JP2004281367A - 光源装置およびそれを用いた液晶ディスプレイ - Google Patents
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Abstract
【課題】調光時のちらつきを抑制する光源装置およびそれを用いた液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】光源装置を、第1の電極21に最も近い第2の電極22の接触部における発光管20の内面と第1の電極21との最短距離L(mm)と、放電媒体の全封入圧P(kPa)との積PLが1<PL≦9の範囲となるように構成することにより、発光管20に電力を加えた後、発光管20が安定点灯する時間を短縮することができ、高調光率(1から3%程度)時に発生する光出力のちらつきを減らすことができる。
【選択図】図1
【解決手段】光源装置を、第1の電極21に最も近い第2の電極22の接触部における発光管20の内面と第1の電極21との最短距離L(mm)と、放電媒体の全封入圧P(kPa)との積PLが1<PL≦9の範囲となるように構成することにより、発光管20に電力を加えた後、発光管20が安定点灯する時間を短縮することができ、高調光率(1から3%程度)時に発生する光出力のちらつきを減らすことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、希ガスなどの放電媒体が封入された発光管とその放電媒体を励起するための電極とを備える光源装置、およびそれを用いた液晶ディスプレイに関し、特に調光時の光出力のちらつきを抑制する光源装置に関する。
近年、液晶ディスプレイなどに用いられるバックライト(光源装置)において、水銀を用いないバックライト(以下、水銀レスバックライトという場合がある)の研究がさかんに行われている。水銀レスバックライトは、水銀を使用しないことから、水銀温度の上昇に伴う発光効率の低下を招くことがないので光束の立ち上がりが早い。また、水銀レスバックライトは環境上好ましい。
水銀を用いない光源装置としては、希ガスが封入されたバルブと、そのバルブの内部に配置された内部電極と、バルブの外部に配置された外部電極とを有する放電灯装置が開示されている(特許文献1参照)。この外部電極は線状の電極であり、バルブの中心軸に平行になるように、バルブの外面に形成されている。この希ガス放電灯装置は、内部電極と外部電極とに電圧を印加することによって発光する。
さらに、バックライトとしての重要な機能として調光機能が挙げられる。これはランプの点灯周波数よりも低い周波数、例えば数百Hz程度の周期で放電灯を点灯・消灯させる時間比率(デューティー比)を変化させることで人間の知覚的な明るさを変化させる方法が開示されている(例えば特許文献2参照)。この方法は、回路的な制御が比較的容易であり、デューティー比と光出力特性も一定であることから。広く一般的に照明光源の調光手段として用いられている。
特開平5−29085号公報
特開2002−50498号公報
しかし、従来の水銀を用いない光源装置では、電極間にガラス管(誘電体層)を介する構造上、放電灯を点灯させるため発光管に電力を投入した直後は電流が流れにくく、安定放電するまでの時間にバラツキが生じるため、特に調光10%以下では、この時間バラツキが光出力ムラとなり、人間の眼にはちらつきとなって知覚される確率が顕著になることが分かった。
このような状況に鑑み、本発明は発光管への電力投入後から安定点灯までの時間短縮及びバラツキを防止する光源装置、およびそれを用いた液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明の光源装置は、少なくとも1つの発光管と、前記発光管の内部に封入された、水銀を含まない放電媒体と、前記放電媒体を励起するための第1および第2の電極と、前記第1および第2の電極に電力を供給する点灯回路と、を備え、前記第1の電極が前記発光管の内部に配置されており、前記第2の電極が、前記第1の電極からの距離が異なり且つ不連続な複数の接触部において前記発光管の外面に接触し、前記第1の電極に最も近い前記第2の電極の前記接触部における前記発光管の内面と前記第1の電極との最短距離L(mm)と、前記放電媒体の全封入圧P(kPa)とが、
の関係を満たす。
前記第1電極表面は少なくともエミッタ材を備えることが好ましい。
前記放電媒体は少なくともキセノンガスを50%以上含むことが好ましい。
前記最短距離Lは0.1mmよりも大きく0.5mm以下であることが好ましい。
前記放電媒体の全封入圧Pは3kPa以上33kPa以下であることが好ましい。
好適な実施形態の一つとして、前記点灯回路の出力電圧波形は矩形波である。
好適な実施形態の一つとして、前記発光管の肉厚は0.1mm以上0.5mm以下である。
エミッタ材はセシウム、バリウム等の金属酸化物が好ましい。
さらに実施形態の一つの液晶ディスプレイとして、上記光源装置から発せられる光が透過する液晶バネルとを備える。
また、好適な液晶ディスプレイとして、上記光源装置は前記発光管から発せられた光を取り込んで一主面から出射する導光板をさらに備え、前記導光板と対向するように前記液晶パネルが配置されている。
