JPH07293901A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPH07293901A
JPH07293901A JP6088629A JP8862994A JPH07293901A JP H07293901 A JPH07293901 A JP H07293901A JP 6088629 A JP6088629 A JP 6088629A JP 8862994 A JP8862994 A JP 8862994A JP H07293901 A JPH07293901 A JP H07293901A
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cooling fan
heating box
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cooking
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Kazufumi Matsushima
和文 松島
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/647Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques
    • H05B6/6482Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques combined with radiant heating, e.g. infrared heating

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マグネトロン冷却用の冷却ファンを駆動して
加熱箱内を冷却する際に、加熱箱内に過剰の冷気が送風
されてしまうことを防止する。 【構成】 制御回路は、熱風によるオーブン調理が設定
されたときは(ステップS3)、加熱箱内に熱風を送風
すると共に(ステップS11,S12)、冷却ファンの
送風量をレンジ調理時の送風量から少なくする(ステッ
プS14)。また、制御回路は、ヒータによるオーブン
調理が設定されたときは(ステップS4)、上下ヒータ
に通電すると共に(ステップS26)、冷却ファンを低
速駆動する(ステップS28)。これにより、加熱箱内
には冷却ファンの送風により過剰な冷気が加熱箱内に送
風されてしまうことがなくなるので、被調理物の焼きム
ラを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグネトロン冷却用の
冷却ファンを備えた電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子レンジにおいては、レン
ジ調理時に機械室内に配設されたマグネトロン及びマグ
ネトロン駆動回路等が高温となるので、冷却ファンを駆
動して機械室に送風することによりマグネトロン及びマ
グネトロン駆動回路等を冷却するようにしている。
【0003】また、レンジ調理時においては冷却ファン
による送風をダクトを通じて加熱箱内に導くことにより
被調理物から発散したガスを加熱箱外に強制的に排気さ
せるようにしている。この場合、レンジ調理にあっては
被調理物自身を高周波により直接加熱する方式であるの
で、斯様に加熱箱内に送風するにしても被調理物に加熱
ムラを生じることはない。
【0004】ところで、熱風によるオーブン調理機能を
備えた電子レンジでは、熱風ファンからの熱風を加熱箱
内に送風するようにしているが、加熱箱内に送風された
熱風が冷気送風用のダクトを通じて機械室に漏れ出して
しまうので、機械室内に設けられた電気部品が高温とな
って故障の原因となる。また、被調理物の種別を判断す
るための光センサを備えた電子レンジでは、オーブン調
理時に加熱箱に送風された熱風が加熱箱の側壁に設けら
れた光センサ用の透孔から漏れ出してしまうので、光セ
ンサ或いは光センサが搭載されたプリント配線基板が熱
