JPH10135831A - A/d変換器の補正方法および装置 - Google Patents

A/d変換器の補正方法および装置

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JPH10135831A
JPH10135831A JP9293918A JP29391897A JPH10135831A JP H10135831 A JPH10135831 A JP H10135831A JP 9293918 A JP9293918 A JP 9293918A JP 29391897 A JP29391897 A JP 29391897A JP H10135831 A JPH10135831 A JP H10135831A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 A/D変換器により変換するアナログ量の入
力値を補正する。 【解決手段】 変換保留期間において実際変換線が計算
され、理想的理論変換線との比較により、必要なオフセ
ットと利得補正を行う。本発明の方法はアナログ映像信
号をデジタル映像信号に変換するために適用される。本
発明はまた、アナログ映像信号をデジタル映像信号に変
換するための装置にも関連する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアナログ・デジタル
変換器(A/D変換器)を補正する方法と、この方法に
従って作動する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】A/D変換器により入力量Xが出力量Y
に変換されることが公知である。
【0003】A/D変換器の伝達関数は量子化に関し、
入力値の非線形関数である。出力値は量子的に変化す
る。量子とは2つの連続する数値間の差である。
【0004】理想的には、全ての量子は等しく、量子化
平坦面の平均値は入力値から、Y=AXで表される線形
関数を介して演繹される。このような理想的伝達関数を
図1に示す。同図は入力/出力平面にあり、縦軸の出力
値に対する、横軸にプロットされた入力値との関係を表
している。図1の例では、出力は整数値0乃至7または
2進基数モードにおいて000乃至111で表された8
つのレベルを有している。入力が変化しても該変化が量
子qの間隔を規定する2つの連続する値内であれば、出
力値は同じ値を維持する。破線で表された直線Dによ
り、個々の平坦面の中間点が結ばれている。
【0005】このような理想変換器においては原理的
に、量子化誤差と呼ばれる誤差が系統的に生じることが
知られている。統計的に、この誤差は −q/2乃至+q/2 間の絶対値を取る等しい可能性を有する。
【0006】入力値の関数としての出力値を表す各セグ
メントの中間を結ぶ線の傾斜は利得線と呼ばれる。しか
し実際の変換器はドリフトにより利得が変化する一方、
変換器の零値にオフセットが生じる。このような誤差は
それぞれ利得誤差及びオフセット誤差と呼ばれる。
【0007】理想変換器の系統的誤差の入力値の関数と
しての値が図2に示されている。この誤差は正負を交互
に繰り返しつつ跳躍して変化している。このため、オフ
セット誤差と利得誤差を0にするための閉ループフィー
ドバックは実際には行われない。
【0008】このような公知の誤差に対する対処法が試
みられている。
【0009】例えば米国特許第4947168号公報に
記載のA/D変換器において、2種類の補正が開ループ
において行われる。一方でメモリ49に記憶された補正
値が加算器29により出力値に加えられる。該補正値が
記憶されるメモリのアドレスは、最上位ビット(MS
B)を変換する変換器第1部分の出力値に依存してい
る。全体としての変換結果は、変換器17の出力から得
られた最上位ビットと、下位変換器27の出力から得ら
れた最下位ビット(LSB)と、メモリ49から得られ
る補正値の加算から得られる。メモリ49からの値はア
イドル変換時間中に周期的に更新される。
【0010】前記米国特許公報第7欄39行から第8欄
51行に説明されているように、校正シーケンスは初期
化ステップと校正ステップを含む。校正ステップにおい
ては、低速であるが正確な参照用D/A変換器43を用
いて既知の値が作られる。そして参照用変換器43から
得られた実際値と下位変換器27の出力において測定さ
れた値間の差が、メモリ49の、上位変換器17により
示されるアドレスに記憶される。
【0011】初期化ステップにおいては、高速であるが
精度に欠けるD/A変換器21の利得およびオフセット
値が設定される。このD/A変換器21は、上位変換器
17の最上位ビットにおいて変換された値をアナログ入
力から減算するために使用される。このステップにより
また、低位変換器27のオフセット誤差の調整が可能と
なる。
【0012】第8欄、46乃至51行に説明されている
ように、メモリ49に記憶された値を更新するキャリブ
レーションステップはシステムアイドル時間中に周期的
に繰り返すことができるが、初期化ステップは基本的に
変換周期の初めにおいてのみ行われる。
【0013】さらに、オフセット値と利得値を開ループ
モニタリングにより調整することが当業者には公知であ
る。この方法によれば、誤差を手動または自動シーケン
スによって計算し調整することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、利得
とオフセットの補正が閉ループにおいてアイドル変換時
間中に行われるように構成されたA/D変換方法および
装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、A/D
変換器の入力量Xの値が補正される。該変換器の出力量
Yは前記量Xの値に依存しており、出力値Yは、Xが値
から値Xn−1へと変化する時には理想的にはn個
の、間隔ΔYにより規則的に配置された値
