JPH10134766A - 放電ランプ、照明装置および表示装置 - Google Patents
放電ランプ、照明装置および表示装置Info
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- JPH10134766A JPH10134766A JP29092396A JP29092396A JPH10134766A JP H10134766 A JPH10134766 A JP H10134766A JP 29092396 A JP29092396 A JP 29092396A JP 29092396 A JP29092396 A JP 29092396A JP H10134766 A JPH10134766 A JP H10134766A
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- tube
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- Discharge Lamp (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 漏れ電流を小さくした放電ランプを提供す
る。 【解決手段】 放電ランプ１は、直管状の内管としての
発光管２を有し、この発光管２の両端に導線3aを介して
冷陰極３，３を設ける。発光管２の周囲に、１０-5のほ
ぼ真空の圧力の間隙４を介して発光管２を囲繞する外管
５を設ける。間隙４にガス吸着用ゲッタ部材６を収容す
る。冷陰極３，３間に点灯回路７により電圧を印加し、
始動、点灯する。冷陰極３，３間の放電によって水銀蒸
気を励起し、波長１４７ｎｍおよび２５４ｎｍの紫外線
が励起されて、３波長蛍光体が発光する。間隙４は１０
-5のほぼ真空であるため浮遊容量が減少し、発光管２か
ら近接導体への放電が小さくなり、漏れ電流を低下で
き、始動電圧を低下できるとともに、点灯維持電流を小
さくできる。
る。 【解決手段】 放電ランプ１は、直管状の内管としての
発光管２を有し、この発光管２の両端に導線3aを介して
冷陰極３，３を設ける。発光管２の周囲に、１０-5のほ
ぼ真空の圧力の間隙４を介して発光管２を囲繞する外管
５を設ける。間隙４にガス吸着用ゲッタ部材６を収容す
る。冷陰極３，３間に点灯回路７により電圧を印加し、
始動、点灯する。冷陰極３，３間の放電によって水銀蒸
気を励起し、波長１４７ｎｍおよび２５４ｎｍの紫外線
が励起されて、３波長蛍光体が発光する。間隙４は１０
-5のほぼ真空であるため浮遊容量が減少し、発光管２か
ら近接導体への放電が小さくなり、漏れ電流を低下で
き、始動電圧を低下できるとともに、点灯維持電流を小
さくできる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電ランプ、照明
装置および表示装置に関する。
装置および表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、二重管を用いた放電ランプとして
は、たとえば実公平４−５２９３１号公報に記載の構成
が知られている。
は、たとえば実公平４−５２９３１号公報に記載の構成
が知られている。
【０００３】この実公平４−５２９３１号公報には、長
手筒状の内管に間隙を介して同軸状にこの内管を囲繞す
る外管を設け、内管を断熱した状態で外気との接触を防
止した消費電力が小さく熱容量が小さくても、低温雰囲
気中でも発光効率の低下を抑制できる放電ランプについ
て記載されている。
手筒状の内管に間隙を介して同軸状にこの内管を囲繞す
る外管を設け、内管を断熱した状態で外気との接触を防
止した消費電力が小さく熱容量が小さくても、低温雰囲
気中でも発光効率の低下を抑制できる放電ランプについ
て記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公平４−５２９３１号公報に記載の構成は、熱容量の小
さい放電ランプの発光効率の低下を抑制できる構成にす
ぎない。
公平４−５２９３１号公報に記載の構成は、熱容量の小
さい放電ランプの発光効率の低下を抑制できる構成にす
ぎない。
【０００５】近年、放電ランプは数十ｋＨｚ以上の高周
波で点灯させて効率を向上させている。この高周波点灯
する放電ランプを機器などに装着すると若干ではあるが
効率が低下することが分かっている。
波で点灯させて効率を向上させている。この高周波点灯