また、好適な液晶ディスプレイとして、前記光源装置は、支持板と、前記支持板に支持された複数の前記発光管とを備え、前記第2の電極は平行に配置された複数の線状電極を含み、前記発光管は前記線状電極と直交するように配置されている。
本発明の光源装置では、第1の電極21に最も近い第2の電極22の接触部における発光管20の内面と第1の電極21との最短距離L(mm)と、放電媒体の全封入圧P(kPa)との積PLが
の範囲となるよう構成している。この光源装置によれば、発光管20に電力を加えた後、発光管20が安定点灯する時間を短縮することができ、高調光率(1から3%程度)時に発生する光出力のちらつきを減らすことができる。また、本発明の光源装置は、液晶表示装置のバックライトなど、さまざまな装置の光源として用いることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、同様の部分には同一の参照番号を付して重複する説明を省略する場合がある。
(実施形態1)
実施形態1では、本発明の光源装置(放電灯装置)の基本的な構成および動作について説明する。実施形態1の光源装置10の構成を図1(A)に示す。図1(A)の線I−Iにおける断面図を図1(B)に示す。光源装置10は、発光管(放電管)20と、発光管20の内部の一端に配置された第1の電極21と、発光管20の外部に配置された第2の電極22とを備える。第1の電極21にはリード24が接続されている。
実施形態1では、本発明の光源装置(放電灯装置)の基本的な構成および動作について説明する。実施形態1の光源装置10の構成を図1(A)に示す。図1(A)の線I−Iにおける断面図を図1(B)に示す。光源装置10は、発光管(放電管)20と、発光管20の内部の一端に配置された第1の電極21と、発光管20の外部に配置された第2の電極22とを備える。第1の電極21にはリード24が接続されている。
発光管20は、透光性の材料で形成され、たとえばホウケイ酸ガラスで形成される。また、発光管20は、石英ガラス、ソーダガラスまたは鉛ガラスで形成してもよい。発光管20に用いられるガラス管の外径は、通常、1.2mm〜15mm程度である。また、ガラス管の外面と内面との距離、すなわちガラス管の厚さは、0.1mm以上0.5mm以下の範囲であって、通常、0.2mm〜1.0mm程度である。ガラス管の表面に誘電体層を形成する場合、その厚さは、通常、0.5μm〜100μm程度である。なお、発光管20は、直線状の形状に限らず、他の形状であってもよい。たとえば、L字状、U字状または矩形状であってもよい。
発光管20は封止されており、その内部には、水銀を含まない放電媒体(図示せず)が封入されている(以下の実施形態においても同様である)。光源装置10で用いられる放電媒体としては、希ガスを用いることができる。希ガスとしては、クリプトンガス、アルゴンガス、ヘリウムガスおよびキセノンガスから選ばれる少なくとも1つのガスを用いることができる。また、キセノンガスから放出される紫外線の波長は、水銀から放出される紫外線の波長と近接している。このため、希ガスとしてキセノンガスを用いることによって、水銀を用いた蛍光ランプと同じ蛍光体を利用できるという利点がある。
図1(B)に示すように、発光管20の内面には、蛍光体層23が形成されている。蛍光体層23は、放電媒体から発せられた光の波長を変換するために形成される。蛍光体層23の材料を変化させることによって、さまざまな波長の光が得られる。たとえば、白色光や、赤、緑および青(RGB)の光が得られる。蛍光体層23は、放電灯に一般的に用いられる材料で形成できる。
第1の電極21は、発光管20の一端の内部に形成されている。第1の電極21は、たとえばタングステンやニッケルなどの金属で形成できる。第1の電極21の表面は、エミッタ材として酸化セシウム、酸化マグネシウムまたは酸化バリウムといった金属酸化物層で覆われている。これによってさらに点灯開始電圧を低減でき、イオン衝撃による電極の劣化も防止できる。また、第1の電極21の表面は、誘電体層(たとえばガラス層)で覆われていてもよい。
第2の電極22は、発光管20の外部に形成されている。第2の電極22は、導電性の材料で形成できる。たとえば、第2の電極22は、銅やアルミニウムやリン青銅といった金属で形成してもよいし、金属粉末(たとえば銀粉末)と樹脂とを含む金属ペーストで形成してもよい。以下の実施形態で説明する第2の電極も同様の材料で形成できる。第2の電極22は、第1の電極21からの距離が異なり且つ不連続な複数の部分(接触部)で発光管20の外面と接触している。
