JP2637796B2 - 回線切替方式 - Google Patents

回線切替方式

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JP2637796B2
JP2637796B2 JP63284470A JP28447088A JP2637796B2 JP 2637796 B2 JP2637796 B2 JP 2637796B2 JP 63284470 A JP63284470 A JP 63284470A JP 28447088 A JP28447088 A JP 28447088A JP 2637796 B2 JP2637796 B2 JP 2637796B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回線切替方式に関し、特にディジタル無線通
信システムにおいて現用回線、予備回線間を回線切替す
る回線切替方式に関する。
〔従来の技術〕
大容量の無線通信システムは、回線保守やフェージン
グ、機器故障等による回線断にそなえて現用回線の他に
予備回線を備えるのが通例である。
回線切替は、まず回線切替すべき現用無線回線が伝送
している信号を送端側で予備無線回線へも並列に接続
し、これら現用、予備の両回線で伝送された2つの信号
を受端で切替えることにより行われる。
回線切替される現用、予備の両回線には伝播遅延差が
あり、しかもこの伝播遅延差はフェージング等により変
動する。そのため、伝送される信号がデータ信号である
場合、伝送された2つのデータ信号のタイミングは必ず
しも一致せず、伝播遅延差の固定成分はあらかじめ補償
しておいても変動成分がデータ信号の1クロック周期よ
り大きくなると、受端での切替時に符号誤りが発生す
る。この符号誤りを避けるため、伝送された2つのデー
タ信号間でビット同期をとってから切替する回線切替方
式が用いられている。
かかる同期切替機能をもつ回線切替方式では、伝送さ
れるデータ信号を送信信号処理回路で高速に速度変換
し、フレーム同期ビット、パリティチェックビット等の
付加ビットを挿入してから現用無線回線の変調器に入力
する。回線切替に先立って、回線切替すべき現用無線回
線の送信信号処理回路の出力データ信号を送端切替回路
によって、予備無線回線の変調器に並列接続する。
待機中の予備無線回線は、通常、テストパターンを伝
送しており、このテストパターンに付加ビットを挿入す
る予備無線回線の送信信号処理回路は現用無線回線の送
信信号処理回路と非同期に動作するので、送端切替回路
での並列接続時に予備無線回線の変調器に入力するデー
タ信号のクロックも変る。クロックが不連続に変化する
と復調器の同期が外れてその回復に長時間を要する恐れ
がある。そのため、送端切替回路は、入力するデータ信
号のクロックに位相同期ループを用いて位相同期した自
己のクロックを作り、この自己のクロックで入力したデ
ータ信号をリタイミングすることにより出力するデータ
信号のクロックが不連続に変化しないようにしている。
現用無線回線および予備無線回線で伝送された2つの
変調信号は、それぞれ復調器で復調されてデータ信号と
なる。これら2つのデータ信号は、現用無線回線の送信
信号処理回路で挿入されたフレーム同期ビットをそれぞ
れ含んでいる。受端切替回路は、フレーム同期ビットの
タイミングを用いて2つのデータ信号のそれぞれのビッ
トのタイミングを一致させ、符号誤り無しに回線切替す
る。
復調器は入力する復調信号からクロックを再生するた
めに位相同期ループをもっている。送端切替回路での並
列接続によって予備無線回線の復調器に入力する変調信
号のクロックも変る。復調器の位相同期ループの応答速
度が送端切替回路の位相同期ループの応答速度より遅い
(復調器の位相同期ループのループ帯域幅Bdが送端切替
回路の位相同期ループの帯域幅Bsより狭い)と、復調器
の位相同期ループが変調信号のクロックの変化に追従で
きず同期外れを引起こしその回復に長時間を要するの
で、Bd>Bsにしておく必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、復調器のクロック再生のための位相同期ル
ープの帯域幅Bdを大きくすと、再生したクロックのC/N
が劣化するので復調器の符号誤り率が劣化する。多値直
交振幅変調方式のような多値の変調方式をとる場合、特
にこの劣化が甚しい。この劣化を防止するためにBdを十
分小さくすると、回線切替時に復調器の同期が外れるこ
とになり、回線切替時間は長くなる。
以上説明したように従来の回線切替方式は、復調器の
符号誤り率を良くしようとすると回線切替時間が長くな
るという欠点がある。
本発明の目的は、復調器の符号誤り率を劣化させるこ
となく回線切替時間を短くできる回線切替方式を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明の回線切替方式は、少なくともフレーム同
期ビットを含む付加ビットを第1のデータ信号に挿入し
てフレームを構成し第2のデータ信号として出力する送
信信号処理回路(31〜3k)と、 前記第2のデータ信号でディジタル変調した現用変調
