号検出手段で
は、その復調された信号から同期信号が検出される。こ
のとき、上記同期検出手段で同期信号が検出されなかっ
た場合、伝送モード変更手段は、上記搬送波中心周波数
設定手段及び上記伝送帯域設定手段での設定が変更され
たものと認識し、すなわち送信側で伝送状態が変更され
たものと認識し、上記ディジタル復調手段で上記搬送波
中心周波数設定手段及び上記伝送帯域設定手段の設定を
変更する。これにより、上記搬送波中心周波数設定手段
及び上記伝送帯域設定手段の設定が変更され、この変更
設定された搬送波中心周波数及び伝送帯域に基づいて、
上記ディジタル復調手段は、上記伝送手段から伝送され
てきたディジタル変調信号を復調する。第3の発明によ
れば、伝送帯域設定手段で設定された伝送帯域、及び搬
送波中心周波数設定手段で設定された搬送波中心周波数
に基づいて、ディジタル変調信号が伝送手段により伝送
される。また、このとき伝送されるディジタル変調信号
は、上記伝送帯域設定手段で設定された伝送帯域に応じ
て決定された圧縮率で圧縮され、変調ビット割当設定手
段で設定された所定のビット割当パターン、例えば、本
システム特有のビット割当パターンに従ってディジタル
変調されたものである。そして、上記伝送手段から伝送
されたディジタル変調信号をディジタル復調手段で復調
する際には、復調ビット割当設定手段で選択的に設定さ
れたビット割当パターンに従って復調される。この復調
ビット割当設定手段において、上記変調ビット割当設定
手段で選択的に設定されたビット割当パターンと同じビ
ット割当パターンを選択的に設定することにより、上記
ディジタル復調手段では、上記伝送手段から伝送されて
きたディジタル変調信号のみが復調される。同期検出手
段は、その復調された信号から同期信号を検出し、ディ
ジタル映像信号復元手段は、同期検出が検出された信
号、すなわち圧縮映像信号を元のディジタル映像信号に
復元する。このとき、上記同期検出手段で同期信号が検
出されなかった場合、伝送モード変更手段は、上記搬送
波中心周波数設定手段及び上記伝送帯域設定手段での設
定が変更されたものと認識し、すなわち送信側で伝送状
態が変更されたものと認識し、上記ディジタル復調手段
で上記搬送波中心周波数設定手段及び上記伝送帯域設定
手段の設定を変更すると共に、上記ディジタル映像信号
復元手段の伸張率を変更する。これにより、上記搬送波
中心周波数設定手段及び上記伝送帯域設定手段の設定
と、上記ディジタル映像信号復元手段の伸張率とが変更
される。したがって、上記ディジタル復調手段は、変更
された搬送波中心周波数及び伝送帯域に基づいて、上記
伝送手段から伝送されてきたディジタル変調信号を復調
し、上記ディジタル映像信号復元手段は、変更された伸
長率で圧縮映像信号を元のディジタル映像信号に復元す
る。第4の発明によれば、上記第1又は第3の発明にお
いて、変調ビット割当記憶手段に記憶される複数のビッ
ト割当パターンは、各々、各符号の符号間距離が等しい
ものである。これにより、上記複数のビット割当パター
ンにおける伝送誤り率が各々同等になる。第5の発明に
よれば、上記第1〜第3の発明の何れかの発明におい
て、ディジタル変調手段では、直交変調方式によりディ
ジタル変調が行われる。これにより、多くの情報量を伝
送することができる。第6の発明によれば、所定の伝送
帯域内で伝送帯域及び搬送波中心周波数を設定すること
により、送信手段と受信手段では、複数の伝送路で伝送
が行われる。これにより、上記送信手段は、設定された
伝送帯域及び搬送波中心周波数に基づいて、同期信号が
付加されたデータによって搬送波をディジタル変調して
上記受信手段に送信する。また、このとき送信されるデ
ィジタル変調信号は、変調ビット割当設定手段で選択さ
れた所定のビット割当パターン、例えば、本システム特
有のビット割当パターンに従ってディジタル変調された
ものである。上記受信手段は、上記送信手段から送信さ
れてきたディジタル変調信号を、復調ビット割当設定手
段で選択されたビット割当パターンに従って復調する。
この復調ビット割当設定手段において、上記変調ビット
割当設定手段で選択されたビット割当パターンと同じビ
ット割当パターンを選択することにより、上記受信手段
では、上記送信手段から送信されてきたディジタル変調
信号のみが受信され復調され、復調された信号から同期
信号が検出される。このとき、上記送信手段において、
伝送モード設定手段により伝送帯域及び搬送波中心周波
数の変更設定が行われ、変更設定された伝送帯域及び搬
送波中心周波数に基づいて、ディジタル変調信号が上記
受信手段に送信された場合、上記受信手段において、受
信された信号から同期信号が検出されず、この不検出結
果により、伝送モード変更手段は、上記送信手段で伝送
状態が変更されたものと認識し、復調を行う際の搬送波
中心周波数及び伝送帯域を変更して設定する。これによ
り、上記受信手段では、上記伝送モード変更手段により
変更設定された搬送波中心周波数及び伝送帯域に基づい
て、上記送信手段から送信されてきたディジタル変調信
号が復調される。第7の発明によれば、上記第6の発明
において、変調ビット割当記憶手段に記憶される複数の
ビット割当パターンは、各々、各符号の符号間距離が等
しいものである。これにより、上記複数のビット割当パ
ターンにおける伝送誤り率が各々同等になる。第8の発
明によれば、所定の伝送帯域内で伝送帯域及び搬送波中
心周波数を設定することにより、送信手段と受信手段で
は、複数の伝送路で伝送が行われる。これにより、上記
送信手段は、設定された伝送帯域及び搬送波中心周波数
に基づいて、同期信号が付加されたデータによって搬送
波をディジタル変調して上記受信手段に送信する。ま
た、このとき送信されるディジタル変調信号は、変調ビ
ット割当設定手段で固定して設定された所定のビット割
当パターン、例えば、本システム特有のビット割当パタ
ーンに従ってディジタル変調されたものである。上記受
信手段は、上記送信手段から送信されてきたディジタル
変調信号を、復調ビット割当設定手段で設定されたビッ
ト割当パターンに従って復調する。この復調ビット割当
設定手段において、上記変調ビット割当設定手段で設定
されたビット割当パターンと同じビット割当パターンを
固定して設定することにより、上記受信手段では、上記
送信手段から送信されてきたディジタル変調信号のみが
受信され復調され、復調された信号から同期信号が検出
される。このとき、上記送信手段において、伝送モード
設定手段により伝送帯域及び搬送波中心周波数の変更設
