JP2820092B2 - 周波数ホッピング通信装置及びそれ用の送信装置並びに受信装置 - Google Patents
周波数ホッピング通信装置及びそれ用の送信装置並びに受信装置Info
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- JP2820092B2 JP2820092B2 JP32375795A JP32375795A JP2820092B2 JP 2820092 B2 JP2820092 B2 JP 2820092B2 JP 32375795 A JP32375795 A JP 32375795A JP 32375795 A JP32375795 A JP 32375795A JP 2820092 B2 JP2820092 B2 JP 2820092B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数ホッピング
によりスペクトラム拡散を行う周波数ホッピング通信装
置に関する。
によりスペクトラム拡散を行う周波数ホッピング通信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の周波数ホッピング通信装置、つま
り周波数ホッピングによるスペクトラム拡散通信装置で
は、周波数ホッピングに用いる信号系列は送信情報を持
たず、周波数ホッピング専用に用いられている。以下、
図6乃至図8を参照して、幾つかの周波数ホッピング通
信装置について説明する。
り周波数ホッピングによるスペクトラム拡散通信装置で
は、周波数ホッピングに用いる信号系列は送信情報を持
たず、周波数ホッピング専用に用いられている。以下、
図6乃至図8を参照して、幾つかの周波数ホッピング通
信装置について説明する。
【0003】図6に示される周波数ホッピング通信装置
は、送信装置601と受信装置602とで構成されてい
る。送信装置601において、端子603は送信情報信
号ISの入力端子であり、ここから入力された送信情報
信号ISはベースバンド変調器105でベースバンド変
調されてベースバンド変調信号BMI及びBMQとな
り、周波数ホッピング装置107の直交変調器109に
入力される。他方、端子604は送信ホッピング符号H
SCの入力端子であり、例えば予め定められたパターン
に基づいて生成された送信ホッピング符号HSCが入力
される。ここから入力された送信ホッピング符号HSC
は、周波数ホッピング装置107の周波数シンセサイザ
108に入力され、周波数シンセサイザ108は送信ホ
ッピング符号HSCに対応する送信周波数ホッピング信
号FHSを出力する。直交変調器109は、送信周波数
ホッピング信号FHSによりベースバンド変調信号BM
I及びBMQを直交変調して送信IF信号IFSを出力
する。
は、送信装置601と受信装置602とで構成されてい
る。送信装置601において、端子603は送信情報信
号ISの入力端子であり、ここから入力された送信情報
信号ISはベースバンド変調器105でベースバンド変
調されてベースバンド変調信号BMI及びBMQとな
り、周波数ホッピング装置107の直交変調器109に
入力される。他方、端子604は送信ホッピング符号H
SCの入力端子であり、例えば予め定められたパターン
に基づいて生成された送信ホッピング符号HSCが入力
される。ここから入力された送信ホッピング符号HSC
は、周波数ホッピング装置107の周波数シンセサイザ
108に入力され、周波数シンセサイザ108は送信ホ
ッピング符号HSCに対応する送信周波数ホッピング信
号FHSを出力する。直交変調器109は、送信周波数
ホッピング信号FHSによりベースバンド変調信号BM
I及びBMQを直交変調して送信IF信号IFSを出力
する。
【0004】他方、受信装置602においては、送信I
F信号IFSに伝送による劣化が加わった受信IF信号
IFRが信号再生装置110’の直交復調器111とホ
ッピング周波数判定器112とに入力される。ホッピン
グ周波数判定器112は、受信信号の周波数と各ホッピ
ング周波数の相関をとる,単位時間の位相変化をみる等
の方法によりホッピング周波数を判定し、判定したホッ
ピング周波数に対応する受信ホッピング符号HRCを周
波数シンセサイザ113に出力する。周波数シンセサイ
ザ113は、この受信ホッピング符号HRCに対応する
周波数を持つダウンコンバート信号DCを出力する。直
交復調器111は、このダウンコンバート信号DCによ
り受信IF信号IFRを復調し、ベースバンド復調信号
BDI及びBDQを出力する。このベースバンド復調信
号BDI及びBDQは、ベースバンド復調器114でベ
ースバンド復調され、受信情報信号IRとなる。
F信号IFSに伝送による劣化が加わった受信IF信号
IFRが信号再生装置110’の直交復調器111とホ
ッピング周波数判定器112とに入力される。ホッピン
グ周波数判定器112は、受信信号の周波数と各ホッピ
ング周波数の相関をとる,単位時間の位相変化をみる等
の方法によりホッピング周波数を判定し、判定したホッ
ピング周波数に対応する受信ホッピング符号HRCを周
波数シンセサイザ113に出力する。周波数シンセサイ
ザ113は、この受信ホッピング符号HRCに対応する
周波数を持つダウンコンバート信号DCを出力する。直
交復調器111は、このダウンコンバート信号DCによ
り受信IF信号IFRを復調し、ベースバンド復調信号
BDI及びBDQを出力する。このベースバンド復調信
号BDI及びBDQは、ベースバンド復調器114でベ
ースバンド復調され、受信情報信号IRとなる。
【0005】図7に示される周波数ホッピング通信装置
は、送信装置701と受信装置702とで構成されてい
る。送信装置701において、端子703は送信情報信
号ISの入力端子であり、ここから入力された送信情報
信号ISはベースバンド変調器105でベースバンド変
調されてベースバンド変調信号BMI及びBMQとな
り、周波数ホッピング装置203のセレクタ204に入
力される。他方、端子704は送信ホッピング符号HS
Cの入力端子であり、例えば予め定められたパターンに
基づいて生成された送信ホッピング符号HSCが入力さ
れる。ここから入力された送信ホッピング符号HSC
は、周波数ホッピング装置203のセレクタ204に入
力される。セレクタ204は、ホッピング周波数に1対
1に対応する複数の出力線を持っており、送信ホッピン
グ符号HSCに対応するホッピング周波数を選択して、
この選択したホッピング周波数に対応する出力線から、
ベースバンド変調器105から入力されたベースバンド
変調信号BMI及びBMQを出力する。ディジタルトラ
ンスマルチプレクサ205は、セレクタ204の複数の
出力線に接続されたホッピング周波数に1対1に対応す
る複数の入力線を有しており、セレクタ204から出力
されたベースバンド変調信号BMI及びBMQを多重化
及びアナログ化して、送信ベースバンド信号BSI及び
BSQを出力する。この送信ベースバンド信号BSI及
びBSQは、発振器206の出力するローカル信号LO
Sを入力とする直交変調器109で直交変調され、送信
IF信号IFSとなる。
は、送信装置701と受信装置702とで構成されてい
る。送信装置701において、端子703は送信情報信
号ISの入力端子であり、ここから入力された送信情報
信号ISはベースバンド変調器105でベースバンド変
調されてベースバンド変調信号BMI及びBMQとな
り、周波数ホッピング装置203のセレクタ204に入
力される。他方、端子704は送信ホッピング符号HS
Cの入力端子であり、例えば予め定められたパターンに
基づいて生成された送信ホッピング符号HSCが入力さ
れる。ここから入力された送信ホッピング符号HSC
は、周波数ホッピング装置203のセレクタ204に入
力される。セレクタ204は、ホッピング周波数に1対
1に対応する複数の出力線を持っており、送信ホッピン
グ符号HSCに対応するホッピング周波数を選択して、
この選択したホッピング周波数に対応する出力線から、
ベースバンド変調器105から入力されたベースバンド
変調信号BMI及びBMQを出力する。ディジタルトラ
ンスマルチプレクサ205は、セレクタ204の複数の
出力線に接続されたホッピング周波数に1対1に対応す
る複数の入力線を有しており、セレクタ204から出力
されたベースバンド変調信号BMI及びBMQを多重化
及びアナログ化して、送信ベースバンド信号BSI及び
BSQを出力する。この送信ベースバンド信号BSI及
びBSQは、発振器206の出力するローカル信号LO
Sを入力とする直交変調器109で直交変調され、送信