,...,Yn−1を取る。すなわちYは、Xが一
つの間隔内においてXの値を有する時にはYn−1
値を取り、Xが一つの間隔内においてXn−1を有する
時にはYn−1の値を取り、さらにXから生ずるn−2
個の中間値Y,Y,...Yn−2を取る。前記n
−2個の中間値は一方においてY=aX+b で表さ
れる線形変換を介して得られ、他方ではYの量子化を介
して得られる。Yは、Xが値Xp−1から値Xに変化
する時は同じ出力値Yを維持し、値Yは、XがX
p−1とX間において変化する時に線形変換から得ら
れる値の一つである。本発明によればさらに、変換期間
の間に介在する変換保留期間を利用することにより変換
中に補正が行われ、それによって入力量Xの既知の値が
変換器に導入され、該変換器から適用すべき補正値が演
繹される。さらに、1つかそれ以上の数の変換保留期間
および変換中を通して連続的かつ反復的に、 a)整数mの数の入力値Xm1,...,Xmmに対し
て、得られた出力値Ym1,...,Ymmが測定さ
れ、 b)これらm個の測定値から生じる実際変換線の等式Y
=aX+bが計算され、この線は、Xm1
m1;Xm2,Ym2,Ym2;...;Xmm,Y
mmの縦軸座標を有するm個の点に最も近く、 c)bとb間の差の代数値をアナログ入力量に加算
することによりオフセット誤差を補正し、 d)入力量Xに、計算された最新の比a/aを乗算
することにより変換利得が補正される。
【0016】
【発明の実施の形態】上記したように、本発明によれ
ば、出力値YはいずれもS個の入力値、例えばXmt
(1≦t≦m)に対しては、Xmt1乃至Xmtsを平
均することにより得られる。s個の値Xmtは中心値X
に対して対称である。Xmtmin即ちXmtの最小
値と、最大入力値であるXmtmax間の隔たりは以下
の値、即ち Xn−1−X/n を有する間隔Δxの数個分である。
【0017】本発明の方法を、マルチコンポーネント映
像信号捕捉カードに配設された変換器に適用する場合、
例えば赤コンポーネントR,緑コンポーネントGおよび
青コンポーネントB、または総合輝度コンポーネントY
と2つの色差信号DR,DBを有する信号の場合、これ
ら3つのコンポーネントの位相を公知の方法に従って同
期させなければならない。本発明によれば、変換の保留
期間において、変換器の出力において得られるm個の実
際値Yが、m個の既知の入力値Xm1,...,X
mmに対して測定される。m個の入力値は例えばテスト
パターンジェネレータにより発生され、該テストパター
ンジェネレータによって例えば平坦面により順次変化し
増加する値がディスプレイされる。位相調整の際には、
平坦面上で安定化した値は無視するが、それは、これら
の安定化した値に対しては出力値も安定化しており、位
相シフトがないからである。
【0018】対照的に、ある入力値から別の値への急激
な跳躍がある時は、テストパターンジェネレータと変換
器間に配置された回路フィルタや素子により、例えばテ
ストパターンジェネレータにより発生された2つの順次
の値間の立ち上がりエッジがそれ程急激でないエッジに
変換される。この急激でない立ち上がりエッジにより、
個々の信号路に配設された変換器のそれぞれによるサン
プル捕捉の位相が揃えれれるのである。サンプルの捕捉
位相が揃えられるということは、例えば輝度信号路と2
つのクロミナンス信号路のサンプル捕捉が同時に行われ
るということではない。概して、サンプルの捕捉は時間
の経過とともにオフセットされるからである。そうでは
なく、サンプルの捕捉位相が揃えられるということは、
サンプルが、コンポジット映像信号と全く同時に捕捉さ
れるということである。もし、第1のコンポーネントが
第1の信号路を通過する速度が、第2のコンポーネント
が第2の信号路を通過する速度に比べてより速ければ、
第2の信号路におけるサンプル捕捉は、第2コンポーネ
ントが変換手段の入力から変換器へと到達する時間と、
第1のコンポーネントが同様の経過を経るために必要な
時間の差だけ遅れる。
【0019】本発明の方法の第1のステップにおいて
は、信号路の1つのサンプリング位相が調節されて、該
信号路のサンプリングタイミングが常に立ち上がりエッ
ジの既知の点、例えば2つの安定値間の中間値に対応す
るようにされる。その後、他の2つの信号路のサンプル
捕捉のタイミングが揃えられ、該タイミングがそれぞれ
の立ち上がりエッジの同じ既知の点、例えば2つの安定
値間の中間値に対応させられる。サンプリングの遅延を
正確に行うため、一方においてデジタル遅延線により異
なる信号路間でのサンプル捕捉位相がクロック周期の整
数分だけ移動され、他方では位相器等により付加的なオ
フセットが行われる。
【0020】本発明は既述の米国特許等の先行技術に比
べて、使用するメモリの数が少ないという利点を有す
る。また、前者の開ループに対して閉ループ制御である
という利点も有する。すなわち、一定の動作時間の後、
利得とオフセット等における残留誤差がほとんどゼロで
あり、そのわずかな残留誤差はコンポーネントの経時変
化または温度変化等の外乱によるものである。本発明は
特に、例えば変換器に入力する量のダイナミックレンジ
を低減する目的で、いくつかのアナログ量をまず所定の
プロセスに従って処理する場合に有利である。そのよう
な場合として例えばテレビジョン映像信号捕捉カードが
あり、該カードにおいては赤、緑、青の値を表すアナロ
グ電圧値が公知の方法によって変換され、基準に従って
輝度値Yおよび赤と青それぞれの色差信号DR,DBと
して定義される。Y,DR及びDBの各信号により、公
知の方法に従って白黒画像の濃度レベル又は公知の方法
に従ってカラー画像を再現するための赤、緑、青の各信
号を再現することが可能となる。この場合、閉ループ補
正の精度により、色空間変換用のマトリックスに見られ
るような小さなマトリックス係数の場合でも、アナログ
量変換用アナログマトリックスの利得調整を高い精度で
行うことができる。さらに、テレビジョン映像信号の場