する放電ランプを機器などに装着すると若干ではあるが
効率が低下することが分かっている。
【０００６】また、効率の低下は、漏れ電流に起因する
もので、特に外径８ｍｍ以下のものでは効率の低下が顕
著であることが分かっている。
もので、特に外径８ｍｍ以下のものでは効率の低下が顕
著であることが分かっている。
【０００７】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、さらに発光効率を向上させた放電ランプ、照明装置
および表示装置を提供することを目的とする。
で、さらに発光効率を向上させた放電ランプ、照明装置
および表示装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の放電ラン
プは、外径８ｍｍ以下で周波数６０ｋＨｚ以上でランプ
電流５ｍＡ以下で点灯される内管と；この内管を間隙を
介して囲繞する外管とを具備したもので、管外径が８ｍ
ｍでもこの内管を囲繞して外管を設けることにより、主
として放電される内管と、たとえば器具の反射板などと
の間隔を外管により所定距離以上に設定でき、漏れ電流
が生じにくい。
プは、外径８ｍｍ以下で周波数６０ｋＨｚ以上でランプ
電流５ｍＡ以下で点灯される内管と；この内管を間隙を
介して囲繞する外管とを具備したもので、管外径が８ｍ
ｍでもこの内管を囲繞して外管を設けることにより、主
として放電される内管と、たとえば器具の反射板などと
の間隔を外管により所定距離以上に設定でき、漏れ電流
が生じにくい。
【０００９】請求項２記載の放電ランプは、請求項１記
載の放電ランプにおいて、外管および内管の間隙の圧力
が１ｔｏｒｒ以下であるもので、圧力が１ｔｏｒｒ以下
の内管および外管の間隙で放電が生じにくく、漏れ電流
が生じにくい。
載の放電ランプにおいて、外管および内管の間隙の圧力
が１ｔｏｒｒ以下であるもので、圧力が１ｔｏｒｒ以下
の内管および外管の間隙で放電が生じにくく、漏れ電流
が生じにくい。
【００１０】請求項３記載の放電ランプは、請求項１ま
たは２記載の放電ランプにおいて、外管および内管の間
隙の圧力が１０-2ｔｏｒｒ以下であるもので、圧力が１
ｔｏｒｒよりかなり小さく内管および外管の間隙で放電
が生じにくく、漏れ電流が生じにくい。
たは２記載の放電ランプにおいて、外管および内管の間
隙の圧力が１０-2ｔｏｒｒ以下であるもので、圧力が１
ｔｏｒｒよりかなり小さく内管および外管の間隙で放電
が生じにくく、漏れ電流が生じにくい。
【００１１】請求項４記載の放電ランプは、請求項２ま
たは３記載の放電ランプにおいて、外管および内管の間
隙の端部に配設されたガス吸着用ゲッタ部材を具備した
もので、外管および内管の間隙内に内管などから発生し
たガスをガス吸着用ゲッタ部材により吸収できるため、
圧力が高くなることを防止して、確実に放電を防止する
ため、漏れ電流が生じにくい。
たは３記載の放電ランプにおいて、外管および内管の間
隙の端部に配設されたガス吸着用ゲッタ部材を具備した
もので、外管および内管の間隙内に内管などから発生し
たガスをガス吸着用ゲッタ部材により吸収できるため、
圧力が高くなることを防止して、確実に放電を防止する
ため、漏れ電流が生じにくい。
【００１２】請求項５記載の放電ランプは、請求項１な
いし４いずれか記載の放電ランプにおいて、内管に封入
された少なくともＸｅを含んだガスを具備したもので、
確実に始動される。
いし４いずれか記載の放電ランプにおいて、内管に封入
された少なくともＸｅを含んだガスを具備したもので、
確実に始動される。
【００１３】請求項６記載の放電ランプは、請求項１な
いし５いずれか記載の放電ランプにおいて、出力電圧波
形がパルス状であるもので、確実に点灯する。
いし５いずれか記載の放電ランプにおいて、出力電圧波
形がパルス状であるもので、確実に点灯する。
【００１４】請求項７記載の照明装置は、請求項１ない
し６いずれか一記載の放電ランプと；この放電ランプが
取り付けられる器具本体とを具備したもので、それぞれ
の作用を奏する。
し６いずれか一記載の放電ランプと；この放電ランプが
取り付けられる器具本体とを具備したもので、それぞれ
の作用を奏する。
【００１５】請求項８記載の表示装置は、請求項７記載
の照明装置と；この照明装置に照射される表示手段とを
具備したもので、それぞれの作用を奏する。
の照明装置と；この照明装置に照射される表示手段とを
具備したもので、それぞれの作用を奏する。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液晶表示装置の一