信号を現用無線回線へ送出する現用変調器(51〜5k)
と、 回線切替を指令されると第1の位相同期ループを用い
て前記第2のデータ信号に位相同期したクロックで前記
第2のデータ信号をリタイミングし第3のデータ信号と
して出力する送信切替回路(40)と、 前記第3のデータ信号でディジタル変調した予備変調
信号を予備無線回線へ送出する予備変調器(50)と、 前記現用無線回線で伝送した前記現用変調信号を復調
し第4のデータ信号として出力する現用復調器(61〜6
k)と、 ループ帯域幅が制御可能な第2の位相同期ループを用
いて前記予備変調信号のクロック成分に位相同期したク
ロックで前記予備変調信号を復調し第5のデータ信号と
して出力する予備復調器(60)と、 前記第4のデータ信号にフレーム同期して第1のフレ
ームパルスを発生する第1のフレーム同期回路(71〜7
k)と、 前記第5のデータ信号にフレーム同期して第2のフレ
ームパルスを発生し、さらに、フレーム同期外れに対し
て第1のアラームを送出し、前記第5のデータ信号の誤
り率が所定の値を超えた場合に第2のアラームを送出す
る第2のフレーム同期回路(70)と、 前記第1または第2のアラーム入力を検出すると予め
定めた時間前記第2の位相同期ループのループ帯域幅を
前記第1の位相同期ループのループ帯域幅より広くなる
ように変え前記予備復調器が同期外れを起こさないよう
に制御する制御回路(5)と、 前記回線切替を指令されると前記第1及び第2のフレ
ームパルスを用いて前記第4及び第5のデータ信号のそ
れぞれのビットのタイミングを一致させ同期切替する受
端切替回路(81〜8k)と、 この受端切替回路が出力した第6のデータ信号から前
記付加ビットを取除く受信信号処理回路(91〜9k)とを
備えている。
第2の発明の回線切替方式は、少なくとも第1のフレ
ーム同期ビットを含む第1の付加ビットを第1のデータ
信号に挿入して第1のフレームを構成し第2のデータ信
号として出力する第1の送信信号処理回路(111〜11k)
と、 少なくとも第2のフレーム同期ビットを含む第2の付
加ビットを第2のデータ信号に挿入して第2のフレーム
を構成し第3のデータ信号として出力する第2の送信信
号処理回路(131〜13k)と、 前記第3のデータ信号でディジタル変調した現用変調
信号を現用無線回線へ送出する現用変調器(51〜5k)
と、 回線切替を指令されると前記第2のデータ信号を第4
のデータ信号として分岐出力する送信切替回路(120)
と、 第1の位相同期ループを用いて前記第4のデータ信号
の第1のクロックに位相同期した第2のクロックを発生
し、この第2のクロック及びこの第2のクロックより周
波数が高くこの第2のクロックをもとにして発生した第
3のクロックを用いて前記第4のデータ信号を高速に速
度変換し、少なくとも前記第2のフレーム同期ビット及
び前記送端切替回路の切替状態情報を含む第3の付加ビ
ットを挿入した前記第2のフレームを構成し第5のデー
タ信号として出力する第3の送信信号処理回路(130)
と、 前記第5のデータ信号でディジタル変調した予備変調
信号を予備無線回線へ送出する予備変調器(50)と、 前記現用無線回線で伝送した前記現用変調信号を復調
し第6のデータ信号として出力する現用復調器(61〜6
k)と、 ループ帯域幅が制御可能な第2の位相同期ループを用
いて前記予備無線回線で伝送した前記予備変調信号のク
ロック成分に位相同期した第4のクロックで前記予備変
調信号を復調し第7のデータ信号として出力する予備復
調器(60)と、 前記第6のデータ信号の前記第2のフレームにフレー
ム同期して第2のフレームパルスを発生する第1のフレ
ーム同期回路(141〜14k)と、 前記第7のデータ信号の前記第2のフレームにフレー
ム同期して第2のフレームパルスを発生し、この第2の
フレームパルスを用いて前記第7のデータ信号中の前記
第3の付加ビットが含む前記切替状態情報を検出し、こ
の切替状態情報が変化するとあらかじめ定めた時間前記
第2の位相同期ループのループ帯域幅を前記第1の位相
同期ループのループ帯域幅より広くするなるように制御
する第2のフレーム同期回路(140)と、 前記第1のフレームパルスを用いて前記第6のデータ
信号から前記第2の付加ビットを取除き第8のデータ信
号として出力する第1の受信信号処理回路(151〜15K)
と、 前記第2のフレームパルスを用いて前記第7のデータ
信号から前記第3の付加ビットを取除き第9のデータ信
号として出力する第2の受信信号処理回路(150)と、 前記第8のデータ信号の前記第1のフレームにフレー
ム同期して第3のフレームパルスを発生する第3のフレ
ーム同期回路(161〜16k)と、 前記第9のデータ信号の前記第2のフレームにフレー
ム同期して第4のフレームパルスを発生する第4のフレ
ーム同期回路(160)と、 前記回線切替を指令されると前記第3及び第4のフレ
ームパルスを用いて前記第8及び第9のデータ信号のそ
れぞれのビットのタイミングを一致させ同期切替する受
端切替回路(81〜8k)と、 この受端切替回路が出力した第10のデータ信号から前