図1(A)の線II−IIにおける断面図を図2(A)に示す。第2の電極22は、複数の接触部22pにおいて発光管20と接触している。複数の接触部22pは、第1の電極21からの距離が異なり且つ互いに離れている。複数の接触部22pは、発光管20の管軸方向AXに沿って並んでいる。なお、図2(B)に示すように、複数の接触部22pは、発光管20の管軸方向AXに沿って並んでいる複数のグループを構成してもよい。それぞれのグループに含まれる接触部22pは、発光管20の管軸方向AXに沿って並んでいる。なお、接触部22pは、管軸方向AXに沿って並んでいなくてもよい。また、接触部22pの形状は、正方形に限られない。たとえば、接触部22pの形状は、長方形や線状であってもよい。また、図2(B)に示すように、第1の電極21からの距離が異なる接触部を含む限り、第1の電極21からの距離が等しい接触部を含んでもよい。1つの接触部22pの管軸方向の長さは、発光管20の管軸方向の長さの、たとえば0.1%〜5%の範囲であり、たとえば0.5%〜3%の範囲である。管軸方向に隣接する2つの接触部22pの間隔は、発光管20の厚さよりも大きく、且つ、発光管20の最大内径の10倍以下とすることが好ましい。上記間隔を発光管20の厚さよりも大きくすることによって、放電が第2の電極22に沿って線状に収縮することを防止できる。また、上記間隔を発光管20の最大内径の10倍以下とすることによって、放電が不均一となることを防止できる。また、第2の電極22によって光が遮蔽されることを抑制するため、発光管20の周方向における接触部22pの長さは、発光管20の円周の半分以下とすることが好ましい。放電媒体(図示せず)の全封入圧は3kPa〜33kPaの範囲であり、たとえば13.3kPa〜26.6kPaの範囲である。
光源装置10の一実施例について説明する。発光管20は、たとえば外径が2.6mm、内径が2.0mm、長さが250mmである。発光管の内部には、蛍光体層として、一般の蛍光ランプに用いられる3波長発光形の希土類蛍光体が塗布されている。接触部22Pの管軸方向の長さは、3mmであり、管軸方向におけるその間隔は1mmである。第1の電極21と第1の電極21に最も近い接触部22pの発光管20内壁との距離は0.1mmである。発光管の内部には、圧力が約21kPaとなるようにキセノンガスとアルゴンガスとの混合ガスが封入される。
光源装置10では、第1の電極21と第2の電極22との間に電圧を印加することによって放電が生じ、放電媒体が励起される。励起された放電媒体は、基底状態に移行する際に紫外線を発する。この紫外線は、蛍光体層23で可視光に変換され、発光管20から放射される。
以下に、第1の電極21と第2の電極22との間に印加する電圧の一実施例について説明する。第1の電極21と第2の電極22との間に印加する電圧は、矩形波形状であり、極性が変化してもしなくてもよい。矩形波電圧の時間変化比、すなわちデューティー比は特に制限されない。発光管20の内部に水銀が含まれない場合、すなわち放電媒体が希ガスのみである場合には、第2の電極22をグランドに接続し、第1の電極21に対して電圧の極性が変化しない矩形波電圧を印加することが好ましい。そのような印加電圧の一例を図3(A)に示す。図3(A)に示す例では、第1の電極21に対する印加電圧は、0ボルトと正の電圧V1との間で変調されている。電圧V1を印加する時間T1と矩形波の周期T2との比(T1/T2)の値は、0.15〜0.5程度であることが好ましい。また、矩形波の周波数は、たとえば10kHz〜60kHzの範囲である。図3(A)に示す電圧を印加した場合に2つの電極間を流れる電流を図3(B)に示す。第1の電極21と第2の電極22との間には、印加電圧の微分波形に対応する電流が流れる。
図3(A)に示すような電圧を印加するための点灯回路13の一例の構成を図4に示す。第1の電極21と第2の電極22との間には、点灯回路13が接続されている。第2の電極22は、通常、グランドに接続される。点灯回路13は、交流電源13aと、整流回路13bと、平滑回路13cと、昇圧回路13dと、スイッチング回路13eとを備える。これらの回路には、一般的な回路を用いることができる。交流電源13aで生成された交流電圧は、整流回路13bによって直流の正電圧へ変換される。そして、整流された電圧は、平滑回路13cで平滑化され、昇圧回路13dで昇圧される。昇圧された電圧は、スイッチング回路13eによって、所定の時間T1だけ印加される。このようにして、矩形波電圧が印加される。
光源装置10では、第2の電極22が不連続に発光管20と接触しているため、放電が第2の電極22側に収縮することを防止できる。そのため、光源装置10では、封入ガス圧を高くしたり、入力する電力を高くした場合でも、均一な放電が得られやすい。その結果、光源装置10では、放電効率を高めることができ、同じ電力を入力した従来の光源装置と比較して、5〜20%の輝度向上を達成できる場合がある。また、光源装置10では、第2の電極22が発光管20に接触するように第2の電極22を容易に固定できるため、低コストで容易に製造できる。
(実施形態2)
実施形態2では、本発明の上記光源装置における調光時の光出力の安定性について検討した結果を示す。
実施形態2では、本発明の上記光源装置における調光時の光出力の安定性について検討した結果を示す。
ここに定義する調光とは、人間に知覚できない速さで光源装置を点灯・消灯させることで(間欠に点灯させることで)、人間が感じる明るさを変化させることである。間欠に点灯させた時に人間が知覚できないことが前提となるため、最低でも60Hz以上、通常はは100Hz程度の周波数で、周期的に点灯・消灯の時間時比率(デューティー比)を変化させることで明るさを変化させる。この際の明るさは、点灯時間のデューティー比とほぼ比例する特長がある。