合、個々のライン間および個々のフレーム間において変
換すべき信号は無い。このような変換すべき信号の無い
ブランキング期間と呼ばれる期間は従って映像信号の変
換中に周期的に存在する。
【0021】本発明によれば、アナログ入力量のオフセ
ットと利得の値の補正が以下のように行われる。すなわ
ち、補正された値に対して実行されるA/D変換が、入
力側の実際値の変換、即ち変換線Y=aX+bに従
った変換に対応するように補正される。すでに説明した
が以下により正確に説明すると、XとXn−1という
2つの極値間の値域にわたって変化する連続入力値Xが
変換器により公知の方法に従って変換される。変換Yは
XがXからXn−1にわたって変化する時n個の値を
取る。すなわち、XがXの時はYを取り、XがX
n−1の時Yn−1を取り、さらにXの量から生じるn
−2個の中間値Y,Y...,Yn−2を取る。こ
れら中間値Y,Y,...,Yn−2は一方におい
て理想変換線に従って線形変換を介して得られ、その場
合Yの値は
【0022】
【数3】
【0023】となり、他方、量子化により、Xが値X
p−1からX(1≦p<n−1)へと変化する時、量
Yに対して一定の出力値が与えられる。X−Xp−1
の間隔は
【0024】
【数4】
【0025】に等しい。
【0026】この一定値は、Xが個々の間隔の中心値を
取る時に線形変換を介してYに対して得られた値であ
る。本発明に特有の補正方法によれば、入力値Xq0
対して、フィードバックされた装置から得られた実際値
q0と、理論的に予測される伝達関数に従って変換を
行った場合に得られるはずの理論値Yq´0との間にお
いて代数的オフセットが計算される。その後入力値Xに
はこのオフセットの代数値が加算されて補正される。こ
の第1の補正によりオフセットが補正される。
【0027】そして、前もって計算された代数的オフセ
ットにより補正された既知の入力値mX,...,X
に対する、フィードバックされた装置の出力において
得られる実際値Ym1,...,Ymmが測定される。
【0028】座標Xm1,...,Xmmを有
するm個の点M,M,...,Mの近傍を通過す
る直線の傾斜aが決定される。例えば個々の点から該
線までの距離の二乗の合計が最小となる時、直線がM個
の点の近傍を通過すると考えられる。m個の点を通過す
る線のうち、どの線が一番近いかを推定できる限り、い
ずれの公知の数学的方法でも使用できる。
【0029】入力値は、理論変換線の傾斜値aとm個
の点の近傍の線の傾斜a間の比に等しい係数を入力量
Xに適用することにより補正される。
【0030】上記の説明から明らかなように、本発明の
方法によればオフセットの補正を、変換器の量子化にお
ける量子の整数の数に対応する値だけのみ、行うことが
できる。同様に、利得補正に関しても、点M
,...,Mの縦軸が、装置の量子化平坦面に対
応する値のみを取ることができる。その結果、実行され
た補正に粗さが生じる。このため、本発明及びその実施
例によって得られる結果を大きく改善するために、個々
の入力値Xに関連する出力値Yは、Yr1
r2,...,Yrsというs個の値の平均値であ
る。これらs個の値は入力量XをXm0を中心として変
化させることにより得られる。量Xに配分された値X
r1,Xr2,...,Xrsは、Xm0に関して対称
であるという特性を持つ。対称であるとはつまり、一方
では、出力値Yr1,Yr2,...,Yrsに対応す
る値Xr1乃至Xrsの平均がXm0に等しく、他方に
おいてXr1乃至Xrsの値がXm0に関して対称性を
示すということである。Xの取る最小値Xrminと最
大値Xrmaxとの間の隔たりは量子数個分である。
【0031】
【実施例】図3は、アナログ変調された標準カラー映像
信号データの捕捉用カードの電気回路図である。この捕
捉カードは、該アナログ変調を公知の標準の1つに従っ
てデジタル変調へ変換するためのものである。本実施例
では、入力は赤R、緑G、および青Bを表すアナログ信
号であり、カードによりこれら信号が輝度信号Yと赤色
差信号DR、青色差信号DBのアナログ信号に変換され
た後に、4.2.2またはHDTV標準等のデジタルデ
ータに変換するよう構成されている。
【0032】言うまでもなく、入力映像信号がY,D
R,DBコンポーネントを含み、デジタル出力をY,D
R,DBとすることもできる。
【0033】本実施例によるカードは3つの入力1R,
1G,1Bを有し、それぞれ赤、緑、青のアナログ信号
を受け取る。これらの信号は可制御スイッチ3B,3
G,3Rを介して、公知の適合回路2B,2G,2Rに
供給される。これらのスイッチは2つの位置を取ること
ができる。第1の位置においては、スイッチは被変換信
号を伝達し、第2の位置ではテストパターンジェネレー
タ4から生じる信号を伝達する。このジェネレータから
は適合回路2の入力で受け取られた信号の標準に合わせ
て校正されたアナログ信号が得られる。適合回路2の出
力におけるアナログ信号の振幅は公知の方法に従ってア
ナログマトリックス変換器5により変換される。マトリ
ックス変換器は適合回路2の出力6B,6G,6Rにお
けるアナログ信号を受け取る。9つの変換係数のそれぞ
れの値は原則として、変換標準に従って採用された値で
ある。本発明によれば、マトリックスの乗算係数の実際
値を反復的に修正することにより、回路内の不完全さに
係わる該修正値が、標準に実質的に対応する値となるよ
うにされる。
【0034】これらの係数の値はマイクロプロセッサ1
7により制御可能である。マイクロプロセッサ17の役
割は以下に説明する。
【0035】マトリックス変換器5からの出力信号はス
イッチ8DB,8Y及び8DRを介して増幅器7DB,
7Yおよび7DRに送られる。これらのスイッチは2つ
の位置を取ることができる。第1の位置では、それらは
マトリックス変換器5から生じる信号を受け取り、第2
の位置では適合器2から生じる信号を受け取る。第1の
位置は、変換回路による変換が標準の変更、例えば赤、
