JP3705753B2 - ディジタル無線伝送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伝送系を二重に備えたディジタル無線伝送装置に係り、特に2系統の伝送系を切換えて運用するディジタル無線伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像データなど各種のデータの伝送にディジタル無線伝送装置が用いられるようになっているが、このとき、放送業務用など高い信頼性が要求されるシステムでは、実運用時での故障耐性や保守作業時での運用性確保の見地から、信号伝送系を二重にし、冗長性が与えられるように構成する場合が多い。
【0003】
そこで、この伝送系を二重にした、いわゆる二重系ディジタル無線伝送装置の従来技術について、図8により説明すると、これは、同一の信号に対して、入力からアンテナの手前までを1号系送信装置1と2号系送信装置2の二重系とし、アンテナを共通にした場合の従来技術であり、従って、1号系送信装置1と2号系送信装置2には、図示のように、信号源を同じくする信号が1号系信号と2号系信号として夫々入力され、出力は何れも1基の送信アンテナ装置4に供給されるようになっている。
【0004】
そして、1号系送信装置1に入力された1号系信号は、まず1号系非伝送データ挿入部10に入力され、ここで、同期生成器13から供給される安定した非伝送データ挿入同期信号を用い、非伝送データを一定周期でベースバンドの伝送信号に挿入し、これにより、図9に示すように、伝送データの間に周期的に非伝送データが挿入され、伝送データ部分と非伝送データ部分が交互に組合わされた伝送データが構成されるようにする。
【0005】
なお、このような組合せデータは、ディジタル無線伝送システムにおけるデータ伝送方式の一種で使用されているもので、このとき挿入される非伝送データとは、伝送路で信号が受けてしまった劣化に対して、受信側で伝送路特性に等化させるのに使用する波形等化用基準信号と、伝送路の伝送品質測定に使用するBER(Bit Error Rate:ビットエラーレート)測定用データを含むデータのことである。
【0006】
この非伝送データが周期的に挿入された伝送データ、いわゆる組合せデータは、次いで1号系ディジタル変調部5に入力され、ここでディジタル変調されてから1号系送信周波数変換部7に供給され、ここで所定の周波数に変換されてRF信号となり、RF出力切換器3に供給される。
なお、ここで、RF信号とは、無線伝送用搬送波の周波数に変換された信号のことで、1号系も2号系も同じ周波数で、例えばMHz帯の上限付近からGHz帯の下限近傍の周波数が使用されているものである。
【0007】
他方、2号系送信装置2に入力された2号系信号も、同じく2号系非伝送データ挿入部11と2号系ディジタル変調部6、2号系送信周波数変換部8で処理され、これにより、同じく非伝送データが周期的に挿入された伝送データに構成され、ディジタル変調された上でRF信号に変換された上でRF出力切換器3に供給される。
【0008】
ここで、RF出力切換器3は、ここに供給されるRF切換制御信号により制御され、送信アンテナ装置4の入力を、1号系送信装置1の出力と2号系送信装置2の出力の何れかに切換えて接続する働きをする。
そして、このRF切換制御信号は、故障発生時や保守作業時など、必要に応じて、装置運用者の所定の操作により発生されるようになっている。
【0009】
従って、RF切換制御信号により、RF出力切換器3を1号系送信装置1に切換えてやれば、1号系送信装置1から供給されている1号系RF信号が送信アンテナ装置4から電波として送信され、2号系送信装置2に切換えたときには、この2号系送信装置2から供給されている2号系RF信号が送信アンテナ装置4から電波として送信されることになり、二重系ディジタル無線伝送装置の送信側装置として運用することができる。
【0010】
次に、二重系ディジタル無線伝送装置の従来技術における受信側装置の一例について、図10により説明する。
この図10に示した受信側装置は、アンテナから復調部の手前までの部分を1号系受信装置23と2号系受信装置24の二重系とした場合の従来技術であり、従って、1号系受信装置23と2号系受信装置24の入力には、図示のように、1号系受信アンテナ装置21と2号系受信アンテナ装置22が夫々独立に接続されている。
【0011】
このときの受信側装置における二重系構成は、実運用時での故障耐性や保守作業時での動作確保のためであるが、更にここでは、1号系受信アンテナ装置21と2号系受信アンテナ装置22の設置位置を相互に変え、空間伝播経路の違いによる二重系動作を得るためでもある。
【0012】