実施形態2の光源装置は、発光管20と、その内部に配置した第1の電極21と、発光管20の外部に配置した第2の電極22とを有している。また、第2の電極22は、第1の電極21からの距離が異なり且つ不連続な複数の接触部において発光管20の外面に接触している。第1および第2の電極は点灯回路に接続されており、点灯回路から供給された電力(エネルギー)によって、発光管20内に封入した水銀を含まない放電媒体を励起(放電)させる。発光管20は硼珪酸ガラスで形成し、全長は167mm、肉厚0.3mmを使用した。発光管20の内部には、水銀を含まない放電媒体(図示せず)として、キセノン(Xe)を60%、アルゴン(Ar)を40%封入した。なお、第1の電極21にはエミッタは塗布されていない。
続いて調光用の点灯回路13’について図5を用いて説明する。第1の電極21と第2の電極22との間には、点灯回路13’が接続されている。第2の電極22は、通常、グランドに接続される。この点灯回路13’は、直流電源13fと、この直流電源13fから出力された直流電圧を駆動周波数の矩形波に整形するスイッチング回路13gと、スイッチング回路13gから出力される矩形波をこれよりも長い周期で、かつ時間比率(オン・デューティー比)を変化させて発光管20をオン・オフする調光回路13hと、この調光回路13hからの出力波形により、発光管20を点灯することができる電圧まで昇圧する昇圧トランス13iとを備える。これらの直流電源13fやスイッチング回路13g、調光回路13h、昇圧トランス13iは、照明に一般的に利用される回路を用いることができる。このようにして、調光回路13hのオン時間のみにスイッチング回路13gで整形された駆動波形により電圧が昇圧されて矩形波電圧が印加される。
上記の構成において、第1の電極21に最も近い第2の電極22の発光管20との接触部における発光管20の内面(蛍光体23側の面)と、第1の電極21との最短距離L(mm)及び発光管20内の放電媒体の封入ガス圧P(kPa)を変化させ、発光管20の電流(以降、「ランプ電流」)が安定するまでの必要パルス数を測定した。なお、最短距離Lは第1の電極21の外径と発光管20の内径とを変化させて調節した。また、点灯回路13’から第1の電極21と第2の電極22との間に印加される電圧(以降、「ランプ電圧」)Vp−pは矩形波でピーク・ピーク値が2.0kVとし、発光管20にランプ電圧を印加させる周波数(以降、「駆動周波数」)を30kHz、調光周波数を100Hzとした。
図6(A)、図6(B)に全光に対する調光率を1%とした場合の調光信号の波形、発光管20の駆動信号の波形(ここでは点灯回路のスイッチング素子FETからの波形)、ランプ電流の波形を示す。図6(A)はLを0.1mm、Pを33.25kPaとした場合であり、図6(B)はLを0.7mm、Pを22.167kPaとした場合である。また、横軸は共通の時間軸であり、縦軸は任意単位軸である。なお、「調光率が1%」とは、オン・デューティーが1に対してオフ・デューティーが99のことである。
図6(A)では駆動信号が入力されて2パルス目からランプ電流の出力が得られ、周期的なバラツキも無く安定している。しかし、図6(B)では駆動信号が入力されて4パルス目より徐々にランプ電流の出力が得られており、かつ周期的なバラツキも大きい。調光信号100Hzにおける調光率1%での駆動信号の波形数は3周期(すなわち、6パルス)であるため、図6(B)のランプ電流では周期的なバラツキが大きく、6パルス目でも電流出力が得られない。このような場合は発光管20は不点灯となり、人間にはこれがちらつきとして知覚される。なお、調光周波数を落とせば、1%調光時の駆動信号の波形数を増やすことができるが、調光周波数を100Hzよりも低くするとフリッカとして知覚されるため好ましくない。
続いて、調光周波数を100Hz、駆動周波数を30kHzとした場合のPとLとの積PLと安定点灯するまでの駆動信号のパルス数を測定した結果を図7に示す。なお、安定点灯とは、ランプ電流が一定で点灯されることである。図7からPLの増加に伴って安定点灯するまでの駆動信号のパルス数は増加していることがわかる。
車載用のバックライトでは、実用上、調光率が3%まで調光できることが求められている。しかし、実用上3%の調光率を保証するためには、2%の調光率でもチラツキを防止しなければならない。2%の調光率では、調光周波数100Hzで駆動周波数が30kHzの場合、駆動信号の波形数は6周期(すなわち、12パルス)内で安定する必要がある。図7からパルス数が12の場合には、PL積は9となる。
逆にPL積が1よりも小さい場合、例えばPを十分小さくすると、放電媒体の量が減ってしまい、発光管20が点灯しても所定の光出力が得られなくなる。また、逆にLを十分小さした場合(例えば、Lを0.05mm以下にした場合)は、第1の電極21と発光管20の内面とは接触状態になり、第1の電極21と、その近傍の第2の電極22または第1の電極21に2番目に近い第2の電極22との間隔にL値が依存し、それによってPLが2つの値で変化し、バラツキが増加してしまう傾向がある。このため、L値は0.05mm以上が好ましい。