IF信号IFSとなる。
【0006】他方、受信装置702において、送信IF
信号IFSに伝送による劣化が加わった受信IF信号I
FRは信号再生装置207’に入力され、発振器208
の出力するローカル信号LORを入力とする直交復調器
111で直交復調されて直交復調信号TDI及びTDQ
となる。ディジタルトランスマルチプレクサ209は、
ホッピング周波数に1対1に対応する複数の出力線を持
っており、直交復調信号TDI及びTDQをディジタル
化及び分割化して、ホッピング周波数に対応する出力線
から分割ベースバンド信号DBI及びDBQを出力す
る。加算器210は、ディジタルトランスマルチプレク
サ209の全出力線について信号を加算して被復調信号
DSI及びDSQを出力する。そして、この被復調信号
DSI及びDSQは、ベースバンド復調器114でベー
スバンド復調されて受信情報信号IRとなる。
信号IFSに伝送による劣化が加わった受信IF信号I
FRは信号再生装置207’に入力され、発振器208
の出力するローカル信号LORを入力とする直交復調器
111で直交復調されて直交復調信号TDI及びTDQ
となる。ディジタルトランスマルチプレクサ209は、
ホッピング周波数に1対1に対応する複数の出力線を持
っており、直交復調信号TDI及びTDQをディジタル
化及び分割化して、ホッピング周波数に対応する出力線
から分割ベースバンド信号DBI及びDBQを出力す
る。加算器210は、ディジタルトランスマルチプレク
サ209の全出力線について信号を加算して被復調信号
DSI及びDSQを出力する。そして、この被復調信号
DSI及びDSQは、ベースバンド復調器114でベー
スバンド復調されて受信情報信号IRとなる。
【0007】図8に示される受信機802は、図7に示
される周波数ホッピング通信装置の受信機702の変形
例を示す。異なる部分は、信号再生装置302’におい
て、加算器210の代わりに、セレクタ303及びホッ
ピング周波数判定器112を使用していることである。
この受信機802においては、ディジタルトランスマル
チプレクサ209の各出力線がセレクタ303及びホッ
ピング周波数判定器112に接続されている。ホッピン
グ周波数判定器112は、ディジタルトランスマルチプ
レクサ209の複数の出力線のうち、どの出力線から分
割ベースバンド信号DBI及びDBQが出力されている
かを検出して受信ホッピング周波数を判定し、この判定
したホッピング周波数に対応する受信ホッピング符号H
RCをセレクタ303に出力する。セレクタ303は、
ディジタルトランスマルチプレクサ209の出力線に接
続されたホッピング周波数に1対1に対応する複数の入
力線を有しており、受信ホッピング符号HRCに対応す
るホッピング周波数を選択して、この選択したホッピン
グ周波数に対応する入力線上の分割ベースバンド信号D
BI及びDBQを被復調信号DSI及びDSQとして出
力する。そして、この被復調信号DSI及びDSQはベ
ースバンド復調器114でベースバンド復調されて受信
情報信号IRとなる。
される周波数ホッピング通信装置の受信機702の変形
例を示す。異なる部分は、信号再生装置302’におい
て、加算器210の代わりに、セレクタ303及びホッ
ピング周波数判定器112を使用していることである。
この受信機802においては、ディジタルトランスマル
チプレクサ209の各出力線がセレクタ303及びホッ
ピング周波数判定器112に接続されている。ホッピン
グ周波数判定器112は、ディジタルトランスマルチプ
レクサ209の複数の出力線のうち、どの出力線から分
割ベースバンド信号DBI及びDBQが出力されている
かを検出して受信ホッピング周波数を判定し、この判定
したホッピング周波数に対応する受信ホッピング符号H
RCをセレクタ303に出力する。セレクタ303は、
ディジタルトランスマルチプレクサ209の出力線に接
続されたホッピング周波数に1対1に対応する複数の入
力線を有しており、受信ホッピング符号HRCに対応す
るホッピング周波数を選択して、この選択したホッピン
グ周波数に対応する入力線上の分割ベースバンド信号D
BI及びDBQを被復調信号DSI及びDSQとして出
力する。そして、この被復調信号DSI及びDSQはベ
ースバンド復調器114でベースバンド復調されて受信
情報信号IRとなる。
【0008】尚、周波数ホッピング通信装置に関する文
献としては、例えば『A PSK GROUPMODEM BASED ON DIGI
TAL SIGNAL PROCESSING: ALGORITHM,HARDWARE DESIGN,I
MPLEMENTATION AND PERFORMANCE』(INTERNATIONAL JOU
RNAL OF SATELLITE COMMUNICATIONS.VOL.6(1988))があ
り、上述のディジタルトランスマルチプレクサ205は
この文献の255頁の図3の構成で実現でき、ディジタ
ルトランスマルチプレクサ209は256頁の図6の構
成で実現できる。
献としては、例えば『A PSK GROUPMODEM BASED ON DIGI
TAL SIGNAL PROCESSING: ALGORITHM,HARDWARE DESIGN,I
MPLEMENTATION AND PERFORMANCE』(INTERNATIONAL JOU
RNAL OF SATELLITE COMMUNICATIONS.VOL.6(1988))があ
り、上述のディジタルトランスマルチプレクサ205は
この文献の255頁の図3の構成で実現でき、ディジタ
ルトランスマルチプレクサ209は256頁の図6の構
成で実現できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
周波数ホッピングによるスペクトラム拡散通信では、送
信ホッピング符号HSCは送信情報を持っておらず、周
波数ホッピングのためにのみ用いられているため、より
高速な伝送が要求される場合に十分な伝送速度が得られ
なかった。
周波数ホッピングによるスペクトラム拡散通信では、送
信ホッピング符号HSCは送信情報を持っておらず、周
波数ホッピングのためにのみ用いられているため、より
高速な伝送が要求される場合に十分な伝送速度が得られ
なかった。
【0010】そこで本発明の目的は、送信情報の一部を
送信ホッピング符号を利用して通信し得るようにして、
従来と同じシンボルレートで、より多くの伝送情報を送
受信できるようにした周波数ホッピング通信装置を提供
することにある。
送信ホッピング符号を利用して通信し得るようにして、
従来と同じシンボルレートで、より多くの伝送情報を送
受信できるようにした周波数ホッピング通信装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、送信装置に、第1の送信情報信号をベー
スバンド変調してベースバンド変調信号を出力するベー
スバンド変調器と、第2の送信情報信号を符号化して送
信ホッピング符号を出力するホッピング符号生成器と、
前記ベースバンド変調信号と前記送信ホッピング符号と
を入力として前記ベースバンド変調信号を前記送信ホッ
ピング符号に従い周波数ホッピングして送信IF信号を
出力する周波数ホッピング装置とを備え、受信装置に、
前記送信IF信号に伝送による劣化が加わった受信IF
信号を入力として被復調信号と受信ホッピング符号とを
出力する信号再生装置と、前記被復調信号を復調して第
1の受信情報信号を出力する復調器と、前記受信ホッピ
ング符号を復号して第2の受信情報信号を出力する復号
器とを備えている。
成するために、送信装置に、第1の送信情報信号をベー
スバンド変調してベースバンド変調信号を出力するベー
スバンド変調器と、第2の送信情報信号を符号化して送
信ホッピング符号を出力するホッピング符号生成器と、
前記ベースバンド変調信号と前記送信ホッピング符号と
を入力として前記ベースバンド変調信号を前記送信ホッ
ピング符号に従い周波数ホッピングして送信IF信号を
出力する周波数ホッピング装置とを備え、受信装置に、
前記送信IF信号に伝送による劣化が加わった受信IF
信号を入力として被復調信号と受信ホッピング符号とを
出力する信号再生装置と、前記被復調信号を復調して第
1の受信情報信号を出力する復調器と、前記受信ホッピ
ング符号を復号して第2の受信情報信号を出力する復号
器とを備えている。
【0012】このような構成を有する周波数ホッピング
通信装置にあっては、送信装置において、第1の送信情
報信号はベースバンド変調器でベースバンド変調されて
ベースバンド変調信号となり、第2の送信情報信号はホ
ッピング符号生成器でホッピング周波数に対応する符号
