JP4041159B2 - 誘電体バリア型放電ランプ、バックライト装置、及び液晶表示装置 - Google Patents

誘電体バリア型放電ランプ、バックライト装置、及び液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4041159B2
JP4041159B2 JP2007526076A JP2007526076A JP4041159B2 JP 4041159 B2 JP4041159 B2 JP 4041159B2 JP 2007526076 A JP2007526076 A JP 2007526076A JP 2007526076 A JP2007526076 A JP 2007526076A JP 4041159 B2 JP4041159 B2 JP 4041159B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bulb
lamp
dielectric barrier
barrier discharge
discharge lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007526076A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2007086453A1 (ja
Inventor
真一郎 畑岡
正樹 広橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP4041159B2 publication Critical patent/JP4041159B2/ja
Publication of JPWO2007086453A1 publication Critical patent/JPWO2007086453A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/2806Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without electrodes in the vessel, e.g. surface discharge lamps, electrodeless discharge lamps
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J65/00Lamps without any electrode inside the vessel; Lamps with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J65/04Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J65/00Lamps without any electrode inside the vessel; Lamps with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J65/04Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels
    • H01J65/042Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field
    • H01J65/046Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field the field being produced by using capacitive means around the vessel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

本発明は、誘電体バリア型放電ランプに関し、特にランプ効率を向上させるランプ構造に関する。
近年、液晶表示装置のバックライト装置等に使用されるランプとして、放電媒体として水銀を用いるランプ(有水銀ランプ)の研究に加え、放電媒体として水銀を用いないランプ(無水銀ランプ)の研究が盛んに行われている。無水銀ランプは、温度の時間変化に伴う発光強度の変動が少ない点と、環境上の観点から好ましい。無水銀ランプとしては、希ガスが封入されたバルブの管壁を介して放電させる「誘電体バリア型」が主流である。
一方、液晶表示装置では高輝度化が求められており、液晶表示装置に使用されるバックライト装置も高輝度化が強く求められている。
誘電体バリア型放電ランプにおいて高輝度化(高照度化)を目的とした技術として特許文献1がある。図16に特許文献1で開示されている希ガス蛍光ランプ1の概略断面図を示す。希ガス蛍光ランプ1はガラスバルブ2に外部電極4と内部電極5を備える。内部電極5上には誘電体層8が設けられ、その上に蛍光体層6が設けられている。特許文献1では、希ガス放電ランプ1のランプ照度は、内部電極5の面積よりも外部電極4の面積を大きくすることによって大きくなるとされている。加えて、静電容量に着目すると、内部電極5と放電空間との間で形成される静電容量が、外部電極4と放電空間との間で形成される静電容量より小さい場合には、さらにランプ照度が大きくなるとされている。
特開2002−208379号公報(段落[0021]〜[0024],図6)
しかしながら、ランプからの出力光束をランプへの投入電力で除した値である「ランプ効率(lm/W)」に着目して本発明者が鋭意研究したところ、特許文献1に教示されているような「内部電極5と放電空間との静電容量」と「外部電極5と放電空間との静電容量」との大小関係はランプ効率とは関連性がないことが分かった。
