JPS611123A - 送信切替回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は無線通信において、回線の信頼度を向上するた
めに２台の送信機を用いてその２つの出力信号のうち一
方を選択して使用する、いわゆるホットスタンバイ方式
のシステムに使用する送信切替回路に係り、特に、切替
時に瞬断を生じない、すなわち、受信側においてバース
トエラーを生じないホトスタンバイ方式用の送信切替回
路に関するものでるる。

〔従来技術〕

この種ホトスタンバイ方式における２台の送信機出力を
切り換える従来の送信切替回路の例を第１図および第２
図に示し説明すると、第１図は導波管を用いたホトスタ
ンバイ方式の回路図を示したものでめり、第２図はダイ
オードスイッチを用いたホトスタンバイ方式の回路図を
示したものでるる。

第１図において、１，２は現用および予備用の送信機、
３轢これら６送（ｉ！＄１．２の出力を切替える導波管
切替器、４はこの導波管切替器３に接続された終端器、
５は導波管切替器３によって切り替えられた送イｇ機１
，２の出力全入力とし空中に電波として放射する空中線
でるる。そして、２台の送信機のうち、例えば、現用の
送信機１の出力は導波管切替器３を通して空中線５に伝
えられ、この状態時には予備用の送Ｍ機２の出力は導波
管切替器３全通して終端器４に入り終端されるように構
成されている。

しかしながら、このような導波管切替器を用いたホット
スタンバイ方式の送信切替回路においては、機械的に導
波管を切替えるために、切替時に一時信号が断となり、
また、その切替動作はモーターを用いて機械的に行って
いるので、信号の瞬断時間が長いという欠点がろる。こ
のために、高速データ伝送を行うような場合には、導波
管切替器３が動作する毎に、受信側においてデータ信号
のフレーム同期が外れ、バーストエラーを生じるという
欠点がめった。

第２図において第１図と同一符号のものは相当部分を示
し、６．７は現用および予備用の送信機１．２の各出力
を切替えて空中線５に伝えるスイッチで、このスイッチ
６．７はスイッチング用ＰＩＮダイオードによって構成
されている。このように、Ｐ工Ｎダイオードを用いたホ
ットスタンバイ方式の送信切替回路においては、切替器
にスイッチング用のダイオード全周いているので、切替
時の瞬断時間は非常に短かくデータ伝送においても問題
とならない。

しかしながら、これらのダイオードは半導体であり、故
障も多い。また、通常、これらのダイオードは同一のマ
イクロ基板上に両方向のダイオードが実装されるので、
片方のダイオードの故障の場合でも、修理中は、両方向
の信号を！断″とせざるを得ないという欠点がめる。

〔発明の目的および構成〕

本発明は以上の点に鑑み、このような問題を解決すると
共にかかる欠点金除去すべくなされたもので、その目的
は簡単水回路構成によって、導波　　　　　　　□１管
切替器の動作時に現用送信機出力が瞬断しても予備用送
信機の出力は瞬断せず、受信側においてフレーム同期外
れを生せずに切替を行うことができる送信切替回路全提
供することにある。

このような目的全達成するため、本発明は、第１と第２
の２台の送信機のうち、第１の送信機の出力は導波管切
替器と第１の方向性結合器の主方向全直列に通して空中
線に伝えられるようになし、第２の送信機の出力は第２
の方向性結合器の主方向を通して上記導波管切替器に伝
えられるようになし上記第１の送信機の出力が上記空中
線に伝えられている状態時上記第２の送信機の出力は上
記導波管切替器出力で終端されるようになし、かつ上記
第２の方向性結合器の分岐方向の出力が上記第１の方向
性結合器の分岐端子に入力されるよ２に構成され、上記
第２の送信機の出力の一部が上記導波管切替器の空中線
側出力において上記第１の送信機力・らの出力と合成さ
れ、常時、この２波が送出され得るようにしたものであ
る。

〔実施例〕

以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。

第３図は本発明による送信切替回路の一実施例を示す回
路図である。

この第３図において第１図と同一部分には同一符号を付
して説ｕＡを省略する。８および９は第１および第２・
の方向性結合器で、この第１の方向性結合器８は導波管
切替器３と空中線５との間に挿入され、また、第２の方
向性結合器９は第２の送信機２乏導波管切替器３との間
に挿入°されている。

