JPS6351737A - ダイバ−シテイ受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、マイクロ波データ通信に用いられているダ
イバーシティ受信装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のダイバーシティ受信方式として、昭和５８年度通
信学会総合全国大会ｒ２ＧＨｚ帯小容ＩＰＣＭ−ＰＳＫ
方式スペースダイバーシティ無線装置」に示されるよう
なソフトディシジョン方式（軟判定方式）がある。

第３図はその受信部分に着目した構成例を示すものであ
る。図において、１１は主受信空中線、１２は該空中線
１１からの受信信号が入力される主受信機、１３は受信
信号を復調する主復調部、１４は主復調部１３と並列的
に信号をｉ、！ｊ調する主モニタ復調部、１５は主復調
部１３の出力データを正しいデータとして主モニタ復調
部１４のデータ中の誤りを計測する主誤り率判定器であ
る。

また、２１は副受信空中線、２２は副受信機、２３は剛
腹調部、２４は副モニタ復調部、２５は副誤り率判定器
であり、それぞれ上記主受信系の対応した部分と同一機
能を有している。

３１は比較器であり、主系り串刺定器１５の出力と副誤
り串刺定器２５の出力とを比較して誤り率の小さい受信
系を判定するためのものである。

３２は比較器３１の出力により主、副の受信系のうちの
良好な方の受信データを選択するデータ切り換え器であ
る。

第４図は主復調部１３．主モニタ復調部１４゜剛腹調部
２３．副モニタ復調部２４の出力特性を示したもので、
４１は主復調部１３又は剛腹調器２３の入力信号対雑音
比（Ｃ／Ｎ）−誤り率特性、４２は主モニタ復調器１４
又は副モニタ復翻器２４の人力信号対雑音比−誤り率特
性である。

次に動作について説明する。

主空中線１１で受信された信号は主受信機１２で周波数
を選択されて増幅され、主復調部１３及び主モニタ復調
部１４に入力される。受信信号はこれらの両復調部１３
．１４でデータ信号に復調される。このとき主モニタ復
調部１４のｆｌＪＪ性能を主復調部１３のそれより若干
低くしておく。すると、第４図に示すように同一信号対
雑音比に対して主モニタ復調部１４の誤り率４２の方が
主復調部１３の誤り率４１に比較して悪くなる。これを
利用して主系り串刺定器１５にて主受信系の受信状態を
判断する。、即ち、両復調部１３．１４の出力データの
うち復調性能の良い主復調部１３の出力データを正しい
ものとし、これと主モニタ復調器１４の出力データとを
比較してその違いを誤りと判定し、主受信系の受信状態
を判断する。

一方、副受信系の副空中線２１．副受信機２２゜剛腹調
部２３．副モニタ復調部２４．副誤り串刺定器２５の動
作は、主受信系の対応するものと全く同様である。

上記主系り串刺定器１５の誤り率出力と、副誤り串刺定
器２５からの誤り率とは比較器３１に入力されて比較さ
れ、誤り率の低い受信系が決定される。上記主復調部１
３の出力データと側腹調部２３の出力データはデータ切
り換えＢ３２に入力される。このデータ切り換え器３は
比較器３１の判定結果により制御されて誤り率の小さい
受信系のデータを選択するように動作し、主受信系単独
のときよりも、より良好なデータが受信データとして出
力される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のソフトディシジョン方式のダイバーシティ受信装
置は以上のように構成されており、該装置においてはモ
ニタ用の復調器が必要である。しかるにこのモニタ用ｔ
ｌｔ　調器があることによりアナログ回路が増加し、装
置を小型軽量化することが困難であるという問題があっ
た。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、小型軽量化を図ることができるとともに、容
易に良好な受信系を判断することができるダイバーシテ
ィ受信装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るダイバーシティ受信装置は、伝送されて
いるデータのフレーム中の余剰ビットに着目し、該余剰
ビットを固定パターンとして送信し、受信系においては
、受信データ中の固定パターンデータを検出し、該検出
された固定パターンデータの誤り率を判定して各受信系
の受信品質を判断するようにしたものである。

〔作用〕

この発明においては、主受信系及び副受信系において、
伝送フレーム中の固定パターン領域のデータを観察し、
決められたパターンと異なるビットを誤りとして判定し
て両受信系の誤り串刺定を行い、これを基準に良好な受
信系を選択する。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図について説明する。