本発明は、かかる新たな知見に基づいてなされたものであり、ランプ効率の高い誘電体バリア型放電ランプ、及びそれを用いたバックライト装置と液晶表示装置を提供することを目的とする。
本願発明者は、誘電体バリア型放電ランプにおいて、一対の電極間におけるバルブの内表面積当たりのランプ容量がある値よりも小さい場合に、ランプからの出力光束をランプへの投入電力で除した値であるランプ効率が大幅に向上することを新たに見出した。
具体的には、本発明の第1の態様は、希ガスを含む放電媒体が封入されたバルブと、前記バルブに配置された第1及び第2の電極とを備え、前記第1及び第2の電極間における前記バルブの内表面積当たりのランプ容量が2.8nF/m未満である、誘電体バリア型放電ランプを提供する。前記バルブの内表面積当たりのランプ容量を2.8nF/m未満に設定することにより、ランプ効率が大幅に向上する。
前記バルブの内表面積当たりのランプ容量を2.4nF/m未満に設定することがより好ましい。
具体的には、前記第1の電極が前記バルブの内部に配置され、前記第2の電極が前記バルブの外部に配置される。前記第2の電極は、前記バルブと離隔して配置して配置することが好ましい。
前記バルブの内表面積当たりのランプ容量は、誘電体バリア型放電ランプの物理的な構成、すなわち、バルブの管壁等の容量(誘電率及び厚み)と、第2の電極とバルブ間の空隙距離で決まる。バルブの管壁等の容量は、誘電率の変更には材料の変更が必要である点で、空気よりも誘電率が低い材料は現在知られていない点等からして、所望の値に調節するのは必ずしも容易ではない。従って、第2の電極とバルブ間の空隙距離を調節することで、バルブの内表面積当たりのランプ容量を調節することが好ましい。
また、本願発明者は、前述のように物理的な構成で決まるランプ容量に加えて、ランプに印加される電圧も加味することにより、一対の電極間におけるバルブの内表面積当たり、かつ1回の放電毎の放電電荷量がある値よりも小さい場合に、ランプ効率が大幅に向上することを新たに見出した。
具体的には、本発明の第2の態様は、希ガスを含む放電媒体が封入されたバルブと、前記バルブに配置された第1及び第2の電極と、前記第1及び第2の電極間に交流電圧を印加し、誘電体バリア放電を繰り返し発生させて前記希ガスをプラズマ化して発光させる点灯回路とを備え、前記第1及び第2の電極間における、前記バルブの内表面積当たり、かつ1回の放電毎の放電電荷量が29.0μC/m未満である、誘電体バリア型放電ランプを提供する。
さらに具体的には、前記点灯回路から前記第1及び第2の電極間に印加される電圧は、ピーク・ツー・ピーク値で1.25kV以上3.2kV以下である。
また、前記第1の電極が前記バルブの内部に配置され、前記第2の電極が前記バルブの外部に配置される。前記第2の電極は、前記バルブと離隔して配置して配置することが好ましい。
本発明の第1の態様の誘電体バリア型放電ランプでは、バルブの内表面積当たりのランプ容量を2.8nF/m未満に設定することによりランプ効率を大幅に向上することができる。また、本発明の第2の態様の誘電体バリア型放電ランプでは、バルブの内表面積当たり、かつ1回の放電毎の放電電荷量を29.0μC/m未満に設定することにより、ランプ効率を大幅に向上することができる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1A及び図1Bに本発明の実施形態にかかる誘電体バリア型放電ランプ装置100を示す。後に詳述するように、本発明は誘電体バリア型放電ランプにおいて、一対の電極間における静電容量であるランプ容量(バルブの内表面の単位面積当たり)を適切な値に設定することにより、ランプ効率を大幅に向上するものである。また、本発明は、物理的な構成で決まるランプ容量に加えて、ランプに印加される電圧も加味し、電極間におけるバルブの内表面の単位面積当たり、かつ1回の放電毎の放電電荷量を適切な値に設定することにより、ランプ効率を大幅に向上するものである。ランプ容量及び/又は放電電荷量がかかる範囲に設定されている限り、図1A,1Bの誘電体バリア型放電ランプ装置100のように外部電極12がバルブ10に対して離隔して配置された基本構造(外部電極非接触型)を有していても、図2に示すように外部電極12がバルブ10に対して密接した基本構造(外部電極接触型)を有していてもよい。
発光管ないしバルブ10には、一対の電極、すなわち内部電極(第1の電極)11と外部電極(第2の電極)12が配置されている。本実施形態では、内部電極11はバルブ10の一端に配置されている。外部電極12は、バルブ10の外部に配置されている。具体的には、外部電極12は、バルブ10の長手方向(管軸の方向)に延び、保持部材17によりバルブ10の外周面に対して空隙を隔てて対向している。外部電極12とバルブ10の外周面の最短距離(空隙距離d)はバルブ10の長手方向に一定である。バルブ10の内部には希ガスが封入され(不図示)、バルブ10の内面には蛍光体層13が塗布されている。内部電極11と外部電極12とには点灯回路14が接続されている。点灯回路14は内部電極11と外部電極12へ矩形波の電圧を印加している。点灯回路14からの出力の一端はグランド15に接続されている。
バルブ10は、大量生産が容易で強度も強い細い管形状のもの使用することが一般的である。また、バルブ10の材料としては、ホウケイ酸ガラス、石英ガラス、ソーダガラス、鉛ガラス等のガラスがある。バルブ10の外径は、通常1.0mm〜10.0mm程度であるが、これに限定するものではない。例えば、一般照明用蛍光灯で利用されている30mm程度であってもよい。バルブ10は、直線状の形状に限らず、L字状、U字状または矩形状等であってもよい。