記第1の付加ビットを取除く第3の受信信号処理回路
(171〜17k)とを備えている。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
第1図に示す実施例はそれぞれ多値直交振幅変調方式
をとる第1〜第kの現用無線回線及び予備無線回線1回
戦からなるディジタル無線通信システムにおけるもので
あり、送信側搬送端局1と、テストパターン発生器(以
下TESTPGという)2と、回線切替制御装置3及び4と、
OR回路5と、テストパターン検出器(以下TESTPDとい
う)6と、受信側搬送端局7と、送信側搬送端局1から
のk個のデータ信号のそれぞれを2分岐するハイブリッ
ド(以下HYBという)11〜1kと、HYB11〜1kのそれぞれの
一方の分岐出力とTESTPG2の出力とを入力しこれら入力
のいずれか一つを出力する切替器20と、切替器20の出力
を入力する送信信号処理回路(以下TXDPUという)30
と、HYB11〜1kのそれぞれの他方の分岐出力を入力するT
XDPU31〜3kと、TXDPU30〜3kが出力するデータ信号を入
力しデータ信号D3を出力する送端切替回路(以下TXSWと
いう)40と、データ信号D3で変調した変調信号を予備無
線回線へ送出する変調器(以下MODという)50と、TXDPU
31〜3kが出力するデータ信号のそれぞれで変調した変調
信号をそれぞれ対応する現用第1〜第k無線回線へ送出
するMOD51〜5kと、予備無線回線で伝送した変調信号及
びOR回路5の出力を入力しデータ信号D5を出力する復調
器(以下DEMという)60と、現用第1〜第k無線回線の
それぞれで伝送した変調信号を入力するDEM61〜6kと、
データ信号D5にフレーム同期すると共にデータ信号D5を
通過させチャネルアラームA1およびフレーム同期アラー
ムA2をOR回路5へ出力するフレーム同期回路(以下FSYN
Cという)70と、DEM61〜6kが出力するデータ信号を入力
してフレーム同期すると共に入力したデータ信号を通過
させるFSYNC71〜7kと、FSYNC70を通過したデータ信号D5
を(k+1)分岐する受信信号分配回路(以下RXDISTと
いう)80と、RXDIST80の分岐出力の一つ及びFSYNC71〜7
kを通過したデータ信号を入力する受端切替回路(以下S
YNCSWという)81〜8kと、RXDIST80の分岐出力の一つを
入力する受信信号処理回路(以下RXDPUという)90と、S
YNCSW81〜8kが出力するデータ信号を入力するRXDPU91〜
9kと、RXDPU91〜9kの出力を受信側搬送端局7へ出力しR
XDPU90の出力をTESTPD6へ出力するか、あるいは、RXDPU
91〜9kのうち1つを除く残りとRXDPU90との出力を受信
側搬送端局7へ出力する切替器100とを備えて構成され
ている。
送信側搬送端局1からのデータ信号の一つ、例えばデ
ータ信号D1は、HYB11を介してTXDPU31に入力し、高速に
速度変換され、フレーム同期ビット、パリティチェック
ビット等の付加ビットが挿入されてフレーム化され、デ
ータ信号D2となる。MOD51は、データ信号D2で変調され
た変調信号を出力する。この変調信号は現用第1無線回
線で伝送され、DEM61で復調されてデータ信号D4とな
る。データ信号D4はデータ信号D2が復元されたデータ信
号である。FSYNC71はデータ信号D4中に挿入されている
フレーム同期ビットを検出してフレーム同期し、フレー
ムパルスを発生する。又、データ信号D4中のパリティチ
ェックビットを用いて現用第1無線回線の回線品質を監
視し、品質劣化を検出すると品質劣化情報A31を回線切
替制御装置4へ出力する。回線切替制御装置4は、品質
劣化情報A31が入力していなければ、切替制御信号C1でS
YNCSW81を制御してFSYNC71を通過したデータ信号D4をそ
のままデータ信号D6として出力させる。RXDPU91は、SYN
CSW81を介して入力したフレームパルスを用いて、TXDPU
31が行うデータ変換の逆変換を行い、データ信号D6をデ
ータ信号D7に変換する。データ信号D7はデータ信号D1が
復元された信号になっており、切替器100を介して受信
側搬送端局7へ送られる。
現用第1〜第k無線回線がすべて正常であり予備無線
回線が待機中である場合、回線切替制御装置3は、TXSW
40を制御して、TXDPU30が出力するデータ信号をリタイ
ミングしデータ信号D3として出力させる。この場合、TE
STPG2が出力するテストパターンは上述したデータ信号D
1の伝送と同様にして、切替器20,TXDPU30,TXSW40,MOD5
0,予備無線回線,DEM60,FSYNC70,RXDIST80,RXDPU90,切替
器100を介して伝送され、TESTPD6に入力し、予備無線回
線の監視に用いられる。
同期切替による回線切替は以下説明するようにして行
われる。
例えば、FSYNC71が現用第1無線回線の品質劣化を検
出して品質劣化情報A31を出力したとする。回線切替制
御装置4は、この品質劣化情報A31を受け、回線切替装
置3を介して切替制御信号B1によりTXSW40に、又、切替