風により高温となり故障の原因となる。
【0005】一方、ヒータによるオーブン調理機能を備
えた電子レンジでは、加熱箱の上下面に配設した上ヒー
タ及び下ヒータを発熱させて熱線を加熱箱内に照射する
ようにしているが、加熱箱の下面近傍には例えば被調理
物の重量を測定するための重量センサ或いはターンテー
ブル駆動用のモータ等が配設されているので、それらの
電気部品が下ヒータからの熱を受けて高温となり故障の
原因となる。
【0006】そこで、オーブン調理時にはマグネトロン
冷却用の冷却ファンを駆動することにより機械室(加熱
箱周囲)に冷気を送風するようにしている。従って、熱
風によるオーブン調理時に加熱箱から熱風が機械室に漏
れ出るにしても、機械室に設けられた電気部品の温度が
上昇してしまうことを防止することができる。また、ヒ
ータによるオーブン調理時に加熱箱の下面近傍に設けら
れた重量センサ或いはターンテーブル回転用のモータが
下ヒータからの熱を受けるにしても、それらの温度が上
昇してしまうことを防止することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のものでは、オーブン調理時の冷却ファンの送風量
はレンジ調理時の送風量と同一量に設定されているの
で、オーブン調理時に冷却ファンからの送風によりダク
ト或いは光センサ用の透孔から冷気が加熱箱内に過剰に
侵入し、被調理物に焼きムラを生じるという欠点があ
る。この場合、熱風によるオーブン調理では加熱箱内に
熱風を送風しているので、加熱箱内に冷気が侵入して熱
風が乱れるにしても、その熱風の乱れにより生じる被調
理物の加熱ムラは軽微である。これに対して、ヒータに
よるオーブン調理では加熱箱内に侵入した多量の冷気が
被調理物に直接送風されるので、被調理物の加熱ムラは
顕著となる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、加熱調理時にマグネトロン冷却用の冷
却ファンを駆動する構成において、冷却ファンの送風に
より冷気が加熱箱内に過剰に侵入することを防止できる
電子レンジを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子レンジは、
壁面に孔部を有する加熱箱内に高周波を放射するマグネ
トロンを設け、前記加熱箱内を所定の加熱態様で加熱す
る加熱手段を設け、前記マグネトロンが配設されると共
に前記孔部を介して前記加熱箱内と連通する機械室に前
記マグネトロン或いは前記加熱手段の駆動状態で送風す
る冷却ファンを設け、前記加熱手段の駆動時は前記冷却
ファンによる送風量を前記マグネトロンの駆動時の送風
量よりも少なくする送風制御手段を設けたもの。
【0010】上記構成において、加熱手段を、加熱箱内
に熱風を送風する第1の加熱手段及び前記加熱箱内に熱
線を照射する第2の加熱手段から構成すると共に、送風
制御手段を、第2の加熱手段の駆動時は冷却ファンの送
風量を前記第1の加熱手段の駆動時の送風量よりも少な
くするようにしてもよい。
【0011】また、第2の加熱手段を、加熱箱の上面か
ら熱線を照射する上加熱手段及び下面から熱線を照射す
る下加熱手段から構成すると共に、送風制御手段を、前
記上加熱手段のみの駆動時は前記冷却ファンを停止する
ようにしてもよい。
【0012】また、第1の加熱手段を、加熱調理中に加
熱箱内が所定の設定温度以上となったときは停止するよ
うに構成すると共に、送風制御手段を、加熱調理中に前
記第1の加熱手段が停止したときは冷却ファンを停止す
るようにしてもよい。
【0013】また、送風制御手段を、加熱調理中に前記
第1の加熱手段が停止したときは冷却ファンの送風量を
少なくするようにしてもよい。
【0014】また、加熱箱内の温度を検出する温度検出
手段を設けると共に、送風制御手段を、前記温度検出手
段による検出温度が所定の送風開始温度以上となったと
きに冷却ファンに対する制御を実行するようにしてもよ
い。
【0015】
【作用】請求項1記載の電子レンジの場合、マグネトロ