そして、まず、1号系受信アンテナ装置21で受信された信号は、1号系受信信号として1号系受信周波数変換部25に入力され、ここで所定の周波数のIF(中間周波)信号に変換されて受信IF信号切換器27の一方の入力に供給され、他方、2号受信アンテナ装置22で受信された信号は、2号受信信号として2号系受信周波数変換部26に入力され、同じく所定の周波数のIF信号に変換されて受信IF信号切換器27の他方の入力に供給される。
【0013】
ここで、受信IF信号切換器27は、ここに供給される切換制御信号により制御され、ディジタル復調部28の入力を、1号系受信装置23から出力されるIF信号と、2号系受信装置24から出力されるIF信号の何れかに切換えて接続する働きをする。
また、ディジタル復調器28は、入力されたIF信号をベースバンド信号に周波数変換した後、ディジタル復調処理を施し、更に非伝送データに含まれている波形等化用基準信号に基づいて等化処理を施して伝送データとして再生し、それを出力する働きをする。
【0014】
従って、受信IF信号切換器27を1号系受信装置23に切換えてやれば、1号系送信装置1から供給されている1号系IF信号から伝送データが再生され、2号系受信装置24に切換えたときには、この2号系受信装置24から供給されている2号系IF信号から伝送データが再生されることになり、二重系ディジタル無線伝送装置の受信側装置として運用できることになる。
【0015】
次に、受信IF信号切換器27の切換制御信号について説明すると、これは、図示のように、装置運用者の操作による手動切換制御信号と、BER比較部29から供給されるIF切換制御信号の2種がある。
そして、まず、手動切換制御信号は、故障発生時や保守作業時など、必要に応じて、装置運用者の所定の操作により供給されるものである。
他方、IF切換制御信号は、1号系と2号系の各IF信号から復調された伝送データの内、エラーが少ない方のIF信号に自動的に切換えることができるような信号として得られるもので、以下のようにして発生される。
【0016】
上記したように、1号系と2号系の各受信周波数変換部25、26から出力されるIF信号は、夫々受信IF信号切換器27に供給されるが、このとき更に1号系ディジタル復調部30と2号系ディジタル復調部31にも供給され、夫々復調処理が施されて伝送データに再生され、これら1号系と2号系の各伝送データが1号系と2号系の各々の非伝送データ期間検出部32、33に供給される。
【0017】
そして、各非伝送データ期間検出部32、33で、各々の伝送データから非伝送データ期間が検出され、非伝送データ期間信号が発生されて、1号系と2号系の各々のBER測定部34、35に供給される。
そこで、各BER測定部34、35は、非伝送データ期間信号により、伝送データの中の非伝送データが伝送されている期間を見い出し、非伝送データ中に挿入されているBER測定用データを調べてBER測定を行い、夫々の結果をBER比較部29に供給する。
【0018】
BER比較部29では、1号系と2号系の伝送データのBER測定結果を比較し、BERが小さい方、つまり受信状況が良い方の系の受信装置からのIF信号が受信IF信号切換器27で選択されるようにするためのIF切換制御信号を出力するのである。
【0019】
このとき、受信IF信号切換器27は、IF切換制御信号と手動切換制御信号については、後から入力された方が優先されるようになっている。
従って、手動切換信号が入力されていないときだけ、IF切換制御信号による切換動作が行われ、手動切換制御信号が入力されているときは、これによる切換動作が優先するのである。
【0020】
この結果、装置運用者から入力される手動切換制御信号に変化が無い間は、1号系と2号系の何れか一方で、BERが低く受信状態が良好な方のIF信号が自動的に選択され、ディジタル復調部28に供給されるようになる。
一方、手動切換制御信号が入力され、それが、直前までのIF切換制御信号による切換状態と異なっているときだけ、直ちに強制的に手動切換制御信号で指定された受信装置からのIF信号を選択してディジタル復調部28に供給するようになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、1号系と2号系の切換に時間を要する点について配慮がされておらず、伝送データに欠落が現れてしまうという問題があった。
すなわち、従来技術では、送信側でRF出力切換器が切換動作した場合、切換動作期間中RF信号の一部が失われてしまい、受信側で受信IF信号切換器が切換動作した場合、同じく切換動作期間の間、伝送データの一部が失われてしまうという問題があった。
【0022】
