JPH10134936A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JPH10134936A
JPH10134936A JP28964896A JP28964896A JPH10134936A JP H10134936 A JPH10134936 A JP H10134936A JP 28964896 A JP28964896 A JP 28964896A JP 28964896 A JP28964896 A JP 28964896A JP H10134936 A JPH10134936 A JP H10134936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
fermentation
heating chamber
course
fan
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28964896A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Hyodo
孝昭 兵頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH10134936A publication Critical patent/JPH10134936A/ja
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パン生地の発酵を適切に行なうことが可能な
オーブンレンジを提供する。 【解決手段】 パン生地の発酵運転以外のオーブン機能
(高温加熱調理コース)を行う場合はファン104を回
転させて加熱室101内に風を送り込むが、オーブン機
能の1つであるパン生地の発酵運転(発酵コース)を行
う場合はファン104を停止させて加熱室101内に風
を送り込まないようにし、これによりパン生地が乾燥し
ないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加熱装置に関し、特
に、パン生地などの発酵のための加熱が可能な加熱装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオーブンレンジにおいて、オーブ
ン機能(ヒータを用いた加熱)が使用されるときは、加
熱室の前面に取付けられたドアの曇り止めおよび冷却の
ために、ファンから加熱室内に風が送り込まれていた。
【0003】ところで、従来のオーブンレンジには、パ
ン生地などの発酵のための加熱が可能なものもある。こ
のようなオーブンレンジにおいて発酵運転を行なう場
合、加熱室内をヒータにより加熱するが、加熱室内を約
40℃に保持する必要があるため、加熱室内の温度はサ
ーミスタによって検知されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発酵運
転はオーブン機能の1つであるため、発酵運転が選択さ
れたときも、発酵運転以外の通常のオーブン機能による
加熱が行われるときと同様に、ファンにより加熱室内に
風が送り込まれていた。その結果、パン生地が乾燥した
り、加熱室内を約40℃という低温の加熱状態に保持し
にくいため、発酵を適切に行なうことができないという
問題点があった。
【0005】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、発酵を適切に行なうことが可能
な加熱装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る加熱装置
は、発酵のための加熱が可能な加熱室と、加熱室内に送
風する送風手段と、発酵時に送風手段を停止する停止手
段とを備える。
【0007】請求項2に係る加熱装置は、食品を収納す
る加熱室と、加熱室内の食品を加熱するための加熱源
と、低温加熱で発酵を行なうための発酵コースまたは低
温加熱よりも高温で加熱調理を行なう高温加熱調理コー
スを選択するコース選択手段と、コース選択手段で選択
された発酵コースまたは高温加熱調理コースに対応して
加熱源を制御する加熱源制御手段と、加熱室内に送風す
る送風手段と、コース選択手段で発酵コースが選択され
ると送風手段を停止する停止手段とを備える。
【0008】請求項3に係る加熱装置は、請求項1また
は2の構成に加えて、加熱室内に高周波を生じさせるマ
グネトロンをさらに備え、上記送風手段はさらにマグネ
トロンにも送風する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図中、同一符号は同一または
相当部分を示す。
【0010】図1は、本発明の実施の形態によるオーブ
ンレンジ100の構造を示す斜視図である。図1を参照
して、オーブンレンジ100は、加熱室101と、加熱
室101の上部および下部に設けられ、加熱室101を
加熱するための上面ヒータ102aおよび下面ヒータ1
02bと、電子レンジ機能を使用するとき加熱室101
内にマイクロ波を照射するためのマグネトロン107
と、加熱室101の前面に取付けられた加熱物を出し入
れするためのドア103と、加熱室101内およびマグ
ネトロン107に送風するためのファン104と、調理
コースの設定などを行なうための操作パネル105と、
加熱室101の温度を検知するためのサーミスタ106
とを備える。
【0011】図1では、オーブンレンジ100の上部カ
バー(図示せず)は取り外されている。ファン104お
よび操作パネル105は、加熱室101の外部に設けら
れている。マグネトロン107は、加熱室101の側壁
108に設けられている。側壁108には、マグネトロ
ン107からのマイクロ波を加熱室101内に照射する
ための開口部(図示せず)が設けられている。
【0012】図2は、図1に示したオーブンレンジ10