緑、青(R,G,B)から輝度、赤色差、青色差(Y,
DR,DB)への変更を伴う場合に対応する。すなわ
ち、これは本実施例の場合である。第2の位置は、例え
ばアナログDR,Y,DBからデジタルDR,Y,DB
への変換等、色空間の変更なしに変換が行われる場合に
対応する。
【0036】増幅器7の利得はマイクロプロセッサ17
により制御可能である。フィルタ9DB,9Y,9DR
によるフィルタリングの後、増幅器7から出力された信
号は、装置11DB,11Y,11DRを介してA/D
変換器10DB,10Y,10DRに導入される。これ
らの装置は変換の基準となる零レベルを調整するための
ものであり、クランプレベル調整装置として公知であ
る。クランプレベルは以下の説明ではベースレベルと呼
ぶ。装置11はマイクロプロセッサ17により調整可能
である。装置11は変換器10の直ぐ上流側に配設され
るため、装置11によりオフセット誤差を調整できる。
【0037】図3に示した実施例において、スイッチ8
と可変利得制御増幅器7は物理的構成要素であるが、こ
れらはプログラマブルマトリックス変換器5の係数の操
作により代替可能である。よって、入力および出力信号
が色空間Y;DR、DBにある場合、マトリックスは、
零でない係数が1に等しい対角行列となる。同様に、増
幅器7の利得の可変特性に代えて、マトリックスの係数
の値を操作することができる。
【0038】アナログ映像信号R,G,BがHDTV標
準デジタル映像信号Y,DR,DBへ変換される図1の
実施例では、Y信号路のサンプリング周波数はDRおよ
びDB信号路のサンプリング周波数の倍、すなわちY信
号路では72MHz,DRとDBのそれぞれの信号路に
おいて36MHzである。
【0039】サンプル捕捉のタイミングは公知の位相ル
ープ可制御クロック装置18により制御される。位相ル
ープ可制御クロック装置18は72MHzの周波数の制
御パルスを発生することにより輝度信号路YのA/D変
換器10Yを制御する一方、36MHzの周波数のパル
スを発生することにより差信号路DBとDRの変換器1
0DBと10DRを制御する。
【0040】差信号路DBとDRのサンプル捕捉タイミ
ングは、輝度信号路Yのサンプル捕捉タイミングに対し
て遅らせることができる。導入された遅延は12DB、
12DRの破線で示した移相器により表されている。信
号路Yから出力されたサンプルは遅延線13Yに導入さ
れる。2つの差信号路は書き込み/読み取りシフトレジ
スタ13DBと13DRに導入される。
【0041】最後に、信号路それぞれからの出力はマル
チプレクサ14を介して出力15に送られる。書き込み
/読み取りシフトレジスタの役割を以下に説明する。サ
ンプル捕捉のタイミングが信号路毎に異なるということ
はすでに説明した。シフトレジスタ13Bの出力19D
Bと、遅延線13Yの出力19Yの出力19Yと、シフ
トレジスタ13DRの出力19DRとにおけるサンプル
を同期してマルチプレクサ14に読み込ませるために、
マルチプレクサ14の読み込みタイミングを、A/D変
換器10による書き込みタイミング分だけオフセットす
ることが必要である。このため、シフトレジスタ13D
B、13DRと遅延線13Yとが組み合わせて使用され
る。この役割については、以下に回路の動作を説明する
際により詳細に説明する。
【0042】変換のオフセット誤差、又はマトリックス
変換器5ないし可変利得増幅器7の変換係数を自動的に
調整するために、遅延線13の出力に得られるデジタル
信号がマイクロプロセッサ17に導入される。マイクロ
プロセッサ17はブランキング期間中にスイッチ13お
よびアナログテストパターンジェネレータ4を制御す
る。マイクロプロセッサ17はまた、モジュール16を
介して、受け取るサンプルの選択を制御する。
【0043】マイクロプロセッサ17は得られた結果
を、変換が誤差による影響を受けていない場合に得られ
たであろう結果と比較する。そしてマイクロプロセッサ
17は必要な補正を計算する。
【0044】変換制御ループの動作を以下により詳細に
説明する。回路上で行うべき調整は信号路DRとDBの
信号路Yに対する位相ΦRとΦB、及び利得誤差(即ち
Y,DR,DB入力の3つと、R,G,B入力の9つ)
とオフセット誤差(Y,DR,DB入力の3つと、R,
G,B入力の3つ)の補償、に関する。
【0045】利得、オフセット、および位相調整は実際
にはわずかに相互関係を有するが、マイクロプロセッサ
17のソフトウェアはこれらを独立のものと見なし、そ
れぞれの調整を交互に順次繰り返す。
【0046】誤差測定は、フレームのライン間における
ブランキング時に行われる一方、フレーム間のブランキ
ング時にも行われる。
【0047】マイクロプロセッサ17はテストパターン
4を制御する。テストパターン4により、8つの異なる
レベルが発生される。位相補正は2段階にわたって行わ
れる。位相は先ず、輝度信号路即ち図3のYにおいて調
整される。
【0048】この動作は2つのクロミナンス信号路DR
とDBの位相を調整するために必要な準備である。マイ
クロプロセッサ17はテストパターンの位相ΦTEST
PATTERNに働きかけ、信号Yの立ち上がりエッ
ジの(振幅における)丁度中央においてYのサンプルが
得られるようにする。
【0049】得られる結果は図4の(a)及び(b)に
示してある。これらは変換器回路10Yの入力における
アナログ値と横軸の時間との関係を示している。十字形
はサンプリングのタイミングを示す。
【0050】図4のサンプリングのタイミングはテスト
パターンにより発生されたレベルの変化を含む時間間隔
内にある。何らかの手段を取らない限り、サンプリング
タイミングはテストパターンのレベルの変化タイミング
に対して恣意的に存在してしまう。よって、図4の
(a)では、サンプルは、立ち上がりエッジが何らかの
作用を及ぼすほぼ1サンプリング期間前に捕捉される。
第2のサンプルは立ち上がりエッジの初めにあり、第3