ここで、このようなディジタル無線伝送装置は、画像データの伝送に使用される場合が多く、この場合、上記した伝送データの欠落は、いわゆる“フリーズ”と呼ばれる画像異常の発生につながってしまうので、極力、その排除が望まれ、無瞬断切換が切望されている。
【0023】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、二重系の切換えに伴うデータ欠落が生じないようにしたディジタル無線伝送装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、伝送データに波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータを周期的に挿入して組合せデータとし、この組合せデータを、二重になっている一方と他方の伝送系を切換えて伝送する方式のディジタル無線伝送装置において、前記一方と他方の伝送系の切換が、前記波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータの伝送期間内に限定して行われるようにして達成される。
【0025】
同じく上記目的は、伝送データに波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータを周期的に挿入して組合せデータとし、この組合せデータを、二重になっている一方と他方の伝送系を切換えて伝送する方式のディジタル無線伝送装置において、前記一方の伝送系と他方の伝送系の切換を指令する切換制御信号と、前記波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータの挿入を制御する同期信号の論理条件に基づいて、前記一方と他方の伝送系を切換える手段を設け、前記一方と他方の伝送系の切換が、伝送系の送信側で前記波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータの伝送期間内に限定されて行われるようにしても達成される。
【0026】
また、上記目的は、伝送データに波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータが周期的に挿入され伝送された組合せデータを、二重になっている一方と他方の伝送系を切換えて受信する方式のディジタル無線伝送装置において、前記波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータが挿入されている期間を受信データから検出し、波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータ期間信号を検出する手段と、前記波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータ期間信号と、前記一方の伝送系と他方の伝送系の切換を指令する切換制御信号の論理条件に基づいて、前記一方と他方の伝送系の切換を行う手段を設け、前記一方と他方の伝送系の切換が、受信側で前記波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータの伝送期間内に限定されるようにしても達成される。
【0027】
このとき、前記一方と他方の各伝送系における受信データのBERを測定し、BERが低い方の伝送系を検出する手段を設け、前記切換信号が、この手段による伝送系の検出結果に基づいて生成されるようにしてもよく、更に、このとき、前記一方と他方の各伝送系における受信データのBERを測定した結果、何れのBERも所定値以下のときは、前記切換信号の生成が禁止されるようにしても良い。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるディジタル無線伝送装置について、図示の実施の形態により、送信側装置と受信側装置に分けて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る送信側装置の一実施形態で、図において、9は同期切換信号生成器で、その他の構成は、図8の従来技術と同じであり、このため、図8で説明した従来技術と同一の部分には同じ符号が付してある。
【0029】
従って、この図1の実施形態でも、図8で説明した従来技術と同じく、同一の信号に対して、入力からアンテナの手前までを1号系送信装置1と2号系送信装置2の二重系とし、アンテナを共通にしたもので、1号系送信装置1と2号系送信装置2には同じ信号源の信号が1号系信号と2号系信号として夫々入力され、出力は、RF出力切換器3を介して、何れも1基の送信アンテナ装置4に供給されるようになっている。
【0030】