以上のことから、光出力を確保しつつ、実用上3%の調光を実現するためには、
の範囲内にする必要がある。
さらに言えば、L値は0.5mm以下(L≦0.5mm)が好ましい。Lが0.5mmよりも大きくなった場合はPが20kPa以下になってもランプ電流が安定になるパルス数がばらつく。恐らくこれは、Lが0.5mmよりも大きくなった場合は第1の電極21と発光管20の内壁との間隔が十分大きくなり、その間に存在する放電媒体の状態に影響されるためと考えられる。
また、発光管20の肉厚は0.1mm以上0.5mm以下が好ましい。放電開始電圧は、発光管20の肉厚(誘電体層の厚さ)に依存するため、始動時には高電圧を印加する必要がある。しかし、高電圧によって光源装置の周りにオゾンが発生するため、第1と第2の電極との間に印加するランプ電圧のピーク・ピーク値は3.0kV以下にしなければならない。これを実現するには発光管20の肉厚は0.5mm以下とすることが好ましい。また、発光管の機械的強度を確保するためには0.1mm以上が好ましい。
なお、この光源装置は第1の電極21と第2の電極22とで発光管20を介して放電(誘電体バリア放電)して発光するため、この調光時のランプ電流の出力は発光管20の長さに依存しない。また、Xeガスと他の希ガス(Ar,Ne,Kr)との混合比率を変えて実験したが、Xe比率が50%以上である場合は図7の傾向は変わらなかった。なお、今回の第1の電極21の材料としてニッケルを用いたが、タングステンを使用した場合でも図7の傾向と同じであった。
(実施形態3)
実施形態3では、本発明の光源装置における一般始動および暗黒始動時の光出力の安定性について検討した結果を示す。
実施形態3では、本発明の光源装置における一般始動および暗黒始動時の光出力の安定性について検討した結果を示す。
「一般始動」とは、通常の使用環境での光源装置の点灯・消灯状態であり、人間が完全に点灯、消灯していることを知覚できる点が調光とは大きく異なる。例えば、周囲照度が10lx以上、消灯時間が10秒以上である。実施形態2での調光時の「発光休止期間(オフ・デューティ期間)」は、調光周波数が100Hzの場合、1%調光時で最大0.01秒(10msec)程度である。すなわち、一般始動では発光休止期間よりも1000倍以上の休止時間を持つことになる。調光時の0.01秒程度の休止期間では、休止前の点灯で生成された電子が残留電荷として発光管内に十分に残っており、休止直後の点灯時には、この残留電荷をトリガーとして再放電が起こす。そのため、再点灯時の必要パルス数(発光遅延)を低減できた。しかし、この残留電荷は休止時間と共に減少し、休止期間が1秒程度(調光時の100倍程度)になるとほとんど消失してしまう。そのため、一般始動時には、再点灯時の必要パルス数が増加し、数msecオーダーで点灯遅れが生じてしまう。
実施形態3の光源装置は、実施形態2と同様な光源装置であり、詳細には、発光管20と、その内部に配置した第1の電極21と、発光管20の外部に配置した第2の電極22とを有している。また、第1の電極21表面は酸化セシウムからなるエミッタ材料(図示せず)でさらに覆っている。さらに、第2の電極22は、第1の電極21からの距離が異なり且つ不連続な複数の接触部において発光管20の外面に接触している。第1および第2の電極は点灯回路に接続されており、点灯回路から供給された電力(エネルギー)によって、発光管20内に封入した水銀を含まない放電媒体を励起(放電)させる。発光管20は硼珪酸ガラスで形成し、全長は167mm、肉厚0.3mmを使用した。発光管20の内部には、水銀を含まない放電媒体(図示せず)として、キセノン(Xe)を60%、アルゴン(Ar)を40%封入した。
上記の構成において、放電媒体の封入圧力Pと最短距離Lとの関係は実施形態2の積PLの式3の範囲に入るように、ここではPを22.167(kPa)、Lを0.4(mm)とし、PL積を8.9となるように設定した。また、ランプ電圧Vp−pは矩形波でピーク・ピーク値が2.0kVとし、駆動周波数を30kHzとした。
図8に発光休止期間を10秒間とした場合の、駆動信号を印加してから再点灯までにかかる遅延時間を500回繰り返し測定した結果を示す。さらに、比較としてPL積を同じ8.9とした、エミッタ材料を用いない場合(実施形態2)と、エミッタ材料を用いてPL積が15の場合(従来技術)との結果(500回繰り返し測定)も同様に示した。今回は一般始動の測定であるので点灯までの遅延時間が非常に長い。そのため、今回はパルス数ではなく安定点灯するまでの遅延時間を25μsec毎に度数表示した。例えば、点灯遅れ時間が25μsec以下であれば図8の25μsec上にプロットし、135μsecの場合は150μsec上にプロットしている。1000μsec以上の場合はまとめて欄外にプロットした。さらに、図8の元となった実験結果を表1に示す。