のサンプルは同エッジの終わりにある。本発明によれ
ば、テストパターンのレベルの変化タイミングは、アナ
ログ値のレベルがテストパターンの2つの連続するレベ
ル間の中間値に到達する瞬間と一致してサンプル捕捉が
行われるように変位される。このように先行するレベル
と後続レベル間のレベルを採用したが、これはアナログ
入力信号に結合された時間マーカ内にタイミングをマー
キングすることを必要とする。よって、先行するレベル
と後続レベル間の代数的増分の特定のパーセンテージを
表すレベルを採用することも可能である。
【0051】テストパターンのレベル変化タイミングの
調整結果が図4の(b)に示されている。図4の(a)
に比べて、レベル変化のタイミングが進められており、
その結果この調整の後にはレベル変化にわずかに先立っ
てサンプルが捕捉され、該サンプルの捕捉は、アナログ
値が当初のレベルと後続レベル間の増分の半分に到達し
た瞬間と同時に行われる。
【0052】輝度信号路Yの位相合せが行われた後、第
2のステップ、すなわち2つのクロミナンス信号路DR
とDBの位相合わせが実行される。大まかなリフェージ
ングはすでにデジタルハードウェア遅延線13Yによ
り、信号路Y,DR及びDB用に計算された時間係数に
基づいて行われている。この遅延線により輝度信号路の
サンプル捕捉位相をサンプリング周期の整数分だけシフ
トすることができる。サンプリング周期は時間ベース1
8により発生される。
【0053】この第1の補償の後、クロミナンス信号路
DRとDBのそれぞれにおいてサンプル捕捉を1クロッ
ク周期足らずシフトすることにより、サンプル捕捉タイ
ミングを、被変換信号のレベルが当初レベルと最終レベ
ル間の中間レベル(または所定のレベル)に達するタイ
ミングと一致させることができる。
【0054】この1周期分に満たないシフトはマイクロ
プロセッサ17により制御される。位相シフト調整の
後、3つの信号路におけるサンプル番号xが、2つの中
間レベル間の全く同一の中間レベルに対応する。
【0055】得られた結果を図5に示す。
【0056】図5の(a)には、信号路Y,DB,DR
のそれぞれにおけるA/D変換器10のレベルにおける
サンプル捕捉のタイミングを示している。横軸上の時間
はサンプリング周期毎に目盛ってある。
【0057】図示の例では、信号路Yは3周期分をわず
かに上回る分だけ進めてある。遅延線13Yはサンプル
を4サンプリング周期分遅延する。変換器10DBと1
0DRにより出力されたサンプルDB,DRはこの信号
路Yの遅延の後、1周期足らず信号路Yより進んでい
る。サンプル捕捉の位相を揃えるために、マイクロプロ
セッサ17はサンプル捕捉を信号路DBにおいてd1だ
け、信号路DRにおいてはd2だけ遅延する。d1とd
2は、信号路Yでのサンプル捕捉の4周期分前に位置す
るタイミングに対する信号路DBとDRにおけるサンプ
ル捕捉の進みを表している。
【0058】変換器10Yから出力されたサンプルは遅
延線13Yに導入され、そこで4周期分遅延される。変
換器10DBと10DRから出力されたサンプルは書き
込み/読み取りシフトレジスタ13DBと13DRに導
入され、そこでそれぞれd1とd2の長さにわたってシ
フトされる。
【0059】よって、マルチプレクサ14による遅延線
とレジスタの読み取り時には、サンプルの位相が再び同
期されている。
【0060】結果は図5の(b)に示されており、3つ
それぞれの信号路におけるサンプルの位相が揃っている
のが分かる。すなわち、それぞれの信号路に導入された
異なる遅延が、一方においてデジタル遅延線13Yによ
り最速の信号路に遅延を導入することにより、また他方
においてその他の信号路におけるサンプル捕捉をシフト
することにより、補償されている。図示の例では、デジ
タル遅延線は1つの信号路にだけ配設されているが、必
要であれば他の1つの信号路にも配設し、最も遅い信号
路だけには配設しないよう構成することも可能である。
同様の結果はアナログ遅延線を変換器10の上流側に設
けることによっても得られる。
【0061】サンプル捕捉の時間シフトにより、それぞ
れの信号路における遅延の差が補正され、その結果、個
々の信号路の信号がアナログ信号の全く同一の初期タイ
ミングに対応する。個々の信号路における遅延が、被変
換信号のレベルに影響されないようにモニタリングする
ことにより、1つのレベルで行われた補正が信号のダイ
ナミックレンジ全体に対して有効であるようにされる。
【0062】位相調整の後、個々の変換器の利得線が以
下のように調整される。
【0063】すなわち、アナログ色空間からデジタル色
空間へと同様の定義においてA/D変換が行われる場
合、例えばY,DR,DBアナログ色空間からY;D
R,DBデジタル色空間へと変換される場合、マイクロ
プロセッサ17は可変利得増幅器7のレベル利得補正を
制御する。
【0064】マイクロプロセッサ17はまた、ベースレ
ベル調整装置11を介してオフセット誤差も補正する。
【0065】変換がアナログ色空間からその他のデジタ
ル色空間、例えばR,G,Bアナログ色空間からY,D
R,DBデジタル色空間へと行われる場合、マイクロプ
ロセッサはベースレベル調整装置11を介してマトリッ
クス変換器5の変換マトリックスの9つの係数、および
個々の信号路のオフセットを補正する。
【0066】上記いずれの場合においても、補正の原理
は同じであるが、第2の場合(すなわち色空間の変更)
では、3つの調整が連続的に行われる。第1の調整はテ
ストパターン4からのテスト信号が入力Rのみに送られ
ている間に行われ、赤値に適用される変換マトリックス
係数の値を調整することを可能とする。第2の調整は、
テストパターン4からの信号が入力1Gのみに送られる
間に行われ、この第2の調整により、緑値に適用される
変換マトリックス変換係数の調整が行われる。第3の調
整は、テストパターン4からの信号が入力1Bのみに送
られている間に行われ、青値に適用される変換マトリッ
クス係数の調整が行われる。