ンの駆動時は、冷却ファンの送風によりマグネトロンが
冷却される。また、加熱手段の駆動時は、冷却ファンの
送風により機械室に設けられた電気部品が冷却される。
このとき、送風制御手段は、加熱手段の駆動時は冷却フ
ァンの送風量をマグネトロン駆動時の送風量よりも少な
くする。これにより、機械室に設けられた電気部品を冷
却しながら、冷却ファンの送風による冷気が加熱箱に形
成された孔部を通じて加熱箱内に過剰に侵入することを
防止することができる。
【0016】請求項2記載の電子レンジの場合、第1の
加熱手段の駆動により加熱箱内に熱風が送風される。こ
のとき、送風制御手段は、冷却ファンの送風量をマグネ
トロンの駆動時の送風量よりも小さな所定風量にするの
で、冷却ファンによる冷気が加熱箱に形成された孔部を
通じて加熱箱内に過剰に侵入することを防止することが
できる。また、第2の加熱手段の駆動により加熱箱内に
熱線が照射される。このとき、送風制御手段は、冷却フ
ァンの送風量を第1の加熱手段の駆動時の送風量よりも
小さな所定風量にするので、冷却ファンによる冷気が加
熱箱に形成された孔部を通じて加熱箱内に過剰に侵入す
ることを防止することができる。
【0017】請求項3記載の電子レンジの場合、上加熱
手段のみが駆動されているときは、加熱箱の下面の近傍
に設けられた電気部品は下加熱手段からの熱を受けるこ
とはない。このとき、送風制御手段は、上加熱手段のみ
の駆動時は冷却ファンを停止するので、加熱箱の下面の
近傍に設けられた電気部品の温度が上昇していない状態
での冷却ファンによる無意味な送風を防止することがで
きる。
【0018】請求項4記載の電子レンジの場合、第1の
加熱手段は、加熱調理中に加熱箱内が所定の設定温度以
上となったときは駆動を停止するので、加熱箱からは熱
風が漏れ出なくなる。このとき、送風制御手段は、加熱
調理中に第1の加熱手段が停止したときは冷却ファンを
停止するので、加熱箱内から熱風が漏れ出ない状態での
冷却ファンによる無意味な送風を防止することができ
る。
【0019】請求項5記載の電子レンジの場合、送風制
御手段は、加熱調理中に第1の加熱手段が停止したとき
は冷却ファンの送風量を低下するので、第1の加熱手段
の停止中に加熱箱から熱風が漏れ出るにしても、機械室
に設けられた電気部品の温度が上昇してしまうことを確
実に防止することができる。
【0020】請求項6記載の電子レンジの場合、加熱手
段の駆動開始当初においては加熱手段の駆動にかかわら
ず加熱箱の周囲の温度は低い。このとき、送風制御手段
は、加熱箱の温度を検出する温度検出手段による検出温
度が所定の送風開始温度以上となっときに冷却ファンに
対する制御を実行するので、加熱箱の周囲の温度が低い
状態での冷却ファンによる無意味な送風を防止すること
ができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明をオーブングリル調理機能を備
えた電子レンジに適用した一実施例を図面を参照して説
明する。図2は電子レンジの正面図、図3は破断して示
す右側面図、図4は破断して示す左側面図、図5は破断
して示す平面図である。これらの図2乃至図5におい
て、本体1には加熱箱2が設けられており、その加熱箱
2の前面開口部が扉3で閉鎖されている。加熱箱2に隣
接して機械室4が形成されており、その機械室4の前面
に操作パネル5が設けられている。この操作パネル5に
は各種操作スイッチ6及び表示器7が設けられている。
【0022】加熱箱2の奥壁の背面には第1の加熱手段
を構成する熱風ヒータ8及び熱風ファン9が設けられて
おり、それらの通電状態で熱風が加熱箱2内に送風され
るようになっている。加熱箱2の上面及び下面には第2
の加熱手段を構成する上ヒータ(上加熱手段)10及び
下ヒータ(下加熱手段)11が配設されており、それら
の通電状態で上ヒータ10及び下ヒータ11が発熱して
加熱箱2の上面及び下面から熱線が加熱箱2内に照射さ
れるようになっている。加熱箱2の側面には加熱箱2内
の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ12