0の主要構成を示すブロック図である。図2を参照し
て、オーブンレンジ100は、上面ヒータ102aおよ
び下面ヒータ102bと、ファン104と、ファン10
4を駆動するブロアモータ202と、サーミスタ106
と、加熱物を載置するめのターンテーブル204と、タ
ーンテーブル204を回転させるためのターンテーブル
モータ203と、加熱室101の外部に設けられ、加熱
室101内を照明するためのランプ205と、操作パネ
ル105と、操作パネル105への入力に基づいてオー
ブンレンジ100全体を制御する制御回路201とを備
える。
【0013】図2中の制御回路201は、図1中の操作
パネル105の背面に設けられている。図2中のブロア
モータ202は、図1中のファン104の背後に設けら
れている。図2中のターンテーブルモータ203は、図
1中の加熱室101の底面下に設けられ、その回転軸は
加熱室101の底面上に突出している。図2中のターン
テーブル204は、図1中の加熱室101の底面上でタ
ーンテーブルモータ203の回転軸に取り付けられてい
る。
【0014】図1を参照して、操作パネル105とマグ
ネトロン107との間の側壁108には、ファン104
から送られてきた風を加熱室101内に送り込むための
複数の換気孔(図示せず)が設けられている。図2中の
ランプ205はこれら換気孔の近傍に設けられ、これら
換気孔は加熱時にランプ205からの光を加熱室101
内に取込むためにも用いられている。
【0015】図2中の制御回路201は、マイコン(図
示せず)と入出力インターフェース(図示せず)とを含
む。図3は、上記マイコンのプログラムの一部を示した
もので、図1および図2に示したオーブンレンジ100
において、パン生地発酵のためのオーブン機能(低温加
熱)、およびそれ以外の通常のオーブン機能(高温加
熱)の動作を示すフローチャートである。図3では簡易
化のため、電子レンジ機能の動作は示されていない。
【0016】以下、図3を参照してオーブンレンジ10
0のオーブン機能の動作を説明する。
【0017】まず、ステップS301(以下、ステップ
を略す)でパン生地発酵のためのオーブン機能を用いた
調理コース(発酵コース)が設定されると、S302で
オーブン運転が開始される。続いて、S303で以降に
行われる加熱がオーブン機能の1つである発酵運転であ
るか否かが判断される。ここでは、以降に行われる加熱
は発酵運転であるので、ブロアモータ202はオンにな
ることなく、S305へジャンプする。
【0018】続いて、S305で上面ヒータ102aの
みにより加熱が開始され、ターンテーブル204が回転
し、さらに、ランプ205によって加熱室101内が照
明される。続いて、S306で予めタイマによりセット
された加熱時間TMのカウントダウンが行なわれ、S3
07で加熱時間TMが0になったか否かが判断される。
したがって、加熱時間TMが0になるまで加熱が継続さ
れる。
【0019】S307で加熱時間TMが0になると、S
308で上面ヒータ102aがオフし、ターンテーブル
204が停止し、さらに、ランプ205がオフになる。
【0020】続いて、S309でこれまでに行なわれた
加熱が発酵運転であるか否かが判断される。ここでは、
これまでに行なわれた加熱は発酵運転であり、ブロアモ
ータ202はオンにされていないので、ブロアモータ2
02をオフにするまでもなく、S311でオーブン運転
が終了する。
【0021】他方、ステップS301(以下、ステップ
を略す)でパン生地発酵運転以外の通常のオーブン機能
を用いた調理コース(高温加熱調理コース)が設定され
ると、S302でオーブン運転が開始される。続いて、
S303で以降に行なわれる加熱が発酵運転であるか否
かが判断される。ここでは、以降に行われる加熱は発酵
運転ではないので、S304でブロアモータ202はオ
ンになり、ファン104が駆動される。
【0022】続いて、S305で上面ヒータ102aお
よび下面ヒータ102bにより加熱が開始され、ターン
テーブル204が回転し、さらに、ランプ205によっ
て加熱室101内が照明される。続いて、S306で予
めタイマによりセットされた加熱時間TMのカウントダ
ウンが行なわれ、S307で加熱時間TMが0になった
か否かが判断される。したがって、加熱時間TMが0に
なるまで加熱が継続される。
【0023】ここで、S306でのカウントダウンの
間、ファン104により発生した風は、加熱室101の
側壁108に設けられた換気孔から加熱室101内に送
り込まれる。送り込まれた風はドア103の内面に当た
って曇りを防止する。制御回路201の耐熱温度は80
℃程度であるから、制御回路201の冷却もまた、ファ
ン104によって同時に行なわれる。
【0024】S307で加熱時間TMが0になると、S
308で上面ヒータ102aおよび下面ヒータ102b
がオフし、ターンテーブル204が停止し、さらに、ラ
ンプ205がオフになる。
【0025】続いて、S309でこれまでに行なわれた
加熱が発酵運転であるか否かが判断される。ここでは、
これまでに行なわれた加熱は発酵運転ではないので、S
310でブロアモータ202がオフになり、ファン10
4が停止する。そして、S311でオーブン運転が終了
する。
【0026】以上のように、本発明の実施の形態による
オーブンレンジ100は、オーブン機能の1つであるパ
ン生地発酵運転を行なう場合、ファン104による送風
が行なわれないため、加熱室101内に送られてくる外
気によってパン生地が乾燥するのを防止することができ
る。また、約40℃という低温加熱状態に加熱室101
内を保持することが容易となる。したがって、パン生地
を適切に発酵させることが可能となる。
【0027】上記のようにパン生地発酵運転時にはファ
ン104による送風が行なわれないが、加熱室101内