バルブ10は封止されており、内部には放電媒体(図示せず)が封入されている。放電媒体は希ガスを主体とした1種類以上のガスである。バルブ10に封入されているガスの圧力、すなわち誘電体バリア型放電ランプ装置100のランプの内部の圧力は0.1kPa〜76.0kPa程度である。
内部電極11は、バルブ10の一端の内部に形成されている。内部電極11は、例えばタングステンやニッケルなどの金属で形成できる。内部電極11の表面は、酸化セシウム、酸化バリウム、酸化ストロンチウムといった金属酸化物層で表面の一部又は全体覆われていてもよい。このような金属酸化物層を用いることによって、点灯開始電圧を低減でき、イオン衝撃による電極の劣化を防止できる。なお、内部電極11は、ランプの一端だけでなく、両端にあってもよい(後述する図11B、図12B、及び図13B参照)。
外部電極12は、銅、アルミニウム、ステンレス等の金属や、酸化スズ、酸化インジウム等を主成分とする透明導電性構造物等で形成できる。外部電極12は鏡面反射処理の施されているものを使用することにより、外部電極12とバルブ10との間に高反射シートを設定しなくても、バルブ10から外部電極12への光を効率良く反射させて高い光取り出し効率を実現できる。
蛍光体層13は、放電媒体から発せられた光の波長を変換するために形成される。蛍光体層13の材料を変化させることによって、さまざまな波長の光が得られる。例えば、白色光や、赤、緑及び青等の光が得られる。蛍光体層13は、所謂、一般照明用蛍光灯、プラズマディスプレイ等に用いられる材料で形成できる。
点灯回路14は、内部電極11と外部電極12との間に矩形波の電圧を印加する。
誘電体バリア型放電の場合は一般的に矩形波で電圧を印加するとランプ効率(バルブ10からの出力光束をバルブ10への投入電力で除した値)が高くなるので好ましい。なお、電圧波形は矩形波に限定されず、バルブ10が点灯できる範囲であればサイン波等でもよい。点灯回路14によって電圧が印加されることにより、バルブ10の管壁を介して誘電体バリア放電が繰り返し発生し、希ガスがプラズマ化して発光する。
続いて、誘電体バリア型放電ランプ装置100のランプ部の静電容量C0(以降、「ランプ容量C0」という)、1回の放電毎の放電電荷量Q0、及びランプ効率ηの測定方法について説明する。
図3に誘電体バリア型放電ランプ100の等価回路を示す。誘電体バリア型放電ランプ100のランプ部分のランプ容量C0は、内部電極11と外部電極12とに誘電体に相当する放電空間と蛍光体13とバルブ10とが挟まれたコンデンサ(以降、「コンデンサL」という)の静電容量に相当する。
このランプ容量C0及びランプ効率ηは、図4Aの誘電体バリア型放電ランプ装置300を用いて算出できる。図4Aは誘電体バリア型放電ランプ装置300の概略断面図であり、図4Bは図4Aの誘電体バリア型放電ランプ装置300の等価回路図である。誘電体バリア型放電ランプ装置300は、外部電極12とグランド15との間に、ランプ容量C0と直列になるようにコンデンサ16が接続されている点のみ、図1A及び図1Bの誘電体バリア型放電ランプ装置100と相違する。なお、誘電体バリア型放電ランプ装置100と同一構成は、同一符号を付して説明を省略する。
図4Bの等価回路において、ランプ容量C0と静電容量C16との合計電圧が測定できる位置と、静電容量C16が測定できる位置とに、それぞれ電圧プローブV1と、電圧プローブV2を接続する。なお、ランプに印加される電圧への影響を小さくするために、コンデンサ16の静電容量C16はランプ容量C0に比べ大きなものを使用する。例えば、ランプ容量C0が数10pF程度であるのに対し、静電容量C16が数10nF程度のコンデンサC16が使用される。
上記配置において、点灯回路14から矩形波の電圧を印加し、バルブ10を点灯させた状態で電圧V1及びV2を測定する。後に詳述するように、ピーク・ツー・ピーク値(p−p値)で数kVの電圧値を有し、かつ周波数が20〜30kHz程度(ランプによっては数10kHzのオーダーとなる場合がある。)の交流電圧で点灯させる。測定した電圧V1及びV2より、内部電極11と外部電極12とに印加される電圧(ランプ電圧)V0(=V1−V2)を算出する。また、コンデンサ16とランプから構成されるコンデンサLとは直列接続であるので、コンデンサ16の静電容量C16と電圧V2とにより、コンデンサLに蓄えられる電荷Q(=C16×V2)を算出する。
図5に、上記のように算出したランプ電圧V0と電荷Qとを、それぞれ縦軸と横軸とにしたV−Qリサージュ図を示す。ここで、ランプ電力Wはランプ電流Iとランプ電圧V0の積、すなわち単位時間当たりに流れる電荷量Qとランプ電圧V0との積で表せるので、下記の式(1)に示すように図5のV−Qリサージュ図のABCDの点で囲まれた面積Sに駆動周波数fを掛けた値に相当する。
Figure 0004041159
ここで、点Aから点Bまで及び点Cから点Dまでは、矩形波の電圧が急峻に変化した直後のコンデンサLへの電荷Qの蓄積とランプ電圧V0との変化を示し、点Bから点Cまで及び点Dから点Aまでは、放電空間で放電が開始して停止するまでのコンデンサLへの電荷Qの蓄積とランプ電圧V0とを示している。