実施の形態を図面を参照して説明する。
実施の形態を図面を参照して説明する。
【００１７】図１は放電ランプを示す説明図で、放電ラ
ンプ１は、直管状の内管としての発光管２を有し、この
発光管２の両端には導線3a，3aを介して一対の電界放出
形の電極としての冷陰極３，３が設けられている。そし
て、この発光管２は全長２５０ｍｍ、管外径２．６ｍ
ｍ、肉厚３ｍｍで、内面には３波長蛍光体が塗布され、
内部にはネオン（Ｎｅ）ガスが８０ｔｏｒｒと、キセノ
ン（Ｘｅ）ガスおよび水銀蒸気が封入されている。
ンプ１は、直管状の内管としての発光管２を有し、この
発光管２の両端には導線3a，3aを介して一対の電界放出
形の電極としての冷陰極３，３が設けられている。そし
て、この発光管２は全長２５０ｍｍ、管外径２．６ｍ
ｍ、肉厚３ｍｍで、内面には３波長蛍光体が塗布され、
内部にはネオン（Ｎｅ）ガスが８０ｔｏｒｒと、キセノ
ン（Ｘｅ）ガスおよび水銀蒸気が封入されている。
【００１８】また、この発光管２の周囲には、１ｔｏｒ
ｒ以下、好ましくは１０-2ｔｏｒｒ以下のたとえば１０
-5Ｔｏｒｒのほぼ高真空の圧力の間隙４を介して発光管
２と同軸上に発光管２を囲繞する外管５が設けられてい
る。なお、この外管５は全長２５０ｍｍ、管外径４ｍ
ｍ、肉厚０．３ｍｍであり、間隙には導線3aに支持され
たガス吸着用ゲッタ部材６が収容されている。
ｒ以下、好ましくは１０-2ｔｏｒｒ以下のたとえば１０
-5Ｔｏｒｒのほぼ高真空の圧力の間隙４を介して発光管
２と同軸上に発光管２を囲繞する外管５が設けられてい
る。なお、この外管５は全長２５０ｍｍ、管外径４ｍ
ｍ、肉厚０．３ｍｍであり、間隙には導線3aに支持され
たガス吸着用ゲッタ部材６が収容されている。
【００１９】さらに、両冷陰極３，３には、出力電圧波
形がパルス状の周波数６０ｋＨｚ以上、好ましくは１０
０ｋＨｚ、電圧４００〜５００Ｖ程度、ランプ電流が５
ｍＡ以下程度になる点灯回路７が接続されている。
形がパルス状の周波数６０ｋＨｚ以上、好ましくは１０
０ｋＨｚ、電圧４００〜５００Ｖ程度、ランプ電流が５
ｍＡ以下程度になる点灯回路７が接続されている。
【００２０】また、図２は液晶表示装置を示す断面図
で、11は液晶表示装置で、この液晶表示装置11は前面に
照射用の開口12を有する薄箱状のケース体13を有し、こ
のケース体13内には照明装置となるバックライトユニッ
ト14が収納されている。このバックライトユニット14
は、放電ランプ１を有し、この放電ランプ１の近傍には
この放電ランプ１の外管５を内包するように近接導体を
兼ねた銀蒸着されたフィルムの反射鏡15が一方向を開口
した状態で巻回され、この反射鏡15の照射方向にはアク
リル樹脂製の導光板16が配設され、この導光板16はケー
ス体13の開口12に対向して位置している。また、導光板
16の背面側には平面状の反射板18が配設され、導光板16
とケース体13の開口12との間には、拡散板20および集光
板21にて構成される制光手段22が配設されている。そし
て、ケース体13の開口12の前面側には、表示手段として
の液晶表示ユニット24が配設されている。
で、11は液晶表示装置で、この液晶表示装置11は前面に
照射用の開口12を有する薄箱状のケース体13を有し、こ
のケース体13内には照明装置となるバックライトユニッ
ト14が収納されている。このバックライトユニット14
は、放電ランプ１を有し、この放電ランプ１の近傍には
この放電ランプ１の外管５を内包するように近接導体を
兼ねた銀蒸着されたフィルムの反射鏡15が一方向を開口
した状態で巻回され、この反射鏡15の照射方向にはアク
リル樹脂製の導光板16が配設され、この導光板16はケー
ス体13の開口12に対向して位置している。また、導光板
16の背面側には平面状の反射板18が配設され、導光板16
とケース体13の開口12との間には、拡散板20および集光
板21にて構成される制光手段22が配設されている。そし
て、ケース体13の開口12の前面側には、表示手段として
の液晶表示ユニット24が配設されている。
【００２１】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
する。
【００２２】まず、冷陰極３，３間に点灯回路７により
電圧が印加され、始動、点灯する。そして、冷陰極３，
３間の放電によって水銀蒸気が励起され、波長２５４ｎ
