JPH10135513A - 半導体装置及びその装置に用いる半導体素子 - Google Patents

半導体装置及びその装置に用いる半導体素子

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JPH10135513A
JPH10135513A JP28552896A JP28552896A JPH10135513A JP H10135513 A JPH10135513 A JP H10135513A JP 28552896 A JP28552896 A JP 28552896A JP 28552896 A JP28552896 A JP 28552896A JP H10135513 A JPH10135513 A JP H10135513A
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semiconductor layer
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光彦 荻原
Yukio Nakamura
幸夫 中村
Masumi Yanaka
真澄 谷中
Hiroshi Hamano
広 浜野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精細化配線が可能な半導体装置を提供す
る。 【解決手段】 下地と第1化合物半導体層との間に設け
られた半絶縁性化合物半導体層と、第1化合物半導体層
から半絶縁性化合物半導体層の表面中に達していてそれ
ぞれ同数の拡散領域20を含むブロック領域23(23
a,23b,23c)に分離するための複数の分離領域
22と、各ブロック領域から1つづつ選ばれた拡散領域
に対して共通の1つの電極配線が対応する関係で、全て
のブロック領域内の拡散領域に対して電極26を介して
接続された複数の電極配線32(32a,32b,32
c,32d)とを設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置及び
この装置に用いる半導体素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置として、例えば文献I(光プ
リンタの設計、トリケップスWS6、昭和60年、p.
121〜126)に開示されているような発光ダイオー
ド(LED)アレイがある。図6を参照して、従来のL
EDアレイの構造につき簡単に説明する。
【0003】従来のLEDアレイ50は、n型GaAs
基板51上にn型GaAsP層52、開口部を有する拡
散マスク54を順次設けている。また、このLEDアレ
イ50は、開口部に露出しているn型GaAsP層52
の表面にp型拡散領域56を設けている。
【0004】また、拡散マスク54の表面及びp型拡散
領域56の面には、p型電極58を延在させて配設され
ている。一方、基板51の裏面にはn型電極60を設け
ている。
【0005】また、基板51、すなわちウエーハをダイ
シングにより切り出された1つのチップ内にはLEDア
レイの発光部(p型拡散領域)56が横方向へ一列に配
設されている。そして、p型電極58と拡散領域56と
は、電極配線を介して電気的に接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
LEDアレイ50は、LEDアレイの電極及び電極配線
に注目して見ると、 特に1200DPIのような高密度LEDアレイを形
成する場合、従来のように拡散領域に接続されている電
極パッド(ボンディングパッドともいう。)とLEDと
を1対1にして配設したのでは、電極パッドの配線密度
が高くなり、n型GaAsP層52の表面に電極配線を
形成することが困難となる。
【0007】また、p型電極パッドの密度が高くなる
と、電極パッドの大きさも小型化せざるを得なくなり、
ボンデイングワイヤ等による電極パッドとドライバIC
との接続が困難になるという問題があった。
【0008】そこで、従来より高精細化電極配線が可能
な半導体装置及びそれに用いる半導体素子の実現が望ま
れていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、第1発明の半
導体装置によれば、下地上に第1導電型の第1化合物半
導体層と、この第1化合物半導体層中に発光あるいは受
光層として設けられた第2導電型の拡散領域と、拡散領
域と電気的に接続されている第2導電型用電極とを具え
る半導体装置において、下地と第1化合物半導体層との
間に設けられた半絶縁性化合物半導体層と、第1化合物
半導体層から半絶縁性化合物半導体層の表面中に達して
いて、それぞれ同数の拡散領域を含むブロック領域に分
離するための複数の分離領域と、各ブロック領域から1
つづつ選ばれた拡散領域に対して共通の1つの電極配線