は約40℃という低温加熱状態であるから、ドア103
の曇りはさほど問題とならない。また、制御回路201
の耐熱温度は80℃程度であるから、パン生地発酵運転
のような低温加熱時にはファン104によって制御回路
201を冷却する必要はない。なお、マグネトロン10
7は電子レンジ機能を使用するときに高温となるため、
オーブン機能を使用するときにはファン104によって
マグネトロン107を冷却する必要はない。
【0028】上記実施の形態では、発酵運転のときの加
熱は加熱室101上部のヒータ102のみにより行なっ
ているが、それに限るものではない。オーブン皿(角
皿)を使用する場合は、ターンテーブル204は外され
る。発酵運転は、パン生地の発酵のための加熱に限るも
のではない。
【0029】また、上記実施の形態は電子レンジ機能を
有するオーブンレンジ100について述べたものであっ
て、マグネトロン107を冷却するためのブロアモータ
202およびファン104をオーブン機能使用時に制御
回路201およびドア103の曇り止めおよび冷却に併
用しているが、本発明は他にも電子レンジ機能を持たな
い発酵運転可能なオーブンなどにも適用可能である。
【0030】さらに、マグネトロン107を備えた上記
オーブンレンジ100において電子レンジ機能が使用さ
れるとき、ファン104はマグネトロン107の冷却用
のファンとして兼用するのが好ましい。その場合、ファ
ン104から送り込まれた風により、まずマグネトロン
107が冷却され、次に制御回路201が冷却され、加
熱室101の側壁108に設けられた換気孔からドア1
03の内面に風を当てることによりドア103の曇り止
めおよび冷却が行われる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の加熱装置によれば、発酵時に
送風手段が停止されるので、発酵を適切に行なうことが
できる。
【0032】請求項2の加熱装置によれば、コース選択
手段で発酵のための発酵コースが選択されると送風手段
が停止されるので、発酵を適切に行なうことができる。
【0033】請求項3の加熱装置によれば、請求項1ま
たは2の効果に加えて、送風手段によりマグネトロンも
冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるオーブンレンジの構
造を示す斜視図である。
【図2】図1に示したオーブンレンジの主要構成を示す
ブロック図である。
【図3】図1および図2に示したオーブンレンジによる
オーブン機能の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 オーブンレンジ 101 加熱室 104 ファン 107 マグネトロン 201 制御回路 202 ブロアモータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発酵のための加熱が可能な加熱室と、 前記加熱室内に送風する送風手段と、 前記発酵時に前記送風手段を停止する停止手段とを備え
    た、加熱装置。
  2. 【請求項2】 食品を収納する加熱室と、 前記加熱室内の前記食品を加熱するための加熱源と、 低温加熱で発酵を行なうための発酵コースまたは前記低
    温加熱よりも高温で加熱調理を行なう高温加熱調理コー
    スを選択するコース選択手段と、 前記コース選択手段で選択された前記発酵コースまたは
    前記高温加熱調理コースに対応して前記加熱源を制御す
    る加熱源制御手段と、 前記加熱室内に送風する送風手段と、 前記コース選択手段で前記発酵コースが選択されると前
    記送風手段を停止する停止手段とを備えた、加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱室内に高周波を供給するマグネ
    トロンをさらに備え、 前記送風手段はさらに前記マグネトロンにも送風する、
    請求項1または2に記載の加熱装置。
JP28964896A 1996-10-31 1996-10-31 加熱装置 Withdrawn JPH10134936A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28964896A JPH10134936A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 加熱装置

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JPH10134936A true JPH10134936A (ja) 1998-05-22

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ID=17745965

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JP28964896A Withdrawn JPH10134936A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 加熱装置

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JP (1) JPH10134936A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022044619A1 (ja) * 2020-08-28 2022-03-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022044619A1 (ja) * 2020-08-28 2022-03-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106