である送信ホッピング符号に変換される。そして、周波
数ホッピング装置が、前記生成されたベースバンド変調
信号を、前記生成された送信ホッピング符号に対応する
ホッピング周波数にホッピングして送信IF信号を出力
する。
通信装置にあっては、送信装置において、第1の送信情
報信号はベースバンド変調器でベースバンド変調されて
ベースバンド変調信号となり、第2の送信情報信号はホ
ッピング符号生成器でホッピング周波数に対応する符号
である送信ホッピング符号に変換される。そして、周波
数ホッピング装置が、前記生成されたベースバンド変調
信号を、前記生成された送信ホッピング符号に対応する
ホッピング周波数にホッピングして送信IF信号を出力
する。
【0013】他方、受信装置においては、送信IF信号
に伝送による劣化が加わった受信IF信号を入力とする
信号再生装置が、この受信IF信号から被復調信号およ
び受信ホッピング符号を出力し、ベースバンド復調器が
被復調信号をベースバンド復調して第1の受信情報信号
を出力すると同時に、復号器が受信ホッピング符号を復
号して第2の受信情報信号を出力する。
に伝送による劣化が加わった受信IF信号を入力とする
信号再生装置が、この受信IF信号から被復調信号およ
び受信ホッピング符号を出力し、ベースバンド復調器が
被復調信号をベースバンド復調して第1の受信情報信号
を出力すると同時に、復号器が受信ホッピング符号を復
号して第2の受信情報信号を出力する。
【0014】このように、第2の送信情報信号をホッピ
ング符号生成器で送信ホッピング符号に変換して周波数
ホッピングに用い、受信側でホッピング符号を受信ホッ
ピング符号として抽出し、この受信ホッピング符号を復
号器で復号化して第2の受信情報信号を得ることによ
り、従来と同じシンボルレートで、第2の送信情報信号
分だけ多くの情報を送受信できる。
ング符号生成器で送信ホッピング符号に変換して周波数
ホッピングに用い、受信側でホッピング符号を受信ホッ
ピング符号として抽出し、この受信ホッピング符号を復
号器で復号化して第2の受信情報信号を得ることによ
り、従来と同じシンボルレートで、第2の送信情報信号
分だけ多くの情報を送受信できる。
【0015】送信装置における前記周波数ホッピング装
置としては、以下のような装置が利用できる。 (A)ホッピング符号生成器から出力された送信ホッピ
ング符号に対応するホッピング周波数を持つ送信周波数
ホッピング信号を出力する周波数シンセサイザと、ベー
スバンド変調器から出力されたベースバンド変調信号を
前記周波数シンセサイザから出力された送信周波数ホッ
ピング信号によりIF信号に変調する変調器とから構成
される周波数ホッピング装置。 (B)ベースバンド変調器から出力されたベースバンド
変調信号を入力とし、各々がホッピング周波数に1対1
に対応する複数の出力線のうち、ホッピング符号生成器
から出力された送信ホッピング符号のホッピング周波数
に対応する出力線より、前記ベースバンド変調信号を出
力するセレクタと、このセレクタの前記出力線に接続さ
れたホッピング周波数に1対1に対応する複数の入力線
を有し、この複数の入力線に入力されるベースバンド変
調信号を多重化及びアナログ化して送信ベースバンド信
号を出力するディジタルトランスマルチプレクサと、こ
のディジタルトランスマルチプレクサから出力された送
信ベースバンド信号をIF信号に変調する変調器とから
構成される周波数ホッピング装置。
置としては、以下のような装置が利用できる。 (A)ホッピング符号生成器から出力された送信ホッピ
ング符号に対応するホッピング周波数を持つ送信周波数
ホッピング信号を出力する周波数シンセサイザと、ベー
スバンド変調器から出力されたベースバンド変調信号を
前記周波数シンセサイザから出力された送信周波数ホッ
ピング信号によりIF信号に変調する変調器とから構成
される周波数ホッピング装置。 (B)ベースバンド変調器から出力されたベースバンド
変調信号を入力とし、各々がホッピング周波数に1対1
に対応する複数の出力線のうち、ホッピング符号生成器
から出力された送信ホッピング符号のホッピング周波数
に対応する出力線より、前記ベースバンド変調信号を出
力するセレクタと、このセレクタの前記出力線に接続さ
れたホッピング周波数に1対1に対応する複数の入力線
を有し、この複数の入力線に入力されるベースバンド変
調信号を多重化及びアナログ化して送信ベースバンド信
号を出力するディジタルトランスマルチプレクサと、こ
のディジタルトランスマルチプレクサから出力された送
信ベースバンド信号をIF信号に変調する変調器とから
構成される周波数ホッピング装置。
【0016】他方、前記受信装置における信号再生装置
としては、以下のような装置が利用できる。 (a)受信IF信号を入力として受信ホッピング符号を
出力するホッピング周波数判定器と、このホッピング周
波数判定器から出力された受信ホッピング符号に対応す
るホッピング周波数を持つ受信ホッピング信号を出力す
る周波数シンセサイザと、前記受信IF信号を前記周波
数シンセサイザから出力された受信ホッピング信号によ
りベースバンド信号に復調する復調器とから構成される
信号再生装置。これは、送信装置側の周波数ホッピング
装置が前記(A)の構成である場合に適する。 (b)受信IF信号をベースバンド信号に復調して受信
ベースバンド信号を出力する復調器と、ホッピング周波
数に1対1に対応する出力線を有し、前記復調器から出
力される受信ベースバンド信号をディジタル化及び分割
化してホッピング周波数に対応する各出力線から分割ベ
ースバンド信号を出力するディジタルトランスマルチプ
レクサと、このディジタルトランスマルチプレクサから
出力される各分割ベースバンド信号を全出力線について
加算して前記被復調信号を出力する加算器と、前記ディ
ジタルトランスマルチプレクサから出力される各分割ベ
ースバンド信号を入力として受信ホッピング符号を出力
するホッピング周波数判定器とから構成される信号再生
装置。これは、送信側の周波数ホッピング装置が前記
(B)の構成である場合に適する。 (c)受信IF信号をベースバンド信号に復調して受信
ベースバンド信号を出力する復調器と、ホッピング周波
数に1対1に対応する出力線を有し、前記復調器から出
力される受信ベースバンド信号をディジタル化及び分割
化してホッピング周波数に対応する各出力線から分割ベ
ースバンド信号を出力するディジタルトランスマルチプ
レクサと、このディジタルトランスマルチプレクサから
出力される各分割ベースバンド信号を入力として受信ホ
ッピング符号を出力するホッピング周波数判定器と、前
記ディジタルトランスマルチプレクサの前記出力線に接
続されたホッピング周波数に1対1に対応する複数の入
力線を有し、この複数の入力線のうち、前記ホッピング
周波数判定器から出力される受信ホッピング符号のホッ
ピング周波数に対応する入力線に入力された分割ベース
バンド信号を前記被復調信号として出力するセレクタと
から構成される信号再生装置。これは、送信側の周波数
ホッピング装置が前記(B)の構成である場合に適す
る。
としては、以下のような装置が利用できる。 (a)受信IF信号を入力として受信ホッピング符号を
出力するホッピング周波数判定器と、このホッピング周
波数判定器から出力された受信ホッピング符号に対応す
るホッピング周波数を持つ受信ホッピング信号を出力す
る周波数シンセサイザと、前記受信IF信号を前記周波
数シンセサイザから出力された受信ホッピング信号によ
りベースバンド信号に復調する復調器とから構成される
信号再生装置。これは、送信装置側の周波数ホッピング
装置が前記(A)の構成である場合に適する。 (b)受信IF信号をベースバンド信号に復調して受信
ベースバンド信号を出力する復調器と、ホッピング周波
数に1対1に対応する出力線を有し、前記復調器から出
力される受信ベースバンド信号をディジタル化及び分割
化してホッピング周波数に対応する各出力線から分割ベ
ースバンド信号を出力するディジタルトランスマルチプ
レクサと、このディジタルトランスマルチプレクサから
出力される各分割ベースバンド信号を全出力線について
加算して前記被復調信号を出力する加算器と、前記ディ
ジタルトランスマルチプレクサから出力される各分割ベ
ースバンド信号を入力として受信ホッピング符号を出力
するホッピング周波数判定器とから構成される信号再生
装置。これは、送信側の周波数ホッピング装置が前記
(B)の構成である場合に適する。 (c)受信IF信号をベースバンド信号に復調して受信
ベースバンド信号を出力する復調器と、ホッピング周波