が対応する関係で、全てのブロック領域内の拡散領域に
対して電極を介して接続された複数の電極配線とを設け
て成ることを特徴とする。
【0010】このように、第1発明では、半導体装置
に、下地上に設けた半絶縁性化合物半導体層と拡散領域
を含むブロック領域に分離するための分離領域とを設け
ているので、第1化合物半導体層を複数のブロック領域
に分離・分割することができる。また、各ブロック領域
内の1つづつ選ばれた拡散領域は、第2導電型電極、例
えばp型電極を介して共通の1つの電極配線に接続され
ているので、従来のように拡散領域と同数の電極配線を
設ける必要がなくなり、したがって、従来に比べ、電極
配線数を低減することができる。このため、p型電極用
電極パッドも電極配線の個数だけ設ければ良いので、電
極パッド数も従来に比べ、大幅に低減できる。例えば、
1チップのLEDアレイが12個の拡散領域により構成
されている場合を想定する。今、1つのブロック領域に
拡散領域を4個づつ配設したとすれば、各ブロック領域
の1つの拡散領域はp型電極を介して共通の電極配線に
接続されているので、ドライバーICへ接続するための
電極パッド数は、(1つのブロック領域の拡散領域の個
数)/(1チップの拡散領域の個数)=4/12、すな
わち、従来の1/3に低減できる。
【0011】したがって、p型電極の配線密度が高くな
っても、電極パッド数を低減することができるので、電
極配線の形成が極めて容易になる。また、例えば120
0DPIのLEDアレイに対しても電極配線のスペース
に余裕ができるため、LEDアレイのp型電極パッドと
ドライバICとの接続が極めて容易になる。
【0012】また、この発明では、好ましくは下地をシ
リコン基板により構成するのが良い。このように、下地
としてシリコン基板を用いることにより、ウエーハをダ
イシングする際に基板が破壊されたり、基板中にクラッ
クが生じたりすることがなくなる。また、ダイシングの
際にダイシング速度を速くすることができるので、スル
ープットが大幅に向上する。
【0013】また、この発明では、好ましくは分離領域
は、第1化合物半導体層から半絶縁性化合物半導体層に
達するまでの深さを有する分離溝又は第1化合物半導体
層の第1導電型とは異なる第2導電型の第1分離領域と
半絶縁性化合物半導体層に第2導電型の不純物を拡散し
た第2分離領域との領域とにより構成するのが良い。
【0014】このように、この発明では、分離領域が分
離溝又は第1及び第2分離領域によって第1化合物半導
体層を分離する構成にしてある。このため、例えば第1
化合物半導体層の拡散領域を発光させるためにp型電極
及び共通電極間に電圧を印加して第1化合物半導体層に
電流を流しても、ブロック領域同士の方向へは電流は流
れないので、第1化合物半導体層を複数のブロック領域
に電気的に分離することができる。
【0015】また、第2発明の半導体素子によれば、下
地上に第1導電型の第1化合物半導体層と、この第1化
合物半導体層中に発光あるいは受光層として設けられた
第2導電型の拡散領域とを具える半導体素子において、
下地と第1化合物半導体層との間に、少なくとも1つの
半絶縁性化合物半導体層を設けることを特徴とする。
【0016】このように、下地と第1化合物半導体層と
の間に、少なくとも1つの半絶縁性半導体層を設けるこ
とにより、下地と第1化合物半導体層との間を絶縁し分
離することができる。
【0017】また、この発明では、好ましくは半絶縁性
化合物半導体層を、下地側から順次にノンドープのGa
As層及びノンドープのAly Ga1-y As層(ただ
し、yは組成比を表わし0<y<1の値とする。)の二
層構造により構成するのが良い。このように、半絶縁性
化合物半導体層を二層構造にすることにより、下地と第
1化合物半導体層との間の絶縁性を更に向上させること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
半導体装置及びその装置に用いる半導体素子の実施の形
態につき説明する。なお、この実施の形態では、特に半
導体装置として発光ダイオードアレイを例に取って説明
する。図1〜図5は、この発明が理解できる程度に各構
成成分の形状、大きさ及び配置関係を概略的に示してあ
るにすぎない。
【0019】[発光ダイオード(LED)アレイの構
造]図1〜図4を参照して、この発明の発光ダイオード
アレイ(以下、LEDアレイと称する。)の構造につき
説明する。なお、図1は、LEDアレイの層間絶縁膜を
取り除いた状態で示した平面図である。図2の(A)
は、図1のW−W線、図2の(B)は図1のX−X線、
及び図2の(C)は図1のY−Y線に沿って切断した位
置に対応する切口断面を示す図で、層間絶縁膜を設けた
状態で示してある。なお、図2の(A)は、拡散領域と
p型電極との接続構造を説明するための図であり、図2