ｍの紫外線が励起されて、３波長蛍光体が発光する。
電圧が印加され、始動、点灯する。そして、冷陰極３，
３間の放電によって水銀蒸気が励起され、波長２５４ｎ
ｍの紫外線が励起されて、３波長蛍光体が発光する。
【００２３】そして、実験によれば、図３に示すよう
に、放電ランプ１の最小維持電流は、従来は破線ｂに示
すように周波数が高くなるにつれ極端に大きくなり立消
えするおそれがあったが、上記実施の形態では実線ａに
示すように従来に比べてかなり電流値を小さくでき立消
えするおそれはほとんど無い。
に、放電ランプ１の最小維持電流は、従来は破線ｂに示
すように周波数が高くなるにつれ極端に大きくなり立消
えするおそれがあったが、上記実施の形態では実線ａに
示すように従来に比べてかなり電流値を小さくでき立消
えするおそれはほとんど無い。
【００２４】また、図４に示すように、放電ランプ１の
始動電圧も、従来は破線ｂに示すように周波数が高くな
るにつれ極端に高くなっていたが、上記実施の形態では
実線ａに示すように従来に比べてかなり電圧値を低くで
きる。
始動電圧も、従来は破線ｂに示すように周波数が高くな
るにつれ極端に高くなっていたが、上記実施の形態では
実線ａに示すように従来に比べてかなり電圧値を低くで
きる。
【００２５】さらに、図５に示すように、放電ランプ１
の始動電圧は、従来は破線ｂに示すように管径が細くな
るにつれ極端に高くなっていたが、上記実施の形態では
実線ａに示すように従来に比べてかなり電圧値を低くで
き、近年普及しつつある細径の放電ランプ１にも容易に
適用できる。
の始動電圧は、従来は破線ｂに示すように管径が細くな
るにつれ極端に高くなっていたが、上記実施の形態では
実線ａに示すように従来に比べてかなり電圧値を低くで
き、近年普及しつつある細径の放電ランプ１にも容易に
適用できる。
【００２６】これらの理由として、上記実施の形態のよ
うに、管外径が２．６ｍｍの発光管２に、管外径が４．
０ｍｍで管内径が３．４ｍｍの外管５を囲繞してこの外
管５に反射鏡15を取り付けるので、発光管２と反射鏡15
とは間隙４の０．８ｍｍ以上の距離を有し、間隙４は１
０-5Ｔｏｒｒのほぼ高真空であるため浮遊容量が減少
し、発光管２から近接導体となる反射鏡15への微小通電
が小さくなり、漏れ電流を低下できるためと考えられ
る。したがって、特に携帯機器などの小電力化したもの
においては、漏れ電流が減少した効率の向上により長時
間使用あるいは電源の小形化を図ることができる。
うに、管外径が２．６ｍｍの発光管２に、管外径が４．
０ｍｍで管内径が３．４ｍｍの外管５を囲繞してこの外
管５に反射鏡15を取り付けるので、発光管２と反射鏡15
とは間隙４の０．８ｍｍ以上の距離を有し、間隙４は１
０-5Ｔｏｒｒのほぼ高真空であるため浮遊容量が減少
し、発光管２から近接導体となる反射鏡15への微小通電
が小さくなり、漏れ電流を低下できるためと考えられ
る。したがって、特に携帯機器などの小電力化したもの
においては、漏れ電流が減少した効率の向上により長時
間使用あるいは電源の小形化を図ることができる。
【００２７】さらに、間隙４により保温効果も得られる
ので、消費電力が小さく熱容量の小さい放電ランプ１で
も、発光管２の温度を保持できることも一つの理由と考
えられる。
ので、消費電力が小さく熱容量の小さい放電ランプ１で
も、発光管２の温度を保持できることも一つの理由と考
えられる。
【００２８】また、ガス吸着用ゲッタ部材６を設けたこ
とにより、外管５を封止する際の加熱などで発光管２ま
たは導線3aの吸着ガスが再放出されても、ガス吸着用ゲ
ッタ部材６によりガスが吸着され内部の真空度が低下し
ない。
とにより、外管５を封止する際の加熱などで発光管２ま
たは導線3aの吸着ガスが再放出されても、ガス吸着用ゲ
ッタ部材６によりガスが吸着され内部の真空度が低下し
ない。
【００２９】なお、上記実施の形態の液晶表示ユニット
に代えて、たとえば車載用の計器などの表示板を配設す
れば、車載の表示装置を構成できる。
に代えて、たとえば車載用の計器などの表示板を配設す
れば、車載の表示装置を構成できる。
【００３０】また、発光管２の外径は２．６ｍｍに限ら
ず、８ｍｍ以下であれば同様の効果を奏する。
ず、８ｍｍ以下であれば同様の効果を奏する。
【００３１】さらに、ガス吸着用ゲッタ部材６は、放電
ランプ１の一端側にのみ設けたが、両端に設けても同様
の効果を得ることができる。
ランプ１の一端側にのみ設けたが、両端に設けても同様
の効果を得ることができる。