制御信号C1により直接SYNCSW81に回線切替を指令する。
TXSW40は、切替制御信号B1を受け、データ信号D2をリタ
イミングしてデータ信号D3として出力する。TXSW40は、
既に説明したように位相同期ループを用いて入力するデ
ータ信号のクロックに位相同期して自己のクロックを得
ているので、この自己のクロックでリタイミングしたデ
ータ信号D3のクロックは送端切替によって不連続に変る
ことはない。
FSYNC70に入力するデータ信号D5は、上記の送端切替
によって、TXDPU30が出力したデータ信号(を復元した
もの)からデータ信号D2(を復元したもの)に変り、デ
ータ信号D5中のフレーム同期ビットもTXDPU30で挿入し
たものからTXDPU31で挿入したものに変る。そのため、
送端切替によりFSYNC70のフレーム同期が外れてチャネ
ルアラームA1(回線品質のアラーム)、フレーム同期ア
ラームA2が発生し、OR回路5を介してDEM60に入力す
る。
DEM60、FSYNC70及びOR回路5の以上の動作を第2図を
参照して説明する。
DEM60は、予備無線回線からの中間周波の変調信号をH
YB601で2分岐し、それぞれ位相検波器602,603に送る。
位相検波器602,603に入力したこれら変調信号は、搬送
波同期回路604からHYB605を介して送られてきた搬送波
(そのうちの一方はπ/2移相器606でπ/2だけ位相をず
らしておく)を用いて検波されベースバンド信号とな
り、A/D変換器607,608によってディジタル信号に変換さ
れ、更に差動変換回路609で差動変換されて2列のデー
タ信号D5になる。クロック同期回路610では、クロック
抽出回路611がベースバンド信号から抽出したクロック
成分とVCO612出力とを位相比較器613で位相比較し、ル
ープフィルタ614を通した位相比較器613の出力電圧でVC
O612を制御することにより、VCO612が出力するクロック
の同期を確立する。ループフィルタ614の帯域幅BdはOR
回路5出力で制御して変えられるようにしておく。VCO6
12が出力したクロックはA/D変換器607,608で使用され
る。なお、搬送波同期回路604は、A/D変換器607,608か
ら得られる搬送波位相誤差情報を用いて搬送波を再生し
ている。
FSYNC70は、DEM60のVCO612から入力したクロックを用
いフレームパルス発生回路701によってフレームパルス
を発生し、このフレームパルスのタイミングでフレーム
パターン発生回路702によってフレーム同期ビットのパ
ターンを発生し、このフレーム同期ビットとデータ信号
D5中のフレーム同期ビットとをフレームパターン一致不
一致検出回路703によりパターン比較し、不一致の場
合、フレームパルスの位相をずらして一致するようにフ
レームパルス発生回路701を制御してフレーム同期を確
立する。パターン比較の結果が不一致であるとき、フレ
ームパターン一致不一致検出回路703はフレーム同期外
れアラームA2を発生する。又、フレームパルスを用いパ
リティ計数回路704によりデータ信号D5をパリティ計数
し、フレームパルスを用いパリティビット抽出回路705
によりデータ信号D5からパリティビットを検出し、検出
したパリティビットとパリティ計数回路704のパリティ
計数結果とをパリティ誤り検出回路706で比較して誤り
検出を行い、誤り率がしきい値を超えるとチャネルアラ
ームA1を出力することにより予備無線回線の品質を監視
する。
さて、正常状態、すなわち、OR回路5の信号出力がな
い(チャネルアラームA1、フレーム同期アラームA2が発
生していない)とき、DEM60のループフィルタ614の帯域
幅Bdを十分小さくし、再生したクロックのC/Nが良く、
したがってDEM60の符号誤り率が良くなるようにしてお
く。TXSW40での送端切替によりデータ信号D5中のフレー
ム同期ビットの位相が変り、フレームパターン一致不一
致検出回路703がフレーム同期ビットのパターン不一致
を検出し、フレームパルス発生回路701でのフレーム同
期が確立するまでフレーム同期外れアラームA2が発生す
る。フレーム同期が外れている間、パリティ計数回路70
4及びパリティビット抽出回路705は正常には動作しない
ので、チャネルアラームA1が発生する。OR回路5は、チ
ャネルアラームA1又はフレーム同期外れアラームA2が入
力すると、TXSW40のクロック発生用の位相同期ループの
ループ帯域幅Bsより広くなるようにDEM60のループフィ
ルタ614の帯域幅Bdを制御する。したがって、送端切替
によって帯域幅Bdが広がり、DEM60のクロック同期回路6
10の位相同期ループの応答速度がTXSW40の位相同期ルー
プの応答速度より速くなるので、DEM60のクロックの位
相同期ループは変調信号のクロックの変化に追従でき、
同期外れを引起こすことはない。
FSYNC70のフレーム同期が再確立すると、SYNCSW81
は、FSYNC70,RXDIST80を介して入力するデータ信号D5を
選択し、データ信号D6として出力する。この際、FSYNC7
0,71の発生したフレームパルスを用いてデータ信号D5,D