の(B)は、分離領域の構造を説明するための図であ
り、図2の(C)は、拡散領域と共通電極との接続構造
を説明するための図である。また、図1に付した斜線は
断面を表わすものではなく、各構成成分の領域を明確に
するために付した線である。
【0020】第1の実施の形態では、LEDアレイ10
の下地12として、高抵抗のn型シリコン(Si)基板
を用いる(図2の(A)、(B)及び(C))。
【0021】このn型シリコン基板12上に半絶縁性化
合物半導体層15を設けている。そして、この半絶縁性
化合物半導体層15は、ノンドープのGaAs層13と
ノンドープのAly Ga1-y As層(ただし、yは組成
比とし0<y<1の値とする。)14との二層構造によ
り構成されている(図2の(A)、(B)及び
(C))。
【0022】このように、n型シリコン基板12上にG
aAs層13を設けることにより、GaAs層13はn
型シリコン基板12とn型Alx Ga1-x As層(ただ
し、xは組成比とし0<x<1とする。)16との熱膨
張係数の違いによりn型Alx Ga1-x As層16中に
発生する応力を緩和させるバッファ層となるため、n型
Alx Ga1-x As層16中に発生する結晶欠陥やクラ
ックを防止する。
【0023】また、この発明では、ノンドープのGaA
s層13上にAly Ga1-y As層(y>x、ここでは
例えばy=0.25とする。)14を設けることによ
り、n型Si基板12とn型Alx Ga1-x As層16
との間を絶縁している。なお、ここでは、GaAs層1
3の厚さを約1μmとし、Aly Ga1-y As層14の
厚さを約0.5μmとする(図2の(A)、(B)及び
(C))。
【0024】また、この実施の形態では、Aly Ga
1-y As層上に第1導電型の第1化合物半導体層16を
設けてある。ここでは、第1化合物半導体層16をn型
AlxGa1-x As層とする。n型Alx Ga1-x As
層16のAl組成比xは、所望の発光波長により調節す
る。例えば、赤色光を得るには、組成比xを0.15と
する。なお、ここでは、n型Alx Ga1-x As層16
の厚さを2μmとする(図2の(A)、(B)及び
(C))。
【0025】また、n型Alx Ga1-x As層16の表
面には、発光層となる複数のp型の拡散領域20を設け
ている。この拡散領域20は、亜鉛(Zn)拡散濃度を
5×1019原子/cm 3以上の濃度とし、拡散領域の深
さは約1μmとしてある(図2の(A)及び(B))。
【0026】また、この実施の形態では、n型Alx
1-x As層16から半絶縁性化合物半導体層15の表
面中に達していて、それぞれ同数づつ拡散領域20を含
むブロック領域23に分離するための複数の分離領域2
2を設けている(図1及び図2の(B))。
【0027】次に、図3及び図4を参照して、上述した
分離領域の構造につき説明する。図3の(A)は、第1
の実施の形態の分離領域の構造を説明するための平面
図、及び(B)は(A)のV−V線に沿って切断した位
置に対応する切口断面を示す断面図である。また、図3
の(A)及び(B)は、1つのチップ内のLEDアレイ
の一部のみを示し、拡散領域20や電極等は省略して描
いてある。
【0028】分離領域22は、拡散領域20を所定の個
数毎にグループに分けるために設けてある。第1の実施
の形態では、分離領域22を分離溝で構成した例であ
る。この分離溝22は、拡散領域20が4個づつで1つ
のグループを形成するように飛び飛びに設けてあり、各
溝22は拡散領域20同士の間に個別電極(図1参照)
と平行に設けられており、溝の深さは、n型Alx Ga
1-x As層16の表面からn型Si基板12の露出面ま
での深さとする。なお、ここでは、電気的な分離状態を
高めるためにその深さをn型Si基板12の露出面まで
としたが、良好な電気的分離が行えるならば、半絶縁性
化合物半導体層15の途中までの深さであっても良い。
【0029】次に、分離溝22を形成する場合は、例え
ば開口部を有するエッチングマスク(図示せず)をn型
Alx Ga1-x As層16上に形成し、その後、異方性
エッチングによりAlGaAs/GaAs層15及びn
型Alx Ga1-x As層16をエッチングして溝を形成
してこの溝が分離溝22となる(図3の(A)及び
(B))。
【0030】この実施の形態では、1つのブロック領域
のn型Alx Ga1-x As層16に拡散領域20が4個
含むように分離溝22を設けてある。このような分離溝
22をLEDアレイ中に複数個設けることにより、n型
Alx Ga1-x As層16を4個の拡散領域20を含む
複数のブロック領域(ここでは第1〜第3ブロック領域
23a,23b,23cとする。)23に電気的に分離
することができる。また、ここでは、各ブロック領域2