【００３２】また、反射鏡15に、導電性部材である金属
膜を蒸着したフィルムを用いることができるため、放電
ランプ１の光の利用効率を向上でき、さらに、導電性部
材以外の、各種合成フィルム、プラスチック部材も、浮
遊容量を増加させるが、間隙４を有することにより、浮
遊容量が減少して漏れ電流の減少を図ることができる。
膜を蒸着したフィルムを用いることができるため、放電
ランプ１の光の利用効率を向上でき、さらに、導電性部
材以外の、各種合成フィルム、プラスチック部材も、浮
遊容量を増加させるが、間隙４を有することにより、浮
遊容量が減少して漏れ電流の減少を図ることができる。
【００３３】さらに、たとえば巻線トランスの代わりに
セラミック圧電素子を用いることにより、周波数の増大
によるサイズの小型化を顕著にでき、回路の小形化およ
び回路の効率を向上できる。
セラミック圧電素子を用いることにより、周波数の増大
によるサイズの小型化を顕著にでき、回路の小形化およ
び回路の効率を向上できる。
【００３４】
【発明の効果】請求項１記載の放電ランプによれば、内
管が直径８ｍｍでもこの内管を囲繞して外管を設けるこ
とにより、主として放電される内管と、たとえば器具の
反射板などとの間隔を外管により所定距離以上に設定で
き、漏れ電流が生じにくく、始動電圧を低下させたり維
持電流を減少できる。
管が直径８ｍｍでもこの内管を囲繞して外管を設けるこ
とにより、主として放電される内管と、たとえば器具の
反射板などとの間隔を外管により所定距離以上に設定で
き、漏れ電流が生じにくく、始動電圧を低下させたり維
持電流を減少できる。
【００３５】請求項２記載の放電ランプによれば、請求
項１記載の放電ランプに加え、外管および内管の間隙の
圧力を１ｔｏｒｒ以下にしたため、内管および外管の間
隙で放電が生じにくく、漏れ電流を生じにくくできる。
項１記載の放電ランプに加え、外管および内管の間隙の
圧力を１ｔｏｒｒ以下にしたため、内管および外管の間
隙で放電が生じにくく、漏れ電流を生じにくくできる。
【００３６】請求項３記載の放電ランプによれば、請求
項１または２記載の放電ランプに加え、外管および内管
の間隙の圧力を１０-2ｔｏｒｒ以下にしたため、内管お
よび外管の間隙で放電が生じにくく、漏れ電流を生じに
くくできる。
項１または２記載の放電ランプに加え、外管および内管
の間隙の圧力を１０-2ｔｏｒｒ以下にしたため、内管お
よび外管の間隙で放電が生じにくく、漏れ電流を生じに
くくできる。
【００３７】請求項４記載の放電ランプによれば、請求
項２または３記載の放電ランプにおいて、外管および内
管の間隙の端部に配設されたガス吸着用ゲッタ部材を具
備したので、外管および内管の間隙内に内管などから発
生したガスをガス吸着用ゲッタ部材により吸収できるた
め、圧力が高くなることを防止して、確実に放電を防止
するため、漏れ電流を生じにくくできる。
項２または３記載の放電ランプにおいて、外管および内
管の間隙の端部に配設されたガス吸着用ゲッタ部材を具
備したので、外管および内管の間隙内に内管などから発
生したガスをガス吸着用ゲッタ部材により吸収できるた
め、圧力が高くなることを防止して、確実に放電を防止
するため、漏れ電流を生じにくくできる。
【００３８】請求項５記載の放電ランプによれば、請求
項１ないし４いずれか記載の放電ランプに加え、内管に
封入された少なくともＸｅを含んだガスを具備したの
で、確実に始動できる。
項１ないし４いずれか記載の放電ランプに加え、内管に
封入された少なくともＸｅを含んだガスを具備したの
で、確実に始動できる。
【００３９】請求項６記載の放電ランプによれば、請求
項１ないし５いずれか記載の放電ランプに加え、出力電
圧波形がパルス状であるもので、確実に点灯できる。
項１ないし５いずれか記載の放電ランプに加え、出力電
圧波形がパルス状であるもので、確実に点灯できる。
【００４０】請求項７記載の照明装置によれば、請求項
１ないし６いずれか一記載の放電ランプが取り付けられ
る器具本体とを具備したので、それぞれの効果を奏す
る。
１ないし６いずれか一記載の放電ランプが取り付けられ
る器具本体とを具備したので、それぞれの効果を奏す
る。
【００４１】請求項８記載の表示装置によえば、請求項
７記載の照明装置に照射される表示手段とを具備したの
で、それぞれの効果を奏する。
７記載の照明装置に照射される表示手段とを具備したの
で、それぞれの効果を奏する。
【図１】本発明の放電ランプを示す説明図である。
【図２】同上液晶表示装置を示す断面図である。