数に1対1に対応する出力線を有し、前記復調器から出
力される受信ベースバンド信号をディジタル化及び分割
化してホッピング周波数に対応する各出力線から分割ベ
ースバンド信号を出力するディジタルトランスマルチプ
レクサと、このディジタルトランスマルチプレクサから
出力される各分割ベースバンド信号を入力として受信ホ
ッピング符号を出力するホッピング周波数判定器と、前
記ディジタルトランスマルチプレクサの前記出力線に接
続されたホッピング周波数に1対1に対応する複数の入
力線を有し、この複数の入力線のうち、前記ホッピング
周波数判定器から出力される受信ホッピング符号のホッ
ピング周波数に対応する入力線に入力された分割ベース
バンド信号を前記被復調信号として出力するセレクタと
から構成される信号再生装置。これは、送信側の周波数
ホッピング装置が前記(B)の構成である場合に適す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例の周波数ホッピン
グ通信装置の要部ブロック図である。この実施例の周波
数ホッピング通信装置は、図6に示される形式の周波数
ホッピング通信装置に本発明を適用したものであり、図
6と同一符号は同一部分を示し、101は送信装置、1
02は受信装置、103,104は入力端子、106は
ホッピング符号生成器、115は復号器、IS1は第1
の送信情報信号、IS2は第2の送信情報信号、IR1
は第1の受信情報信号、IR2は第2の受信情報信号で
ある。
グ通信装置の要部ブロック図である。この実施例の周波
数ホッピング通信装置は、図6に示される形式の周波数
ホッピング通信装置に本発明を適用したものであり、図
6と同一符号は同一部分を示し、101は送信装置、1
02は受信装置、103,104は入力端子、106は
ホッピング符号生成器、115は復号器、IS1は第1
の送信情報信号、IS2は第2の送信情報信号、IR1
は第1の受信情報信号、IR2は第2の受信情報信号で
ある。
【0019】図1に示される周波数ホッピング通信装置
においては、送信装置101は、ベースバンド変調器1
05とホッピング符号生成器106と周波数ホッピング
装置107とを主要部として備え、周波数ホッピング装
置107は直交変調器109と周波数シンセサイザ10
8とから構成されている。また、受信装置102は、信
号再生装置110とベースバンド復調器114と復号器
115とを主要部として備え、信号再生装置110は直
交復調器111とホッピング周波数判定器112と周波
数シンセサイザ113とから構成されている。以下、本
実施例の動作を説明する。
においては、送信装置101は、ベースバンド変調器1
05とホッピング符号生成器106と周波数ホッピング
装置107とを主要部として備え、周波数ホッピング装
置107は直交変調器109と周波数シンセサイザ10
8とから構成されている。また、受信装置102は、信
号再生装置110とベースバンド復調器114と復号器
115とを主要部として備え、信号再生装置110は直
交復調器111とホッピング周波数判定器112と周波
数シンセサイザ113とから構成されている。以下、本
実施例の動作を説明する。
【0020】送信装置101において、送信情報は第1
の送信情報信号IS1と第2の送信情報信号IS2とに
分割され、第1の送信情報信号IS1は入力端子103
から入力され、第2の送信情報信号IS2は入力端子1
04から入力される。
の送信情報信号IS1と第2の送信情報信号IS2とに
分割され、第1の送信情報信号IS1は入力端子103
から入力され、第2の送信情報信号IS2は入力端子1
04から入力される。
【0021】入力端子103から入力された第1の送信
情報信号IS1は、ベースバンド変調器105でベース
バンド変調されてベースバンド変調信号BMI及びBM
Qとなり、周波数ホッピング装置107の直交変調器1
09に入力される。他方、入力端子104から入力され
た第2の送信情報信号IS2は、ホッピング符号生成器
106でホッピング周波数に対応する符号である送信ホ
ッピング符号HSCに変換され、周波数ホッピング装置
107の周波数シンセサイザ108に入力される。
情報信号IS1は、ベースバンド変調器105でベース
バンド変調されてベースバンド変調信号BMI及びBM
Qとなり、周波数ホッピング装置107の直交変調器1
09に入力される。他方、入力端子104から入力され
た第2の送信情報信号IS2は、ホッピング符号生成器
106でホッピング周波数に対応する符号である送信ホ
ッピング符号HSCに変換され、周波数ホッピング装置
107の周波数シンセサイザ108に入力される。
【0022】周波数シンセサイザ108は、ホッピング
符号生成器106から出力される送信ホッピング符号H
SCに対応する送信周波数ホッピング信号FHSを直交
変調器109に出力する。直交変調器109は、この送
信周波数ホッピング信号FHSにより、ベースバンド変
調信号BMI及びBMQを直交変調して送信IF信号I
FSを出力する。
符号生成器106から出力される送信ホッピング符号H
SCに対応する送信周波数ホッピング信号FHSを直交
変調器109に出力する。直交変調器109は、この送
信周波数ホッピング信号FHSにより、ベースバンド変
調信号BMI及びBMQを直交変調して送信IF信号I
FSを出力する。
【0023】一方、受信装置102においては、送信I
F信号IFSに伝送による劣化が加わった受信IF信号
IFRが、信号再生装置110の直交復調器111とホ
ッピング周波数判定器112とに入力される。
F信号IFSに伝送による劣化が加わった受信IF信号
IFRが、信号再生装置110の直交復調器111とホ
ッピング周波数判定器112とに入力される。
【0024】ホッピング周波数判定器112は、入力の
受信IF信号IFRから受信ホッピング周波数を判定
し、この判定した受信ホッピング周波数に対応する受信
ホッピング符号HRCを周波数シンセサイザ113と復
号器115とに出力する。周波数シンセサイザ113
は、この受信ホッピング符号HRCに対応する周波数を
持つダウンコンバート信号DCを生成して直交復調器1
11に出力し、直交復調器111は、このダウンコンバ
ート信号DCにより受信IF信号IFRを復調し、ベー
スバンド復調信号(被復調信号)BDI及びBDQをベ
ースバンド復調器114に出力する。
受信IF信号IFRから受信ホッピング周波数を判定
し、この判定した受信ホッピング周波数に対応する受信
ホッピング符号HRCを周波数シンセサイザ113と復
号器115とに出力する。周波数シンセサイザ113
は、この受信ホッピング符号HRCに対応する周波数を
持つダウンコンバート信号DCを生成して直交復調器1
11に出力し、直交復調器111は、このダウンコンバ
ート信号DCにより受信IF信号IFRを復調し、ベー
スバンド復調信号(被復調信号)BDI及びBDQをベ
ースバンド復調器114に出力する。
【0025】ベースバンド復調信号BDI及びBDQ
は、ベースバンド復調器114でベースバンド復調さ
れ、第1の受信情報信号IR1となる。他方、受信ホッ
ピング符号HRCは、復号器115で復号され、第2の
受信情報信号IR2となる。
は、ベースバンド復調器114でベースバンド復調さ
れ、第1の受信情報信号IR1となる。他方、受信ホッ
ピング符号HRCは、復号器115で復号され、第2の
受信情報信号IR2となる。
【0026】本実施例の周波数ホッピング通信装置は、
送信装置101において、第2の送信情報信号IS2を
ホッピング符号生成器106で送信ホッピング符号HS
Cに変換して周波数ホッピングに用い、受信装置102
において、ホッピング符号を受信ホッピング符号HRC
として抽出し、この受信ホッピング符号HRCを復号器
115で第2の受信情報信号IR2に復号していること
が、図6の周波数ホッピング通信装置と相違する特徴部
分である。従って、従来と同じシンボルレートで、従来
より第2の送信情報信号IS2の分だけ多く情報を送受
信することができる。
送信装置101において、第2の送信情報信号IS2を
ホッピング符号生成器106で送信ホッピング符号HS
Cに変換して周波数ホッピングに用い、受信装置102
において、ホッピング符号を受信ホッピング符号HRC
として抽出し、この受信ホッピング符号HRCを復号器
115で第2の受信情報信号IR2に復号していること
が、図6の周波数ホッピング通信装置と相違する特徴部
分である。従って、従来と同じシンボルレートで、従来
より第2の送信情報信号IS2の分だけ多く情報を送受
信することができる。
【0027】例えば、第2の送信情報信号IS2をIS