3内には同数の拡散領域20を設けてある(図3の
(A)及び(B))。
【0031】次に、図4を参照して、第2の実施の形態
の分離領域の構造につき説明につきする。
【0032】第2の実施の形態では、ノンドープGaA
s層13及びn型Alx Ga1-x As層16中に不純物
を拡散させて分離領域34を形成した例である。この分
離領域34は、第1分離領域34aと第2分離領域34
bとにより構成されている。ここでは、第1分離領域3
4aをp型Alx Ga1-x As領域とし、第2分離領域
34bをp型GaAs領域とする。
【0033】次に、第1及び第2分離領域34a及び3
4bを形成する場合は、例えば気相拡散により亜鉛(Z
n)を拡散させてn型Alx Ga1-x As層16及びG
aAs層13を形成する。この実施の形態では、GaA
s層13とAlx Ga1-x As層16とを加えた厚さを
約3μm程度に設定してあるため、適当なマスクを用い
て気相拡散により容易にAlx Ga1-x As層16の表
面からGaAs層13の表面に達するまでの分離領域3
4を形成することができる。
【0034】次に、もう一度図1及び図2の(A)〜
(C)に戻って、この発明の構成要件である電極配線の
構成につき説明する。
【0035】この発明では、各ブロック領域23から1
つづつ選ばれた拡散領域20に対して共通の1つの電極
配線が対応する関係で、全てのブロック領域23(23
a,23b及び23c)内の拡散領域20に対して電極
(以下個別電極ともいう。)26を介して接続された複
数の電極配線32を設けたものである。
【0036】この実施の形態では、1つのブロック領域
23内のn型Alx Ga1-x As層16には4個の拡散
領域20を設けているので、電極配線32も拡散領域2
0と同数の4個を配設してある。図1では、4つの電極
配線32をそれぞれ32a,32b、32c,32dの
符号で示す。また、図1では、1つのブロック領域23
内の4つの個別電極26をそれぞれ26a,26b,2
6c及び26dの符号で示す。そして、1つのブロック
領域内の各拡散領域20は、専用の個別電極26を介在
させてそれぞれ異なる電極配線32と接続してある。そ
して、4つの電極配線32a,32b,32c及び32
dは、それぞれ別個に電極パッド(図示せず)と接続さ
れている。
【0037】この実施の形態では、電極配線32aと各
ブロック領域の個別電極26aとが配線接続部33aを
介して電気的に接続されており、電極配線32bと各ブ
ロック領域23の個別電極26bとが配線接続部33b
を介して電気的に接続されており、電極配線32cと各
ブロック領域の個別電極26cとが配線接続部33cを
介して電気的に接続されており、電極配線32dと各ブ
ロック領域の個別電極26dとが配線接続部33dを介
して電気的に接続されている。
【0038】そして、個別電極26と電極配線32との
間には層間絶縁膜30が設けられていて、配線接続部3
3を介して個別電極26と電極配線32とが接続されて
いる(図2の(A))。電極配線32a,32b,32
c,32dの各配線には、それぞれ少なくとも1つの電
極パッド(図示せず)が接続されている。
【0039】また、ブロック領域23(23a,23
b,23c)内では、n型Alx Ga1-x As層16上
にこのn型Alx Ga1-x As層16と電気的に接続さ
れたn型共通電極28を設けてあり、この共通電極28
(28a,28b,28c)は共通電極パッド29に接
続されている。
【0040】この発明のLEDアレイによれば、各ブロ
ック領域23内の個別電極26の1つを電極配線32に
接続する方式、すなわちマトリクス配線方式をとってい
るため、個別電極用電極パッド(図示せず)を従来に比
べ、大幅に低減することが可能となる。
【0041】次に、上述したLEDアレイを用いて発光
層を発光させるときは、共通電極28と、個別電極26
を接続した電極配線32を選択して、電圧を印加するこ
とにより所定のLEDの発光をオン・オフ制御させるこ
とができる。
【0042】上述したLEDアレイでは、電極配線32
aと個別電極26との接続を1つのブロック領域の左側
の電極26aを選んで共通の電極配線32aと接続する
例につき説明したが、何らこのような接続に限定される
ものではなく、例えば電極配線32aに第2ブロック領
域23bの電極26bと第3ブロック領域23cの電極
26aが接続されていても良い。この場合は、第2ブロ
ック領域の電極26bは電極配線32aに接続し、電極
26aを別の電極配線32に接続する。
【0043】次に、図5を参照して、半導体装置に用い
る半導体素子、特にLED素子の構造につき説明する。
なお、図5は、LEDアレイに用いるLED素子の主要
構造を説明するための断面図である。
【0044】このLED素子は、下地12と第1導電型