一方、ランプ容量C0は、電荷Qの変化量を電圧V0の変化量で除した値であるので、点Aと点Bとの傾きから算出できる。ただし、外部電極12は、バルブ10が長手方向に延びており、バルブ10の長さによってランプ容量C0が異なる。言い換えれば、同一のコンデンサが長手方向に並列に配置さていると考えることができる。同一の電極構成でもバルブ10の管径が大きくなと、内表面積の増加分だけ蓄えられる電荷量は多くなる。つまり、管径が大きくなると、実質的にランプ容量が大きくなる。そこで、バルブ10の大きさを排除してランプ容量を評価するために、バルブ10の内表面積SLでランプ容量C0を除した値を、内表面積当たりのランプ容量C0と定義した。この内表面積当たりのランプ容量C0は以下の式(2)で表される。この式(2)において、ΔQとΔVは、それぞれ点Aから点Bまで(点Cから点Dまで)の電荷の変化量とランプ電圧の変化量を示す。
Figure 0004041159
さらに誘電体バリア型放電ランプ装置300から出力される全光束値をΦとすると、ランプ効率ηは式(1)を利用して以下の式(3)で算出できる。
Figure 0004041159
点Bから点Cまで、及び点Dから点Aまでの電荷Qの変化は、それぞれ1回の放電によって放電空間内を移動した電荷である。この点Bから点Cまで、又は点Dから点Aまでの電荷Qの蓄積量を、1回の放電毎の放電電荷量Q0と定義する。
点B及び点Cのランプ電圧V0をそれぞれの電圧V0b,V0cとし、その平均電圧値をV0bdとする。同様に、点D及び点Aのランプ電圧V0をそれぞれの電圧V0d,V0aとし、その平均電圧値をV0daとする。点Bから点Cまで、及び点Dから点Aまでのランプ電圧V0の変化は小さいので、放電電荷量Q0は、面積Sを平均電圧値V0bcから平均電圧値V0daを引いた値であるV0bcdaで除した値に概ね相当し、以下の式(4)で表せる。
Figure 0004041159
ただし、バルブ10はある大きさを有しているため、バルブ10の長さや管径によって放電電荷量Q0が異なる。そこで、バルブ10の内表面積SLの影響を排除して放電電荷量を評価するために、以下の式(5)に示すように内表面積SLで放電電荷量Q0を除した値を、内表面積当たり、かつ1回の放電毎の放電電荷量q0として定義する。
Figure 0004041159
以上の式(1)から式(5)までにより、図4Aの誘電体バリア型放電ランプ装置300におけるV−Qリサージュ図を利用して、内表面積当たりのランプ容量C0と、内表面積当たり、かつ1回の放電毎の放電電荷量q0と、ランプ効率ηとを算出できる。
(実験)
ランプ効率ηとランプ容量C0及び放電電荷量q0との関係を調べるため、種々のランプ容量C0の誘電体バリア型放電ランプを作成し、ランプ容量C0、放電電荷量q0、及びランプ効率ηを測定した。
内表面積当たりのランプ容量C0を変化させるためには、バルブ10と外部電極12の間の空隙距離d(外部電極12と放電空間との距離と対応する。)を変ること、バルブ10の管壁の厚み(バルブ10の外径と内径の差で決まる)を変えること、及びバルブ10の構成材料を変更して誘電率を変えること等が考えられる。しかし、バルブ10の構成材料の変更による誘電率の変更は、空気よりも誘電率が低い材料は現在知られていない点等からして、必ずしも容易ではない。そこで、本実験では、種々の形態の外部電極12について、バルブ10と外部電極12との間の空隙距離dを変化させてランプ容量C0を変化させた。また、管壁の厚みが異なるバルブ10を使用し、それによってもランプ容量C0を変化させた。
内表面積当たり、かつ1回の放電毎の放電電荷量q0を変化させるには、ランプ容量C0を変えること、及び入力電圧の値を変えることが考えられる。しかし、入力電圧については、放電を安定させて点灯を維持するように設定する必要があるので、調整可能な範囲が狭い。そこで、本実験では、主としてランプ容量C0を変えることで放電電荷量q0を変化させ、入力電圧については、一般に点灯維持に必要される値の範囲内にある、p−p値で1.25kV以上3.2kV以下の範囲で設定した。
以下の表1に示すように、No.1からNo.14までの14種類の外部電極12を使用した。
Figure 0004041159
図6A及び図6Bに示すように、No.1からNo.5の外部電極12の断面は、「コの字」形状である。外部電極12におけるコの字形状の3つの平面のそれぞれとバルブ10との最短距離を空隙距離dと定義すると、外部電極12はそれぞれの平面と空隙距離dが等しくになるように配置している。No.1からNo.5の外部電極12における空隙距離dは、それぞれ0.5mm、0.9mm、1.7mm、2.5mm、及び3.3mmである。なお、幅WDは「コの字」形状を構成する3つの壁部の幅の総和と定義する。No.1からNo.5の外部電極12の幅WDは、それぞれ16.4mm、15.6mm、18.0mm、19.6mm、21.2mmである。
図7A及び図7Bに示すように、No.6の外部電極12の断面は、「放物線」形状である。空隙距離dは、外部電極12の放物線形状の底部とバルブ10との最短距離と定義する。No.6の外部電極12における空隙距離dは3.1mmであり、幅WDは13.0mmである。
図8に示すように、No.7の外部電極12は、バルブ10の長手方向に沿って配置した幅WDが13.0mmの平板であって、断面構造は「直線」形状である。空隙距離dは、外部電極12の断面の直線形状とバルブ10との最短距離と定義する。No.7の外部電極12における空隙距離dは3.1mmである。
図9に示すように、No.8の外部電極12は、バルブ10の長手方向に沿って配置した直線状のワイヤであって、断面構造は円形状である。空隙距離dは、外部電極12の断面の円形状とバルブ10との最短距離と定義する。No.8の外部電極12における空隙距離dは3.1mmである。なお、ワイヤの場合、幅WDはワイヤの直径である0.30mmとした。