4の各ビットのタイミングを一致させ、符号誤り無しに
回線切替することについては、「従来の技術」の項で既
に説明したとおりである。SYNCSW81の切替が完了すると
DEM60において再び帯域幅Bdが小さくなるように帯域幅B
dを大きくしておく時間を設定する。パリティ誤り検出
回路706がチャネルアラームA1を出力するしきい値は、
例えば、ビット誤り率にして10-6に設定されており、フ
レーム同期の再確立後相当の時間をおいてチャネルアラ
ームA1の出力が停止するので、OR回路5の出力の停止に
より帯域幅Bdを小さくして元に戻すようにすれば上記の
時間の設定には十分である。なお、OR回路5の出力によ
り起動する時計回路によって上記の時間を設定すること
もできる。
現用第1無線回線以外の他の現用無線回線から予備無
線回線への同期切替も上記の場合と同様に行われる。
機器故障等により瞬間的に回線断になった場合には同
期切替はできないので、切替器20,100を用いて回線切替
を行う。この場合、回線切替装置3から、例えば、切替
制御信号E1で切替器20を制御し、HYB11,切替器20を介し
てデータ信号D1をTXDPU30に入力し、回線切替装置4か
ら切替制御信号F1で切替器100を制御し、切替器100を介
してRXDPU90の出力を受信側搬送端局7へ出力すること
により、現用第1無線回線を予備無線回線へ回線切替す
る。
予備無線回線が再生中継方式の中継装置で中継される
場合は、この中継装置の復調器も、DEM60と同様に、ク
ロック再生のための位相同期ループの帯域幅を可変に
し、回線切替の間、帯域幅を大きくする。
以上、第1図に示す実施例について説明した。
第3図は本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
第3図に示す実施例は第1図に示す実施例と同様にそ
れぞれ多値直交振幅変調方式をとる第1〜第kの現用無
線回線及び予備無線回線1回線からなるディジタル無線
通信システムにおけるものであり、第1図におけると同
じ送信側搬送端局1,TESTPG2,回線切替制御装置3及び4,
TESTPD6,受信側搬送端局7,HYB11〜1k,切替器20及び100
と、切換器20の出力を入力する第1送信信号処理回路
(以下TX1DPUという)110と、HYB11〜1kのそれぞれの2
分岐出力の一方を力するTX1DPU111〜11kと、TX1DPU110
〜11kが出力するデータ信号を入力しデータ信号D14を出
力するTXSW120と、データ信号D14を入力しデータ信号D1
5を出力する第2送信信号処理回路(以下TX2DPUとい
う)130と、データ信号D15で変調した変調信号を予備無
線回線へ送出するMOD50と、TX1DPU111〜11kの出力を入
力するTX2DPU131〜13kと、TX2DPU131〜13kが出力するデ
ータ信号のそれぞれで変調した変調信号をそれぞれ対応
する現用第1〜第k無線回線へ送出するMOD51〜5kと、
予備無線回線で伝送した変調信号を入力しデータ信号D1
7を出力するDEM60と、現用第1〜第k無線回線のそれぞ
れで伝送した変調信号を入力するDEM61〜6kと、データ
信号D17にフレーム同期すると共にデータ信号D17を通過
させ帯域制御信号G1をDEM60へ出力する第2データ信号
同期回路(以下F2SYNCという)140と、DEM61〜6kが出力
するデータ信号を入力してフレーム同期すると共に入力
したデータ信号を通過させるF2SYNC141〜14kと、F2SYNC
140〜14kを通過したデータ信号を入力する第2受信信号
処理回路(以下RX2DPUという)150〜15kと、RX2DPU150
〜15kの出力を入力してフレーム同期すると共に入力し
たデータ信号を通過させる第1フレーム同期回路(以下
F1SYNCという)160〜16kと、F1SYNC160を通過したデー
タ信号を(k+1)分岐するRXDIST80と、RXDIST80の分
岐出力の一つ及びF1SYNC161〜16kを通過したデータ信号
を入力するSYNUSW81〜8kと、RXDIST80の分岐出力の1つ
を入力する第1受信信号処理回路(以下RX1DPYという)
170と、SYNCSW81〜8kが出力するデータ信号を入力するR
X1DPU171〜17kとを備えて構成されている。切替器100に
はRX1DPU170〜17kの出力が入力する。
送信側搬送端局1からのデータ信号の一つ、例えばデ
ータ信号D11はHYB11を介してTX1DPU111に入力する。TX1
DPU111は、データ信号D11を高速に速度変換し、第1フ
レーム同期ビット、パリティチェックビット等の第1付
加ビットを挿入して第1のフレームを構成し、データ信
号D12として出力する。TX2DPU131は、データ信号D12を
更に高速に速度変換し、第2フレーム同期ビット等の第
2付加ビットを挿入して第2のフレームを構成し、デー
タ信号D13として出力する。MOD51はデータ信号D13で変
調された変調信号を出力し、この変調信号は現用第1無
線回線で伝送され、DEM61で復調されてデータ信号D16と
なる。F2SYNC141は、データ信号D16の(TX2DPU131で構