【図３】周波数および最小維持電流の関係を示すグラフ
である。
である。
【図４】周波数および始動電圧の関係を示すグラフであ
る。
る。
【図５】管径および始動電圧の関係を示すグラフであ
る。
る。
１ 放電ランプ ２ 内管としての発光管 ４ 間隙 ５ 外管 ６ ガス吸着用ゲッタ部材 11 表示装置 14 照明装置としてのバックライトユニット 24 表示手段としての液晶表示ユニット
Claims (8)
- 【請求項１】 外径８ｍｍ以下で周波数６０ｋＨｚ以上
でランプ電流５ｍＡ以下で点灯される内管と；この内管
を間隙を介して囲繞する外管と；を具備したことを特徴
とする放電ランプ。 - 【請求項２】 外管および内管の間隙の圧力が１ｔｏｒ
ｒ以下であることを特徴とする請求項１記載の放電ラン
プ。 - 【請求項３】 外管および内管の間隙の圧力が１０-2ｔ
ｏｒｒ以下であることを特徴とする請求項１または２記
載の放電ランプ。 - 【請求項４】 外管および内管の間隙の端部に配設され
たガス吸着用ゲッタ部材を具備したことを特徴とする請
求項２または３記載の放電ランプ。 - 【請求項５】 内管に封入された少なくともＸｅを含ん
だガスを具備したことを特徴とする請求項１ないし４い
ずれか記載の放電ランプ。 - 【請求項６】 出力電圧波形がパルス状であることを特
徴とする請求項１ないし５いずれか記載の放電ランプ。 - 【請求項７】 請求項１ないし６いずれか一記載の放電
ランプと；この放電ランプが取り付けられる器具本体
と；を具備したことを特徴とする照明装置。 - 【請求項８】 請求項７記載の照明装置と；この照明装
置に照射される表示手段と；を具備したことを特徴とす
る表示装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29092396A JPH10134766A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 放電ランプ、照明装置および表示装置 |
| TW086115882A TW348263B (en) | 1996-10-31 | 1997-10-27 | Low-pressure mercury vapor-filled discharge lamp, luminance and display device |
| CN97121283.XA CN1089541C (zh) | 1996-10-31 | 1997-10-31 | 低压水银蒸气放电灯、照明装置及显示装置 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29092396A Withdrawn JPH10134766A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 放電ランプ、照明装置および表示装置 |
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| JP (1) | JPH10134766A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008066203A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Canon Inc | 照明装置及び撮像装置 |
| KR101324813B1 (ko) * | 2012-11-13 | 2013-11-01 | 박승임 | 권종식별장치 |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP29092396A patent/JPH10134766A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008066203A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Canon Inc | 照明装置及び撮像装置 |
| JP4585998B2 (ja) * | 2006-09-08 | 2010-11-24 | キヤノン株式会社 | 照明装置及び撮像装置 |
| KR101324813B1 (ko) * | 2012-11-13 | 2013-11-01 | 박승임 | 권종식별장치 |
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