の第1化合物半導体層16との間に、半絶縁性化合物半
導体層15を設けてある。
【0045】この実施の形態では、既に述べたように、
下地12としてn型Si基板を用い、第1化合物半導体
層16としてn型Alx Ga1-x As層を用いる。な
お、下地12として、n型Si基板の代わりにSOI
(Silicon on Insulatorの略称)
を用いても良い。このように、この発明では、下地とし
てn型Si基板又はSOIを用いているので、ダイシン
グの際に基板が破壊されにくくなり、製造工程中でのハ
ンドリングが容易になる。
【0046】また、ダイシング工程において、基板が平
坦でかつ基板(ウエーハ)中にクラックが生じないの
で、プロセス工程が自動化を図ることができる。また、
フォトリソグラフィ工程での素子の精度や均一性も十分
確保することができる。
【0047】また、ウエーハをダイシングする際にダイ
シング速度を速くできるので、スループットが大幅に向
上する。また、チップカット工程において、ウエーハの
破損が少なくなるので、精度の高いカッテングが可能と
なる。また、従来の化合物半導体基板では実現できなか
った、3インチ(約7.62cm)以上の大口径のウエ
ーハが可能となるため、チップ長を従来よりも長くする
ことができる。また、従来の化合物半導体基板単独のも
のに比べて基板コストを安くできる等の種々の利点があ
る。
【0048】また、この実施の形態では、半絶縁性化合
物半導体層15を、ノンドープのGaAs層13とノン
ドープのAly Ga1-y As層14との二層により構成
している。そして、ここでは、Aly Ga1-y As層1
4の組成比yをn型Alx Ga1-x As層16の組成比
xよりも大きいか又は等しくしてある。すなわち、1>
y≧x>0とする。
【0049】このように、Aly Ga1-y As層14の
組成比yをn型Alx Ga1-x As層16の組成比xよ
りも大きくすることにより、Si基板12とn型Alx
Ga1-x As層16との間の絶縁抵抗を高くできる。こ
のため、n型Alx Ga1−xAs層16に電圧を印加
して電流を流しLEDを発光させる場合、Si基板12
の方向へは電流は流れず、Si基板12とn型Al
Ga1-x As層16との間を電気的に分離することがで
きる。
【0050】上述した実施の形態では、半導体装置とし
て、LEDアレイに説明したが、LEDアレイの代わり
に受光ダイオード等の素子にも適用して好適である。
【0051】また、上述した実施の形態では、n型化合
物半導体層にAlx Ga1-x As層を用いたが、この層
に何ら限定されるものではなく、赤外光の発光波長を得
るときはAlx Ga1-x As層の代わりにGaAs層を
用いても良い。その場合、半絶縁性化合物半導体層とし
てはノンドープのGaAs層を用いるのが良い。
【0052】また、可視光の発振波長を得るときは、A
lGaAs層の代わりにGaInAs層等の3元素の材
料又はGaInAsP層等の4元素の材料を用いても良
い。
【0053】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、この
発明の半導体装置によれば、下地と第1化合物半導体層
との間には半絶縁性化合物半導体層を設け、ブロック領
域に分離するための分離領域を設け、かつ各ブロック領
域内の拡散領域を第2導電型の電極を介して共通に接続
する複数の電極配線を設けてある。また、各ブロック領
域内の1つづつ選ばれた拡散領域は共通の電極配線に接
続されているので、従来のように第2導電型の電極パッ
ドを拡散領域の数だけ設ける必要がなくなる。このた
め、素子の表面に形成する第2導電型の電極パッドの個
数を従来に比べ大幅に低減することができる。
【0054】また、第2導電型の電極パッドの密度が高
くなっても、電極パッド数は少なくて済むため、電極パ
ッドと接続されるドライバICとの接続が容易になる。
このため、製造工程での歩留が良くなり、製品のコスト
ダウンを図ることが可能となる。
【0055】また、この発明の半導体装置は、各ブロッ
ク領域内の拡散領域は電極を介して電極配線と接続され
ており、かつ各ブロック領域内にそれぞれ共通電極を設
けてあるので、電極配線及び共通電極を任意に選択して
電圧を印加することによりチップマトリクス駆動が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のLEDアレイの構造を説明するため
に供する平面図である。
【図2】(A)〜(C)は、この発明のLEDアレイの
構造を切断した部分での切断面を示す各種断面図であ
る。
【図3】(A)〜(B)は、1つのチップ内に設ける分
離領域の構造を説明するための模式的平面図及び断面図
である。
【図4】1つのチップ内に設ける分離領域の構造を説明
するための模式的断面図である。