成された)第2のフレームにフレーム同期してフレーム
パルスを発生する。RX2DPU151は、このフレームパルス
を用いて、TX2DPU131が行うデータ変換の逆変換を行
い、F2SYNC141を通過したデータ信号D16をデータ信号D1
8に変換する。F1SYNC161は、データ信号D18の(TX1DPU1
11で構成された)第1のフレームにフレーム同期してフ
レームパルスを発生し、又、データ信号D18中の第1付
加ビットに含むパリティチェックビットを用いて現用第
1無線回線の回線品質を監視し、品質劣化を検出すると
品質劣化情報A31を回線切替装置4へ出力する。回線切
替装置4は、品質劣化情報A31が入力していなければ、
切替制御信号C1でSYNCSW81を制御してF1SYNC161を通過
したデータ信号D18をそのままデータ信号D20として出力
させる。RX1DPU171は、SYNCSW81を介して入力したフレ
ームパルスを用いて、TX1DPU111が行うデータ変換の逆
変換を行い、データ信号D20をデータ信号D21に変換す
る。データ信号D21はデータ信号D11が復元されたデータ
信号になっており、切替器100を介して受信側搬送端局
7へ送られる。
現用第1〜第k無線回線がすべて正常であり予備無線
回線が待機中である場合、回線切替制御装置3は、TXSW
120を制御して、TX1DPU110が出力するデータ信号をその
ままデータ信号D14として出力させる。この場合、TESTP
G2が出力するテストパターンは上述したデータ信号D11
の伝送と同様にして、切替器20,TX1DPU110,TXSW120,TX2
DPU130,MOD50,予備無線回線,DEM60,F2SYNC140,RX2DPU15
0,F1SYNC160,RXD1ST80,RX1DPU170,切替器100を介して伝
送され、TESTPD6に入力し、予備無線回線の監視に用い
られる。
同期切替による回線切替は以下説明するようにして行
われる。
例えば、F1SYNC161が現用第1無線回線の品質劣化を
検出して品質劣化情報A31を出力したとする。回線切替
装置4は、この品質劣化情報A31を受け、回線切替装置
3を介して切替制御信号B1によりTXSW120に、又、切替
制御信号C1により直接SYNCSW81に回線切替を指令する。
TXSW120は、切替制御信号B1を受け、出力するデータ信
号D14をそれまで出力していたTX1DPU110の出力からデー
タ信号D12に切替える。TX2DPU130がデータ信号D14に挿
入する第3付加ビットには第2フレーム同期ビットのほ
かTXSW120の切替状態情報、すなわち、TXSW120がTX1DPU
110の出力データを出力しているか、あるいは、TX1DPU1
11〜11kのいずれかの出力データを出力して送端並列状
態になっているかを表す情報を含ませておく。したがっ
て、TXSW120による送端切替によりTX2DPU130が出力する
データ信号D15中の切替状態情報が変化する。TX2DPU130
は、位相同期ループを用いて入力するデータ信号D14の
クロックに位相同期して自己のクロックを得、このクロ
ックをもとに高速のクロックを発生し、これら2種類の
クロックを用いてデータ信号D14を高速に速度変換する
ので、送端切替により入力するデータ信号D14のクロッ
クが不連続に変化しても出力するデータ信号D15のクロ
ックは急激には変らず、したがって、TXSW120は入力す
るデータ信号の1つを選択して出力する機能のみもてば
よく、出力するデータ信号のリタイミング機能をもつ必
要はない。
同期切替時におけるDEM60及びF2SYNC140の動作につい
て第4図を参照して説明する。
DEM60は、第1図に示す実施例におけると同様に、予
備無線回線からの変調信号を復調し、2列のデータ信号
D17を出力する。
F2SYNC140は、第2図に示すFSYNC70に送並信号検出回
路707、状態変化検出回路708及びAND回路709を付加して
構成されている。フレームパルス発生回路701、フレー
ムパターン発生回路702及びフレームパターン一致不一
致検出回路703は、データ信号D17の(TX2DPU130で構成
された)第2のフレームにフレーム同期してフレームパ
ルスを発生し、パリティ計数回路704,パリティビット抽
出回路705及びパリティ誤り検出回路706は、TX2DPU130
で挿入されたパリティチェックビットを用いてデータ信
号D17の品質を監視する。送並信号検出回路707は、TX2D
PU130で挿入された切替状態情報を、フレームパルス発
生回路701が発生したフレームパルスを用いて、データ
信号D17中から検出する。検出された切替状態情報の変
化が状態変化検出回路708において検出される。
さて、TXSW120での送端切替によりデータ信号D17の第
2のフレームのフレーム位相は変化しないから、このと
きF2SYNC140のフレーム同期は外れず、フレームパルス
発生回路701は正しいフレームパルスを発生し続け、状
態変化検出回路708は切替状態情報の変化、すなわち、
逆端切替をすぐ検出する。この検出出力はAND回路709を