表1からわかるように、従来技術のようにPL積が15であった場合、単に第1電極21をエミッタ材で覆ってもランプ電流が安定になるまでの遅延時間にバラツキがあり、最大5msec程度必要であった。一方、実施形態2の本発明のランプでは1msec以内で確実に安定することが確認できた。さらに実施形態3のようにエミッタ材を第1電極21表面に覆った本発明のランプでは、実施形態2の本発明のランプにおいて安定するまでにかかる時間が25μsec以内のものが500回中1回であったのに対し、500回中500回が25μsec以内に収まるまでに顕著に改善されることを確認した。すなわち、本実施形態のランプでは、安定するまでにかかる時間を確実に25μsec以内にすることができる。これは、従来技術において第1電極21をエミッタ材で覆っただけでは本実施形態のような顕著な効果はなく、更にPLが9以下という構成を付加することによって一般始動において顕著なランプ安定性の効果を得ることができる。
なお、このエミッタ材の位置は、少なくとも第2電極と第1電極の最短距離に位置する第1電極表面近傍に配置されていれば良い。また、第1電極の全表面を覆った場合には、ランプ取り付け時の位置決めが不要となり、作業性が格段に向上する。
(実施形態4)
実施形態4では、本発明の光源装置の他の一例について説明する。実施形態2の光源装置60の構成を図9に模式的に示す。また、図9の線VIIA−VIIAにおける断面図を図10(A)に示し、図9の線VIIB−VIIBにおける断面図を図10(B)に示す。なお、図9では、拡散板の図示を省略している。また、図10(A)および10(B)では、蛍光体層の図示を省略している。また、図9、10(A)および10(B)では、右端の発光管の図示を省略している。また、放電媒体の封入圧力Pと最短距離Lとの関係は実施形態2の積PLの式(数1)の範囲に入るように設定している。
実施形態4では、本発明の光源装置の他の一例について説明する。実施形態2の光源装置60の構成を図9に模式的に示す。また、図9の線VIIA−VIIAにおける断面図を図10(A)に示し、図9の線VIIB−VIIBにおける断面図を図10(B)に示す。なお、図9では、拡散板の図示を省略している。また、図10(A)および10(B)では、蛍光体層の図示を省略している。また、図9、10(A)および10(B)では、右端の発光管の図示を省略している。また、放電媒体の封入圧力Pと最短距離Lとの関係は実施形態2の積PLの式(数1)の範囲に入るように設定している。
光源装置60は、支持板61、拡散板62、発光管20、発光管20の内部に配置された第1の電極21、および発光管20の外部に配置された第2の電極72を備える。第2の電極72はグランドに接続(接地)されている。第1の電極21と第2の電極72との間には、点灯回路13によって電圧が印加されている。点灯回路13には、インバータ回路などを含む一般的な回路を用いることができる。
支持板61には、発光管20が配置される断面V字状の溝61aが形成されている。発光管20は、支持部材63で支持板61に固定されている。支持板61は、樹脂や金属(たとえばアルミニウム)などで形成できる。支持板61の表面は、光の反射効率および拡散効率を向上させるための処理がなされていることが好ましい。たとえば、表面に酸化チタンの粉末を塗布したり、反射シートを貼り付けたりしてもよい。また、第2の電極72との絶縁性を確保できる限り、支持板61の表面に金属膜を形成してもよい。また、表面をサンドブラスト処理してもよい。なお、支持板61の裏面側から光を出射させる場合には、透明な樹脂やガラスで支持板61を形成する。なお、支持板61の形状は、限定がなく、用途に応じて決定される。
拡散板62は、発光管20を挟んで支持板61に対向するように配置されている。拡散板62は、発光管20から発せられた光を均一に拡散させるために配置される。拡散板62は、ガラスや透光性の樹脂で形成される。
支持板61上には、複数の発光管20が平行に配置されている。発光管20の数は限定がなく、1つであってもよい。それぞれの発光管20の一端の内部には、第1の電極21が配置されている。発光管20は、支持部材63から容易に取り外しが可能である。
第2の電極72は、支持板61上に形成された複数の線状電極72aを備える。複数の線状電極72aは、連結され、点灯回路13に接続されている。図9に示すように、第2の電極72は、グランドに接続されていることが好ましい。第2の電極72をグランドに接続することによって、発光管20を安全に交換できる。複数の線状電極72aは、ストライプ状に配置されている。各線状電極72aは、発光管20の中心軸と直交するように形成されている。線状電極72aは、たとえば、金属ペースト(たとえば銀ペースト)や金属膜で形成できる。また、線状電極72aは、導電性の樹脂で形成してもよい。この場合、樹脂からなる支持板61と樹脂からなる線状電極72aとを一体に成形できる。
線状電極72aの間隔を一定にすると、第1の電極21から離れるほど輝度が低下する場合がある。そのため、図9に示すように、第1の電極21から離れるほど、隣接する線状電極72a間の間隔を狭くしてもよい。この場合、第1の電極21から離れるほど、線状電極72aの幅を太くしてもよい。このような構成によって、均一な発光が得られやすくなる。