図10A及び図10Bに示すように、No.9の外部電極12の断面は、「逆V字」形状である。ここで、空隙距離dは、外部電極12の逆V字形状の凸頂点とバルブ10との最短距離と定義する。No.8の外部電極12における空隙距離dは3.1mであり、幅WDは13.0mmである。
図11A及び図11Bに示すように、No.10及びNo.12の外部電極12は、バルブ10の長手方向に沿って配置された幅WDがそれぞれ5mm及び15mmの平板であり、空隙距離dは共に6.5mmである。
図12A及び図12Bに示すように、No.11及びNo.13の外部電極12はバルブ10に対して空隙をあけて長手方向に沿って配置した平板12aと、この平板12aと電気的に接触するようにバルブ10の周囲に一定間隔をあけて巻回された螺旋状のワイヤ12bとからなる。No.11及びNo.13の平板12aの幅WDはそれぞれ5mmと15mmである。空隙距離dは、No.11及びNo.12のいずれも6.5mmである。
図13A及び図13Bに示すように、No.14の外部電極12はバルブ10の周囲に一定間隔をあけて巻回された螺旋状のワイヤからなる。空隙距離dは6.5mmである。
バルブ10は4種類使用した。具体的には、外径2.6mm、内径2.0mm、管壁厚み0.3mm、長さ160mmの直管(No.1のバルブ10)、外径3.0mm、内径2.0mm、管壁厚み0.5mm、長さ160mmの直管(No.2のバルブ10)、外径3.0mm、内径2.0mm、管壁厚み0.5mm、長さ370mmの直管(No.3のバルブ10)、及び外径4.0mm、内径3.0mm、管壁厚み0.5mm、長さ370mmの直管(No.4のバルブ10)を使用した。
No.1及びNo2.のバルブ10には一端にのみ内部電極11が配置されている(図1A、図6B、図7B、及び図10B参照)。一方、No.3及びNo.4のバルブ10には両端に内部電極11A,11Bが配置されている(図11B、図12B、及び図13B参照)。
以下の表2から表4に示す条件で、ランプ電圧V0と電荷Qを測定し、V−Qリサージュ図によりバルブ10の内表面積当たりのランプ容量C0、内表面積当たりの放電電荷量q0、及びランプ効率ηを算出した。その他の条件としては、バルブ10内にはキセノン60%とアルゴン40%との混合ガスを20kPa封入した。外部電極12の主成分はAlであり、反射機能を持たすために外部電極12の表面をAgでコーティングした。全光束及びランプ電力は、誘電体バリア型放電ランプを積分球内に設置し、高圧パルス電源(ハイデン研究所製:SBP−5K−HF−1)により点灯させて測定した。高圧パルス電源からなる点灯回路14の駆動波形は、正負交番の矩形とした。
Figure 0004041159
Figure 0004041159
Figure 0004041159
表2に示す実験No.1〜9では、No.1〜9の外部電極12とNo.1,2のバルブ10を使用し、入力電圧はp−p値で1.25kV〜2.0kVとした。また、表3に示す実験No.10〜42では、No.10〜14の外部電極12と、No.3のバルブ10を使用し、入力電圧はp−p値で1.6kV〜3.0kVとした。さらに、表4に示す実験No.43〜72では、No.10〜14の外部電極12と、No.4のバルブ10を使用し、入力電圧はp−p値で2.0kV〜3.2kVとした。実験No.1〜72全体で、入力電圧はp−p値で1.25kV以上3.2kV以下である。
実験No.1〜72の内表面積当たりのランプ容量C0、内表面積当たりの放電電荷量q0、及びランプ効率ηの測定結果を表2から表4に示す。また、ランプ容量C0及びランプ効率ηの測定結果をグラフ化したものを図14に示す。さらに、放電電荷量q0及びランプ効率ηの測定結果をグラフ化したものを図15に示す。図14及び図15において、「■」は実験No.1〜9(表2)を示し、「▲」は実験No.10〜42(表3)を示し、「×」は実験No.43〜72(表4)を示す。
図14から、ランプ効率ηを向上させるには、特許文献1のような「内部電極5と放電空間との静電容量」と「外部電極5と放電空間との静電容量」との大小関係では無く、内部電極11と外部電極12とによって形成されるバルブ10の内表面積当たりのランプ容量C0に着目すると良いことが分かる。具体的には、ランプ容量C0を小さくすると、ランプ効率ηが向上することが分かる。さらに具体的には、ランプ容量C0が2.8nF/m(実験No.2)未満となるとランプ効率ηが大幅に向上することが分かる。特に、ランプ容量C0が2.4nF/m(実験No.3)未満となると、より明確にランプ効率ηの向上が認められる。
さらに、図14から、外部電極12の形状が変わってもランプ効率ηとランプ容量C0との相関は同様の傾向を示すことが分かる。従って、ランプ効率は、外部電極12の形状に関わらず、ランプ容量C0に依存することが分かる。
本実験では、ランプ容量C0の最小値は0.5nF/mであるが、ランプ容量C0を小さくするほど放電電荷量が小さくなる、すなわち、ランプ電流が小さくなることから、さらにランプ容量C0を小さくすることができれば、ランプ効率は向上することになる。さらに、ランプ容量C0の下限値は、各発光デバイスで必要とされる輝度により決定される。ランプ容量C0が低くなると、同一駆動電圧の場合、ランプ1本の単位長さ当たりの輝度が低下する。通常は、電圧の増大や本数の増加により輝度を補うことが可能であるが、各発光デバイスの点灯回路の性能やコストの制約により輝度が確保できない場合にのみ、実用上ランプ容量の下限値が設定されることになる。