そして、これも同じく、1号系送信装置1に入力された1号系信号は、まず1号系非伝送データ挿入部10に入力され、ここで、図9に示すように、同期生成器13から供給される非伝送データ挿入同期信号により、伝送データの間に周期的に非伝送データが挿入され、伝送データ部分と非伝送データ部分が交互に組合わされた伝送データに構成される。
【0031】
この非伝送データが周期的に挿入された伝送データは、次いで1号系ディジタル変調部5に入力され、ここでディジタル変調されてから1号系送信周波数変換部7に供給され、ここで所定の周波数に変換されてRF信号となり、RF出力切換器3に供給される点も同じである。
【0032】
他方、2号系送信装置2に入力された2号系信号も、同じく2号系非伝送データ挿入部11と2号系ディジタル変調部6、2号系送信周波数変換部8で処理され、これにより、同じく非伝送データが周期的に挿入された伝送データに構成され、ディジタル変調された後でRF信号に変換された上でRF出力切換器3に供給されるが、この点も同じである。
【0033】
従って、この図1の実施形態が、図8の従来技術と異なる点は、同期切換信号生成器9が付加され、この同期切換信号生成器9にRF切換制御信号と非伝送データ挿入同期信号が入力され、これにより、この同期切換信号生成器9からRF出力切換器3を制御するためのRF出力切換動作同期制御信号が出力されるようになっている点にある。
【0034】
そして、この同期切換信号生成器9は、RF切換制御信号と非伝送データ挿入同期信号の論理条件をXとし、この論理条件Xが成立した時点から予め設定してある所定の遅れ時間をもって立ち上がる信号を発生し、これをRF出力切換動作同期制御信号としてRF出力切換器3に供給する働きをする。
【0035】
以下、この図1の実施形態の動作について、図2と図3のタイミングチャートを参照して説明する。
まず、RF切換制御信号をA、非伝送データ挿入同期信号をBとする。
次に、RF切換制御信号Aについては、次の通りに設定してある。
RF切換制御信号A=0(ローレベル) → 1号系を選択
RF切換制御信号A=1(ハイレベル) → 2号系を選択
そして、上記論理条件Xについては、次の通りに設定してある。
A=0になった後、最初にB=1になったとき → X=1
A=1になった後、最初にB=1になったとき → X=1
【0036】
ここで、図2は1号系が選択されていた状態から2号系の選択に切換ったときの動作で、図3は、反対に2号系が選択されていた状態から1号系の選択に切換ったときの動作であり、これらの図において、1号系と2号系の各伝送データは(a)、(b)に示すようになっており、同じく、このとき、非伝送データ挿入同期信号は、(c)に示すようになっている。
【0037】
まず、図2について説明する。
この図2の場合、当初、RF切換制御信号Aはローレベルであり、従って、上記したように、1号系が選択されている状態になっている。
そこで、いま、任意の或る時刻t0 で、図2(d)に示されているように、RF切換制御信号Aがハイレベルに変化したとする。
しかし、このときは、図2(b)に示すように、非伝送データ挿入同期信号Bがローレベルなので、図2(e)に示すように、論理条件Xは成立せず、このため、同図(f)に示すように、RF出力切換動作同期制御信号はローレベルのままである。
【0038】
しかしながら、このとき、図2(c)に示されているように、非伝送データ挿入同期信号Bは周期的に発生しているので、時刻t0 の後、ある程度の時間が経過した後、必ずハイレベルになる。
そこで、この時点を、例えば時刻t1 とすると、図2(e)に示すように、時刻t1 で論理条件Xが成立している期間が現われる。
【0039】
ここで、上記したように、同期切換信号生成器9は、上記論理条件Xが成立した時点から予め設定してある所定の遅れ時間をもって立ち上がる信号を発生する働きをする。そこで、時刻(t1+τ)で、図2(f)に示すように、RF出力切換動作同期制御信号が立上ってハイレベルになる。
【0040】
従って、この図1の実施形態においては、RF出力切換器3が1号系から2号系に切換わるタイミングは、図2(g)に示すように、非伝送データ期間の中に限定され、この結果、RF出力切換器3により1号系から2号系に切換わるタイミングで欠落が起こるのは非伝送データについてであり、伝送データが欠落する虞れは全く生じない。
【0041】
しかも、この実施形態では、同期切換信号生成器9に遅れ時間τが設定してあるので、この遅れ時間τを、RF出力切換器3による切換動作が非伝送データ期間の略中心になるような値に、例えば実測に基づいて決定しておくことができ、従って、この実施形態によれば、RF出力切換器3により1号系から2号系に切換わるタイミングは、非伝送データ期間の中で常に前後に充分に余裕をもって位置することになり、伝送データが欠落するのを確実に抑えることができる。
【0042】