定が行われ、変更設定された伝送帯域及び搬送波中心周
波数に基づいて、ディジタル変調信号が上記受信手段に
送信された場合、上記受信手段において、受信された信
号から同期信号が検出されず、この不検出結果により、
伝送モード変更手段は、上記送信手段で伝送状態が変更
されたものと認識し、復調を行う際の搬送波中心周波数
及び伝送帯域を変更して設定する。これにより、上記受
信手段では、上記伝送モード変更手段により変更設定さ
れた搬送波中心周波数及び伝送帯域に基づいて、上記送
信手段から送信されてきたディジタル変調信号が復調さ
れる。第9の発明によれば、上記第6又は第8の発明に
おいて、上記送信手段から上記受信手段に送信されるデ
ィジタル変調信号は、上記伝送モード設定手段による伝
送帯域及び搬送波中心周波数の設定に基づいた圧縮率で
圧縮されたものであり、これを受けた上記受信手段は、
そのディジタル変調信号を、上記伝送モード変更手段に
よる伝送帯域及び搬送波中心周波数の設定に基づいた伸
張率で伸張する。第10の発明によれば、上記第6又は
第8の発明において、上記送信手段から上記受信手段に
送信されるディジタル変調信号は、直交変調方式でディ
ジタル変調されたものであり、これを受けた上記受信手
段は、そのディジタル変調信号を上記直交変調方式に対
応した方式で復調する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0031】まず、第1の実施の形態について説明す
る。
【0032】本発明に係るデータ伝送システムは、例え
ば、図1に示すような送信側である送信機100と、図
2に示すような受信側である受信機200からなるディ
ジタル画像伝送システムに適用され、このディジタル画
像伝送システムは、ディジタルSNGを採用したもので
ある。
【0033】まず、送信機100は、上記図1に示すよ
うに、映像入力端子1からの映像信号が供給される映像
ディジタル変換器(映像AD)2と、映像AD2の出力
が供給される映像圧縮回路3と、音声入力端子4からの
音声信号が供給される音声ディジタル変換器(音声A
D)5と、音声AD5の出力が供給される音声圧縮回路
6と、映像圧縮回路3及び音声圧縮回路6の各出力が供
給される多重回路7と、多重回路7の出力が供給される
同期信号付加回路8と、同期信号付加回路8の出力が供
給される誤り訂正符号化回路9と、誤り訂正符号化回路
9の出力が供給される変調回路10と、変調回路10の
出力が供給される周波数変換回路12と、周波数変換回
路12の出力が供給される高周波増幅回路14とを備え
ており、高周波増幅回路14の出力は、送信アンテナ1
5により送信されるようになされている。また、送信機
100は、信号配置モード入力回路11と伝送モード入
力回路13を備えており、信号配置モード入力回路11
の出力は変調回路10に供給され、伝送モード入力回路
13の出力は映像圧縮回路3、変調回路10及び周波数
変換回路12に各々供給されるようになされている。
【0034】一方、受信機200は、上記図2に示すよ
うに、受信アンテナ16で受信された信号が供給される
高周波増幅回路17と、高周波増幅回路17の出力が供
給される周波数変換回路18と、周波数変換回路18の
出力が供給される復調回路19と、復調回路19の出力
が供給される同期信号検出回路21と、同期信号検出回
路21の出力が供給される誤り訂正復号回路23と、誤
り訂正復号回路23の出力が供給される分離回路24
と、分離回路24の出力が各々供給される映像伸張回路
25及び音声伸張回路28と、映像伸張回路25の出力
が供給される映像アナログ変換器(映像DA)26と、
音声伸張回路28の出力が供給される音声アナログ変換
器(音声DA)29とを備えており、映像DA26の出
力は映像出力端子27を介して出力され、音声DA29
の出力は音声出力端子30を介して出力されるようにな
されている。また、受信機200は、信号配置モード入
力回路20と伝送モード探索回路22を備えており、信
号配置モード入力回路20の出力は復調回路19に供給
され、伝送モード探索回路22の出力は周波数変換回路
18、復調回路19及び映像伸張回路25に各々供給さ
れるようになされている。さらに、同期信号検出回路2
1の出力は、伝送モード探索回路22にも供給されるよ
うになされている。
【0035】ここで、上述のようなディジタル画像伝送
システムは、上記図7(a)に示したように、1本のト
ランスポンダに各々が帯域幅Aの最大4本の搬送波C_
A,C_B,C_C,C_Dを立てて標準画質の4番組
を個別に伝送する伝送モードと、上記図7(b)に示し
たように、1本のトランスポンダに帯域幅Bの搬送波C
_Bと帯域幅Aの搬送波C_Dを立てて高品位画質の1
番組と標準画質の1番組を個別に伝送する伝送モードと
を設定できるようになされている。
【0036】そこで、例えば、このディジタル画像伝送
システム(本システム)が搬送波C_Aを用いた標準画
質番組の伝送を行い、他のシステムが搬送波C_Dを用
いた標準画質番組の伝送を常に行うものと想定して、こ
のディジタル画像伝送システムの動作について以下説明
する。
【0037】先ず、送信機100において、伝送モード
入力回路13に、搬送波C_Aとその帯域幅Aの情報が
伝送モードとして入力される。この伝送モード入力回路
13に入力された伝送モードは、映像圧縮回路3、変調
回路10及び周波数変換回路12に供給される。
【0038】映像AD2は、映像入力端子1からの映像
信号をディジタル化して映像データとして映像圧縮回路
3に供給する。また、音声AD5は、音声入力端子4か
らの音声信号をディジタル化して音声データとして音声
圧縮回路6に供給する。
【0039】映像圧縮回路3は、例えば、MPEG方式
の圧縮処理を行うものであり、この圧縮処理により、伝
送モード入力回路13からの伝送モードに基づいた圧縮
率で映像AD2からの映像データを標準画質に圧縮す
る。そして、映像圧縮回路3は、圧縮して得られた映像
ストリームを多重回路7に供給する。また、音声圧縮回
路6も、例えば、MPEG方式の圧縮処理を行うもので
あり、音声AD5からの音声データを圧縮する。そし
て、音声圧縮回路6は、圧縮して得られた音声ストリー
ムを多重回路7に供給する。
【0040】多重回路7は、映像圧縮回路3からの映像
ストリームと、音声圧縮回路6からの音声ストリームを
多重化して多重ストリームを生成し、その多重ストリー
ムを同期信号付加回路8に供給する。
【0041】同期信号付加回路8は、多重回路7からの