が配設されている。
【0023】加熱箱2の下面には図示しないターンテー
ブルが配設されており、そのターンテーブルがモータ1
3(図6参照)の駆動に応じて回転する。また、加熱箱
2の下面にはターンテーブルの軸を支持する重量センサ
14(図6参照)が設けられており、その重量センサ1
4によりターンテーブルに載置された被調理物の重量が
測定されるようになっている。
【0024】加熱箱2の側壁の外面には光センサ15,
16が設けられている。この光センサ15,16は、投
光基板15a,16aに搭載された投光素子から投光さ
れた光をそれらの投光基板15a,16aと加熱箱2を
挟んで対向するように設けられた受光基板15b,16
bに搭載された受光素子に投光するように設定されてい
る。この場合、加熱箱2の壁面において投光基板15
a,16aの投光素子及び受光基板15b,16bの受
光素子に対向する部位には図示しない透孔が形成されて
おり、その透孔を投光素子からの光が通過するようにな
っている。
【0025】加熱箱2の側方には排気通路17が形成さ
れており、その排気通路17を通じて加熱箱2内の空気
が排気される。排気通路17にはアルコールセンサ18
及び気体センサ19が配設されており、それらのセンサ
18,19の検出状態に基づいて加熱調理が実行される
ようになっている。
【0026】機械室4にはマグネトロン20及びマグネ
トロン駆動回路21が配設されており、マグネトロン駆
動回路21の駆動状態でマグネトロン20から高周波が
加熱箱2内に放射される。また、機械室4には冷却ファ
ン22が配設されており、その冷却ファン22の送風に
よりマグネトロン20及びマグネトロン駆動回路21が
冷却されると共にダクト23及び加熱箱2の側壁面に形
成された孔部23aを通じて加熱箱内2に冷気が送風さ
れるようになっている。
【0027】図6は全体の電気的構成を概略的に示して
いる。この図6において、送風制御手段としての機能を
有する制御回路24は、操作スイッチ6の操作状態に基
づいてレンジ調理が設定されたときは、マグネトロン駆
動回路21を通じてマグネトロン20を駆動する。ま
た、制御回路24は、熱風によるオーブン調理が設定さ
れたときは、熱風ヒータ8及び熱風ファン9を通電し、
ヒータによるオーブン調理が設定されたときは、上ヒー
タ10及び下ヒータ11に通電し、グリル調理が設定さ
れたときは、上ヒータ10のみに通電する。この場合、
制御回路24は、加熱調理を実行するときは、冷却ファ
ン22を所定の駆動パターンで駆動する。また、制御回
路24は、加熱調理を開始するときは、重量センサ14
による測定重量に基づいて被調理物の重量を測定すると
共に光センサ15,16の検出状態に基づいて被調理物
の大きさを判断し、さらに温度センサ12、アルコール
センサ18、気体センサ19の検出状態に基づいて加熱
調理を実行する。
【0028】さて、制御回路24には、設定された調理
コースに応じて冷却ファン22の駆動パターンが図7に
示すように予め設定されている。つまり、マグネトロン
20を駆動するレンジ調理が設定されたときは、冷却フ
ァン22を30秒オン、30秒オフするという周期を繰
返す。また、熱風によるオーブン調理が設定されたとき
は、熱風ヒータ8の通電時は冷却ファン22を10秒オ
ン、30秒オフするという周期を繰返すと共に、熱風ヒ
ータ8の通電停止時は冷却ファン22を停止する。ま
た、ヒータによるオーブン調理が設定されたときは、冷
却ファン22を5秒オン、30秒オフするという周期を
繰返す。そして、グリル調理が設定されたときは、冷却
ファン22を停止する。従って、冷却ファン22は、レ
ンジ調理時は高速駆動され、熱風によるオーブン調理時
は中速駆動され、ヒータによるオーブン調理時は低速駆
動され、グリル調理時は停止される。
【0029】次に上記構成の作用について説明する。図
1は、制御回路24の動作を示している。この図1にお
いて、制御回路24は、調理コースが設定されたときは
(ステップS1)、設定された調理コースを判断する