介し帯域制御信号G1としてDEM60のループフィルタ614を
制御し、TX2DPU130のクロック発生用の位相同期ループ
のループ帯域幅Bsより広くなるようにループフィルタ61
4の帯域幅Bdを制御する。送端切替によって帯域幅Bdが
広がり、DEM60のクロック同期回路610の位相同期ループ
の応答速度がTX2DPU130の位相同期ループの応答速度よ
り速くなるので、DEM60のクロックの位相同期ループは
変調信号のクロックの変化に追従でき、同期外れを引起
こすことはない。予備無線回線が正常であるときのみ同
期切替を行うので、フレームパターン一致不一致検出回
路703が発生するフレーム同期外れアラームの反転信号
及びパリティ誤り検出回路706が発生するチャネルアラ
ームの反転信号もAND回路709に入力しておく。同期切替
が完了するまでの一定時間のみ帯域幅Bdを広げ、その後
は再び帯域幅Bdを小さくしてDEM60の符号誤り率が良く
なるようにするのは第1図に示す実施例におけると同様
である。
RX2DPU150が出力するデータ信号D19の第1のフレーム
は送端切替によりTX1DPU110で構成したものからTX1DPU1
11で構成したものに変るので、このときF1SYNC160のフ
レーム同期が外れ、すぐ回復する。F1SYNC160のフレー
ム同期が再確立すると、SYNCSW81は第1図に示す実施例
におけると同様にして、F1SYNC160,RXDIST80を介して入
力するデータ信号D19を選択し、データ信号D20として出
力する。
現用第1無線回線以外の多の現用無線回線から予備無
線回線への同期切替も上記の場合と同様に行なわれる。
機器故障等による回線断時に切替器20,100を用いて回
線切替するのは第1図に示す実施例におけると同じであ
る。
なお、データ信号に挿入するパリティチェックビット
をTX1DPU110〜11kで挿入するものとTX2DPU130〜13kで挿
入するもので使いわけ、例えば、一方を区間チェックビ
ット,他方をホップチェックビットとして用いることが
できる効果も有する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、予備無線回線の復調器
のクロック再生のための位相同期ループの帯域幅を可変
にし、回線切替動作中のみ帯域幅を大きくしてクロック
同期が外れるのを防止しているので、定常時(回線切替
動作中を除く期間)における帯域幅を小さくして復調器
の符号誤り率を良くしても回線切替時間が長くなること
はなく、また逆に、復調器の符号誤り率を劣化させるこ
となく回線切替時間を短くできる効果があり、更に帯域
幅を小さくすることにより定常時におけるジッタの特性
の改善をはかれる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は第1図におけるDEM60及びFSYNC70のブロック図、第
3図は本発明の第2の実施例を示すブロック図、第4図
は第3図におけるDEM60及びF2SYNC140のブロック図であ
る。 30〜3k……TXDPU、40……TXSW、50〜5k……MOD、60〜6k
……DEM、70〜7k……FSYNC、80……RXDIST、81〜8k……
SYNCSW、90〜9k……RXDPU、110〜11k……TX1DPU、120…
…TXSW、130〜13k……TX2DPU、140〜14k……F2SYNC、15
0〜15k……RX2DPU、160〜16k……F1SYNC、170〜17k……
RX1DPU。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−231541(JP,A) 特開 昭57−66517(JP,A) 特開 昭61−230434(JP,A) 特開 昭61−208940(JP,A) 特開 昭56−8927(JP,A) 特開 昭52−132760(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともフレーム同期ビットを含む付加
    ビットを第1のデータ信号に挿入してフレームを構成し
    第2のデータ信号として出力する送信信号処理回路(31
    〜3k)と、 前記第2のデータ信号でディジタル変調した現用変調信
    号を現用無線回線へ送出する現用変調器(51〜5k)と、 回線切替を指令されると第1の位相同期ループを用いて
    前記第2のデータ信号に位相同期したクロックで前記第
    2のデータ信号をリタイミングし第3のデータ信号とし
    て出力する送信切替回路(40)と、 前記第3のデータ信号でディジタル変調した予備変調信
    号を予備無線回線へ送出する予備変調器(50)と、 前記現用無線回線で伝送した前記現用変調信号を復調し
    第4のデータ信号として出力する現用復調器(61〜6k)
    と、 ループ帯域幅が制御可能な第2の位相同期ループを用い
    て前記予備変調信号のクロック成分に位相同期したクロ
    ックで前記予備変調信号を復調し第5のデータ信号とし
    て出力する予備復調器(60)と、 前記第4のデータ信号にフレーム同期して第1のフレー