多重ストリームに同期信号を所定の周期で挿入する。こ
の同期信号は、多重ストリームで発生する可能性の少な
いビットパターンからなり、送信機100と受信機20
0間で予め定められたものである。そして、同期信号付
加回路8は、同期信号を挿入した多重ストリームを誤り
訂正符号化回路9に供給する。
【0042】誤り訂正符号化回路9は、同期信号付加回
路8からの多重ストリームに誤り訂正符号を付加する。
そして、誤り訂正符号化回路9は、誤り訂正符号化した
多重ストリームをデータストリームとして変調回路10
に供給する。
【0043】変調回路10は、例えば、16QAMで構
成されており、誤り訂正符号化回路9からのデータスト
リームに応じて、キャリアの位相だけでなく振幅も変化
させることによって変調するものである。すなわち、誤
り訂正符号化回路9から変調回路10には、伝送モード
入力回路13に伝送モードとして入力された帯域幅Aと
なるような入力レートでデータストリームが入力され、
変調回路10は、入力されたデータストリームに応じて
上記図7(a)に示したような搬送波C_Aを変調す
る。
【0044】ところで、16QAMでは、例えば、信号
点が図3(a)又は(b)に示すような配置をとる。
尚、上記図3(a)及び(b)では、位相方向の変調を
P軸、振幅方向の変調をQ軸で示し、16値の状態を1
シンボル(符号)で表現する。
【0045】そこで、変調回路10には、上記図3
(a)や(b)に示したような信号点に対するシンボル
の割り当てを示すシンボル配置テーブル(ビット割当パ
ターン)が複数種類予め記憶されている。すなわち、こ
のディジタル画像システムでは、上記図3(a)や
(b)に示したような、信号点に対するシンボルの割り
当てをQ軸に対称にしたもの、或いは、図示していない
が、P軸に対称したものや原点に対称にしたもの等、複
数種類のパターンが予め定義されており、各パターンを
シンボル配置テーブルとして、変調回路10に予め記憶
させるようになされている。また、後述する受信機20
0の復調回路19にも同様にして、複数種類のシンボル
配置テーブルが予め記憶されている。
【0046】尚、変調回路10及び復調回路19に記憶
するシンボル配置テーブルとしては、各シンボルの符号
間隔距離が変わらなければ、上述したようなQ軸やP
軸、原点に対称にしたもの、又は回転配置等、どのよう
な設定のものであってもよい。また、符号間隔距離を変
えなければ、このディジタル画像システムに採用する符
号化方式として、グレイ符号化方式等、如何なる符号化
方式を採用してもよい。このように、Q軸やP軸、原点
に対称にした配置、又は回転配置等の、シンボル配置に
ついて、各シンボルの符号間隔距離を同等なものを定義
することにより、伝送誤り率を複数のシンボル配置につ
いて同等なものとすることができる。
【0047】そして、信号配置モード入力回路11によ
り、変調回路10に予め記憶された複数種類のシンボル
配置テーブルのうち、他のシステムにおけるシンボル配
置が異なるような本システム特有のシンボル配置テーブ
ルを予め選択する。そして、信号配置モード入力回路1
1の選択情報が変調回路10に供給される。また、後述
する受信機200においても同様にして、信号配置モー
ド入力回路20により、復調回路19に予め記憶された
複数種類のシンボル配置テーブルのうち、他のシステム
におけるシンボル配置が異なるような本システム特有の
シンボル配置テーブル、すなわち送信機100で選択さ
れたシンボル配置テーブルと同じシンボル配置テーブル
を予め選択する。そして、信号配置モード入力回路20
のこの選択情報が復調回路19に供給される。
【0048】したがって、変調回路10は、信号配置モ
ード入力回路20からの選択情報で示されるシンボル配
置テーブルに従って、誤り訂正符号化回路9からのデー
タストリームにより搬送波C_Aを変調することとな
る。
【0049】変調回路10から出力される被変調波は、
周波数変換回路12に供給される。
【0050】周波数変換回路12は、伝送モード入力回
路13からの伝送モードに基づいて、変調回路10から
の被変調波の周波数を所定の周波数に変換して高周波増
幅回路14に供給する。
【0051】高周波増幅回路14は、周波数変換回路1
2からの信号を電力増幅して、送信アンテナ15により
受信機200に対して送信する。
【0052】一方、受信機200においては、予め、伝
送モード探索回路22により、伝送モードの初期設定を
行う。すなわち、伝送モード探索回路22により、搬送
波C_Aとその帯域幅Aの情報を初期値として設定す
る。この伝送モード探索回路22で設定された初期設定
情報は、周波数変換回路18、変調回路19及び映像伸
張回路25に各々供給される。
【0053】そこで、先ず、受信アンテナ16で受信さ
れた信号は、高周波増幅回路17で増幅され、周波数変
換回路18に供給される。
【0054】周波数変換回路18は、伝送モード探索回
路22からの初期設定情報で示される搬送波(C_A)
周波数を中心として、高周波増幅回路17からの増幅信
号から被変調波を抽出して復調回路19に供給する。
【0055】復調回路19は、伝送モード探索回路22
からの初期設定情報で示される帯域幅(A)に基づい
て、選択的にバンドパスフィルタを用いた帯域制限によ
るノイズ除去処理と16QAMの復号処理、及びPLL
等によるクロック再生処理を行うことにより、周波数変
換回路18からの被変調波を復調する。
【0056】ここで、復調回路19には、上述したよう
に、複数種類のシンボル配置テーブルが予め記憶されて
いる。また、信号配置モード入力回路20から復調回路
19には、他のシステムにおけるシンボル配置が異なる
ようなシンボル配置テーブル、すなわち送信機100で
選択されたシンボル配置テーブルと同じシンボル配置テ
ーブルを示す選択情報が供給されている。したがって、
復調回路19は、予め記憶されている複数種類のシンボ
ル配置テーブルのうち、信号配置モード入力回路20か
らの選択情報で示されるシンボル配置テーブルに従っ
て、上記16QAMの復号処理を行うこととなる。
【0057】復調回路19で復調して得られた多重スト
リームは、同期信号検出回路21に供給される。
【0058】同期信号検出回路21は、復調回路19か
らの多重ストリームから、上述のようにして送信機10
0と受信機200間で予め定められた同期信号(ビット
パターン)を検出する。
【0059】このとき、同期信号検出回路21は、予め
定められた時間内に多重ストリームから同期信号が検出