図10(A)に示すように、線状電極72aは、溝61aの部分で発光管20と接触する。すなわち、第2の電極72は、第1の電極21からの距離が異なる複数の接触部で発光管20の外面と接触する。この接触部は、図2(B)の接触部22Pと同様に、発光管20の中心軸に平行に配置された2つのグループを形成する。これらの接触部は、互いに離れており、連続していない。
光源装置60では、第1の電極21と第2の電極72との間に電圧を印加することによって放電が生じ、放電媒体が励起される。励起された放電媒体は、基底状態に移行する際に紫外線を発する。この紫外線は、蛍光体層23で可視光に変換され、発光管20から放射される。放射された可視光は、拡散板62によってより均一な光となる。このようにして、光源装置60は、面光源として機能する。
以上、実施形態4の光源装置について説明したが、本発明の光源装置は図示した形態に限定されない。支持部材63の他の形態を図11(A)および11(B)に示す。図11(A)の例では、支持部材63aが金属からなり、第2の電極72に接続されている。そのため、支持部材63aが第2の電極72の一部として機能する。図11(B)の例では、支持板61に着脱可能な支持部材63bを用いている。支持部材63および63bは、樹脂などの絶縁性の材料で形成されることが好ましい。なお、支持部材63の代わりに、接着剤や粘着テープで発光管を固定してもよい。
実施形態4の光源装置によれば、実施形態1で説明した光源装置と同様の効果が得られる。実施形態2の光源装置は、面光源として用いることができ、たとえば液晶ディスプレイのバックライトとして用いることができる。その場合、拡散板62の上方に液晶パネルが配置される。
(実施形態5)
実施形態5では、本発明の光源装置について他の一例を説明する。実施形態5の光源装置を図12に示す。また、図12の線XVII−XVIIにおける断面図を図13に示す。なお、図13には液晶パネル170も図示する。図12の光源装置160は、導光板161、発光管20、第1の電極21および第2の電極162を備える。第2の電極162は、支持板163上に形成されている。支持板163は、発光管20を固定するとともに、反射板として機能する。
実施形態5では、本発明の光源装置について他の一例を説明する。実施形態5の光源装置を図12に示す。また、図12の線XVII−XVIIにおける断面図を図13に示す。なお、図13には液晶パネル170も図示する。図12の光源装置160は、導光板161、発光管20、第1の電極21および第2の電極162を備える。第2の電極162は、支持板163上に形成されている。支持板163は、発光管20を固定するとともに、反射板として機能する。
発光管20は、導光板161の側面に配置される。発光管20から出射された光は、導光板161によって、導光板161の表面161aからほぼ均一に出射される。導光板161は、たとえば透明な樹脂で形成できる。導光板161の裏面161bには、出射される光を均一にするために、凹凸が形成されている。また、裏面161b上には、反射層164が形成されている。反射層164は、たとえば酸化チタンや金属で形成できる。また、導光板161の表面161aには、使用状況に応じて、拡散シートやレンズシートを配置してもよい。光源装置160においても、第2の電極162は、第1の電極21からの距離が異なり且つ不連続な複数の部分で発光管20に接触している。なお、放電媒体の封入圧力Pと最短距離Lとの関係は実施形態2の積PLの式(数1)の範囲に入るように設定している。
光源装置160を液晶表示装置に用いる場合には、図13のように液晶パネル170が導光板161上に配置される(以下の光源装置においても同様である)。
なお、第2の電極は、導光板と発光管との間に形成されてもよい。そのような光源装置180の構成を図14に模式的に示す。また、線XIX−XIXにおける断面図を図15に示す。なお、図15には、液晶パネル170も図示する。
光源装置180では、導光板161と発光管20との間に第2の電極182が配置されている。第2の電極182は、金属ペーストや導電性樹脂で形成できる。L字形の発光管20は、支持部材63で支持されている。発光管20の外側には、発光管20から発せられた光を導光板161側に反射する反射板183が配置されている。光源装置180を液晶表示装置のバックライトとして用いる場合には、図15に示すように、導光板161上に液晶パネル170が配置される。
光源装置180の一例について説明する。導光板は、アクリル樹脂で形成でき、そのサイズは、160mm×93mmとすることができる。L字形の発光管は、長さ252mm、外径2.6mm、内径2.0mmとすることができる。放電媒体には、キセノンガスとアルゴンガスとの混合ガス(圧力:約21kPa)を用いることができる。発光管と第2の電極との1つの接触部の管軸方向の長さは、3mmとすることができる。また、隣接する接触部の間隔は、1mmとすることができる。
また、第2の電極は、発光管と反射板との間に配置されていてもよい。そのような光源装置200の構成を図16に模式的に示す。また、線XXI−XXIにおける断面図を図17に示す。なお、図17には、液晶パネル170も図示する。