なお、図8で説明した従来技術では、そのRF出力切換器3による切換タイミングは、伝送データ中の非伝送データ期間とは何も関係無く、RF切換制御信号による切換タイミングで一義的に決まってしまうが、このとき、このRF切換制御信号による切換タイミングが、具合良く伝送データから外れて非伝送データ期間内に含まれる確率は極めて低いので、上記したように、伝送データが欠落してしまう虞れが生じてしまうのである。
【0043】
ここで、この確率が低い理由は、伝送データ中に占める非伝送データ期間の割合が少ないことによる。
ここで、図2と図3、更に図9では、各号系の伝送データ期間に対して非伝送データ期間がかなり長く描かれているが、実際にはそれほど長くない。
何故なら、この非伝送データ期間は、本来のデータの伝送には殆ど寄与しない期間で、長いと伝送効率の低下をもたらしてしまうからであり、極力短く抑えられているのが実情だからである。
【0044】
なお、この非伝送データは、上記したように、伝送路で信号が受けてしまった劣化に対して、受信側で伝送路特性に等化させるのに使用する波形等化用基準信号と、伝送路の伝送品質測定に使用するBER測定用データを含むデータのことであり、これも、上記したように、周期的に同じデータが繰返し伝送されるものであるから、多少の欠落は勿論、たとえ1回分全部が欠落したとしても殆ど問題は無い。
【0045】
次に、図3について説明すると、上記したように、この図3は、当初、RF切換制御信号Aがハイレベルで、2号系が選択されている状態になっている場合の動作であり、レベルが反転している点と、1号系と2号系が入れ替わっている以外は図2の場合と同じなので、詳しい説明を要することなく、容易に理解できるものであり、従って、説明は省略する。
【0046】
次に、本発明に係る受信側装置について説明する。
図4は、受信側装置の一実施形態で、図において、20は受信IF信号同期切換器で、その他の構成は、図10の従来技術と同じであり、このため、図10で説明した従来技術と同一の部分には同じ符号が付してある。
【0047】
従って、この図4の実施形態も、アンテナから復調部の手前までの部分を1号系受信装置23と2号系受信装置24の二重系とし、1号系受信装置23と2号系受信装置24の入力に、1号系受信アンテナ装置21と2号系受信アンテナ装置22を夫々独立に接続した点は、図10に示した従来技術と同じである。
【0048】
また、このときの受信側装置における二重系構成は、実運用時での故障耐性や保守作業時での動作確保のためであり、更に、1号系受信アンテナ装置21と2号系受信アンテナ装置22の設置位置を相互に変え、空間伝播経路の違いによる二重系動作を得るためである点も、同じである。
【0049】
そして、まず、1号系受信アンテナ装置21で受信された信号は、1号系受信信号として1号系受信周波数変換部25に入力され、ここで所定の周波数のIF信号に変換されて受信IF信号同期切換器20の一方の入力に供給され、他方、2号系受信アンテナ装置22で受信された信号は、2号系受信信号として2号系受信周波数変換部26に入力され、同じく所定の周波数のIF信号に変換されて受信IF信号同期切換器20の他方の入力に供給される点も、同じである。
【0050】
ここで、受信IF信号同期切換器20は、ここに供給されるIF切換制御信号と手動切換制御信号により制御され、ディジタル復調部28の入力を、1号系受信装置23から出力されるIF信号と、2号系受信装置24から出力されるIF信号の何れかに切換えて接続する働きをする点も、同じである。
【0051】
そして、ディジタル復調器28は、入力されたIF信号に復調処理を施し、更に非伝送データに含まれている波形等化用基準信号に基づいて等化処理を施して伝送データとして再生し、それを出力する働きをする点も、同じである。
【0052】
従って、受信IF信号同期切換器20を1号系受信装置23に切換えてやれば、1号系送信装置1から供給されている1号系IF信号から伝送データが再生され、2号系受信装置24に切換えたときには、この2号系受信装置24から供給されている2号系IF信号から伝送データが再生されることになり、二重系ディジタル無線伝送装置の受信側装置として運用できることになる点も、やはり同じである。
【0053】
しかしながら、この図4の実施形態が、図10で説明した従来技術と異なる点は、受信IF信号切換器27に代えて受信IF信号同期切換器20を設けた点と、これに装置運用者からの手動切換制御信号とBER比較部29からIF切換制御信号が入力されているのに加えて、1号系と2号系の各非伝送データ期間検出部32、33から夫々非伝送データ期間信号が入力されている点にある。
しかし、ここでも、手動切換制御信号とIF切換制御信号については、図10の従来技術の場合と同じである。