されなかった場合、同期信号が検出されなかったことを
示す不検出信号を伝送モード探索回路22に対して出力
する。この場合、伝送モード探索回路22は、同期信号
検出回路21からの不検出信号により、上述のようにし
て初期設定された搬送波と帯域幅の情報、すなわち搬送
波C_Aとその帯域幅Aを変更する制御を行う。すなわ
ち、伝送モード探索回路22は、上述したような周波数
変換の際に用いる搬送波C_Aの周波数を変更するよう
に周波数変換回路18を制御すると共に、上述したよう
な復調処理及び後述する映像伸張処理の際に用いる帯域
幅Aを変更するように復調回路19及び映像伸張回路2
5を各々制御する。
【0060】尚、同期信号不検出の場合の詳細な説明は
後述する。
【0061】一方、同期信号検出回路21で多重ストリ
ームから同期信号が検出された場合、同期信号検出回路
21から誤り訂正復号回路23には、同期信号が検出さ
れた多重ストリームが供給される。
【0062】誤り訂正復号回路23は、同期信号検出回
路21からの多重ストリームに誤り訂正処理を行う。そ
して、誤り訂正復号回路23は、誤り訂正処理を行った
多重ストリームを分離回路24に供給する。
【0063】分離回路24は、誤り訂正復号回路23か
らの多重ストリームを映像ストリームと音声ストリーム
に分離し、分離して得られた映像ストリームを映像伸張
回路25に供給すると共に、音声ストリームを音声伸張
回路28に供給する。
【0064】映像伸張回路25は、伝送モード探索回路
22からの初期設定情報に基づいて、又は同期信号不検
出時の伝送モード探索回路22からの制御に基づいて、
分離回路24からの映像ストリームに伸張処理を行う。
そして、映像伸張回路25は、伸張処理により得られた
映像データを映像DA26に供給する。また、音声伸張
回路28も、分離回路24からの音声ストリームに伸張
処理を行い、その伸張処理により得られた音声データを
音声DA29に供給する。
【0065】そして、映像DA26は、映像伸張回路4
25からの映像データをアナログ化して得られた映像信
号を映像出力端子427を介して出力する。また、音声
DA429は、音声伸張回路428からの音声データを
アナログ化して得られた音声信号を音声出力端子430
を介して出力する。
【0066】ここで、上述のような伝送を行うディジタ
ル画像伝送システムにおいて、送信機100側で伝送モ
ードを変更して伝送する場合について具体的に説明す
る。
【0067】例えば、現在の伝送モードが上記図7
(a)に示したような搬送波C_A、帯域幅Aの標準画
質モードであり、その標準画質モードから、上記図7
(b)に示したような搬送波C_B、帯域幅Bの高品位
画質モードに変更して伝送する場合について、以下説明
する。
【0068】現在、送信機100及び受信機200は、
搬送波C_Aとその帯域幅Aの情報が伝送モード(標準
画質モード)として設定された状態である。
【0069】そこで、先ず、送信機100において、伝
送モード入力回路13に、標準画質モードから高品位画
質モードに変更するための変更指示情報を入力する。
【0070】伝送モード入力回路13は、入力された変
更指示情報により、搬送波C_B及びその帯域幅Bの情
報を変更モードとして映像圧縮回路3、変調回路10及
び周波数変換回路12に供給する等して、帯域幅B及び
搬送波C_Bで伝送するための制御処理を行う。
【0071】これにより、映像圧縮回路3、変調回路1
0及び周波数変換回路12は、伝送モード入力回路13
の制御に従って動作し、この結果、高品位画質モードの
信号が送信アンテナ15により送信されることとなる。
【0072】一方、受信機200においては、送信機1
00での送信信号のモード切換に伴って、同期信号検出
回路21での同期信号の不検出状態が発生する。
【0073】この結果、同期信号検出回路21から伝送
モード探索回路22には、上述したように、同期信号の
不検出を示す不検出信号が供給される。
【0074】伝送モード探索回路22は、同期信号検出
回路21からの不検出信号により、上記図7(a),
(b)に各々示した5種類の伝送帯域について、受信ア
ンテナ16により受信された信号の探索を順次行う。
【0075】ここで、送信機100と受信機200で
は、上述したように、他のシステムにおける16QAM
のシンボル配置が異なるようなシンボル配置テーブルが
各々選択されており、この選択されたシンボル配置テー
ブルに従って変調処理及び復調処理を行うようになされ
ている。したがって、他システムから送信される搬送波
C_D、帯域幅Aの信号は、16QAMのシンボル配置
が本システムと異なるため、受信アンテナ16で受信さ
れた信号が他システムからの信号であった場合、同期信
号検出回路21で同期信号の不検出状態が発生する。こ
のとき同期信号検出回路21から出力される不検出信号
により、伝送モード探索回路22は、次の探索を行うこ
とになる。そして、伝送モード探索回路22は、最終的
に搬送波C_B、帯域幅Bの所定の信号、すなわち本シ
ステムの送信機100から送信されてきた信号を探索す
ることとなる。
【0076】上述のようにして、伝送モード探索回路2
2で所定の信号が探索されると、同期信号検出回路21
では同期信号が検出される。これにより、伝送モード探
索回路22は、搬送波C_A、帯域幅Aの標準画質モー
ドから、搬送波C_B、帯域幅Bの高品位画質モードに
伝送モードを変更することを認識し、周波数変換の際に
用いる搬送波C_Aの周波数を搬送波C_Bの周波数に
変更するように周波数変換回路18を制御すると共に、
復調処理及び映像伸張処理の際に用いる帯域幅Aを帯域
幅Bに変更するように復調回路19及び映像伸張回路2
5を各々制御する。
【0077】上述のような構成することにより、このデ
ィジタル画像伝送システムは、送信機100で伝送モー
ドを途中で変更して伝送する場合、受信機200の取り
扱い者が伝送モードの切換作業を行う必要がなく、送信
機100の伝送モードの切換タイミングに合わせて受信
機200の伝送モードを容易に切り換えることができ
る。また、受信機200は、他システムから送信されて
くる信号を、誤って受信すべき所定の信号として受信し
て同期信号の検出を行うことはない。すなわち、受信機
200では、受信すべき所定の信号が正確に受信される
ため、受信機200が誤動作することはない。したがっ
て、受信機200を所定の信号に追従して正確に動作さ
せることができる。
【0078】つぎに、第2の実施の形態について説明す
る。