(ステップS2〜S5)。このとき、設定された調理コ
ースがレンジ調理であったときは(ステップS2)、マ
グネトロン駆動回路21を通じてマグネトロン20を駆
動する(ステップS6)。これにより、マグネトロン2
0から高周波が加熱箱2内に放射されて加熱箱2に収納
されている被調理物が加熱される。このとき、制御回路
24は、冷却ファン22を図7に示す駆動パターンに従
って通電制御する(ステップS7)。これにより、冷却
ファン22は高速回転するので、マグネトロン20及び
マグネトロン駆動回路21から熱が発生するにしても冷
却ファン22からの送風により冷却される。
【0030】また、冷却ファン22の駆動状態では、冷
却ファン22の送風によりダクト23を通じて加熱箱2
内に冷気が送風されるので、被調理物から発散した気体
は排気通路17を通じて外部に排気されるようになる。
従って、制御回路24は、アルコールセンサ18及び気
体センサ19の検出状態に基づいて被調理物から発散さ
れた気体の種別或いは調理の終了タイミングを判断して
加熱調理を実行することができる。
【0031】そして、制御回路24は、被調理物に対す
る加熱調理が終了したと判断すると(ステップS8)、
マグネトロン20及び冷却ファン22を駆動停止する
(ステップS9,S10)。
【0032】尚、上述したレンジ調理においては、被調
理物を高周波により直接加熱するので、上述のように冷
却ファン22により加熱箱2内に多量の冷気を送風する
にしても、被調理物に加熱ムラを生じることはない。
【0033】また、調理コースとして熱風によるオーブ
ン調理が設定されたときは、制御回路24は、熱風ヒー
タ8に通電すると共に熱風ファン9を駆動する(ステッ
プS11,S12)。これにより、図8に示すように加
熱箱2には熱風が送風されるので、加熱箱2に収納され
ている被調理物を加熱することができる。この熱風によ
るオーブン調理では、加熱箱2内全体を短時間で加熱す
ることができるので、加熱箱2に上下2段に配設された
天板に載置された多量の被調理物を一度に加熱すること
ができる。このとき、斯様に加熱箱2に熱風が送風され
るときは、ダクト23につながる孔部23a或いは光セ
ンサ15,16用の透孔を通じて熱風が機械室4側に漏
れ出るようになるものの、加熱調理の開始当初において
は加熱箱2から漏れ出る熱風の温度は低いので、機械室
4に設けられた電気部品に対する影響はない。
【0034】そこで、制御回路24は、熱風によるオー
ブン調理を実行するときは、温度センサ12による検出
温度が送風設定温度に達したときに(ステップS1
3)、冷却ファン22を駆動する(ステップS14)。
このとき、制御回路24は、冷却ファン22を図7に示
す駆動パターンに従って通電制御する。これにより、冷
却ファン22は中速回転して機械室4には冷却ファン2
2からの冷気が送風されるので、オーブン調理の実行に
伴って加熱箱22から高温の熱風が漏れ出るにしても、
機械室4に設けられた電気部品を冷却することができ
る。
【0035】ところで、冷却ファン22の送風量は、レ
ンジ調理時の冷却ファン22の送風量よりも小さな風量
に設定されている。これは、冷却ファン22の送風量を
レンジ調理時の送風量と同一量に設定した場合には、冷
却ファン22の送風による冷気がダクト23或いは光セ
ンサ15,16用の透孔を通じて加熱箱22に過剰に侵
入するようになるので、加熱箱2内の温度分布が乱され
て被調理物に焼きムラを生じるようになるからである。
この場合、冷却ファン22の送風量としては加熱箱2か
ら機械室4側に漏れ出した熱風により電子部品の温度が
過度に上昇することがないと共に、冷却ファン22の送
風による加熱箱2に侵入した冷気により被調理物に焼き
ムラを生じない風量が予め実験により求められている。
【0036】そして、制御回路24は、加熱箱調理中に
おいて温度センサ12により検出された加熱箱2内の温
度が設定温度に達すると(ステップS15)、熱風ヒー
タ8を通電停止すると共に熱風ファン9を駆動停止する
(ステップS16,S17)。これにより、熱風による