図15からすると、誘電体バリア型放電ランプの物理的な構成で決まるランプ容量C0に加えて印加電圧を加味した場合、すなわちバルブ10の内表面積当たり、かつ1回の放電毎の放電電荷量q0に着目した場合、放電電荷量q0が少なくなるとランプ効率ηが向上することが分かる。具体的には、放電電荷量q0が29.0μC/m(実験No.2)未満となるとランプ効率ηが大幅に向上することが分かる。特に、放電電荷量q0が21.67μC/m(実験No.34)未満となると、より明確にランプ効率ηの向上が認められる。
実験No.1〜72では、放電電荷量q0を低減するために入力電圧を低く設定するのではなく、前述のように入力電圧は一般的に点灯維持に必要とされる範囲内に設定し、ランプ容量C0を小さくすること(空隙距離dを大きくすること等)で放電電荷量q0を低減している点に特徴がある。入力電圧を低くしないことで、管内に印加される電界強度E(入力電圧及びランプ電圧V0に比例する)を高く保つことができ、準安定状態に多くのキセノンを励起できると推察される。さらに、放電電荷量q0を低くすることでキセノンのイオン化を防ぐことができ、ランプ効率ηが従来の予測を超えて向上したと推測される。
本発明は、以下の理論的な考察に基づいて前述の実験の結果として達成されたものである。一般的に、ランプ電流Iを少なくすると、ランプ効率ηが高くなることが知られている。しかし、誘電体バリア型放電ランプの物理的な構成が定まれば、その構成に対して最大のランプ効率ηを得ることができる最適なランプ電圧V0が存在し、この最適なランプ電圧V0から更にランプ電圧を低下させてランプ電流Iを低減させてもランプ効率は向上しない。そこで、本発明者は、電界強度Eを高く保ちつつ、ランプ電流I(放電電荷量q0)を低減することができれば更に効率向上につながると考え、電界強度Eを高くする構成として、ランプ容量C0を小さくする構成に気づいた。すなわち、ランプ電圧V0は点灯維持に必要とされる範囲内ないしは、製品として実用的な範囲に設定し、かつ、ランプ容量C0を小さくする構成(バルブ10と外部電極12との空隙距離dを大きく、あるいは、外部電極12とバルブ10内の放電空間との誘電率を小さくする構成)にすることで、電界強度Eを高く保ちつつ電荷量Qを小さくする構成に気づいた。この構成でランプ効率ηを実際に測定した結果、図14及び図15に示すように、ランプ効率が急激に向上するランプ容量C0及び放電電荷量q0の値を新たに見つけ出した。
ランプ効率を急激に上昇させるランプ容量C0の範囲を実現するには、外部電極12とバルブ10との空隙距離dを大きくすることが実用的である。前述のように現在発見されている物質において誘電率が最も小さい物質が空気であり、空隙距離dは単に外部電極12をバルブ10からより離れた位置に配置するだけで大きくできるからである。
図1Aを参照すると、本実施形態の誘電体バリア型放電ランプ100は、液晶表示装置900用の面光源デバイスであるバックライト装置700の一部を構成し、拡散板701の光入射面701a側に配置されている。図1A,2Aにおいて紙面に対して垂直な方向に複数の誘電体バリア型放電ランプ100A,100Bが互いに平行となる姿勢で配置される。拡散板701の光出射面701b側には、光を散乱させるための拡散シート702、放射される光の方位を限定するためのプリズムシート703、及び放出される光の偏光を制限する偏光シート704が積層状態で配置されている。誘電体バリア型放電ランプ100、拡散板701、及び光学シート702〜704は筐体705内に収容されている。偏光シート704の前面に液晶パネル800が配置されている。誘電体バリア型放電ランプ100の発する光は、拡散板701の光出射面701bから出射し、光学シート702〜704を透過して液晶パネル800を背面側から照射する。
なお、本バックライト700は、液晶表示装置用バックライトとして説明したが、液晶表示装置以外の面光源として使用できる。例えば、看板用のバックライト、室内用照明光源、車内用照明光源等である。
本発明の誘電体バリア型放電ランプは、液晶表示装置用のバックライト光源、看板用バックライト光源、室内用照明光源、車内用照明光源等として有用である。
本発明の実施形態における誘電体バリア型放電ランプ100(外部電極非接触型)の管軸方向での模式的な断面図。 図1AのI−I線での断面図。 実施形態における誘電体バリア型放電ランプ100(外部電極接触型)の管軸と直交する方向での模式的な断面図。 本発明の実施形態における誘電体バリア型放電ランプ100の等価回路図。 ランプ容量及び放電電荷量を測定するための構成の模式的な断面図。 図4Aの等価回路図。 V−Qリサージュ波形図。 コの字状の外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸と直交する方向での模式的な断面図。 コの字状の外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸方向での模式的な断面図。 放物面状の外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸と直交する方向での模式的な断面図。 放物面状の外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸方向での模式的な断面図。 平板状の外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸と直交する方向での模式的な断面図。 直線状のワイヤからなる外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸と直交する方向での模式的な断面図。 逆V字状の外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸と直交する方向での模式的な断面図。 