【0079】この実施の形態では、上述した第1の実施
の形態におけるディジタル画像伝送システムにおいて、
受信機200の構成を図4に示すような構成としてい
る。
【0080】すなわち、この実施の形態における受信機
300は、上記図4に示すように、上記図2の受信機2
00の構成に対して、信号配置モード入力回路20を削
除した構成としている。また、受信機300では、同期
信号検出回路21の出力が伝送モード探索回路22に供
給されない代わりに、誤り訂正復号回路23の出力が伝
送モード探索回路22に供給されるようになされてい
る。
【0081】尚、上記図4の受信機300において、上
記図2の受信機200と同様に動作する箇所には同じ符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0082】上述のような受信機300において、復調
回路19には、他のシステムにおける16QAMのシン
ボル配置が異なるような所定のシンボル配置テーブルが
予め固定して設定されている。例えば、復調回路19に
は、上記図3(a)に示したようなシンボル配置テーブ
ル、又は上記図3(b)に示したようなシンボル配置テ
ーブルの何れかのテーブルが予め固定して設定されてい
る。
【0083】したがって、この受信機300でも、上記
図2の受信機200と同様に、他のシステムから送信さ
れてきた信号、すなわち16QAMにおける信号配置が
本システムと異なる信号を受信することなく、受信すべ
き所定の信号の探索が可能となる。また、この受信機3
00には、上述したような所定のシンボル配置テーブル
が予め固定して設定されているため、上記図2の信号配
置モード入力回路20のようなシンボル配置テーブルを
設定するための回路が必要ない。また、複数のシンボル
配置テーブルを記憶する必要もない。これにより、受信
機300の回路構成を簡略化することができるため、シ
ステム構成も簡略化することができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように第1の本発明によれ
ば、変調ビット割当設定手段及び復調ビット割当設定手
段により、変調ビット割当記憶手段及び復調ビット割当
記憶手段に記憶された複数のビット割当パターンの中か
ら所定のビット割当パターンを選択的に設定して、その
設定された所定のビット割当パターンに従ってディジタ
ル変調及び復調を行うことにより、伝送手段により伝送
されてきたディジタル変調信号のみをディジタル変調手
段で復調するように構成したことにより、受信すべき所
定の信号を確実に且つ容易に受信することができる。ま
た、受信された信号から同期信号が検出されなかった場
合には、送信側の伝送状態が変更されたものと認識し
て、搬送波中心周波数及び伝送帯域の設定を変更して復
調するように構成したことにより、送信側で伝送状態を
変更した場合、使用者が受信側の伝送状態を変更して設
定する必要がない。すなわち、使用者による伝送状態の
切換作業を行うことなく、送信側の伝送状態の変更のタ
イミングに合わせて、受信側の伝送状態を容易に変更さ
せることができる。したがって、受信側の伝送状態を送
信側の伝送状態に容易に合わせることができ、効率良く
且つ正確にデータ伝送を行うことができる。これによ
り、伝送性能を向上させることができる。第2の発明に
よれば、変調ビット割当設定手段及び復調ビット割当設
定手段により、所定のビット割当パターンを固定して設
定し、その設定された所定のビット割当パターンに従っ
てディジタル変調及び復調を行うことにより、伝送手段
により伝送されてきたディジタル変調信号のみをディジ
タル変調手段で復調するように構成したことにより、受
信すべき所定の信号を確実に且つ容易に受信することが
できる。また、上記所定のビット割当パターンを固定し
て設定するように構成したことにより、上記所定のビッ
ト割当パターンを複数のビット割当パターンの中から選
択して設定するための手段等を設ける必要がないため、
システム構成を簡略化することができる。さらに、受信
された信号から同期信号が検出されなかった場合には、
送信側の伝送状態が変更されたものと認識して、搬送波
中心周波数及び伝送帯域の設定を変更して復調するよう
に構成したことにより、送信側で伝送状態を変更した場
合、使用者が受信側の伝送状態を変更して設定する必要
がない。すなわち、使用者による伝送状態の切換作業を
行うことなく、送信側の伝送状態の変更のタイミングに
合わせて、受信側の伝送状態を容易に変更させることが
できる。したがって、受信側の伝送状態を送信側の伝送
状態に容易に合わせることができ、効率良く且つ正確に
データ伝送を行うことができると共に、システム構成も
簡略化することができる。これにより、簡略化したシス
テム構成で伝送性能を向上させることができる。第3の
発明によれば、変調ビット割当設定手段及び復調ビット
割当設定手段により、変調ビット割当記憶手段及び復調
ビット割当記憶手段に記憶された複数のビット割当パタ
ーンの中から所定のビット割当パターンを選択的に設定
して、その設定された所定のビット割当パターンに従っ
てディジタル変調及び復調を行うことにより、伝送手段
により伝送されてきたディジタル変調信号のみをディジ
タル変調手段で復調するように構成したことにより、受
信すべき所定の信号を確実に且つ容易に受信することが
できる。また、受信された信号から同期信号が検出され
なかった場合には、送信側の伝送状態が変更されたもの
と認識して、搬送波中心周波数及び伝送帯域の設定を変
更して復調するように構成したことにより、送信側で伝
送状態を変更した場合、使用者が受信側の伝送状態を変
更して設定する必要がない。さらに、ディジタル変調し
た信号を上記伝送帯域設定手段で設定された伝送帯域に
応じて決定された圧縮率で圧縮して伝送し、この圧縮さ
れた信号を元のディジタル映像信号に復元する際には、
送信側の伝送状態の変更に応じて変更された伸長率で復
調するように構成したことにより、送信側の現在の伝送
状態において最適な圧縮を行うことができ、送信側の伝
送状態の変更に応じて上記圧縮に対応した伸張を行うこ
とができる。すなわち、送信側の伝送状態に応じた最適
な圧縮を行うことができ、使用者による伝送状態の切換
作業を行うことなく、送信側の伝送状態の変更のタイミ
ングに合わせて、受信側の伝送状態を容易に変更させる
ことができると共に、その変更に伴って伸張率も切り換
えることができる。したがって、受信側の伝送状態及び
伸張処理を送信側の伝送状態及び圧縮処理に容易に合わ