【0054】
しかしながら、この受信IF信号同期切換器20が、従来技術における受信IF信号切換器27と大きく異なっている点は、上記したように、これには1号系と2号系の各非伝送データ期間検出部32、33から夫々非伝送データ期間信号が入力されている点にあり、これにより、1号系と2号系の間での切換が、非伝送データ期間に限定されるようになっている点である。
【0055】
このため、受信IF信号同期切換器20は、IF切換制御信号と非伝送データ期間信号の論理条件をYとし、この論理条件Yが成立した時点から予め設定してある所定の遅れ時間τをもって1号系と2号系を切換える働きをすると共に、手動切換制御信号と非伝送データ期間信号の論理条件もとり、この論理条件が成立した時点から予め設定してある所定の遅れ時間τをもって1号系と2号系を切換える働きをする。
【0056】
以下、この図4の実施形態の動作について、図5と図6のタイミングチャートを参照して説明する。
まず、IF切換制御信号をC、手動切換制御信号をD、それに非伝送データ期間信号をEとする。
【0057】
次に、IF切換制御信号Cと手動切換制御信号Dについては、次の通りに設定してある。
IF切換制御信号C=0(ローレベル) → 1号系を選択
IF切換制御信号C=1(ハイレベル) → 2号系を選択
手動切換制御信号D=0(ローレベル) → 1号系を選択
手動切換制御信号D=1(ハイレベル) → 2号系を選択
【0058】
そして、上記論理条件Yについては、次の通りに設定してある。
C=0になった後、最初にE=1になったとき → Y=1
C=1になった後、最初にE=1になったとき → Y=1
D=0になった後、最初にE=1になったとき → Y=1
D=1になった後、最初にE=1になったとき → Y=1
【0059】
そして、図5は1号系が選択されていた状態から2号系の選択に切換ったときの動作で、図6は、反対に2号系が選択されていた状態から1号系の選択に切換ったときの動作であり、これらの図において、1号系と2号系の各伝送データは(a)、(b)に示すようになっており、同じく、このとき、非伝送データ期間信号は、(c)に示すようになっている。
【0060】
まず、図5について説明する。
上記したように、この図5の場合、当初、IF切換制御信号はローレベルで、1号系が選択されている状態になっている。
そこで、いま、任意の或る時刻t0 で、図5(d)に示されているように、IF切換制御信号Cがハイレベルに変化したとする。
しかし、このときは、図5(c)に示すように、非伝送データ期間信号Eがローレベルなので、上記した論理条件Yは成立せず、このため、同図(f)に示すように、IF切換動作は1号系になったままである。
【0061】
しかしながら、このとき、非伝送データ期間信号Eは、図5(b)に示されているように、周期的に発生しているので、時刻t0 の後、ある程度過ぎれば必ずハイレベルになる。そこで、この時点を例えば時刻t1 とすると、この時刻t1 で論理条件Y=1が成立している期間が現われる。
【0062】
ここで、上記したように、受信IF信号同期切換器20は、上記論理条件Y=1が成立した時点から予め設定してある所定の遅れ時間τをもって1号系と2号系を切換える。そこで、この場合、時刻(t1+τ)で、図5(f)に示すように、IF切換動作が働く。
【0063】
従って、この図4の実施形態においては、受信IF信号同期切換器20の出力が1号系から2号系に切換わるタイミングは、図5(g)に示すように、非伝送データ期間の中に限定され、この結果、1号系から2号系に切換わるタイミングで欠落が起こるのは非伝送データに限られ、伝送データが欠落する虞れは全く生じない。
【0064】
しかも、この実施形態では、受信IF信号同期切換器20に遅れ時間τが設定してあるので、この遅れ時間τを、切換動作が非伝送データ期間の略中心になるような値に、例えば実測に基づいて決定しておくことができ、従って、この実施形態によれば、受信IF信号同期切換器20の出力が1号系から2号系に切換わるタイミングは、非伝送データ期間の中で常に前後に充分に余裕をもって位置することになり、伝送データが欠落するのを確実に抑えることができる。
【0065】
なお、図10で説明した従来技術では、その受信IF信号切換器27による切換タイミングは、伝送データ中の非伝送データ期間とは何も関係無く、IF切換制御信号による切換タイミングで一義的に決まってしまうが、このとき、このIF切換制御信号による切換タイミングが、具合良く非伝送データ期間に当る確率は極めて低いので、上記した通り、伝送データに欠落の虞れが生じてしまうのである。
【0066】
ここで、この確率が低い理由は上記した通りであり、且つ、データに欠落が生じても、それが非伝送データの場合は特に問題が無いことも、上記した通りである。