オーブン調理中であっても、加熱箱2内への熱風の送風
が停止するので、加熱箱2からは熱風が漏れ出なくな
る。
【0037】そこで、制御回路24は、上述したように
熱風によるオーブン調理中に加熱箱2内への熱風の送風
を停止したときは、冷却ファン22を駆動停止する(ス
テップS18)。この結果、加熱箱2内から熱風が漏れ
出ない状態での冷却ファン22による無意味な送風を防
止することができる。
【0038】一方、制御回路24は、熱風によるオーブ
ン調理中において加熱箱2内の温度が設定温度よりも低
下したときは(ステップS15)、熱風ヒータ8に通電
すると共に熱風ファン9を駆動する(ステップS19,
S20)。これにより、加熱箱2内に熱風が送風されて
加熱箱2内の温度が上昇すると共に、加熱箱2内から熱
風が漏れ出るようになる。
【0039】そこで、制御回路24は、熱風によるオー
ブン調理中に加熱箱2内への熱風を再開するときは、冷
却ファン22を駆動することにより機械室4内を冷却す
る(ステップS21)。以上の動作の結果、加熱箱2内
は略設定温度に制御されると共に、冷却ファン22は加
熱箱2内への熱風の送風に応じて駆動されるようにな
る。
【0040】そして、制御回路24は、加熱調理の終了
タイミングとなると(ステップS22)、熱風ヒータ8
の通電を停止すると共に熱風ファン9の駆動を停止して
から(ステップS23,S24)、冷却ファン22の駆
動を停止する(ステップS23)。
【0041】また、制御回路24は、調理コースとして
ヒータによるオーブン調理が設定されたときは(ステッ
プS4)、上ヒータ10及び下ヒータ11に通電する
(ステップS26)。これにより、図9に示すように上
ヒータ10及び下ヒータ11が発熱して熱線が加熱箱2
内に放射されるので、加熱箱2に収納された被調理物が
加熱される。このとき、斯様に下ヒータ11が発熱する
と、下ヒータ11の発熱に伴って加熱箱2の下面に設け
られた重量センサ14或いはターンテーブル回転用のモ
ータ13の温度が上昇するようになる。
【0042】そこで、制御回路24は、温度センサ12
による検出温度が送風設定温度に達したときは(ステッ
プS27)、冷却ファン22を図7に示す通電パターン
で通電制御する(ステップS28)。これにより、冷却
ファン22が低速回転して加熱箱2の周囲には冷却ファ
ン22による冷気が送風されるので、重量センサ14或
いはモータ13が下ヒータ11からの熱を受けるにして
も、それらの温度上昇を防止することができる。この場
合、冷却ファン22の送風量を熱風によるオーブン調理
時に比べて低回転に設定しているのは、ヒータによるオ
ーブン調理時に冷却ファン22の送風量を熱風によるオ
ーブン調理時と同一量に設定した場合には、冷却ファン
22の送風により加熱箱2内に冷気が過剰に侵入して被
調理物に焼きムラを生じるようになるからである。
【0043】そして、制御回路24は、加熱調理が終了
したところで(ステップS29)、上ヒータ10及び下
ヒータ11の通電を終了すると共に冷却ファン22の駆
動を停止する(ステップS30,S31)。
【0044】また、制御回路24は、調理コースとして
グリル調理が設定されたときは(ステップS5)、上ヒ
ータ10のみに通電する。これにより、図10に示すよ
うに被調理物全体を加熱しながら表面を焼上げることが
できる。このとき、制御回路24は、オーブン調理と違
って冷却ファン22を駆動することはない。これは、グ
リル調理では被調理物が焼き魚のように煙が多量に発生
するものが対象となることが通常であるので、冷却ファ
ン22を駆動した場合には、被調理物から発生した煙が
多量に外部(室内)に排出されてしまうからである。ま
た、グリル調理では下ヒータ11は発熱しておらず、重
量センサ14及びモータ13は下ヒータ11からの熱を
受けていないことから、重量センサ14及びモータ13
を冷却ファン22の送風により冷却する必要がないから
である。
【0045】上記構成のものによれば、熱風によるオー
ブン調理及びヒータによるオーブン調理時は冷却ファン
22の送風量をレンジ調理時に比べて低下させるように