逆V字状の外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸方向での模式的な断面図。 平板状の外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸と直交する方向での模式的な断面図。 平板状の外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸方向での模式的な断面図。 バルブに対して間隔をあけて巻回したワイヤと平板により構成された外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸と直交する方向での模式的な断面図。 バルブに対して間隔をあけて巻回したワイヤと平板により構成された外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸方向での模式的な断面図。 バルブに対して間隔をあけて巻回したワイヤからなる外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸と直交する方向での模式的な断面図。 バルブに対して間隔をあけて巻回したワイヤからなる外部電極を備える誘電体バリア型放電ランプの管軸方向での模式的な断面図。 ランプ容量とランプ効率の関係を示すグラフ。 放電電荷量とランプ効率の関係を示すグラフ。 従来の希ガス蛍光ランプ1の断面図。
符号の説明
100,300 誘電体バリア型放電ランプ装置
10 バルブ
11,11A,11B 内部電極
12 外部電極
12a 平板
12b ワイヤ
13 蛍光体
14 点灯回路
15 グランド
17 保持部材
700 バックライト装置
701 拡散板
702 拡散シート
703 プリズムシート
704 偏光シート
705 筐体
800 液晶パネル
900 液晶表示装置

Claims (10)

  1. 希ガスを含む放電媒体が封入されたバルブと、
    前記バルブに配置された第1及び第2の電極と
    を備え、
    前記第1及び第2の電極間における前記バルブの内表面積当たりのランプ容量が2.8nF/m未満である、誘電体バリア型放電ランプ。
  2. 前記バルブの内表面積当たりのランプ容量が2.4nF/m未満である、請求項1に記載の誘電体バリア型放電ランプ。
  3. 前記第1の電極が前記バルブの内部に配置され、前記第2の電極が前記バルブの外部に配置されている、請求項1に記載の誘電体バリア型放電ランプ。
  4. 前記第2の電極は前記バルブと離隔して配置されている、請求項3に記載の誘電体バリア型放電ランプ。
  5. 希ガスを含む放電媒体が封入されたバルブと、
    前記バルブに配置された第1及び第2の電極と、
    前記第1及び第2の電極間に交流電圧を印加し、誘電体バリア放電を繰り返し発生させて前記希ガスをプラズマ化して発光させる点灯回路と
    を備え、
    前記第1及び第2の電極間における、前記バルブの内表面積当たり、かつ1回の放電毎の放電電荷量が29.0μC/m未満である、誘電体バリア型放電ランプ。
  6. 前記点灯回路から前記第1及び第2の電極間に印加される電圧は、ピーク・ツー・ピーク値で1.25kV以上3.2kV以下である、請求項5に記載の誘電体バリア型放電ランプ。
  7. 前記第1の電極が前記バルブの内部に配置され、前記第2の電極が前記バルブの外部に配置されている、請求項5に記載の誘電体バリア型放電ランプ。
  8. 前記第2の電極は前記バルブと離隔して配置されている、請求項7に記載の誘電体バリア型放電ランプ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の誘電体バリア型放電ランプと、
    光入射面と光出射面とを備え、前記誘電体バリア型放電ランプから発せられる光を前記光入射面から前記光出射面に導いて出射させる拡散板と
    を備える、バックライト装置。
  10. 請求項9に記載のバックライト装置と、
    前記拡散板の前記光出射面に対向して配置された液晶パネルと
    を備える、液晶表示装置。
JP2007526076A 2006-01-25 2007-01-25 誘電体バリア型放電ランプ、バックライト装置、及び液晶表示装置 Expired - Fee Related JP4041159B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006015897 2006-01-25
JP2006015897 2006-01-25
PCT/JP2007/051151 WO2007086453A1 (ja) 2006-01-25 2007-01-25 誘電体バリア型放電ランプ、バックライト装置、及び液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4041159B2 true JP4041159B2 (ja) 2008-01-30
JPWO2007086453A1 JPWO2007086453A1 (ja) 2009-06-18

Family

ID=38309241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007526076A Expired - Fee Related JP4041159B2 (ja) 2006-01-25 2007-01-25 誘電体バリア型放電ランプ、バックライト装置、及び液晶表示装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20090103007A1 (ja)