次に、この図5において、時刻(t1+τ)以後の或る時刻t2 で、今度は手動切換制御信号Dが、同図(e)に示すように、ハイレベルからローレベルに変えられたとする。
【0067】
しかし、この場合でも、受信IF信号同期切換器20は、この時刻t2 で直ちに2号系から1号系に切換えるのではなく、同じく手動切換制御信号Dと非伝送データ期間信号Eについての論理条件Yをとり、時刻t2 の後で、この論理条件Y=1が成立した時刻t3 から更にτ時間経過後の時刻(t3+τ)で、初めて2号系から1号系への切換えを行なう。
【0068】
従って、この実施形態によれば、何れの場合でも伝送データに欠落の虞れがなく、常に信頼性に富んだデータ伝送が確保できる。
【0069】
次に、図6について説明すると、上記したように、この図6は、当初、IF切換制御信号Cがハイローレベルで、2号系が選択されている状態になっている場合の動作であり、レベルが反転している点と、1号系と2号系が入れ替わっている以外は図5の場合と同じなので、詳しい説明を要することなく、容易に理解できるものであり、従って、ここでも説明は省略する。
【0070】
次に、図7は、本発明に係る受信側装置の他の一実施形態で、図において、17は共通受信アンテナ装置で、18は受信RF分配器であり、その他の構成は、図4の実施形態と同じである。
そして、共通受信アンテナ装置17により、1号系と2号系のRF信号を受信し、受信RF分配器18により、受信したRF信号を2分配し、1号系と2号系の各受信装置23、24に供給するようになっている。
【0071】
従って、この図7の実施形態は、アンテナは共用にし、受信装置だけ2系統にして冗長性をもたせたものであり、このため、図4の実施形態のようにアンテナの設置位置を変え、これにより空間伝播経路も含めた二重系動作を得るという点については期待できないが、受信アンテナ装置が1基で済むため、コストを抑えることができる。
なお、この図7の実施形態では、上記したように、受信RF分配器18以降は図4の実施形態と同じ構成であり、従って、その動作も同じなので、説明は割愛する。
【0072】
ところで、上記図4と図7で説明した本発明の実施形態では、BER比較部29について、それは1号系と2号系の伝送データのBER測定結果を比較し、BERが小さい方、つまり受信状況が良い方の系の受信装置からのIF信号が受信IF信号切換器27で選択されるようにするためのIF切換制御信号を出力するものとなっている。
【0073】
しかし、本発明の別の実施形態として、このBER比較部29に以下の機能を有するものを使用するようにしてもよい。
すなわち、この場合、BER比較部29に、入力された1号系と2号系の伝送データの双方のBER値を測定し、測定されたBER値が予め設定してある所定値以下のときは、たとえ1号系と2号系のBERに差があっても、IF切換制御信号の生成が禁止されるようにする手段を設けるのであり、この場合は、1号系と2号系の切換頻度を抑えることができる。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、送信側装置において、ベースバンドの伝送信号に非伝送データ信号が周期的に挿入されているディジタル無線伝送装置において、1号系と2号系のRF出力信号の切換えが非伝送データ信号期間に同期して行われるようにしたので、切換に伴う伝送データの欠落を確実に抑えることができ、常に信頼性に富んだデータ伝送が確保できる。
【0075】
また、本発明によれば、伝送データに一定周期で非伝送データを挿入されたRF信号を受信する受信装置において、1号系と2号系のIF信号の切換えがディジタル復調後検出された非伝送データ期間に同期して行われるようにしたので、切換時に伝送データが欠落するのを確実に抑えることができ、常に信頼性に富んだデータ伝送が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル無線伝送装置の送信側装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明による送信側装置の一実施形態の動作を説明するためのタイミング図である。
【図3】本発明による送信側装置の一実施形態の動作を説明するためのタイミング図である。
【図4】本発明によるディジタル無線伝送装置の受信側装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図5】本発明による受信側装置の一実施形態の動作を説明するためのタイミング図である。
【図6】本発明による受信側装置の一実施形態の動作を説明するためのタイミング図である。