【0067】3つの信号路それぞれにおいて調整を行う
ために、マイクロプロセッサ17により制御されるテス
トパターンジェネレータ4は図6に示すような階段信号
を信号路の1つに送出する。それぞれの平坦面に対して
良好な補正値を得るために、テストパターンジェネレー
タ4はこの平坦面を中心として変化する値を発生する。
平坦面を中心とする値は平坦面のレベルに関して対称的
に選択される。平坦面の値を中心とした変化の最大振幅
は量子間隔数個分を表している。本実施例では、平坦面
それぞれに対して32個の測定値が得られ、平坦面のレ
ベルに対する隔たりの最大値は量子間隔4個分である。
この平坦面に関して変換される32個の異なる値はマイ
クロプロセッサ17に入力され、マイクロプロセッサ1
7は平均値を求める。この平均値がメモリに記憶され
る。
【0068】個々の平坦面が測定値の対象を形成した
時、マイクロプロセッサ17は平均値の組を有する。こ
れら平均値の位置関係は図7のグラフに示されている。
テストパターンにより送出された入力値Xが横軸に沿っ
てプロットしてある。縦軸には平坦面1つ1つに対し
て、平坦面により規定される値を中心として対称的に捕
捉された32個の値を平均して実際に得られ値Yがプロ
ットしてある。理想変換において得られる理論変換直線
が破線で表されている。個々の平坦面に対して得られた
点が十字形で示されている。
【0069】マイクロプロセッサ17は、十字形により
示された点から以下の等式を用いて点上の、または点間
の最適の直線を計算するようプログラムされている。
【0070】Y=aX+b この直線はいわゆる最小二乗アルゴリズムを用いて求め
られる。このアルゴリズムにより係数a1とb1が計算
され、十字により表される個々の点から直線までの距離
の自乗の合計が、以下の等式によって最小にされる。
【0071】Y=aX+b この計算の詳細は公知である。以下の等式 Y=aX+b を有する理論直線が公知であり、伝送基準を定義する標
準のそれぞれから生ずる。本実施例では、HDTV標準
から出力コードと入力電圧間の対応が得られる。テスト
パターン4により得られる入力コードが公知である。マ
イクロプロセッサ17は次に各信号路の利得に作用し、
をaの方に、そして信号路のオフセットに作用し
てbをbの方に進ませる。
【0072】特筆すべきは、係数の組を異なる標準(日
本語標準等)に適合させる際に、ソフトウェアのパラメ
ータ設定を変更するだけで済み、ハードウェアに変更を
加える必要がないということである。
【0073】アナログ色空間から同様のデジタル色空間
へ、例えばY,DR,DBからY,DR,DBへと変換
が行われる場合、利得は可変利得増幅器7により調整さ
れる。アナログ色空間から異なるデジタル色空間へ、例
えばR,G,BからY,DR,DBへと変換が行われる
場合、利得は変換マトリックスの3つの係数、即ち赤、
続いて青、最後に緑と作用することにより調整される。
いずれにしろ、オフセットはベースレベル調整装置11
に作用することにより調整される。
【0074】よって、変換された映像信号コンポーネン
トをA,B,C、入力映像信号のコンポーネント
をA,B,C、変換マトリックスをMとすれば、
以下の関係
【0075】
【数5】
【0076】a,a,a;b,b,b;c
,c,cはノルム係数の変換ないし変化である。
例えばA,B,CがDR,Y,DBに対応し、A
,B,CがR,G,Bに対応するとすれば、赤の
発生により係数a,b,cのみの調整がなされ、
青の発生により係数a,b,cのみの調整がなさ
れ、緑の発生により係数a,b,cのみの調整が
成される。
【0077】本実施例では、利得調整は、フレーム間の
ブランキング時間に実行される調整により継続的に行わ
れる。ブラックレファレンスの調整は、ライン間のブラ
ンキング時間に装置11に作用することにより行われる
測定により継続的に行われる。
【0078】
【外1】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はデジタル変換の原理を説明するための曲
線である。
【図2】図2はデジタル変換から生ずる系統的誤差を説
明するための曲線である。
【図3】図3は本発明の方法に従い作動する捕捉カード
の電気回路の実施例である。
【図4】図4の(a)は何らの事前処置も取らなかった
場合におけるレベルの跳躍時のサンプル捕捉タイミング
を表す図であり、(b)は、変換しようとする信号の値
が先行レベルと後続レベル間の所定のレベルを通過する
タイミングにサンプル捕捉の瞬間が対応している、レベ
ル跳躍時のサンプル捕捉の瞬間を示す図である。
【図5】図5の(a),(b)は、当初は位相が揃って
いたが、異なる処理遅延を受けた2つの信号のサンプリ
ング間に必要な時間オフセットを示す図である。
【図6】図6は変換品質をモニタするための所定の信号
の形状を示す図である。
【図7】図7は、一方において理論変換線を破線で、ま
た実際の変換点から計算により求められた実際変換線を
実線で示した図である。
【符号の説明】
Y 輝度信号 DR 赤色差信号 DB 青色差信号 4 テストパターンジェネレータ 5 アナログマトリックス変換器 17 マイクロプロセッサ 10 A/D変換器 14 マルチプレクサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ モレル フランス国 レンヌ リュ ルネ ルイ ガロゥエデク 35

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力量Xの値に依存するデジタル出力量
    Yを送出するA/D変換器の前記入力量Xの値を補正す
    る方法であって、出力値Yは理想的には、Xが値X
    らXn−1に変化する時はn個の、間隔ΔYにより規則
    的に隔てられた値Y,...,Yn−1を取り、すな
    わちXが間隔内において値Xを有する時には値Y