そして、第１の送信機１の出力は導波管切替器３を通っ
た後、第１の方向性結合器８の主方向を通して空中線５
に伝えられ、第２の送信ａ２の出力は第２の方向性結合
器９の主力向を通して導波管切替器３に伝えられ、上記
第１の送信機１の出力が上記空中線５に伝えられている
状態のとき、第２の送信機２の出力は４波管切替器３の
出力で終端されるようになっており、かつ第２の方向性
結合器９の分岐方向の出力が第１の方向性結合器の分岐
端子に入力されるように構成されている。

つぎにこの第３図に示す実施例の動作を説明する。

まず、第１および第２の送信機１，２の２台の送信機は
同一の信号全伝送するために使用されている、すなわち
、いわゆる、ホットスタンバイ方式に使用されていると
し、第１の送信機１は現用、第２の送信機２は予備用で
あるとする。

そして、通常は、第１の送信機１の出力は導波管切替器
３と第１の方向性結合器８の主伝送方向回路を通して空
中線５へ導かれ第２の送信機２の出力は第２の方向性結
合器９で２分岐され、主伝送方向回路全通つｆｃ信号は
導波管切替器３を通り終端器４で終端される。一方、第
２の方向性結合器９で分岐きれ分岐方向回路を通った信
号は約２０　ｄＢレベルが減じら汎、第１の方向性結合
器８に導入される。そして、この第１の方向性結合器８
に導７）＞れた信号は更に約２０　ｄＢ　レベルが減じ
られて空中線５に導かれる。

しｆｃがって、通常時（正常時）には空中線５よジ第１
の送信機１からの出力とこの送信出力より約４０ｄＢ低
い第２の送信機２よジの出力とが同時に送出されること
になる。そして、受信側においてはこの大小の２つの信
号が受信されるが、２波のレベル差が約４０　ｄＢろる
ので、ディジタル信号通信においては同一チャンネル干
渉の問題は生じない。

つぎに、導波管切替器３を動作はせた場合を考察すると
、この切替動作時には前述したように、第１の送信機１
の出力はこの導波管切替器３で瞬断となる。しかし、第
２の送信機２の出力は第２および第１の方向性結合器９
．８を通して常に送出されているので、受信側において
は信号が断となることはない。ここで、受信レベルは約
４０　ｄＢ低下するが、受倍機に備えられた自動利得制
御回路（ＡＧＣ回路）にエフ増幅されるので、信号が断
となることはない。

そして、導波管切替器３が完全に切替動作を完了すると
、第２の送信機２の出力は第２の方向性結合器９と導波
管切替器３および第１の方向性結合器８を通し送出され
るので、空中線５からの送信レベルは通常レベルに復旧
し、正常に通＠を行うことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、複雑な手段音用
いることなく、予備用送信機の出力の一部が導波管切替
器の空中線側出力において、現用送信機の出力と合成さ
れ、常時この２波が出力されるようにした簡単な回路構
成によって、導波管切替器の動作時に現用送信機出力が
瞬断しても予備用送信機の出力は瞬断せず、受信側にお
いてフレーム同期外れを生ぜずに切替を行うことができ
るので、実用上の効果は極めて大でめる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は従来の送信切替回路の例を示す回
路図、第３図は本発明による送信切替回路の一実施例を
示す回路図である。 １．２・・・・送信機、３・・・・導波管切替器、４・
・・・終端器、８，９・・・・方向性結合器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１と第２の２台の送信機のうち、第１の送信機の出力
   は導波管切替器と第１の方向性結合器の主方向を直列に
   通して空中線に伝えられるようになし、第２の送信機の
   出力は第２の方向性結合器の主方向を通して前記導波管
   切替器に伝えられるようになし、前記第１の送信機の出
   力が前記空中線に伝えられている状態時前記第２の送信
   機の出力は前記導波管切替器出力で終端されるようにな
   し、かつ前記第２の方向性結合器の分岐方向の出力が前
   記第１の方向性結合器の分岐端子に入力されるように構
   成され、前記第２の送信機の出力の一部が前記導波管切
   替器の空中線側出力において前記第１の送信機からの出
   力と合成され、常時、この２波が送出され得るようにし
   たことを特徴とする送信切替回路。