    ムパルスを発生する第1のフレーム同期回路(71〜7k)
    と、 前記第5のデータ信号にフレーム同期して第2のフレー
    ムパルスを発生し、さらに、フレーム同期外れに対して
    第1のアラームを送出し、前記第5のデータ信号の誤り
    率が所定の値を超えた場合に第2のアラームを送出する
    第2のフレーム同期回路(70)と、 前記第1または第2のアラーム入力を検出すると予め定
    めた時間前記第2の位相同期ループのループ帯域幅を前
    記第1の位相同期ループのループ帯域幅より広くなるよ
    うに変え前記予備復調器が同期外れを起こさないように
    制御する制御回路(5)と、 前記回線切替を指令されると前記第1及び第2のフレー
    ムパルスを用いて前記第4及び第5のデータ信号のそれ
    ぞれのビットのタイミングを一致させ同期切替する受端
    切替回路(81〜8k)と、 この受端切替回路が出力した第6のデータ信号から前記
    付加ビットを取除く受信信号処理回路(91〜9k)とを備
    えたことを特徴とする回線切替方式。
  2. 【請求項2】少なくとも第1のフレーム同期ビットを含
    む第1の付加ビットを第1のデータ信号に挿入して第1
    のフレームを構成し第2のデータ信号として出力する第
    1の送信信号処理回路(111〜11k)と、 少なくとも第2のフレーム同期ビットを含む第2の付加
    ビットを第2のデータ信号に挿入して第2のフレームを
    構成し第3のデータ信号として出力する第2の送信信号
    処理回路(131〜13k)と、 前記第3のデータ信号でディジタル変調した現用変調信
    号を現用無線回線へ送出する現用変調器(51〜5k)と、 回線切替を指令されると前記第2のデータ信号を第4の
    データ信号として分岐出力する送信切替回路(120)
    と、 第1の位相同期ループを用いて前記第4のデータ信号の
    第1のクロックに位相同期した第2のクロックを発生
    し、この第2のクロック及びこの第2のクロックより周
    波数が高くこの第2のクロックをもとにして発生した第
    3のクロックを用いて前記第4のデータ信号を高速に速
    度変換し、少なくとも前記第2のフレーム同期ビット及
    び前記送端切替回路の切替状態情報を含む第3の付加ビ
    ットを挿入した前記第2のフレームを構成し第5のデー
    タ信号として出力する第3の送信信号処理回路(130)
    と、 前記第5のデータ信号でディジタル変調した予備変調信
    号を予備無線回線へ送出する予備変調器(50)と、 前記現用無線回線で伝送した前記現用変調信号を復調し
    第6のデータ信号として出力する現用復調器(61〜6k)
    と、 ループ帯域幅が制御可能な第2の位相同期ループを用い
    て前記予備無線回線で伝送した前記予備変調信号のクロ
    ック成分に位相同期した第4のクロックで前記予備変調
    信号を復調し第7のデータ信号として出力する予備復調
    器(60)と、 前記第6のデータ信号の前記第2のフレームにフレーム
    同期して第1のフレームパルスを発生する第1のフレー
    ム同期回路(141〜14k)と、 前記第7のデータ信号の前記第2のフレームにフレーム
    同期して第2のフレームパルスを発生し、この第2のフ
    レームパルスを用いて前記第7のデータ信号中の前記第
    3の付加ビットが含む前記切替状態情報を検出し、この
    切替状態情報が変化するとあらかじめ定めた時間前記第
    2の位相同期ループのループ帯域幅を前記第1の位相同
    期ループのループ帯域幅より広くするなるように制御す
    る第2のフレーム同期回路(140)と、 前記第1のフレームパルスを用いて前記第6のデータ信
    号から前記第2の付加ビットを取除き第8のデータ信号
    として出力する第1の受信信号処理回路(151〜15K)
    と、 前記第2のフレームパルスを用いて前記第7のデータ信
    号から前記第3の付加ビットを取除き第9のデータ信号
    として出力する第2の受信信号処理回路(150)と、 前記第8のデータ信号の前記第1のフレームにフレーム
    同期して第3のフレームパルスを発生する第3のフレー
    ム同期回路(161〜16k)と、 前記第9のデータ信号の前記第2のフレームにフレーム
    同期して第4のフレームパルスを発生する第4のフレー
    ム同期回路(160)と、 前記回線切替を指令されると前記第3及び第4のフレー
    ムパルスを用いて前記第8及び第9のデータ信号のそれ
    ぞれのビットのタイミングを一致させ同期切替する受端
    切替回路(81〜8k)と、 この受端切替回路が出力した第10のデータ信号から前記
    第1の付加ビットを取除く第3の受信信号処理回路(17
    1〜17k)とを備えたことを特徴とする回線切替方式。
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