せることができ、効率良く且つ正確にデータ伝送を行う
ことができる。これにより、伝送性能をさらに向上させ
ることができる。第4の発明によれば、上記第1又は第
3の発明において、変調ビット割当記憶手段に記憶され
る複数のビット割当パターンにおいて、符号配置をP軸
対称、Q軸対称、原点対称、回転配置等、符号間距離を
同等なもので定義することにより、伝送誤り率を複数の
符号配置について同等になるように構成したことによ
り、伝送性能をさらに一層向上させることができる。第
5の発明によれば、上記第1又は第3の発明において、
直交変調方式を用いることにより、多くの情報量を伝送
することができるように構成したことにより、伝送性能
をさらに一層向上させることができる。第6の発明によ
れば、変調ビット割当設定手段及び復調ビット割当設定
手段により、変調ビット割当記憶手段及び復調ビット割
当記憶手段に記憶された複数のビット割当パターンの中
から所定のビット割当パターンを選択して、その選択さ
れた所定のビット割当パターンに従ってディジタル変調
及び復調を行うことにより、送信手段により送信されて
きたディジタル変調信号のみを受信手段で受信して復調
するように構成したことにより、受信すべき所定の信号
を確実に且つ容易に受信することができる。また、受信
された信号から同期信号が検出されなかった場合には、
送信手段の伝送状態が変更されたものと認識して、搬送
波中心周波数及び伝送帯域の設定を変更して復調するよ
うに構成したことにより、送信手段で伝送状態を変更し
た場合、受信手段の使用者が伝送状態を変更して設定す
る必要がない。すなわち、使用者による伝送状態の切換
作業を行うことなく、送信手段の伝送状態の変更のタイ
ミングに合わせて、受信手段の伝送状態を容易に変更さ
せることができる。したがって、受信手段の伝送状態を
送信手段の伝送状態に容易に合わせることができ、効率
良く且つ正確にデータ伝送を行うことができる。これに
より、伝送性能を向上させることができる。第7の発明
によれば、上記第6の発明において、変調ビット割当記
憶手段に記憶される複数のビット割当パターンにおい
て、符号配置をP軸対称、Q軸対称、原点対称、回転配
置等、符号間距離を同等なもので定義することにより、
伝送誤り率を複数の符号配置について同等になるように
構成したことにより、伝送性能をさらに一層向上させる
ことができる。第8の発明によれば、変調ビット割当設
定手段及び復調ビット割当設定手段により、所定のビッ
ト割当パターンを固定して設定し、その設定された所定
のビット割当パターンに従ってディジタル変調及び復調
を行うことにより、伝送手段により伝送されてきたディ
ジタル変調信号のみをディジタル変調手段で復調するよ
うに構成したことにより、受信すべき所定の信号を確実
に且つ容易に受信することができる。また、上記所定の
ビット割当パターンを固定して設定するように構成した
ことにより、上記所定のビット割当パターンを複数のビ
ット割当パターンの中から選択して設定するための手段
等を設ける必要がないため、システム構成を簡略化する
ことができる。さらに、受信された信号から同期信号が
検出されなかった場合には、送信側の伝送状態が変更さ
れたものと認識して、搬送波中心周波数及び伝送帯域の
設定を変更して復調するように構成したことにより、送
信側で伝送状態を変更した場合、使用者が受信側の伝送
状態を変更して設定する必要がない。すなわち、使用者
による伝送状態の切換作業を行うことなく、送信側の伝
送状態の変更のタイミングに合わせて、受信側の伝送状
態を容易に変更させることができる。したがって、受信
側の伝送状態を送信側の伝送状態に容易に合わせること
ができ、効率良く且つ正確にデータ伝送を行うことがで
きると共に、システム構成も簡略化することができる。
これにより、簡略化したシステム構成で伝送性能を向上
させることができる。第9の発明によれば、変調ビット
割当設定手段及び復調ビット割当設定手段により、所定
のビット割当パターンを固定して設定し、その設定され
た所定のビット割当パターンに従ってディジタル変調及
び復調を行うことにより、送信手段により送信されてき
たディジタル変調信号のみを復調するように構成したこ
とにより、受信すべき所定の信号を確実に且つ容易に受
信することができる。また、上記所定のビット割当パタ
ーンを固定して設定するように構成したことにより、上
記所定のビット割当パターンを複数のビット割当パター
ンの中から選択して設定するための手段等を設ける必要
がないため、システム構成を簡略化することができる。
さらに、受信された信号から同期信号が検出されなかっ
た場合には、送信手段の伝送状態が変更されたものと認
識して、搬送波中心周波数及び伝送帯域の設定を変更し
て復調するように構成したことにより、送信手段で伝送
状態を変更した場合、受信手段の使用者が伝送状態を変
更して設定する必要がない。すなわち、使用者による伝
送状態の切換作業を行うことなく、送信手段の伝送状態
の変更のタイミングに合わせて、受信手段の伝送状態を
容易に変更させることができる。したがって、受信手段
の伝送状態を送信手段の伝送状態に容易に合わせること
ができ、効率良く且つ正確にデータ伝送を行うことがで
きると共に、システム構成も簡略化することができる。
これにより、簡略化したシステム構成で伝送性能を向上
させることができる。第10の発明によれば、上記第6
又は第8の発明において、直交変調方式を用いることに
より、多くの情報量を伝送することができるように構成
したことにより、伝送性能をさらに一層向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明に係るデー
タ伝送システムを適用したディジタル画像伝送システム
の送信機の構成を示すブロック図である。
【図2】上記ディジタル画像伝送システムの受信機の構
成を示すブロック図である。
【図3】上記送信機及び受信機の変調回路及び復調回路
において、変調処理及び復調処理の際の信号配置とシン
ボル割り当てを説明するための図である。
【図4】第1の実施の形態において、本発明に係るデー
タ伝送システムを適用したディジタル画像伝送システム
の受信機の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のデータ伝送システムの送信機の構成を示
すブロック図である。
【図6】上記データ伝送システムの受信機の構成を示す
ブロック図である。
【図7】データ伝送システムで伝送される信号の一例を
説明するたの図である。
【符号の説明】