2xとIS2yの2ビットとし、IS2x,IS2y,
送信ホッピング符号HSCおよびIF周波数(送信IF
信号IFSの周波数)が表1のような関係になっている
とする。
2xとIS2yの2ビットとし、IS2x,IS2y,
送信ホッピング符号HSCおよびIF周波数(送信IF
信号IFSの周波数)が表1のような関係になっている
とする。
【0028】
【表1】
【0029】そして、この場合に第2の送信情報信号I
S2が図2のようになっているとすると、送信IF信号
IFSは図3のように逐次IF周波数がホッピングする
信号となる。これが正常に受信され復調されると、第2
の受信情報信号IR2は図2の第2の送信情報信号IS
2と一致し、2ビットの情報が各時点で得られる。従っ
て、従来に比べて2ビット多く情報を送受信することが
できる。
S2が図2のようになっているとすると、送信IF信号
IFSは図3のように逐次IF周波数がホッピングする
信号となる。これが正常に受信され復調されると、第2
の受信情報信号IR2は図2の第2の送信情報信号IS
2と一致し、2ビットの情報が各時点で得られる。従っ
て、従来に比べて2ビット多く情報を送受信することが
できる。
【0030】図4は本発明の別の実施例の周波数ホッピ
ング通信装置の要部ブロック図である。この実施例の周
波数ホッピング通信装置は、図7に示される形式の周波
数ホッピング通信装置に本発明を適用したものであり、
図1及び図7と同一符号は同一部分を示し、201は送
信装置、202は受信装置、112はホッピング周波数
判定器、207は信号再生装置である。
ング通信装置の要部ブロック図である。この実施例の周
波数ホッピング通信装置は、図7に示される形式の周波
数ホッピング通信装置に本発明を適用したものであり、
図1及び図7と同一符号は同一部分を示し、201は送
信装置、202は受信装置、112はホッピング周波数
判定器、207は信号再生装置である。
【0031】図4に示される周波数ホッピング通信装置
においては、送信装置201は、ベースバンド変調器1
05とホッピング符号生成器106と周波数ホッピング
装置203とを主要部として備え、周波数ホッピング装
置203はセレクタ204とディジタルトランスマルチ
プレクサ205と直交変調器109と発振器206とか
ら構成されている。また、受信装置202は、信号再生
装置207とベースバンド復調器114と復号器115
とを主要部として備え、信号再生装置207は直交復調
器111とディジタルトランスマルチプレクサ209と
加算器210とホッピング周波数判定器112と発振器
208とから構成されている。以下、本実施例の動作を
説明する。
においては、送信装置201は、ベースバンド変調器1
05とホッピング符号生成器106と周波数ホッピング
装置203とを主要部として備え、周波数ホッピング装
置203はセレクタ204とディジタルトランスマルチ
プレクサ205と直交変調器109と発振器206とか
ら構成されている。また、受信装置202は、信号再生
装置207とベースバンド復調器114と復号器115
とを主要部として備え、信号再生装置207は直交復調
器111とディジタルトランスマルチプレクサ209と
加算器210とホッピング周波数判定器112と発振器
208とから構成されている。以下、本実施例の動作を
説明する。
【0032】送信装置201において、送信情報は第1
の送信情報信号IS1と第2の送信情報信号IS2とに
分割され、第1の送信情報信号IS1は入力端子103
から入力され、第2の送信情報信号IS2は入力端子1
04から入力される。
の送信情報信号IS1と第2の送信情報信号IS2とに
分割され、第1の送信情報信号IS1は入力端子103
から入力され、第2の送信情報信号IS2は入力端子1
04から入力される。
【0033】入力端子103から入力された第1の送信
情報信号IS1は、ベースバンド変調器105でベース
バンド変調されてベースバンド変調信号BMI及びBM
Qとなり、周波数ホッピング装置203のセレクタ20
4に入力される。他方、入力端子104から入力された
第2の送信情報信号IS2は、ホッピング符号生成器1
06でホッピング周波数に対応する符号である送信ホッ
ピング符号HSCとなり、周波数ホッピング装置203
のセレクタ204に入力される。
情報信号IS1は、ベースバンド変調器105でベース
バンド変調されてベースバンド変調信号BMI及びBM
Qとなり、周波数ホッピング装置203のセレクタ20
4に入力される。他方、入力端子104から入力された
第2の送信情報信号IS2は、ホッピング符号生成器1
06でホッピング周波数に対応する符号である送信ホッ
ピング符号HSCとなり、周波数ホッピング装置203
のセレクタ204に入力される。
【0034】セレクタ204は、ホッピング周波数に1
対1に対応する出力線を持っており、ホッピング符号生
成器106から出力された送信ホッピング符号HSCに
対応するホッピング周波数を選択し、この選択したホッ
ピング周波数に対応する出力線より、ベースバンド変調
器105から出力されたベースバンド変調信号BMI及
びBMQを出力する。ディジタルトランスマルチプレク
サ205は、セレクタ204の出力線に接続されたホッ
ピング周波数に1対1に対応する入力線を有しており、
セレクタ204により各出力線に出力されるベースバン
ド変調信号BMI及びBMQを多重化及びアナログ化し
て送信ベースバンド信号BSI及びBSQを直交変調器
109に出力する。この送信ベースバンド信号BSI及
びBSQは、発振器206の出力するローカル信号LO
Sを入力とする直交変調器109で直交変調されて送信
IF信号IFSとなる。
対1に対応する出力線を持っており、ホッピング符号生
成器106から出力された送信ホッピング符号HSCに
対応するホッピング周波数を選択し、この選択したホッ
ピング周波数に対応する出力線より、ベースバンド変調
器105から出力されたベースバンド変調信号BMI及
びBMQを出力する。ディジタルトランスマルチプレク
サ205は、セレクタ204の出力線に接続されたホッ
ピング周波数に1対1に対応する入力線を有しており、
セレクタ204により各出力線に出力されるベースバン
ド変調信号BMI及びBMQを多重化及びアナログ化し
て送信ベースバンド信号BSI及びBSQを直交変調器
109に出力する。この送信ベースバンド信号BSI及
びBSQは、発振器206の出力するローカル信号LO
Sを入力とする直交変調器109で直交変調されて送信
IF信号IFSとなる。
【0035】一方、受信装置202においては、送信I
F信号IFSに伝送による劣化が加わった受信IF信号
IFRが、信号再生装置207に入力され、発振器20
8の出力するローカル信号LORを入力とする直交復調
器111で直交復調されて直交復調信号TDI及びTD
Qとなり、ディジタルトランスマルチプレクサ209に
入力される。ディジタルトランスマルチプレクサ209
は、ホッピング周波数に1対1に対応する出力線を持っ
ており、直交復調器111から入力された直交復調信号
TDI及びTDQをディジタル化及び分割化してホッピ
ング周波数に対応する出力線から分割ベースバンド信号
DBI及びDBQを出力する。この各出力線に出力され
た分割ベースバンド信号DBI及びDBQは加算器21
0およびホッピング周波数判定器112に入力される。
F信号IFSに伝送による劣化が加わった受信IF信号
IFRが、信号再生装置207に入力され、発振器20
8の出力するローカル信号LORを入力とする直交復調
器111で直交復調されて直交復調信号TDI及びTD
Qとなり、ディジタルトランスマルチプレクサ209に
入力される。ディジタルトランスマルチプレクサ209
は、ホッピング周波数に1対1に対応する出力線を持っ
ており、直交復調器111から入力された直交復調信号
TDI及びTDQをディジタル化及び分割化してホッピ
ング周波数に対応する出力線から分割ベースバンド信号
DBI及びDBQを出力する。この各出力線に出力され
た分割ベースバンド信号DBI及びDBQは加算器21
0およびホッピング周波数判定器112に入力される。
【0036】加算器210は、ディジタルトランスマル
チプレクサ209の全出力線について信号を加算して被
復調信号DSI及びDSQをベースバンド復調器114
に出力する。他方、ホッピング周波数判定器112は、
ディジタルトランスマルチプレクサ209の複数の出力
線のうち、どの出力線から分割ベースバンド信号DBI
及びDBQが出力されているかを常に検出して各時点の
受信ホッピング周波数を判定し、この判定したホッピン
グ周波数に対応する受信ホッピング符号HRCを復号器