【図5】この発明のLED素子の構造を説明するために
供する主要断面図である。
【図6】(A)〜(B)は、従来のLEDアレイの構造
を説明するために供する平面図及びLED素子の断面図
である。
【符号の説明】
10:LEDアレイ 12:n型Si基板 13:ノンドープGaAs層 14:ノンドープAly Ga1-y As層 15:半絶縁性化合物半導体層 16:n型Alx Ga1-x As層 20:P型拡散領域 22、34:分離領域 24:絶縁膜 26:個別電極 28:共通電極 30:層間絶縁膜 32:電極配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜野 広 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地上に第1導電型の第1化合物半導体
    層と、該第1化合物半導体層中に発光あるいは受光層と
    して設けられた第2導電型の拡散領域と、該拡散領域と
    電気的に接続されている第2導電型用電極とを具える半
    導体装置において、 前記下地と前記第1化合物半導体層との間に設けられた
    半絶縁性化合物半導体層と、 前記第1化合物半導体層から該半絶縁性化合物半導体層
    の表面中に達していてそれぞれ同数の前記拡散領域を含
    むブロック領域に分離するための複数の分離領域と、 各ブロック領域から1つづつ選ばれた前記拡散領域に対
    して共通の1つの電極配線が対応する関係で、全ての前
    記ブロック領域内の前記拡散領域に対して前記電極を介
    して接続された複数の電極配線とを設けて成ることを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記下地をシリコン基板により構成することを特徴とす
    る半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記分離領域は、前記第1化合物半導体層から前記半絶
    縁性化合物半導体層に達するまでの深さを有する分離溝
    で構成されて成ることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記分離領域を、前記第1化合物半導体層の第1導電型
    とは異なる第2導電型の第1分離領域と前記半絶縁性化
    合物半導体層に第2導電型の不純物を拡散させた第2分
    離領域との領域により構成して成ることを特徴とする半
    導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記ブロック領域には、前記第1化合物半導体層上に該
    第1化合物半導体層と電気的に接続される第1導電型の
    共通電極を具えていることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 下地上に第1導電型の第1化合物半導体
    層と、該第1化合物半導体層中に発光あるいは受光層と
    して設けられた第2導電型の拡散領域とを具える半導体
    素子において、 前記下地と前記第1化合物半導体層との間に、少なくと
    も1つの半絶縁性化合物半導体層を設けて成ることを特
    徴とする半導体素子。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の半導体素子において、
    前記第1化合物半導体層をAlx Ga1-x As層(ただ
    し、xは組成比を表わし0<x<1の値である。)とす
    ること特徴とする半導体素子。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の半導体素子において、
    前記半絶縁性化合物半導体層を、前記下地側から順次に
    ノンドープのGaAs層及びノンドープのAly Ga
    1-y As層(ただし、yは組成比を表わし0<x<1の
    値である。)の二層構造により構成することを特徴とす
    る半導体素子。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の半導体素子において、
    前記第1化合物半導体層をAlx Ga1-x As層とし、
    前記半絶縁性化合物半導体層の少なくとも1つをノンド
    ープのAl Ga1-y As層とし、両者の組成比をy
    ≧xとすることを特徴とする半導体素子。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の半導体素子におい
    て、前記下地をシリコン基板により構成することを特徴
    とする半導体素子。
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