EP (1) EP1981062A1 (ja)
JP (1) JP4041159B2 (ja)
CN (1) CN101346798A (ja)
WO (1) WO2007086453A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201144662A (en) * 2010-04-27 2011-12-16 Toshiba Lighting & Amp Technology Corp Luminous element lamp of fluorescent lamp shape and illumination tool

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3171004B2 (ja) * 1994-04-15 2001-05-28 ウシオ電機株式会社 誘電体バリヤ放電ランプ
DE10014407A1 (de) * 2000-03-24 2001-09-27 Philips Corp Intellectual Pty Niederdruckgasentladungslampe
JP4401003B2 (ja) * 2000-07-06 2010-01-20 パナソニック株式会社 発光デバイス
JP2002208379A (ja) 2001-01-05 2002-07-26 Ushio Inc 希ガス蛍光ランプ
JP2004063125A (ja) * 2002-07-25 2004-02-26 Harison Toshiba Lighting Corp 放電ランプ点灯装置、放電ランプ点灯方法および照明装置
JP3881368B2 (ja) * 2003-08-29 2007-02-14 松下電器産業株式会社 光源装置、照明装置、及び液晶表示装置
JP3893404B2 (ja) * 2003-12-09 2007-03-14 松下電器産業株式会社 光源装置、照明装置、及び液晶表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2007086453A1 (ja) 2009-06-18
WO2007086453A1 (ja) 2007-08-02
EP1981062A1 (en) 2008-10-15
CN101346798A (zh) 2009-01-14
US20090103007A1 (en) 2009-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4129049B2 (ja) 誘電体バリア放電ランプ装置及び液晶用バックライト
US20060139934A1 (en) Light source device, lighting device and liquid crystal display device
TW558732B (en) Light source apparatus and liquid crystal display apparatus using the same
JP4171060B2 (ja) 照明装置及び液晶表示装置
JP4041159B2 (ja) 誘電体バリア型放電ランプ、バックライト装置、及び液晶表示装置
JP4125778B2 (ja) 誘電体バリア型放電ランプ、バックライト装置、及び液晶表示装置
JP2006313734A (ja) 光源装置、照明装置、及び液晶表示装置
JP3966284B2 (ja) 放電灯装置
JP4081136B2 (ja) 誘電体バリア放電ランプ
US6906461B2 (en) Light source device with inner and outer electrodes and liquid crystal display device
US20100019685A1 (en) Dielectric barrier discharge lamp lighting apparatus
JP2008243521A (ja) 誘電体バリア型放電ランプ
JP2004281367A (ja) 光源装置およびそれを用いた液晶ディスプレイ
JP2007073254A (ja) 外部電極放電ランプ
JP2003257378A (ja) 光源装置および液晶表示装置
KR101196266B1 (ko) 액정표시장치용 형광램프
JP4424496B2 (ja) 光源装置
JP2006049236A (ja) 放電灯装置、光源装置及び液晶表示装置
JP2006164869A (ja) 光源装置及びこれを用いた液晶表示装置
JP2008243408A (ja) 光源装置及びこれを用いた液晶表示装置
JP2010140637A (ja) 誘電体バリア放電ランプ及びこれを用いた液晶表示装置
JP2007095559A (ja) 発光装置及びこれを用いた液晶表示装置
KR20070115186A (ko) 액정표시장치용 형광램프
JP2008004473A (ja) 冷陰極蛍光ランプ及びバックライト装置
KR20060100521A (ko) 액정표시장치용 형광램프

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071009

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070613

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070613

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070613