115に出力する。
チプレクサ209の全出力線について信号を加算して被
復調信号DSI及びDSQをベースバンド復調器114
に出力する。他方、ホッピング周波数判定器112は、
ディジタルトランスマルチプレクサ209の複数の出力
線のうち、どの出力線から分割ベースバンド信号DBI
及びDBQが出力されているかを常に検出して各時点の
受信ホッピング周波数を判定し、この判定したホッピン
グ周波数に対応する受信ホッピング符号HRCを復号器
115に出力する。
【0037】被復調信号DSI及びDSQは、ベースバ
ンド復調器114でベースバンド復調されて第1の受信
情報信号IR1となる。他方、受信ホッピング符号HR
Cは、復号器115で復号されて第2の受信情報信号I
R2となる。
ンド復調器114でベースバンド復調されて第1の受信
情報信号IR1となる。他方、受信ホッピング符号HR
Cは、復号器115で復号されて第2の受信情報信号I
R2となる。
【0038】本実施例では、送信装置201において、
第2の送信情報信号IS2をホッピング符号生成器10
6で送信ホッピング符号HSCに変換して周波数ホッピ
ングに用い、受信装置202において、ホッピング符号
を受信ホッピング符号HRCとして抽出し、この受信ホ
ッピング符号HRCを復号器115で第2の受信情報信
号IR2に復号している点が、図7の周波数ホッピング
通信装置と相違する特徴部分である。従って、従来と同
じシンボルレートで、従来より第2の送信情報信号IS
2の分だけ多く情報を送受信することができる。
第2の送信情報信号IS2をホッピング符号生成器10
6で送信ホッピング符号HSCに変換して周波数ホッピ
ングに用い、受信装置202において、ホッピング符号
を受信ホッピング符号HRCとして抽出し、この受信ホ
ッピング符号HRCを復号器115で第2の受信情報信
号IR2に復号している点が、図7の周波数ホッピング
通信装置と相違する特徴部分である。従って、従来と同
じシンボルレートで、従来より第2の送信情報信号IS
2の分だけ多く情報を送受信することができる。
【0039】図5は本発明の更に別の実施例の周波数ホ
ッピング通信装置の要部ブロック図である。この実施例
の周波数ホッピング通信装置は、図7に示される形式の
送信装置,図8に示される形式の受信装置に本発明を適
用したものであり、図1,図4,図7および図8と同一
符号は同一部分を示し、301は受信装置、302は信
号再生装置である。
ッピング通信装置の要部ブロック図である。この実施例
の周波数ホッピング通信装置は、図7に示される形式の
送信装置,図8に示される形式の受信装置に本発明を適
用したものであり、図1,図4,図7および図8と同一
符号は同一部分を示し、301は受信装置、302は信
号再生装置である。
【0040】図5に示される周波数ホッピング通信装置
において、受信装置301は、信号再生装置302とベ
ースバンド復調器114と復号器115とを主要部とし
て備え、信号再生装置302は直交復調器111とディ
ジタルトランスマルチプレクサ209とセレクタ303
とホッピング周波数判定器112と発振器208とから
構成されている。送信装置201は図4に示される送信
装置201と全く同じものである。以下、受信装置30
1の動作について説明する。
において、受信装置301は、信号再生装置302とベ
ースバンド復調器114と復号器115とを主要部とし
て備え、信号再生装置302は直交復調器111とディ
ジタルトランスマルチプレクサ209とセレクタ303
とホッピング周波数判定器112と発振器208とから
構成されている。送信装置201は図4に示される送信
装置201と全く同じものである。以下、受信装置30
1の動作について説明する。
【0041】受信装置301においては、送信IF信号
IFSに伝送による劣化が加わった受信IF信号IFR
が、信号再生装置302に入力され、発振器208の出
力するローカル信号LORを入力とする直交復調器11
1で直交復調されて直交復調信号TDI及びTDQとな
り、ディジタルトランスマルチプレクサ209に入力さ
れる。ディジタルトランスマルチプレクサ209は、ホ
ッピング周波数に1対1に対応する出力線を持ってお
り、直交復調器111から入力された直交復調信号TD
I及びTDQをディジタル化及び分割化してホッピング
周波数に対応する出力線から分割ベースバンド信号DB
I及びDBQを出力する。この各出力線に出力された分
割ベースバンド信号DBI及びDBQはセレクタ303
およびホッピング周波数判定器112に入力される。
IFSに伝送による劣化が加わった受信IF信号IFR
が、信号再生装置302に入力され、発振器208の出
力するローカル信号LORを入力とする直交復調器11
1で直交復調されて直交復調信号TDI及びTDQとな
り、ディジタルトランスマルチプレクサ209に入力さ
れる。ディジタルトランスマルチプレクサ209は、ホ
ッピング周波数に1対1に対応する出力線を持ってお
り、直交復調器111から入力された直交復調信号TD
I及びTDQをディジタル化及び分割化してホッピング
周波数に対応する出力線から分割ベースバンド信号DB
I及びDBQを出力する。この各出力線に出力された分
割ベースバンド信号DBI及びDBQはセレクタ303
およびホッピング周波数判定器112に入力される。
【0042】ホッピング周波数判定器112は、ディジ
タルトランスマルチプレクサ209の複数の出力線のう
ち、どの出力線から分割ベースバンド信号DBI及びD
BQが出力されているかを検出して受信ホッピング周波
数を判定し、この判定したホッピング周波数に対応する
受信ホッピング符号HRCを、セレクタ303および復
号器115に出力する。セレクタ303は、ディジタル
トランスマルチプレクサ209の各出力線に接続された
ホッピング周波数に1対1に対応する入力線を有してお
り、ホッピング周波数判定器112から出力された受信
ホッピング符号HRCに対応するホッピング周波数を選
択し、この選択したホッピング周波数に対応する入力線
に入力された分割ベースバンド信号DBI及びDBQを
被復調信号DSI及びDSQとしてベースバンド復調器
114に出力する。
タルトランスマルチプレクサ209の複数の出力線のう
ち、どの出力線から分割ベースバンド信号DBI及びD
BQが出力されているかを検出して受信ホッピング周波
数を判定し、この判定したホッピング周波数に対応する
受信ホッピング符号HRCを、セレクタ303および復
号器115に出力する。セレクタ303は、ディジタル
トランスマルチプレクサ209の各出力線に接続された
ホッピング周波数に1対1に対応する入力線を有してお
り、ホッピング周波数判定器112から出力された受信
ホッピング符号HRCに対応するホッピング周波数を選
択し、この選択したホッピング周波数に対応する入力線
に入力された分割ベースバンド信号DBI及びDBQを
被復調信号DSI及びDSQとしてベースバンド復調器
114に出力する。
【0043】ベースバンド復調器114は、被復調信号
DSI及びDSQをベースバンド復調して第1の受信情
報信号IR1を出力する。他方、復号器115は、受信
ホッピング符号HRCを復号して第2の受信情報信号I
R2を出力する。
DSI及びDSQをベースバンド復調して第1の受信情
報信号IR1を出力する。他方、復号器115は、受信
ホッピング符号HRCを復号して第2の受信情報信号I
R2を出力する。
【0044】このように本実施例では、送信装置201
において、第2の送信情報信号IS2をホッピング符号
生成器106で送信ホッピング符号HSCに変換して周
波数ホッピングに用い、受信装置301において、ホッ
ピング符号を受信ホッピング符号HRCとして抽出し、
この受信ホッピング符号HRCを復号器115で第2の
受信情報信号IR2に復号している。従って、従来と同
じシンボルレートで、従来より第2の送信情報符号IS
2の分だけ多く情報を送受信することができる。
において、第2の送信情報信号IS2をホッピング符号
生成器106で送信ホッピング符号HSCに変換して周
波数ホッピングに用い、受信装置301において、ホッ
ピング符号を受信ホッピング符号HRCとして抽出し、
この受信ホッピング符号HRCを復号器115で第2の
受信情報信号IR2に復号している。従って、従来と同
じシンボルレートで、従来より第2の送信情報符号IS
2の分だけ多く情報を送受信することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、送信
情報信号を第1の送信情報信号と第2の送信情報信号と
に分け、第1の送信情報信号を従来の送信情報と同様に