1 映像入力端子 2 映像ディジタル変換器 3 映像圧縮回路 4 音声入力端子 5 音声ディジタル変換器 6 音声圧縮回路 7 多重回路 8 同期信号付加回路 9 誤り訂正符号化回路 10 変調回路 11 信号配置モード入力回路 12 周波数変換回路 13 伝送モード入力回路 14 高周波増幅回路 15 送信アンテナ 16 受信アンテナ 17 高周波増幅回路 18 周波数変換回路 19 復調回路 20 信号配置モード入力回路 21 同期信号検出回路 22 伝送モード探索回路 23 誤り訂正復号回路 24 分離回路 25 映像伸張回路 26 映像アナログ変換器 27 映像出力端子 28 音声伸張回路 29 音声アナログ変換器 30 音声出力端子 100 送信機 200 受信機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号に同期信号を付加する同
    期信号付加手段と、 所定の伝送帯域内にて複数の伝送路を設定するための伝
    送帯域を設定する伝送帯域設定手段と、 上記複数の伝送路を設定するための搬送波中心周波数を
    設定する搬送波中心周波数設定手段と、 上記同期信号付加手段から出力される同期信号付加デー
    タにより上記搬送波中心周波数設定手段で設定された搬
    送波中心周波数に応じた搬送波をディジタル変調するデ
    ィジタル変調手段と、 上記ディジタル変調手段から出力されるディジタル変調
    信号を伝送する伝送手段と、 上記伝送手段により伝送された伝送信号を復調するディ
    ジタル復調手段と、 上記ディジタル復調手段で復調された信号から上記同期
    信号を検出する同期信号検出手段とを備えるデータ伝送
    システムであって、 上記ディジタル変調手段で上記同期信号付加データによ
    り搬送波をディジタル変調する際に、同一の信号点配置
    を有する複数のビット割当パターンを予め定義して記憶
    する変調ビット割当記憶手段と、 上記変調ビット割当記憶手段に記憶された複数のビット
    割当パターンから所定のビット割当パターンを選択的に
    設定する変調ビット割当設定手段と、 上記ディジタル復調手段で上記変調ビット割当記憶手段
    に記憶された複数のビット割当パターンと同じパターン
    を記憶する復調ビット割当記憶手段と、 上記復調ビット割当記憶手段に記憶された複数のビット
    割当パターンから所定のビット割当パターンを選択的に
    設定する復調ビット割当設定手段と、 上記同期信号検出手段の検出結果に基づいて、上記ディ
    ジタル復調手段で上記搬送波中心周波数設定手段及び上
    記伝送帯域設定手段の設定を変更する伝送モード変更手
    段とを備えることを特徴とするデータ伝送システム。
  2. 【請求項2】 ディジタル信号に同期信号を付加する同
    期信号付加手段と、 所定の伝送帯域内にて複数の伝送路を設定するための伝
    送帯域を設定する伝送帯域設定手段と、 上記複数の伝送路を設定するための搬送波中心周波数を
    設定する搬送波中心周波数設定手段と、 上記同期信号付加手段から出力される同期信号付加デー
    タにより上記搬送波中心周波数設定手段で設定された搬
    送波中心周波数に応じた搬送波をディジタル変調するデ
    ィジタル変調手段と、 上記ディジタル変調手段から出力されるディジタル変調
    信号を伝送する伝送手段と、 上記伝送手段により伝送された伝送信号を復調するディ
    ジタル復調手段と、 上記ディジタル復調手段で復調された信号から上記同期
    信号を検出する同期信号検出手段とを備えるデータ伝送
    システムであって、 上記ディジタル変調手段で上記同期信号付加データによ
    り搬送波をディジタル変調する際に、同一の信号点配置
    を用いて複数のビット割当パターンを定義し、上記複数
    のビット割当パターンのうち所定のビット割当パターン
    を設定する変調ビット割当設定手段と、 上記ディジタル復調手段で上記変調ビット割当設定手段
    で設定された上記所定のビット割当パターンと同じパタ
    ーンを設定する復調ビット割当設定手段と、 上記同期信号検出手段の検出結果に基づいて、上記ディ
    ジタル復調手段で上記搬送波中心周波数設定手段及び上
    記伝送帯域設定手段の設定を変更する伝送モード変更手
    段とを備えることを特徴とするデータ伝送システム。
  3. 【請求項3】 ディジタル映像信号を圧縮する映像信号
    圧縮手段と、 上記映像信号圧縮手段から出力される圧縮映像信号に同
    期信号を付加する同期信号付加手段と、 所定の伝送帯域内にて複数の伝送路を設定するための伝
    送帯域を設定する伝送帯域設定手段と、 上記複数の伝送路を設定するための搬送波中心周波数を
    設定する搬送波中心周波数設定手段と、 上記同期信号付加手段から出力される同期信号付加デー
    タにより上記搬送波中心周波数設定手段で設定された搬
    送波中心周波数に応じた搬送波をディジタル変調するデ
    ィジタル変調手段と、 上記ディジタル変調手段から出力されるディジタル変調
    信号を伝送する伝送手段と、 上記伝送手段により伝送された伝送信号を復調するディ
    ジタル復調手段と、 上記ディジタル復調手段で復調された信号から上記同期
    信号を検出する同期信号検出手段と、 上記同期信号検出手段から出力される圧縮映像信号を元
    のディジタル映像信号に復元するディジタル映像信号復
    元手段とを備えるデータ伝送システムであって、 上記伝送帯域設定手段で設定された伝送帯域に応じて上
    記映像信号圧縮手段における圧縮率を決定する圧縮率決
    定手段と、 上記ディジタル変調手段で上記同期信号付加データによ
    り搬送波をディジタル変調する際に、同一の信号点配置
    を有する複数のビット割当パターンを予め定義して記憶
    する変調ビット割当記憶手段と、 上記変調ビット割当記憶手段に記憶された複数のビット
    割当パターンから所定のビット割当パターンを選択的に
    設定する変調ビット割当設定手段と、 上記ディジタル復調手段で上記変調ビット割当記憶手段
    に記憶された複数のビット割当パターンと同じパターン
    を記憶する復調ビット割当記憶手段と、 上記復調ビット割当記憶手段に記憶された複数のビット
    割当パターンから所定のビット割当パターンを選択的に