    Xが間隔内において値Xn−1を有する時には値Y
    n−1又はXの量から生ずる中間値Y
    ,...,Yn−2を取り、前記中間値Y
    ,...,Yn−2は一方において式Y=aX+
    で表される線形変換を介して、他方においてYの量
    子化を介して得られ、Yは、Xが値Xp−1から値X
    へと変化する時には同じ出力値Yを維持し、前記値Y
    は、XがXp−1とX間を変化する時に前記線形変
    換から得られる値の1つであり、さらにこの方法におい
    ては変換中に、変換周期間に介在する変換保留期間を利
    用することにより補正が行われ、その結果入力量Xの既
    知の値が変換器に導入され該変換器からは適用すべき補
    正値が導出されるよう構成された方法において、1つか
    それ以上の数の変換保留期間において、また変換の間中
    に連続的かつ反復的に、 a)整数であるm個の入力値Xm1,...,Xmm
    対して得られた出力値Ym1,...,Ymmが測定さ
    れ、 b)これらm個の測定値から生じる実際変換線の等式Y
    =aX+bが計算され、この線は、座標Xm1,Y
    m1;Xm2,Ym2;...;Xmm,Ymmを有す
    るm個の点に最も近く、 c)bとb間の差bの代数値をアナログ入力量に加
    算することによりオフセット誤差を補正し、 d)入力量Xを、計算された最新の比a/aで乗算
    することにより変換利得を補正するよう構成された、A
    /D変換器の入力量を補正する方法。
  2. 【請求項2】 入力値Xに対応するm個の出力値Y
    のそれぞれを得るために、中央値Xm0が定義され、入
    力量Xに中央値Xm0に関して対称であるs個の入力値
    r1,...,Xrsを配分することにより該入力量
    Xが変化され、前記出力値Yは、量Xが値
    r1,...,Xrsをそれぞれ取る時の量Yの出力
    値に対応する値Yr1,...,Yrsを平均すること
    により得られる平均Y ̄値である、請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 平均出力値Y ̄を得るために利用され
    るs個の入力値Xのそれぞれの最小値Xrminと最
    大値Xrmax間の隔たりが間隔数個分であり、該間隔
    は1つがXn−1−X/nの値を有している、請求項
    2記載の方法。
  4. 【請求項4】 平均出力値Y ̄を得るために利用され
    るs個の入力値の組の最小入力値Xrminと最大入力
    値Xrmax間の隔たりが、Xn−1−X/nで表さ
    れる値の間隔4乃至12個分である、請求項3記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 色空間により表されるテレビジョン映像
    信号のアナログコンポーネントA,B,Cを、同
    様の又は異なる色空間により表されたデジタルコンポー
    ネントA,B,Cへと変換する際の補正方法であ
    って、出力コンポーネントA,B,Cのそれぞれ
    の色空間が以下の形式の入力量に対して行われる線形コ
    ンビネーションから生じ、すなわち、 【数1】 ただし、Mは以下の形式 【数2】 で表される変換マトリックスであり、a,a
    ;b,b,b;c,c,cは変換係数
    であり、 個々の出力コンポーネントの変換は、入力量Xの値に依
    存する出力量Yを送出するアナログ変換器によりこのコ
    ンポーネントを変換するための信号路上において行わ
    れ、出力値Yは入力量Xに依存しており、出力値Yは理
    想的には、Xが値Xから値Xn−1に変化する時に
    は、間隔ΔYにより規則的に隔てられたn個の値
    ,...,Yn−1を取り、即ちXが間隔内におい
    て値Xを有する時は値Yを取り、Xが間隔内におい
    てXn−1を有する時は値Yn−1を取り、さらに量x
    から生じるn−2中央値Y,Y,...,Yn−2
    を取り、該n−2中央値Y,Y,...,Yn−2
    は、一方においてY=aX+bの形の線形変換を介
    して、他方においてはYの量子化を介して得られ、Yは
    Xが値Xp−1から値Xへ変化する時は同一の出力値
    を維持し、前記値Yは、XがXp−1とX間に
    ある値の1つを取る時の線形変換から得られる値であ
    り、入力量Xはこの場合個々の変換路A,B,C
    上にあり、コンポーネントA,B,Cの線形コン
    ビネーションがこの信号路の形成に利用され、さらにこ
    の方法においては変換中に補正が行われ、該補正は変換
    期間の間に介在する変換保留期間を利用して入力量Xの
    既知の値を変換器に導入し該変換器からは適用すべき補
    正値を導出することにより行われるように構成された方
    法において、1つかそれ以上の数の保留期間において、 a)整数m個の既知の入力値Xm1,...,Xmm
    対して得られた出力値Ym1,Ym2,...,Ymm
    が個々の信号路において測定され、 b)これらm個の測定値から生じる実際変換線の等式Y
    =aX+bが個々の信号路において計算され、該変
    換線は座標Xm1,Ym1;Xm2,Ym2;...;
    mm,Ymmを有するm個の点に最も近く、 c)bとb間の差の代数値をアナログ入力量に加算
    することにより個々の信号路においてオフセット誤差が
    補正され、 d)個々の信号路における変換利得が、該信号路の組成
    に利用される個々の色空間係数を計算された最新の比a
    /aに乗じることにより補正されるよう構成され
    た、テレビジョン映像信号のアナログコンポーネントの
    変換を補正する方法。
  6. 【請求項6】 入力値Xに対応するm個の出力値Y
    の1つ1つを得るため、中央値Xm0が規定され、中央