【図7】本発明によるディジタル無線伝送装置の受信側装置の他の一実施形態を示すブロック図である。
【図8】ディジタル無線伝送装置の従来技術における送信側装置の一例を示すブロック図である。
【図9】ディジタル無線伝送装置におけるデータ形式を説明するためのタイミング図である。
【図10】ディジタル無線伝送装置の従来技術における受信側装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 1号系送信装置
2 2号系送信装置
3 RF出力切換器
4 送信アンテナ装置
5 1号系ディジタル変調部
6 2号系ディジタル変調部
7 1号系送信周波数変換部
8 2号系送信周波数変換部
9 同期切換信号生成器
10 1号系非伝送データ挿入部
11 2号系非伝送データ挿入部
13 同期生成器
17 共通受信アンテナ装置
18 受信RF分配器
20 受信IF信号同期切換器
21 1号系受信アンテナ装置
22 2号系受信アンテナ装置
23 1号系受信装置
24 2号系受信装置
25 1号系受信周波数変換部
26 2号系受信周波数変換部
29 BER比較部
30 1号系ディジタル復調部
31 2号系ディジタル復調部
32 1号系非伝送データ期間検出部
33 2号系非伝送データ期間検出部
34 1号系BER測定部
35 2号系BER測定部

Claims (5)

  1. 伝送データに波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータを周期的に挿入して組合せデータとし、この組合せデータを、二重になっている一方と他方の伝送系を切換えて伝送する方式のディジタル無線伝送装置において、
    前記一方と他方の伝送系の切換が、前記波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータの伝送期間内に限定して行われるように構成したことを特徴とするディジタル無線伝送装置。
  2. 伝送データに波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータを周期的に挿入して組合せデータとし、この組合せデータを、二重になっている一方と他方の伝送系を切換えて伝送する方式のディジタル無線伝送装置において、
    前記一方の伝送系と他方の伝送系の切換を指令する切換制御信号と、前記波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータの挿入を制御する同期信号の論理条件に基づいて、前記一方と他方の伝送系を切換える手段を設け、
    前記一方と他方の伝送系の切換が、伝送系の送信側で前記波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータの伝送期間内に限定されて行われるように構成したことを特徴とするディジタル無線伝送装置。
  3. 伝送データに波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータが周期的に挿入され伝送された組合せデータを、二重になっている一方と他方の伝送系を切換えて受信する方式のディジタル無線伝送装置において、
    前記波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータが挿入されている期間を受信データから検出し、波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータ期間信号を検出する手段と、
    前記波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータ期間信号と、前記一方の伝送系と他方の伝送系の切換を指令する切換制御信号の論理条件に基づいて、前記一方と他方の伝送系の切換を行う手段を設け、
    前記一方と他方の伝送系の切換が、受信側で前記波形等化用基準信号とBER測定用データを含むデータの伝送期間内に限定されるように構成したことを特徴とするディジタル無線伝送装置。
  4. 請求項3に記載の発明において、
    前記一方と他方の各伝送系における受信データのBERを測定し、BERが低い方の伝送系を検出する手段を設け、
    前記切換信号が、この手段による伝送系の検出結果に基づいて生成されることを特徴とするディジタル無線伝送装置。
  5. 請求項4に記載の発明において、
    前記一方と他方の各伝送系における受信データのBERを測定した結果、何れのBERも所定値以下のときは、前記切換信号の生成が禁止されることを特徴とするディジタル無線伝送装置。
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