扱い、他方、第2の送信情報信号はホッピング符号生成
器で送信ホッピング符号に変換して周波数ホッピングに
用い、受信側でホッピング符号を受信ホッピング符号と
して抽出し、この受信ホッピング符号を復号器で復号化
して第2の受信情報信号を得るようにしたので、従来と
同じシンボルレートで、第2の送信情報信号の分だけ多
くの情報を送受信できる効果がある。
情報信号を第1の送信情報信号と第2の送信情報信号と
に分け、第1の送信情報信号を従来の送信情報と同様に
扱い、他方、第2の送信情報信号はホッピング符号生成
器で送信ホッピング符号に変換して周波数ホッピングに
用い、受信側でホッピング符号を受信ホッピング符号と
して抽出し、この受信ホッピング符号を復号器で復号化
して第2の受信情報信号を得るようにしたので、従来と
同じシンボルレートで、第2の送信情報信号の分だけ多
くの情報を送受信できる効果がある。
【図1】本発明の一実施例の周波数ホッピング通信装置
の要部ブロック図である。
の要部ブロック図である。
【図2】第2の送信情報信号の信号波形図である。
【図3】送信IF信号の周波数ホッピングの様子を示す
図である。
図である。
【図4】本発明の別の実施例の周波数ホッピング通信装
置の要部ブロック図である。
置の要部ブロック図である。
【図5】本発明の更に別の実施例の周波数ホッピング通
信装置の要部ブロック図である。
信装置の要部ブロック図である。
【図6】従来の周波数ホッピング通信装置の構成例を示
す要部ブロック図である。
す要部ブロック図である。
【図7】従来の周波数ホッピング通信装置の他の構成例
を示す要部ブロック図である。
を示す要部ブロック図である。
【図8】従来の周波数ホッピング通信装置の受信装置の
別の構成例を示す要部ブロック図である。
別の構成例を示す要部ブロック図である。
101,201,601,701…送信装置 102,202,301,602,702…受信装置 103,104,603,703…入力端子 105…ベースバンド変調器 106…ホッピング符号生成器 107,203…周波数ホッピング装置 108,113…周波数シンセサイザ 109…直交変調器 110,207,302…信号再生装置 111…直交復調器 112…ホッピング周波数判定器 114…ベースバンド復調器 115…復号器 204,303…セレクタ 205,209…ディジタルトランスマルチプレクサ 206,208…発振器 210…加算器
Claims (8)
- 【請求項1】第1の送信情報信号をベースバンド変調し
てベースバンド変調信号を出力するベースバンド変調器
と、第2の送信情報信号を符号化して送信ホッピング符
号を出力するホッピング符号生成器と、前記ベースバン
ド変調信号と前記送信ホッピング符号とを入力として前
記ベースバンド変調信号を前記送信ホッピング符号に従
い周波数ホッピングして送信IF信号を出力する周波数
ホッピング装置とを含む送信装置と、 前記送信IF信号に伝送による劣化が加わった受信IF
信号を入力として被復調信号と受信ホッピング符号とを
出力する信号再生装置と、前記被復調信号を復調して第
1の受信情報信号を出力する復調器と、前記受信ホッピ
ング符号を復号して第2の受信情報信号を出力する復号
器とを含む受信装置から構成され、 前記送信装置における前記周波数ホッピング装置は、前
記ホッピング符号生成器から出力された送信ホッピング
符号に対応するホッピング周波数を持つ送信周波数ホッ
ピング信号を出力する周波数シンセサイザと、前記ベー
スバンド変調器から出力されたベースバンド変調信号を
前記周波数シンセサイザから出力された送信周波数ホッ
ピング信号によりIF信号に変調する変調器とから構成
され、 前記受信装置における前記信号再生装置は、前記受信I
F信号を入力として受信ホッピング符号を出力するホッ
ピング周波数判定器と、該ホッピング周波数判定器から
出力された受信ホッピング符号に対応するホッピング周
波数を持つ受信ホッピング信号を出力する周波数シンセ
サイザと、前記受信IF信号を前記周波数シンセサイザ
から出力された前記受信ホッピング信号によりベースバ
ンド信号に復調する復調器とから構成されることを特徴
とする 周波数ホッピング通信装置。 - 【請求項2】第1の送信情報信号をベースバンド変調し
てベースバンド変調信号を出力するベースバンド変調器
と、第2の送信情報信号を符号化して送信ホッピング符
号を出力するホッピング符号生成器と、前記ベースバン
ド変調信号と前記送信ホッピング符号とを入力として前
記ベースバンド変調信号を前記送信ホッピング符号に従
い周波数ホッピングして送信IF信号を出力する周波数
ホッピング装置とを含む 送信装置と、 前記送信IF信号に伝送による劣化が加わった受信IF
信号を入力として被復調信号と受信ホッピング符号とを
出力する信号再生装置と、前記被復調信号を復調して第
1の受信情報信号を出力する復調器と、前記受信ホッピ
ング符号を復号して第2の受信情報信号を出力する復号
器とを含む受信装置から構成され、 前記送信装置における前記周波数ホッピング装置は、前
記ベースバンド変調器から出力されたベースバンド変調
信号を入力とし、各々がホッピング周波数に1対1に対
応する複数の出力線のうち、前記ホッピング符号生成器
から出力された送信ホッピング符号のホッピング周波数
に対応する出力線より、前記ベースバンド変調信号を出
力するセレクタと、該セレクタの前記複数の出力線に接
続されたホッピング周波数に1対1に対応する複数の入
力線を有し、該複数の入力線に入力されるベースバンド
変調信号を多重化及びアナログ化して送信ベースバンド
信号を出力するディジタルトランスマルチプレクサと、
該ディジタルトランスマルチプレクサから出力された送
信ベースバンド信号をIF信号に変調する変調器とから
構成され、 前記受信装置における前記信号再生装置は、前記受信I
F信号をベースバンド信号に復調して受信ベースバンド
信号を出力する復調器と、ホッピング周波数に1対1に
対応する複数の出力線を有し、前記復調器から出力され
る前記受信ベースバンド信号をディジタル化及び分割化
してホッピング周波数に対応する各出力線から分割ベー
スバンド信号を出力するディジタルトランスマルチプレ
クサと、該ディジタルトランスマルチプレクサから出力
される各分割ベースバンド信号を全出力線について加算
して前記被復調信号を出力する加算器と、前記ディジタ
ルトランスマルチプレクサから出力される各分割ベース
バンド信号を入力として受信ホッピング符号を出力する
ホッピング周波数判定器とから構成されることを特徴と
する 周波数ホッピング通信装置。 - 【請求項3】第1の送信情報信号をベースバンド変調し
てベースバンド変調信号を出力するベースバンド変調器
と、第2の送信情報信号を符号化して送信ホッピング符
号を出力するホッピング符号生成器と、前記ベースバン
ド変調信号と前記送信ホッピン グ符号とを入力として前
記ベースバンド変調信号を前記送信ホッピング符号に従
い周波数ホッピングして送信IF信号を出力する周波数
ホッピング装置とを含む送信装置と、 前記送信IF信号に伝送による劣化が加わった受信IF
信号を入力として被復調信号と受信ホッピング符号とを
出力する信号再生装置と、前記被復調信号を復調して第
1の受信情報信号を出力する復調器と、前記受信ホッピ
ング符号を復号して第2の受信情報信号を出力する復号
器とを含む受信装置から構成され、 前記送信装置における前記周波数ホッピング装置は、前
記ベースバンド変調器から出力されたベースバンド変調
信号を入力とし、各々がホッピング周波数に1対1に対
応する複数の出力線のうち、前記ホッピング符号生成器
から出力された送信ホッピング符号のホッピング周波数
に対応する出力線より、前記ベースバンド変調信号を出
力するセレクタと、該セレクタの前記複数の出力線に接
続されたホッピング周波数に1対1に対応する複数の入
力線を有し、該複数の入力線に入力されるベースバンド
変調信号を多重化及びアナログ化して送信ベースバンド
信号を出力するディジタルトランスマルチプレクサと、
該ディジタルトランスマルチプレクサから出力された送
信ベースバンド信号をIF信号に変調する変調器とから
構成され、 前記受信装置における前記信号再生装置は、前記受信I
F信号をベースバンド信号に復調して受信ベースバンド
信号を出力する復調器と、ホッピング周波数に1対1に
対応する複数の出力線を有し、前記復調器から出力され
る前記受信ベースバンド信号をディジタル化及び分割化
してホッピング周波数に対応する各出力線から分割ベー
スバンド信号を出力するディジタルトランスマルチプレ
クサと、該ディジタルトランスマルチプレクサから出力