したので、オーブン調理時に冷却ファンの送風量をレン
ジ調理時と同一量に設定している従来例に比べて、オー
ブン調理時に冷却ファン22の送風により加熱箱2の周
囲に設けられた電気部品を冷却しながら、冷却ファン2
2の送風により加熱箱2内に冷気が過剰に侵入すること
を防止して、被調理物に焼きムラを生じることを防止で
きる。
【0046】この場合、ヒータによるオーブン調理時は
冷却ファン22の送風量を熱風によるオーブン調理時の
送風量から低下させるようにしたので、オーブン調理時
の加熱態様に応じて加熱箱2内に冷気が過剰に送風され
てしまうことを防止しながら、冷却ファン22の送風量
を最大に設定して機械室4及び加熱箱2の周囲に設けら
れた電気部品を効果的に冷却することができる。
【0047】また、オーブン調理時は、加熱箱2内の温
度が所定の送風開始温度以上となったときに冷却ファン
22の送風を開始するようにしたので、オーブン調理の
開始当初において加熱箱2内から漏れ出る熱風の温度が
低い状態での冷却ファン22の無意味な送風を防止する
ことができる。
【0048】また、熱風によるオーブン調理の実行中に
おいて加熱箱2内が所定の設定温度以上となって加熱箱
2内への熱風の送風を停止したときは、冷却ファン22
の駆動も同時に停止するようにしたので、加熱箱2から
熱風が漏れ出ていない状態での冷却ファン22による無
意味な送風を回避することができる。
【0049】さらに、グリル調理時においては冷却ファ
ン22を駆動しないようにしたので、重量センサ14或
いはモータ13の温度が低い状態での冷却ファン22に
よる無意味な送風を防止することができる。
【0050】本発明は、上記実施例に限定されることな
く、次のように変形または拡張できる。制御回路24
は、熱風によるオーブン調理において加熱箱2内の温度
が加熱停止温度に達したときは、冷却ファン22を停止
するのに代えて、例えば5秒オン、30秒オフするとい
う周期を繰返して低速回転させるようにしてもよい。制
御回路24は、オーブン調理の開始により直ちに冷却フ
ァン22を駆動するようにしてもよい。制御回路24
は、オーブン調理の設定温度に応じて冷却ファン22の
オンオフのデューティを制御するようにしてもよい。制
御回路24は、グリル調理時にも冷却ファン22を駆動
するようにしてもよい。加熱箱2内の空気と機械室4内
の空気は孔部23aを介して直接出入りする構成であっ
てもよい。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電子レンジによれば、以下の効果を奏する。請求項1
記載のものによれば、加熱箱内を所定の加熱態様で加熱
する加熱手段の駆動時はマグネトロン冷却用の冷却ファ
ンの送風量をマグネトロン駆動時の送風量よりも少なく
するようにしたので、機械室に設けられた電気部品を冷
却しながら、冷却ファンの送風による冷気が加熱箱に形
成された孔部を通じて加熱箱内に過剰に侵入してしまう
ことを防止して、被調理物に加熱ムラを生じてしまうこ
とを防止することができる。
【0052】請求項2記載のものによれば、加熱箱内に
熱線を照射する第2の加熱手段の駆動時は冷却ファンの
送風量を加熱箱内に熱風を送風する第1の加熱手段の駆
動時の送風量よりも少なくするようにしたので、冷却フ
ァンによる冷気が加熱箱に形成された孔部を通じて加熱
箱内に過剰に侵入することを防止して、被調理物に焼き
ムラを生じてしまうことを防止することができる。
【0053】請求項3記載のものによれば、加熱箱の上
面から熱線を照射する上加熱手段の駆動時は冷却ファン
を停止するようにしたので、加熱箱の下面の近傍に設け
られた電気部品の温度が上昇していない状態での冷却フ
ァンによる無意味な送風を防止することができる。
【0054】請求項4記載のものによれば、加熱調理中
に加熱箱内に熱風を送風する第1の加熱手段が停止した
ときは冷却ファンを停止するようにしたので、加熱箱内
から漏れ出る熱風量が少ない状態での冷却ファンによる
無意味な送風を防止することができる。