    値Xm0が定義され、入力量Xにs個の、前記中央値X
    m0に関して対称な入力値Xr1,...,Xrsを配
    分することにより該入力量Xを変化させ、出力値Y
    は、量Xが値Xr1,...,Xrsをそれぞれ取る
    時に量Yが示す出力値に対応する値Yr1,...,Y
    rsを平均して求められる平均Y ̄である、請求項5
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 異なる変換路間における映像信号の伝搬
    時間の差が、1つの変換路に少なくとも1つの遅延を導
    入して該路におけるデジタルサンプルの出力を遅延する
    ことにより補正される、請求項5又は6記載の方法。
  8. 【請求項8】 1つの変換路でのサンプル捕捉のタイミ
    ングと、少なくとももう1つの別の変換路でのサンプル
    捕捉のタイミング間にオフセットがさらに導入される、
    請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 先行の初期値から後続の最終値に変換値
    を変位させる作用を有する既知のレベル跳躍の際のサン
    プル捕捉タイミングの設定が、後続レベルと先行レベル
    間の代数差の所定の百分率だけ増加された先行レベルに
    変換後の信号値が対応するタイミングと一致して行われ
    る、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 入力色空間に従って表されたテレビジ
    ョン映像信号のアナログコンポーネントA,B,C
    を、入力と同様の又は異なる色空間に従って表された
    デジタルコンポーネントA,B,Cに変換する装
    置であって、該装置は入力(1B,1G,1R)を備
    え、各入力には入力コンポーネントが印加され、これら
    入力はマトリックス変換器(5)に信号を供給し、該マ
    トリックス変換器(5)により入力コンポーネントの線
    形の組み合わせが行われ、さらに前記入力は各変換路に
    信号を供給し、各変換路はA/D変換器(10DB,1
    0Y,10DR)を有し、該A/D変換器からは出力
    (19Y,19DB,19DR)上に変換された映像信
    号のデジタル出力コンポーネントが送出されるよう構成
    された装置において、 変換を補正し調整する手段が備えられ、該手段はマイク
    ロプロセッサ17を含み、該マイクロプロセッサ17に
    よりマトリックス変換器(5)の係数値が制御され、 ベースレベル(11DB,11DR,11Y)を調整す
    るための可制御装置が個々のA/D変換器の上流に配設
    されており、 テストパターンジェネレータ(4)が備えられ、該ジェ
    ネレータにより入力スイッチ(3B,3G,3R)が調
    整され、該入力スイッチは第1と第2の2つの位置を有
    し、第1の位置では入力スイッチが変換装置の入力(1
    B,1G,1R)に接続され、第2の位置ではそれらは
    テストパターンジェネレータ(4)の出力に接続され、 変換保留期間中、マイクロプロセッサ(17)は、テス
    トパターンジェネレータ(4)から生じA/D変換器
    (10)により変換された信号を受け取り、マトリック
    ス変換器(5)の変換係数に適用すべき補正値と、ベー
    スレベル(11)を調整するための装置に適用すべき補
    正値を計算するよう構成された、テレビジョン信号のア
    ナログコンポーネントの変換装置。
  11. 【請求項11】 テストパターンにより発生されたレベ
    ルの変化タイミングをマイクロプロセッサ(17)によ
    り制御することにより、先行レベルから後続レベルへの
    移行が、1つの変換路のA/D変換器によるサンプル捕
    捉タイミングが、先行レベルの代数的増分を表す中間値
    をアナログ信号が通過するタイミングと一致するように
    行われ、前記増分の値は、先行レベルと後続レベル間の
    差の所定の百分率であり、マイクロプロセッサ(17)
    によりさらに、他の変換路でのデジタルサンプルの捕捉
    タイミングにおけるオフセットが制御されるように構成
    されている、請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 変換路の1つが、該路のA/D変換器
    に後置された可制御デジタル遅延線(13Y)を含む、
    請求項10記載の変換装置。
  13. 【請求項13】 変換路の少なくとも1つが、該路のA
    /D変換器(10Y)に前置されたアナログ遅延線を含
    む、請求項10記載の変換装置。
  14. 【請求項14】 少なくとも1つの変換路において、A
    /D変換器(10Y,10DB,10DR)に後置され
    た書き込み/読み取りシフトレジスタ(13DB,13
    DR)が配設されている、請求項11又は12記載の変
    換装置。
  15. 【請求項15】 第1の変換路のA/D変換器(10
    Y)に後置して配設されたデジタル遅延線(13Y)
    と、少なくとも第2の変換路のA/D変換器(13D
    B)に後置して配設された書き込み/読み取りシフトレ
    ジスタ(13DB,13DR)を具備する、請求項10
    記載の変換装置。
  16. 【請求項16】 変換路のそれぞれの出力(19DB,
    19DR,19Y)から信号がマルチプレクサ(14)
    に供給され、該マルチプレクサ(14)からの信号が多
    重化出力(15)に供給されるよう構成された、請求項
    1から15のいずれか1項記載の変換装置。
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