ここで本実施例で使用されるデータの伝送フォーマット
は第２図に示すように構成されており、同期符号の前に
余剰ビットを固定パターンとして伝送している。

第１図は本発明の一実施例によるダイバーシティ受信装
置のブロック図であり、図において、１１は主受信空中
線、１２は該空中線１１からの受信信号を入力する主受
信機、１３は受信信号を復調する主復調部、１６は受信
信号からフレーム同期信号を検出する主フレーム同期回
路、１５は受信データ中の固定パターンデータの誤り率
を判定する主誤り串刺定器である。

２１は副受信空中線、２２は副受信機、２３は剛腹調部
、２６は副フレーム同期回路、２５は副誤り串刺定器で
あり、上記主受信系の対応する部分と同一機能を有して
いる。

３１は比較器であり、主誤り串刺定器１５の出力と副誤
り串刺定器２５の出力とを比較して誤り率の小さい受信
系を判定するものである。３２は比較器３１の出力によ
り良好な受信系の受信データを選択するデータ切り換え
器である。

次に動作について説明する。

主空中線１１で受信された信号は主受信機１２で周波数
を選択して増幅され、主復調部１３に入力される。そし
て受信信号は主ｆｊｔ　８１４部１３にてデータ信号に
復調される。復調データは第２図に示すようになってい
る。復調データは主フレーム同期回路１６に入力されて
、これにより伝送フォーマント中の同期符号が検出され
る。この検出結果を基に、主誤り串刺定器１５に伝送フ
レーム中の固定パターンの位置が指示される。主誤り串
刺定器１５においては、固定パターン期間中固定パター
ンと異なったビットが誤りと判定され、これにより主受
信系の受信状態が判断される。

一方、副受信系の副空中線２１．副受信機２２゜剛腹調
部２３．副誤り串刺定器２５．副フレーム同期回路２６
においても上記主受信系と全く同様の動作が行われる。

このようにして得られた主誤り串刺定器１５からの誤り
率と副誤り串刺定器２５からの誤り率とが比較器３１で
比較され、誤り率の低い受信系が判定される。この判定
結果によりデータ切り換え器３２が制御され、誤り率の
小さい方の受信系のデータが選択され、主受信系単独の
ときよりも良好なデータが受信される。

このような本実施例では、伝送フレーム中の固定パター
ンデータにより受信品質を評価するようにしたので、従
来装置のようなモニタ用復調部が不要となり、ディジタ
ル回路で構成すべき回路が簡単になり、小型軽量化を図
ることができる。

なお、上記実施例ではフレーム同期符号は誤り串刺定か
ら除いたが、第５図に示すようにフレーム同期符号まで
を固定パターンとみなして誤り串刺定を行ってもよく、
上記実施例と同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、伝送データのフレー
ム中の余剰ビットを固定パターンとして送信し、受信系
においては、受信データ中の固定パターンデータを検出
し、該検出された固定パターンデータの誤り率を判定し
て各受信系の受信品質を評価するようにしたので、容易
に良好な受信系を判断でき、しかも装置を小型軽量化で
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるダ・イバーシティ受信
装置のブロック構成図、第２図は本発明の一実施例によ
るデータ伝送フォーマットを示す図、第３図は従来例を
示す図、第４図は従来例の復調器、モニタ復ｍ器特性図
、第５図は本発明の他の実施例を示す図である。 １２・・・主受信機、１３・・・主復調部、１５・・・
主誤り串刺定器、１６・・・主フレーム同期回路、２２
・・・副受信機、２３・・・剛腹調部、２５・・・副誤
り串刺定器、２６・・・副フレーム同期回路、３１・・
・比較器、３２・・・データ切り換え器。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）同一送信信号を２系統の主、副受信系で受信し、
   該２系統の受信品質を比較して良好な受信系からのデー
   タを採用するダイバーシティ受信装置において、 固定パターンデータの挿入された送信信号を受信し復調
   する主、副受信・復調手段と、 該受信データ中の固定パターンデータを検出する主、副
   固定パターンデータ検出手段と、 該検出された固定パターンデータの誤り率を判定し、各
   受信系の受信状態を判断する主、副受信状態判定手段と
   、 該判定結果により受信状態の良好な受信系の受信データ
   を選択するデータ切り換え手段とを備えたことを特徴と
   するダイバーシティ受信装置。