される各分割ベースバンド信号を入力として受信ホッピ
ング符号を出力するホッピング周波数判定器と、前記デ
ィジタルトランスマルチプレクサの前記複数の出力線に
接続されたホッピング周波数に1対1に対応する複数の
入力線を有し、該複数の入力線のうち、前記ホッピング
周波数判定器から出力される受信ホッピング符号のホッ
ピング周波数に対応する入力線に入力された分割ベース
バンド信号を前記被復調信号として出力するセレクタと
から構成されることを特徴とする 周波数ホッピング通信
装置。 - 【請求項4】第1の送信情報信号をベースバンド変調し
てベースバンド変調信号を出力するベースバンド変調器
と、第2の送信情報信号を符号化して送信ホッピング符
号を出力するホッピング符号生成器と、前記ベースバン
ド変調信号と前記送信ホッピング符号とを入力として前
記ベースバンド変調信号を前記送信ホッピング符号に従
い周波数ホッピングして送信IF信号を出力する周波数
ホッピング装置とを備え、 前記周波数ホッピング装置は、前記ホッピング符号生成
器から出力された送信ホッピング符号に対応するホッピ
ング周波数を持つ送信周波数ホッピング信号を出力する
周波数シンセサイザと、前記ベースバンド変調器から出
力されたベースバンド変調信号を前記周波数シンセサイ
ザから出力された前記送信周波数ホッピング信号により
IF信号に変調する変調器とから構成されることを特徴
とする 周波数ホッピング通信装置用の送信装置。 - 【請求項5】第1の送信情報信号をベースバンド変調し
てベースバンド変調信号を出力するベースバンド変調器
と、第2の送信情報信号を符号化して送信ホッピング符
号を出力するホッピング符号生成器と、前記ベースバン
ド変調信号と前記送信ホッピング符号とを入力として前
記ベースバンド変調信号を前記送信ホッピング符号に従
い周波数ホッピングして送信IF信号を出力する周波数
ホッピング装置とを備え、 前記周波数ホッピング装置は、前記ベースバンド変調器
から出力されたベースバンド変調信号を入力とし、各々
がホッピング周波数に1対1に対応する複数の出力線の
うち、前記ホッピング符号生成器から出力された送信ホ
ッピング符号のホッピング周波数に対応する出力線よ
り、前記ベースバンド変調信号を出力するセレクタと、
該セレクタの前記複数の出力線に接続されたホッピング
周波数に1対1に対応する複数の入力線を有し、該複数
の入力線に入力されるベースバンド変調信号を多重化及
びアナログ化して送信ベースバンド信号を出力するディ
ジタルトランスマルチプレクサと、該ディジタルトラン
スマルチプレクサから出力された送信ベースバンド信号
をIF信号に変調する変調器とから構成されることを 特
徴とする 周波数ホッピング通信装置用の送信装置。 - 【請求項6】送信IF信号に伝送による劣化が加わった
受信IF信号を入力として被復調信号と受信ホッピング
符号とを出力する信号再生装置と、前記被復調信号を復
調して第1の受信情報信号を出力する復調器と、前記受
信ホッピング符号を復号して第2の受信情報信号を出力
する復号器とを備え、 前記信号再生装置は、前記受信IF信号を入力として受
信ホッピング符号を出力するホッピング周波数判定器
と、該ホッピング周波数判定器から出力された受信ホッ
ピング符号に対応するホッピング周波数を持つ受信ホッ
ピング信号を出力する周波数シンセサイザと、前記受信
IF信号を前記周波数シンセサイザから出力された前記
受信ホッピング信号によりベースバンド信号に復調する
復調器とから構成されることを特徴とする 周波数ホッピ
ング通信装置用の受信装置。 - 【請求項7】送信IF信号に伝送による劣化が加わった
受信IF信号を入力として被復調信号と受信ホッピング
符号とを出力する信号再生装置と、前記被復調信号を復
調して第1の受信情報信号を出力する復調器と、前記受
信ホッピング符号を復号して第2の受信情報信号を出力
する復号器とを備え、 前記信号再生装置は、前記受信IF信号をベースバンド
信号に復調して受信ベースバンド信号を出力する復調器
と、ホッピング周波数に1対1に対応する複数の出力線
を有し、前記復調器から出力される前記受信ベースバン
ド信号をディジタル化及び分割化してホッピング周波数
に対応する各出力線から分割ベースバンド信号を出力す
るディジタルトランスマルチプレクサと、該ディジタル
トランスマルチプレクサから出力される各分割ベースバ
ンド信号を全出力線について加算して前記被復調信号を
出力する加算器と、前記ディジタルトランスマルチプレ
クサから出力される各分割ベースバンド信号を入力とし
て受信ホッピング符号を出力するホッピング周波数判定
器とから構成されることを特徴とする 周波数ホッピング
通信装置用の受信装置。 - 【請求項8】送信IF信号に伝送による劣化が加わった
受信IF信号を入力として被復調信号と受信ホッピング
符号とを出力する信号再生装置と、前記被復調信号を復
調して第1の受信情報信号を出力する復調器と、前記受
信ホッピング符号を復号して第2の受信情報信号を出力
する復号器とを備え、 前記信号再生装置は、前記受信IF信号をベースバンド
信号に復調して受信ベースバンド信号を出力する復調器
と、ホッピング周波数に1対1に対応する複数の出力線
を有し、前記復調器から出力される前記受信ベースバン
ド信号をディジタル化及び分割化してホッピング周波数
に対応する各出力線から分割ベースバンド信号を出力す
るディジタルトランスマルチプレクサと、該ディジタル
トランスマルチプレクサから出力される各分割ベースバ
ンド信号を入力として受信ホッピング符号を出力するホ
ッピング周波数判定器と、前記ディジタルトランスマル
チプレクサの前記複数の出力線に接続されたホッピング
周波数に1対1に対応する複数の入力線を有し、該複数
の入力線のうち、前記ホッピング周波数判定器から出力
される受信ホッピング符号のホッピング周波数に対応す
る入力線に入力された分割ベースバンド信号を前記被復
調信号として出力するセレクタとから構成されることを
特徴とする 周波数ホッピング通信装置用の受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32375795A JP2820092B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 周波数ホッピング通信装置及びそれ用の送信装置並びに受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32375795A JP2820092B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 周波数ホッピング通信装置及びそれ用の送信装置並びに受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09148959A JPH09148959A (ja) | 1997-06-06 |
JP2820092B2 true JP2820092B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=18158295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32375795A Expired - Lifetime JP2820092B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 周波数ホッピング通信装置及びそれ用の送信装置並びに受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2820092B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0442629A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-13 | Ricoh Co Ltd | スペクトル拡散通信方式 |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP32375795A patent/JP2820092B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09148959A (ja) | 1997-06-06 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
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