光源装置200では、発光管20と反射板183との間に第2の電極202が配置されている。第2の電極202は、金属ペーストや導電性樹脂で形成できる。L字形の発光管20は、支持部材63で支持されている。発光管20の外側に配置された反射板183は、発光管20から発せられた光を導光板161側に反射する。光源装置200を液晶表示装置のバックライトとして用いる場合には、図17に示すように、導光板161上に液晶パネル170が配置される。
以上、本発明の実施の形態について例を挙げて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されず本発明の技術的思想に基づき他の実施形態に適用することができる。
本発明の光源装置によれば、発光管20に電力を加えた後、発光管20が安定点灯する時間を大幅に短縮することができ、特に車載用のナビゲーションシステムやモニターに要求される高調光率(1から3%程度)を容易に実現できる。さらに、エミッタをさらに備えることで、一般始動や暗黒始動時の点灯遅れを従来の100倍から1000倍まで短縮することができる。このことから、液晶表示装置のバックライトやフィールドシーケンシャル型のバックライト等にも有用である。
10,60,160,180,200 光源装置
13,13‘ 点灯回路
20 発光管
21 第1の電極
22,72,162,182,202 第2の電極
22P 接触部
23 蛍光体層
61 支持板
61a 溝
62 拡散板
63 支持部材
72a 線状電極
161 導光板
164 反射層
170 液晶パネル
13,13‘ 点灯回路
20 発光管
21 第1の電極
22,72,162,182,202 第2の電極
22P 接触部
23 蛍光体層
61 支持板
61a 溝
62 拡散板
63 支持部材
72a 線状電極
161 導光板
164 反射層
170 液晶パネル
Claims (11)
- 前記第1電極表面の少なくとも一部に、エミッタ材をさらに備える、請求項1に記載の光源装置。
- 前記放電媒体が少なくともキセノンガスを50%以上含む請求項1またまたは2に記載の光源装置。
- 前記最短距離Lは0.1mmよりも大きく0.5mm以下である請求項1から3の何れか一つに記載の光源装置。
- 前記放電媒体の全封入圧Pは3kPa以上33kPa以下である請求項1から4の何れか一つに記載の光源装置。
- 前記点灯回路の出力電圧波形が矩形波である請求項1から5の何れか一つに記載の光源装置。
- 前記発光管の肉厚は0.1mm以上0.5mm以下である請求項1から6の何れか一つに記載の光源装置。
- 前記エミッタ材は少なくともセシウム、バリウム等の金属酸化物より構成される請求項1から7の何れか一つに記載の光源装置。
- 光源装置と、前記光源装置から発せられる光が透過する液晶バネルとを備える液晶ディスプレイであって、
前記光源装置は請求項1から8の何れか一つに記載の光源装置であることを特徴とする液晶ディスプレイ。 - 前記光源装置は、前記発光管から発せられた光を取り込んで一主面から出射する導光板をさらに備え、
前記導光板と対向するように前記液晶パネルが配置されている請求項9に記載の液晶ディスプレイ。 - 前記光源装置は、支持板と、前記支持板に支持された複数の前記発光管とを備え、
前記第2の電極は平行に配置された複数の線状電極を含み、
前記発光管は前記線状電極と直交するように配置されている請求項9または10に記載の液晶ディスプレイ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003288697A JP2004281367A (ja) | 2003-02-28 | 2003-08-07 | 光源装置およびそれを用いた液晶ディスプレイ |
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JP2003052823 | 2003-02-28 | ||
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Publications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007329096A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電点灯装置およびそれを用いた照明器具 |
WO2008029445A1 (fr) * | 2006-09-05 | 2008-03-13 | Panasonic Corporation | Appareil d'éclairage à lampe à décharge |
WO2008126341A1 (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-23 | Panasonic Corporation | 誘電体バリア放電ランプ点灯装置 |
-
2003
- 2003-08-07 JP JP2003288697A patent/JP2004281367A/ja active Pending
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