【0055】請求項5記載のものによれば、加熱調理中
に第1の加熱手段が停止したときは冷却ファンの送風量
を少なくするようにしたので、加熱箱への熱風の送風停
止状態で加熱箱から熱風が漏れ出た場合であっても、機
械室に設けられた電気部品が熱風により温度上昇してし
まうことを確実に防止することができる。
【0056】請求項6記載のものによれば、加熱箱内の
温度が所定の送風開始温度以上となったときに冷却ファ
ンに対する制御を実行するようにしたので、加熱箱の周
囲の温度が低い状態での冷却ファンによる無意味な送風
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における制御回路の動作を示
すフローチャート
【図2】全体の正面図
【図3】破断して示す全体の右側面図
【図4】破断して示す全体の左側面図
【図5】破断して示す全体の平面図
【図6】電気的構成を示すブロック図
【図7】調理コース毎の通電パターンを示す図
【図8】熱風によるオーブン調理状態を示す全体の縦断
面図
【図9】ヒータによるオーブン調理状態を示す図8相当
【図10】グリル調理状態に示す図8相当図
【符号の説明】
2は加熱箱、4は機械室、8は熱風ヒータ(第1の加熱
手段)、9は熱風ファン(第1の加熱手段)、10は上
ヒータ(第2の加熱手段、上加熱手段)、11は下ヒー
タ(第2の加熱手段、下加熱手段)、12は温度センサ
(温度検出手段)、22は冷却ファン、23aは孔部、
24は制御回路(送風制御手段)である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に孔部を有する加熱箱内に高周波を
    放射するマグネトロンと、 前記加熱箱内を所定の加熱態様で加熱する加熱手段と、 前記マグネトロンが配設されると共に前記孔部を介して
    前記加熱箱内と連通する機械室に前記マグネトロン或い
    は前記加熱手段の駆動状態で送風する冷却ファンと、 前記加熱手段の駆動時は前記冷却ファンの送風量を前記
    マグネトロンの駆動時の送風量よりも少なくする送風制
    御手段とを備えたことを特徴とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】 加熱手段は、加熱箱内に熱風を送風する
    第1の加熱手段及び前記加熱箱内に熱線を照射する第2
    の加熱手段から構成され、 送風制御手段は、第2の加熱手段の駆動時は冷却ファン
    の送風量を前記第1の加熱手段の駆動時の送風量よりも
    少なくすることを特徴とする請求項1記載の電子レン
    ジ。
  3. 【請求項3】 第2の加熱手段は、加熱箱の上面から熱
    線を照射する上加熱手段及び下面から熱線を照射する下
    加熱手段から構成され、 送風制御手段は、前記上加熱手段のみの駆動時は前記冷
    却ファンを停止することを特徴とする請求項2記載の電
    子レンジ。
  4. 【請求項4】 第1の加熱手段は、加熱調理中に加熱箱
    内が所定の設定温度以上となったときは停止するように
    構成され、 送風制御手段は、加熱調理中に前記第1の加熱手段が停
    止したときは冷却ファンを停止することを特徴とする請
    求項2または3記載の電子レンジ。
  5. 【請求項5】 第1の加熱手段は、加熱調理中に加熱箱
    内が所定の設定温度以上となったときは停止するように
    構成され、 送風制御手段は、加熱調理中に前記第1の加熱手段が停
    止したときは冷却ファンの送風量を少なくすることを特
    徴とする請求項2または3記載の電子レンジ。
  6. 【請求項6】 加熱箱内の温度を検出する温度検出手段
    を備え、 送風制御手段は、前記温度検出手段による検出温度が所
    定の送風開始温度以上となったときに冷却ファンに対す
    る制御を実行することを特徴とする請求項1乃至5の何
    れかに記載の電子レンジ。
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