    設定する復調ビット割当設定手段と、 上記同期信号検出手段の検出結果に基づいて、上記ディ
    ジタル復調手段で上記搬送波中心周波数設定手段及び上
    記伝送帯域設定手段の設定を変更すると共に、上記ディ
    ジタル映像信号復元手段の伸張率を変更する伝送モード
    変更手段とを備えることを特徴とするデータ伝送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記変調ビット割当記憶手段は、各々の
    符号間距離が等しいビット割当パターンのみ記憶するこ
    とを特徴とする請求項1又は3記載のデータ伝送システ
    ム。
  5. 【請求項5】 上記ディジタル変調手段は、直交変調を
    行い、上記ディジタル復調手段は、上記直交変調に対応
    した復調を行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか
    に記載のデータ伝送システム。
  6. 【請求項6】 所定の伝送帯域内で設定された伝送帯域
    及び搬送波中心周波数に基づいて、同期信号が付加され
    たデータによって搬送波をディジタル変調して送信する
    送信手段と、 上記送信手段からの信号を受信して復調し、上記同期信
    号を検出する受信手段とを備え、 上記送信手段と受信手段間のデータ伝送を複数の伝送路
    で行うデータ伝送システムであって、 上記送信手段は、上記伝送帯域及び搬送波中心周波数を
    設定する伝送モード設定手段と、上記ディジタル変調を
    行う際の信号配置を同一の信号配置を有する複数のビッ
    ト割当パターンで予め定義して各ビット割当パターンを
    記憶する変調ビット割当記憶手段と、上記変調ビット割
    当記憶手段に記憶された複数のビット割当パターンのう
    ち所定のビット割当パターンを選択する変調ビット割当
    設定手段とを備え、上記伝送モード設定手段による伝送
    帯域及び搬送波中心周波数の設定及び上記変調ビット割
    当設定手段で選択されたビット割当パターンに基づいて
    上記ディジタル変調を行って送信し、 上記受信手段は、上記変調ビット割当記憶手段に記憶さ
    れた複数のビット割当パターンと同じビット割当パター
    ンを記憶する復調ビット割当記憶手段と、上記復調ビッ
    ト割当記憶手段に記憶された複数のビット割当パターン
    のうち所定のビット割当パターンを選択する復調ビット
    割当設定手段と、上記同期信号の検出結果に基づいた伝
    送帯域及び搬送波中心周波数を設定する伝送モード変更
    手段とを備え、上記伝送モード変更手段による伝送帯域
    及び搬送波中心周波数の設定及び上記復調ビット割当設
    定手段で選択されたビット割当パターンに基づいて上記
    送信手段からの信号を受信して復調することを特徴とす
    るデータ伝送システム。
  7. 【請求項7】 上記変調ビット割当記憶手段は、各々の
    符号間距離が等しいビット割当パターンのみ記憶するこ
    とを特徴とする請求項6記載のデータ伝送システム。
  8. 【請求項8】 所定の伝送帯域内で設定された伝送帯域
    及び搬送波中心周波数に基づいて、同期信号が付加され
    たデータによって搬送波をディジタル変調して送信する
    送信手段と、 上記送信手段からの信号を受信して復調し、上記同期信
    号を検出する受信手段とを備え、 上記送信手段と受信手段間のデータ伝送を複数の伝送路
    で行うデータ伝送システムであって、 上記送信手段は、上記伝送帯域及び搬送波中心周波数を
    設定する伝送モード設定手段と、上記ディジタル変調を
    行う際の信号配置を予め定義した同一の信号配置を有す
    る複数のビット割当パターンのうち所定のビット割当パ
    ターンを設定する変調ビット割当設定手段とを備え、上
    記伝送モード設定手段による伝送帯域及び搬送波中心周
    波数の設定及び上記変調ビット割当設定手段で設定され
    たビット割当パターンに基づいて上記ディジタル変調を
    行って送信し、 上記受信手段は、上記変調ビット割当設定手段で設定さ
    れたビット割当パターンと同じビット割当パターンを設
    定する復調ビット割当設定手段と、上記同期信号の検出
    結果に基づいた伝送帯域及び搬送波中心周波数を設定す
    る伝送モード変更手段とを備え、上記伝送モード変更手
    段による伝送帯域及び搬送波中心周波数の設定及び上記
    復調ビット割当設定手段で設定されたビット割当パター
    ンに基づいて上記送信手段からの信号を受信して復調す
    ることを特徴とするデータ伝送システム。
  9. 【請求項9】 上記送信手段は、上記伝送モード設定手
    段による伝送帯域及び搬送波中心周波数の設定に基づい
    た圧縮率で圧縮したデータから上記同期信号が付加され
    たデータを生成し、 上記受信手段は、上記復調が行われ上記同期信号が検出
    された信号を、上記伝送モード変更手段による伝送帯域
    及び搬送波中心周波数の設定に基づいた伸張率で伸張す
    ることを特徴とする請求項6又は8記載のデータ伝送シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 上記送信手段は、上記ディジタル変調
    を直交変調方式で行い、上記受信手段は、上記直交変調
    方式に対応した上記復調を行うことを特徴とする請求項
    6又は8記載のデータ伝送システム。
JP8291810A 1996-11-01 1996-11-01 データ伝送システム Pending JPH10136047A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019508995A (ja) * 2016-02-16 2019-03-28 ノキア ソリューションズ アンド ネットワークス オサケユキチュア 周波数領域信号の圧縮/圧縮解除

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019508995A (ja) * 2016-02-16 2019-03-28 ノキア ソリューションズ アンド ネットワークス オサケユキチュア 周波数領域信号の圧縮/圧縮解除

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